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kinou kimi ga shinda
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
仕立て屋の羽繕の好きだった人が、タヒんでしまった。
相手は、学生時代の同級生で、密かに想いを寄せていた護堂。
悪魔のような男に魔法のミシンをもらった羽繕。
亡くなった護堂をもとに、寸分違わずミシンで護堂の人形「ゴドー」を創り上げたが、彼のたましいが足りず、探す旅へ2人とお供の猫と雑巾で出発したが、、、
というお話。
1話1話が短く、それぞれ完結したストーリーなのですが、どれも独特なARUKU節が炸裂しています!(褒め言葉)
脇キャラなどの設定も素晴らしく、ARUKU先生の感性って?!! (←もちろん褒め言葉)
と、震撼したまりあげはでした。
報われない想いを抱えたまま亡くなり、最終的に羽繕のおかげで好きな人の傘になったお話とか、最高すぎるし、ゴドーの本体の護堂のたましいは、実は羽繕の傍にずっといたりする設定とか、なんてドラマティックなんだろう! と震えました(2度目震える、まりあげは)。
はぁ、もお、この空気感出せるのはARUKU先生だけですよねえ。
この伏線が回収されたら、どんな結末になるのでしょうか!
すごすぎる、、、(うっとり)
タイトルの通り、主人公の思い人が死んだ所から始まるので暗い話かと思いきや、全体的にほっこりする作品です。
たまに言動と表情が合ってなくないか?と思う所はありますが、多分敢えてのチグハグにしているのかな?と思うようになり、それよりも先が気になるのでどんどんページを捲りたくなる作品です。
今主人公と旅をしているのは人形なので、簡単に部位欠損をする事があるのでそこが苦手な人には辛いかもしれませんが、でも血みどろでもなくサラッとした感じに描かれているので読んでみる事をお勧めします。
独特な世界観を持つ作品です。
はじめは、キャラクターの表情の薄さや、セリフのテンポに違和感を覚えていましたが、それがストーリーの美しさを際立たせていると感じました。
まるで人形劇のようなキャラクターたちの可愛いやりとりに癒されます。
ストーリー展開も素晴らしく、ARUKU先生は天才です!
ちなみにARUKU先生の他の作品も気になって読みました。
ファンタジーかつ人の優しさに溢れるお話で、ARUKU節が全開でした。
他の作品もぜひ読んで欲しいです。
読後の今、頭がボーっとしており現実世界に戻ってくるのに時間がかかっています。内容が衝撃的なのでは無くて、お話が完璧で素晴らしくて今日は他の作品が読めないなぁと思う位に魅了されました。
仕立て屋の羽繕とゴドーくん、黒猫と雑巾が旅の仲間で魔法のミシンを携えてゴドーくんのたましいを探す旅が始まります。
世界の終わりで人間が滅びつつある時代。天使と悪魔も登場します。特に悪魔は味方なのか敵なのか、はっきりしないのですが彼も今後のストーリーにおいてキーパーソンのような気がします。
道中出会った人々の悩みをはづがミシンや手縫いで直したり、新しく作ってあげることによって助けていくロードムービーです。
それぞれが聖書のような示唆に富んだお話で心がほんわか温かくなります。
はづとゴドーくんには今以上に幸せになって欲しいです。
おのれ「ちょっと魔」めぇーーーーwww
って彼らの生きがいを知った時は思ったのに…あんなに目をキラキラさせて前を向いている彼らを知っちゃったらさ、、、コンディショナーだと思って手に取ったその液体がやたら泡立っている事で3度目のシャンプーしてるじゃん…私、、、って思う事なんて些末な事よな、、、と思えちゃうよねw
むしろこれからはちょっと魔がソコに居たのかも?なんてちょっとホッコリしちゃって失敗さえも笑えそう( ´3`)~♪
っと…いきなり脱線気味でレビューを始めてしまいましたが、ファンタジー全開のこの作品世界に溢れかえるARUKU先生が生み出した数々のキャラクターに心が躍らずにいられません
ファンタジー味がある作品ではなくしっかりファンタジー!!
そしてどこかで観た事があるファンタジーではなくて、間違いなく初めて出会う世界観だからこそワクワク出来るような既視感ゼロのARKU先生ワールド!!
そんな作品を紡ぐメインキャラは仕立て屋の”はづ”こと羽繕(はづくろ)と”ゴドー”こと護堂です(攻め受けはゴドー×はづ)
ある目的で2人は旅をしていますがその先々でたくさんの物語に出会い、掬い、時には救い上げ、後には救われたり、同行者が増えたりしながら進みます
その過程で出会う物語を生むのがちょっと魔のような数々のキャラクターです(”ちょっと魔”の正体は是非本編でお確かめ下さい♪)
本当にファンタジーの楽しさや可能性を無限に感じさせてくれる創作の素晴らしい世界!!
次はどんな物語が?どんなキャラに出会えるの?と、読むのが、観るのが楽しい時間が続きます٩(๑´3`๑)۶
そして挟まれる数々の美しいストーリーや先の見えないドキドキに心が掴まれます
ぎゅっとグッと心を掴まれながら明かされていくゴドーの欠けた魂の在りか…
この設定が明かされるタイミングも秀逸で!もぉこの作品の結末を知るまでは読むのを止められないな、と確信しました
作品序盤の旅の始まりのきっかけとなった地獄のファッショニスタこと地獄のお洒落バカ殿下(←呼び方…笑!!!)にはきっとあの時点から欠けたゴドーの部品=護堂自身の魂が視えていたのかも知れないのでは?!
なんて、、、思えたりする妄想領域!本当にストーリー構成が秀逸です
ページ数も多くボリュームもあります
その分散りばめられたピースを拾いながら読む楽しさも味わえます
軸はBLとして大きな背骨を感じる構成ですが、その軸を支える骨格と肉には様々な世界や立場からの想いが詰まっていて、その出来上がった世界は大きな「愛」という温かな布に包まれている
まだ1巻
この先2人の旅が穏やかながら幸せに、そして前向きに進んで欲しいと願って止みません
それでは2巻に行ってきます
修正|メイン2人以外の絡みなどがたまにありますがどれも修正不要な描写でした
大好きな作家様。数作拝読していて「百年でただ一度だけ恋した」「嫌い、大嫌い、愛してる。」などが特に好きです。
こちら長らく積んでいて、3巻発売を機にやっと読みました。
あらすじ通り、かなりガッツリなファンタジーですね。読むまでにちょっと気合いが必要だったんですが、読み始めたら世界観、キャラクター、ストーリーなどに引き込まれて、読む手が止まらなくなりました。さすが皆さんが高評価されるだけありますね。
終末後の世界。仕立て屋の羽繕(はづくろ)が、悪魔がくれた魔法のミシンで縫うと、それは命を持つ。死んだ想い人の護堂を縫うと、たましいの部品の足りないゴドーができた。悪魔に後押しされ、ゴドーのたましいを探す旅に出る、というお話。
本物の護堂は強面の参事だけど、ゴドーはちょっと抜けてる感じのワンコで、羽繕に懐くのが可愛い。
羽繕は養父母に「クソほどの価値もない」などと言われながら育った、またまた不憫受け。(先生の作品、大抵受けが不憫ですね!)
そのためすごくネガティブなんだけど、実は仕立て屋としてすごい腕を持っている。
この二人が、魔法のミシンを持って一緒に旅をするロードムービー風の作品。
旅先で出会ういろんな生き物に頼まれ、ミシンを使って様々なものを作り手出していく…。
うん!面白い!どのエピソードもすごく面白いし、登場人物たちも魅力的。あと絵柄がとても美しいですね。服のデザインもかっこいいな。
ARUKU先生の大変読み応えのあるファンタジー、素晴らしいです!BLという枠を超越した作品と思います。もっと早く読めばよかった〜。
護堂のエピソードが出てきたのも嬉しかったな。天使とのやり取りがあったけど、結局どうなったのか、気になるところ。
旅はまだまだ続きそう。
続いて2巻もレビューします。
タイトルを見て
「これもう絶対悲しいやつやん…」
と "勝手に勘違い" して二の足を踏んでいたのですが、3巻が発売されてレビューを覗き、「明日屋商い繁盛」「キラキラセブン」が好きなら迷わず読んで、と書かれていた方がいたので、ガッツリ該当する私は触発されて読みました。
(レビュワーさん ありがとうございます!)
内容を全く知らずに読み始め、ちょうど自分の服や靴下を手縫いでいろいろ直していた時だったので驚きました。
ARUKUさんが仕立て屋BLを描いてらっしゃったとは!
タイトルとは裏腹に明るめの内容で、悲壮感がほぼないのも嬉しい誤算。
しかも一話完結スタイルなので(もちろん大きな流れもあり、いろいろと変化していきます)、3巻もあるのに、思った以上にサクサクと一気に読めました。
決壊した壁から悪いものが侵入してきて人類を滅ぼし、残ったのは主人公(受け)たった一人(?)という世界。
悪魔に仕立て料の代金としてもらった魔法のミシンの力を借りて、仕立て屋としての技能を生かしつつ、いろんなキャラを助けながら攻めの魂を探す旅に出るので、なんだかわらしべ長者っぽくもあるし、回のたびに仲間も増えてRPGっぽくもある。
本筋のネタバレは避けますが、魂が登場した瞬間は本当に衝撃でした。
雑巾がキャラになってるのは生まれて初めて見ましたw もう発想がすごいのw
「ちょっと魔」というネーミングセンスよw 好きw
そうそうこういう「魔」いるわw ほんっと上手い!
てゆーかミシンて「ガルル」ってやる気の音出すのかw
そら豆共和国の国民もw かわえぇなw
作中何度も、特に春を呼ぶ虫の回と赤い糸の回は涙が出ました…
春の王様=あの下級天使だったのですね。
攻めのビジュアルが回によってコロコロ変わりますが、そこにもちゃんと意味があります。
攻め視点の回は心臓がギュンギュンきたので、ARUKUさん著作の中では特に私に刺さる萌えが多めでした。
攻めが過去に別の男とヤるシーンが一コマだけあるので、地雷な人は注意です。
まわりの人々に優しくしよう、自分も努力してみよう、そんな勇気ももらえた神作でした。
しかも、知らない言葉もいっぱい出てきて勉強になりました。
猫回もあるので、猫好きさんはお見逃しなく。
特に心に残った言葉:
「生きていると体の中にあるエンジンが 前へ前へと言うのです」
「「他の誰かのために」という 脆そうで結構強いエンジンシステムで 世界は稼働しているのかも」
「誉め言葉はいつでも心にあって 取り出して眺める宝石箱みたい」
「あの頃ほしかった返事を今の自分が書けるなら 最高だね」
「魔法のミシン」で好きな人を蘇らせ魂を探す旅!!
~なのだ!って語尾がかわいい…と思えるのはARUKU先生男子の特権ですね。
童話みたいにキラキラほわほわ優しくて心温まって、辛辣なとこは徹底的なのが面白い!!
切なさとキュンもいっぱい、切り口も独特で
ARUKU先生の世界をたっぷり堪能できました。
続くような、ここで終わりなのようなところが気になるところ。
すごく前向きな気持ちになれる終わり方なので、これはこれで良いなぁなんですが、羽繕が真底幸せにイチャコラするの見たいです!!
何百冊と読んできましたが、レビューを書くのは初めてです。この作品は書きたい!と思いました。下手くそな文章になります。お許しください。
ファンタジー特有のその作品の世界観を掴むまで時間がかかる感じがなく、1ページ目からすーっと入り込めました。
話の内容も面白いです。感動もする。
槇原敬之の曲を思い出します。「きっとーまたーこのーさき」っていう歌。
ファンタジー苦手な方もぜひ読んで見てほしいです!
大好きな1冊になりました。
ARUKU先生の作品は「嫌い、大嫌い、愛してる。」だけ読んだことがあり、まずその独創性に圧倒されました。
自分にとってBLとは男×男の恋愛を見守るものであり、それで萌えを摂取できればそれで満足なんですが、ARUKU先生の作品はただのBLを遥かに凌駕しちゃってる、つまりNEXT LEVELといった感じです。
本作の世界観にはとにかく驚かされました。
試し読みでは、ちょっと薄暗い悲しい感じだな…って感じだったんですが読み進めると、ん?悪魔?魔法のミシン?終末世界?ととにかく次々驚きの扉が開かれる感覚でした。
綺麗さ、可愛さ、醜さ、不思議、寂しさ、と色々な表現があり様々な感情が刺激される!
なるほど、これが皆様のおっしゃるARUKUワールドなのか。
自分に合うか、と言われればピッタリハマる!ってわけではないのですが、読み始めたら沼なんですよね。
これは神をつけるしかない作品でした。
読み終わってから気づいたのですが、2巻へ続く…なんですね!
2巻発売待ってます!
ARUKUさんのは完結するまで我慢しようと思っていたのに、しきれなかった…
素晴らしいファンタジー。
一話一話の場面の道中がぶつ切れになって、童話集のように始まるお話もあります。
旅の途中で出会う生物たちがなんともかわいくて切なくて健気なことか。
そしてなんといっても画力。
人の身体がすごくよくなってます。
味のある感じも好きですが、今回のこのファンタジーにはこの絵!っていう感じのすばらしさです。
起こる現象ひとつひとつに説明はありません。その余白が最後に全てわかるのか期待しながら、余白のままでも充分です。
主人公はかわいく、ゴドーくんはかわいくてかっこいいです。そして本物の護堂の話にきたとき、どうか最後はハッピーエンドであるようにと祈りました。
思いが伝わればいいのに…。
何度も読み返して次巻を待ちます。
試し読みで続きが気になったら是非どうぞ!
世界が滅んで、何故か1人だけ生き残ったはづとはづがこしらえた雑巾と猫とゴドーとゴドーの魂を探す旅に出ます。
旅する世界は絵本の世界のようで、悪魔もいるし、ゴドーはときどき怖くて不思議な世界。
あっと言う間に引き込まれてしまった。
この世界と絵柄が絶妙にマッチして怖可愛い。
ふわふわ可愛いと思いながら読んでいると突然シリアスになったりキモコワカワイイ絵にビビったり油断ならないんですが、そこも含めて凄いパワーがあります。
早く続きが読みたい
想い人ゴドー君を模倣した人形×世界が滅びた後、生き残った天才仕立て屋。
世界が滅びた後、なぜか生き残った仕立て屋のはづが悪魔からもらったミシンで想い人の人形を作るところから話が始まります。はづと人形は想い人のゴドー君の魂を探す旅にでます。
まるで絵本の中にいるようなARUKU先生の美しい世界観と、キャラクターの個性が素晴らしくて本当に感動しました。
セリフの一つ一つが優しくて愛に溢れていて、読んでてずっと涙が止まらなかったです。
ARUKU先生は中毒性があると友人から何度も言い聞かされてきたので、なんだか手を出すのが怖くて避けてきてしまったのですが、ちるちるで作品を探していく中で偶然今作に当たって、なんとなく手に取って見ることにしました。
読後、ARUKUワールドに一瞬で引き込まれてしまいました。なんだこの吸引力は。
普段はあらすじやレビューを確認してから読むのですが、なんでか今作だけは何も読まずに読み始めることに。これが功を奏したので、今では過去の自分に感謝感激雨霰状態です。
まず、ページを開いてすぐ「愛する人が死んでしまった後の話」「人間の世界が終わってしまった」という始まりの斬新さに、いきなりガツンと頭を殴られたかのような衝撃を受け、マジか……こんな絶望的な状況からどうなるっていうの……と混乱しながら読み進めることに。
私はそれなりにBLを読んできましたが(姐さん方には到底及ばないものの)、こんな形の読書の始まりは初めて経験するものでした。
そして単なる悪性ウイルスのことをオシャレに「悪魔性のウイルス」と言っているのかと思いきや、本物の「悪魔」のウイルスだったと発覚し、この物語がファンタジーだったことを知ります。
その後の展開にも、なるほど……面白いな……と感じつつ、先が気になりすぎて全力で目を動かしました。
私の読書体験をつらつらと書いていてもあんまり面白く無いと思うのでここ辺りで切り上げますが、全体的に本当に面白かった。それしか言えません。
ARUKU先生の言語センスが天才的すぎて、じっくりと味わうように読んでしまうから普段の倍以上の時間がかかりましたし、(何故か)読んでいる途中はなんて良い話なんだ……と思うだけだったのに、読後に反芻していると涙がボロボロ溢れて止まらなくなりました。
なんだか不思議な絵本のようなお話ですね。
温かい愛のお話が多いのに、なんだか奇妙で怖くて、でもじんわりと確実に胸が暖かくなるような。傘のお話が一番胸に刺さったのですが、やっぱりちょっと怖くて……でも思い出せば思い出すほど涙が溢れるんです。不思議。
一つ一つの短いお話が独立しているようで、しっかりと強固に繋がっている感じが大好きでした。
何度も反芻して読んでしまいそうです。本当に素敵な作品でした。出会えてよかった、ありがとう、ちるちる。
ARUKU先生の他の作品も全部買って読みたいと思います。他の作品の中にはなかなか辛いものがあるという噂を聞いているので、ワクワクしつつもビクビクしております……。
すごいすごいすごいよARUKUさんっっ!
今までもARUKUさんの生み出す数々の物語に
(加齢により死にかけてる)私の感性は栄養を貰い救われてきたけど、またしても。
今回の物語はARUKUさんの作品の中でも、とびきり優しくて前向きで希望に溢れている。
主人公は恵まれない生い立ちで弱々しいのかと思いきや、めっちゃ根性あるの。優しくて意志が強い。弱気だけど前に進む。
愛する人の魂を探す旅。目的地も分からない当てのない旅だけど、色んな出会いで道がひらけていく。(この出会いのいくつかの物語で私はどれだけ泣いたことか、、。ARUKUさんに健気でいじらしい小さきもの描かせたらちょっと誰も敵わない。フワフワの毛布で包んであげたくなる妖精?さんたちがいっぱい。)
きっとこの旅の結末は素晴らしいハピエンになるんじゃないかな。だって主人公に冷たく当たり続けた養父母でさえ完全なわるものとして描いていないもの。
ラストのワクワクする船出シーンもすごく好き。最高の「次巻へ続く」。
えっ今確認したらENDって書いてあるけど続きますよね?
ヒソッ
あの〇〇ミスプリかと思ったーー
ARUKU先生作品で1番忘れられないのは「猿喰山疑獄事件」で、あの作品を読み終わった時は虚脱感が半端なくてそれから1度も開く勇気がありませんでした。
人間の中の残酷さや美しさが独特のタッチとテンポで描かれていて、言葉の使い方や世界観が唯一無二の作家だと思うのです。
今回はタイトルを見た時からどれだけ泣かされるだろうと身構えていたのですが、想像以上で何度涙が溢れてしまったか…。
時にはメルヘンっぽい可愛らしさもあったりするのだけれど、失ったものを求める愛情であったり、手に入らないものに対する慕情とかが、秀逸な物語で綴られてていました。
ひとつひとつが先に繋がっているものだから、小さな事まで記憶に焼き付けようと必死になって読んでいました。
春の王の目覚めを待っていた虫や、花嫁を待っていた蜘蛛の老王、家庭のある男性に片想いした青年の話など羽繕が優しさでもって対処するのです。
望みは叶えてあげた筈なのに悲しくて泣ける結果なんです。でもそこには希望もあって…さすがの展開なのですよ。
途中に亡くなった護堂視点のお話もあり、そこからは羽繕の作った「ゴドー」とは別に護堂も旅に加わるのです。
人類の大半が滅んだ世界がどのような変容を遂げて行くのか、「ゴドー」の魂はどうなるのか、羽繕は行く先々でどのような奇跡を起こして行くのか次巻がとても待ち遠しいです。
ARUKU作品の根底には、いつも孤独な魂があります。
「世界が終わり、そして愛する人が死んだ」という、究極の絶望から始まるこの物語の主人公、はづ(羽繕)もまたその一人。
ファンタジーの本質は現実の反転や反映だと思うのですが、この作品にとっての現実とは、はづの孤独です。
つまり、ファンタジーというフィルターを通した孤独な魂の再出発が、時にはユーモラスで時にはシビアに時には無垢な独特のARUKU節をふんだんに交えながら描かれています。
悪魔のミシンで縫い上げた死んだ想い人そっくりの人形ゴドー(護堂)と、黒猫と雑巾。みんな動くけれど作り物です。そんなちぐはぐな面子と共に、はづはゴドーのたましいを探す旅にでることになります。
そして旅先で出会うのは、自分を必要とする生きものたち。
養父母から唯一受け継いだ仕立て屋の技術で手助けしていく過程で、人外の彼らの多種多様な思いに触れ、しばしば感謝を受けとります。
そしてニセモノのはずの、ゴドーから向けられる真っ直ぐで無邪気な「好き」という言動。
誰からも褒められず、誰からも認められず、自身の生に何の意味も見出だせなかったはづの心に、それらが知らず知らず浸透してゆきます。
道中での経験が、心が空洞化しているという意味ではゴドーと同じく人形だったはづの魂を、じわじわと漲らせてゆくのです。
そして、どうやら生前の護堂にも孤独の片鱗が見え隠れしているようで。
次巻では、天使と悪魔両方の羽を持つゴドーこと護堂がどうなってゆくのか、ほんとーに楽しみ。
ARUKUさんという人は、この作品に限らず、登場人物の名付け方が象徴するように、とにかく単語の選択やエピソードや小さなアイテムにもそっと意図込めるたいへん思慮深い作家さんです。
物語の着地を見届けた上で、何度も読み返して初めて全体図が理解できる(ような気がする)凡人脳の私としては、完結巻で真の評価を捧げたいと思います。
例え万人受けしなかろうが、他メディア化しなかろうが、とにかく稀有な作家さんです。
BL業界の方、どうかどうか大事に長くこの才能を育んで欲しいです。
すごいな、ARUKUさん……とため息しか出ないわ……。
ARUKUさんって常に常にアップデートし続けているんだなぁと、改めて思いました。
まず、絵。
ARUKUさん、ほんとーに絵が綺麗になった。
好きだった作家さんの絵が変わってしまって、悲しい思いで見つめてることが多いのですが、ARUKUさんときたら、新作を読むたびに攻めのイケメン度があがってる。嬉しい。
羽繕が、憧れの目でこっそりと見つめ続けてきた護堂の本当にキラキラしてることよ……。
まばゆい存在だというのが、死に顔ですら伝わってくる。
そして中身。
いろんな過去のARUKU作品のエッセンスが詰まってるんですよね。
なのに、またこれか……といった二番煎じ感が皆無という。
羽繕が自らの手で作り出したゴドー人形のたましいを探しに行く旅なんだけど、行く先々で出会ったものとのエピソードが泣けて仕方ない。
どのエピソードも甲乙つけがたいなぁ。
月まで跳びたいと訴えるナマズに対する答え。
その後のエピソード「あなたの傘になりたい」では涙腺崩壊した。
バラとなめくじのお話では大号泣した。
どうやって生きていたら、こんな多種多様な眼差し・哲学を持てるようになるのでしょうね。
日々修行でもなさって、気づきを得て、それを作品に映し出して私のような凡人に見せてくださってるとしか思えないです。
神様か?!
ただただひれ伏すしかないです。
ARUKUさん作品の中でも、ベストです。
作品がすごすぎて、口から魂が抜け出たような読後感。
タイトルを見た瞬間から確信していました。
この本絶対好きだって。
そしてやはり期待どおり。唯一無二のARUKUワールドだった。本当好き。
暴動と悪魔性ウイルスにより滅びた世界に生き残ってしまった仕立て屋の羽繕(はづくろ)。
悪魔から貰った魔法のミシンで死んでしまった愛する人(ゴドー)を蘇らせた羽繕は、ゴドーと共に欠けている「たましい」を探す旅に出ることになるのですが…!?
ARUKU先生らしい、不思議な冒険ファンタジーです。
切なくていい意味で奇妙なショートストーリーを幾重にも重ねた、心の中をかき混ぜてくるような作品。
『明日屋商い繁盛』の洋版と言った感じかな。
『明日屋商い繁盛』のテイストがお好きな方には是非お勧めしたい作品です。
旅先で出会う生き物や、悪魔や天使たちとの物語は、ときに優しく、ときに物哀しく、ときに不穏に、冒険を彩っています。
特に好きなのが「春が死んだ世界で」「あなたの傘になりたい」「世界でいちばん小さな悲恋のはなし」。
短いお話の中に、無償の愛と悲しみと痛みと優しさが詰まっていて、胸がぐわってなる。
さらに羽繕とゴドーの物語が一本の軸となってしっかりと貫いていて、その本筋からも目が離せない。
高校時代からのゴドーへの片想いは実るのか?
ゴドーのたましいは肉体に再び宿るのか?
冒険と恋の行く末は?
世界は一体どうなってしまうのか…?
見どころが多すぎて、これよく一冊に無理なく収めてるよな…と改めて感心してしまう。
ストーリーも去ることながらキャラクターも魅力的。
ARUKU先生の描く儚げで健気で心身ともに綺麗な受けと、輝くようなオーラに満ちた攻めの組み合わせが大好きなので、このCPのハピエンを強く願います。
元来遅読な私ですが、今回発売日に購入して読了までに実に6日…。
集中して読める時間を作りながら、じっくりと向き合うことの出来る(なんせ精神世界にどっぷり入り込んでくるもんで…)ARUKU作品は、貴重な読書体験をもたらしてくれる大切な存在です。
ARUKU先生のファンタジー、大好きです。ファンタジーというより、ARUKUワールドそのもの。ARUKU先生にしか描けない世界観は本当にクセになります。
今回、無意識に目がいってしまったのは、登場人物の「眼(瞳)」や視覚(見る行為)と、言葉の力でした。
世界は終末。たった一人だけ生き残った羽繕(はづ)の目の前には、昨日死んでしまった護堂(ゴドー)の遺体が。仕立て屋に養子という名目で丁稚奉公に入ったはづの腕を見込んだおしゃれ悪魔が、悲しみに暮れる彼になんでも作れるミシンを与えます。
魔力が強いために選ばれし者しか使いこなせないミシンを駆使し、はづは布でゴドーを作り上げるも、何かが足りない…。人間を人間たらしめているゴドーの「魂」を探しに、試作品の雑巾と黒猫と出来損ないのゴドーとともに、外の世界へ旅立つ物語。
外の世界に出たはづ一行は、行く先々で人外の小さな生き物たちから困りごとを訴えられます。はづはアイディアを絞り出し、魔法のミシンを使って次々と解決。ひとつの救済ドラマが一話構成になっていて、はづが他者を助けながら自分の存在意義についても深めていく…、そんなお話ともいえるけれど、肝心の「ゴドーの魂」探しはなかなか進みません笑
春の王のお話、バラのお話、まだ見ぬ花嫁のお話、赤銅と黒銀のお話…。やっぱり愛の物語に惹かれます。彼らの願いを叶えようと心を寄せるはづは、なんだか星の王子さまみたいですね!
もし〜だったら…というポジティブな願望がそのままお伽話になって、時に切なくなったり涙が出たり。今作では、はづのセリフにあらゆる創作者の叫びが色濃く反映されているように感じました。
ARUKU先生のお話を読んでいると、いつもこれはフィクションなんだよ、って醒めた視点がチラチラ入り込んできて、微笑ましくて笑っちゃうシーンに和んでいる自分が怖くなることがしばしば。
この微ホラー感がたまらなくクセになるのですが、読む時のメンタル状態によりひどく滅入る時があるので注意です。それくらい、ARUKU先生の作品には、読む者の魂へ直接働きかける魔力がある……BL界の至宝…!
まだ読んだことがなければ、そしてぜひその読める「時」がきたら、躊躇せずARUKU作品と出会って欲しいです。
ARUKU先生ワールドが炸裂した作品でした。私達の日常とさほどかけ離れていない設定でも心に残る作品を描かれる先生ですが、この作品の世界の終末のように、壮大なテーマだとより生き生きと描かれている気がします。ほとんどの人間が死に絶えた世界。けれど、不思議な生き物達や、悪魔に天使、ぽつぽつ生き残った人間も登場したりして、絶望感はあまり感じさせず、むしろ前向きな冒険色が強い雰囲気でした。片想いを最期まで伝えられなかった相手を、1人糸と布で形だけ仕立てて命を吹き込んだ羽繕。この奇想天外な導入からどう話が進んでいくのか、ワクワクしました。
ゴドーの魂を見つける旅の行く先々で、出会ったもの達の手助けをしてあげる羽繕。ふと我に返った時、彼はすぐ自分を卑下する癖があるけれど、困っている相手のために何かを仕立てる時にはとても明るい表情で輝いていて、これは羽繕の荒んだ魂を浄化する旅でもあるのでしょう。長年刷り込まれた劣等感はそう簡単には拭えないけれど、狭かった店の外には美しい世界が広がっているということ、自分を見下した人間しかいないわけではないということ、それを少しずつでも知れたこの旅は、たとえすべてが幻であったとしても、彼のかけがえのない宝物、この世に生を持った証になると思います。羽繕もゴドーも、ゴドーの魂も、どこに行き着くかなんて誰にも分からない。でも、生き残ったからにはとりあえず進んでみる、BLだけでなく、命を持った生き物が皆潜在的に持っている、生へのエネルギーを感じた作品でした。
『嫌い、大嫌い、愛してる。』に続いて読んだARUKU先生の作品です。
軍強硬派のリーダーで国会参事 護堂と街の仕立て屋 羽繕のお話。
戦争と暴動の渦中に悪魔性のウィルスが解き放たれ、世界は終焉を迎えます。
生き残った仕立て屋の羽繕は、路地で瀕死の護堂を見つけ自宅で看病をしましたが死んでしまいました。
それでも、羽繕はコートを注文している「客」のために仕事場に向います。
素晴らしい出来上がりのコートに満足した「客」は報酬として、羽繕に「魔法のミシン」を渡しました。
その「魔法のミシン」で縫うモノは、まるで生きているかのように動き出します。
羽繕は急いで自宅に戻り、亡くなっている護堂の身体を一厘単位まで測りました。
そして「魔法のミシン」で縫われた護堂の人形は…。
あまりの凄さに言葉も出ません。
ARUKU先生の『嫌い、大嫌い、愛してる。』も圧巻ですが、こちらの作品も本当に素晴らしい!!
ストーリー構成から心理描写はもちろん、魅力的なキャラと無償の愛情に1ページ目から惹き込まれました。
完全にファンタジーですが、ノスタルジックな雰囲気と近未来が混じったスチームパンクのような世界です。
最後の審判の日が訪れ、片想いの相手は死んでしまった…というダークな展開で始まりますが、キャラの明るさと作品に散りばめられたコミカルさで暗くなりません。
羽繕が「魔法のミシン」で縫い上げたゴドーくんと雑巾とネコと一緒に、ゴドーくんの「たましい」を探す果てしない旅に出ます。
「たましい」を探す旅の途中で、さまざまな出来事に遭遇する羽繕とゴドーくんたち。
彼らが旅先で、誰と出会って、どんな体験をして、どのように成長していくのか…ぜひ本編をご覧ください。
1話ごとのショートストーリー形式になっていますが、どれも心に沁み入るような素敵なお話でした。
この作品には、エロはほとんどないです。
高校の同級生だった羽繕と護堂ですが、1度も言葉を交わしたことはありません。
護堂は自分の名前すら知らなかっただろうと羽繕は思っています。
若き軍強硬派のリーダーだった護堂は冷酷で極悪人でしたが、「たましい」がないゴドーくんは羽繕のことを恋人だと思っています。
そんなゴドーくんの羽繕に対しての愛情表現に終始キュンキュンしっぱなしでした♡
とにかく無邪気で可愛いんですよ。
その一方で、死んでしまった護堂の秘めた想いを知り、ギュッと胸が締め付けられました…。
「いつかたましいを取り戻したら ゴドーくんを俺から自由にしてあげよう」
この旅が終わるとき、羽繕とゴドーくん、そして護堂の運命はどうなっているのでしょうか?
描き下ろし『つぎはぎ』
どんなにボロボロになっても君はまた起き上がる。
仲間と一緒に「たましい」を探す旅を続けるために…。
ARUKU先生の創造性豊かな世界観にしばらくは現実世界に戻れません。
無償の愛が紡ぐ唯一無二のラブストーリー。
守りたいモノがあることで自分も守られている。
自信を持っておすすめします!!
1巻完結じゃないARUKU作品は久しぶりですね。
しかもこの1巻も250ページ超えと分厚めで、たっぷり3時間くらいかけて読みました。
人がほとんど死に絶えてしまった世界で想い人の「たましい」を探す旅。
心震えまくりの250ページでした。
ARUKUさんの作品は「凄い!」って思えば思うほど、感想がうまく言葉にまとまらなくてほとんどの作品をいまだレビュー出来ずにいるのですが、本作も全然だめ、、、考えても考えてもいっこも人に伝えられるような文章にならない、、、
私の中でのARUKU作品の最高傑作は「明日屋商い繁盛」なのですが、本作はそれに並ぶか、超えてくんじゃないかしらって、そんな気持ちで今読み終えています。
結末を読み終えるまでどこに向かうか分からないのがARUKU作品なのでもしかしたら2巻で思ってもみなかったお話に展開していくかもしれないけど、この旅路の辿り着く場所をしかと見届けたい。続きを楽しみに待ちます。
ARUKUさんの紡ぎ出す空想世界ってつくづく「ファンタジー」じゃなくて「メルヘン」だなぁと思います。
「明日屋商い繁盛」「キラキラセブン」系のARUKU作品が好きな方には全力でおすすめです!
【電子】シーモア版:修正-、カバー下○(イラスト)、裏表紙・カバー折り返し裏表ともに○
またしても想像と期待を上回るARUKU作品…
凄い凄いと息もつけない…なのにARUKU様はまだ先をゆく、まだ上をゆく。
本作はファンタジック、しかしながら死が常に隣にいるような薄闇も感じさせる。
そして、「キラキラセブン」「スクールナイト」「ビターxスイート」「cleaning」「シュミジエ」などの過去作の断片も見て取れるような気がする。つまりはARUKU様を構成する世界の様々なカケラが散りばめられているような。
憧れの王子のような友人に、
虐げられて踏みつけられるちっぽけな自分に、
悪が溢れ出て滅亡を止められない世界に、
簡単に砕け散り、干からび、死んでゆくカラダに、
バラバラのピースをつなぎ合わせてつくるいのちに、
ちいさきものに教えてもらう大切なものに…
本作のテーマは「たましいを求めて」。
大好きな人が目の前で死に、悪魔にもらった魔法のミシンで布人形を縫うはづ。
布人形には命が宿る。でもたましいは?
そしてはづとゴドーがたましいを探す旅に出る…
その旅の途中で出会う小さな小さなお願いを、はづは絶対に取りこぼさない。耳を傾けて、手を動かし、小さな奇跡を起こし続ける。
春の王と虫、月に行きたいなまず、血の色の糸人間、ばらとなめくじ、蜘蛛の王とカエル…
可愛らしさと毒気、生気と死臭、無邪気さと悲哀…これがARUKU節だ!
完全「神」。神しかない。
ARUKU先生の奇才ぶりが、これでもかと発揮されたファンタジー作品です。
いや、ホントに素晴らしいです。
その世界観とストーリーには、他の誰にも描けない圧倒的な個性を感じます。
悪魔性のウイルスにより、人類の殆どが死滅した世界。
大切な人を看取った羽繕が手にしたのは、強い魔力を帯びた「魔法のミシン」。
そのミシンで羽繕が作ったのは、雑巾と猫と……魂の欠けた片想いの相手・護堂(ゴドー)でーー…!?
ただの仕立て屋である羽繕が、針と糸とミシンを手に、ゴドーの魂を探す旅に出る物語です。
羽繕が〝縫う〟ものには命が宿ります。
天才・羽繕が縫うのは、船の帆や野原に咲き誇る花々、天使の羽・悪魔の羽……などなど。
1話毎のエピソードやタイトルがそれぞれ秀逸で、そのどれからも「献身」「慈愛」「優しさ」を感じます。
誰にも描けないような、壮大で優しい世界観がとにかく素晴らしい!
生前、厳しい軍人だったゴドーですが、魂の欠けた今は羽繕に懐く子どものよう。
魂がないながらも、少しずつ成長していきます。
養父母に「クソほどの価値もない」と言われながら育った自罰的な青年でありながらも、見返りを求めない清廉さ、労を厭わない献身さ、命を大切にする優しさを併せ持つ羽繕。
そして、羽繕に想いを寄せるゴドーの魂は、今でも羽繕と共にあります。
羽繕の客で、ミシンを与えた上級悪魔の〝お洒落殿下〟
羽繕を恨む反乱貴族の〝乱鴉の公子〟
可愛く儚い生き物たち
……と、サブキャラも魅力的。
仏教的な考えが根底にあるんじゃないかと思わせる作品です。
羽繕が縫うのは、世界の綻びや、傷ついた心なんじゃないかと思う。
この世界を変えるのは、羽繕なのかもしれない。
死を伴う絶望的な世界に抗い、傷付きながらも踠く羽繕と、半分しかない魂でも運命を乗り越えていこうと羽繕に寄り添うゴドーに魅了されます。
決して救いのない話だとは思いません。
涙なくしては読めないけど、これからの2人と、増えていく仲間たちにワクワクが止まらない!
魂を探す旅は、まだ始まったばかりです。
ラブ要素は薄いけど、確かな愛がそこにはあります。
とにかく読んでみてほしい!素晴らしいから!!