甘えんぼ方言男子、初恋奮闘中♡

マイスイートホーム

my sweet home

マイスイートホーム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×249
  • 萌22
  • 中立0
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
24
得点
462
評価数
115
平均
4.1 / 5
神率
34.8%
著者
幸田みう 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
価格
¥750(税抜)  
ISBN
9784834264760

あらすじ

秋田ですくすく育った悠は、
義理の従兄弟・旗彦のことが大好き!東京の大学に通うため上京し、偶然にも旗彦と運命(?)の再会を果たした悠は、
ひょんなことから一時的に『夢の同居生活』をスタートさせる。しかし、初恋の人との共同生活に浮かれる悠を前に、
旗彦は「年下に興味ないから」と笑顔で言ってきて!?ちょっといじわるなイケメンサラリーマン×甘えんぼ大学生の、ピュアピュア同居ラブ♡

表題作マイスイートホーム

旗彦,28歳,悠の義理の従兄弟,サラリーマン
桐野悠,18歳,旗彦の従兄弟,大学1年生(文学部)

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下(描き下ろし)

レビュー投稿数24

標準語に染まらない秋田弁にきゅん

 義理の従兄弟って現実でもBLでも珍しい関係性ですね。従兄弟自体兄弟に比べると少し遠い存在で、さらに血縁もなく年も離れているとなると、顔を合わさなければほぼ他人。でも、悠は幼い頃旗彦にたくさん遊んでもらったので、すっかり懐いていて。東京で再会してからも過去と変わらない真っ直ぐな態度で旗彦に接する悠が、とても可愛くて応援したくなりました。田舎出身者が皆こうなわけではないと思うんです。本人の生まれ持ったもの、家族の育て方が良かったんだろうなと。お互い節度を保って、仮同棲後悠がちゃんと部屋を見つけて出て行ったり、悠に感化されて旗彦も故郷に向き合ったり、恋愛面だけでなく生活面や家族との関係における2人のしっかりした考えも描かれているのが素敵でした。

0

ほっこりするぅ〜

幸田みう先生の作品は、ほっこりするねぇ〜。。。
悠くんの終始の言動に〜いつも、萌え死にそうになるwww

あとがきに、「また何らかのカタチで描けたらいいな」と、ありますが〜是非、続編を!
悠くんが、泣く時に服をギューって握る仕草が幼い頃と変わってないのが可愛い。
まだ、大学だけど〜少しづつ、大人になって行く悠くんと〜優しい旗彦さんを読んで見たい。

無邪気で素直な悠くんが、旗彦さんの寂しさをが癒しだったんだね。

優しいお話しで、ほっこりしました。

0

都会の色に染まらないで欲しい

 大学進学を機に秋田県から上京してきた悠と、悠のいとこにあたる旗彦のお話です。悠は、アパートの風呂場からの怨霊を感じて、悠の家へ引っ越して来ます。子供のころから大好きだった旗彦くんと憧れの暮らしが始まりますが、慣れない都会での暮らし、大学生活など、悠が乗り越えることはたくさんあるようでした。
 ずっと秋田弁が抜けない悠は、素直な性格なので、都会で生活していくことが悠に合っているのか気になりました。悠には、あまり窮屈な思いをして欲しくないと思いました。大学での友人づくりなど、悠の大人になるまでにの成長物語、ドキュメンタリーのような作品です。

0

ほっこりやさしいお話

爽やかな読みやすいお話でした。

くりくりまん丸お目目の悠がタイプではないけども(ごめん)と思いながら読みましたが、あら〜まっすぐで素直でかわいい子じゃないの〜と(なぜかオネエ口調に)。

上京しても方言バリバリで直そうとしないのがナイスです。

再会の仕方が偶然すぎ〜!と思いましたがw

旗彦が冷めて変わっていった背景がよくわかりました。
それも必要最低限な描き方が好みです。

悠にまっすぐに思いを告げられて一旦は突き放すけども、いなくなってさびしいと気づく旗彦。

自分の中の負の感情にケリをつけるために、まずおじいさんに電話するのがよかった。

当時、おじいさんは戸惑っただけで、旗彦を否定したわけではない、きっとそういう人柄だろうと感じさせる描写でした。

両思いになるところも、それ以降もよかったです。
旗彦が本来の思いやりのある人柄で。

悠に甘えられるところも、悠が旗彦のことを理解して甘えさせてあげられるのも。

ストレスなく読めるのって、やっぱり大きいですね(最近好みでない作品に当たったのでw)。

1

ほのぼの

大学進学を機に上京した悠はアパートが事故物件かもしれなくて怖くて帰れず、まだ知り合いもいない東京でひとり泣いていると、声を掛けてきてくれたのは大好きなイトコの旗彦くん。
そんな偶然の再会からはじまる恋のお話でした。

秋田出身の悠が抜けきらない方言で話す言葉は丸みがあり、更に悠の幼さもプラスされてすごく可愛らしくてほっこり。
旗彦はクールであまり感情が見えないけれど、そのぶん根っこの優しさがじんわり温かくしみてきてふたりのやり取りに癒やされました。

年齢よりずっと幼く見える悠ですが旗彦の隣でどんな大人になるんだろう?
描き下ろしのエピソードから、稲穂の海の輝きを忘れない人でいて欲しいなと思いました。

可愛くてほのぼの、でもジーンとするところもあるようなお話でした。

1

恋しぢゃっだ

初めて読んだ幸田みう先生の作品です。
昔大好きだった義理の従兄弟に再会して、好きだって気づいたお話です。

秋田出身男子の悠が受けクンなんですが、秋田の方言が可愛い!
東京に出て来たからと言って、無理に直さないのがいいですね。
性格も純朴で、まだ少年っぽくって、その可愛さに癒されました。
旗彦に好きになってもらえるように、料理や掃除を頑張ったりする様子が健気で…。

旗彦もいつの間にか悠に癒されて、好きになっていた事を悠が離れてから気づくんですね。
悠を自分と同じ辛い目に合わせたくないって気持ちも分かるし切ないけれど、悠に会いたい一心で行動してくれて良かったです。

純朴男子の精一杯が、ゴム準備して押し倒すっていうのが可愛すぎた!
家に帰ってきて、悠みたいな子に「おかえり(ニコッ)」ってされたい人生だったよぉ。
もっともっと見ていたい2人でした。

1

あったまります。

かわいかったー。
方言受が好き!ということで読んでみたのですが、
幸田先生いいですねー。癒されました。

憧れていた優しい従兄は都会にいって変わってしまった、、と思いきや
やっぱり優しいままだった、初恋再燃しちゃう受の健気さにキュンとしました。
好きな人の喜ぶ顔が見たい、一緒にいないと寂しいというシンプルな感情の積み重ねが恋愛密度を高めていくというわかりやすさが、疲れた心に沁みました。秋田弁設定が受の可愛さを三倍増しにしています。

悠の無垢な気持ちが、旗彦の心のわだかまりを溶かして、疎遠にしていた家族と和解する展開にじーんとします。大切なことに、素直に向き合う気持ちにさせてくれる相手と一緒にいられることは幸せなことですね…。凍結気味だった旗彦の気持ちが、悠との交流で徐々にほぐれて温かくなっていく過程が丁寧に描かれていて、ほっこりしました。
正直、この2人だったらエロがなくても満足できたかもと思いました。
世間擦れをしていない受のピュアさにいろんな可能性を感じてしまったので、おかわりのエピソードがほしいです!

3

ハンカチ必須!

幸田先生の作品‥ほんのり切なく心をぎゅうっと掴まれそれでいて優しくてほんわか温かい癒やし系のお話を描かれるのでとても人気がありますね( ◜◡◝ )私も好きで全作品読ませて頂いております。
特にHelloがお気に入りです!
以前、絵柄は少し線が多くて雑な感じがするので比較的お話重視!だったんですが‥今作は線も少なく絵がスッキリしてきて更に読みやすくなって、お話も最高で‥私のなかでHelloを越えるお気に入りとなりました!
オバサンなんで‥涙腺弱いんです。
中盤辺りからもうウルウル泣けてしまってハンカチが離せませんでした‥( ;ᯅ; )

特に飛び抜けたストーリーではないかもしれませんが、どのシーンも情景がとてもいい!
ドラマ化しても良いと思うくらい!
純粋でまだ子供の悠くんですが‥真っ直ぐに旗彦くんを思う気持ちはとてもしっかりしていてある意味強く男らしい!
イケメンでクールな大人の旗彦さんですが、心根のやさしい分本当は色々傷付いていて孤独を抱えてるいる寂しがりやです。
とても好感のもてるキャラで、どちらか一方の視点からでなくふたりの気持ちや考えが交互にとても丁寧に描かれているのでお話に引込まれ、感情移入してしまい、本当に思いが通じ合うシーンにはぐっともっていかれました‥
故にうわ〜っ泣けるよ!!

ラストが2人が帰省し親族とのわだかまりも溶けてと穏便に事がすんだようで‥そこが駆け足なのが少し残念。
2人が恋人と云うことは伝えたのか否か‥。
流石に親族さんたちも2人の関係が分かったら大騒ぎになるのでは!?
それでもどんな反対に合おうとも悠くんがズバッと!言って納得させてしまうと思いますが‥多分大人の責任だと頭を下げる旗彦さんを庇うんです!!
やばいっ!妄想が膨らみます。

いいお話だよ‥二人のスイートホームもっと読みたいよ。
先生もこの2人はもっと描きたいとおしゃってました。

描いてください!マジで!

4

心癒される温かさはゆっくり語られる様な方言のせい?

悠の故郷は秋田。大学進学までずっと地元に居たので、そうそうこの方言は抜けない。
それがとても可愛い。きっと鼻にかかっているだろうその濁音は、パラパラと読んでいたとしても、ゆっくり聴こえてきそう。
そのゆっくりさが、悠のピュアさと相まって、そのまま癒しとなって行く。

慣れない東京生活に、事故物件かも知れないアパート。そんな折、偶然再会した従兄弟の旗彦くんの家に居候する事になる悠。幼ない頃、優しくてカッコいい旗彦くんに憧れていた気持ちは、旗彦くんがゲイだと言うので。それは簡単に恋だと思える様になる。
そこそこ簡単に飛び越えて来ようとする悠に、戸惑いを隠せない旗彦くん。悠の恋に向き合う前に、大人であろうとする旗彦くんが健気です。
旗彦くんは、ゲイだということ、母の連れ子だということ、悠の実家でもある、義父の実家に馴染めなかったこと、など。それなりに苦しい気持ちがある。けれど、それは旗彦くんが思っているよりも温かい場所だったよ、というお話し。
割とサラサラと通り過ぎてしまうので、旗彦くんの苦悩は、見えにくかったかも。
ワンナイトラブを気取っていたという、旗彦くんがしばらく同棲していたクズの元彼というのもエピソード的には弱い。一緒に住んでも良いくらい好きだった筈なのだ。

幸田先生らしく、もちろんエッチは薄め。
旗彦くんは色気があるので、ちょっとそこは気になります。

3

稲穂の色と。

うーん、優しい。

義理の従兄弟同士のお話。
悠の話す言葉が、全編通して秋田弁です。
きっと、秋田弁にも地域の違いは有れど話し言葉は文字から優しい響きに感じました。

東京で再会した従兄弟の旗彦くんは、ちょっと頑なです。だけど、過去の出来事から自分を守ろうとして来たからなんですよね。

悠は、素晴らしく真っ直ぐにすくすく成長した子なので、旗彦くんへの思いも素直に伝えてくれる。

でも、私は旗彦くんの気持ちになってしまう。やっぱり、悠が素直な気持ちをくれても何となく上手く出来ない。色んな過去や現在の事を考えると、自分に起きる変化が怖くなると思うんです。
その点、旗彦くんが悠の未来まで考える事が、とても誠実に思えるんですよね。

2人の関係は、少し離れて意味を為すと云うか。気づきがあって良かった。
過去の辛さに向かう勇気は、真っ直ぐな悠から授けてもらったと言って良いのだろうなぁ…

優しい秋田の、実りの稲穂みたいに2人の生活が良いものになると感じた作品でした?

悠は、ずーっと秋田弁で通すのかな?そちらも、きっと成長しながら変わる場面もあるんだろうな。悠の変わる場面では、旗彦くんが支えてくれそうです。

1

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