いつか恋になるまで 上

itsuka koi ni naru made

いつか恋になるまで 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神277
  • 萌×2106
  • 萌36
  • 中立6
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
32
得点
1923
評価数
429
平均
4.5 / 5
神率
64.6%
著者
倉橋トモ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
シリーズ
家族になろうよ
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784801967472

あらすじ

兄弟同然に育った千秋と和馬がそれを覚えたのは、中学3年のこと。
自慰に耽る千秋に気づいた和馬がもちかけたのが最初で、遊びの延長みたいなものだった。

少なくとも和馬にとっては。

だから和馬に彼女ができた時も、何でもない顔をした。

けれど無理をするほど気持ちのセーブは難しくなって、寂しそうな顔をする和馬に、余計に心はかき乱される。

そうして千秋は、ついに―――。

表題作いつか恋になるまで 上

上村千秋,中3~高1,幼馴染みの親友
和馬,中3~高1,幼馴染みの親友

レビュー投稿数32

幼馴染の可愛いふたりの恋

物心つく前から兄弟同然に過ごしてきた、幼なじみの2人の恋です♡

刊行の順番的には、「家族になろうよ」が先だそうなのですが、時系列的にはこちらが初めなので、こちらから先に読みました!

何の前情報もなく、表紙とかタイトルからのイメージで、ほのぼのキュンキュンのピュアラブかなって思ってたけど、思ってたより早く抜きあいっこしてましてwでもこれも幼なじみの距離感が成せたシーンなのかなぁとかおもったり。

ずーっと受の和馬のことが好きだった、ほんわかワンコの攻の千秋。ほのぼのして優しくて、かわいいかわいいだったのに急に男だしてくるそのギャップにやられます♡

あまり辛いところなく、ほのぼので進みます。下巻も楽しみです♡

0

「家族になろうよ」までがよかった。


うけが彼女できてせっくすしたのをせめに言ってたとき
ちょっと冷めた

0

上巻なので不完全燃焼なのは仕方ない

幼馴染みものはよくあるけど、それに一人女の子が噛んでるのは珍しいかな。
というのも、シリーズ初巻の「家族になろうよ」に繋がらないといけないから。
巴が男二人に自分の娘を託したことについて、読者が納得できる説明をする必要がある。
でも、まだ上巻。そこまでには至っていない。
カプ二人もやっと恋人になったところまで。完全に繋がるのは下巻でのお楽しみ……。

0

幼なじみしか勝たん

幼なじみBL史上最高に尊いし可愛いし面白いです!!!

0

幼馴染といったらコレ

幼馴染BLといったら真っ先に浮かぶ大好きな作品。最初読んだときの衝撃はすごかった。

千秋と和馬の恋の始まりがこんなにも切なくて苦しくて、胸がジクジクと痛みました。

長い間好きだった幼馴染。
いつも側にいるのが当たり前だと思っていた幼馴染。
知らないことは何もない幼馴染。
いつしかその幼馴染に情欲を抱くようになっていった切ない恋心。

千秋にとって和馬は一番近いようで一番遠い存在でした。千秋の苦しい胸の痛みも、告白された和馬の戸惑いも分かる…分かるけど、決着はそんな簡単なことじゃないんですよね。

幼馴染という関係に変化を生むには、ちょっとしたキッカケと背中を押される勇気が必要です。和馬の気持ちの奥にあった千秋への想いに気付けて良かった(^ ^)
付き合い始めの2人がこれからどう関係を深めていくのか楽しみです。


0

千秋の気持ち

『家族になろうよ』の二人の昔のお話です。

中学~高校生になった二人のお話がメインで
千秋視点のお話が切なかったです。
千秋は和馬の事が好きだけど、和馬はノンケだから彼女がいるんです。
そもそもスタートラインが違うって思ってる千秋に切なさがこみ上げました。
女の子だったら好きって伝えられるもんね。

『家族になろうよ』を先に読んでるから、二人が結ばれることはわかってたけど
それでも序盤はすごく切なかったです。

二人だけの話じゃなくて、巴も出てくるんですけど
巴ってやっぱりすごいなぁって改めて思いました。
二人の恋に巴は外せないと言うか、巴がいたから二人は向き合えたのかなって。

後は本條さんが良い子で良かったなぁって思いました。
和馬が「こいつが好きなの俺だから」って本條さんに言った時
本條さん泣いちゃうんじゃないかなって思ったんだけど
むしろ嬉しそうな顔してて笑っちゃいました。


上巻で既に沢山きゅんきゅんさせてもらったんですけど
下巻では自分の心臓がどうなっちゃうのか
今からすっごく楽しみです(*´▽`*)

0

つい千秋を応援しちゃう

この頃の和馬は普通にイケメンじゃない?なんであんなに目つきが悪くチンピラみたいになったのかな?

幼なじみって良いですね!巴も含めて3人で兄弟みたいに育って。 

千秋はずっと和馬を好きだったんですね。和馬に彼女ができて辛かっただろうなあ。
和馬は千秋のことを守らなきゃって思ってたけど、ほだされたの?それとも気が付かなかったけどやっぱり恋の相手として好きだったの?
千秋が告白されるって聞いて急いで駆けつけて邪魔して。

このころから家族になれたらいいねって千秋が言ってるのジーンと来ます。兄弟から家族。恋人はすっとばしてるのかな?

1

視線の先には、いつも

「家族になろうよ」の前日譚。彼らがまだ学生時代のお話。

千秋は幼なじみだしそれ以上にとても近い存在だったので、まさか自分のことをずっと好きでいたなんて思いもしなかった和馬が
だんだんと気持ちを自覚していく姿は甘酸っぱい青春という感じですごくキュンとしました。

普段は優しくて大きなわんこみたいな千秋が、和馬の前で見せるオス丸出しの眼差しのギャップにもやられ…尊さに悶えました(笑)

想いを通わせるまでにギクシャクしたり葛藤はありましたが、あまり苦しくならずに読めた感じです。
爽やかな色合いの表紙もとても良かった。

0

初恋が実る瞬間

『家族になろうよ』の続編です。
続編だけど、過去編です。
幼い頃から兄弟同然に育ってきた和馬と千秋が恋に落ちるまで。

中学生の頃には前髪を下ろした和馬もひょろひょろと小柄な千秋も
まだ二人ともあどけなさが残っていて守りたくる可愛さでした///
巴だけは今も昔も変わらず強そうでした。

だけど、思春期になると和馬と千秋はこっそり隠れて触り合うように…
回を重ねるごとに徐々にエスカレートしてゆく行為。
そんな好奇心から始まった秘密の関係は高校生になっても続いていきます。

高校に進学すると、和馬には彼女ができ、
千秋は背もぐんと伸びて女の子たちにモテだします。
変わらないようで、少しずつ変わり始める二人。

そして、千秋は恋をしていました。
幼い頃から和馬への想いをひた隠してきた千秋ですが、
身体の成長と共に膨らみ続ける恋心がなんとも切ない…。
和馬に彼女が出来てもなんでもないふりをして、
些細なことで一喜一憂して、なんて健気なんでしょう。
だけど、和馬はそんな思いに全く気付くこともなく、
超鈍感っぷりが罪深すぎました。

それに、彼女が出来ても幼馴染との触り合いっこは続行ってアリなの?
同性同士だから、最後まではしてないから、浮気にはならない?
和馬にとってはそんな疑問も罪悪感も浮かばぬ程度のことなんだろうか…
そう考えるとちょっと悲しいです。
千秋にとっては和馬に触れる喜び半分と叶わぬ恋に期待する
切なさ半分ってところなんだろうけど。

けれど、そんな曖昧な関係がいつまでも続くわけもなく。
夏祭りの日、彼女と一緒の和馬を目撃した千秋は
抑え込んできた感情を溢れ出させてしまいます。

突然の千秋からの告白とキス一つで乙女の顔になってしまう和馬。
いやいや、彼女がいる男子の顔じゃなかったよ!?
もしやイケる…?と期待するも、あっさりその場で千秋を振ってしまいます。
ひどっ…少し考える時間くれ、とかですらないの…

だけど、和馬の戸惑いもわからないでもありません。
幼馴染として過ごしてきた時間が長ければ長いほど、
恋愛対象への切り替えって難しいもの。

ただ、彼女より優先したり、潜在的には千秋が
友達以上の“特別”枠であることは伝わってくるんです。
その“特別”に名前をつけるなら、恋だと思うんですけど。
問題は和馬がその感情を自覚しているかどうかなのですが、
そもそも彼女のこともちゃんと好きだったのかは怪しくて、
千秋から告白されるまで本当の恋を知らなかったんじゃないかなぁ…と。

以降、一度は振ったものの、千秋が気になってしまう和馬。
悩んでいる様子の和馬に千秋は「好きになってごめん」と告げます。
切なっ…胸がぎゅうぎゅうと締め付けられて痛すぎる。
千秋にこんなこと言わせて…和馬よ、反省しろーヾ(`◇´)ノ彡

なんかね、和馬ってズルいんですよね。
結局「俺が好きになるまで俺のこと好きでいろ」とか
いいかんじでまとめちゃって、千秋の好きを逆手にとちゃってさ…
既にどれだけ待ったと思ってんの!

でも、いざ「好き」を自覚すると、
案外すんなりとベタ甘モード突入でした。
予想外にデレデレかよ♥
和馬にも少しくらい切ない思いしてほしいけど、千秋が幸せそうなんでいっか。
このまま下巻でもデレ続け、千秋を笑わせてあげて下さい。

『家族になろうよ』では和馬と千秋を翻弄し、
ちょっと人格を疑った巴は本作では姉のように
二人を見守ってくれ、いいフォロー役でした。

3

キュンだらけで胸がくるしい

中学3年ときに1回ヌきあいっこをしてから、たまに、そういうコトをする関係になった幼馴染のチアキとカズマ。カズマには彼女がいて、チアキは密かにカズマに恋をしている
花火大会にカズマを誘おうとした直後、カズマが彼女と花火を見に行くことを知る。気をつかってカズマを誘わなかったチアキ。誘われなかったことに、疎外感を感じるカズマ。こんな場面で、幼馴染を選ぶか、彼女を選ぶか。高校生の夏、ならば、きっと簡単であるはずの自分への問いに、カズマはすっきり答えを出せない。それでも、「雨降んねーかなぁ」という、誰に言うでもなく口から零れ落ちた言葉が、きっと彼の本心。
そして、会場でそれぞれ女の子と一緒にいる二人がすれ違う。目が合う。思わず、3人を置いて逃げ出すチアキ。女の子ならば簡単なことが、自分には出来ないもどかしさ。どうにもならない違い。どんなに一緒にいても、セックスの真似事をしていても、カズマの隣にいるのは自分じゃない…
なんとか自分の想いを鎮めようとするチアキの前にカズマが現れる。彼女を残して、自分を追いかけてきたカズマ。愛しくてたまらないカズマ。もう、手を伸ばさずにはいられなかった

コーコーセーがものすごく青春しています。終始きゅんきゅんしてくるしい
自覚した瞬間に今までのいろんなことに合点がいってドキドキしはじめるカズマくんがすごく可愛いです。そして恋するチアキくんの色っぽい表情…あどけなさが残る雄っぽいお顔もたまらない

「好きになってごめん」のシーンは切なさがマックス越え。素晴らしい本です。キュンが大量すぎてくるしいです尊

1

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