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shinainaru jean e
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
もともと絵柄は好みではなかったのですが(ゴメンナサイ)、それを抜きにしても「ラムスプリンガの情景」が素晴らしかったので スピンオフのこちらも読破。
つい最近、偶然テレビ番組「Wife Swap」に出演したアーミッシュ家族の悲劇について知ったので、非常にタイムリーでした。
結論から申し上げますと、話自体はすごく良いのに非常にもったいなという描写があり、この評価にいたしました。
<モヤった点>
・キリスト教は一神教なので、敬虔なクリスチャン2人(しかもそのうち1人が超厳格なアーミッシュ)を含む3人ものキャラが「あなたは神だ」なんて言うのはかなりリアリティに欠けます。
やっぱり多神教の日本人の方が描いた漫画だなぁと萎えました。
・「ダッド、キンダーガーデン(←これは間違い。正しくはキンダーガー" テ "ン)、バーバー」とか、無理やりアメリカっぽさを出そうとしてるとこ。
普通に「パパ or 父さん、幼稚園、床屋」表記の方がいい。
・州や地域によって異なりますが、アメリカでは18歳~21歳未満は、保護者の同伴無しでは普通ホテルへは泊まれませんし(両親の同意書があれば泊まれるところもあります)、16歳では未成年なので、同意書があっても保護者の同行無しに長距離移動もできません。本書のように現地に泊まらせてくれる親戚等がいればやはり同意書が必要になるそうですが、16歳なのでたとえその方法でも親の送り迎えが必要です。
一人旅行(実質できません)とホテルの話題が出た時点で「ん?」とはなったのですが、このことを作中のキャラたちは全員知らなかった、もしくはこの法律ができる前なのでしょう。
・スーパーでチップをどっさりあげてる描写
大きいお札しかないのなら普通にお釣りくれますし、そこは「日本で弁護士が同じ状況にあったらどうするか?」で考えれば良かったのになぁと。
いろんなところを無理やり欧米っぽくしようとするから逆にヘンテコなことになってる印象を受けました。
しかもサイフを忘れたのに100ドル紙幣2枚はたまたまカバンの中にあったということでしょうか?展開が無理やりすぎます…。
あの時代(1973年)にスーパーで100ドル買うと:
当時1ドル=277円だから27,700円、現在の貨幣価値だと3倍なので、独り暮らしなのにスーパーで83,100円の買い物をしたということになります。
袋の大きさ的に8万3000円分にはとても見えないです。
しかもあれが100ドル札だったら、スーパーの店員に
16万6200円も出したことになり、店員は約8万3000円チップでもらえたということになります。
まぁ、"たまたま" 100ドル札一枚と5ドル札が1枚、カバンの中にあったんでしょう、"たまたま"。
シリアスな作品であるからこそ、せめて当時の貨幣価値ぐらいは調べていただきたかったです。
ものすごく力のある作家さんなのは本当に間違いないので、こういった「外国感」を無理やり出そうとしなくても外国感は十分出ています。
そんな野暮なことを…と思われるかもしれませんが、これを読まれた方が今後創作をするうえで少しでも参考になればと思い、レビューいたしました。
なぜ吾妻香夜先生の作品はこんなにも教養と品と優しさに溢れているのだろう。
ジーンがカナダへ行くことになり教会でトレヴァーが涙を流したシーンは何度読んでも泣けてしまいます。
トレヴァーとジーン、私はこの二人が大好きです。
ラムスプリンガ〜のシリーズ作品。ですがこちらだけで楽しめます。
あちらのカップルがカメオ出演しているので既読の方はニヤリと出来ます。
さて、仲の悪い叔父の家に滞在することになったジーンの話から始まります。
使っていない部屋の片付けを頼まれたジーンですが、そこには叔父さんの秘密の日記があって。。
堅物でとっつきづらい叔父の、隠された熱いラブストーリー。
そこには自分と同じ名前の青年と、叔父との交流がしるされていた。
若いジーンの視点で見つめる、昔の恋物語。
故郷を捨てたジーンと、クローゼットゲイであるトレヴァーの、一つ一つ手繰り寄せるような恋。そしてそれが、かけがえのないパートナーとなっていく、涙なしには読むことが出来ない心温まるストーリーです。
間違いなく傑作です。
腐女子歴1年が経ったところですが、外国が舞台の作品はあまり好まず読むのを避けていました。タイトルも聞いたことあるし表紙も見たことあるけどよくわかんないなーと避けてしまっていました。ちるちるさんの記事でこちらの作品が上がっているのをみてやっぱり有名なんだな〜と思いKindle Unlimitedで読んだらもう沼。この世界に引きずりこまれてしまいました。甥っ子ジーンがもしあの夏、あの家に来なければ2人の再会はなかったのかもしれない?!?と思うと、すべて必然的なものなんだと心にグッときました。ちるちるさんのコメントにもありましたが、人生!本当に人生〜!としかいえない。(私の語彙力がないだけです)本当に素晴らしい。ラムスプリンガの情景も合わせて読んでいただきたいです。わ〜!良い!良すぎる!!となって朝4時まで読んでしまいました。その後ドラマCDまでポチりました。
「桜田先輩改造計画 」とはまた違ったお話で振り幅の広さに驚きました。
過去を語るように物語が始まり方が、まるで映画のよう。
そして最初からビンビンのフラグ。
海外が舞台ということで馴染みがないなぁ…と思ったことが杞憂でした。
なんなのでしょうこの美しさ…。
絵もさることながら、雰囲気がすごい。
キャラ設定も雰囲気も、描写もとても綺麗で完璧。
二人の心情がスーッと入ってきます。
いや~これはレビューを読み込むより、まずは読んでみて欲しい。
あと電子の修正が白抜きじゃない~!!
お腹に尽きそうな巨○ンが拝めて最高です!
電子で読みましたがこれは紙でも欲しいくらいに良かったです!
2巻を読む前に1巻のレビューを書いておかねばならなかった。気をつけても、完結まで読んだ人のレビューになってしまうんですよね。2巻のレビューが長くなりすぎて触れられませんでしたが、吾妻先生の画力はやはり凄まじいなと。老若男女どころか人種も様々に描けて、都会も田舎も描けて…生半端な画力で漫画にできるストーリーではないぞという。そのストーリーもまた素晴らしいのですが。複数出てくる映画タイトルから教養まで感じる。吾妻先生に惚れちゃう!
映画といえば、「私はアッシェンバッハになりたくないんだよ…」というトレヴァーが印象的だった。1巻を読んで待つ間、こう言ったからには「ベニスに死す」的バッドエンドはないだろうと思えたのはありがたい。
renta特典は「あの日の帰宅後」
酔ったトレヴァーの身体を拭くジーンの心境です。
読み返し。
ジーンが伯父さんのトレヴァーの家に行き、
書斎の掃除をしているときに1冊の手帳が落ちてきます。
その手帳から話は広がっていきます。
そこにはジーンとトレヴァーの
出会いから結ばれるまでのお話が描かれていて、
読み終えると、なんでジーンが今トレヴァーのそばにいないんだろう?と考えさせられます。
トレヴァーの過去の日記に出てくるジーンは
もうこの世にはいないんじゃないかと、
勝手にそう思わされました。
だからこそ2巻が気になるし、
でもこんな幸せな日々を過ごした二人が
今はいないと思うと悲しいなぁと思い
2巻を買うことを躊躇していたのですが、
やはり二人のお話を見届けたいと思いました。
『ラムスプリンガの情景』のとき思いましたが
まるで1本の映画のようなお話になっています。
2巻も今から読みたいと思います。
物語の情景がとても美しく、あの時代のアメリカ社会の縮図、そして人種のるつぼといわれたニューヨークを見ながら、
生きる事とは、人生とは、
信仰や自分のセクシャリティに目を向けて悩み、そして進む道を見つけ出す為のモラトリアム。
そんな時のジーンと出逢ったトレヴァー。
トレヴァーの日記をなぞるような過去と今現在が入れ替わり立ち替わりの過去はトレヴァーと愛しく美しいジーンの回想と感情、そして今は甥っ子のジーンの目を通しての不思議な美しい自分探しの物語。
何ということだ!!!
今日この作品に出会ってしまった!
感動して、最後のシーンは涙すら出てしまいました。
表紙が絵画のように超絶キレイだし、紙版も欲しくなってきました。スピンオフ作品みたいなので、最初の作品も読んでみたいです。
明日が2巻の発売日という更なる衝撃情報を知ってしまいました。1巻発売から2年以上経っているのに、すごい巡り合わせ。タイミング良すぎて震えました。
今日1巻を読んだ読後の余韻がすごいので、明日早速2巻を購入しに行ってきます。
アーミッシュのこと調べました。そのバックボーンを知ると、すごく深いところまでこの作品に浸れる気がします。
超高評価も納得の作品でした。
2巻の行方が気になりますが…素敵なエンディングを期待しています。
この作品は、もぉ〜何回読み返したことか・・・名作だわ!
そして、2巻が発売されるのを首をながぁ〜くして、恋焦がれながら待っています。
はやく、2巻が読みたい。
何度読み返しても、ジーンの行方がねぇ〜気になって仕方がない。
どこにいるの?
生きてるの?
お願いだから、生きていて、最後ハッピーエンドで終わって欲しいと、願ってしまう。
しかし、読後〜余韻が凄い作品。
これ程、ジィ〜ンと、心に響くのはそうそう無いかな。
吾妻香夜先生、素晴らしい作品をありがとう。これからも、応援してます。