陰ながらお慕いしております…」いじらしさ爆発・忍び愛BL!

忍べよ!ストーカー

shginobeyo stalker

忍べよ!ストーカー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神73
  • 萌×272
  • 萌48
  • 中立15
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
35
得点
812
評価数
215
平均
3.9 / 5
神率
34%
著者
藤原旭 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784396784614

あらすじ

丹葉国(たんばこく)領主である獅之介(しのすけ)に助けられて以来、存在を悟られないよう、ひっそりと見守る日々を過ごしていた抜け忍の紅丸(べにまる)。しかし刺客から獅之介を守ったことで、しばらく屋敷に留まることに。堂々と傍に居ていいはずが、邪魔をするのは紅丸自身に染み付いた悲しきストーカーの習性…。ツッコミ不在の恋が今、始まる――。
一途な忍心が大暴走!スパダリ領主×スゴ腕忍者のぐいぐいラブ!

表題作忍べよ!ストーカー

大和獅之介清久、丹葉国領主
紅丸、抜け忍で獅之介に助けられた忍者

その他の収録作品

  • 電子限定特典イラスト1P

レビュー投稿数35

思ったよりギャグ

最高に面白い!その一言に尽きる作品でした。
私はもともと忍者が好きでこの作品を見つけたときは迷わず購入しましたが、本当に読んでよかったです。
簡単に言えば
天然で鈍感な坊ちゃん×ストーカー気質の美人な抜け忍
なんですが、タイトルから想像するよりちゃんとギャグでした。笑 
BLでこんなに笑ったのは初めてです。
攻めに命を助けてもらってからすっかり惚れ込み、一途に健気に(?)思い続ける受けがとにかく面白かわいかったです!
受け攻め以外のメインキャラもともかく癖が強く笑いを堪えることができませんでした。えっちなシーンはちゃんとえっちでほんとうに最高でした。
身分や立場の違いをノリとツッコミで乗り越えていく2人の姿には間違いなく元気をもらうことができます。
完全なハッピーエンドで、安心して読むことができるので、本屋で見かけた際には、ぜひお手に取ってみてください!!

0

面白いコメディだけど、萌えはあんまり…

笑える作品と聞いて興味を持ち、読んでみました。先生の「兄のことがわかりません!」は好きな作品です。

忍者が領主に恋してストーキングしているお話です。攻めが領主の獅之介、受けが忍者の紅丸です。
紅丸は獅之介に助けられてからストーキングしています。獅之介は真面目な男前ですが超鈍いところがあって面白いです。
コメディですね。クスクス笑えるシーンがたくさんあります。

絵柄、特に紅丸のキャラデザがちょっと苦手です。紅丸の顔がどうも女子にしか見えなくて。細身の上、長髪でポニーテールにしてるからかも。時々ポニテのJKに見えてしまいます(汗)

脇役で、紅丸の弟分の蒼介がいます。この子が紅丸大好きで二人の邪魔をするんですが、結果として二人の中を取り持つことになったりして、面白いキャラです。あと獅之介のお父さんも、いい味出してて楽しい。
 
濡れ場は2回ほどあるのですが、自分にはほとんどエロスが感じられず残念でした。紅丸の顔が好みじゃないからかもしれません。

BLとしての萌えはあまり感じられませんでしたが、コメディ漫画としては楽しい作品でした!
息抜きに何か読みたい時にいいかもと思いました。

紙本購入 修正が必要な描写なし

1

テンション高めなストーカー

めちゃくちゃツッコんでるタイトルで、お笑いを期待して読み始めました。
テンション高めな抜け忍ストーカーが主人公。鈍感すぎる獅之介が心配になりつつも、彼のぼんぼんらしい天然がクセになってきます。唯一の常識人?な蒼太が好きでした。
紅丸はわりとすぐ自分の怪しさを自覚して笑いました。獅之介は流されて好きになっちゃってる感はありますが、あんなに振り回されたら仕方ないのかも…。
そして意図せず大事な役割を果たした蒼太!人魚姫に欲しかったのはこういう役回りの人ー!って感じで妙に興奮しました笑。地味にメタ発言してるのもツボ。
これからも三人の騒がしい日常は続いていくみたいで、終わり方にほっこり。後日談なんかも短編で良いので見たいなあと思いました。
(ところであのおっきなモザイクは何だったんだろ?本気で分からなかった…)

1

振り切って神!!

時代は戦国時代前後ぐらいかな?!
とある領主の嫡男に恋をした抜け忍のストーカー恋物語。

丹葉国領主嫡男 大和獅之介清久に生きる意味をもらい恋をしてストーカーになった、忍の里を抜けた紅丸。

忍の定番、天井裏からの覗き見に、ゴンぎつねごとく魚の差し入れに筆や硯の直しや、はたまた視察にSPのごとく着かず離れず木の影から見つからず!!
そりゃ!忍だからストーカーなんてオチャノコサイサイ!!


紅丸のストーカーさも振り切っているが、獅之介の鈍感も振り切っているし、獅之介パパ(領主様)もかなり振り切ったお方かと、
かなり面白い!!!!

1

健気な受けが好き

健気受け好きな人にはオススメ。予想以上にギャグ度高いです。
個人的に健気&敬語な受けが1番好き。ストライクな作品でした。

1

とても素敵な絵を描ける作家

ああこの人が書いていたのか、と、この作品を読んで作家の名前を知りました。
描画が丁寧で、かわいらしさがある劇画調の重厚さがある絵です。

「兄のことがわかりません!」で他の方がレビューしていましたが、絵を描く技術が高い作家なので、シナリオ専門の作家と組めば、絵の技術をもっと活かせそう。編集社がいう、売れる作品を作れそうな作家です。
そういうコラボのセットアップを編集側が提案できないものでしょうか。
この作家さん、自分の持ち味の良さと、質の上げ方にまだ気づいていないみたい。残念。

この作品は、ストーカー=忍者がテーマです。
色気のある丁寧で綺麗な劇画調の絵を描いているのに、コメディにして格調を下げるのは勿体ないと思いました。

和ものの次作が出たら是非読みたいです。
言いたい放題の感想を書きましたが、
もしこの作家さんが書きたいものをきちんと持っているのなら、こんな素人の感想に振り回されず、書きたいものをずっと貫いて書き続けて欲しい、と伝えたいです。

勿体ない作品だと思います。絵の評価として神。ストーリーの評価は、萌です。

2

もうちょっと料理して欲しかった

 ギャグ作品というのは重々承知の上だったので、重厚なストーリーを期待して読み始めたわけではなかったのですが、それにしても私には軽過ぎました。心に残るものが何もない…。ギャグ作品でもキャラの可愛らしさだったり、愛おしさだったり、いろいろ感じるものがある作品もたくさんあると思うんです。でも、この作品は展開があまりにも速過ぎて、ずっと置いてきぼりを喰らっている気分でした。領主と忍といういくらでも料理できる美味しい組み合わせなのに、正直もったいないなぁと感じてしまいました。展開を王道まっしぐらにするのではなく、ちょっと邪道を挟んでみたりしても良かったのかな、と思いました。

2

忍者→ストーカー=天職

先に「兄のことが分かりません」を読んで、相当辛口なレビューをしてしまいました。
こんな引き出しを持っていた方だったとは!

領主の子息である獅之介に命を助けられてからというもの、影ながら獅之介を見守り、彼の日常生活をサポートしてきた紅丸。
日に日に彼を慕う気持ちが暴走して…。

という忍者がストーカーな話です。
ものすごいです。突き抜けてました。
紅丸は妖艶で美人(表紙参照)、忍びとしてのスキルも相当なのに、かなりズレてます。何は無くとも獅之介第一で、命を投げ出すことも厭わない。
天井に潜み、障子の隙間から窺い、24時間体制で獅之介の日々を見守り、たまに勝手にご褒美(使用済み褌とか)をもらっていく、献身的すぎるストーカー。
風邪薬と間違えて媚薬を渡したり、落ち込んだら川に身を沈めたり、獅之介のこととなると危なっかしくて目が離せない子でした。

獅之介もおおらかと言うか何というか、ズレてます。
祝言の話が出る回は紅丸サイドはすごく切ないのですが、最後は獅之介の突き抜けすぎたおバカ加減と紅丸への愛で何もかも吹き飛びました。
獅之介の父である領主も可愛すぎた…。

3話の蒼太登場から、一気に少年漫画風に作画が変わります。
紅丸が艶っぽくて美しいコマもあるのに、蒼太が出てくると少年漫画。ここが作者さんの作画の分岐点だったのかな、と。
ただ5話の扉絵の獅之介はイケメンだし、美しい紅丸もところどころに出てくるので、蒼太さえ乗り切れれば大丈夫です。

シュールでおかしくて、でもきゅんとくる。
変ではありますが、登場人物がとことん愛おしい作品でした。

2

骨の髄までストーカー

表紙とタイトルに惹かれ「これは!!!」と思い購入しました。

受けは抜け忍の紅丸くん。瀕死のところを獅之介くんに助けられ一目惚れしストーキング忍者と化しますが、健気で一途で獅之介くんのためにお世話をする姿はとても奥ゆかしいです。

攻めの獅之介くんは鈍感で色々なことに全然気付かない一面もありますが一本筋が通ったようなお方で硬派な男前です。獅之介くんが紅丸くんを好きになった動機があまり納得できませんでしたが、責任はとってくれそうです。

エッチシーンに期待というよりも、ギャグを楽しむ気持ちで購入するのがおススメです。

2

ギャグBL好きならば是非!

評価の高いこの作品、ずっと気になっていてやっと読みました。結果、めちゃ面白かった!

まず、個人的に時代物があまり好みではなくて。時代背景とか身分とかなんやらいろいろ難しいし馴染めなくて普段は避けてるんですけど(漫画読むのに頭使いたくないのよ)これは全然平気でした。
時代物だけどかたっ苦しくなく、血も出ないし出てくる人みんな良い人!不自然にならない程度に面白おかしく現代アレンジされているのでとても読みやすかったです。

普通、BLを読む時は恋愛の展開を楽しみに読むものだけれど、これはその他の会話も面白い笑
忍者同士の苦労話とか、獅之介様のお父さんとか…
ツッコミが蒼太しかいないほぼボケ…
あと何だかんだすぐ両思いの二人のバカップル具合も可愛かったです。この2人の続きみたいな〜絶対毎日面白そう。
シリアス展開になってもすぐギャグっぽくなるので、リアルさや深い話の堀を期待しているなら都合良く感じてしまうかもしれませんが、私は揉め事面倒、ハピエン主義なので心が疲れなくて良かったです。

絵はかっこいいんだけど、ちょっと線が濃くて少年漫画っぽさがあり…この作品には合ってたけど、現代物だとちょっと古いかなとも思いましたが、この絵でこのギャグセンスを挟む感じは好きです!
リピ作家さんになりました٩(◜ᴗ◝ )۶

3

忍べない!

なるほど~

忍の術を使うとストーカー行為も、楽々実行可能じゃないですか。

すごいな!その発想はなかったわ。
助けてもらった、獅之助のために忍びながら「ちょっと良いこと♡」をしております。
その間に、割れた硯とか褌とかお持ち帰りしていたり。
慕う気持ちは、いじらしい!
いや、でも完璧ストーカー行為だからね!
自分に置き換えるとかなり怖い!

でも獅之助は、なんか違う。武家の嫡男として育ったからの人格の良さなのか、天然さんなのか。
紅丸を受け入れる器がすごいかもしれない。

2人が致しちゃうのも、紅丸のいじらしさが愛いやつじゃないですか。
獅之助が、愛い…と紅丸に言う場面はなんだか刺さる~

抜け忍として追われつつ、紅丸を慕う蒼太まで現れて。抜け忍って大変なんですね。なんだか現代の社畜みたいになっていて愚痴ったり(史実は良くわかりませんけどね…)
あと、忍とはいえ尻の穴は鍛練しきれなかったのが、思わず吹きましたね~

楽しく悩まないストーカー話。新鮮でした。
でも、やっぱりストーカーは嫌だなぁ…

2

忍べよ!!!

いいから忍べよ!最初こそ気持ち忍んでましたが、全然忍ばない上にこのストーカー嫁の座を勝ち取りますから拍手モノです。面白かった〜〜

◾︎獅之介(丹葉領主の息子)×紅丸(抜け忍,ストーカー)
シリアスかな?と一瞬思わせておいて、なんでシリアスかな?なんて思っちゃったんだろう…となるほどコメディです。どいつもこいつもふざけきってます(好き)。まともかと思った獅之介がまともじゃなかったし、まともかと思った父もまともじゃなかったので、つまるところ最高でした。ツッコミは全て蒼太にかかっている。抜け忍は殺される…なんて、幻だったんだ。

引きこもりがてら水遁の術をしていたり、忍ネタもなんやかや入ってて面白いです。拉致現場忍トークがツボ。それすらシリアス排除でテンポ抜群。

絵はとっても美しいので、より一層笑いが引き立ちます。良い見開きゴマがあるので、タブレット(横)か、紙で見た方が特に初見は楽しいかも。

電子限定カラーイラスト、良い笑顔です。

4

良い意味で軽く読める!

物語がちゃんとあって、その上にギャグがあるから面白く読めました!
2人にはすれ違いもあるけど、読者からしたら2人の思いが伝わってるので安心して見てられる。
そういう点でシリアス場面も重くならず、良い意味ですごく軽く読めました!
メインの2人以外のキャラクターも個性があって物語に深みが出ています。
久々に良いものに出会えた気分です!

4

ネタバレなし

想像以上に笑いがメインで、肉体的な絡みはほどほどでOKな自分にしっくり来ました。ストーリーが漫画として面白いし、絵柄も丁寧で読みやすく、健気なポニテ抜け忍の紅丸がとてもかわいい!その愛を受け止める天然気味の完璧領主・獅子の介、両者メインはもちろん、脇キャラも基本皆いい人ばかりで読後感も最高でした。彼らを取り巻くゲストキャラを迎えての続編があっても面白いかな?と期待してます。もっと藤原先生の作品を読んでみたい、きっと面白いはずと感じられたので高評価にさせていただきました。

4

恋するストーカー忍者参上!

恋するストーカー忍者参上!
忍なだけあって、ストーキングのクオリティがやたら高い。
主人公が粘着質なストーカーという気持ち悪さもあっさりとコメディタッチな作風で払拭されています。

登場人物は基本的にみんな善人。
獅之介と紅丸の恋路を邪魔する後輩忍者も、孫の顔がみたい獅之介の父親も、なんだったら紅丸を誘拐した忍者たちですら、結局なんだかんだでみんな善人。

2人も無事結ばれて、紅丸も子供産むの「がんばります!」て言ってるし、今日も丹葉国は平和です。

3

黒髪美人!

表紙の黒髪美人さんが素敵です

0

昔話版 アホアホバカップル

登場人物がみんないい人ですごくなごみます。
これが優しい世界か…!って感じです。
受けの一途さと 攻めの鈍感さもたまらないです。

2

忍びすぎ!あと二人にツッコミが追い付かない

忍びの性(さが)が染みついた抜け忍ストーカーと超天然箱入り領主の息子のツッコミ入れまくり恋物語?

もう皆面白すぎる!紅丸も獅之介も父も誘拐した忍びも。

紅丸が獅之介恋しさにいつも天井裏に潜んで覗き見したり、差し入れしたり、道具を新調したり、使い古しの褌を盗んだり。陰から獅之介を慕う姿がいじらしくて面白くて。

正体がバレて獅之介の危機を救い屋敷に置いてもらえることに。
それでもやはりストーカー癖が治らない!

抜け忍なので実は自分が狙われていて獅之介を巻き込むまいと里に帰る決心をしますが、獅之介に風邪薬と間違えてあちこちが高まる薬を渡してしまい…。

紅丸の一途さが堅物の獅之介を徐々に揺り動かして?

父親に紅丸との仲を告白するときがとても笑えました。紅丸「がんばります!」って、父は無理だろってわかってるんですが、二人は真面目で。

紅丸を追いかけてきた蒼太のツッコミも面白いし、里の反応も笑えて。

とにかくとっても面白い忍びと領主の息子の真面目な(当人同士にとっては)恋のお話でした。

3

忍び愛です

紙本
修正…見えない描写
カバー下…花
カバー折り返し…なし
あとがき…なし

2

美麗イラストとゆるゆるギャグのコントラスト

 とにかく絵が素晴らしい!表紙のイメージのまま中身も劣らず、背景も丁寧に描き込まれております。ぱあぁぁっと咲くような満面の笑みが愛らしく、真顔は凛として美しい、画力の高さが登場人物達の魅力を一層引き立てており目の保養レベルです。一見カッコいい紅丸の表紙ですが、お顔をよく見ると「獅之介様命」の文字でこの本がギャグである事をさりげなくアピールしていますね(笑)

 しかし中身の方は…極端に薄っぺらい本と言う訳でも無いのに、何故か読み応えがあまり感じられまずサラっと短時間で読了してしまいました。何故だろう?セリフが少ないのか?
 
 特に前半に多いのですが、キャラの動きを一コマずつ丁寧に描いている箇所があります、躍動感を感じる反面セリフが少なくなってしまい「読む」と言うよりは「眺める」感覚、早読してしまう原因になったかもしれません。
 
 話が進むにつれてセリフも多くなっていくのですが、一つひとつがシンプル過ぎるのかなぁ?後、私はHシーンを時間掛けてじろじろ眺める気持ち悪いヤツなので、Hが少ない分余計に早く終わってしまったのかも。真相は謎のままですが…。

 ストーリーはきちんとしているんですよ、基本的にはほのぼのと平和です。時にはギャグに笑わせられ、時には事件にちょっとハラハラしながら、二人が距離を少しずつ縮めて行くカップリング萌えを楽しむことが出来ます。

 正直ギャグに関しては控えめな印象、笑える所はたくさんありますが吹き出す程では無かったかな、微笑ましいと言う表現が合っているかもしれません。 

 Hシーンはあっさりしており、修正部分を殆ど出す事も無く綺麗です。擬音や汁がたっぷりの男性向け風味のエロが苦手な人にも読みやすそうですね。

 描き下ろし、後書き、カバー裏が全て無かったのがちょっと残念。カバーを外すとうっかり置きっぱなしにして人前に晒されても安心なお洒落デザインではあるのですが…。

 笑い、萌え、ストーリー、Hを全て網羅してはいるけれど、どれも控えめに感じられ、絵以外に「コレだ!」って突き抜けた物が無かった為少し物足りなく感じました。合う人には合う作品だと思います、私は色んな方面でもう少し激しい方が好みかなー、各登場人物の魅力は十分に伝わってきました。

2

攻めがツッコミ役を担ってくれたら面白いと思えたかも。

ツッコミ不在のギャグ漫画もノリが合うものは自分がツッコミ役に回って楽しく読むんですが、、
これはなんだろうな……
紅丸(受)の変人っぷりは笑えるんだけど、獅之介(攻)の天然?な感じが、面白いボケにつまんないボケ被せてくる素人みたいで邪魔でした。
紅丸のボケにツッコむ前に「獅之介ウザ…」の気持ちが先に出ちゃう。
獅之介がキレのいいツッコミ役を素直に担ってくれた方が私は面白く読めたなと思います。

ところで、BLマンガに対してなんでギャグの評価だけをこんなに真剣にしてるんだろうw
BがLしてることに対しての感想が全然出てこない…。
読むの結構遅い方なんですが、なんか20分くらいで読み終わりましたね。
笑えなくてもストーリー面にもう少し読み応えがあったら多少違う感想になったかもしれません。

2

あっさりギャグ

抜け忍の紅丸は、丹葉国の領主・獅之介に救われ一目惚れする。
獅之介の屋根裏に潜み、こっそりお世話をしたり覗きをしたり、使用済みの品々を拝借したりする日々を送っていた。
ある日、獅之介を襲った刺客から守った事により、紅丸は獅之介の側に居られるようになり…。

クスリと笑えるギャグです。
みんないい人(笑)
紅丸の思いに絆されていく獅之介でしたが、紅丸は美人だし、ちょっと変態だけど一途だし、好きになってしまうのが分かるような気がしました。
ちょっとあっさりしすぎていたので、もっと2人のラブラブなところをたくさん見たかったです。
紅丸に憧れている忍びの蒼太が出てくるのですが、彼のスピンオフなんかも読んでみたいですね。

0

笑えるしキュンとくる

紅丸美人。全体的にギャグですが、キュンとくる場面もあります。
忍びというと血生臭そうな描写を想像するかもしれませんがそう言った場面はあまりなく。
イケメン鈍感誠実攻めと健気ストーカーっぽい受けの組み合わせはとても良かった。またこの方のマンガが出たら読んでみたいと思いました。

5

今後にも期待

連載時から好きだった作品。
こういう異色の作家さんをどんどん掘り起こして欲しいです。タイトルも秀逸。

タイトルのテイストから分かるように、ギャグよりですね。主人公は抜け忍。昔助けてもらった殿のことを好きになり、あの手この手でこっそりお役に立とうとします。
まあ、そういう設定のギャグ漫画なのですが、絵がちょっと昔っぽくて雰囲気が出てます。

だんだん殿がホントにかっこよく見えてくるし、完全におかしい殿の父親とか、同じ里から来た当て馬訳の若い忍者とか、脇役もがやがやと賑やかしてくれます。

こういうBL(なのか?)はもっと読みたいですね。やっぱり漫画として面白いって言うのはいいですね。

1

表紙に反してギャグ比率高め

表紙がかっこよくて、てっきりシリアスなお話だと思ってたんですが、広告バナー見てギャグだと知りました。

絵うまい。漫画もうまい。でも個人的に何か一味足りなかったです。
デビュー作としては出来すぎなくらい綺麗にまとまってるんですが、あんまり惹かれるものがありませんでした。
受けと攻めどっちも可愛いんだけど、あんまり刺さらなかったかな。完全に個人的な好みなんですが。
あとノリがウェブ漫画っぽいというか、同人ノリな感じがあんまり好みじゃなかったです。作者さんが二次出身なのかな?

私は合いませんでしたが、好きな人は好きだと思います。

3

笑い要素90%!

シリアス系かと思ったら意外な程ギャグ系でびっくり!忍び設定のお話は初めて読んだので新鮮さ120%でした。

紅丸の獅之介に対する一途さが突き抜けていて、見ていて微笑ましかったです。獅之介は鈍感で流されやすいなと思いましたが、ここぞという時はしっかりとキメてくれたので格好良かったです。獅之介の父親が良い人でしかも可愛いという意外さ…
登場人物全員(敵ですら)良いキャラでした。笑

ストーリー的にもここでこの展開か!と思う所が沢山あり、常にサプライズされているような感覚になりながら読んでいました。ほっこり癒されたい、お笑い系が読みたい方に是非オススメしたい作品です。

10

蒼太くんが可愛い♡ このトンデモな中では唯一のツッコミ役…かなぁ。

購入前に、インタビュー記事を読み、レビューをガッツリ見てしまったので、
勝手にハードルを高めに上げていて。もっと、抱腹絶倒かと思ってしまいました…。
なので、「クスッ」くらいで済んでしまった。もっと笑わせて欲しかったのに。
…とは、私の勝手な言い草ですが。面白かったです。
全員が真顔で変なことをやったり、言ったりしている、というテイで展開していく、
読み手側ツッコミで成立するコメディだと思います。
進行役として、唯一ツッコミ役を課せられた筈の蒼太くんが出て来ますが、
トンデモワールドの住人たちに若干飲まれ気味。
あ!蒼太くん、とっても可愛いので、スピンオフ希望です♡

時代感も若干謎で、江戸末期かな?と、思われますが、私は個人的な好みから、
月代(さかやき)頭が好きでは無いので、そういうキャラクターが居ないのが、良かったです。
よく考えたら、忍びって、やってることそのものがストーカーじゃん‼︎
という、発想が活かされているとこが良いですよね。
タイトルもツッコミになっていて、忍びなのだから「忍べよ!」ってね。
想いが募り過ぎて、忍べて無いじゃん‼︎っていう。
この「忍び」的なあるあるをもっと見たかったかも。

3

爆笑間違いなし!

領主の息子、獅之介(攻)に生死の境をさまよっていたところを助けてもらった忍者の紅丸(受)が獅之介に恩返しという名のストーカー行為を働く物語です。

紅丸・獅之介・獅之介の父親、登場人物全員が天然ボケで終始カオスな雰囲気の中に、唯一のツッコミ役の紅丸の弟分、蒼太の存在が輝いています。

画力も高く(獅之介様の顔面が素晴らしい)、ギャグセンも高く(紅丸が里を抜けた理由が妙にリアルでツボでした)、登場人物達の会話のテンポも良い、初コミックスとは思えないクオリティの高さです。久しぶりに漫画を読んでいて声を出して笑ってしまいました!笑顔になれる、とてもハッピーな作品です!

7

期待通り!!

ちるちるの作家さんインタビューを拝見して、これ絶対私の好きなやつだ!と思って発売を楽しみにしていました。

https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/19013/

コレ読んで、あ、面白そう!と思った方は買いです。
期待を裏切りません。

抜け忍びの受けが死にかけていたところを領主の息子に助けられて以来、屋根裏に潜む隠密ストーカーとなって……というお話です。

里では一番の忍びだった優秀な受け。
黙っていればミステリアスクールビューティーっぽく見えるのに、攻め様をお慕い申し上げている姿はただのスーパー小間使い&ストーカー。
せっかくお側においてもらえることになっても、ストーカー気質が抜けきれない姿が笑えます。

そして真面目鈍チンな攻めがこれまたいい味だしてます。
ズレた二人を軌道修正してくれるかと思った攻めの父上もこれまたズレてまして、父上というよりも個人的にはパパ上って呼びたくなるようなゆるいキャラで好き。

そんなズレた三人+ツッコミ役の後輩(忍びの後輩)のやり取りがなんとも面白おかしくて、終始笑いながら読めました。

ギャグだけではなく、不器用でウブな二人の真剣ゆえにずれてしまうやり取りが妙にかわいくて好きです。

萌萌と神の中間くらいですが、初コミックということでご祝儀で神で!

7

ハリセン、若しくはツッコミ用スリッパを準備してからお読み下さい。

まず始めに。
このお話は基本、登場人物が皆ボケ担当になります。
唯一の貴重なツッコミは2話ラストまで登場しないので、ハリセン、若しくはツッコミ用のスリッパを準備してから読むことをお勧めします。
(※ちなみにツッコミは常駐しておらず、自らボケる場合もあるので、本を読み終えるまでは油断しないようご注意下さい。)

日々の任務に追われ、ろくに眠れもせず、道具扱いされてる忍って何なの?とやや社畜気味に心を病みかけ、里抜けした紅丸(ああ、この時代に心療内科やカウンセリングがあったなら…)。生きている意味を見失い道端で行き倒れているところを丹葉国領主の獅之介に助けられます。
それ以来獅之介様・命!!となった紅丸はこっそり獅之介の屋敷の屋根裏に住みつき(←紅丸の定位置は基本屋根裏です)、そっと魚を差し入れたり、痛んだ書道道具を新調したり、覗きを楽しんだりしていましたが、ある日獅之介を曲者から守ったことから、しばらく獅之介の屋敷で暮らすことに。でも根っからの忍体質の紅丸はこっそりと獅之介の身の周りの世話をすることぐらいしか出来ません。
そんな中、紅丸を慕っていた弟分の忍・蒼太(貴重なツッコミ担当です)が里へ連れ戻しにやって来て…。

ともかく、出るキャラが次から次へと見事に「ボケ」担当です。
ボケとボケが真顔で絡むこの独得な笑い、是非皆さんにも味わって頂きたい。
そして、忍びのテクニックを活かしたストーカー技を次々繰り出す紅丸。
全ては獅之介様への一途な愛ゆえなのですが、獅之介様の使用済み褌を拝借してはーはーしていたり、夜中こっそり屋根裏から降りてきて、獅之介様の寝顔をじーっと眺めていたり、里の頭領が「もう帰って来なくていい。ヤバすぎ。絶対無理」と拒否するぐらい突き抜けているところもまた見どころです。
そんな紅丸を「なかなかに面倒」「だが愛い」と受け入れる獅之介様の懐の深さと言うか、大らか過ぎる人柄も絶妙で、見ていてほのぼのしてきます。

正統派BLか?と尋ねられれば素直に頷くのは難しいのですが、ギャグの中ちらちら見え隠れする2人の不器用な恋心はとてもかわいらしく、とても一途な純愛ストーリーでもあります(…多分)。

一風変わったギャグ増し増しのBLを読んでみたい。
そんな方にお勧めしたい一冊。是非一度手に取ってご覧下さい!!

7

忍ばない忍

助けてくれた領主息子にストーカーする抜け忍のお話。まずタイトルと表紙に引かれ試し読みをして、続きが気になって購入!
買ってよかったな笑いづくしのストーリーでした。
てんぽよく読みやすく、恋愛にウブな2人が惹かれあってゆく姿がたまらなかったです!
登場人物はみんな優しく、平和な世界でした。
コミカルなBLが好きな方はオススメです♪

12

スキルを活かす 一途なストーカーの恋

かなりツボで面白かったです(^^)
ギャグベースではありながらも、萌えも感動もあります。

抜け忍の紅丸(受)が自身の存在意義や行いに疑問を感じ、命を粗末にしようとしてたところを丹葉国領主子息の大和獅之介清久(攻、獅之介)に救われ、恋心を抱き、以降ストーカーのごとくの屋敷へ忍び、スキルを活かして獅之介に尽くします…が、獅之介に存在がバレて恋が進んでいく物語です。ベースは一途な片思い、それが時代劇?みたいな感じで、攻め受け共にボケボケなためギャグ調ですが笑、本人達はいたって真面目。ボケ同士を突っ込む紅丸の弟分 蒼太が当て馬役のようになり紅丸を慕いますが、絶妙なツッコミ役はやがて2人の良き理解者となります。ボケの親はやはりボケかと思うくらいに獅之介の父親もズレていますが笑、親の愛を感じて素敵ですよ(^^)!

忍びならではの悩み、恋に奥手同士の不器用さ、家族愛、同志を慕う気持ち…面白い!!色々極端で時に過激な2人ですが、面白おかしくなる場面だけでなく、大切な事を伝える場面もしっかりあるので、オススメです(^^)

恋したら盲目になって尽くしたくなるストーカー気質、私は紅丸に共感出来ますね笑。例えそれが忍ぶ恋で、同性同士だとしても…むしろ燃える(๑*Д*๑)!! スキルを活かす姿が可愛い!誠意ある獅之介の姿には、思わず私も好きになりそうでした(〃ω〃)父親も素敵だし、ここに嫁ぎたい笑!!慕われている紅丸も一途で好感が持てますし、美人受けです。

ぜひ!ぜひ!オススメです(^^)

10

ギャグ!

絵が上手くて、攻めも受けもカッコいい。

ストーリーは軽い。
スケールも小さい。
作中でも言ってたけど、受けのやることは忍びと言うより、スーパー小間使いとも言える。
あと、攻めが領主の息子のくせに、アホすぎる。
攻めの父親も、受けの上司もアホ。
まともなキャラがいねえ。

設定ががばがばだけど、ギャグだからこんなもんなのかなと思いました。
歴史物で楽しみに読んだけど、肩透かしだった。

10

腹筋崩壊します。

ちるちるさんの作家インタビューを拝見して購入しました。

ヤバい。
めっちゃ面白いんですが…!

ギャグ色が強い作品なのでコミカルな作品はあまり…、という方にはお勧めしづらいのですが、綺麗な絵柄に、その絵柄からは想像がつきにくいキレのいいギャグ、そしてコミカルなだけではなくきちんと描かれた恋心。

非常にバランスの良い作品です。

という事で内容をざっくりと。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は抜け忍の紅丸。
里を抜けかつての仲間から追われ瀕死の状態だった時に、一人の男性に救われます。
その男性が丹葉国の領主・獅之介だと知った紅丸は、影からこっそり獅之介を見守るようになるが…。

というお話。

なのですが。

全然、見守ってない―!

獅之介にあれやこれや差し入れしたり、獅之介の持ち物をこっそり修繕したり、あるいは古いものを失敬してきてしまったり。

紅丸の行為はストーカーそのものなのですが、いかんせん憎めない。
彼の恋心が手に取るようにわかるから、なのです。獅之介の言動に一喜一憂する紅丸が、クッソ可愛いのです。

そして、そんなストーカー紛いな行為を受けている獅之介が紅丸の行為に全く気付いていないこともあって、シリアスな雰囲気には一切ならず、テンポよくコミカルにストーリーは進んでいきます。

そして、この作品のキーパーソンになるのが、紅丸のかつての忍び仲間の蒼太。
蒼太は単純に腕の立つ忍びだった紅丸に心酔しているだけなのですが、それゆえに獅之介から紅丸を引きはがし、里へ連れ戻そうと画策します。

が、この蒼太が、またすごく良い子なんです。

獅之介のことを「紅丸を誑かした男」認定しているので時に辛辣な態度を取りますが、でも、紅丸のために奮闘するさまがまさに子犬のよう。獅之介に暴言を吐きつつ紅丸のサポートをする彼がいなければ、紅丸の恋は成就しなかったでしょう。

獅之介は一国の領主なので世継ぎ問題が浮上しますが、獅之介の父ちゃんが良い味出してます。
ナイスガイです。
爆笑です。

基本的にギャグ色が強い作品ではあるのですが、紅丸が獅之介に向けるひたむきな恋心と(それだけじゃなくてストーカー行為もあったりしますが)、そんな紅丸に少しずつほだされていく獅之介の感情の機微もきちんと描かれているので、笑いだけではなくてBLとして読んでもきちんと萌えが盛り込まれています。

表紙はめちゃめちゃカッコいいですが、それをいい意味で裏切る爆笑必至の1冊でした。

で、この作品がデビュー作とか。

絵柄も綺麗だし、ストーリー展開の仕方もお上手ですし、ちょっととんでもない作家さまが出てきたな、という感じ。

次回作も楽しみです。

8

ツッコミ役の重要性w

ストーカー忍者の一途な愛がコミカルに描かれています。
個人的にはガッツリしたBLっぽさがなく一般誌の中にひっそり紛れるBLに感じました。
これは良い意味で、です(^^)BLっぽさがないところからBがLし始めると萌えますね♪

さてさて。
抜け忍となり生きる意味を失って死を待ってるだけの紅丸は、獅之介に声を掛けられます。
その日を境に獅之介を慕いひっそりストーカーを始めた紅丸。
天井裏に潜み、獅之介に気付かれぬようせっせとお世話をしています。

ある晩とうとう獅之介の前に姿を現してしまい…。

2人が対面した時、突然刺客が襲ってきて紅丸は身を挺して獅之介を守ります。
それをキッカケに紅丸は獅之介の屋敷に置いてもらえることになったのですが、
今度は紅丸を連れ戻しに来た追手の忍者が現れてーーーと展開していきます。


あらすじだけだとわかりにくいですが、
この作品はツッコミ不可避のコミカルBLですw
絵とのギャップがッッヾ(*´∀`*)ノ

攻め:獅之介は真面目すぎるが故にどこか抜けてて、
受け:紅丸はストーカー気質で暴走が激しい。

ついでに言うとお殿様(獅之介父)も天然が過ぎる。
見たことのない忍者が屋敷に出入りしてても危機感がない。
微笑ましく(?)のほほ~んとした空気感ですw

たぶん上記3人だけならBL的な展開になることはなかったのでは…?
獅之介は鈍感すぎるし、紅丸は側にいてストーカーしてるだけで満足という状態。

そこに登場するお邪魔虫・蒼太の存在が個人的にはピカイチでした( ´艸`) ♪
獅之介と紅丸がBLになる前に引き裂こうと動き回るのに
全部裏目にでて結果2人の仲を進展させたキューピットになっているw

蒼太は作中唯一のツッコミでセリフや表情がナイスキャラです。
共感できる部分があってツッコミにシンクロしちゃいますw
2人の関係を好ましく思わないわりに協力的なとこもあってイイコでした。
蒼太の存在感が際立ってる…!

獅之介は真面目で性格が男前でカッコよく(でも鈍感)
紅丸は一途で献身的(でも恋人のストーカーはやめられない)
テンポがずれてる2人が愛を育む姿はキュンする場面もあって良かったです。
「だが愛い」のたった4文字に萌えが詰まってました。
時代物は現代にはない言い回しが新鮮で良いですね(﹡´◡`﹡ )

エッチをするシーンは何度かあったけれど、
"お綺麗なセックス"という感じで熱量が少なく感じたのは残念かな。
個人的にはぶつかり稽古かっていう熱量があったほうがギャグとのギャップで刺さった気がする。
っていうか力強い線の画風で是非とも迫力エロが見たかった←

7

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