ひだまりが聴こえる -春夏秋冬- 1

ひだまりが聴こえる -春夏秋冬- 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神93
  • 萌×227
  • 萌7
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
19
得点
599
評価数
132
平均
4.6 / 5
神率
70.5%
著者
文乃ゆき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
電子発売日
価格
¥750(税抜)  
ISBN
9784829686591

あらすじ

難聴の大学生・杉原航平と、
底抜けに明るい元同級生の佐川太一。
二人はノンケ同士でありながらも惹かれ合い、恋人関係になった。

そして、季節は春に――

航平は就職活動がスタート。
太一が勤める会社には新入社員が入ってきた。
慌ただしくも充実した生活を送る二人の前に、
突如、航平の元カノ・永奈が現れ……!?

表題作ひだまりが聴こえる -春夏秋冬- 1

杉原航平、就活中の大学生、難聴
佐川太一、大学中退、手話ビジネス会社に就職

レビュー投稿数19

表紙からして幸せ

はあ…新シリーズ「春夏秋冬」の1冊目も神!でした…うっとり、ため息。
横向きの表紙も、新章スタート!って感じで素敵です✨

航平の中学時代の元カノが現れ、不穏な雰囲気かーー!? そして航平がストーカー被害の相談をされ、「彼氏のふりをして」と言われたところから嫌な予感がしていたのですが、いい意味で予想を裏切られました。

元カノを心配しつつもきっぱり提案を断る航平、さすがだよー!格好いいよー!
そしてその話を聞いて飛び出していっちゃう太一には呆れつつも、「やっぱりね」( ̄ー ̄)となりました。

猪突猛進、一見何も考えていないように見えて、その行動に透けて見える一途さ優しさが、太一の最大の魅力だなあ。

ラブ面でも、もちろんえちな展開はないんですが笑、それでも航平の告白や一度ではないキスなど、萌えどころが沢山あって、大満足の巻でした。
今まで嫉妬するのは主に航平だったけど、今回は太一の無自覚嫉妬が見られたのも新鮮❤︎

「航平のはじめてだあ」って嬉しそうに笑う太一、可愛いよ…襲わなかった航平、君は偉い!笑

そして最後の天童さん視点の「無色透明」、これも良かった…!
千葉との最悪の出会い、そして「ピーナッツ祐一」のスマホ登録名に声出して笑いましたꉂ(๑˃▽˂๑)

そして毎回密かに楽しみにしている、カバー下漫画。スーツ姿を褒め称え、無自覚に航平をメロメロにしちゃう太一、やるなあ( ̄∀ ̄)

たっぷりのページ数を心ゆくまで満喫できる、最高の1冊でした!続刊読むのが楽しみです♡

0

新鮮な気持ちで

シリーズ6作目、新章突入です。
すれ違いまくっていたふたりがやっといいところに落ち着いて(?)、ようやく恋人らしいところが見られるか…?とわくわくで読み始めた「春夏秋冬1」でした。

とはいえ、いきなり恋愛モード全開になるわけはなく…
周りのキャラとの関わり合いの中でふたりそれぞれの気持ちに変化があり、そして変わらない想いがある。というような、ひだまりシリーズらしい流れだったように思います。

がっつりな絡みが無いのはここまで読んできたら大体わかることですが、でもこれまでに比べたらだいぶ甘さがあってすごく新鮮!
改めての告白シーン、めちゃくちゃシビれました…!

航平は就活が始まり太一は先輩になり、新たな出会いがあるなかで、航平の元カノが登場。
その時点でまたすれ違ってしまうのだろうなーという気がしていたけれど、しっかりそれが的中して。
やっぱり"ふたりのお話"には程遠い展開でしたが、もうこうなったらとことんそれに付き合いたい!という気持ちになるくらい、彼らの日常にあるドラマにすっかり引き込まれてしまいました。

そして。ひだまりシリーズの「世間は狭い」感がすごく好き。
色々なことが繋がっていく喜びがたまらなく良いなと改めて思いました。

まだまだ続いていくそのドラマをまたしっかりと見守りたいと思います。

0

どんどん恋人らしくなっていってて良き

最高でした〜!

まず表紙がカップル感あって幸せそうで最高(՞っ ̫ _՞)♡

もうカップルやん!ってなるシーンが多なってきて、いちゃいちゃ見れるたびに尊すぎてため息でる。。

鉄棒でのキスシーンのところが特に最高でした‪‪❤︎‬

そして元カノのえなちゃんが登場したことにより貴重な太一の嫉妬シーンが見れてよかった!

今まで鈍感で恋人らしいことをすると真っ赤にしてた太一が(今も真っ赤ですが!)嫉妬して自分嫌なやつだ…ってなってるの萌えすぎる。

0

主人公の健全さが苦しい

このピュアッピュアな世界に心が洗われるとよかったのですが、汚泥にまみれた私には物足りなく、2巻も買ってしまっていますが読むのを躊躇するレベルです。
前作の、リミット含めての5冊を読んだときにはそれほど感じなかったのですが、太一の健全さが自分の中で消化しきれないです。それは恋愛というカテゴリにおいても、青春ものというカテゴリにおいても、うまくはまっているように読めないというか、健全パワーが強すぎて受け止められない。作品の中にもう一人バランサーが居ると違うと思うのですが、航平だと太一の健全さのパワーを押さえられず、千葉さんくらいの重さ厳しさがないとバランスが取れない感じがします(でも出番が少ない)。
なので、千葉兄弟と天童さんの出会いを描いた「無色透明」という短編が収録されていて本当によかったと思いました。落ち着いて読めたというか、ものすごくほっとしました。

1巻は新章の始まりの巻だけに、くせがありそうな新入社員との不穏な関係もまだ少ししか描かれていなくてこれからなのですが、きっと太一が奮闘するのでしょうが千葉さんもセットで動いて欲しいと切に願います。大人の出番がもう少し増えればいいなと思います。
1巻のメインだった、航平の元カノのストーカー問題も、これで終わりとは思いがたいのでまだ続くのかどうなのか。太一と航平と元カノのこじれているようでこじれていない関係性も、やはり咀嚼するのが厳しかったです。

2

周辺人物の魅力

なんだかんだ言いつつ新刊が出ると読んでいるこの作品。ラブラブさせられないことを作家さんと担当さんでなんとかせねばとしている様が今までもちょくちょく描かれていたと思いますが、今回はかなり甘かったのでは?表紙から作品の温度がわかりやすいシリーズですが、今回もまさに。カバー下もラブラブしてました。
天童が際立ってキャラ立ってました。BL的本筋には殆ど関係のない番外編。こういうのがサクッと描けて収録できるのも、長編シリーズならでは。
登場人物の幅広さや脇役の魅力は長編の良さですが、ちょっとのびのびになって新規読者は集めづらくなってきたかもね…というところ。まだまだ続くのかな。

1

安定の面白さ

待ちに待った新章スタートなのに、昨年末の発売でしたがやっと読むことが出来ました。泣

最初は久しぶりの太一のガチャガチャ感に付いて行けなくて、航平って太一の何処が良いのだろうと再び疑問に思ってしまいました。

でも航平の元カノが現れた辺りから、面白くてグッと引き込まれて行きました。

最初は申し訳ないけれどもストーカー問題は、航平の気を引く為の彼女の虚言だと思い込んでました。
でもこのシリーズはそんな人物が登場する訳がないんですよね。

航平の太一に誠実であろうとする気持ちや、そんな航平を苦しませないように行動する太一、彼等の純粋にお互いを思う気持ちに、汚れ切ったBBAには眩しくて申し訳ない気持ちになりました。

まだまだ甘さの無い2人だけど、そこはかとなく見え隠れする嫉妬心や独占欲が今までと違って来たと思いました。

今作で太一に後輩が出来たり、航平の就職活動が始まったりと、まだまだ波乱がありそうでした。
次巻くらいでグッと動いてくれる事を期待して萌2にしました。

4

恋愛というよりヒューマンドラマが強い

かなり長期連載になった作品だな、と思います。
新章ということで、実の所、読むか悩みました…

お互いを好きなのはよくわかるのですが、なんというか恋愛感は当初からずっと薄く感じられます。
肉体的な繋がり云々の話ではなく、恋愛特有の焦燥感と言いますか熱いモノをあまり感じない…
太一にもう少し大人の色気が欲しいですね。
就職していろいろ学んで大人になってると思うので、その辺りがふとした仕草に出てほしいです。
航平はそれなりに欲もあるし、恋愛感情は感じられるのですが少年を相手にしてるようでなんとも言えない感じのままです。
少年が大人になるのをひたすら待ってるような…

ただ、恋愛メインのお話ではないなと自分では思ってる作品で、主役以外のキャラにまつわるお話は興味を惹かれたり、納得させられたりするので、どちらかというとヒューマンドラマとして読んでると思った方が私にはしっくりくるかな、と感じました。
ちょっと嵐の予感がするキャラが登場してきたので、ここからまたひと波乱ありそうです。

主役達の恋愛に関しては、スキンシップが少しずつ増えていく程度だろうな、という気がします。
恋愛の発展があまり見込めないのであれば、主役の周りの人々のエピソードが内容的に濃くて面白いので、いっそのこと、もっと太一や航平の人間的な部分や個人のエピソードを掘り下げて描いた方が作者さんとしても得意というか、いいのかも、と思いました。

5

このシリーズはゆっくりでいい

BL読むときはがっつり恋愛読みたいと思う時とドラマ性のある話にBLエッセンスが入っているものが読みたい時があって、この作品は後者です。

航平と太一の、本返し縫いレベルの亀の歩みを読んでいても「ほのぼのしてるな〜微笑ましいな〜」くらいに思ってたんですが、今回、太一が航平の元カノの存在によって明確に黒い嫉妬を覚えたのは恋愛として大きな一歩に思いました。
ようやく太一は恋愛は綺麗なものだけじゃないことに気付いたし、航平への所有欲の片鱗を掴んだ感じがします。
とはいえ、この巻はそんなにドラマチックに展開が動いたわけではないので、私は萌2。

航平が本懐を遂げるまで(遂げるかどうかも怪しいけど)時間(と巻数)がかかると思いますが、私個人としては乗りかかった船というか、彼らの結末をしっかりと見届けたい。どんとこいです!次巻も楽しみに待ちたいと思います。

4

ちょいと辛口で申し訳ない!

前巻でもう読むのをやめるつもりでしたが
航平が見たくて購入しました。
航平の行く末が気になり、航平に幸せになってほしい!願いはそれだけです。


素直が太一の良いところだと理解していますが
社会人3年目にもなって、テンパっていられなくなり(一応、ひとこと言ってるけど)余りにも様子がおかしい状態で走って逃げる(1冊中に2回も!)多過ぎじゃないでしょうか?(^^;
この辺がちょっとついて行けなくなってる原因かと…。

不思議キャラ・天童さんの話は興味深かったです。
やはりただ者じゃなかったー!

7

新章嬉しいです

新章待ってました!一生ついていきたいくらい大好きな作品なので嬉しいです。

相変わらず亀の歩みですが(笑)航平の告白によりやっと少しラブに突入した感じがします、、。
この物語をやたらリアルに感じるのは、すれ違いもあり、決して思い通りにはならない現実の恋愛に限りなく近い部分があるからなんだと思います。
今回も元カノが出てきて引っ掻き回してくれますが、少しずつゆっくり深まっていく二人の関係に安心して読めました。ピュアすぎる太一にハラハラはしたけど、キスひとつでこんなにキュンキュンするのはこの作品くらいかも。
航平の忍耐力は修行といってもいいのでは(笑)、、?

須藤くんの出現、航平の就活でさらに広がる世界で何が待ち構えていようとも、どうか二人で乗り切って欲しいです。続きが待ち遠しい。

5

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