勃っちゃったなら、面倒見るよ。

さよならコンプレックス

sayonara complex

さよならコンプレックス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神61
  • 萌×238
  • 萌19
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
17
得点
517
評価数
121
平均
4.3 / 5
神率
50.4%
著者
おまる 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865894417

あらすじ

下半身がワンパクすぎるネガティブ攻め×何でも受け入れるフェロモン受け
ギャグに見せ掛けて最後は思わず泣いてしまう…
コミカルだけど切ないセンシティブボーイズ・ラブコメディ。

一般的な大学生の春仁には一つだけ常人離れしたことがあった。
それが異常なまでに過敏に反応してしまうペニス。
女子に軽く素肌が触れたり、パンチラが見えたりしただけで、すぐに勃起してしまう。
そんな素直すぎる息子くんのお陰で彼女も作れない…。

悲しみに暮れる春仁を救ってくれたのは、
大人っぽくてエロティックな雰囲気を持つ謎の存在・浅彦だった。

表題作さよならコンプレックス

五十嵐 春仁,大学生
木場 浅彦,大学生

その他の収録作品

  • めちゃくちゃ好きだと言われたようなもの(描き下ろし)

レビュー投稿数17

かわいいが、すぎます。

絵柄がとても好みだったので表紙買いしたのですが、買って大成功と言える一冊でした!

同じ大学に通っている二人ですが特に接点はなく話をしたこともありませんでしたが、たまたま飲み会で隣同士の席になり、、、最初は浅彦に流されるようなかたちでセックスをすることになる春仁ですが、今まで受け入れてもらえると思ってなかった体質を、受け入れてくれた浅彦に好意を抱くようになります。 

一方中学時代春仁に救われた過去があり、一見ビッチにも見えて感情を表に出さないですが本当はずーっと春仁大好きな浅彦が可愛いです、、

どこか両片思いのようなふたりがすれ違う様子は切ないですがとっても愛おしかったです。

えっちシーンは攻めのすぐに勃起してしまう体質と受けのエロさもあってかなり濃厚なえっちになっています!最高です!絵柄もかわいいのでえろかわがすぎました!最高です!(二回目)
攻めも受けも違うベクトル(絶倫と天然フェロモン)ではありますが二人ともエロいのでもう最高です!(語彙力)

気になってる方、ぜひご一読を!

8

せつなえろです。

デビュー作から絵が好きで作家買いになったおまる先生ですが、今回も素晴らしかったです。
絵的に綺麗系というより懐かしさを感じるタッチでクセはありますが、とてもエロいです。はらだ先生や春泥先生が好きな方なら合うと思いますがどうでしょう。

受けが一見ビッチなんですが、中身は一途で健気でとてもかわいいです。ちょっと健気すぎる気もしますが、それより今のビッチ風になったいきさつが気になりました。学生時代の描写もあるので。ビッチらしいという噂もたっていましたし。
あとおまる先生の作品の特徴ですが、受けだけじゃなく攻めもかわいいです。是非たくさんの人に読んでいただきたいです。

6

おすすめです!

前の作品が好きだったので、購入しました。
期待を裏切らない 内容で1冊にぎゅっと詰まっている感じで!

特に主人公がるーみっく風なところも良かったです。
(o^^o)
うまく言えないですが読んだあと満足感、充実感?があってとても良かったです。




3

さよなら!!!!コンプレーーーックス!!!!

初対面時から浅彦(受け)の色気がむんむんです。春仁(攻め)もその色気漂う笑みに赤面してしまうのですが、実は優しくしたり笑ったりするのは春仁に対してだけだったんですね。浅彦は春仁のことずっと前から好きで近づいたということが物語3分の2くらいのところで浅彦の過去とともに分かるのですが、浅彦は好きな人の前だと態度が変わってしまう系乙女でした。この『さよならコンプレックス』という題名、表面上(というか内容紹介)では些細な刺激に下半身が反応してしまう春仁のコンプレックスが、浅彦の春仁への愛情(言葉)と、物理的なフェラやおせっせなどで払拭されていくお話です。ところが、実は『さよならコンプレックス』は浅彦にもかかっていることが浅彦の過去(中学時代)から分かるんです。浅彦はいわゆる普通の家庭でなく、自分自身もゲイ。でも苦労する母親に苦労をかけたくないと「普通でいないと」と無理をしていました。しかし、下駄箱の前で、他の同級生を普通じゃないとからかう友達に対して春仁が「何がありえないんだよ」「普通じゃないって悪いことじゃないだろ」と言うのを浅彦はたまたま聞くのです。浅彦は涙がこみ上げてきます。この時から浅彦は春仁のことを目で追うようになるのですが、浅彦が無意識に抱えていたコンプレックスもやはり春仁によって払拭されたのでした。
でもただ浅彦が春仁のコンプレックスを解消して、その理由で春仁が浅彦のことを好きになるだけじゃ説得力にかけますよね。そこんところがとても上手く描けていたな〜と思いました。物語半分より少し前のところくらいから、浅彦は悩み始めます。春仁は浅彦のことを特別みたいに言うけど、実は特別でも何でもないと。思春期でもあるまいし、春仁に好意を持っていたら尚更、そんなコンプレックスを気にしない女の子が現れるはずだったことに気づくのです。側にいたいがために分かっていながら何も言わずにいた自分の狡さを自覚し、春仁が告白される現場を目撃したことをきっかけに別れを切り出してしまいます。物語4分の1らへんのところでです。うう切ない。別れを切り出された春仁はその後廃人になります(笑)何を見ても勃たないし、外にも出ないでげっそり引きこもり。大学に来ないことを心配した浅彦が様子を窺いに来るのですが、そこで今までしてこなかった本音のぶつけ合いをします。胸熱です。
読者からは春仁が浅彦のどんなところに惹かれていってるのかは一目瞭然なんですけどね、なんせ浅彦くんには見えませんからね、春仁の気持ちとか(笑)
個人的にツボだったのは浅彦の中学時代の黒髪短髪姿。おまる先生顔の描き分けお上手で、黒髪短髪でも色気あるお目目で浅彦だって分かるし、ちょっと幼い浅彦がどちゃにシコかったです。
あと脇役がいいやつばっか。大好き。

3

これぞ恋。

浅彦くん
見た目がビッチっぽくて「手当たり次第に男捕まえていそうだな、この子……」と思っていたのですが、全くそんなことはなく。
寧ろ一途で……
高校(中学?)時代、自分の悪口を言う同級生に対し「普通じゃないって悪いことじゃないだろ」と春仁が言い切ってくれたことをきっかけに、春仁くんを好きになります。
水商売の母親の元、自分がゲイだと自覚していた浅彦くんにとって、春仁くんのその言葉は心の救いだったろうと思います。
長年の想いが通じて、春仁と恋人になることができて……
浅彦くん、末永くお幸せに♡

春仁くん
女性に触れたり、ラッキースケベに遭遇したりするとムスコが元気になってしまう体質の春仁くんは、「ちんこの所為で人を好きになることができない」というコンプレックスを抱えています。
自分のコンプレックスを好きと言ってくれた浅彦くんに惹かれていく様子が、純粋で可愛いです。

人を好きになること、って素晴らしいですね。

2

表紙に惹かれて買いました

えっちな受けが見れたらいいなーぐらいの気持ちで読んだら尊さに殴られます。まじで。

浅彦くんの飄々としてるけど春仁くんへの重め感情が好きです。本音言って♡

春仁くんは浅彦くんを大事にしたいけど結局可愛がられちゃうのほんと好き。誘い受け最&高。でも最後には流されずに自分が可愛がる側でできたの好きです。主導権逆転好きです。

「特別だから」じゃなくて「好きだから」って気づいたところはまっじで、まじで。好きです。やっと恋人同士になったんだって。

逆レも誘い受けも純愛も好きな私にとって最高ですぶっ刺さりです

2

浅彦のメスお兄さんっぷりにやられました。

さよならコンプレックス、最高です✨
本当に大好きな作品で毎晩読んでしまいます。
すぐ勃起してしまう体質ゆえ、未だ童貞の春仁とフェロモン大爆発でセクシーな浅彦のお話です。
私は根っから男の人が好きな金髪ロン毛のツリ目キャラがすごく好きなので、終始、綺麗だ、、と色気にやられていました。
本当にセクシーで優しくて、春仁の事を思っていて、最高のメスお兄さんです、、。
また、ラストで2人の本心が見えるシーンがあるのですがそこは何度読んでも尊いに尽きます、、。
実は春仁がかなり、精神的に不安定になりやすい(そのくらい浅彦に惚れてる)んだなとわかる場面も個人的に大好きです。

2人が結ばれて良かったです。
続編が出たら絶対読みます!!!

1

もはや天才の所業

おまる先生の作品は、異様と言っていいほど個性に溢れていて目が離せなくなります。読む度に才能を感じる!私はこの作品の他にインモラルと紙袋しか読んでいませんが、どこか切なさを感じさせる独特の雰囲気を持っていました。「ちんこが過敏過ぎるあまりすぐ新起してしまう」というテーマからこんな切なさに持っていけるのは、おまる先生だけだと思います。今までにない感覚だったので、読んでいる途中自分がどういう感情なのか分からなくなりました。芸術的な作品で素晴らしいです!他作品も必ず読みたいと思います。

1

神神神

余裕のない童貞主人公攻めと、何でも受け入れてくれるエッチなお兄さん受けが好きな方は絶対に読んでください!ここまでドストライクなカプが商業で見れるとは思ってなかったので衝撃的でした…大抵逆ですよねこういうカプって…とにかく攻めが童貞を卒業した後もずっと(受けに対しては)童貞くんみたいなムーブをかましているので本当に可愛いです。そして受けはエッチな美人お兄さんですが攻めくんに大してはねっちょり執着してるのがすごく良い!!最高でしたこの作品…

0

甘くて切ないラブコメディでした

【総評】
★★★★☆
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
既刊『それでも好きです笠原さん』が好みだったので購入しました。
昭和のノスタルジーを感じさせる味のある絵柄が特徴的な作家さんです。

本作は帯コメントに『下半身がワンパクすぎるネガティブ攻め×何でも受け入れるフェロモン受け』とあります通り、攻めの春仁くんは幼いころから異性とのほんの些細な接触だけでも勃起していまう体質で、多感な思春期の頃にお付き合いしていた彼女にそれを気持ち悪がられてしまったことから自身の体質が大きなコンプレックスとなってしまいます。
そんな彼が大学時代に会ったのが受けの浅彦くんで、セフレがたくさんいるといった噂も立つような、性に貪欲な浅彦くんから春仁くんの体質について「面倒見るよ」との打診が。それからふたりの関係は始まっていきます。

攻めの春仁くんは体質こそ厄介であれど、恋人に対しては誠実であり大切にしたいとの強い思いがあります。体の関係から始まった浅彦くんに対しても恋人なのだろうと認識してからはセックスだけでなくデートに誘ってみたりと恋人らしくあろうと努めていました。
ただ、浅彦くんに対しては「体質を受け入れてくれた恩人」という思いもあり、それが浅彦くんを苦しめます…。

序盤から中盤にかけては春仁くんと浅彦くん、彼らの友人とで少し笑えるようなコミカルな掛け合いも続いていきます。会話のテンポがよく、作家さんのセンスのよさを感じさせてくれる場面でもあります(カバー裏はもはやギャグ漫画のレベルで小気味よく、必見です)ラブコメディのような印象も受けますが、終盤でグッと切なくなっていきます。

※以下、ネタバレあります

ある日、春仁くんが同級生の女の子に告白をされ、そのときに「体質についても気づいているし、自分は気にしない」と声をかけられている場面を受けの浅彦くんが目撃してしまいます。春仁くんにとって自分の価値は「体質を受け入れてくれた恩人」であることしかないと感じていた浅彦くんは春仁くんへ別れを切り出します…。

受けの浅彦くんは、実は春仁くんのことを中学時代から知っており、春仁くんのちょっとした発言が自分のコンプレックスを振り払ってくれたことから憧れを抱いていました。と同時に、春仁くんが体質により彼女から振られてしまう場面も目撃していて、春仁くんの力になりたいとずっと思っていました。
大人になるにつれ、体質を理由にして春仁くんを受け入れられないなんて人は減っていくと知っていながら、浅彦くんは、春仁くんに「いらない」と言われることが怖くて何も言えませんでした。
春仁くんからすれば、自分には悩みや困り事を明かしてくれない浅彦くんにとって、自分は「いらない」のではないかと思いつめます。

「最後くらいほんとのこといって」と言って涙する春仁くんを浅彦くんは見たくなかったと思うし、「いらないって言われたくない」と言って表情をこわばらせる浅彦くんを春仁くんは見たくなかったと思います。
お互いに好き合っていたからこそ、お互いがほしがっていた言葉をもらえなかったことですれ違ってしまい、傷つけ合っていたことにふたりは気付きました。

最後は、攻めの春仁くんから受けの浅彦くんへ、恩人だからではなく「浅彦だから好きなんだ」と改めて告白し、お付き合いの申し込みをして、晴れてハッピーエンドとなります。

※ここまでネタバレ

要所要所で春仁くんと浅彦くんがお互いに見せる、好きって気持ちがあふれた笑顔がとても印象的で、そことシリアスシーンとの対比がまた切なさを助長させていたと思います。
ラブコメディとして読むにはちょっぴりビターな部分が多い気もますが、すべての場面が次のシーンへの布石となっていた為、私個人としては最後まで入り込むことができました。

甘さと切なさを味わえる、かわいらしい1冊でした。

4

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