一途なファンの恋心

ichizu na fan no koigokoro

一途なファンの恋心
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神31
  • 萌×228
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
14
得点
291
評価数
67
平均
4.3 / 5
神率
46.3%
著者
海野幸 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784403525346

あらすじ

いつも飄々としている同期の入江が
同じ恋愛育成ゲームをプレイしていると知った颯斗。
しかも攻略キャラは男性アイドルのタケルだった。
驚く颯斗だが、まめにタケルを構う入江を見て、密かに
タケルを羨ましく思う。
昔から何事も人並み以上にできたせいで、颯斗は人に頼るのが苦手だった。
けれどミスをした同僚の尻拭いで疲れきっていたところを入江に
優しくいたわられて……?
会社員同士のオフィス外ロマンス♡

表題作一途なファンの恋心

入江,疾斗と同期入社の5年目社員
佐伯颯斗,熱エネルギー機器メーカーの営業マン

その他の収録作品

  • これは愛の言葉
  • あとがき

レビュー投稿数14

完璧男子の「甘えたい」に胸キュン

カワイチハル先生の美麗男子二人の表紙と、海野先生の小説、ということで購入したこちら。

ほんわか、そしてじんわり沁みるとってもいいお話でした〜!
前半が受け視点、後半が攻め視点のお話になっていて、両者の視点で楽しめるところも、自分的に最右でした✨

爽やかで人目を引くイケメン、なんでも人並み以上にスマートにこなす主人公、颯斗(受)。
そんな彼の同期の入江は観葉植物にぶつかっても「すみません」と謝り、有機物と無機物を区別せず人間として扱うような、一風変わった人物。
ある日たまたま、入江が女性向け恋愛育成ゲームをプレイしており、攻略キャラであるタケルに日々こまめに返信したり対応したりしているのを知ります。
そして、入江に気にかけて構ってもらえるタケルのことを、羨ましく思っている自分に気付きー

と続くお話です。

ここ最近、不憫受けの物語を立て続けに読んでいたので、こんなにも完璧にスマートにソツなくこなす受け、というのがまず、すごく新鮮でした!

人付き合いも上手で、先回りしてサッとなんでもスマートに準備でき、まさに”完璧男子”。
そんな颯斗が唯一、張り詰めていたもの、肩に背負っている荷物を下ろして頭を預けられ、甘えられる相手が入江なんですね。も〜、きゅんきゅんだよ!!.+゚*(о゚д゚о)*゚+.
颯斗のようにスマートではなく朴訥とした入江ですが、彼は彼で不器用ながらもストレートに「思いっきり甘えさせたい」と颯斗に伝えるんですね。
なんだろう、見ていてとても気持ちの良い二人なんです◎

女性にモテる颯斗のことが心配で、後半攻め視点のお話では自分の妹とその友人たちに必要以上に颯斗を近づけまいとしたりする入江にも、ニヤニヤさせてもらいました( ̄∀ ̄)

ドカンとした派手さはないかもしれないけれど、とっても心に響く、海野先生の現代もの。
カワイチハル先生の美麗絵もぴったりで、世界観に酔いしれました。

かっこいい受け、やっぱりいいよね!!と力強く一人で頷いた作品でした( *´艸`)✨

0

こんな受け好き

アイドル育成恋愛ゲームにハマる攻め…と、あまり見かけない設定が新鮮なのだけれど、メインとなるのはごく普通のサラリーマン2人の日常なのが良かったです。
ちゃんと現実味があって、もしかしたら居るかもしれないし居ないかもしれないような人たちなんですよね。

受けの颯斗がとっても魅力的なキャラクターなんですよ!
攻めほどではないものの、高身長で容姿端麗。
なんでもそつなくこなし、もちろん仕事も出来る。
さり気なく空気を読んで自然と気を配れる非常に良い男。
いわゆるスパダリ受けなのでは?と思えてしまうのですが、そんな完璧にも見える彼が本当は甘えたい願望を持っているなんてかわいすぎやしませんか…ギャップよ…
颯斗は人に頼ったり肩を預けることが出来ない、ちょっと不器用な人なのです。
でも、そんな彼が攻めの入江にだけは甘えたな姿を見せていく図にどうしようもなくかわいらしさを感じてしまう。
はー、かわいかったなあ…
完璧な印象を持たれがちかつ女性にモテる受けが、無防備にぺったりと甘える本当の姿を見せられるのは攻めの前だけ。
こんなの、こんなのかわいすぎる…そんなの萌えないってのが無理な話です…
入江も入江でおおらかで自然体なお兄ちゃん気質な人なので、おいでおいでとすっぽり颯斗を包み込んでは抱きしめる良い循環が繰り広げられます。
でも、入江のは甘やかしというよりも誉め殺しに近いかも。
自分も甘えつつ、入江のことも甘やかしてあげている颯斗が男前受けで良かったな。

破れ鍋に綴じ蓋CPの微笑ましいお話でした。
入江のキャラクターも面白くはあったのですが、やっぱり颯斗のキャラクターが良すぎて若干霞んでしまったかな。
妹をかわいがっていて、スマートフォンでゲームをしていた印象の方が強くなってしまったのがやや残念かも。
かっこよさとかわいさが共存した良い受けが見られるうれしい1冊でした。

0

いいお話だったー!

スマホアプリの恋愛シミュレーションゲームを取り巻く、サラリーマン同士の恋愛を描いた作品です。

いやーー!とても素敵なお話でした。
読んだことないモチーフで、ワクワクしながら読みました。リーマンものも現代ものも大好きなので、最初から期待値高かったけど期待通りの面白さで満足です♪


颯斗(受け)が、とっても素敵キャラ。イケメンで気遣い抜群、仕事もできるし人当たりも良い。完璧な人間だと思われていて、甘え下手で不器用なところもあります。そんな颯斗の同僚の入江(攻め)は、スマホアプリゲーム「アイドリ」のタケルにハマる真面目で一本筋の通った男。


仕事でしんどいとき、甘えたいときもあるけど、颯斗は弱さを周りに見せることが出来なくて……でも、入江だけは颯斗が裏で頑張っているのを知っていて、褒め倒して甘えさせてくれるんです。颯斗は入江に胸キュン。
入江はアプリのタケルに夢中で、自分なんか眼中にないなーってアプリキャラに嫉妬してて、可愛いんです♪

颯斗がタケルに似てるんじゃない、タケルが颯斗に似てるんだ!
入江サイドでは、こーゆうことです。
つまり、入江がタケルキャラを選んだのは、颯斗に似ていたから。颯斗のことを前から意識してたんです。あらまぁ^ ^
タケルを颯斗に重ねてゲームしてたんかい…そりゃあハマりますよね。

すれ違いの切なさ乗り越え両想いになった2人は、恋人同士になったあとも、颯斗はタケルに嫉妬したり、入江は颯斗にポーっとなる入江妹&友人ズに嫉妬したりです。


前半は颯斗視点。後半は入江視点。
颯斗視点は付き合う前の話で、入江視点は恋人同士になったあとの視点です。
サイド入江では、颯斗の所作に惚れ惚れします!入江には勿体無くないか…?と思いました(笑)いや、爽やかもあり気遣いが最高な颯斗なんです。その彼が入江にはぐりぐりと甘えてくるなんて、入江が構い倒すのは当然ですね!

両想い確認後から、なんとなく2人の間に甘い雰囲気漂っていました♪エッチの最中からエッチのあと…2人でお互いを可愛い可愛いと言い合っていて、その様子がとても可愛く微笑ましかったです^ ^


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彼氏力が高すぎる

アイドルゲームにハマっている同僚を見て、構われているゲームのキャラクターを羨ましく思う、人の世話ばかりしているイケメンな営業マンが甘えられる相手を見つける話

人に頼ることが苦手で人の面倒ばかり見てきた颯斗(受け)は普段は地味だがよく見ると整った顔立ちをしている同僚の入江(攻め)がアイドル育成ゲームにハマっているのを偶然知ってしまいます。それも推しは男性アイドル。
女性アイドルの方をやったことのある颯斗は、このゲームが何度もメールを返信したり贈り物をしたりご機嫌を取ったりととても手がかかるゲームだと知っています。普段人に面倒見てもらうことのない颯斗は男性アイドルにせっせとメールを送る入江を見て、ゲームのキャラクター羨ましく思うってしまうのです。
そんな時、別の同僚の尻拭いで奔走し疲れ切っていた颯斗が公園で休んでいると入江が通りかかり、素の自分を見られてしまいます。



颯斗は母子家庭だったこともあり、疲れている母親に面倒をかけないよう色々世話するのが当たり前。その癖が他の人に対しても抜けず、恋人にも会社の人にも面倒ごとを引き受けてきました。華やかでアイドルのような容姿の颯斗はいるだけで目立ってしまうので、幻滅されないよう常に気を張っています。柄じゃないというだけで甘いもの好きなのを封印したり、大変だったことでも強がりを言ってみたりととても疲れる毎日を送っています。今までの恋人も面倒を見て欲しいという相手ばかりで相手の面倒を見てばかりでした。
入江が男性アイドルのゲームキャラクターを大切にしているのを見て自分もあんな風に面倒見てもらいたいと思ってしまうのです。

入江は歳の離れた妹がいるせいで面倒を見ることが苦になりません。
いつもにこにことしていて仕事ができる颯斗に対してアイドルに対するような憧れを持っていたのですが、思いがけず自分の前で弱っている姿を見せてくれたことで甘やかしてあげたいと思うのです。
同じく人に世話を焼いてきた二人ですが、両親揃っていて甘える相手がいた入江といなかった颯斗の違いもあるし、気が利きすぎる颯斗と言われないと気が付かない入江の違いもあるんじゃないかと思います。

颯斗の彼氏力というか気の利き具合は目を見張るものがあります。
今時こんな人居る?ってくらいです。
こんなに世話を焼いてもらえたらさぞかし楽しいだろうなと思います。
そんな誰に対しても気遣いの権化のような颯斗が自分にだけ弱い部分を見せてくれて甘えてくれるなんて可愛すぎでしょう。
もともと好意を持っていた相手だけに入江のハマり具合もわかるというものです。
これからもお互いに世話したりされたりして仲良くして欲しいものです。

この作者様の受け様は引っ込み思案だったり何か変わっていたりで誰とも付き合ったことがない人ばかりだったように思うので、ちゃんと女性と経験している攻め様にもなりそうな受け様で新鮮でした。

入江の妹へのフォローが書かれていなかったのですが、その後どうなったんでしょうね。
ちょっと気になりました。

0

おもしろ可愛くて萌えた~

ちょっと変わった攻めのキャラがとても可愛くて面白くて、
すっごく萌えるお話でした。
この入江の包容力たるや!素晴らしい~!たまにヘタレるけど!w
どんなにしんどいときでも自分を取り繕って誰にも弱味を見せられない颯斗にはぴったりの相手でしょー。

颯斗は母子家庭で甘えられずに育ったのが人格形成に大きく影響していて、
キャラの性格とその背景になるほど~となりました。
あ、母子家庭が恋愛相手に男を選ぶ原因なんていう偏見を助長するように書かれてるわけじゃないです。

そんな颯斗に最も必要な、いつでも寄りかかれる安心感を持ってたのが入江。
実際に甘やかしてくれるより、いつでも甘えたいときに甘えられるっていう精神的な支え。これ、とっても心強いと思います。
最大の萌えどころはココなんですよ~!こういう関係性が大好き!

ゲームっていうキーアイテムの使い方がすっごく上手いと思います。
挿絵はめっちゃ可愛いし、攻めのキャラに萌えるしで最高でした~!

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人間味がある二人

最近異世界ものやファンタジーを読む機会が多かったからか、久々の職場を舞台にしたお話でリアル感というか、登場人物たちの体温が感じられました!
もちろんフィクションなのですが、本当にどこかの会社に存在しそうな二人、街中ですれ違ったりしてそうな、そんな感じがありました!

攻めというと、何でも出来て完璧なスパダリが定番。ですが入江はそういう完璧なthe攻めタイプではなく、良い所も至らない所もあります。

完璧な攻めに近いのはむしろ颯斗のほうで、イケメンで仕事もできて気配りもできてリードしてくれる、彼氏の理想タイプ。

そんな理想的な颯斗にも他人には見せない弱い部分があって、でも頼ったり甘えたりはなかなか出来ない。
小さい頃から親に甘えたり頼ったりできる環境に居ないと、大人になっても相手に気を遣いすぎて甘えられない、迷惑になるのではと考えてしまう、颯斗の気持ちに非常に共感しました。

そんな颯斗だからこそ、同性である入江と結ばれたのも納得できました。
同性だからこそ気を張らなくて良い相手、寄り掛かれる、安心感を与えてくれる入江に惹かれたのかなと。

ファンタジー系のように大きな事件があって大盛り上がりで結ばれてめでたしめでたし、という感じでは無いですが、二人のペースでお互いの事を考えながら毎日を生きて歩んでいく感じがとても良かったです。

登場人物が完璧じゃ無いからこそ、人間味があるというか体温があって、私は好きでした。
隣の会社とかで居てもおかしくないような現実味があって(もちろんフィクションですが)、日常のどこかに二人のような萌えが隠れているような気がしてちょっと毎日が楽しくなりました。

1

スパダリさんは甘え下手

作家買い。タイミング逃して読めてないままだったんですが、ようやく読みました。大人同士なのに、可愛いお話でした。

受けさんである佐伯さんが、いやーもういい男!スパダリ!!営業マンとしてのスキルが高く、でもそれは努力あってこそのもの。それは後半の攻めさん入江さん視点だと余計それが描かれてます。
でも本人は、泥臭く頑張ってる事も自覚してるし、自分の能力を過信してる訳じゃない。素敵…。
相手の趣味を尊重し、気配りも完璧。一緒に過ごす時間を大切にしてくれる。こんな彼氏欲しい。

でも、女の私がそんな風に思っちゃう受けさんは甘え下手。本当は頑張ってる自分を甘やかして欲しいし、自分の頑張りに気づいて欲しい。期待されることは苦ではないみたいだけど、出来て当たり前と思われててそれに応え、やっぱり流石だと思われるループには疲れてしまってる模様。
最初あらすじ読んだ時、何で攻めさんに構われてるゲームキャラを羨むんだろう?と疑問でしたが、それは忙しく働くシングルマザーに育てられたからというので納得。誉めてほしい時構ってほしい時も甘えられず、我慢していい子でいる癖がついてしまってたようです。
歴代の彼女もバリバリ働いて彼氏をほっとくような女の子達だったということですが…。でもそこ疑問なんですよね。何で甘えさせてくれるような子選ばなかったんだろう?彼女達に尽くしてきたみたいだけど、何で尽くしてくれるような子選ばなかったんだろう?そこ疑問です…。お母さんと同じようなタイプの女の子に惹かれてしまうって訳でもなさそうでしたが…。
両想いになってゲイだったのかも、なんてくだりがありましたが、でも甘やかしてくれる男ばっかりではない、ぞ…?
歴代の彼女達には無意識に自分がして欲しい事をしていたのかもしれません。

それを叶えてくれたのは、無機物や人以外のものにも情を持ってしまう同僚の入江さん。破れ鍋に綴じ蓋理論で噛み合う二人です。
入江さんは、相手に対し全力で構いにいくタイプ。…なんだけど、受けの佐伯さんに比べると、弱い気がするんですよね。佐伯さんにとっては、自分が欲しい言葉をくれる、肉体的にも甘やかしてくれる彼氏ですけど、先回って何かしてあげる、というスキルは佐伯さんの方が高いし、いや寧ろ佐伯さんが頑張って甘えようとした時しか発動出来てないんじゃ…?受けさんが自覚する前に甘やかしにいくのが良い攻めなんじゃ…?と思ってしまいました。
うーん、なので、甘やかされてとろとろになる佐伯さんが可愛くて甘々なお話だったとは思うんですが、何か佐伯さんのスパダリっぷりに対し、まだまだ頑張れよ入江!と思った次第です。まあ本人自覚してるみたいですが…。

可愛い二人に萌えたんですが、そんな訳でちょこちょこ疑問があったので、神ならず、というところです。

0

本当に甘やかされているのは攻めだと思う

「好きな相手ならますます甘やかしてやりたいと思うよ」「どこまでも甘やかしてやる」と言う攻めなので、さぞかし甘やかしてくれるんだろーなー!と期待値爆上がりしながら読んでたけど、そんなでも無かったような……??
というか、確かに受けのことも甘やかしていたけれど、それよりもゲーム内のキャラにかかりっきりだったイメージのほうが強いんですよね……。

例えば初エッチの翌朝なのに、受けが起きた事に気づいても放置で、ゲームに夢中でスマホから目を離さない。
ここにかなりがっかりしたわ……。
BL世界の攻めなら、受けが起きる前から見つめてるとか、ギュッと抱っこしてくれてるとかが定番なのに、まさかのゲームかよ……。
おいおい「甘やかしてやる」宣言はどこいったよ?
この人、肝心なところでちょい鈍いんですよね。
けっして悪い人ではないんだけど……。

私が育成ゲームやったことがないせいか、ここまでマメに対応する攻めに対して「優しいのね!」という気持ちにはなれず、つい冷ややかな視線を送ってしまいがちでした…。

後半の攻め視点からわかる、受けのパーフェクトさ、気遣い力、彼氏力の高さ!
甘やかされているのは、本当は攻めだと思うな〜。

受けがめちゃ男前なんですよね〜。
「入江も、抱いてほしくなったらいつでも言ってくれ。」という台詞の破壊力たるや!!
ぎゃーーかっこいいーー!!と悶えまくりました。
攻めはとりあえず抱いてもらったらいいと思うわ。

1

受け様の彼氏力が高くて惚れる(≧▽≦)

海野先生のお話にカワイチハル先生のイラストとあったら買うしかない(≧▽≦)


受け様の佐伯は、周囲の期待に答えようと全方位に気遣い、弱った顔は見せきれない甘え下手さん。

攻め様は、社内の観葉植物にぶつかれば誤り、パソコンの画面の端で泳ぐイルカを愛でる入江。
無機物にさえ感情移入する想像力豊かな攻め様です。

お互いにアプリゲーム『アイドリ』をしていること知って親しくなる同期の2人。

ある日同僚のミスのカバーで奔走した佐伯は、疲れきっていた所を入江に見つかり労われる。
笑顔の下に隠した弱音や努力を優しくねぎらい、褒められる。
今まで甘えることができなかった佐伯は、甘えさせてくれる入江の傍が心地よく、惹かれていく。

ちょっとしたスレ違いはあるけれど、気持ちを伝えあい、恋人同士へ。
初めてのえちシーン。
もっともっと、と欲しがる佐伯がかわいく、また普段から私も攻め様には、もっと欲しがれ、と思っているので、そうだそうだ!と頷いてしまいましたσ(≧ω≦*)
初えっち翌朝だっていうのに、ゲームにかかりきりの入江にはグーパンものでしたけど。


雑誌掲載分が、受け様である佐伯視点で、その後の書き下ろしは攻め様である入江視点。

初デートでは、佐伯の素晴らしい彼氏力を見せてもらいました。
入江の気持ちを推し量る気遣い、入江の趣味も全力で楽しんでくれる応容さ。
なんなの、こんな彼氏、私も欲しい!

『アイドリ』終了の日、妹達とのお別れ会中に、入江が全力ダッシュで佐伯の所へ駆けつけてくれるのが、その想像と共に萌えでした(*^^*)
そしてまた、ラストのえちシーンがすごくいい( ☆∀☆)
色気とかかわいらしかとかいろいろ妄想しちゃってきゃーーーカッコいい(*ノ▽ノ*)


めっちゃ可愛い2人でした(#^.^#)


イラストはカワイチハル先生。
かわいらしいイラストが大好きです。
唇に指を押し当てるイラストも色っぽくて好きなのですが、書き下ろしの題名のページにあるイラストがかわいらしくて笑ってしまいました。


5

良い男が甘える姿にキュンと来ました

展開が想像通りだった事もありアッサリとした印象でしたが、颯斗の甘えたな一面にキュンとしてしまい、思いがけず面白かったところもありました。

人に望まれる自分を演じてしまう颯斗がポッキリ折れそうになった時に、颯斗が望んだ形で甘やかして来る入江が素敵なんです。
でも肝心な場面で入江の鈍感な面にハラハラする事も多くて、颯斗の気持ちを考えて何度も切なくなりました。

特に誰から見ても良い男である颯斗が入江に甘える姿が可愛いんです。自分は硬い体に抱き締められて安心するから、多分ゲイだろうって語るシーンにギュンと来ました。そういうシーン好きなんです。

携帯ゲームを一切して無いし興味もないんですが、楽しく読む事が出来ました。

入江視点の後半の話がある事で、彼らが同等の熱量を持って好きあっていると知れる点も良かったです。

出来れば入江家でカミングアウトした話を読みたかったです。

1

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