プレゼンで告白って…何だソレ! ?

彼と付き合う10のメリット

kare to tsukiau 10 no merit

彼と付き合う10のメリット
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神35
  • 萌×258
  • 萌18
  • 中立10
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
14
得点
471
評価数
124
平均
3.9 / 5
神率
28.2%
著者
こめり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784866691039

あらすじ

決められた仕事を時間内にこなし会社と自宅を往復するだけの毎日、趣味は家庭料理と庭いじりと愛猫の世話…
つまらないヤツだと言われても、そんな生活に満足している堅実なリーマン・高坂。
昔から男女問わずむやみにモテるが、人の気持ちも恋もわからないでいた。
ある日、会社の花形部署である営業部の若手ホープでゲイと噂の稲森から会議室に呼び出されたと思ったら、パワポを駆使して愛の告白をされて! ?
彼と付き合ったら、10やそれ以上の素敵なこと、新しい景色に出会えるだろうか――?

共感力低め地味リーマン×今時リア充可愛い系でちょっぴりビッチなゲイ、恋のカウントダウン☆

表題作彼と付き合う10のメリット

高坂・経理部の地味で堅実第一なリーマン・35歳
稲森優・営業部のホープ・24歳

その他の収録作品

  • 彼と付き合う兄の弟(描き下ろし)
  • あとがき漫画

レビュー投稿数14

プレゼンで告白…!

同じ会社のほぼ初対面(営業部と経理部)の若い子にプレゼン(パワポ使う本気のやつ)で告白される…っていう面白い始まり。

告白したのは可愛らしく積極的なゲイの稲森。
告白されたのは顔はいいけど恋愛に消極的な高坂。

異文化交流みたいなふたりだけど、一緒に居ると意外と相性が良さそう。

どちらかが一方的に相手に合わせるんじゃなくて、お互いに歩み寄って中間地点で落ち合っているような感じがして良かった。

触れ合うのは「ちゃんと」お付き合い宣言してから、ていうのが逆に新鮮で良かったし、
一線を越えたらタガが外れるのも面白かった。高坂初めての恋だもんな~ていう。

高坂の弟の亮二もいいキャラしていて好き。
自由奔放な遊び人で、兄と足して二で割ったらちょうど良さそうな正反対ぶり。
でも、特定の恋人を作ろうとしないのは、根っこのところは兄と同じなのかもなと思ったり。
亮二にもいい人が現れるといいね。

0

稲森くんが可愛い……と思ったら!

とんだ曲者でした!w
可愛いのは断然高坂さんの方でした‼

稲森くんがなかなかの猛者で、
ちょっと想像していたのと違う展開に。

百戦錬磨の稲森くんが
高坂さんに引きずられて
ホントに可愛くなっていくのもいいv

そして、
高坂さんが変わっていくさまも可愛いv
それからネコも可愛いv

全部可愛いので、
読んでいて嫌味がないというか!
嫉妬さえも可愛いなぁと思えてしまうv

恋愛で高坂さんが変わり、
そして稲森くんも変わっていくのがいいv

久し振りの可愛い恋愛見たな…
ということで、
評価は神よりの「萌✕2」で!

ちなみに、
弟くんのスピンオフとか、
ありそうなのに無いの?
ぜひ読んでみたいところですv

0

最後にもう一山あれば…と思っちゃう

プレゼン告白から始まるリーマンもの、始まり方は最高でした!告られた高坂は35歳とは思えない枯れっぷりで、仕草や呟きがおじいちゃんみたいでほっこりします。告った稲森はテンション高くて面白い。
プレゼンの余韻は二話目まで続いてて、パワポを絡めた進行が良いです。こういうの大好き。
そこからはのんびり日常系の雰囲気で進み、高坂がゆっくり変化します。で、じわじわ良い話になりそうな空気がバシバシあって、感動クルか!?ってところでスパっと終わってしまいました。あれぇ…?
タイトルと冒頭のプレゼンを絡めた描写が最後にあればなあと…ちょっと残念な終わり方でした。あと気になったのが、稲森の描き方が典型的な"上の世代から見た今時の若者"になってること。それと匂わせてた元彼は別に出てこないんですね…。
なんとなく物足りなさが残る読後感ですが、しばらく時間を置いたら、そのうちいつかふと読みたくなるかもしれない作品だと思いました。あ、表紙めっちゃ好き。

0

恋から始まる文明開化?

タイトルと表紙に惹かれて読んでみました。

好きな人に自分と付き合うメリットをパワポでプレゼン!新しいですね。
24歳のピチピチかわいい系花形部署の男の子稲森からアプローチされた35歳無関心男高坂。

プレゼンの内容もメリットも面白かったし、これは手慣れた小悪魔系だな?と思ったら、ちょっとビッチ気味で…。

一生懸命高坂を誘い出して、何でも次に繋げてすごい!
稲森曰く純愛とのことですが。
高坂に文明開化?新しい世界へ飛び出させて。

高坂も初恋童貞で稲森の事で頭がいっぱいになっちゃって。でも言いなりに社内エッチはどうなんだろう…。

知らなかった世界へ飛び出せて、初めてをいっぱい知って、高坂良かったね!

新鮮な展開のカップルでした。

0

とっても可愛いお話

kindle unlimitedにて読みました。
35歳の高坂(攻め)✕24歳の稲森(受け)の純愛模様なのですが、周りのキャラクター含めてすごく理想的な関係なんですよね。キャラクター設定が充実しているので飽きることなくずっと面白かったです。

高坂は人間関係が煩わしいと思っているいわゆる草食男子なのですが、ある日24歳の稲森に告白されてその考え方が変わってきます。ちなみにこの導入シーンが素晴らしい。稲森が営業らしくプレゼン資料を用いて社内の会議室で堂々と、高坂が稲森と付き合う10のメリットを懇切丁寧に説明します。どうでもいいメリットも有るのですが、もはや必死過ぎて可愛い。フラれそうになると「高坂主任の好きなところ」もプレゼンしてくれます。稲森可愛すぎか。

本作で特に好きなのは、高坂が稲森と付き合って少しずつ新しい自分に変化していくところです。私は高坂と年齢が近いので変化する難しさには共感しかない笑。でも、高坂は無理するとか頑張るわけではなく、好きな人ともっと身近にいたいから自然と変わっていくんですよね。最終的には元々の生活の中に稲森を取り込んで、とんでもないリア充になります。35歳にして人生を豊かにしていく高坂に勇気をもらいました。

世話焼きな田中課長やら高坂のチャラい弟やらがいい感じに盛り上げてくれるのも良かったです。

3

プレゼン告白、最高です!

「プレゼンで告白」という言葉に惹かれて購入しました。この作品、すごく面白いですよ!普段と違った雰囲気のBL作品が読みたいあなたにオススメしたい作品です!

プレゼンとは、より効果的に分かりやすく、相手に伝えることができます。作中、稲森はプレゼンを使って、ダイレクトに自分自身のことと高坂主任を好きな理由について、しっかりと高坂に伝えてくれます。 
そして、この作品を読むことで、恋とは今まで知らなかった新しい景色と知らない自分を教えてくれるモノ。恋をすると、自分だけの世界から相手と自分の世界になるため、たくさんの新しいもの・初めてのことと出会い、新しい自分も発見することができるモノ。だと教えてくれます。

「彼と付き合う10のメリット」とは、稲森の衝撃的なパワポ告白から始まり、稲森と高坂のお互いが向き合うことで、今までとは違う、新しい景色と知らない自分に出会えた楽しくて愛しい恋の物語です。
すごく面白くて、めちゃくちゃ人に薦めたい作品です。プレゼン告白という斬新なスタイルをぜひ楽しんで読んでほしいです。

4

狭かった視界が広がっていく

 自分と付き合うメリットと、相手の好きなところをプレゼンする後輩という掴みは、斬新でとても良かったです。非常に分かりやすいし、ノンケを攻め落とすのに必要な理由付けも全部プレゼンに含まれているし、一見ぶっ飛んでいるように見えるけれども、意外と理にかなった告白の仕方なのでは?とさえ思いました。

 もちろんこれだけで相手の高坂が落ちるわけはなく、2人の距離はゆっくり縮まっていくのだけど、きっかけとなったプレゼンのおかげでノンケ×ゲイでもこれほどスムーズに進めたのだと思います。地味で平凡としか表しようがなかった高坂が、フレッシュな稲森に良い影響を受けて、高坂らしさは失わずに世界を広げいく様子が素敵でした。

0

恋愛って楽しいんだねと思ってしまう

arca展で見て気になっていて購入したのですが、おかげさまでこめり先生の作風にハマってしまいました。
大きなドラマも感動もないのですが(笑)、何度も読み返したくなる心地よさがあります。
このゆるふわっとした生活感にほのぼのしてしまうんでしょうか。
地味隠れイケメン・高坂さんを発掘したリア充・稲盛くん(両方リーマン)、生活パターンも趣味もまったく相容れない二人が、恋愛という化学反応で徐々に変わっていく感じ(新しくないですけどね)、じわじわと引き込まれてしまいます。
個人的に35歳で早くも枯れてる感じの高坂さんに共感してしまうところもあって、、ああそうだよね、仕事なんて定時に帰って好きなことしたいよね、めんどうな付き合いもやだし、20代のリア充と付き合うなんて疲れちゃうよね、と思うのですが、好意の返報性っていうやつでしょうか、一生懸命な稲盛くんを見ているうちに、だんだんかわいくなってしまう、好きになってしまう!ドキドキ感がシンクロしてしまいました。
好きだから相手の世界を知りたい→だから自分の世界も広がるんだよ!と。初体験というのは小さな冒険なんだけれど、好きな人と一緒だからワクワクするという、まさに恋愛における楽しさが描かれています。
同じ会社で働く二人ゆえに「噂になってるよ」と友人が心配するのに対して、「そりゃまぁ、付き合ってるし。なにかまずいか?」とドヤ顔する高坂さんがどちゃくそ素敵なんです。
プレゼンの内容がちゃんと一つ一つ検証されている構成も面白かったです!

8

おふざけ系かな?と思ったけど、こめりさんらしい手堅い良作でした!

ふふ、面白かったですこれ。
「自分と付き合うメリット」をプレゼンで売り込むというw
はちゃめちゃな始まりなんだけど、読み終わる頃には稲森くん(24歳・したたかなイマドキ男子)が私にも可愛く思えていたので、稲森くんのプレゼンはちゃんと成功したと思います!
稲森くんが自分のいいところを10個売り込んで、それをふとした時に高坂さんが思い出す。
あまりにも他人に関心がなさすぎる高坂さんには非常に効果的な売り込みでしたね。笑
プレゼンで告白、相手によっては大アリかもしれませんw
高坂さん(35歳・童貞)がいくらなんでも枯れ過ぎなので、稲森くんに引っ張られて色々体験しながら生き生きしていく姿にほっこりしました。
とりあえずスマホが使えるようになって良かったです^^

高坂さんの弟くんの目線が好きだなー私。
ずーっと枯れてるんだもん、他人なら知ったこっちゃないけど兄が…となるとこの弟くんみたいにあれこれ世話焼きたくなりそう。
今はミニマルな生き方が流行ってるから高坂さんみたいな暮らしも良く見えますけど、それは色々経験した上で自分にとっての「必要不可欠」を取捨選択してミニマルになるのが良いのであって、高坂さんの生き方は弟くんが序盤でハッキリ指摘しているようにやっぱりただの逃げだと思うもの。
恋人が出来てイチャつく兄に冷めた視線を送りつつも、2人を一番祝福しているのはこの弟くんでしょうね。
弟くん自身の恋愛はあんまり褒められたもんじゃないので、とりあえず既婚男性との気軽なワンナイトラブはやめなさい!と言っておきますw

稲森くんは、まぁーしたたかですw
でもそれが現代の20代らしくもあり、自然体で描かれているのがさすがこめりさん巧いなと。
少々自分とは違う人種(=高坂さん)が目新しくて惹かれてる感も否めませんが、そこらへんはまぁ高坂さんと足して2で割っていい感じになっていくのではないでしょうか^^
恋愛ってそんなもんだよね。付き合う人で人は変わりますから。

あ、なんかうまくこの作品のまとめに辿り着いたかも。
「恋愛で人は変わる」
どうせならいい方に変わってほしいですから、途中はちょっとヒヤヒヤしましたが(高坂さんがはじめての恋愛で他のことが一瞬疎かになっちゃったので)、まぁそういうのもやっぱり経験を経て、あ、これじゃいけないな…と学んでいくわけで、恋愛のそういう面まで含めて1冊分のページ数の中で丁寧に描かれていたお話だったなと思います。
表紙を見たときは、あら?今作は結構おふざけ系?と思いましたが、読み終わってみるとやっぱりこめりさんの作品でしたね。
手堅く良かったです!


そうそう、この作品舞台が京都なんですけど、ふとしたコマにさりげなく京都の景色が描かれていて楽しいです。あ、これ河合橋だねとか、山の頂上らへんのこれ大文字の「大」かな?とか、そんなさりげなさっぷりがかえって楽しくって色々探してしまいました。

2

告白の方法もここまできたか(笑)

一風変わった表紙で面白そうだなぁ~とジャケ買いした1冊。
1ページ目からプレゼンの様子に「おぉ、さすがリーマンもの、お仕事シーンからですか」と読み進めていくと、なんとプレゼンの内容は自分の売り込み!僕とつき合うとこんなメリットがあります!なんて真顔でパワポを使って説明するなんて、すごい斬新。スマホを上手く使いこなし、写真をとりたがる世代の、見た目も可愛いちょっとビッチな若者は告白も大胆だなぁ~って笑ってしまいました。

一方の告白された方の高坂は「年、いくつだよ」ってツッコミ入れたくなるくらいの、趣味は庭いじり、料理は昔ながらのお惣菜(しかも薄味)、見た目も地味で、定時に上がって飲みにも行かず、1人の生活を楽しむようなすでにちょっと枯れてるタイプ。

目新しい告白をするような子なので、こんな堅物に対してどんな手を使って攻略するのかと思いきや超正攻法なので、あれっと肩透かしのような感じはしましたが、むしろ相手の気持ちに寄り添いながらちょっとずつ距離を縮めていく様子に、ほんわかした優しい気分になりました。

そして…35才ですでに枯れてるみたいな彼だったのに、DTから卒業するとこんな風になっちゃうんだなぁ〰️(笑)ってにやにやしながら読みました。淡白そうなタイプだっだけにギャップがたまらなくよかったです!

5

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