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yuki no yousei
ピュアな愛って感じで本当に素敵なお話でした!
作中でのカメラの使われ方が本当に上手で、写真には撮った本人の気持ちが映るというセリフには心打たれました;;
その後に出てきた写真に無意識の愛が写りすぎてて…
冬にトラウマがある受けの心を溶かして行く攻めの言葉や表情、行動が本当に素敵でした。
そしてとにかく情景描写が美しすぎる!動物たちの絵や風景が本当に綺麗で読んでて心も綺麗になるような作品でした!買って損は無いです!
お互いに惹かれていく過程が丁寧に描かれていて良かったです。
絵柄も綺麗だし展開も無駄がなく、最後まできゅんきゅんさせられました。
性描写はキスまでしかありませんが、ハグするだけでもドキドキしたしエロがなくても2人の控えめなラブラブな雰囲気?が尊くてもうそれだけで満足しちゃいました。
どちらかというとブロマンスに近いので、初心者の方におすすめしたい作品だなと思いました。
素敵な作品を作ってくださりありがとうございました!
すごく美しい冬の北海道の情景美。ストーリーを盛り上げるために欠かせない美麗で繊細な背景にうっとりしつつ、その中で育まれていく2人の恋心に心酔した一冊でした。
めちゃくちゃ寒い真冬の北海道なのに、恋に浸る成美と春樹の心の中はポカポカとあったか。恋を自覚しても、積極的にいけない恋のもどかしさが何とも焦ったいです。
期間限定での居候だから、いつか終わりのくる2人暮らしだから……恋の展望のその先にあるのは別れだと思ってしまう、成美と春樹それぞれの交錯する想いに胸がギュッと痛くなりました。
"妖精"を撮るまでの間の居候生活は、それはそれはもう温もりと幸せの塊のような時間で、2人暮らしにすっかり馴染んでしまった彼らの距離感がとても素敵でした。
切なげで苦しい心理描写によって、悲しい思いに引き寄せられてしまうシーンもありますが、大事な人たちを失った過去の悲しみを、大事な人を得た喜びと楽しみで徐々に上書きしていく春樹のピュアな恋心はキュンの大洪水です…(〃ω〃)
"妖精"を探しにきた成美は確かに妖精を見つけることができたけど、彼が見つけた妖精は成美が本来求めていた妖精よりもっと愛おしい存在の"妖精"。成美が写した雪の中に佇む妖精の姿は、無垢な美しさが輝いていました。
成美はきっと、この妖精に出会うためにここに来たんだなと…巡り合わされたんだなと。そう思わずにはいられません。
帰る場所がここにある。
迎える場所がここにある。
そんな2人の素敵なエンディングは多幸感の極み。素晴らしい読後感でした。
できるならその後の様子も見てみたい。もっと2人の愛に酔わせて欲しいです^ ^
東京から北海道へ、冬の動物の写真を撮りに来た成美だが、手違いで泊まる所がなく、一人暮らしをする春樹の家に居候することになった。
春樹に対して距離が近い成美に、春樹は引くが、徐々に成美といることに慣れてくる。
成美は春樹を撮る事が増えていき。。。
恋に発展するとは思えないような関係から、少しずつ距離が縮まり、相手を意識するようになると、キュンキュンしますね!
そして、芹澤先生の美しい絵!!
毎回芹澤先生の作品を読むたびに思うのですが、人物の瞳が本当に綺麗で、惹き込まれる。
動物も可愛いくリアルに描いていますが、それ以上に人物の絵が、どのコマも美しかったです。
成美が撮りためた春樹の写真で、写真集出して欲しい!!と何度思ったことか。
絵だけでなく、お話もとっても良い作品です。
芹澤先生の作品にハズレなんてものないのですが、とてもとても素敵でした...
読了後なんとも表現しがたい涙が自然と込み上げてきて、多幸感に包まれました。特に好きなシーンは、成美の瞳越し、フィルム(レンズ)越しにきりとられる春樹の表情。いじらしくて、かわいらしくて己の心も吹雪のように荒れました。成美の目には春樹がこんなにも素敵に映るんだなぁ...と頷けます。
厳しい寒さの中寄り添って温め合い冬を越す小鳥のように、お互い小さく芽生えた恋心をゆっくりと大切に育むような、丁寧で優しい物語でした。その中には淋しさや切なさを感じるエピソードもありますが、読み終えるとなんとも不思議な胸の温かさが感じられるはずです。胸がいっぱいになるとはまさにこのこと。素敵なドラマでした。
なんてキレイなお話なのでしょうか。
相手への気持ちが写真から溢れてくるようで心地がいい作品でした!
季節の中に溶け込む2人。
冬から春へ、暖かくなっていいくように
2人の距離が縮まっていく様がとてもうまく
描かれていました
都会のコミュ力モンスターカメラマン
×
大自然で育つ心が純粋な青年
どちらかが拗らせて心が離れてドキマギさせられそうな
2人ですが、カメラから覗くという行動を挟むことに
より一定の距離があって落ち着いて読めました
エロは無し!このストーリーなら
あまりガツガツ進んで欲しくないから
丁度良かったです!
エロを望んで読むのは違うかなって感じです。
暖炉の前で寄り添う二人、ふわふわ毛布に身をくるんでココアでも飲みながら静かに窓の外の雪景色を眺める。
ポカポカと赤くなる頬。チラチラと、つい目が合ってしまう。
そんな愛がここにある。
「会話がなくても心地いい」
この気持ちを具現化したような作品になっております。
この作品は電子も良いのですが、是非とも紙で読む方をおすすめします。ページを捲った瞬間、あの圧倒的な美しさと繊細さはしっかりと両手で実感して欲しいですね。
絵やキャラもストーリーも、全てに魅力を感じさせる素晴らしい漫画でした。
間違いなくオススメしたいピュアピュアBLです!!
成美さんと春樹くんのなんとも言えない距離感がむずキュンすぎて、、、ちょっと切ないシーンもあったりしますがそれを超えるキュンキュンシーンが沢山あって、読み終わったあとはとても温かい気持ちになれるのでほんとにオススメです〜!
あと絵が本当に綺麗なのでより一層引き込まれました!
真冬の北海道、雪深い田舎町が舞台のお話。
動物写真家の成美が撮影のため春樹の住む町に訪れたことで出会ったふたり。一緒に過ごした時間が優しく気持ちを育んでいくような恋のお話でした。
ちょっと頑固なところがある春樹ですが、彼がそうなってしまったのには切ない理由があって。それがわかるとすごく苦しくなったけれど、閉ざし気味になっている春樹の心を成美が温かい気持ちで包んでくれるので、こちらもじんわりと温かさをわけてもらったような気持ちになりました。
成美との出会いで固くなっていた考え方が変わり、春樹の表情が明るくなっていったのがなにより嬉しかった!
冬が嫌なことを思い出すだけのものではなくなって、ふたりにとって大切な季節になったのもすごく素敵でした。
芹澤先生の作品を読むたびに毎回美しさに感動しますが、今作も本当にすごかった…!
人物や動物はもちろん、冷たく張り詰めた外の空気や暖かな火の温もりなど、温度まで伝わってくるような情景描写が本当に素晴らしかったです。
また何度も読み返したい!と思える作品でした。
いつ見ても、芹澤知先生の表紙時には驚かされて、それぞれ違うテイストで素敵で面白い!!
この作品はまるでシネマ作品の様。
雪積もる冬の北海道に動物カメラマンの成美輝一が『雪の妖精』を撮りにやって来て、農業を営む穂村春樹のカメラを挟んだひと冬の話。
両親を事故で亡くし祖母と暮らす春樹、雪深い北海道に『雪の妖精』を撮りに来たカメラマン成美。コミュ力満点でいつの間にか祖母をはじめ町の人と知り合いに、雪の妖精を撮るひと冬一緒に過ごすことに。
自分とは違い過ぎる成海に少し苦手意識を持っていた春樹だがカメラを教わりながら成美に距離を縮められていく。
春樹の人見知りは可愛いし、ファインダー越しでも愛おしいとわかる成美の撮った春樹、
なんだかんだと春樹を愛しいと思う成美。
雪が溶ける前に『雪の妖精』は撮れるのか、
成美と春樹の互いの思いは、
雪とカメラが繋ぐ一つの恋物語。