黄昏アウトフォーカス overlap

tasogare outfocus overlap

黄昏アウトフォーカス overlap
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神146
  • 萌×245
  • 萌16
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
18
得点
958
評価数
207
平均
4.6 / 5
神率
70.5%
著者
じゃのめ 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
シリーズ
黄昏アウトフォーカス
発売日
電子発売日
価格
¥754(税抜)  
ISBN
9784065206034

あらすじ

映画に情熱を注ぐ真面目で真っすぐな真央と、実はゲイである不良で一匹狼の美しい寿。男子校の寮で同室となった2人は、次第に良き友人となり、そして恋人になった――。そんな、付き合って以降の2人の高校生活を描く番外編(前・中・後編)と、コミックス『黄昏アウトフォーカス』未収録のtake.7、ドラマCDのアフレコルポ漫画、『恋色ソフトフォーカス』、『夜の空に光るもの』も収録した、『黄昏アウトフォーカス』番外編集。

表題作黄昏アウトフォーカス overlap

大友寿,高校2年生,演劇部
土屋真央,高校2年生,映画部

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • ドラマCDアフレコレポ
  • 残像スローモーション プロローグ

レビュー投稿数18

美しい青春の時

映画に情熱を注ぐ真面目で真っすぐな真央と、ゲイで不良で一匹狼の美しい寿。男子校の寮で同室となった2人は、次第に良き友人となり、そして恋人になりました。
そこからの後日談です。
私黄昏アウトフォーカスを読んだあと、この本を読まずに残像と宵々を読んでいたのですが、この1冊も絶対に読んだほうがいいですねー!
メインは真央と寿なのですが、その他2年生の面々がたくさん活躍します。
お付き合い後の色んなエピソードが収録されており、満足感がすーごいです。

エピソードはもちろん、先生の描く画、言葉、なんて美しいんだろうな。
高校時代、その短い時間の中だけにあるキラキラした時を永遠に壁になって眺めていたいと心から思いました。
真央と寿も掘り下げられていて、2人の関係も深まっていて、最高の1冊でした。

真央は可愛いけどかっこよくて、寿は本当に素敵でした。寿の素敵さが世間にもばれちゃったけど、隠し通せぬ存在感だな〜と改めて思いました。

0

後日談メインの番外編集

「黄昏アウトフォーカス」の後日談メインの番外編集。
収録内容は雑ぱくに次のとおりです。
・「黄昏アウトフォーカス」take.7 :演劇部に入った寿を応援しつつ変化に戸惑う真央の話。
・「恋色ソフトフォーカス」:映画部2年でBLについて語り、感化されて寿を誘ってみる真央。
・「夜の空に光るもの」:二人で寮を抜け出し夜景の撮影。夜が嫌いだったのに二人なら楽しいと思える寿の話。
・「黄昏アウトフォーカス overlap」:文化祭のコンペ結果と、ネットに上げた映画がバズってMV撮影する話。
・「書き下ろし番外編」:overlapの続き。つきあってることを映画部2年で共有。
・ドラマCDアフレコルポ 
・「残像スローモーション プロローグ」:文化祭用の映画撮影時の話。

というわけでほんとうに番外編集。寿×真央がほとんどですがお得感がありました。
(前作を読まないと分からないことが多いですが)
寿×真央は、ちょっと淋しくなったり不安に思ったりを二人でいることで補って幸せを感じるCPで、高校生で寮のルームメイトという設定と相俟って、ピュア感が際立っています。(やることはやってますが)
進路のことを考えて、そうかこの部屋を出てバラバラになるんだ、と我に返ったり。
今がとても楽しいから、終わりがくると思えない。でも必ず終わりは来る。高校生活は3年もあるけどたったの3年、という、祭の盛り上がりと、その後にやってくる寂寥とを内包した作風なのが、魅力かなと思います。
でも彼らの高校生活、楽しいと思うんですよね。大好きなもの(映画制作)に熱中して、好きな人と同室で、友達とも仲良しでなんて夢のようです。終わりたくないって強く強く思うだろうなと。
個人的には市川くんが面白くて。「観衆の目が節穴だったばかりに敗北しましたが」とか「まだ負けてない」「関係ない、断れ」とか、自己肯定感が高いのとメンタル鋼なのと地頭がいいのに加えて負けず嫌い。このままの性格で大人になるのは、鋼メンタルは案外もろかったりするので難しいかもしれないけど、この作品世界では永遠の少年でいてほしい。

1

はぁ、永遠に観ていられる

黄昏アウトフォーカスの続編です!

その後を描いた話なので
「黄昏アウトフォーカス」を読んでから
読まないとLOVE可愛い胸キュン度が
下がってしまいます!
なので、読んでからこちらを読んでね!!!


で、内容ですが!
ふたりのその後のお話です!
映画を撮り、動画をアップすると
ちょいバズり!そして新たなチャレンジへ
また、寿と映画部が動き出すのですが
前作と違いちょっぴり寿の弱い部分と言いますか
将来への不安と
孤独を知っているから真央との関係の不安
少しガキぽい高校生らしいところが
描いています。

いつも大人びているから
普通の高校生よりなんだか弱々しくて
(そこが愛おしいですが)
心が痛くなるけど!!!!

くぅぅーーーー!
真央の良いところが全面にでてる!

寿が弱ってもそれに気づいて
不器用ながら素直に寿だけを見つめて
将来が不安でもお互い支えあえば
乗り越えられるという、なんの根拠もないけど
いつも真っ直ぐな真央だからこそ信じられる
言葉を寿にぶつけて

あー、このふたり一生一緒にいるな〜

なんて思わせてくれる!

なんか悲しい気持ちになっても温かい心で
終われる作品になっています!

1

大人になりかけの

 蜜月、という言葉がぴったりな続編でした。寿も真央も気持ちがとても安定していて、高校生にして出来上がっているなぁという印象を受けますね。お互い映画や演劇について触れたり考えたりする機会が多いことが、豊かな心に繋がっているのかもしれません。一方で、もらってばかりの自分は相手に何を返せるのか、どうしたらセックスで相手を満足させられるのかなどを考えてしまうところは恋愛初心者らしく、可愛らしさも感じました。最後にやはりドラマチックなシーンがあるところがこの作品らしいですね。

1

蜜月な2人

続編ありがとうございます。
寿と真央の蜜月期が拝めます。
寿に与えてもらってばかりだと悩み、漢を上げなければ、と色々奮闘する真央が健気で良かったです。

ラブラブな日常の中に映画制作があり、生徒としても1人の人間としても成長している様子が伺えます。
進路の事や2人の将来の事を考える過程で、お互いの事を思いやってるのが伝わってきました。
きっとこの2人なら色んな事を乗り越えられるんじゃないかな、と思える安心感がありました。

寿が世間に見つかっちゃいましたね。
軽音サークルと言えど、バズって有名になったらスカウトとかされるのでは⁈とちょっと心配になっちゃいますね。

『残像スローモーション』は未読ですが、プロローグが素敵で、市川も好きなキャラクターなので読むの楽しみです。

1

運命よりも約束を。

シリーズ第3弾。
アウトフォーカス後の寿と真央の日々が描かれています。
素敵カップルすぎてキュンが止まりません…苦しい!(笑)

恋人になってからは甘い雰囲気の幸せな毎日で、とても満たされているふたり。
だからこそ、ふと、先のことを考えて不安になってしまうんですよね。
でもこのふたりは気持ちを隠してすれ違ったりしないのがすごく良いところだと思います。
怖くてもきちんと向き合う強さを持っているのって本当に素晴らしいことだな、と。
一緒に居て良いことばかりではなかったとしてもこのふたりなら大丈夫だろうな、と描かれていない未来を想像できちゃうくらいに素敵でした。
海で赤い糸がふたりの小指に絡みついていたシーン、とっても感動しました。

寿も真央もお互いを好きな気持ちがすごく溢れているので読んでいてすごく幸せな気持ちになれます。
何度読んでもまた新しい気持ちで感動できる、そんな作品だと思います。

1

高校生ものの最高峰

ちょっと、だいぶ、びっくりしました。前作もすごくよかったけどこれは輪をかけていい。久しぶりにあああああ、、、、って読みながら悶えました。もう学生さんのことがだいぶわからない年になってきて高校生ものはあまりピンとこないのですが、これはちょっと素晴らしすぎる。自分の中で「同級生」に並んで来そうな勢い。全てのシーンがキラキラしてBGMが聴こえて来そう。BLのいいとこ全部詰め込んで昇華させたような作品。登場人物みんないい。が、何と言っても大友寿くん、犯罪的かっこよさ、限界突破のかっこよさ。この魅力に抗える人間がいるでしょうか?かっこ良すぎて読んでる途中でもう、無理・・・かっこ良すぎて無理と何度か休憩入れました。このどこか懐かしいのにおしゃれな画風、素敵、巧い、巧すぎる。学生生活を舞台にして揺れる若者の心情を軸に、とありふれた題材でここまで読ませる作品を描くとは・・恐れ入りました。

1

らぶらぶハッピーですね

ますます、更に、絵が美しく感じます。
寿と真央が順調にお付き合いを続け、らぶらぶいちゃいちゃし放題でナイスですね。

真央は寿に、してもらってばっかり…自分も何かしたい、何ができるか、と少し悩んだり、がんばったりするけど、そうやって絆を深めていっていいと思う。
だって、寿も真央が大好きで、そんな真央を不満になんて思っていないでしょうし。
ただ、高校卒業後、どうなるか…少し不安になるのは当然だろうと思うし。
それに対して、真央は約束してあげることができたし。

ステキな恋人、キャメラ、映画部の仲間…に囲まれて、しあわせですよね真央。
寿は過去にいろいろあったけど、今はしあわせそうだし。これからもそうだし。

にしても、自由な寮で、2人の隣りの部屋には声が聞こえたりしてバレないのかと思っちゃうw らぶらぶな2人にとっては天国のような寮生活ですね。

らぶらぶいちゃいちゃな2人を見るの大好きで、いい話だとは思うのですが、終始客観的に、うんうんよかったねと見ていまして、特に萌えたり、入り込んだりはなかったので、萌とさせて頂きます。

あ、個人的ツボの本條くんが、また後光キラキラ、アルカイックスマイルで登場してくれてうれしかったです。

1

あくまでも高校生

青春の美しさは前巻と変わらずそのままでした。続刊にありがちな展開はなく重すぎる葛藤もなく甘い後日談で、同人や特典再録っぽい雰囲気です。同人再録ではなくて普通に雑誌連載してましたよね確か。
バズりレベルや、地域の大学生とのコラボなど、高校生らしい範囲での盛りすぎてない達成感がよい塩梅です。

「残像スローモーション」市川推しの私は、恋に悩む彼が見たかったな〜
仁×義一はもう見れないのかしら。プロローグが収録されていて、仁さんの背中は見せてくれたけど。

シーモア限定おまけ漫画1枚 あんパン
萌〜萌2

1

最っ高…

表紙のエモさに圧倒されて、なかなか読みだせなかった”黄昏アウトフォーカス”にやっとたどり着いて、表紙以上にエモい内容に圧倒されて、その勢いのまま”Overlap”までやってきました。控え目にいって最高ですね。恋人になった寿と真央の薔薇色の日々が描かれていて楽しすぎます。愛されてどんどん可愛くなっていく真央に寿だけじゃなく、壁もメロメロになってしまいました…。
2人が出会って好きになっていく過程もいいんですけど、恋人になった2人の何気ない日常掌編をぎゅっと詰め込んでいる1冊って繰り返し読めるんですよね。ほっとした気持ちになれるというか、安心と安定(と愛)しかないので、心に平穏(と萌)をもたらしてくれるのです。そして、じゃのめ先生の描く攻って、物憂げで官能的、お耽美好きの心の琴線にガシガシふれてきます。

経験値の高い攻がウブい受に骨抜きにされる構図が大好きなんですよ。寿によってスケベの偏差値をあげていく真央がたまらんです。攻のテクニックに甘んじず、マグロな俺じゃだめ!危機感を募らせる健気さ、気持ちいいことに流されやすい感度のよさは天性の受ですよね。(しかも努力家っぽいから、もしや寿に奉仕しまくる真央をいつか見れるのかしら…?)

青春の爽やかさと真っ直ぐさに、恋愛のしっとり感と複雑さがうまーくミックスされている最高のBたちがLする作品でした。(そして、映画部が楽しそうすぎる…。壁でもいいけど顧問もいいな。)ブルスカ式に高3→大学と、2人のその後の日々も読んでみたいです。お願いします。

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