ゴロウジロ!

goroujiro

ゴロウジロ!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×214
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
15
得点
194
評価数
44
平均
4.4 / 5
神率
54.5%
著者
糸井のぞ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784799715611

あらすじ

とあるきっかけでジロウさんのうちに住み着いたゴロウさん。
お人好しで優しくてしっかり者だけどちょっと天然なちっちゃいサラリーマンのジロウさん。
イケメンだけど歯磨きをしない面倒くさがりでのんびり王子のゴロウさん。
凸凹な2人のほのぼの癒し同居生活は、小さな幸せとやさしさと、2人でいる楽しさと寂しさ、好きな人を大切にする思いやりをそっと教えてくれます。

ケータイサイト『リブレ+モバイル』で人気連載されていた携帯用コミックが大量描き下ろしを加えて待望のコミックス化!

表題作ゴロウジロ!

ゴロウ(飛鳥ゴロウ) ジロの家の居候でニート
ジロ(次郎丸はじめ) 26歳 会社員

その他の収録作品

  • 旅の話・1・2・3・4(描き下ろし)
  • あとがき
  • おまけ漫画

レビュー投稿数15

不意打ちでした

この本、まさかこんなに泣きながら読むことになるとは思っていなかったのですが...はぁー、読み終えた今とってもほかほか気分で満たされています。

とあるきっかけで、ひとつ屋根の下共同生活をすることになったゴロウ(容姿はショーモデル・ニートらしいのですが作中あまりそう見えないのがよい)&ジロ(ちっちゃいリーマン・実は"次郎丸"しかも名字)。ふたりでの毎日は、特別なにかが起こるでもなくほのぼのしているもの...なので、小波がちょこちょこ来るような感じでクスッと笑いながら穏やかに読めます。でも私には、気がつくとものすごい夢中になって読み終えていた、というような一冊でした。絵もセリフもじわじわと沁みましたし、ちょうど今こういうのを求めてたんだと思う。

あたりまえのことのようだけど、その「ありがたみ」や「シアワセ」はつい忘れがち。だれかがいれば、だれかといれば、「単なる日常」ほどドラマティックなものはないんだなと思わせてくれたステキなお話でした。ひとりだったら外で足をバタバタして大笑いなんてできないもの。そしてちゃんと彼らならではのキュンもあり、想像もしてなかった(笑)色っぽいシーンもあり、この運びは流石です。

それにしても実に天使みたいなふたりで、ホントいつまでも見ていたかった。読みながら思わず笑顔になってしまう福々しいジロさんと、おそらく髪をショートにしたらカッコよくなりすぎてしまうであろうゴロウさんを、好きにならずにはいられません。

ラスト1ページのおまけがまた、すごくよいのですよねぇ。
すばらしいセンス。あとがきも楽しかったです。
好きな作家ですが、ますます好きになってしまった。

ぜひたくさんの人に読んでほしいと思える温かい作品です!

5

ほのぼの

可愛かった(*´Д`*)心からホッコリする。
過激な陵辱ものも好きですが、こういうゆるっとかわいいのは
ホントウに癒されますな。
嬉しそう、寂しそう、悲しそう、楽しそう
目いっぱいの顔がすごく好きでした。
凸凹な二人の共同生活。
触れられたいけれど触れられない距離から
最後の急接近までがすごくキュン。

結局のところ合体まで至らない二人ではありますが
それはそれでなんだか可愛くて良いなと思うのです。
ジロさん攻とか見たいな。
一生懸命な姿にトキメク、ゴロとか・・・いいっ!

4

愛しくってしみじみ泣ける

この話なんだろう、
1ページ中の情報量は少ないのに、
何度読んでも切なくて愛しくて、
泣いちゃうんです。
人懐こくて図々しいゴロウさんが、
大好きなジロさんのほっぺに触るのを怖がって震えたり、
寝ている時にそっとキスしたり、
「愛しい愛しい」という気持ちがすごく伝わって切ない。
ゴロウさん→友達じゃない好き→ジロさん
ジロさん→友達として好き→ゴロウさん
だったはずが、2人での生活を失ってから少しづつジロさんの気持ちがゴロウさんに追いついていきます。
2人は気持ちを通じ合わせるんだけど、
ジロさんの気持ちはもしかすると、まだ家族としての愛情なのかもしれない。
(と、私は勝手に感じたのですが)
こういったところもまた切ないんだなぁ。

天日干ししたふかふかのおふとんにごろごろしながら2人でお月見したり、
疲れて帰ってきたジロさんをゴロウさんがよしよししたり、
ちょっとしたエピソードの積み重ねが絶妙です。
2人の生活がどれだけ大事なものだったのかを
そっと優しくしみじみと覗かせてくれて
2度3度と読めば読むほど泣けてきます。

手放せない本になりました。

4

お風呂でのジロさんの後ろ姿にやられてしまった!!

元がモバイル配信されてた作品なので本にすると不思議な感覚ですが
内容は作家さまの目標でもある日常を描いた作品です。

ひょんなことから同居することになった2人の日常。
グータラそうなゴロウさんと、しっかり者のジロさんと。
ほのぼのからシリアスまで、とっても引き込まれる作品で
読んでるこっちも笑ったり、泣いたりで
いつまでもこの2人が一緒にいられればいいなという感じ。

恋愛面に関して言えばまだ最後まで結ばれてはいませんが
途中までは進んでるので、それももうすぐ…
って「おまけ」を読む限りでは、なかなかそれも…

でもジロさんのあの笑顔見たらねぇ(^^;)

4

絵柄で癒され、内容で癒され。

ふんわりとした雰囲気が好きな私には、まさに神作品でした!
ゴロウさんの長髪も、ジロさんの大福のような頬っぺも、ふかふか食パンで眠りたいと言う話も、みんなふんわり。それでいて、片想いあり、喧嘩あり、別れ(?)あり、で、単調ではない感じ。喧嘩やすれ違いも、ふんわりと切なくなって、読後感が凄く優しいです。ヒモなゴロウさんが努力して変わろうとするのも、読んでいて心が温まる理由なのかなぁと思いました。

ただ、エロや恋愛の激しさ(嫉妬や当て馬など)を目当てで読むと、少し物足りなく感じるかもしれません。あと、コマ割りが苦手な方も居るかもしれません。そこは好き好きかなぁと思います。

ところで、この題名を見た時、ジゴロって言葉を連想したんですが、ジゴロってフランス語なんですね。ゴロウさんのイメージがなんとなくパリジャンだったので、ぴったりだなぁと思いました。

2

何度も読み返したくなる童話のような一冊

この作品、発売されたのを見逃してて、やっと読むことができました。
なるほど、ゴロウとジロでゴロウジロか~。
そしてパラっと開いて、まさかの4コマ!とびっくりしたけど、それとはちょっと違った。
こういった日常ものって、力量がわかるなあといつも思ってしまうけど、糸井さんはさすがですね。
二人の出会い方からして面白いし、しっかりと人情モノになってるし。
大福みたいなジロさんがどんどんかわいく見えてくるのもまた糸井マジックだな。

2

かわゆい!

とにかく、愛らしい

1

続編希望!!

変わったコマワリだと思っていたらモバイル仕様だったのですね。 この何気ない日常モノって大好きです。 地味なんだけど泣けるし笑えるし癒されるし大満足。 同居始めるきっかけが私からしたら「えっ?!」なんですが、しっかり者のジロさんとフラフラしたゴロウさんは本当にお似合い。 だけどちゃんと働きだしたゴロウさんになると今までのチャラい感じが消えて新鮮です。 大福にたとえられてるジロさんのホッペたに私も触ってみたい!!

1

心がほわほわぽかぽか〜

ロボ耳太郎くんの「すごい勢いで性癖に刺さるBLをオススメしていくスレッド」でオススメされた作品です。
私の依頼内容は「感情が細やか&丁寧に描いていて、どこか切なくキュンとする作品。(エロはなくてもいい)」
好きな作家さんは、宮本佳野さん、三田織さん、雁須磨子さん、紺野けい子さん、麻生ミツ晃さんを挙げました。

これは未読だけど、表紙は見覚えがある。
性別不明なロン毛(ゴロウ)と、ちんちくりんな黒髪男(ジロ)という組み合わせの表紙がどうにもそそられなくていつもスルーしてたけど、性癖に突き刺さるなら買わねば。

で、中を開いて更に衝撃が….
うわ、四コマ漫画じゃん……と。

良く見たら四コマではなくて五コマだったり二コマだったりするのだけど、とにかくそういう?手法。(モバイル連載だったからなのですね、これは)

中身は同棲ではなくて同居をしている二人のお話なんだけど、すぐに、あ!コレ私の好きなやつだ!と思いました。
二人は恋人同士ではないけど、とにかく二人の日常があたたかいんです。
読んでると心がほわほわとしてくる。

そして、ほわほわと暮らしている二人の過去や切ない事情が、少しずつ少しずつ玉ねぎの皮をめくるように見えてくるのだけど、だからこそ時には喧嘩したり、お小言を言ったりしつつも一つ屋根の下で暮らしている二人の生活が一層尊く感じるんです。

身も心もくたくたになって帰ってきた夜、ふかふかのお布団のお日様の匂いを嗅ぎながらおやすみなさいが出来る幸せや、一緒にいるうちに食べられるものが増えていくという些細な変化が。

最初はまったくBL要素がない二人の日常マンガみたいな始まりみたいなので油断してたのだけど、途中からちゃんとBLになって切ないキュンもあるのには、やられました。

おまけも面白かったなぁ。
「おまえできる?」「ぜったい無理」

うん、無理よねw、と。


糸井のぞさん、好きな作品(一番好きなのは「夏とセックスとぼくらの未来」)とわぁ〜こう来たかぁ…みたいになる作品とが混在する作家さんなのですが、この作品はヒットでした。
日常系BLが好きな人なら、絶対好きだと思う。
ジロがチビすぎてショタに見えなくもないところが、ショタ地雷の私にとってはもうちょい背が大きくてもいいんだけど…と思ったのも事実だけど、ちゃんと背広着てリーマンしてるのでセーフでした。

ロボ耳太郎くん、おすすめしてくれてどうもありがとう!AI実装楽しみにしてます!

1

何でもない毎日が積み重なって

ほのぼのして、優しい気持ちになれて、自分も少し優しくなろうと思える。
大好きな作品です。

2人で暮らしているジロさんとゴロウさん。
最初はどうして2人が一緒に暮らしているのか、2人の関係も何も分からない日常の一コマ切り取った場面から始まります。
読み進めていくうちに、2人の出会いや一緒に住み始めた頃のことが分かってくるというスタイル。

最初の話から心を鷲掴みにされているので、事情が分かれば分かるほど、「好き」が増していきます。
大福のようなぽちゃっとした楕円形の顔に、これまたぽちゃぽちゃした小さな体のジロさんは、クレヨンし◯ちゃんとドラえ◯んを足して2で割ったような、もしくはちびっこ忍者がわんさか出てくるアニメにしんべ◯そのもののようなマスコット的可愛さ。
それに対してゴロウさんはすらっとした長身にふわふわの長い髪。そばかすなんて気にしない女の子を美青年にしたようなイメージです。

外見から正反対。
性格も、ちょっと細かいところのあるジロさんと、おおらかすぎるゴロウさんは大違い。
つまらないことでケンカをすることもあるけど、基本的にいつも笑い合ってます。
見た目的にはどこにでもいる2人とは言い難いけれど、暮らしぶりはどこにでもいるCPのよう。それでいて、付き合っていないんです、この2人。

そんな2人が一緒にいて、それぞれの価値観の違いに驚いたり、新しいことに気付かされたりしながら、かけがえのない存在に変わっていくまでが描かれたこちら。
あらゆる方におすすめしたい。
たとえばこれから結婚して、2人暮らしを始めるという方。
結婚生活が長くなって、夫婦だけだと会話が続かないなあと思っている方。
まだ見ぬ未来のパートナーとに出会いを待っている方。
どんな方の心にも、2人の温かさが染み込んでいくはず。

好きすぎてずっとレビューが書けなかったけれど、書けた!!
少しでも多くの方に読んでほしいなあ。
そのときは温かいお茶と塩大福を用意して、読んでください。

1

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