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今宵は、どんなセックスをお望みですか? 元後輩の年下記者×訳アリおじさん娼夫
akogareta hito wa 42sai no shoufu deshita
松基先生作品初読みです。
絵がとてもきれいですね。
おじ受けはあまり興味ないのですが、ストーリーが良ければいいのでおもしろそうだなと読みました。
お話としておもしろかったてす。
好みとしては冒頭のダンディ×若でしたが。
そのダンディが素顔の奥田に戻って愛し愛されるようになるというお話。
ダンディの時の高級スーツを身にまといセクシーイケイケな感じと、出版社時代のマジメリーマンとのギャップ、描き分けがいいですね。
伊部の新人時代のウブな感じと、現在のやさぐれた感じの違いも好きです。
伊部が年下ながら態度がデカくてグイグイいくのがよかった。
ウブな時に奥田の衝撃場面を見てトラウマになって人生変わっちゃったから、10年近く経ってもあきらめられなかったってことですもんね。
でいて実は嫌われたくなかった…とかわいい面も見せてくれるのが憎いなと思いました。
綺麗なおじさんはやっぱりいい‼︎
部下とか年下の客にも敬語なところが紳士的で…
とてもお品がある!
そんな紳士が甘え下手なんだよなぁー
いつもそう‼︎そこがいいのですがね‼︎笑
そんな甘え方を知らないオッサンを
好きな子をいじめてしまう小5のような
生意気な部下が小5から大人へ変わり
真っ直ぐさゆえの強引さに少しずつ
心を溶かしていく…
これまた部下は泥臭くて
何がしてぇーんだと思うこともあるけど
そこが重要なんですよね〜
だってそんな馬鹿な事が
オジさんには、響くのだから。
大人になって染みついた強がりは
なかなか消えない‼︎
娼夫もエロさ増し増しで良かった‼︎
イケオジは、受けても攻めてもいいなぁ〜
42歳で男娼をしているキャラなんてそうそうお目にかかれないので、それだけでも一読の価値があるのではないでしょうか。ダンディという名の通り、客は彼に紳士的に包み込むように抱かれたい人ばかりなのかと思いきや、細かい設定のシチュエーションプレイから道具を使ったプレイまで、どの濡れ場もかなり濃かったです。彼の客だった組の若頭の物語も、スピンオフで読みたいくらい気になりましたね。
同性愛者である限り、自分には一生人並みの幸せは得られないのだと強い諦めを持っている奥田。そうして過度な期待をせずに、自分が傷付かないよう生きるのも1つの処世術だとは思います。年をとればとるほど、生活に新しい風が吹き込むことへの抵抗も大きくなる。でも、その風は人生を華やかに、豊かにしてくれるもの。最後は伊部を受け入れることを選んだ奥田が、今まで色のない世界で生きてきた分を取り戻し、心から楽しいと思えるような日々を得られることを祈ります。
憧れた人は42歳の娼夫になってました。
泡の夢がとっても良くてこれで一冊描いてくれたら良かったのに…と思ったら。
本編にも繋がってたんですね。
ダンディ。みんなのダンディ人気者。誰のものにもならず何役にもなって。
だけど本当は性指向を拗らせて悲しい男だったね。初恋で諦め演じることを覚えて。
そんなところに…。
ズルい男に恋をしてしまって、身を引いて娼夫になって。
伊部がいい感じに年を重ねましたね。男臭くなって、ダンディこと奥田を探し続けて。10年も忘れないで。ジーンと来ます。
伊部だけは奥田を諦めないで、本当の?奥田を好きになって追いかけて抱きしめて。
良かったです。ダンディ卒業?
郁郎も幸せそうだったし、奥田も素の自分を求められて幸せそう。
ずっと気になってた作品なのでやっと読めて良かったです。表紙から受ける印象と違ってさらに良かったです。
あざとくないオジ受け、最高でした。
娼夫としてお客様相手に夢を売り、適度な距離感を保って現実ではない美しさをみせる。
そんなダンディとしての顔もすごく良かったですが、伊部の前での素の姿もたまらなかったなー
お金を貰って抱かれていた時からきっと、今までみたいな"ダンディ"ではいられなかったんじゃないかなと思いました。
伊部の眼差しで過去が思い出された時、奥田は何を考えたんだろう…。
まさかヤクザのイザコザに巻き込まれる展開になるとは思いませんでしたが、結果的に甘々なラストになって良かったです。
貴島と郁郎のふたりのお話も読んでみたいなと思いました。
イケオジやばいですね~。
タイトル通りなんですが、男性専用のそっちのお店で売れっ子(No.2のようです)なダンディさんの魅力にあふれた作品。
冒頭は、お客さんのきれい系な若者とのシーンで、本筋には関係ないキャラなんですが、この短いエピソードでラストに重要な働きをする人物が紹介されるのはさすがの構成です。
相手の望む人物になり、颯爽としたダンディ。しかしあるとき、彼を若者が訪ねてきて、奥田さんと呼ぶ。
以前には編集として働いていたが、職場での上司との関係を見られてしまい、仕事をやめこの道に入った奥田なのでした。
当時教育をしていた新人、伊部に慕われ、今もこうして探し出してくれた。最初はすげなく断る奥田ですが、仕事だったらいいんでしょうと、体の関係に。伊部の本気に押され、ついにダンディという仕事の仮面を脱ぎ陥落する奥田でした。
イケオジもいいのですが、後半では素のおじさんがかわいくてたまりません。
よい一冊でした。
娼夫として生きるダンディ
お客さまの要望にはすべからく応えてきた かつて記者・奥田として勤めた出版社の後輩・伊部に一晩を買われるまでは
古傷を辿るように伊部との関係にピリオドをうった出来事
困惑と拒絶から生じたズレ
ダメだ たかだかボールペンに昔の上司への想いが込められてて胸が突き上げられて鼻が痛い
娼夫としてオーダーを演じたと言い張るダンディのどうにもできない気持ちとか
これキッついわ
自分を殺して望まれる姿に擬態化するように生きてきた男がはじめて掴んだ幸せはすべてが絵空事 そんな過去を思い出しながら客の要望に応え続けるダンディ 切り捨てたはずの過去に追いすがられ求められた矢先に起きる贔屓筋絡みの案件に翻弄され
イケオジ攻め読みたさに買ったはずなのに 表紙に反して年下攻めに全部もってかれたわッ!
ごちそうさまッ!
若い頃ネコだった紳士がタチとして娼婦のように客を取る。
冒頭のシーン。
「娼夫」というからには年下攻かなとおもっていたので
受っぽいオジ様が攻めていたのは驚いた。
でも、昔ネコだった攻って上手そうでエロイ((ノェ`*)っ))タシタシ
そこからの後半戦でございます。
ずっと憧れていた先輩を追いかけてくるとか可愛い攻の一面と
久しく誰にも抱かれていなかった身体を蹂躙され
快楽を覚えるオジ様はエロス。
ストーリーもよかったです。
あえて言えば、52歳くらいでもよかった気がするわw
源氏名・ダンディこと奥田がとってもセクシー。
設定上では42歳との事ですが、色気があるからか、年齢はもう少し上に見えてしまうかも。
松基羊先生の描かれるおじさまが本当に色っぽいのです。
きっと、おじさま受けがお好きな方には大ヒットするのではないでしょうか?
注意点があるとすれば、同時収録かつ元となったお話の「泡の夢」では奥田が男娼として攻める側だということ。
本編の攻めではなく、逆である別の人物とではありますが、ポジション違いが気になる方はご注意ください。
どちらも出来るだなんて最高じゃないか!という方にはとてもおすすめ出来る作品です。
初恋や、後ろ暗い不倫という過去の出来事から奥田が身に付けた、相手に望まれるような自分を演じるかのような処世術が切ない。
出版社を辞めた後に選んだ娼夫という職業。
人に望まれた通り、夢や魔法のような時間を与える…
この奥田という人は、人に対して甘やかしたり与えることは出来ても、逆に甘えたり与えられることには慣れていないのです。
と、この辺りのおじさまのいじらしさと色気、心の危うさはたっぷりと堪能出来たのですが、ただちょっと、今作の2人がくっ付く理由に疑問を持ってしまったというか、あまりしっくり来なかったのが残念。
多分、伊部が奥田に執着をする理由が薄く感じてしまったからだと思うのですよね。
尊敬していた先輩のあられもない姿を見て…と、あれだけでここまで執着をするものなのかなと思ってしまった。
もうちょっとこの辺りの、伊部が奥田に執着を覚えるほどの付き合いがあったような回想シーンがあったらもっと萌えられたのかもしれません。
あとは、よくそんな編集長の居る会社にずっと居られるなあとも…
受けには好感が持てたのですが、攻めにあまり魅力を感じず。
高評価の中、評価を少し下げてしまってごめんなさい。
奥田がとろとろにされていく様子はとても良かったのですけれど。
とにもかくにも、奥田にはこれからたっぷりじっくりと溺愛されて、愛される喜びを知って幸せになってほしい気持ちでいっぱいです。
オジさん好きなんです
ダンディーなんです
本当にカッコイイ
自分の気持ちを押し殺して生きてきたダンディーが切なくて悲しくてけど愛されたいと誰よりも望んでるのにと思うと、きゅんきゅんしました
オジさん好きで攻めでも受けでもどっちも大好きなんですけど、このお話ではどっちの顔も見られてとっても良い
ストーリーも骨太で読み応えがあって、心情描写も秀逸でした
セリフ1つ1つが重たくて、刺さります
若も可愛かったなー
奥田さんの偽名も深いなと思いました
ほんとに素敵なお話でした