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女性こしばさん

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タイトル回収が終わってるだけに…

個人的にこういう、丸々は~したい、みたいな、タイトルが文章になっている作品って、それが達成されるともう後は蛇足になると思ってます(BL・一般作限らず)。
この作品においてはもともと1巻完結でしたが、その1巻で達成されてたんですよね…。話題になったことにより続編が続いてますが、そこからのストーリー性がどうにも物足りない。出会ってくっつくところまでがBLの1つのパッケージだとして、それが終わった後そこから続編を作るとなると大体、他キャラ出して世界を拡げるか、家族関係か過去を出して深掘りしていくかですけど、このシリーズはどうもそれも薄い。気軽に読めるライトBLという部分ではいいのかもしれないですが、目の肥えたBL好きには物足りないよなあと感じずにはいられません。

思わせぶりに次巻に振る、という手法で今回も続いてますが、うーん。今までのパターンを考えると、どうせ大したこともなくあっさり解決するんだろうなあ、とか…。
個人的にすっかり期待値低いシリーズになってしまってますが、何故買ってしまうか?冊子付き特装版が出るから、何か買っとかないと損な気がしてしまうからなんですが…それももういいかな…。
絵は綺麗だし、エロシーンの魅せ方も上手い方だとは思うんですが…。上手い原作者さんと組んでみるのはどうなのかなあ。

今はゲームの中でどれくらいの進捗なのか…

ちみっこ×ガタイのいいお兄さんが好きな方には刺さるだろう梶原先生のシリーズ。早5巻なんですね。
コンスタントに出てるので続けて読めてますが…気になるのはお話の進捗度。
ゲームの世界に転生したゴズさんが、最終的には勇者に倒されてしまう魔王(今はまだそこまで目覚めてない)と一緒に旅をして、エンディングを変える、というのがこの物語の本筋。つまりゲームの流れに沿って話が進みながらも、本来と違う動きをして話の流れを変えていく、という訳なんですが…。
今一体ゲームの話の中ではどれくらいの進捗度なんでしょうか…。既にコミックスは5巻。ひょっとしてまだ30パーもいってないんじゃなかろうか…なんて心配も。
所謂RPGものなので、少年コミックスでよくあるような物語にBLも加えられてる訳ですが…いや本当心配なのは、ちゃんと物語の最後まで描かれるのかな、と…。少年誌でも人気がないと旅の途中だろうが打ち切りになったりしてますが、BLというジャンルの中で連載してて、エンディングはこれがベスト、というのに向かって話を進めている訳ですよね。例えば単巻で完結なら5,6話で終わるように物語を作る訳ですが、そうではなく、正直何話で終わるか判らないという中で連載してるなら…ちゃんと最後まで描かれるのかが怖いというのもあったりします…。編集部の都合で打ち切りになったりしないかドキドキしてます…。

というストーリーとは関係ない部分でのドキドキがありつつも、お話は次の展開へ。ゴズさんのメス兄さんっぷりが加速しております(時々エッチシーンで身体のパースが崩れてる気がするのが気になる…)
2人の行動によって、勇者が強くなるための妨害が少しずつ働いていっているようです。

かっわいいー!

作家さん買いです。先月のに続いてヤンキーものですが、こちらは続き物でなく新作。先輩後輩ものです。

ざっくりした中身で言うと、嘘の告白から本当の恋人同士になる、という、どちらかというと男女ものでよくあるやつでしょうか。
このお話としましては、受けさんは本当は元々攻めさんのことが好きだということ。嘘きっかけではあるものの、思いがけず受け入れてもらえ、自身の片想いが実る、けどーという流れ。1冊でまとまってると思います。

もうとにかく先輩がかっこいいのと(容姿がいい、というより単純にキャラがいい。おばあちゃんに優しく、礼儀もあって、人として正しい)、主人公である後輩くんが先輩のことを全力で好きなのがめっちゃ可愛い。好きすぎてエロに積極的な受けさん…いい…。
もともと先輩後輩で信頼関係が成り立ってる中で、先輩はノンケなので今まで恋愛対象として後輩くんを意識してなかった訳ですが、きちんと考え向き合ったりするところも良く、でもひょんなことから意識の対象になるっていうところも、そりゃあるよね、と納得もあり。終始可愛くてニヤニヤしちゃうお話でした。2人ともヤンキー上がりなのに可愛すぎる。

ちょっとその嘘の原因である双子くんが、個人的見解でうーん、というのと。
あと帯のアオリが先輩視点なんですよね。あとタイトルも。ですが、お話は基本後輩くん視点です。そこがちょっと違和感だったくらいでしょうか。

読めて嬉しい!

紙本派の私ですが、発売日直後に手に入れることが出来ず、本屋に行ったときには通常仕様しかなかったんですよね…。
ご縁がなくしょんぼり、でも、インタビュー&試し読みを拝見して買おう、と思ってたので上下巻同時に買って読んだ訳ですが…あれ?ないじゃないですか、インタビューページの試し読みにあったあのちびっこ時代の部分が。

そう、あの部分こそが、この特典小冊子の内容なのです。
ええーあれ見て買うと決めたくらいなのにー!より一層特典付きを買えなかったことにしょんぼりしたのですが、なんとその小冊子だけでも電子で買えるじゃないですか!わーい!


という訳で、電子でわざわざ読んだこちら。買った甲斐がありましたー。
本編自体、琥士郎くんは、相手には忘れられない昔の女性が居るということすらひっくるめて愛しているのだと解るものでしたが、こちらを読んで、より一層納得出来ます。
自分のせいで、と悔やんでいた源慈さんが、思い出と共に前向きに生きていくきっかけとなった、温かなお話でした。

色々中途半端…?

最近読み始めた作家さん。まだ全ての過去作を追えていないところでの最新刊を読んだのですが、どうやらまだ読んでなかった作品のスピンオフだったようです。が、読んでなくても特に問題なし。

…ではあったんですが、作品として、うーん、何処か中途半端なのかなあ。
犯した罪を後悔していて彷徨っていたところ、旧知の人に拾われる。もちろんただ住まわせてもらうだけじゃなくてー、という流れではありますが。
どうせ行く場所なんてないんだからと主人公の彼は受け入れざるを得ない。が、別に酷くされる訳ではない、寧ろ快感に落とされて甘やかされてグズグズにされてるくらいなのでサドはサドでも毛色が違う。暗いトーンではあるんですが、酷さがないのと猫とで穏やかな雰囲気なんですよね。

主人公の彼も、クスリをやってたというのがあったけど、しなくなった(軟禁状態になり手に入らないし)中で、全然禁断症状みたいなのもないし…。
こっちが2人の距離感がどんな状態になっているのかがまだ掴めないうちに、何かあっという間に1年経ってたりするし…。

何かねー、中途半端な感じなんですよね…。
今まで読んできた分の木田先生のお話って、きちんとお話を組み立てていらっしゃった感じがするので、それらに比べて、何で今回こんな?と感じるというか…うーん。

遂に主音声まで!

1巻でこのお話に惚れ込んで以降、紙本派にも関わらず、電子で単巻買いしちゃってるんですけども、、、
漸く4巻発売!待ってましたー!早く言いたかったー!!遂に主音声までうるさくなったーー!!

3巻まで、まあ猫谷さんとか出て来てはいつつも、基本的には同じパターン(セックスはするのにセフレ関係のため、お互い好きで仕方ないのに言えなくて関係が進まない)でお話が続いていたので、多少のマンネリ感が出かけてたのですが、遂に進展。
表紙の向かい合って笑う2人がいいですよね。主音声までうるさくなった2人ですが、英子先生独特のテンポ感はそれでも健在でとても楽しく読めました。

取り敢えずまだ読んだことない方は1巻からこの最新巻までまとめて読んでー!

なるほど、ドムサブの世界観を突き詰めるとこうなる…!

先日別の作品で逆転ドムサブについて触れたところでしたが、作家さん買いしている野萩先生の新刊がそうなら、そりゃ読まねばでしょう!
そして、なるほど、流石皆様、ネタバレ防止処置が凄い!確かにネタバレなしで読んでいただきたいです。

風俗がきっかけで出会った2人は、心が求めていることと、身体が求めていることが逆が故に、なかなかパートナーを作れずに居た。そして、プレイ込みでセックスしてみると、もの凄く相性がよくて…!と始まります。
バース系のお話の中でもドムサブって、より一層心の機微が描かれていないといけないと思うのです。ドムだから、サブだからこの人に惹かれた、だけじゃ何か足りない。もう一つ、この人じゃなきゃ!というのがお話的に欲しいのですが、今回のお話の2人は、互いの欲が一致しており、そして更にそこから心の距離もつめていく…と、読み応えがあります。
その心の距離をつめていった結果、あることが起こる、というのが、この話の特異点。まあ正直評価が分かれるところではあると思います。せっかくそういう設定にしたのに、とも思う。が。そもそもドムサブという世界観の中にそれは存在しており、今まで触れられていなかっただけなのである。それがこの話においては上手く填まってて、ああなるほどね、この2人ならそうなってもいいよね、と納得できるのであります。

プレイ込みのセックスをしてみる、というところから始まったのと、レーベル的なのもあるかな?野萩先生作品の中でもエロ度高めです。
先生が精神的リバ、と書いてるのですが、確かにその通り。単純に役割をひっくり返してるだけじゃなく、互いの心と身体が納得している上でのひっくり返りなので、うんうん、素敵。

ですが、これはあくまで私の個人的意見でして。
これは地雷、という方や、否定的意見が出るだろうなあとも思うのです。なので評価は分かれるとは思いますが、「納得できる」という部分に重きをおいて、私は神評価としたいと思います!

いいですねー好きです!

初読み作家さんです。発売直後の皆様のレビューが素敵だったので、私も衝動的に買ってしまいました。
粗筋はもう帯の通り。逆転ドムサブです。ドムサブももう割と定着してきましたが、今年は逆転ドムサブが実ってますね。いいぞー好きだぞー!

ゲイネコのリーマン門村さんは、仕事のストレスをオナニーで癒すオナニスト。が、自分一人で整えなくなってしまい、デリヘルを使ったら凄く相性がいい男がやってくる。そしてその男から、あんたはDomだと言われる…というところからスタート。
いやー作者様も書いてますが、ケツ抱きの究極系ですね!ドム受けは!ケツ抱きが好きな方にも読んで欲しい!
普通のドムサブだと、サブが自分の心と身体に抗うというのが前提であるものが多かったりして、私個人的にはそれが苦手なのでハマる・ハマらないが大きいのがドムサブなんですが、逆転ドムサブは所謂女王様受けに近いものであり、うん、安心して読めます。まあSubさんが抱く側なのに命令されるのは…という葛藤があったりなかったりだとは思いますが、お互いの身体の本能には逆らわなくていい(抱きたい、抱かれたい)というのが、この関係をお互い納得して結んでるんだなというのがより腑に落ちるので安心するというか(個人的に無理矢理とかいやよいやよもが好きじゃないというのもある)。

セフレとして関係を続ける中で、どんどんお互いハマっていって、恋人になる、という流れです。
Subであるが故に諦めた夢があることだとか、他人と関わるのが面倒でオナニストとなったため、恋心に揺れるだとか、オナニーの神はいたのかとか(笑)いい感じにスパイスが効いてます。
パートナーになるというのは本心をさらけ出し合うこと、というのがドムサブの基本のようなものですが、逆転ドムサブのこちらの作品もそれが根底にあり、とても良かったです。


個人的な観点として、ちょっとギャグテイストの絵が雑かな?とか、状況や場面展開を示す景色だけを描くコマについてのコマ割りが下手かな?とか、身体のパースが、ん?という部分があるとか、そういう技術的なところが気になって評価を下げてるのですが、話の中身的にはほぼ神評価に近いです。

コワモテさんが表紙なのに可愛いお話

ニクヤ先生、個人的に作家さん買いするかどうかのライン上だったんですが、インタビュー見て、よし読んでみよう!と。
そう決意して、紙本派の私、リアル書店に行ったものの、まあー、無い!何処にも無い!書店員をしていたこともあり、紙本の流通だとか事情は解っておりますが、出版社が思ってた以上の売れ行きなんでしょうね…。こんな発売してすぐにレビューランキング上がるとは。
そんな話題作なら余計読みたい!と探し、何とか見つけました、新刊棚でなく通常棚に差さってた1冊!期待度マックスで読んだ訳ですが、いやー良かったです。

オメガバースも大分やり尽くした感はありますが、こちらはオメガバースに少し設定乗っけた感じですかね。オメガの匂いに鈍感なアルファと、フェロモン強すぎコワモテオメガさん。
隣人のコワモテが怖いと思ってたものの、そのコワモテさんが、匂いに疎い自分でも判るほどにオメガの匂いをさせていたことで、話は一変。セックスしてしまったことから、急激に意識するようになってしまいーというお話。
オメガバースによくある身体先行からのお話ですが、主人公の晃太くん、野球部部長をやってたこともあり、面倒見がいい(という風言葉は書かれてなかったけど、そうなんだろうなというのが十分判る描かれ形)。色恋とは無縁に過ごしてきたのもあるし、そもそもオメガの匂いも判らないから、とてつもなく童貞マインド(笑)
でもそれがいいのです。だからこそ、初めてセックスしたオメガさんだからこんなに気になってるんだ、と自戒しながらも、育まれる関係の中で気持ちは募っていくばかり。
そして、自分自身の生態については、コワモテ宮永さんの方が理解がある人なので、童貞マインド晃太くんに揺れつつも突き放すという加減がとてもいい。両想い、というのをわざわざ言葉で確認する…いいですね…。

何かねー、ホント可愛いお話なんですよ、表紙からは想像出来ないくらい。やっぱりこう、躰で始まった2人が両想いになるとキュンとします。

1冊完結で予定するなら、1冊でちゃんと過不足なくまとめろ!というタイプなのですが、この人気の感じ見ると続きそうな予感。両想いになりましたが、番にはなってませんもんね。
完結してるなあと思うけども、うーんでも最終回のあの小包のくだりは、今のところ「過」かな…。最終回、急に10ページ増になったと後書きにありますが、だから増えた無駄なシーン…?礼するって言ってた分の、お礼の物なのか、これ以上惑わされないために例えばプロテクター買ったとか…。
そう、この小包について、思わせぶりに描いているものの答えが明かされてないのです。つまり、続かないなら、無駄なシーンなのです。それがあるから、神評価は付けられないかな…。続編というのはあくまで人気だから続くもので、謎を残してるから続く、じゃ完結とは言えないと思っております。

という、神評価に出来ない理由は辛口ですが、でも1冊通して可愛いお話で満足です。
ニクヤ先生、絵のタッチ変わった…?よし、今後の作品、買います!

くちびるから愛 コミック

白松 

甘々溺愛攻め…なんだけど

白松先生の絵が好きなんですよねー。可愛くて、でもほのかにエロくて。
今作は、帯によると、ハイスペック溺愛男子×トラウマ持ちのなんでも屋。それに偽りなしです。大学受験を失敗した受けさんをフォローする攻めさん。

そんな攻めさんの声に感じるようになってーというのがありつつ、新しい仕事などに向き合っていく受けさん。
うーん、何でしょう、お話として悪くはないんですけど、何か…ぶれてる…?うーん?
何でしょう、アオリなどを見ると、受けさんは声フェチなのか?と思いきや別にそうではない。耳が良すぎてーというのがありますが、何か後半それ関係なくなってるんですよね。攻めさんの声を前からいい声、と認識はしていたみたいですが、突如攻めさんの声を聞いて感じちゃった、となるんですが、それが意識するきっかけになった…というには弱い…。声でなく、2人の今まで築いてきた関係性があってこそ仲が深まった、という感じなので、別に声がキーポイントだったという訳ではないんですよねぇ。

トラウマというのも大学受験に失敗したことで、兄と比べられ続けてた実家から逃げ出したというものなんですが…。何でしょう、割とね、受けさん、自分で立ち直ってる感もあるというか(苦笑)

なので、「どんな時でもそばにいてくれてありがとう」というお話なんですけど、そこに加えられているエッセンスがどれも弱いというか…。
せっかくの設定を生かし切れなかったのかな?という感じ。お話としてはするっと読めて溺愛攻め好き!と思えるものの、逆に設定をスルーしすぎじゃない?というのが引っかかっちゃいました。