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uso to kiss to junjou
表題作『嘘とキスと純情』
シリーズ 4話+描き下ろし
馬場×羽鳥
主人公の社会人一年目の馬場が、
運命的な恋に巻き込まれる。
というお話。
馬場が大学生の頃、
終電ギリギリの駅のベンチで
男が眠る男にキスする光景を目撃した。
その衝撃が忘れられなくて・・・。
なんと、そのキスする男はーー
馬場が入社した会社の教育係である羽鳥。
羽鳥は、
クールで愛想がなく、
怖いイメージがあって、仕事も超一流。
常に涼しい顔をしているけれど、
実は心の中の純粋な恋心がドデカい。
その恋が叶わないってわかっても、
ただ好きな人が幸せでいてくれればいという想いがハートにグッとくる!
彼の内側に痛いほど感情が溢れていて
どんな秘めたる魅力が隠れているのか、
読んでいるうちに気になってしょうがないのよ!
馬場は最初は羽鳥のことをビビっていたけど、
羽鳥の報われない片思いを知ってから、
彼のことが気になっていって、
さらに、彼のカッコよさや、諦めない強さに惹かれていく。
単純に恋している羽鳥が好きなのかな?
それとも違うのかな?
羽鳥その人が大好きなんだよね!絶対。
馬場は、羽鳥を幸せにするために、
彼に向かって「俺のこと、好きになってください」と
新しい恋を始めることを宣言。
馬場の真っ直ぐでガンガンアピールに
羽鳥は最初にイマイチの塩対応だが、
次第にクーデレになっていく。
そのギャップ萌えがとっても可愛い!
羽鳥が囁く嘘っぱいキスには、
胸がざわめく不安定な恋心を感じさせ、
切なさが漂っている。
馬場の純情のキスは、
永遠に終わらない幸せを約束してくれるみたい
愛おしさが溢れていている。
2人の儚い感情になんだか心をもどかしくさせつつ、
馬場の一途で守護者みたいなワンコ精神に、
羽鳥の痛みを抱えた恋心が徐々に癒されて、
1歩1歩馬場に近づいていて、
キスによる触れ合いで、
苦みが少しずつ甘さに変わっていく2人の関係が、
胸いっぱいで心躍らされた!
ハッピーな両思いは最高最高!
馬場が9、羽鳥が1!? というアンバランスだからね、
もっと頑張って、馬場!
羽鳥の心をガッチリ掴んで、
2人でもっと幸せになって!
連弾の「大好き」もよすぎる!
描き下ろしの羽鳥視点で、
やっぱり私の心は馬場のことが気になって仕方ないのよね。
2人とも純情で可愛い。
同時収録『恋とは不思議なものだから 』単話
高校生のの青春の一ページ。
一宮が変わり者で有名な同級生の
小野寺と初めて話した瞬間から心がドキドキ・・・。
ある日、小野寺に耳の穴を見られて、
ハプニングに・・・
それが一宮の恋心がどんどん深まっていくのだ。
恋の不思議さや、
甘酸っぱさを詰まった
2人の関係にキュンキュンすること間違いない。
木下けい子先生の繊細な世界は、
恋愛の複雑さがリアルに描かれていて、
心の奥深くに響くような作品ばかり。
毎回もストーリーにどっぷりと浸って、
思いっきり楽しんでいました。
キュンとくるリーマンBLストーリー、良いですね!
恋に一生懸命な後輩・馬場のくるくる変わる表情と、ひたむきなアプローチが画面いっぱいに映える素敵な作品でした。
コミカルなシーンが多く楽しいテンションで読めるのも良かったです。なんか不穏な感じになるかな〜…と思っても、くるんとプラス方向にシフトチェンジ。胸が痛む場面がさほど無く穏やかに読むことができました。
派手な物語じゃありません。でも派手じゃないからこそ日常の世界線のキュンが引き立っています。
同僚に恋をする先輩・羽鳥と、羽鳥に恋をする後輩・馬場。馬場は酔い潰れた間下にこっそりキスをする羽鳥の姿に心臓射抜かれて恋に落ちました。その後、同じ会社の先輩であることが判明し、羽鳥大好きライフが始まります。
馬場→羽鳥→間下(羽鳥同僚)
こうした恋愛の図式が成り立つ馬場の恋は、なかなかうまく運びません。間下に秘めた恋をしている羽鳥を振り向かせるのは一筋縄じゃいかない上に、この馬場はちょっと危なかっかしいというか…いや、羽鳥を思っての優しさなんですが、どうも空回りしてしまうことが多く、羽鳥を怒らせることもしばしば。
でも馬場の行動は憎めません。というかグッジョブ!
同僚の間下が羽鳥の想いを知らないから、ナチュラルに傷付ける言動が多いんですよね。悪気がないだけに地味にイライラします。そんな間下の無遠慮な発言から羽鳥を守るための馬場の行動に、羽鳥への恋心の本気度と馬場の優しさを垣間見ることが出来て、キュンどころか胸アツ。こんなにハートが熱い男を応援しない理由がありませんっっ。
好きの気持ちを隠さないアツい男・馬場に対して塩対応の羽鳥の対比が何ともやるせないけど、時たま見せる羽鳥の照れ顔がレアで素敵。
2人の関係が進むか進まないかのその先は、ぜひ実際に読んでみて欲しいと思います。
エロ多めの作品も大好きな私ですが、この作品のように少しのキスシーンがあるだけの作品も大好き。「恋愛」を楽しむというよりは「恋を」楽しむ作品ですね。
「恋せよ乙女」ならぬ、恋するおとこの切なくも楽しい、そしてエールを送りたくなる素敵な物語でした。作品全体のふんわりした空気感も含めて楽しんで欲しいです。
表題作の他に、高校生ものの作品が一編収録されていますが、表題作のみ語らせて頂きました。
まだ好きと言う関係だけで恋人とも言えないけど、2人の関係に激萌でした。
数々の名作を生み出してきた木下けい子先生だけに、ちょっとした表情とか言葉のやり取りが秀逸でした。
エロは要らないから2人のお互いに対する感情が同じくらいに育つまでを読みたかったですね。
馬場は真下の事をいい人で器が大きいと認めてたけれども、個人的に1番嫌なタイプのノンケ男でした。羽鳥が彼を好きになった理由が理解出来ませんでした。
それに比べて愚直なほどの馬場の羽鳥に対する思いは素敵でした。ちょっとドジっ子なのもご愛嬌ですね。
まるまる表題作ではなくて、男子高校生の瑞々しい恋のお話も収録されていました。こちらのお話も可愛くて素敵でしたが、出来れば表題作をもっと読みたかったです。
これで終わりなんでしょうか?新たな名作になりそうな作品だっただけに、もっとこの先を読んで見たかったです。
出来ればベタベタして来る真下を羽鳥が冷たくあしらうシーンが読んでみたいと思いました。
大好きな木下けい子先生のリーマンもの。
後輩×先輩の再会(と言えるかな)愛。
どことなく魔性の雰囲気を持つ格好いい先輩、羽鳥にドキドキ・:*+.
内容です。
社会人一年目の馬場(攻)。まだ大学生だった頃、終電間際に駅に駆け込んだところ、ホームのベンチで男にキスしている男ー羽鳥を目撃します。
「秘密だよ」とでも言うように黙って指を唇に当てた男の表情が印象的で、ずっと忘れられずにいたのですが、入社した会社で自分の指導係になったのは、なんとあの時男にキスをしていた男、羽鳥でした。
クールで厳しい羽鳥に「抱いていた印象と違うな」とは思ったものの、一緒に過ごすうちにだんだん惹かれていく自分に気付きー
と進むお話。
可愛いワンコ系後輩の馬場が真っ赤な顔で必死になって「忘れてくださいよ それで俺の事好きになってくださいよ」と言うシーンが胸に刺さりまくり!
それで、それで、その次の羽鳥パイセンのアクションにも心臓が止まるかと思いました。ドキドキが過ぎて。
羽鳥の言動にいちいち振り回されてる馬場が可愛くて微笑ましくて、クスッと笑っちゃいます。
クールで小悪魔系の羽鳥に振り回されてる馬場くんの天然っぽさもたまらなくて。
「キスしたら殴る」って言われたら、普通黙って手を引くところなのに「えっじゃあ 殴っていいんで キスさせてください」とか。なんじゃそりゃ笑
グイグイ押してくる後輩くんの素直さ、青さとキラめきが眩しい一冊でした✨
そしてこちらの本編とは別に、巻末には高校生同士の恋を描いた「恋とは不思議なものだから」が入っています。
これ…もうね…めちゃくちゃ青春でピュアで可愛くて切なくて萌えました…!
いろんな方に読んでいただきたい!と鼻息荒く興奮気味に言っちゃう。
早く続きが読みたいな…
2月に「京極家の結婚」シリーズの最新刊が出るので、しばらくはそちらで木下先生を補給しますが、こちらの「嘘とキスー」の続刊も楽しみにしています(*´꒳`*)
作家買い。
なんだろう、木下さん作品の表紙って思わず手に取ってしまう魅力があるんです。絵柄なのか、色遣いなのか?素敵なのです。
で、中身も最高によろしかった…。
ほぼ表題作ですが、1話だけ単話が収録されています。
表題作「嘘とキスと純情」。
主人公は馬場くん。彼は終電に乗るために必死で駅のホームに駆け上がり、危なかった、間に合った…、とほっと思う間もなく、ベンチの駅で一人の男性にキスをしている男を見かける。
え、どっちも男だったよなあ…。
としばらく余韻に浸っていたが、そのキスをしていた男・羽鳥に職場で再会することに。しかも、羽鳥は新人である自分の教育係の先輩で…?
というお話。
ストーリーとしては目新しいものはなく、よくあるストーリーと言っていいと思います。羽鳥はなぜ男(間下という名の羽鳥さんの友人)にキスをしていたのか、羽鳥さんと間下さんの関係は、そして羽鳥さんと馬場くんの関係はー。
もう、これだけで腐女子の皆さんには彼らの関係が分かってしまうのでは、と思ったりするのですが、この既視感ありありのストーリーに、木下先生ならではのエッセンスが加味されていく。もう、これだけでおかわり何回できるかわからないほどの萌えに満ち溢れてしまう。
木下さんの絵柄はどちらかというと淡々としてるっていうんですかね。
あっさりした絵柄で、それゆえに体温が低い感じがするんですけれど、彼らの内に秘めた恋心がじんわりと染みわたってくる。表情やしぐさ一つで彼らの内面を見せる圧倒的な画力がとにかく素晴らしい。
間下さんに向ける、羽鳥さんのひたむきな想い。
そんな羽鳥さんに恋をしてしまったわんこの鏡のような馬場くん。
この二人の温度差が、きちんと読み取れる。
そして、言葉選びがまた良い。
羽鳥さんのカチカチに固まってしまった心の扉を、まさに馬場くんがこじ開けた。こじ開ける、というちょっと語弊があるかも。
馬場くんは、羽鳥さんのかたくなな心の扉を開ける、まさに「カギ」だった。
まっすぐで誠実な言葉と愛情で、羽鳥さんの心を溶かしていった。
まさに純愛。
そしてタイトルにもつけられている「キス」。
このワードがもう、もう…!
最近、キスというと官能の塊、のようなキスシーンばかりをBLで読んでいた気がしますが、羽鳥さんの仕掛けるキスはさながら祈りのよう。自分のあふれ出す想いを、相手に届けたい、でも気付いてほしくはない、そんなどうしようもない愛情と温かさと優しさに満ちたそんなキス。押し付けることのない彼の愛情(=キス)に、もう萌えが滾って仕方なかった。
ちなみにこの二人、最後までエチシーンはなし。
でもそれがいい。
恋人になってのエチエチな濡れ場が見たかった気もしますが、濡れ場がなくてなお読ませる二人の愛情が、今作品にはあふれています。
木下さんの描くリーマンて最高だな…、と思いつつ読み進めましたが、単話の二人は高校生のお話。
やだ、木下さんの描かれる高校生って最高!
と思ってしまい、結局木下さん作品はどれも最高、という。
読後心がほっこり温かくなる、そんな1冊でした。
木下先生やっぱり流れるようにストーリーに入り込めで読みやすいわ〜と毎作思います。
□表題作
さすが要所要所で見せ場があってよかったです。
例えば
・馬場が羽鳥に片思いは無意味、新しい恋始めましょうと言い羽鳥の「バッカだなぁ お前」の後、馬場が資料を忘れるとこ
・馬場曰く「(羽鳥は)この人に好かれたいっていうナゾのオーラがでてるんだよネ」
・馬場が羽鳥を好きだとわかりキスをして「ま、がんばってみれば?」←これはかっこいい
・馬場「本気で検討して下さい」羽鳥が持っていたパンの上から具が落ちる←心の動揺の表れで上手い
これらの場面が好きでした。
ただストーリー的には、馬場がぐいぐいいくなと思ったら陽キャなパリピなのがちょっと苦手なのと、もう気持ちは落ちていそうな羽鳥が拒んだり受け入れたりがどうなん?と思うところがありました。
□恋とは不思議なものだから
こちらがめちゃくちゃ好きでした。
木下先生が描く変人とそれに翻弄されながら惹かれるピュアっ子のお話大好きです(由利先生シリーズとか)
小野寺はいつもひとりでいるけどまったく淋しそうでなく…というのがまず好きだし。
耳の穴を見られるのがめちゃくちゃ恥ずかしいのくだり。ずっと声出して笑いました。
真顔で変なことを言う小野寺と、一宮の「いやあ‼︎やらしい‼︎」とかのリアクション。
そして小野寺の「君 耳の穴凄くかわいかったから好み」もおもしろいし。
「何聞いてんの? 君」に対し泣きながら「俺 おまえが好きになったんだけど」「でもごめんムリ」「俺凡人だから〜」の返しがそうくる?と笑えるし
そこからのやりとりがもう最高でした。
こんな2人をもっと見てみたいです。
木下先生の描かれる年下×年上は、じわじわもだもだと進んでいく関係性が味わえて心に沁み入りますね。
直接的な言葉の出てこない関係性は、キャラたちの表情で雄弁に語ってくれます。
個人的に好きなのは、年上に翻弄される年下攻めの構図。
とくに木下先生の年上受けは、近づかせておいて一瞬で線引きしてしまう、かなりずるい大人が多いなあと思います。
年下攻めが可哀想に見えてくるときもあるのですが、絶対諦めないところが良いところ。
「好きでごめんなさい」なんてセリフ、切実すぎてキュンときます。好きすぎて泣いてしまうところは、受けが心を掴まれるのも納得です。
受けに許しをもらえてからの攻めのワンコ具合は可愛すぎます。
まだまだこれからな関係なので、続きがどうなるのか楽しみで仕方ありません。
幸せで楽しい時間が過ごせますように。
いやまぁ 君恋なんすわ よくよく見たら
~それでも僕は君に恋をする~
集英社が贈る「純愛」をテーマにしたコミックスサイズのBLレーベル ←どっかの受け売り
純愛それは… 不純と煩悩の塊のあたしではちょっと理解できないので 辞書によると
ひたすらな愛情 ずんすいな愛 ←また言えてない
さて 滑舌の悪さを発揮したところで
※「じ」に「ゃ・ゅ・ょ」がつくのほんと苦手
諦めきれない恋に翻弄されちゃう男ってのがほんと 魅力的に描かれてるんだよね 艶っぽいというか それを横にみる切なさを読めばいいんだろうけど
あたし木下さんが描かれるお話の何が好きって 生活を感じる雑音 がどうにも好きらしい
ここでいうと ラーメン屋のオヤジ(オヤジかどうかしらんが)の声勝手に耳の中で再生されちゃうのよ
どういうこった 好きすぎるだろ雑音
次の恋に踏み出すまでと全力で一目惚れを成就させたい試練や葛藤 ちょっとズルい大人との駆け引きとか 未練に嫉妬を十分すぎるくらい魅せてはもらったんだけど
んんん なんだろ 面白かったんだけどなんか複雑
未練タラタラで踏み出された1歩だからなのかな?
あんまりスッキリできない終わりかたで 歓ぶ馬場によかったねーッ!って思えなかったんだよな
前途多難な先しかみえないというか 一難去ってまた一難で 3歩すすんで2歩さがるみたいな
ちゃんと恋になるまではまだまだ先って感じの終わりかたなのよ
キライではないのよ あまあまでれでれより俄然すきな終わりかたではあるんだけど
もうちょっと その うーん それこそあたしのヒンソーな語彙力じゃ言い表せないのがもどかしい
描き下ろしで上げて落とされ癒されはしたんだけど 最後の1話分でそのスッキリしないのを補完してくれててたらな… なんて
いやいやいや 高校生のほうがむしろ良かったんだよね
こう言っちゃなんだけど 短い中に見たいものが全部詰まってた うんうん
なんだかんだ言いましたがやっぱり 想い っていうのか 恋への入り口 の魅せ方はほんとお上手ですよね
けい子先生なのでマストバイ。指導係と新人君のお話と、読み切りのお話+描き下ろし15P。カバー下なし。表紙のそっぽ向いている男子の表情が好きな方でしたらおススメです。塩対応大好きで、くすくす楽しかったですが、ちょっと覚えている自信なかったので萌にしました。
終電にぎりぎりと駆けこんだ駅のホームで、酔っぱらってベンチで寝っ転がっている男にキスしている男を見た馬場。ちらっと横目で「内緒」とけん制した男の表情が忘れられず終電に乗りそこねます。その時の男が就職先の指導係(羽鳥)と判明!思っていたのとちょっと性格が違っていて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
間下(羽鳥にキスされた能天気男)ぐらいでは?間下なあ・・いいやつなんだが。
++攻め受けについて(予想)
キスしかしてないんですよね。だから攻め受けは仮置きで。
攻めは元気玉な年下新入社員くん。ゆるやかにまっすぐ裏表ない良い子とでも言えばいいのかな。ほめられるとニッコリ笑って「あざっす!」という方です。若いねー
受けはアラサー、表情そんなに豊かではないクール系ですが、なぜか人から「聞いて聞いて」と寄ってこられたり「これいいんだよー」とおススメされたりするオーラを持っている方。(職場にいるいる、こういう方。ほんと不思議)ノンケ同期に恋してひっそり失恋したところを、想定攻めに懐かれて惚れられてというお話です。
くすっと笑うところあり、イタイなと思うところあり、けい子先生通常運転で、沁みる恋心・・というものでした。リーマンものが好きなのよ!という方は良いのででは。
リーマンもので、新人君と上司のお話。
新人とはいいつつ、馬場は妙な落ち着きがあるというか、熱さはあっても青さはない感じ。
羽鳥はクールで表情から感情が読み取りにくいです。あの顔で「デレた」って分かる馬場すごい!ふいに陰と陽のスイッチがポンポン入れ替わっているような、不思議な雰囲気。それでいて人間味を感じるところもあって、惹かれるキャラでした。
ずっとホレた馬場が押しまくってるわけですが、それに対する羽鳥のつかみどころのなさが好き。ただ4話の終わりが急展開で、ここはあと1話くらい使って丁寧に描いて欲しいところだったと思いました。
最後に「つづく」とあるので、ここからが本番ってとこなのでしょうか。次巻に期待。(追記:単話で5話目が出てたので、続くみたいですね~良かった!)
男子高校生二人の読み切りは、ずっとくすくす笑いながら読めるお話でした。
本編は適度に萌えはあるけどストーリー的には物足りない、が正直な感想かな。あまり練られてない印象…。
若さの表現は語尾に「っス」を付ければいいってもんじゃないし、すぐに「今時の子」とカテゴライズしたがる羽鳥から滲み出る、設定年齢以上のオジサンぽさが気になりました。