離れられない、逃がしてやれない

hanare rarenai nigashite yarenai

離れられない、逃がしてやれない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×255
  • 萌23
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

83

レビュー数
18
得点
494
評価数
123
平均
4.1 / 5
神率
32.5%
著者
ゆいつ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866537740

あらすじ

幼馴染の銀河と琉叶。
銀河は、泣き虫だった自分をいつも守ってくれた、強くて眩しい琉叶のことがずっと大好きだった。
幼馴染として、親友として、いつも近くにいられたから、それで満足していた。
友人から『誰かに掻っ攫われるぞ』と発破をかけられても、どうしても一歩が踏み出せない銀河。
誰かに取られたくはないけれど、気持ちを伝える勇気もない…そんな葛藤を抱えていたある日、酔った勢いで抑えきれない気持ちが溢れてしまい…?

表題作離れられない、逃がしてやれない

銀河、モデル
琉叶、無職

その他の収録作品

  • 描き下ろし:数日後
  • あとがき
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数18

いつも自分を取り繕わず正直でよろしい

 幼馴染同士で片方の家で一緒に過ごす時間も多く、いろいろ勝手知ったる間柄の銀河と琉叶。銀河の方は長い片想いをしていますが、それが実る時は今まで悩んでいたのは一体何だったんだと思うほど呆気なく訪れます。琉叶というキャラクターがもやもやした気持ちを溜め込まない、何でもオープンな性格なおかげですね。じめじめしていない受けは貴重なので、彼のようなキャラは大歓迎です。あっさり事が運んでいくのであまりドキドキ感などもなかったですが、テンポの良さはこの2人らしいなと思いました。もし続編があるとしたら、やりがいを持てる仕事に励んでいる琉叶や、男らしく頼り甲斐のある銀河が見れたら嬉しいですね。

0

幼馴染同士のちょっともだもだした可愛い恋

ゆいつ先生は好きな作家様で、全作既読です。こちらも試し読みして面白そうだったので購入しました。

幼馴染ものですね。
銀河(攻)と琉叶(るか)(受)、幼い頃から仲良しの親友同士。でも銀河は20年近くずっと片思いで…というお話。

二人のお顔や表情がとても魅力的だなと思いました。
銀河は一重瞼のスッキリしたクールなお顔。でも琉叶のことになると、真っ赤になっちゃうのがかわいい。
琉叶は二重のお目々ぱっちりで可愛らしいお顔。でも太眉で性格もさっぱりしてて男前。

ゆいつ先生なので、もちろん二人の体もしっかりしてて美しい。特に銀河は筋トレしていて筋肉ムキムキでかっこいい♡

銀河が酔って琉叶に気持ちを言ってしまってから、琉叶も銀河を意識し出す。
琉叶が銀河にちょっかい出して、グイグイキスしてくるシーン好きです。
琉叶はエロチックだし、真っ赤になって戸惑う銀河がすごくかわいい。

銀河はちょっとヘタレなワンコ。琉叶に迫られても、なかなか一歩を踏み出せない(20年も拗らせてるからな〜)。
一方琉叶は男前にストレートに銀河に迫る。
銀河が何度も「やっぱりできない」「怖い」みたいにひよるのを、琉叶が男前に引っ張ってあげる感じ。
う〜ん、銀河のこのヘタレ具合は私の好みからはちょっと外れるかも。

終盤は、銀河のモデルの仕事が多忙となり、なかなか会えなくて今度は琉叶がひよっちゃった、あらあら!最後は銀河も男気見せてがんばった、よかったよかった。

幼馴染同士の可愛い恋愛だったけど、ヘタレワンコ攻め×男前受けというのが、自分にはちょっと響かないみたいで、あんまり萌えは感じられなかったです、残念!
(本作は受けがグイグイくるのですが、攻めがグイグイの方が好みなので。)

でもゆいつ先生の綺麗な絵柄と美男二人を堪能できました。濡れ場の肉体美も素晴らしいです!

後書きに、また機会があれば描いてみたいとのことなので、続編ありそうですね。

紙本 細めの白短冊修正(筋などもよく見えて迫力あります。エロいです!)

2

ゆいつ先生の描く執着攻めは最高

あらすじに「幼馴染同士の焦れ恋」とあり買うしかないなと思って買いました!
長年の片思いが叶った瞬間の攻めの幸せそうな顔と言ったら…最高でした。

1

絵がさらに進化している!

ゆいつ先生ってば、絵がまた進化、変身中ですの?
写実的で質感も含め、すぐそこに彼らがいるように感じられました。どこまで上手くなっちゃうんだ〜

顔の良いふたりのアップカットが多くお話もシンプル。画力に特化した構成で読みやすかったです。

ゆいつ先生の作品においてDDなど若者を描く「白ゆいつ」とホストや反社を描く「黒ゆいつ」がいるとするならば、わたしは「黒ゆいつ」派だなぁとずっと思っていました。
でもね、このルックスで中身は健気。ずっと琉叶に片思いしてる銀河が可愛くて「白ゆいつ」もなかなか良いなぁと思い始めました。

グダグダ言ってる銀河と真逆で興味のあることには手を出さずにはいられない琉叶のサッパリした性格がふたりの距離をグッと一気に縮めていきます。 

これ続きあるでしょ?なきゃオカシイよ。琉叶の眉にある傷の理由とかまだ聞いてないし。
魅力あるふたりのその後が読みたいです!

2

執着愛好きは、タイトルから大優勝だと思った作品!!

攻めの上腕の筋肉隆々さが、まず素敵でしたァァ.✧·゚*.⋆꙳


そんな幼なじみで性格も真逆な2人の、受けの一言がきっかけでモデルを始めた男×仕事を辞めたばかりの男のお話。

タイトルからして執着愛好き的には堪らん!! と思っていたらやっぱり予想を裏切らない展開でした。
攻めがとにかく小さい頃から受けを好きすぎて、でもその気持ちを気付かれないように上手く隠してる健気さが可愛い!!

そして受けが攻めの本音を暴こうと積極的なのもまたよかったです。


あと個人的に小さい頃と立場逆転するの大好きマンなので、そこも良きでした。

ゆいつ先生の作品の執着愛は、いつもどストライクすぎて、今回も信頼感しかなかった1冊でした。

3

無自覚両想いな幼馴染男子たち

ゆいつ先生の描かれる眼福男子たちのイチャ甘、
毎度ながらこの度も存分に目に心に癒していただきました。

どちらも男前だし、ヘタレ攻め×男前受けなので
はじめはどちらがどっち?と目が左右で泳いでしまったけれど、
読んでいくうちにしっくりと馴染んでゆきました。

今作は幼馴染み同士のお話。
子供の頃からずっと一緒だった琉叶に想いを寄せてきた銀河。
普段から距離感バグっているので、もしや琉叶の方も?なんて
期待してしまうもどうやらそういうわけでもないようでじれじれ。

誰よりも近くにいるのに一向にその気持ちに気付いてもらえず、
思わせぶりな距離感にドキドキしたり、絶望したりする銀河の
心中が切ない…。

けれど、ある日銀河の寝言から偶然彼の気持ちを知ってしまう琉叶。
予想外に好意を知ってしまうも嫌悪するどころか意識しだしてしまい…。

たぶん無自覚に両片想いだったんだよね?
銀河が自分を好きだとわかると攻守が逆転しだす二人。
キスからその先へもぐいぐい迫ってゆく琉叶ですが、
こんなことならもっと早く気付いてあげればよかったのに…!

その後はほんの少しのすれ違いはあったりするものの、
大きな波風は立つこともなく順調に幼馴染から恋人へ。

幼馴染みの頃から周囲の友人たちとは一線を画して
互いが特別同士でベタベタしていた琉叶と銀河ですが、
恋人同士になってからはいっそうベタ甘で二人の世界でした♡


二人の共通の友人で何度か登場しているちえみくん。
顔も耳も穴だらけだし、目つきも悪いけれど、
銀河の片想いもその後の二人のことも相談に乗ったりと、
本作において二人以外の唯一の名前の出てくる登場人物ということもあり、
ナイスフォロワーでした♪

2

ゆいつ先生平常運転

作家様買いです。
先生は毎回力技でコミックスを1冊分創り上げます。
ストーリーはあってないようなもの(失礼)。
大事なのは第1なのは2人の関係性とキャラ、たぶんそれだけしっかりさせれば、2人の日常を細々あれこれ想像しながらネームが出来ていくのでは?

今回は幼馴染、お互いの部屋に勝手に入りベッドでくっつきあって眠っても平気、もう兄弟みたいというか兄弟でもここまで濃い関係ではないような。
モデルの銀河は20年近く幼馴染の琉叶に片想い。
銀河はイケメンだけどかなりヘタレで琉叶は可愛い顔だけど漢気溢れてて行動力半端ない。

琉叶のキャラなら話はサクサク進みます、チラッと銀河が自身の気持ちを覗かせさえすれば。
なんで琉叶は銀河の気持ちに応じたの??
なんて言うのは野暮、2人は最初から濃密な間柄だったのだから性愛込みの関係になったって全然ナチュラルだったんです、むしろ恋人同士に移行しない方が不思議不自然というもんです。

相変わらず今回も先生の描く男のカラダとその絡みがなんとも言えず肉感的でヨいです!
よだれもんです。
でももっと絡んでほしかったかなあ。
不足分は特典リーフレットで。
どれもエロティックでサービス満点でした。


2

質感が伝わる美しさ

ストーリーとしては王道ですが、ますます美麗な絵に圧倒されます。
幼なじみの仲の良さ、距離の近さが自然に感じる描写。
肌が触れ合う気持ち良さ、質感が伝わってくる絵にうっとりします。
顔立ちの美しさ、造形、立体感がわかる角度のついた描き方が好きです。

琉叶が銀河に触れられることが嫌じゃない、自分のことが好きならそう言わせたいと触れられたり触れるシーンに引き込まれました。
琉叶への気持ちは絶対に言えないと思っていた銀河だけどキスされたりあれだけ迫られるとあっさり認めちゃう。
なんかぬるっとくっついた?!とこういうのもありよね〜とおもしろかったんですが。
すれ違いがあったり、後々お互いどう思っているかをすり合わせることもちゃんとして。
自分は相手につり合わないんじゃないかとそれぞれ思っていることも話ができて。
やっぱり相手のことが好き、一生一緒だからなというラストがよかったです。

銀河がモデルとしてかっこいい姿を全身で引きで見られたら美しく映えるだろうなぁ、見てみたかったなぁと個人的には思いました。
おでこが見える銀河が凛々しくて好きです。

3

後悔なんて無い関係

ゆいつ先生の絵が本当に好きなので、今回もたくさんの魅力的な肉体美をありがとうございます!!という感じでした。
身体だけではなく人間味を感じる表情もすごくイイ。格好いいのに笑顔が可愛いってすごい破壊力では…?と何度も悶えました(笑)

幼い頃から一緒にいた幼馴染同士の銀河と琉叶。親友として付き合ってきたけれど実はずっと銀河は琉叶に片想いをしているという、ストーリー自体はわりとあっさりめでしたが。
銀河が抱えているもどかしい感情はシンプルな展開だからこそ伝わるモノがあったと思うので、大きな波がない中でふたりの日々に変化が訪れる様子が心地よかったです。

琉叶への想いを隠し通してきた銀河のこれまではきっとツラい時もあったと思うのですが、そういう部分も全部吹き飛ぶような幸せが訪れてくれて本当に良かったなと思いました。

そして描き下ろしのふたりの絡みのエロさがもう最高で…!本当にいいものを見せてもらいました。大満足。
彼らのその後もぜひ見てみたいです。

3

ヘタレ一途攻めに萌え!

幼馴染への、20年近くに渡る片想い(攻→受)。

正直なところ最初、ちょっと絵柄が苦手かなあ…と思ったのですが。

ヘタレな一途攻め君が個人的にめちゃめちゃ良かった…!
受けの琉叶の積極性がなければ、きっと一生想いを告げられなかったんだろうな、ってぐらいの奥手な感じも良かった。
琉叶が好奇心旺盛、行動力の塊タイプ(←作者様いわく)で本当良かったね…!

銀河(攻)のヘタレなところとモデルの仕事時のキリッとしたかっこよさ、嫉妬されて喜ぶ可愛さ…その多面性?にきゅんと来てしまいました。

正反対でお似合いの二人( ̄∀ ̄)
琉叶はまだ次の仕事が見つかってないみたいですが、その積極性ですぐ仕事も見つけ、そんな姿を見た銀河はまた琉叶のことをかっこいい、と思うんだろうな。

何年か後の姿もぜひ覗いてみたいな、と思える二人でした◎

3

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