最も淫靡な寝物語、始まるーーー。

サハラの黒鷲

Sahara no kurowashi

サハラの黒鷲
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神133
  • 萌×298
  • 萌64
  • 中立15
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
28
得点
1264
評価数
315
平均
4.1 / 5
神率
42.2%
著者
五月女えむ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ジュネット
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
シリーズ
サハラの黒鷲
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784909460233

あらすじ

とある砂漠のオアシスの外れで奴隷を商品として売り買いする『黒鷲』という通り名を持つ若く艶やかな青年がいました。
ある日、客に売った奴隷・グランの恨みを買い、どんな人間をも従順にしてしまう
媚薬のような精液を持つ調教師・アルキルの元へ連れていかれ、グランの性奴隷になる日まで調教される毎日をおくります。しかし、一向に屈する姿を見せない黒鷲にアルキルは特別な感情を抱き始めーーー。

雑誌掲載時に話題を呼んだアラブBLの長編をはじめ、
地球のBLを調査しにやって来た変態宇宙人に巻き込まれるボーイズのオムニバス『BLofthespace♂』も同時収録v

表題作サハラの黒鷲

調教師
奴隷集落の主人,黒鷲

同時収録作品BL of the space♂

公務員・幼馴染
大学生・ズボラな幼馴染

その他の収録作品

  • BL of the space♂ BIG BANG
  • BL of the space♂ LAST
  • サハラの黒鷲 番外編(描き下ろし)
  • カバー下 『サハラの黒鷲』作中で出せなかった小ネタ
  • カバー下 『BL of the space♂』ある夏のビッグな即売会

レビュー投稿数28

男娼館の主とごと師

アラブ風でエロエロなストーリー。丸ごと一冊メインカプのお話です。

いろいろな境遇の人をひきとって男娼クラブ(?)をまとめている受けのロキ。
皆に優しく人望がある。しかし裕福な生まれながら男娼にみをやつした男に恨みを買い。。

とらわれた先で体をしこまれるも、そのごと師にも背景があり、二人は引かれ合うようになる。
とにかくH満載で絵が綺麗なのでそれだけでも楽しめますが、はねっかえりのロキとその守護者のようなアルキルの対照的なカップルも良いですね。
しかしところどころお話運びが安易な部分もあり、こちらだけだったら中立よりだったかも。

個人的には、メインストーリーより巻末に入っていた単話の方がかなり良かった。
BL研究する宇宙人が登場し、幼なじみだった二人をHなカップルに仕立て上げる(?)完全ギャグストーリー。このカップルで続編ないかな~

0

エロに飢えている人におすすめ

こういった強気な受けちゃんが攻めにとことん雌にされていくシチュは好きですが、ストーリーがちょっとサッパリしすぎている感じがします。奴隷集落の構図やアルキルの過去がもっと知りたかったです。(そこは2巻のアルキル編で埋めていくのかな?)黒鷲とアルキルの距離も体の関係以外でもっと時間をかけて詰めてほしかったです。

エロパートに関しては大満足です。初めて五月女先生の作品を読ませていただきましたが、艶やかな美麗イラストに目が釘付けになりました。他の「サハラ」シリーズも気になります。

0

エロファンタジー

五月女先生読むの4作目なんですが、エロありきなんですね(今頃)
エロがメインで、ラブなお話をつくって両思いになってからまたエロを描くパターンが多い気がします。

本作は「闇鍋ファンタジー」とあったので、苦手な闇が多い私は少々ビビったんですが、全く問題なかったです。

奴隷商人というのも悲惨なものではなく、奴隷を思いやる人権尊重な主人だったので、そこがいいなと思いました。

肝心のBL部分ですが、特に何も思わずw
そういう話なのね、で終わってしまいました。
なぜかと考えるに、先生の他作品で見られたキャラのかわいらしさがあまり感じららなかったからかと。
アルキルと黒鷲どちらもきれいだけど、人間味があまりないというか。そういうお話ですかね。

BL of the space♂
こちらの2人の方が表情豊かだし、好きという気持ちが伝わるし、かわいいし萌えがありました。
商業BLでセックスをしないと出られない部屋を初めて見ました。おもしろかったです。

宇宙人が五月女先生の擬人化?擬宇宙人化?と思えてそこも楽しかったです。

0

読みやすいアラブ物

なんか買ったのにそそられなくてずっと積んでましたが、人外強化月間に勝手に指定しているので対象作として読みました。
人外?いつ出てくる?って思ってたら同時収録の第三者が宇宙人でしたw

表題作は人外じゃないです。
砂漠の奴隷商をしてる主人公と性の調教師。
奴隷商だけど、商品である奴隷が生きていけるよう知識と知恵を授けたり衣食住を担保したりで人望のある通り名黒鷲のロキ。

周りから慕われている事で恨みを買ってしまって連れ攫われてしまう。
そうなるとどうなるかわかりますよね?
そうです、性的な調教です。
性の調教師アルキルの手練手管で、受け入れる方は初めてなのに……っ。
わぉ、えっちです。乱れに乱れてます。
男っぽい強気な子が落ちるトコって良いですね。

この作品、必要以上に歪み合ったりしないところがよいです。ケンカップルやツンツンするのもいいですが、過剰な反応の受けにはうんざりしてしまうので、ロキくんみたいな見た目に反して素直で許容のある優しい子は好感持ちました。思いやりがあり過ぎて相手の事を考え過ぎちゃう子なんだよなぁ。
そら、人望もあるわ。

とにかく思ってる以上に好きな作品でした。

もう1作の宇宙人の話は、ライトなエロ話で展開読めるけど、みんなが大好きなやつ。
無理やりSEXする羽目になった幼馴染み同士の2人。それから意識しちゃってどうしようもなくなっちゃう。
タコ型宇宙人が腐女子代表みたいな感じです。
みんなの望みを叶えてくれます。

シーモアで購入
完全白抜きだけど、ところどころ修正なしが。
忘れてるのかサービスなのか

1

満足度たっぷり

表題作目的で購入

調教のエロエロと聞いて飛びついたわけなんですが。非常に当たりでした。

表題作
エロエロいとストーリーが軽薄に感じたりしますが、受け様も攻め様も生い立ちの掘り下げがあったし、周りのキャラも個性がしっかりしててストーリーも読み応えありました!

しかも個人的な好みですが、上流階級のくだりに加えて俺呼び黒髪強気短髪受けvs色素薄い系溺愛執着スパダリ攻め、かつ調教凌辱展開アリからの最終的に激甘ハピエン、私の需要を満たし過ぎなんですよ……(受け様一束長い髪ありますが、まぁ短髪の本数の割合のほうが多そうなんで短髪ということで……)

しかもね!絵がね!!めちゃくちゃキレイ!!見入るくらいキレイ!!すらっと伸びた受け様の四肢に脳内の何かがたってしまうよ……

2巻まで読みましたが、1巻の内容で倍くらいの長さがあっても楽しめるんじゃないか?ってくらい良かったです(上下巻・長編のスタミナ消費系ガッツリシリアスストーリー大好きなので……)

特に受け様が攻め様に落ちるとこ、もうちょっとねっとり長く楽しみたかった……!
攻め様は割とわかりやすい動機で受け様を好きになってるかなと思ったんですが、受け様はすぐ落ちたな!と思ってしまった……。
まぁそこがね、本当は優しいのを強気で隠したカッコいい受け様の特徴をよく表してるとも思います!


同時収録作品
全然期待してなかったし変な生物出てくるとギャグすぎてシリアス好きの私にゃ向かないか、と思ってたんですが。普通に楽しんで読みました笑
これはあれですね、宇宙人が腐女子の心を代弁してる系ですね。
やりたいことをやらせるための宇宙人ということで、やりたい放題やってんなぁと思いながらも登場人物たちの心理描写がしっかりしてて読みいってしまった……!ギャグっぽいのに読み応えあって作者様すげえ!!!!ってなりました!
何気に初めてセッ○スしないと出られない部屋をまともに読んだ……


どちらの作品も非常に満足度高かったです♡
ストーリー展開とエロのバランスがいいのでこの作者様の作品、他にも探すことになりそうです!

0

これが“くっころ”ってやつ?

絵が綺麗でHシーンが激しくてえろい作品でした。お話は面白かったんですが、進行に不要な設定が凝ってて分かり辛いところがありました。元王族がマダムに買われて今はパートナーとか、調教師なのに身分は高いとか、別作品で使われたキャラなんでしょうか。
連れ去られた黒鷲は、アルキルに淫乱にさせられそうになりますが、媚薬が効かない体ってことで気に入られてしまいます。精液に催淫効果なんてオイシイ設定があっさり無意味になってて、ちょっとびっくり。
Hシーンは黒鷲の虚しい抵抗が続いて、これが“くっころ”ってやつなのかな?と思いました。気が強い受けは好きだけど、これは微妙にツボを外してくるというか、可哀想な気持ちの方が上回るかも。
最後はグランも可哀想になりました。マダムに「愛に飢えた~」って言われてたけど、マダムはグランに愛を与える立場じゃないの?
全体の流れは綺麗だったのに、心情的にはいろいろ引っ掛かりました。
他に変な宇宙人漫画が3編入ってました。こういうのたまにあるよな~って感じの、どこかで見たことあるお話です。
番外編は表題作カプがすっかりラブラブな様子で良かったです。

0

素晴らしくえっち

初めての作家様でしたが絵がとてもきれいで
お話もすごく面白くて食い入るように読んでしまいました。

褐色受けのロキがすっごく可愛いんです!!!!!
ツンツンしてるんですけどエッチの時の
あの乱れた表情が最高でした…!!!!!!
アルキルの執着心も最高でした…!!!!!!!

2つのお話が入っているのですが
個人的には全て表題作が良かったなぁとは思ったものの
このサハラの黒鷲だけのページ数で
こんなに満足感を与えてくれる作品って本当にすごいと思います。

4

アラブって素晴らしい

アラブ!SUKI!

奴隷商人の受と、他国の王族である攻、っていう設定が新しい

奴隷商人の長なのにエッチが好きじゃなくて、連れ去られ、男に開発されてヨさを知ってしまう、、というめちゃくちゃ腐女子に都合の良いカラダをしている黒髪美人が主人公です。尊いがすぎる…!

はじめはただのどエロい調教師だと思っていた攻が、本当は王族の出身で、いろいろあって心を病んでいたけれど受への愛で変わろうとする姿もいじらしくてイイ

そして!とにかく出てくるキャラが皆うつくしい、、目が幸せ♡♡

同時収録の宇宙人の話は、突然の世界観変更にびっくり!ですか、こちらもしっかりエッチでたのしめます♡

4

攻が媚薬を出します。

ストーリーとして世界観がよくできている。
奴隷集落の主人が受。
義賊じゃないけど、奴隷を決して奴隷としてぞんざいに扱わない人で人脈もあり、懐が広く、義に厚い。
けれど、そんな彼をよく思っていない元奴隷がいて、ある日腹いせに集落を急襲。人質解放の条件として、受が「俺を好きにしろ」ってなります。

それから、調教師である攻のところに連れてかれて、好き勝手されちゃうって流れ。
受は奴隷集落の主人だけど、普段はネコじゃない模様。奴隷の子相手にタチやってる描写あり。
でも、初めてでお尻で感じちゃうなんて、才能あるって言われた。うん、私もそう思う。

攻は特殊な体質で、精液に中毒性があるらしい。しかも、媚薬の類。
これで、メス堕ちか!!!と思いきや、受は「残念だったな…職業柄薬物に慣れてるんでな…効いてねーよ」って、ドヤ顔するんだけどさ、

オイイイイイィィィィッッ!!!!
ふ・ざ・け・ん・な!!!
なんのために、攻はちnこから媚薬出してんだアアアァァァ!!!!
修行して、出直せ!!!

でも、メス堕ちしない男は初めてだってんで、攻は受にぞっこんになります。
よかったね。

ジュネットピアスシリーズって、エロがエロでただのエロみたいなイメージあって、今まで敬遠してたんだけど、これは褐色受と西洋美人系攻のちゃんとしたラブストーリーが読める。

同時収録作品もなかなかに興味深くてですね、宇宙人が仲立ちして、幼馴染がホモォ…になるっていう、一見アレな内容なんですけど、まあ面白かったですね。
宇宙人が腐った思考の持ち主で、BLえっち見るまでは部屋から出られなくしてくるんだけど、コレあれじゃん?セックスしないと出られない部屋じゃん?やばくね?二次創作でよく見るやつ、無理やり設定で商業誌に持ってきよった天才か?嫌いじゃないよ(一息)
みたいな、同時収録作品もめっちゃ面白いですので、こうご期待。

3

気高ければ気高いほどに燃ゆる…

代々続く砂漠の奴隷商人の家系の主で、若くして集落を率いる「黒鷲」
ある日、彼は元奴隷のグランの恨みを買い、誘拐されてしまう。
黒鷲の身柄を引き渡された相手は調教師を名乗るアルキルだった。
そして、その日からアルキルと黒鷲のめくるめく調教の日々が始まる…。

褐色の肌に黒髪というそのエキゾチックな外見だけで
十分に色気漂う黒鷲ですが、連日抱かれっぱなしでも
その気高さが失われることもなく、容姿と中身の相乗効果で
アルキルの調教意欲をそそりまくります。

対して透けるような白い肌に金髪と、黒鷲と対照的な容姿のアルキル。
性格もどちらかといえば、美しい容姿とは裏腹にちょっぴり歪み気味。
黒鷲に対しては盲目的に執着し、身を挺するほどの深い愛をみせます。
だけど、その溺愛はきっと黒鷲限定で、それ以外の人間には必要であれば
どこまでも冷酷になれそうなタイプにもみえます。
まあ、その特別扱い感がすごくいいのですけど…♡

元々は調教師と性奴隷という関係なのでエロはもち多め。
なので飽きるほどエッチばかりしている2人ですが、
特に好きな場面は黒鷲の本当の名を知らされたアルキルが
行為中に何度も何度も黒鷲の名前を呼ぶところ。
今までの分を取り戻すみたいにめちゃくちゃ名前呼んでます。
ここでやっと2人の想いがちゃんと通じ合えたように思えて
じんわりときてしまいました。

はじめのうち黒鷲は冷酷な奴隷商人を思わせましたが、
誘拐されたのも奴隷たちの身代わりとして自らを差し出したと
いう経緯があり、実は奴隷たちを誰よりも大切にしています。

黒鷲も奴隷たちも互いに、
所有しているとみせかけて守っている、
服従させられているのではなく自ら従っている。
彼らの間にはまるで家族のような絆が存在していました。
そして、そんな絆を見せつけられ拗ねる
アルキルがちょっとかわいくみえたり(笑)

エロだけではなくそうした人間ドラマも描かれることで
物語の深みが増し、黒鷲の人間的な魅力もよく見えてきました。

グランは諦め悪すぎて好きになれなかったけれど、
結局最後まで救いがなくてちょっとかわいそうでした。


同時収録の『BL of the space♂』は
BL好きの宇宙人が襲来して、そいつの願いを聞いてやっているうちに
幼馴染が2人が意識しだしてくっつくというラブコメ。
宇宙人の発言がいちいちわかりみが深かった…同志よ!

5

耽美ッポイ異世界BL

五月女先生のBLはとっても色っポイ…
今回のような異世界が舞台だと服や髪や部屋の装飾などもすごく凝っていて、とっても麗しい…素晴らしいです。

砂漠の人買い集落の長通称『黒鷲』
媚薬のような体液を持つ調教師『アルキル』
←体液が媚薬ってどんなエロい設定よ!とかツッコミつつw

褐色肌の黒鷲と北欧出のアルキルの白い肌…これからしてエロいめちゃエロい

媚薬を使われても屈服しない気高い黒鷲に、次第に惹かれていくアルキル
2も先日出ましたので、併せて読んで欲しいですね♥

異世界ファンタジーBL+宇宙人襲来の非日常BLが同時収録

2

続編が楽しみです

調教師という設定に惹かれて読みました。五月女先生の絵が好きで、男性の体もゴリゴリ過ぎず、かと言って華奢でもなく、とにかく絶妙なのでエッチシーンも見ていてドキドキ。

調教師ということでSM的なプレイを期待したのだが、調教というより凌辱という感じ。攻めの精液に、媚薬効果があるという設定はすごい。初めて読みました。
が、幼いころから毒に慣らされたために、それが効かない受けというのもまたすごい。そんな二人なので調教も一筋縄ではいかず、激しくなってしまったようで、読んでるこっちは、いいぞもっとやれー状態。

受けの黒鷲くんが男前で強気なタイプなので、あまり悲壮感はなく。凌辱ものはこういうタイプだと、可哀想に見えにくいので、何だかんだ普通に楽しんでしまう。

世界観もストーリーも面白かったんだけど、攻めの人となりが、この巻のみではよくわからなかった。続編は攻めのキャラの掘り下げっぽいので、発売を楽しみに待ちたいと思う。

同時収録はがらりと変わって現代モノ。幼馴染み二人+BL好きの宇宙人によるアホエロで、これが本当にしょーもない話(笑)
こういうのも嫌いではないんだけど、表題作との落差がすごくて大混乱。ぶっちゃけ、余韻もへったくれもなかったです。同時期に描かれた作品のようだけど、いくらなんでも、シリアスファンタジーとアホエロギャグをちゃんぽんにするのは如何なものかと思うの…。

宇宙人の触手プレイはよかったです。

3

2作品収録

表題作も面白かったのですが、同時収録作の勢いが好きでした。カバー下を見て、そうか「セックスしないと出られない部屋」だったのかと気づく。

レビュー見るとやっぱり「サハラの黒鷲」が人気なんですね!もともと奴隷の類の作品があまり好きでは無くて…すみません。

同時収録は「BL of the space♂」
宇宙人の能力によってなんでもありなの、同人誌っぽい。キャラやストーリーは深くは無いのですけれど、突飛さが面白くて気軽に読めるのがいいです。絵が綺麗だからエッチ描写もはえる!

1

好きになったら溺愛系攻め×懐かれると弱い男前受け

「黒髪褐色」の言葉に惹かれて購入しました
受けのビジュ買いでしたが、絵柄もとても綺麗でストーリーもしっかりしていて面白かったです


奴隷集落の主人、「黒鷲」が受け
代々奴隷商人をしている一家で、亡くなった両親の跡を継いで奴隷集落の主人をしています

黒鷲は本名ではなく通り名前です
呪い師を恐れた母親の「真名は大切な人にだけ教えなさい」という教えを守っています

奴隷商人といえど奴隷たちからも信頼され、良い関係を築けている黒鷲
元王族の奴隷、グランの恨みをかってさらわれてしまいます


グランが預けた調教師、アルキルが攻め
毒を盛られ続けた結果、精液が媚薬のようになったそうです(なんで?)

突然のとんでも設定にひっくり返りますが、黒鷲も毒には慣れてるので媚薬(精液)は効かないという状況にさらになんでやねん!という気持ちになります(ほんとなんで)

調教師いわく、媚薬が効かなくても「お尻の才能がある」そうです
媚薬が効かないのに廊下に声がもれるくらい相性が良いってのはそりゃ嬉しいでしょう…(わかる)


奴隷集落が襲われたり真名を教えたりなんだかんだあって、溺愛系攻め×懐かれると弱い系受けとなります
グランはちゃんと報いを受けるので安心してください


番外編は、BLを読んで「男同士ってなんで障害なの!?」という知的探求心を抑えられなかった宇宙人に巻き込まれてえっちなことをする幼馴染たちの話です

宇宙人がよかれと思って出した触手や媚薬(精液ではない)で、幼馴染たちがまんざらでもない感じでにゃんにゃんちゅっちゅします


アラブからの宇宙人なので緩急はありますが、私はとても大満足でした

強いて言うならもっと「サハラの黒鷲」の番外編を読みたかったな~と思います
受けの精液を飲んで攻めの精液(媚薬)の成分が変わるとかどうですか?笑

3

黒髪褐色いいな

褐色受けいいなと思って購入。

黒髪褐色最高です。奴隷たちの主人だけど、人柄良すぎる。
商品でもある奴隷に毅然とした態度でいるけど、ピンチになると自分が代わりに引き受けちゃう。
さらわれて、攻めに調教と称して、辱められるけど屈しようとしない姿。
とてもいいです。
愛さずにいられない受け。

攻めも過去にいろいろあって精液が媚薬という特異体質。
でも攻めも受けの高潔な態度に惹かれていくんですよね。

ふたりが想いあっているのが良いです。

表題作の他にもお話が収録されています。
あまりカップリングが趣味ではなくて、さらっとしか読めませんでした。
現代で宇宙人が出てくる、コメディ色強めのお話でした。

1

受けの男前さに痺れる。

とっても面白かった!
表題作の『サハラの黒鷲』はシリアス。もうひとつ収録作『BL of the space♂』はコメディ。
この一冊で作者の振り幅の広さを堪能できます。
どちらもとても良かったのですが、特に表題作は個人的にものすごく楽しめました。
ですので、レビューは『サハラの黒鷲』でさせていただきます。
アラブも媚薬も褐色もさほど心くすぐられるポイントではないのですが、作品内で調和が取れるとこんなにも魅力的なのね!と開眼。


内容は大まかにまとめると、砂漠の奴隷商人の長であるロキが以前奴隷として扱っていたグランに謀られ、(性的な)調教師アルキルの元に送り込まれる。
そこでロキ(受け)とアルキル(攻め)の関係性の変遷を軸に、グランと決着をつけたり、奴隷たちと新たな住み処を作ったりと内容盛りだくさん!
丸々一冊『サハラの黒鷲』読みたかったなぁ、と思ってしまうほど吸引力のあるお話でした。
そして、なんといってもロキがいい男。
賢く強く優しい美人。
抱かれてもあくまで男性としての色気が迸り、乱れても気高さがあるのが印象的で読んでいて非常に眼福。
ストーリーも満足でお勧めなのですが、受けに男前さを求める方にぜひとも読んで頂きたい作品です。

3

アラブ系という先入観を捨てて読んで欲しい!!

私自身、アラブ系はちょっとなー…、という先入観があったのですが、そんなの全っ然関係なかったです!
この作品ならば、アラブ系のお話を嫌煙されている方でも読みやすいと思います。

物語の流れは、前のレビューを書かれている方が詳しいので、私は省略致します。。


この作品の素晴らしいところは、なんと言ってもエロ♡♡
ロキのツンデレの萌えと言えば…もう!!!!
からだをされるがままに開かされていってる感じがたまりませんな(*´ω`*)

強いていえば、初めの方にロキの心情の変化が余り見られなかったかな?
アルキルが刺されてしまう前に、アルキルを大切に想う描写があまりなかったので、刺されてしまった時の動揺具合がちょっと引っかかったかな。
もう少しロキがアルキルに心奪われる心の声が描かれていても良かったかも。


同時収録現場されているBL of the space♂も、異次元的な要素があって、面白く読めました!
どちらかと言えば物語の内容はあまりなく、えっちまでの流れに持っていく要素として、宇宙人のタコさんが出てくる感じですかね。

さすがえむ先生、太一の顔がエロいのなんの!!
度肝を抜かれました…



どちらの作品も、えっちシーン多めになってます。
ピアスシリーズなだけありますね。
割と万人受けするタイプの作品だと思います!

3

眉目秀麗な男たち

 ダークな調教モノかと思いきや、良い意味で思っていたのと違いました。過去のエピソードを含め、設定やストーリーが終盤に向かって生かされ、繋がるようにきれいにまとまっています。この本の前半分のみが表題作ですが、これだけ読み応えのある物語をエロスと同時に詰め込んだのは凄い…。どのキャラクターも美しく、Hシーンもきちんとエロティックなのに下品じゃない。背景や服装、世界観がよりムードを引き立てますね。

 美しいのは外見だけじゃない、自分より仲間の事を考え、大切な人を傷つけるくらいなら自分が犠牲になろうとする黒鷲、囚われの身になってもそこはブレない。その強さと優しさが、仲間達に慕われ、手放したくないと思わせるくらいアルキルの心を掴むのも納得。仲間達の心はまるで黒鷲を中心に一つに繋がっているよう。Hシーンでは前半強気、後半はきちんとデレる一石二鳥。

 アルキルは魔性の精液と言う変わった設定なのですが、安易に想像できるような媚薬展開にはならず、むしろそれが効かない事がアルキルの気持ちやストーリー展開に上手く生かされていますね。物腰穏やか、黒鷲を傍に置いておきたいと一見自分本位でありながら、仲間たちごと自分の元へ引き込む懐の広い人。
 取引を持ち出したのは黒鷲の魅力ゆえ…二人の出会いが奴隷達にも救いの手を差し伸べ、新たな道を開く結果となった、彼らの愛がもたらしたものは大きいと思います。

 全ての悪事は黒鷲を憎むグランによるもの、嫉妬や逆恨みと言った自分勝手な理由でたくさんの人を傷付ける…黒鷲とは正反対のタイプですね。皮肉な事にそれらの行動が主役二人や仲間達の絆を深め、自身を一層孤立させると言う墓穴。
 歪んだ性格になってしまった背景には独裁王族の家庭環境にも問題があったのかもしれません。しかしショーに出演させられ犯されると言う事は、ある意味彼が望む「自分を見てもらえる」事、マダムの歪んだ愛による仕打ち「愛してもらえる」事でもあるように思えます、彼のその後が気になる人は少なくないはずだ。

 グランもそうですが、この作品サブキャラクターまでデザインも中身も魅力的な人ばかりです。私はトールがお気に入り、普段は明るく茶目っ気があり、周囲の人まで元気にさせてくれるような存在。黒鷲を励ますために夜の相手をして、自分の身より奴隷としての仕事を重視するなど健気な一面も。  
 イングルのように解りやすい強さは無いかもしれないけれど、怯えるサライハに寄り添う場面、リューナを抱きかかえて守ろうとする場面には、可愛らしさの裏にある潜在的な強さを感じました。

 異世界モノのシリアスな表題作と打って変わって、後半はBL好きの可愛い宇宙人が押し掛けてくる日常に乱入するファンタジー!BL作品なので当然といえば当然ですが、何かと否定的に見られがちなこのジャンルを宇宙人が全力で肯定し、楽しそうに熱く魅力を語る姿は励みになり元気が出ました!

 何でBLが好きなのか?私のように「聞かれると答えるのは難しい…」って方も少なくないはず。全ての作品が当てはまる訳では無いけれど、作者さんはBLならではの魅力的なポイントを具体的に、的確に宇宙人に代弁させていると思います、同じBL好きとして大いに頷けました。

 宇宙人の研究に協力せざるを得ない状況に陥った智と太一はうっかりBLしてしまう。相手が嫌がっていたら、自分と違う気持ちだったらどうしよう…からの両想いになる過程が、アホアホな設定で始まるのに、二人の思い出の場所も加わり、最後にちょっと感動するのでした。その後の宇宙人の研究発表とかも見てみたいかも。

 テイストが正反対の2作品でしたがどちらも楽しめました。サブキャラクターたちのスピンオフや短編1話でもいいから読んでみたいですね。

5

同時収録作品が脱力系?

エロエロエロですね。
グランの性奴隷にするためにアルキルがロキを調教するのですが、それがまあなんと3日3晩とか。
屈しない気高いロキに惹かれアルキルもロキを助けて。

グランが小悪党で退場もあっさりでしたね。
ロキもいつしかアルキルを大切に思うようになって。
残ったアルキルとロキはラブラブで。イチャエロ三昧ですね。
アルキルがロキの奴隷にまで嫉妬するのが可愛かったです。

もう一編の宇宙人のお話の方はうって変わってなんじゃそりゃ!な内容でした。
地球のBLに興味津々の宇宙人が実践を見せてと。
幼馴染の二人を監禁して。
意識し合う二人に宇宙人が受けに触手プレイを。
何でもありですな。
結局くっつく二人でした。

2

受けが好み!

強気黒髪褐色受けがたまらなかったです。
みなさん書かれてますけど、
とにかく受けの黒鷲の色気と気品がたまらない作品です。
また、溺愛執着攻好きとしては、
攻めのアルキルもよかったです。
ちょっと美形だけど、がっちり
受けに心を捕まれてる感じがたまらなかったです!
エロもふんだんにエロイので文句なしの一冊でした。
思わず全サの冊子に感想文をかきつらねて
応募してしまったくらいお気に入りの一冊です。
私が漫画を読むときには、攻めのかっこよさはもちろん、
受けがどれだけ(身体的な意味ではなく精神的に)強いか、かっこいいかも、重点におくので、
この作品はどんぴしゃでした。
何度も読み返したい一冊です。

7

外見も内面も美しく気高い黒鷲(受)がパーフェクトすぎます…!

黒地にシルバーの美しいカバーデザインが発売当初に目を引いたものの、アラブが得意じゃないのであらすじの「アラブBL」ってワードでサクッと見送ってしまったコミックでした。
まさか数ヶ月後に手にしているとは〜!
「19歳のポルノエンデバー」→「天使の囁きは悪魔を堕とす」→本作と読んできて思うのは、毎回題材でちょっと躊躇う感じなんですよね。
でも読み終わった今は躊躇う必要なんてなかったね!って感想しかない。もっとさっさと表紙買いしてれば良かったなって思います。

本コミックは丸々1冊表題作じゃないのが惜しい。
後ろに入っているのが表題作とは真逆トーンのバカバカしいエロコメディですから、どうしてこの2作品を1冊にまとめた?!?!と言いたくなります。
しかもまぁまぁ同時収録作のページ数が多い。(2/3が表題作、1/3が同時収録作)
あとがきによると、表題作にはまだここに収録されていない「サハラの黒鷲〜雨夜の月〜」という前後編もあるとのことなので、それと一緒に1冊にしてくれたら良かったのになぁと思っちゃいます。んー大人の事情かしらね。。


・「サハラの黒鷲」全4話+番外編
折原みとさんの「アナトゥール星伝」にハマってたような少女時代なので砂漠の国のファンタジーは大好きなんですが、BLのアラブはなんかどうもダメでスルーするようになっておりました…。
が!こちらの作品は私が苦手に感じるアラブの要素が排除されていて、全力で「好き‼︎」って叫びたくなる素敵ファンタジーではありませんか♪♪
五月女さんの綺麗な絵柄が存分に活きていて、画面にはワクワクするような世界観が広がっているし、キャラたちはみんな美しいし、特に主人公〔黒鷲〕の薄布に包まれた褐色肌の麗しさといったら……!
そしてこの黒鷲が外見だけでなく内面的にも気高く美しい青年で、なんていうかもうパーフェクトな受け!
奴隷集落を統治する人買い一族の主人で強欲な青年だなんて説明が付いてるからどんな嫌な奴かと思いましたがとんでもない!めっちゃいいやつ、惚れるような意思の強い男前なんです。
そんな黒鷲の強さに触れて、攻めの〔アルキル〕の方がやさぐれてた心を解放させていく・・・
攻めに完璧さは要らない、攻めが救われるのが好きなんだ!という方にはグッとくるストーリーだと思います。
本編も描き下ろしもしっかりこれでもかとロマンティックな夜で締め括ってくれる、素敵なアラビアンナイトの物語でした♡
評価の「神」はこちらに捧げます。
(ちなみに黒鷲の強さは、雑誌に載ったインタビューによると、15歳の時によその奴隷商人に襲われそうになった経験からきているそう。そんなキャラ設定も含めて理想の受けだー!ってますます惚れました。)

・「BL of the space♂」全3話
奥付の初出を見ると表題作と同じ期間に別誌面で描かれていた作品のようで、作家さんの頭の中って本当すごいなって尊敬します。
こちらは同じファンタジーでも頭のネジぶっ飛び系ファンタジーです。
タコ型の宇宙人が突然やってきて、幼馴染みの2人があれこれエッチな無茶振りをされる中でお互いを好きと気付いていくっていう、もう少しロマンティックをください…!って言いたくなっちゃう情緒のなさ!
好きとは言いがたいけど、でも嫌いではない。評価的にいうなら「萌」かな。
宇宙人がかわいいのがまたウザい!
エッチはドエロで、電子発の作家様らしい本領発揮感を堪能できます。

【電子】シーモア版:修正△(白抜きだったりそうじゃなかったり)、カバー下○、裏表紙×

8

気高く男前な褐色受け…ありがとうございます!

最近五月女えむ先生のエロエロな一冊を読みまして、そのエロの描写力やエロに持っていくまでのストーリー展開のうまさ(短編でもうまく持っていくんだな)、そして画力にとても惹かれました。
これは過去作を読まねば!と言うわけで、まずはこちらの作品から。

丁寧にあらすじを書いてくださっているレビューが並んでおりますので、萌えどころをつらつらと♪

元貴族の美しき調教師アルキル×奴隷商人の褐色肌の男前ロキ。
表紙を見ていただければわかると思いますが、この2人の並んだ絵面、白と黒のコントラストが映えてなんとも美しいこと…
さらに巻頭にカラーイラストが2枚。
いずれも表紙でもおかしくないほどに艶めかしく美しい2人が描かれています。
2枚目のイラストの窓の外に描かれているものは…⁉︎
後半の同時収録作を読んだ後に改めて見ると、その遊びゴコロにクスリとさせられます♪
あ…こんなところにあのアホエロが紛れ込んじゃってるよ(笑)

奴隷を売買する砂漠の集落の主人『黒鷲』。
奴隷売買というと決してイメージのよいものではありませんが、彼は売られてきた奴隷にしっかり教育や訓練を施し、自分の力で生きていける力を身につけさせます。
「主人と奴隷」という主従関係はありつつも、ファミリーのように愛しているんですね。
そんな気高く男前な黒鷲を逆恨みする男グランが、黒鷲をメス堕ちさせようと企み、調教師のもとへ送り込む…

とにかく顔も肉体も精神も美しい受け攻め2人と、物語の世界観に惚れ惚れします。
男前に受ける褐色の美形とか…萌えしかないんですけど…
強気で気丈で気高く、身体はトロトロになっても精神だけは堕とされない。
男前受けのお手本のような素晴らしいお方ですよ、これは…ため息出ちゃう。

どうやら続編があるとか?
せっかく作り上げたこの世界観とキャラクター。
たしかにこのままではもったいない!
アルキルのバックボーンや物語も気になるし、集落の友人トールの可愛い受け姿ももっと見たいし、グランのその後もチラッと覗き見したいし…
って、欲張りな読者でスミマセン!^^;

同時収録作
表題作と一冊にまとめると世界観違いすぎだろ!ってズッコケちゃうんだけど、単体で見ると普通に好きです。この手のアホエロ。

地球のBLにハマっちゃった可愛いタコ型宇宙人が、主人公2人に「BLしてして〜!」と超能力を使って迫るコミカルなお話。
いわゆる「SEXしないと出られない部屋」的なやつです。
正しくは「BLしないと出られない部屋」なんだけど、結局最後までしちゃうよね〜。

可愛くエロく面白く。
いい箸休め的な(と言っても3話もあるw)お話でした。
ちなみにこの宇宙人、可愛いナリして、媚薬は使うわ、こっそり動画は撮るわ、触手も使うわで、なかなか強引なキューピッド役です(笑)

一冊通して見て、やっぱり私、五月女先生のエロがツボだわ…。
エッチ中のセリフ、喘ぎ、ドンピシャにくる…
私は「きもちいい…」とか「いく…いく…」とか受けに言って欲しいタイプなので、欲しいときに欲しいセリフがくる先生のエロは本当にハマります。
ストレスフリーで楽しめる幸せ♡

さらに先生の作品を開拓していきたいと思います。

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しっかりとした世界観!

ちるちるさんのおすすめで気になり購入しました。
内容は割愛させていただきますが、世界観がしっかり作られているので、ストーリーもそれに伴うエロも、さらに言えばキャラクターの衣装なども含めて臨場感があるので、すんなりと黒鷲たちのいる世界に入り込めました。
受けの黒鷲は男前で、アルキルに調教されても心は支配されない、でも体は敏感、という、かなり私好みでした。徐々にアルキルに対して心を開いていき、自分の真の名を伝えるシーンは特に印象に残りました。
アルキルも美男子だし、言葉遣いも攻め方もゾクゾクするものがあって良かったです。
まだまだこの二人のお話しを読みたくなりました。

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とても良きな作品

まず表紙に惹かれました。

個人的な好みなのですが褐色受けが大好きなんですよ…
あらすじも見ずに即購入し、いざ読んで見ると…

なんとあの褐色のお方は奴隷ではなかった…!!?
(褐色受けと表紙の服装から奴隷受けと勝手に判断してしまいました…)

しかも気高く、簡単に他人に屈しない所や、自分の集落の人には特に優しく人情溢れる所など…すごく魅力的で最高だと思いました。
内容は他の方が詳細に記載してくださっているので省きますが、グランの事情やその主人、黒鷲やアルキルの過去など、なかなかに重要な内容をよくまとめられている作品だと思います。

エロシーンも盛りだくさんで、大満足でした!調教という名目でアルキルに預けられているので、一緒にいるすなわちエロ!!みたいでとてもよかったです。

なかなかに王道な感じのストーリーですが、それを感じさせないくらいしっかり作り込まれていて、読み終わった後ももう一度読もう、とすぐ感じさせてくれる作品でした。

同時収録作品はただただ面白かったです。
宇宙人が可愛い…とはじめは思っていました(笑
まさかあんなことを要求するなんて…(いいぞもっとやr
コメディなのにちゃんとしたラブストーリーで、こちらは表題作とはだいぶ違うタイプは感じですが、私は結構楽しめました。

五月女えむ先生の作品を読むのはこれが初めてなので、他のも探して見たいと思います。

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もっともっと!沢山の方に読まれてほしい良作

二つのお話が収録されていますが、
表題作がめっっっちゃくちゃ良かったです!
\\オス┏( `ω´ )┓スメ//です!!


◆『サハラの黒鷲』
まず素晴らしい点として挙げたいのは、ストーリー性とエロパートの見事な両立。
物語も完成されていて、エロパートもめっちゃエロい。
マンガを読む上で何を重要視しているかは人それぞれだと思いますが
物語とエロ、この2つが両立されていてイヤダワ!と言う人はまず居ないでしょう。
おまけに五月女えむ先生はイラストも綺麗なんですよ!
ならばこれを良作と呼ばず、一体何が良作なのか…!

登場キャラの性格が良いのも魅力的です。
他のレビュアーさんも挙げられてますが、何と言っても主人公である黒鷲の気品がイイ。
どんな暴力にも決して屈しない気高さ。
どんなに蹂躙されても穢されない高潔さ。
奴隷商人という肩書きでありながら、売られてきた者達を我が子のように想い、
自らが傷付く事も顧みない心優しき一族の長。
そして、人一倍敏感で感じやすい身体の持ち主。

誰にも媚びず凛とした顔が、後ろを攻められるとたちまち蕩けてグズグズに…。
涙目で唇を噛みしめながら嫌だやめろ殺すと言う上の口とは相反して、下の口にアレを突っ込まれると太腿をブルブル震わせて感じまくってしまう。
読みながら「こういうの嫌だって人いるのかな?」としみじみ考えてしまった。
私は大っっっっっ好きなんですよね。
イヤイヤ言いながらトロトロに感じちゃう強気受け。
ええぞー!もっとよがり泣けー!という気持ちにn(語ると長いので割愛)

アルキルもいい男でした。
好色漢っぽいな~っという第一印象でしたが意外と分別があり、黒鷲に一本気。
アルキルの精液には〇〇効果があるので中に出ししまくりなのもこれまたエロい…。
でも、黒鷲には効かない。効かないのに黒鷲はめちゃくちゃに感じてくれる。
今まで精液を与えて半日もすれば誰でも従順になるのが当たり前だったアルキルにとって、それが物凄く嬉しかった。
体を張って黒鷲を護るシーン。そんな事したら義理堅い黒鷲は落ちるだろうなと思ったよ…!
そこから少しずつ黒鷲はアルキルに心を許すようになって……真名を教えてあげるシーン、アルキルが無邪気に喜んでて私も嬉しくなりました(*´ω`*)
口元の艶ぼくろも良いですね♡

ペンダントをつけてあげるシーンの伏線は正直予想通りとは思いましたし、
目新しいストーリーという訳ではないんですが、読後の充足感は最近読んだBL書籍の中でピカイチで『レビューを書かせていただきたい!』という気持ちになりました。

アラビアン・褐色・黒髪・長髪・ホクロ・監禁・調教エッチ etc
総合的に見ると物凄い萌え要素の集合体ですね。笑

ンアーッここで終わるか…、という終わり方だったのでもしやと思いましたが
「続きを描かせていただきました」と後書きに書かれていて大歓喜 (嬉´Д`人´Д`嬉)
出版社さんんん!是非『サハラの黒鷲』のみで一冊まとめた単行本を出して頂けませんかね~~っっっ。
そしたら紙の本で買うし迷わず神棚行きなんですけど……
|ω・`*)チラッチラッ

◆『BL of the space ♂』
表題作とは全く毛色の違ったお話ですね!
食事すら水と塩と砂糖で済ませるほど面倒臭がりな受けと、
それを気にかけてお世話してあげるオカン系攻めのCPです。
そんな二人の元に、ある日タコみたいな姿の宇宙人が襲来!
その宇宙人は地球のBL文化について研究していて、成果を挙げなければ星に帰れないと言い出して…。
こういうコメディテイスト×ご都合主義のエロは……個人的にやや苦手分野で、主に宇宙人の性格があんまり好きになれず…!
んん…なんて表現すれば良いのか…。
このくらい強引じゃないと話が進まないことは分かってるんですけどね。
何が悪いとかではなくて、私の好みの問題。
私みたいに頭が固くなくて、ドラ〇もんみたいな感じで都合良く便利な道具が出てくる展開を楽しめる方なら「めっちゃいい♡」って評価になる作品だと思います。
でも、エロかったし受けの太一くんも可愛かったですよ!
エロシーンの描き方がお上手で本当に気持ちよさそう(つω`*)

五月女えむ先生の作品で初めて読んだのは「腹上死しましたが何か?」で、
その後、主に黒髪受けモノを何冊か読ませて頂いてますが今のところ全部好きです♪
黒鷲の続編と、これからの作品にも期待しております( *´▽`* )ノシ⌒♡

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強くて美人で不屈の褐色受けがトロトロに〜。

まず設定が最高!!
強くて誇り高くて男娼と見紛うほど美しい褐色の受け。
それが奴隷集落の主人て!
しかも仲間想いでみんなからめちゃめちゃ慕われてて。。最高かよ!って感じですね。
そんな受けを快楽責めにして籠絡しようと企む輩にも簡単には屈しない孤高の精神!
でもそんな受けが強がりながらもトロトロになっちゃうのがまたエロい!!!
ねっとりとした攻め方がまさにエロエロです。
攻めは、元貴族なのに調教師?!とか、受けにハマった途端キャラ違い過ぎじゃない?とかいろいろ突っ込みどころはあるものの、そういったことを全部吹き飛ばして、萌えさせてくれます!!
同時収録はあまり好みではなかったので、丸々全部表題作を読みたかったくらい!

9

褐色受けが可愛い読み応え抜群の一冊

美しく逞しいスパダリ攻め×褐色の肌が妖艶な強気受け

手を出せずにいた作者様のピアスシリーズということで、内容はあまり期待せず、褐色受けにつられて衝動買いした今作ですが、内容もエロも褐色も最高に楽しめました(^^)

表題作の内容は大変濃く、特殊設定がありますがそちらについても納得のいく説明がされておりますので十分に読み応えがありました。
先の読めない展開にハラハラドキドキすること間違いなしです!続編期待!

同時収録は変わった設定ですがこちらもまた面白い!
ギャグかと思いきやちゃんと萌えがありました。すごいです。

一冊で二冊分読んだかのような満足感です。
続編も期待して待っておりますが、それまでに五月女えむ先生の作品を一通り揃えたいと思います(^^)

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調教されてカラダは従っても、精神は屈しない!

ネットリしたエロを描くのがうまい五月女先生の新作はアラブ!
それも調教ものなんですよー。
調教する攻めは北欧系かスラブ系の色素が薄い長髪美形、調教される受けは黒髪の褐色肌で、美形二人の絡みは白と黒のコントラストがとーっても美しい~♪

美しくてシリアスな表題作と、それとは真逆のアホ系コメディが収録されています。


●「サハラの黒鷲」
砂漠にある奴隷集落、そこの主人は男娼にも見える美しい黒鷲。
(表紙右が黒鷲なんですが、この服、背中が丸見えで、肩から腰のラインが綺麗!)

奴隷達は集落で教育されて売られていくけれど、黒鷲は厳しくも良き主人で、奴隷達に信頼されている。
でも王族出身の元奴隷・グランはすべてを恨んでいるような卑屈な奴で、売られた先で出世したのをいいことに、奴隷集落を襲って黒鷲を連れ去り、黒鷲を ”従順で淫乱” にするため、調教師のアルキルに託す。

アルキルは長髪三つ編みの美形。
厳しく攻めて躾けるのではなく、優しくカラダを溶かすように感じさせていく…
誇り高い砂漠の男にとっては、その方が容赦なく、快楽に耐えている姿は辛そう(だからこそなまめかしくもありますが!)

アルキルの精液は訳あって媚薬のような効果があり、抱かれた者は中毒になって簡単に調教されてしまうのだけど、黒鷲にはそれが効かない。
アルキルは、媚薬は効いてないのに感じまくる黒鷲にそそられるようで、黒鷲を抱いて、抱いて、抱きまくります!
それでも黒鷲はカラダがどれだけ感じても、精神は決して屈しない美しい獣のままで、アルキルは依頼なんか関係無く、黒鷲を手に入れたいと思う。
そうしてアルキルはグランと敵対し、黒鷲を守ることにするが…

このあとのアルキルは黒鷲をただ愛し、黒鷲の身柄だけでなく、心もプライドも守ろうとする。
すべて黒鷲のために行動するアルキルの愛情の深さには心打たれます…

奴隷たちを守ってくれたアルキルに、黒鷲が主人として礼を尽くす。
呪術で呪い殺されることがあるから、黒鷲の真の名はタブーなのに、黒鷲自らアルキルに名前を名乗る。
黒鷲の心が初めてアルキルを受け入れる感動的な場面です!

奴隷だけでなく自分自身にも厳しかった孤高の黒鷲にとって、アルキルは安らげる唯一のオアシスになるはず。
それは生い立ちが壮絶そうなアルキルにとっても同じ。


ピアスによるアラブの調教ものっていったら、エロエロ重視だろって思いますよね?私もそう思ったし、+五月女先生のエロに期待して読みました。
期待通り、アルキルの調教シーンはとってもエロいです!
でも調教に屈せず、最初から最後まで、黒鷲は誇り高さを失わない。
黒鷲の存在そのものが美しくて、格調の高さを感じるストーリーです!
これは何度でも読み返したいです。いままで読んだアラブものの中でいっちばん好きです!

この続編の連載も始まったようです。
またこの世界観のお話が読めるなんて嬉しいっ♪
本作では核心には触れていなかったアルキルの生い立ちやトラウマに興味があります!

ちなみに、悪役のグランは、サディストな女主人を楽しませるための凌辱ショーに出なきゃいけないみたいです。
元王子様が堕ちていく様も見てみたいなー。


●「BL of the space♂」
地球のことを研究しているうちにBLに魅せられたタコ型宇宙人が、ただの幼馴染の二人に実地でBLをしてもらおうと、あさはかな画策をする、アホ系コメディです。
シリアスで美しい表題作とのこのギャップ…

タコ型宇宙人のせいで、セックスしないと部屋から出れなくなった二人は、挿入まではしない約束で実地BLを見せることにしたのに、盛り上がってきて最後まで…

ただの幼馴染だった二人はとっても気まずい。
でもお互いの大切さに気付いて…
設定はアホ系コメディだけど、けっこうちゃんとしたラブストーリーでした。
(良き乳首責めが描かれていたのがうれしいです♥)

タコ型宇宙人は勝手なことばっかいいやがってーと思ったけど、ステキBLを見たいって、まるで私じゃん!って同志味を感じましたw


アラブの続編、楽しみに待ってます♪

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