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sayonara alpha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最初は年齢差すごっ!!!と少々驚きながな読んでいたのですが読んでいくうちに”年齢差”というこのフレーズだけでこんなにもグッとくるものがあるんだなと思い知らされました。とくに中盤のせつないシーンは涙を堪えて読んでいました
最後の再会するシーンは本当に最高でした
この作品を読んで運命の番に”年齢差”は関係ない!!
そう思えるようになりました!
やはり表情の描き方がとても感情移入しやすくすごいなぁと感動しました.ᐟ.ᐟ
出会えて良かったです!
神作です。
その一言に尽きます。
切ない系の話で、読み終えた頃にはいつも目元が赤いです。
特に中盤あたりはかなり切ないですね。
受けがもう健気で健気で、攻めはまだ小さいから無知で…。
あぁ、切ない、もどかしい、早く結ばれて!という感じです。
読んでいると定期的にあまりのもどかしさに叫びたくなります。
個人的には全人類にオススメしたいくらい大好きな作品です。
ただ、市梨きみ先生の作品は少し暗い雰囲気の物が多いですし、人によっては合う合わないはあると思います。
他のレビューでも可哀想という評価もありますしね。
でも切ない、可哀想系が好きな人には最高だと思います。
市梨きみ先生の作品で初めて読んだお話。
久しぶりに読んだのでレビューします。
タイトル、表紙のイラスト、デザイン、読み終えてから見直すと、全てからのメッセージが改めて脳裏に響きました。
眉目秀麗、文武両道、完璧な高校生、生徒会長がある日、運命の番に遭遇し、自身がΩであったことを知ることから物語が始まります。
相手がなんと小学生。
他の作品もそうですが、市梨きみ先生は絶妙に難しく厳しい関係を扱う作品がお上手だと思います。
読んでいて心がしんどくなる関係の2人。
2人の心は確かにひかれあい愛し合っているけれど、高校生のΩは性的な体の反応に苦しめられます。
会いたい、けど、会うと嬉しい、けれど、身体は苦しい、という逢瀬を繰り返し、倒れてしまう高校生のΩ。
親からの説明を受け、愛しい相手と自分の関係、身体のことを知った小学生αが、しばらく別れを決意します。
それからなんと11年。
相手を想いながら、それぞれ努力してきちんと丁寧に生きて来た2人が再会します。
この11年間、詳しく描かれていないけれど、2人が本当に丁寧にきちんと生きて来たことがわかり感動します。
出会ったときは世間的にも道徳的にも問題のあった2人が晴れて再会し結ばれる、大感動、大円満のラストでした。
優しさと色気がひしめき合うお話し
ストーリーはとっても優しさが溢れる内容、そこに市梨せんせいの描かれるキャラクターが放つオメガバースでは外せない例の症状の色気が加わって一気に読めちゃう1冊でした
そして今でも割と斬新な設定だと思うショタおにオメガバース!
すごい発想力!!
新刊でオメガバース熱が再燃したので読み返し&番外を読む為の読み返しです
実は安心して読めない方(?)の番外の「僕の為のオメガ」がずーーっと気になっていて、、、
いつか読みたい!と思っていたのですが電子で読める上に特典も良さそう、との事で買う決意をして買ったのにそのまま積んでしまっていました…
たまにある…悩み過ぎていた作品を買った事で謎の達成感を得てしまう厄介な錯覚…
そんな訳で先ずはオリジナルのこちらから再読させていただきましたが、こちらも今更かとは思いますがやっぱりおもしろいオメガバース作品だとつくづく思います
そして何より優しい世界観のオメガバースで安心して読めるのが何よりも良い‼
有名な作品には有名になり得るだけの確固たるオリジナリティがありますね!
作家様のクリエイティブな発想に改めて脱帽です(*´ω`)!
それでは大本命の「僕の為~」を読んでみたいと思います♪
楽しみです〜((o(´∀`)o))ワクワク
市梨きみ先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
ショタ 4
可愛い 3
エロ 2
な感じだと思います。
アルファの小学生×オメガの高校生のカプで年の差は9歳です。勉強も運動も出来る生徒会長の千夏さん。自分は選ばれたアルファだと思っていたのだが、小学生のはるかくんと出会ったことで、自分の本当の性を知り…。
まだ精通も自身の第2の性すらも知らない小学生のはるかくんと目が合った瞬間、後ろが濡れちゃうくらいのヒートになってしまう千夏さん。アルファだと思っていたプライドが打ち砕かれてしまったが、はるかくんを目の当たりしたら、俺のアルファだ、と喜んで抱かれたいと思ってしまう程、運命の番として惹かれていきます。
だけど相手は小学生。流石に手は出せないと我慢しますが、はるかくんと会う度にヒートになって、でもやっぱり手は出しちゃ駄目と我慢…の繰り返し。なのでヒートになった千夏さんがはるかくんを抱き締めたり、一度だけキスはしますが、それ以上の絡み描写はありません。でも千夏さんがはるかくんを想って、1人で後ろを弄っちゃうエロい描写はあります。
ショタ攻め好きには、好き嫌いが分かれるようですが、最終話で成長したはるかくんと千夏さんが11年経って、やっと結ばれます。
因みに、タイトルの意味が千夏さん自身が自分をアルファだと思っていたのに、実はオメガだったことを「さよなら、アルファだった自分」的な意味だと思っていたので、本当の意味を知って脱帽致しました。
可愛い小学生はるかくんと格好良い青年はるかくんの一粒で二度美味しい攻め。アルファと思われる位の人柄なのに、オメガと目覚めてグズグスに蕩けちゃう千夏さんのギャップが堪らないので、是非とも読んでほしいです。
これまでずっと自分のことをアルファだと信じてきた、生徒会長の千夏。
あるとき偶然はるかという小学生に出会って、突然ヒートを起こしてから、思い描いていた人生が変わってしまう。
実は自分はオメガだった。運命の番が小学生だった。という事実に驚愕する千夏。
はるかに会いたいという気持ちも強くなる一方、発情は止められず、必然的に薬の摂取量が多くなっていく、というお話。
犯罪者になってしまいますからね、相手が小学生だと。
出会ったとき、千夏は17歳。はるかは9歳下なんで、8歳です。ランドセル背負ってまして。
そんな年齢では第二次性の検査もまだ、という状況下、なんて八方塞がりなんだろうと、萌えよりもとにかく千夏が気の毒でした。
ランドセルの子にただ会うだけでフェロモン垂れ流し発情するのでは、これまで培ってきた千夏のステータスも崩れ日常生活に支障を来すし、ただでさえ高校生なんてやりたいさかりなのに抗えるはずがない。
攻め受けが反対だったら体格差年齢差的にもただのレイプまっしぐらなので、そうならなくて良かったですが、負担は全部千夏が負うことに。抑制剤を過剰摂取するなどしてどうにか耐える千夏が本当に可哀相でした。
子供時代のはるかはとっても可愛いです。
電子限定のおまけページで、本当はあの頃に着せたかっただろうネコ耳パジャマを着せている場面がありますが、そういうことも出来なかったのかと思うともうただただ気の毒です。
別々の場所で成長しても、お互いがお互いへの思いを抱えていた、という展開はよかったですが、欲を言うと、もうちょっと年数が経ってから再会した方が好みでした。高校を卒業したといってもはるかはこの後大学生になるので。できたら双方が社会人になってからの方が良かったなあ。(本当に個人的な好みの問題ですが)
私も自分で自分をつまらない奴だと思いますが、ただただ気の毒な設定を楽しめなくて。
ずっと会っていなかった枯渇したところからの、長年のときを経て再会し達成する初セックスを堪能するには、余計なことを考えてしまいこちらも浸れずでした。
この作品は私にとってすごく印象に残っています!blをすきになりたての頃少し、試し読みをしました、少し読んだだけですごく好きになりました!とにかく2人ともが尊くて、可愛くて仕方なかったです、我慢しているところとかお互いのために離れるというのもすごく感動的で、小学生なのにすごいなとも思いました、それに離れていてもお互いを忘れずずっと思ってきたというところはほんとに良かったなと思いました、結果的にハッピーエンドで終わって良かったです
発売当時はとてもセンセーショナルだった記憶が。
オメガバもそんなに私自身馴染みも深くないのに番がショタだと・・・?!
何てこった!!!!
と、ドキドキして読んだ事を思い出します。
そして久々に読み返して思う事は年月が経ってもショタオメガバの設定の斬新さ!は変わらないし、先生の独創性は天才的!という事でしょうねーーー!
だいぶ私自身が様々なオメガバを読み込んだ事であんまーり得意じゃないんかな?という気付きに辿り着いた為評価は高めじゃないのですが、、、
それでもこの作品が「スゴイ!」って事は変わらない!
なので今の評価は本当なら「しゅみじゃない」なのだがそれでも色褪せない美しい絵柄や世界観の確立としては評価しない訳にはいかない!という事で「萌」とさせていただきました。
元からオメガバが好きな方に取ったら安心して楽しめる要素がたくさんある作品ではある、と思います。
今更だけど「僕の為のオメガ」の方が断然気になるので機会があったらよみたいなぁーーー♪
Cuando inicie en el mundo del bl este fue mi primer omegaverse y hasta ahora lo es,simplemente espectacular
きみ先生…ショタα×高校生Ω…最高でした!!
最初見る前は、小学生とヤるのは犯罪じゃ…?と思ってたんですけど、そういうことかー!と見た後納得しました笑笑
まず、ショタのはるかくんが可愛すぎる!!体の関係をもつのは、はるかくんが大学生になってからだけど、大学生になっても可愛い要素が残ってて最高でした!!
それに、小学生のはるかくんが、千夏のヒートを見て(はるかくんはΩのヒートを知らない)、必死になってるのが可愛かった( ̄∇ ̄)‼︎
千夏も小学生を相手に、運命の番だと興奮して、必死になってるのが可愛いかった〜!!
互いが互いに、しどろもどろしながらも、頑張ってるのが可愛いし微笑ましい〜
2人が成長していく過程も見れて満足です!最高の言葉以外でないです…!!
読み返し。
高校生で自分の事をアルファだと疑わず生きている千夏と、小学生の遥のお話です。
遥と出会ったことで自分がオメガだと言うことに気付く千夏。
遥と千夏は運命の番だったのですが、遥はまだ小学生でー…。
年齢逆転同人誌を読んでからこちらを読み返したのですが
ショタの遥…!!!!!!破壊力がすごいですね。
純粋を形にしたような可愛さでたまりません。
小学生と高校生の間には大きな壁があって
それが運命の番だと抗うことも出来なくて
読んでいてすごく辛い気持ちになりました。
11年という、とてつもなく長い時間を離れて過ごした二人。
でもお互い気持ちは変わってなくてー…。
すっごく感動しました。
出会うのが早すぎた二人なのでどうなることかと思ったけど
ちゃんと結ばれて良かったです。
離れていた時間を取り戻すようにこれからは一緒に色々な思い出を作って欲しいなぁと思いました(*´▽`*)
同人誌の「僕の為のオメガ」を購入したのに、本編のこちらを読んでなかったことに気が付いて、慌てて電子で購入しました。トホホ…。
きっと試し読みで読んだ気になってたんですね、反省です。
最近、実は第2次性が間違ってたパターンのお話は良くありますが、後天的な特別変異だったりが多かったと思います。
でもこちらの千夏は自分はアルファだとしか思えないからと、検査結果の封筒を開けて見ないで親に渡してました。
親は千夏がΩだと知ってるので、ヒートで寝込んでいる時は抑制剤を風邪薬だと与えて飲ませてたんです。
周りからアルファだと思われている千夏は努力の人なんです。
そんな順風満帆だった千夏が小学生の遙に会った途端に運命が狂い出すんです。
アルファとΩの存在さえ知らない遙が幼過ぎて、それでも千夏を最大級に慕って来て、その純真さがとても健気でした。
それ故に千夏の苦しみはどれほどのものだったのかと思います。
遙が離れていた11年間の苦しみと時の残酷さに、悩み不安になったと思います。
どうしたって年の差は縮まりませんから!
遙だって千夏に番が出来ていたらと恐怖さえ感じていたんでは無いでしょうか?
誰もが待ち望んだ形での終わり方になってましたが、大学生になった遙のバイトの話しは描いてましたが、学生生活も読みたかったと思いました。
もっと読みたいと思ったので同人誌の「さよならアルファ番外編」も注文してみました。
早く読んでおけば良かったと後悔してます。
完全無欠の生徒会長・千夏は、アルファだと思い込んでいた
ある日助けた小学生のはるかが、まさかの運命の番
・・・このシーン、笑ってしまう。
出会ってしまった小学生に発情してしう。抗えない動物の生理。
お気の毒だけど、凄く面白い爆笑コメディだった。
絵柄が可愛らしくて綺麗なのも、楽しめた要素だと思う。
オメガバースの強制的に発情してしまう設定をふんだんに活かした神作です。
自分は性転換が苦手なのもあり、オメガバースは敬遠していたのですが、怖いもの見たさでこちらの作品に手を出してみたら……ハマりました。
オメガバースの妊娠設定が苦手でも、本作はそこまでの描写はないので通常のBLに近い感覚で読めるんじゃないかなと思います。
Hシーン先にレビューしますと、なんといっても発情(ヒート)の描写が素晴らしい。発情って快楽堕ちに通じた良さがありますね……。完璧な生徒会長として君臨していた千夏さんが小学生相手に顔を真っ赤にして挿れてほしさに犯罪まであと一歩のところにまで及んでしまうの、めちゃくちゃ興奮しました。しかも「我慢できない」っていうのが、挿れたくて我慢できないのではなく、小学生に犯してほしくて我慢できないのがすごい……。小学生の遥も遥で、千夏さんほどではなくても小学生ながら妙な気持ちよさを感じてしまい顔を赤らめるの、ショタコンじゃなくてもクルと思います。こんなにもエロいのに、なんと、本番は一切なしの健全な交際です。ただ抱き合っているだけなのに、もはや成長後の本番よりエロいすらあります。作者様の描写力に脱帽です。
もちろん成長後のHシーンもとてもエロいです。遥は幼少期のかわいい面影と爽やかさが併存した典型的な黒髪イケメンになって帰ってくるのですが、昔の人懐っこさが残っている普段の様子から一転して、Hシーンは本当に雄。千夏さんに誘惑されて獣性丸出しに激しく抱くの見て、ああこのショタ×イケメン、スパダリ×美人になって帰ってきたんだなと。もうとにかくエロい。発情とか快楽堕ちが好きな人はほぼ好きになれると思います。
エロい連呼してますが、ストーリーも一本筋の純愛でハピエン厨に優しいです。健康を犠牲にしてでも遥と一緒にいたい千夏さんは健気ですし、遥も小学生ながら千夏さんのために思い切った決断をします。小学生のときからイケメンの片鱗を覗かせているんですね。こんなに長い間会わずに遠距離恋愛できるのは素直にすごい……ファンタジーだからこそ為せる純愛の業、好きです。
テンカウントを読んで以来、ずっと快楽に飲まれる描写が上手い純愛モノを探していたんですが、ようやくここまでたどり着きました。今のところ性癖にここまでどストライクな作品はテンカウントと本作だけです。これからもこのような素晴らしい作品に出会えることを願っています。
迷っている方はぜひ読んでみてください。
αと信じていた主人公(Ω)が運命の番と出会ってしまいます。でも相手は…まだ性別検査すらしていない男の子…。
耐えに耐えたけど抑制剤の乱用で倒れてしまい…運命の番と11年間距離を置くことになります…
主人公が本当にいいキャラしてます。Ωと公表してからも、絡んでくる輩ぜんぶフルボッコにして追い返せるくらいには強いようで!ほんとうによかった笑
あと周りもみなΩに理解があって素敵な環境です…(おもったより周りにΩいるみたいで…w)
これから今までの分もいっぱいえっちして!いっぱい幸せになって…!!大好きです!!!
DK千夏Ωが小学生の遥αに出会い、運命の番と認識。
その年齢で運命の番がわかる設定ヤバいでしょ〜と思いつつ。
運命の番に会うと意志とか理性では抑えられない…そばにいるだけでイってしまうくらいなのすごいですね。
その状態はエロいとしかw
でも、体に身を任せると犯罪になるからと我慢する千夏。えらいぞ。
遥のお母さんへの言葉も誠実だった。
遥のお母さんもいい人でよかった。
今は2人は近くにいると良くないからと一旦離れ、遥が高校卒業後に再会。
遥が千夏より長身になっていて萌え〜。
遥に抱きしめられて腰が砕ける千夏がまたエロい。
そんな千夏を遥がお姫さま抱っこするのかと思ったら、肩に担いだの笑ったw
オメガバ設定とはいえ、無条件に身も心も魂から惹かれ合うのはいいですね。
そりゃあんなセックスになりますわな。
あとがきの裏設定、千夏の母もおもしろいキャラだったw
オメガバースもあんまり好みじゃないし、ショタが地雷なのに怖いモノ見たさで読みました。
やっぱり無理だったなぁと思ったら、レビューしないでおこうと思ったのですが、面白かったです。
小学生の遥と高校生の千夏ですが、遥が子供のうちはH無しなので大丈夫だったんだと思います。
千夏のキャラクターがあまり雄っぽさが無いのも良かったのでしょう。
あまりオメガバースを読んでいないので、比べる事ができないのですが、歳の差の大分あるオメガバースの設定っていうのが珍しいですよね。
一度は出会えたのにまた会えなくなるのが切なくてまた良かったです。
ただオメガバースってやはり運命とか、発情での衝動に感情が左右されるから、どうやって好きになっていったかの過程を重視する読者にはあまり向かない気がします。幼なじみとか、好意が生まれやすい関係ならまだ良いのですが。
千夏は遥が運命の番だったから好きになったんですよね。遥は助けてもらったし、千夏が素敵なお兄さんだから好きになったんだけど。
やはり個人的にはオメガバースには惹かれないなぁと改めて思いました。
成長した遥が素敵。
眼鏡、フチが太すぎじゃない⁉︎と思ったら、モテ防止策だったとは笑
作画が美しい作者さんですね。
Hは汁っ気特盛りでした。
おかしい。
数年前の初読では萌2だったんです。
今回読み直して、評価がぐーんと上がりました。
おそらくその後オメガバース作品もそうでない作品もたくさん読みまくって、わたしのBLレベルがあがったせいではないかと思われます。
自分はαだと信じて努力を続けてきた生徒会長の千夏。
ある日、猫を守ろうとして高校生にいじめられていた小学生を救ったことで、思いがけないからだの変化が起きて…。
初読当時、わたしはまだオメガバースに否定的でした。運命の番に翻弄されてぐちゃぐちゃな人間関係の作品や、とにかくΩが悲惨なものばかりにぶち当たって、こころが荒んでいたのです。
その中でこの作品が転機になったものの、レビューも評価もいれていませんでした。
あのとき入れなかった自分を褒めたい。
運命の番がいるとして。それがすべて本能のせいだとして。9才年下の相手を11年もの間、会わずに思い続けることができるだろうか?
まだ精通も来ていない頃に運命の番に会ったとして。「好き」という感情に種類があることも知らないのに、離ればなれになって、それでも11年もの間、そのひとに会うことだけを目標にひとは生きていけるのだろうか?
オメガバースもいろいろあれど、すごい着眼点です。
ヒートを起こして番う。ヒートを起こしても耐えて、本能ではなく感情として好きな相手と共に生きる。生き方もさまざまですが、この作品の主人公2人のこころの強さと言ったらありません。
千夏はすでに第二次性徴も済んで、すぐにでもαを受け入れられる状態だけど、遙はまだ8才。何も知らずに自分を慕ってくる相手に発情する罪悪感や、αと信じていた自分がΩだったことへの絶望感。千夏の平穏だった日常がすべて覆されるような出来事だったのに、それでも求めずにはいられない衝動ってどんなものだろう。想像もつきませんよね。
何も分からないなりに離れてもずっと信じ続けていた遙の気持ちも想像をはるかに超えています。年が離れているせいで一緒にいられないこと、会うことすら叶わないこと、今、その相手がどうしているかも分からないのに、子どもの11年って気が遠くなるくらい長い。大人の1年と子どもの1年って、体感で4倍以上に感じてましたよね。
そういうすべてを乗り越えて、たったひとりの相手を待ち続けた2人だからこそ、再会のシーンで小さな笑いが挟まれていようとも、鳥肌が立ちました。
小さい笑いがあったから余計に感動したのかも。部下くんのモノローグがいい味を出してました。
会えなかった分離れたくない千夏と、まだ追いついていないという遙のプライドも萌えた。これ以上待たせないで!と思いつつも、分かる!9才年下でもやっぱりαなんですよね。
はあ…。
運命の番って悪いものじゃない。
むしろ、この2人の場合、運命の番はおまけでしかなくて、会えない11年の間に本当の愛が育ったような、清々しい感動を覚えました。
ふう、鳥肌。
ショタ攻めってなんでこんなにきゅんきゅするんや…!しかもオメガバース設定は死ぬよね。
序盤は高校生×ショタできゅんきゅん。中盤ちょっと切ないんだけどさいごのらぶらぶさでそんなの忘れますね。あとショタが成長した姿ってなんであんなにかわいいんでしょうね!?あ、そういえばはるかくんのおかーさんがかわいかったです()
やっぱり運命の番設定があるのはほんっとに神ですね!?首の後ろ噛んで契約するところでまじでご飯何杯でもいけます()
とりま最高でした。ありがとうございます。
本当にめっちゃ可愛いです!!
純愛です。
実際、運命の番に年齢は関係ないんだからこんなこともあるだろうなというリアルもあります。
ショタ時代のエチエチはないので、ショタ苦手な人にもオススメです。
…まぁ、私は好きなので、もっとやれ!と思ってしまいましたが(笑)
アルファのお母さんの反対のシーンは、ちょっと面白かったです。
最終話は、イケメンに育っちゃって今までの我慢が報われて良きです。
FODの電子書籍購入
修正は白抜きです。
『3分インスタントの沈黙』『心中するまで待っててね』に続いて読んだ市梨きみ先生の作品です。
最近、オメガバースの世界に足を踏み入れ、ちるちるの評価が高かったので読んでみました。
ちなみに、私は「ショタ」が、地雷です。
一般的にいくつまでが「ショタ」なのかわかりませんが、小学生はありえないと思っていました。
でも、この作品は大丈夫でした。
それは「ショタ」ではエロがないことと、大学生になってから結ばれることが大きかったです。
でも、好みは分かれる設定だと思います。
小学生→大学生の長谷川 遥(α)と高校生→社会人の神宮寺 千夏(Ω)のお話。
高校2年生で生徒会長の千夏は裕福な家庭に生まれ、頭脳明晰、容姿端麗、明朗闊達で、自分がαだと信じて疑いませんでした。
そんな千夏が道で不良に囲まれていた小学生の遥くんを助けたことから、自分の世界が一変してしまいます。
遥くんを見た瞬間、千夏にヒートが起こりました。
驚く千夏は、その場を離れ急いで自宅に戻ります。
完全に発情した体に、千夏は自分はΩではないかと動揺します。
そして、ずっとαだと信じて生きてきた千夏は、自分はΩではないという証明をするため、出会った場所で何日も遥くんを待ちました。
結局、会えないまま数日が過ぎ…。
ある日、千夏が生徒会室にいると、役員の来栖くんが「小学生が校門のところでウロウロしている」と伝えます。
それを聞いた千夏は走り出しました。
そして、遥くんに会った千夏は「俺の運命の番」だと確信します。
千夏くんは知性も理性もある常識人なので、まだ小学生の何も知らない遥くんに手を出すことはありません。
1度だけキスをしましたが。
ただ、千夏にとって遥くんは「運命の番」なので、一般的な抑制剤は効かず、会えば発情してしまいます。
千夏は、遥くんの側にいたい気持ちと発情を抑えるために、抑制剤の過剰摂取を続けていました。
一方、遥くんは千夏が抑制剤の過剰摂取で倒れてしまったことから、千夏から離れる決断をします。
この作品の良いところは、千夏と遥くんのお互いを思いやる気持ちだと思います。
それは「運命の番」であるとともに、純粋なラブストーリーでもあります。
千夏も遥くんも出会ったときから、お互いだけを思い続け、再会するのに11年も待ちます。
あの可愛かった遥くんは、イケメンになっていた!
しかも、考え方もしっかりしていて、大人になったんだな~。
親戚の子の成長を見守っているようで感無量(笑)
脇キャラもみんないい人です。
千夏のご両親はママがイケイケですが、パパは温厚そうです。
遥くんのママはシングルマザーですが、2人のことを認めて見守ってくれます。
千夏の同級生で生徒会の萩原兄妹と後輩の来栖くんも良き協力者です。
千夏の会社後輩の山崎くんは想いを伝える前に失恋してしまいました(涙)
描き下ろし『後日談:初めての夏』
塾でバイトを始めた遥くんは、千夏と旅行にいく約束をしています。
千夏と過ごす初めての夏…バイトもお休みを取り、とても楽しみにしていましたが…。
個人的には、
千夏と就職先(神宮寺グループ!)も同じ萩原妹(Ω)の婚約者は誰なのか?
あと、萩原兄はどこに就職したのか?
すごく気になります(笑)
市梨先生の綺麗な絵と見やすいコマ割りで、最後まで飽きずに楽しめます。
Hシーンはエロいのですが、気持ちが溢れてしまう2人が可愛いです。
「運命の番」は、どんなに離れていても、ずっと会っていなくても、絶対に結ばれるんだなと思わされる作品です。
「ショタ」が地雷の方も、オメガバースが苦手な方も、ぜひ一度ご覧ください。
初めてこの作品で市梨先生の作品を読みましたがすごい!
ショタ好き、年下攻め好きには絶対見て欲しい作品です。
番外編でその後の話を掲載している同人誌があるので通販で購入することもオススメします!
オメガバース作品なので発情するシーンもあるのですが番が小学生なのでセックスして欲しいと頼むことも出来ず受けが1人で悶えるところなど読んでいて最高です!
最終ハッピーエンドですのでバッドエンドが無理な方も安心して読める作品となります。
一度読んで損の無い作品です。
実は私ショタもの苦手だったんですけど、(ショタのそういうシーンってなんかいけないことしてるような気がして)ショタ時点では何も起こってないのでショタ苦手な人でもこの作品は受け入れられると思います!!!
あとエロも少ないからそういうの苦手な人でも読めます!
ここからネタバレありの感想
日曜日のくだりの遥くん可愛い…ひたすら可愛い
高校生の遥くんはイケメンすぎてびっくり!千夏さんの後輩を牽制してるところは可愛かった!
千夏さんは遥くんしか見てないから、自分に向けられる好意に気づかないんでしょうね笑
後輩どんまい
オメガバースもショタも好きではないのですが、評価と絵に惹かれて購入。
自分はαと疑わなかった受が、小学生の攻に会い、発情して自分がΩだったと気づきます。
度重なるヒートに耐えようとして、抑制剤を飲むけど、だんだん効かなくなり、決められた数以上の薬を飲み病院に運ばれます。
その後、攻は自分といる事で受を苦しめるなら、離れる事を選びます。
なんだかんだんだんあって、攻が高校卒業と同時に受の所にいき、番になってハピエン。
話自体は好きですが、やっぱりBLにランドセル背負った子が出るのは無理。
年下攻は好きだけど、小学生×高校生は、してるシーンがなくても、どうしても受け入れられなかったです。(ごめんなさい)
個人的にはシリーズにして、会えない時の二人とか、同棲して、結婚して、子育てしてるとこまで見たかった。
オメガバの中では1番好きな作品です。
初めて表紙を見た時は、こんなに幼い子が受けを攻めるのか。とかなり衝撃でしたが、全然違いましたね笑
めっちゃ安心しました。
受けの人は生徒会長で、自分をアルファだと思い、生きてきた。
しかし、攻めの子の登場で、いきなり発情期が!
そのフェロモンは尋常ではなく、同じ生徒会メンバーの一人のβにも匂いが分かるほど。
攻めと一緒にいる時は思わず子供でも入れて欲しい。と思ってしまった受け。
危ないところで現れたβの姉(生徒会メンバーのΩ)
ナイス!!
その子のお母さんにも受けが悪い人ではないとわかってもらい。
しかし、これ以上近ずけたら危ないため、引っ越してしまった攻め。
攻めは高校生になったら迎えに行くと言った。
高校生になった攻め。
迎えに行く。
受けの家へ近ずいていく。
受けがいきなり発情した。
一緒にいた同僚に襲われそうなところを攻めが守る。
そのまま家へ帰り、SEX
最高でした。
タイトルに二重の意味があったりそういう意味なのね!ってなったりするのが大好きなので最高だった。
自分にとっては素晴らしい作品だったけど、他の人のレビューにある通りショタに欲情したり、エッチ自体は成長後なので好みが別れるが王道だとも思う。
生徒会のメンバーとか遥のお母さんもいい味だしてた。
遥も千夏も、ネタバレしすぎるのもあれだから言えないけどめっちゃ健気。
オメガバースという題材を上手く使えてて素晴らしい。
運命の番とか発情とか。
そもそもオメガバースが得意ではないのですが、食わず嫌いは良くないと思い、電子を購入。
ううーん、やはり好みではないですね。。
多分男性同士の背徳感とかダメなのにどうしても惹かれちゃう。。みたいな葛藤が好きなので、オメガバースだと当たり前前提なのが、合わないのだと思います。
運命の番だから、しかも会った瞬間に分かった、となってしまうと、それ以降展開のしようがない気がしてしまい。。
確かにお相手がまさかの小学生というのは一味違いましたが。
その辺りで若干の変態感はありますが、総じて純愛ラブストーリーでした。
よかったです!可愛かったです!
表紙の印象で重いシリアス系かと思ったらわりと明るめで可愛い話でビックリしました(笑)
絵がすごくキレイで見蕩れますね。特に表情が魅力的。受けが発情してるシーンがエロくてエロくて大興奮です。おそるべしオメガ(笑)
結ばれてからのラブラブセックスもよかったのですが個人的に受けが幼い攻めを想って抱かれたくて道具でオナニーするシーンがたまらなかったです。
衝動的で無我夢中な感じがエロエロでした...
受けはよく背景に花を背負ってましたがそれがとても良く似合う王子様系美人。
男前で気高いのがいいですね。
オメガと分かってからもその姿勢を崩さずにからかわれても容赦なく立ち向かう勇敢さ。
なのに発情してるときはトロトロでギャップが最高に萌えでした。
再会後はまだ30くらいなのにちょっと老けすぎてない?という感じはありましたが(笑)
そして攻めのショタですがとにかく可愛いです!
受けと会える日を無邪気に指折り数えたり純粋に受けを好きで憧れる姿がほんとに子供で健気で可愛いです。(なのに受けは抱かれたくて発情してて罪悪感を抱いてるという温度差がよかったです。)
そんな子供なのに受けのために大人になるまで会わないと決断する男気がかっこいい。これはいいイケショタ。
再会後の圧倒的スパダリアルファ様っぷりがよかったですね!想像以上のイケメンでした。
超エリートになること間違いなしなので社会人になってからの活躍がとても気になります!(笑)
全体的にちょっとあっさりしていて王道だなという印象です。正直評判がめちゃくちゃよかったのでちょっと期待しすぎていたところはありますね。
でもラブラブハッピーエンドで萌え萌え大満足でした!ぜひ続きが見たいです!
"児ポ"の文字がチラつきながら読みましたが、自分としてはギリギリアウトでした。小学生相手に欲情する描写が受け付けられなかった…
高校生になってからの遥(α 千夏の9歳年下)はかっこよくて、千夏(Ω)とのエッチも萌えただけに、前半のショタ絡みの嫌悪感が悔やまれる。
一方でストレートな運命の番の使い方はとても好きでした!運命の番って「この好きって気持ちは運命の番だから…?」みたいな使い方だったり、当て馬が絡んだりというのをよく見る気がします。この作品に関しては、その辺のやりとりまで増やすと煩雑になるので潔くてよかったです。
こちらのサイトの紹介記事で興味をもち、電子版を購入しました。
まず、とても面白かったです!オメガバースという世界観の中で、運命の番のアルファがだいぶ年下である、しかも出会った時は小学生アルファと高校生オメガ、という「おお、そうきたか」と目の付け所がすごかった。はるかのお母さんもいいキャラクターだし、千夏の同級生たちもみんな個性的。でも優しくて、千夏は周囲に愛されてるんだなあ、と感じられます。
成長したはるかと、千夏のラブラブっぷりは時間を埋めるように濃密でした。運命の番、を肯定的に受け入れて、明るくて楽しいストーリー。こういうオメガバース、わたしは大好きです。
大好き作品を再読しました!
レビューしてなかった様なので書かせてもらいます。
私の中のオメガバース・運命の番の№1作品です。
エロ自体は漫画の最後の方にしかないので、ぐっずぐずのショタ攻め(小学生攻め・内容はどうでもいいけどショタエロクレ勢)を期待してる人は残念に感じるかもしれません。
そういうの期待してるならBL作品じゃなく成人作品よみなさいよ~ぅwふふふ
この漫画はとりあえず清い?ショタ好き目線で見てください。
そうですねー、例えていうなら
無知きゅるるんDS×自覚してしまって抑えるのが物凄く大変なDK の純愛プラトニック(チューは1度あったなー)物語
からの~
スパダリ予備軍DD×デレデレアラサー の大人になってからの(玄関入って2秒で挿入的な)物語
のお話です。
受け攻め共に、どちらも可愛さMAXです。
たぶん、一般的なオメガバースの設定的に、発情?ヒート?で、お互いが運命の番だとわかる的な解釈が一般的なのかな?
けど、αとわかる前(精通・第二次性検査前?)に運命の番とわかるお話ってたぶんこれだけじゃないのかな?
私的にはBL全てがファンタジーですし、こういう生涯かけて貴方だけ!みたいの凄く好きです!
彼ら2人の物語、尊いと思いました。(会長時代の下半身事情も込みで!)
表紙だけ見ると下剋上とか、無理やり系を彷彿させるんですが、
そうではなく中身はひたすらラブラブ・切ない・甘いのカワイイお話でした。
ラブラブハッピーエンドで良かったです!
ただ他の方も言われているように、小学生攻めではなく、育ってからちゃんと攻めます(エロあり)。
倫理的におかしいと言われるかもしれませんが、自分はエロありの小学生攻めが見たかったなw
小学生なのにしっかりしていて、自分のせいで千夏がつらい思いをしてると気づいたら責任とれる年齢になるまでもう会わないと決意する男気があるはるか君。最高ですね。
あと千夏も、王子様らしい振る舞いや見かけによらず、めちゃくちゃ喧嘩強いってところが萌えポイント。
育ったはるか君が雄の顔しててどきっとしました。
かっこいい。
お話も可愛くて良かったのですが、キャラがとっても魅力的でした。
脇キャラまで素敵。
特に生徒会のβ弟とΩ姉が好きです。
カバー裏には高校生はるか×高校生千夏のパラレル話が載っていますのでそれも必見です。
オメガバースは苦手なのに高評価に釣られて読んでみました。苦手な要素がなくて良かったです。
まさかの運命の番が子供だったら!
途中までこのままはるかは子供のままなの?成長してくっつくよね?大丈夫だよね?とハラハラしながら読んでました。
オメガの千夏は自分がアルファだと思い込んで生きてきて17年、運命の番の子供はるかに出会い発情期を迎えやっと本当の自分の性を知ります。
それなりに悩みましたが変に卑屈になったり嘆いたり肉便器にならず、またお話も明るめのトーンで読みやすかったです。
千夏が理性で苦しみながらも自分を押さえたり、はるかが千夏の努力を素直に褒めてくれたり、千夏を苦しめたくなくて離れるけどお別れの手紙を書いたり。はるかも可愛くて聡明で素直で千夏が大好きで。
そして引っ越して行ったはるか。
高校を卒業してその足で千夏に会いにきます。
すっかり大きくイケメンになって。
毎日千夏の事を思って成長してきたんですね。
めでたく結ばれてからはめっちゃ盛ってますね。
お互いがお互いに焼きもちを焼いたり心配性なのが微笑ましかったです。
読んでみて良かったです。タイトルと表紙から切なくて悲しいお話なのかな?と思ったら面白くて楽しくキュンもある予想を裏切るいいお話でした。
評判が良いのは知っていましたが、オメガバースが苦手なので避けていました。
ですが、たまたまレンタル店にあったのでどんなもんかと思い読んでみると、なにこれ、面白すぎる!主要キャラみんなかっこよくて可愛くて!
ストーリーもきゅんきゅんしたり切なかったりスカッとしたり、タイトルはそういうことか、となったときは驚きました。
思わず購入してしまいました。手元に持っておきたくなります。
だめだめなオメガが差別され侮辱される系が大嫌いだったのですが、この作品は違います。こういう作品もあるのですね…好き。
発売当初から話題になっていた作品。
ようやく読んだけど、帯で『「b-boyオメガ―バース」看板作品』と謳われちゃうのにも「超」納得。
オメガバースは、このショタの為にあるといっても過言ではないッ!! と言える。
出会ってしまった運命の番が、まだオメガ性のことも知らない精通前の小学生男子だったら。
これって、αがずっと年下の小学生で、Ωが自分をαと信じていたハイスペック男子って所が一番のポイント。
オメガバースだからこそ、このどうしようもないねじれが描けるわけで、評判になるのも納得の1冊でした。
何度読んでも泣けてしまうと、やっぱり思います。市梨きみ先生は、兄弟、拉致監禁、そして、このショタ。現在また、禁断系をスタートさせたみたいで、目が離せない作家さんのひとりだと思います。
もっとも、ショタと言っても本作は、子供に反応して盛ってしまう、どうにもならないその体質を、理性で押し留めるという、とっても切ないストーリーです。ショタは犯されもしないし、傷つけられる事も無い。そして、何とか理性で踏み止まる千夏自体、まだ高校生で子供なのだ。自分のことをαだと信じて疑わず、優秀であろうと努力をしてきた千夏と、そんな千夏に憧れ、純粋に思慕する遙。高校生である千夏が、抑制剤の多量摂取によって昏倒してしまうシーンには涙しますが、やはり‼︎
高校を卒業した遙がめっちゃ男前になって、千夏を迎えに来る…以降が素敵過ぎて、大好きです。
特に、千夏さんの会社の後輩くんとのやり取りがいい。「はじめまして。千夏さんの彼氏です。」と、遙がムスッとしてからの、(ムスッとしていても可愛い!)後輩くんの『見せつけられてるっ』『牽制されてる‼︎』『いらん訂正をされた』が可笑しくて、可愛い!当て馬にすらならない後輩くん。運命の番いの前には何も介在出来ないのだよ。しかも急にコメディ感漂います。
前半が切なピリピリなので、後半のご褒美感とハッピー感が凄い。全然違う物語のようです。
『後日談 : 初めての夏』もいい。小学生の塾生に向かって、「千夏さんは先生のなので!お触り禁止‼︎」。ダサいと言われるメガネをかけてても、遙が可愛いのは変わらない。溺愛執着攻めに育った遙が頼もしく、これからもずっと一緒にあまあまな後日談が続くのだと確信させてくれます。
異色のオメガバースだとも思いますし、その設定をとても活かしているかとも思います。
扉絵でモブレっぽい絵があるんですが、あれは何でしょね?
せっかくなら、大人の遙と千夏さんのハッピーな絵にして頂きたかったです。
実はショタもオメガバースもあまり好きではありません。
ただ、表紙のあの表情が堪らなく好みでいつか読みたいと思っていました。
結果、大当たり!!
オメガバースなのに暗くない。ちょいちょいギャグが入りテンポも良く読みやすい。
そして何よりひたすらかわいい!!!
こんな斬新なオメガバースがあったなんて。私はまだまだ勉強不足でした。
勉強も出来、スポーツ万能、みんなの憧れの的であった生徒会長千夏。
ある日不良に絡まれていた小学生を助けた時から運命の歯車が狂い出します。
小学生はるかに出会った瞬間ヒートを起こしてしまい、
今まで自分はαだと信じて生きてきたのに実はΩだったことが発覚。
さらに運命の番がまさかの小学生!!
この2人出会うのがあまりにも早すぎた。
性教育もまだちゃんと受けていない子供相手に絶対手を出してはいけないと苦悩しつつも、はるかに会うともう抑制剤が効かない程ヒートしてしまう千夏。
無邪気に千夏に接してくるはるかのかわいさも尋常ではないのですが、小学生のはるかに抱いてほしいと心の中で切望し、苦悩する千夏もかわいくて仕方がない。完全に乙女の顔になっています。
これがオメガバースじゃなかったら、ショタ好きの危ないお兄さんになってしまうところを、「運命の番」という設定を生かし、本能的にどうしても求めてしまう切なさを見事に表現した所が本当に斬新だと思いました。
更に、Ωはだいたい劣等感が強く虐げられていることが多いのですが、千夏は実は努力の人なので、自分に対してしっかりとした自信を持っており、不良に絡まれても素手でボコボコに打ちのめしてしまう。凛とした態度は崩さない。はるかに認めてもらえたことでより強くなっていく。そこにも好感が持てました。
しかし運命は残酷です。
はるかに会う度千夏の抑制剤の量は増えていき、酷い副作用に苦しんだ結果倒れてしまいます。
一方、ようやくオメガバースの仕組みを教えてもらったはるかは、千夏を苦しめたくない、大人になるまで千夏とは合わないと遠くへ引っ越すことに。
はるかが運命の番でなければきっと離れる必要はなかった。でもはるかが運命の番でなければそもそも2人は出会うことすらなかった。
矛盾する思いに苦しむ千夏が本当に切なかったです。
時は流れ11年後。高校を卒業したはるかは千夏の元へ。
会えない間ずっとお互いを思い合っていた2人。なんてすごい純愛なんだろう。
初めてのHも11年分の思いが溢れ出して、とっても濃く、激しかったです。
最後の描き下ろしもラブラブで素敵でした。
会えなかった11年分これからの2人が幸せでありますように、そう願わずにはいられない。
オメガバースが苦手な方にもおススメしたい、読むと幸せな気持ちになれる一冊でした。
ショタときいていたので、はらだ先生のにいちゃんのように、背徳的で犯罪的なヤバイお話しかと思っていました。
しかし、読んでみたら思ってたよりも健全で切ないお話しに萌えるといった感じです。
冷静なオメガの受けが、攻めにあった途端にフェロモンをまき散らすのは萌えました。
受けのオメガが17才の時に9才年下だから8才かー。
小学校2年生に手を出したら犯罪ですよね。
薬の過剰摂取で倒れてしまいましたが、受けもよく我慢しました。
そして切ない別れ。しかも11年も。
普通あの年齢で別れて、まず11年も気持ちを覚えてないのが当たり前だけど、運命の番とかになると、覚えてるのが納得な感じになりました。
可愛いショタだったアルファがオメガの受けよりデカくイケメンになってるあたり、アルファのお約束って感じです。
運命の番なので、11年の焦らせエッチは当然エロかったです。
高校卒業した攻めが受けを狙ってきた会社の人に、独占欲強くてしてイチャイチャを見せつけたりして、成長した攻めと受け2人に萌えました。
表紙裏の2人が近い年齢だったらバージョンも、痴話喧嘩してて笑えました。
痴話喧嘩の後は、絶対仲直りHしてますね。
最初、表紙がエロく、ショタ向けのものだと
あまり期待してはいなかったのです。
(ショタは趣味ではないので…)
だがしかし!読み進めていくと、
なんて切ない…
出会うのが早すぎたLOVEストーリー
小学生のはるか(アルファ)は、
小さいながら、自分が側にいては
高校生の千夏(オメガ)を薬づけにしてしまう…
(オメガ特有の抑制ピル)
それではいけないと感じ、
相手の体の事を考えて、好きなのに別れを決意する小学生。
それ以降、11年間…ずっと忘れずに好きでいて
大人になって会いに行く…
この内容…もう、涙、涙、涙
オメガバースよ、ありがとう。
オメガバースは別に嫌いではないです、むしろ好きです。しかし私の好みの問題で、小学生相手に欲情してしまうという点がどうしても受け入れられなくて最後まではしっかりと読んだのですが、やはり読んでいるあいだもそのことが頭の中でフラッシュバックしてしまい読み終わったあとの後味が悪かったです。
年の差は苦手ではないのですが、どちらかが小学生で色恋が進むというものが少し苦手なので、少ししか描かれてませんがそれでも私には合いませんでした。
ちなみに小学生がノンケの高校生に「大人になったら恋人になってほしい」と告白をし、高校生は冗談だろと思い承諾をするシーンのある作品があるのですが、そのような「オメガバースではなく片方がノンケで過去シーンが極めて少ない」場合は全然大丈夫でしたので、やはり個人の趣味によります。
設定はなかなか面白いなと思ったので気になる方は読んで見るべきだと思います。
初読み作家さん。BLアワードのフェアで購入。
てっきりショタ攻め描写ありだと思っていたので、ランキングも高いし攻めてるな~と思っていたのですが、私の思った方向性と違いました。
これは私の勝手な勘違い&思い込みで読んだのが悪いですが・・・期待してた分のがっくり度が(;・∀・)
ですよね~、書店員1位でコミックでも上位とかのランキングこんな高くってショタ攻め描写読めるわけないですよね・・・( ;∀;)
作品自体はエロ描写はあるけど、ピュアで、受も理性を働かせていたのでショタが苦手な方にも問題ないかなと。
運命の番だけど、二人が一途に大人になるまでお互いの為に我慢するというのはピュアだと思うのですが、その我慢して離れていた10年以上の期間が気になりました。
お母さんを通じてなんらかのやり取りはあったかもなのですが、思いを持ち続けてる間の苦悩とかも読めたら更に良かったな~と。
評価に関しては、私がショタ攻のシチュを期待してたから思ってたのと違ったな~という感じでした。
成長しちゃって普通だったので・・・
ショタ好きには肩身が狭い時代です(;・∀・)
私も見事にはまってしまいました。おもしろかったです。
オメガバースには抵抗あるほうで、もっと登場人物たち運命に抗えよ!!とか思ってしまいます。(オメガバースがそういう運命の二人という設定なので、身もフタもない文句なのですが)「そういう運命」がなんか明治の古臭いの恋愛みたいで、何かに縛られるなんて、つまらないとか、思っていました。
目と目があってすぐにカップルになるのも、恋に落ちるきっかけネタを知る楽しみを奪われたようで、(そこが各作者様の力量拝見という気がして)損した感じがしていました。
相手を小学生設定にする、という基本的わかりやすい設定でも、ストーリー展開で前半特にぐいぐいよませてよかった。なんかキャラクターは超魅力的、もちろんカワイイ、そしてしっかり者。キャラクター二人の好感もてるさっぱりした性格がよかったのかな。
自分のアルファオメガを隠さず生きてるとか、攻めが成長するまでちゃんと待つというのはオメガバースの運命に抗って?生きてるから良かったのかな、と思いました。
市梨きみさんはお初の漫画家さんでしたが、とても綺麗な表紙に心が踊りました〜。
あらすじでオメガバース作品だということを認識していたので、もしかして重めかも?と覚悟していたのですが、読み終えてみれば読む前の想像よりもライトな感じだったなというのが感想です。
しかしながら、ライトだからこそテンポよく楽しく読めたのかなとも思います^^!
評価は『萌』ですが、続きがあれば是非読みたいし、続編が出たらまた1巻に戻って2人の最初の出会いから読み返したいなと思う作品でした。
※追記
最初にあげたレビューを修正して、再投稿しました。
純情で真っ直ぐで温かい。けれど、衝撃を受けたオメガバース作品。
運命の番である小学生のはるかに対する、自然でどうしようもない激情をはるかのために必死に抑え込む高校生の千夏さんが健気でいじらしくて愛しくて。ずっとαだと思ってきて突然Ωだったと知ったら、戸惑いも大きいだろうし、思い悩み塞ぎ込んでしまったり、逆に怒りをぶちまけたりしてしまいそうですが、千夏さんは周囲に恵まれていて、何よりはるかが千夏さん自身のことを肯定して認めて救ってくれた。運命の番なんて関係なく、はるかに恋をした。
はるかの傍にいるための覚悟はある意味狂気にも近かったですね。自分の身体なんてどうなってもいいと本気で思っていた。運命の番の引力はそれ程までに強いということを思い知らされました。そんな暴力的なまでに強く激しい欲求を必死に抑え込む姿はいじらしく、心配にもなりました。けれど、真っ直ぐはるかに向かっていく千夏さんは魅力的です。腕っぷしが強いところもいい。前向きなところもいい。かっこいい。美しい。そして、発情しているときはエロい。「この子どもに抱かれたい」という言葉が印象的。
高校を卒業するまで11年間も千夏さんのことをずっと想い続けたはるかも一途で健気で愛しくて。千夏さんのためにどうするのが良いのかを考えて行動する勇気と意志の強さがある。小学生なのに。かっこいい。けれど、可愛い。千夏さんがキュン死にしそうになる気持ちもわかる。
小学生の頃に千夏さんと出会ったはるかは、運命の番の引力を感じていませんでした。運命の番なんて関係なく、強くて優しくて綺麗な千夏さんに恋をした。そんな小学生の恋を11年間も忘れなかったなんて……。はるかの千夏さんを大好きだという想いの強さをひしひしと感じます。おまけにあんなにかっこよく成長しちゃって。外見とか能力とか中身だけじゃなく、生き様そのものがかっこいい!千夏さんのために、その大好きな千夏さんと離れる覚悟を決めて、大人になったら必ず迎えに行って千夏さんを守るから待っていてと約束をして、本当に迎えに行った。かっこいい。
千夏さんのために、お互いのために離れていた時間、取り戻せない時間はとても切ないですが、だからこその今の幸せな二人なのだと思うことにしています。再会してからやっと身体を繋げることを許された二人がエロいです。幸せでエロいです。好きです。
千夏さんとはるかの一途さ。相手を思い遣る気持ち。かっこいいです。素敵です。読み終えた後は幸せな気持ちに満たされ、幸せな二人の続きをもっと読みたくなります。
設定は重めかもしれませんが、読み終わった後に抱いた印象は結構軽く読めるオメガバースだなというものでした。ショタ攻めといってもきちんと行為に及ぶのは攻めが成長してからなので、そこまで犯罪臭のする内容でもありません。運命の番が幼い子供だった、という視点は新しいと思いますが、周りにもすぐ受け入れてもらえますし、そんなに深刻に悩んで悩んでという感じでもなかった気がします。設定の割にはギャグ要素も多いのであっさり読めてしまうところがいまいちハマりきれない部分になってしまいました。エロ重視の方は満足できる内容かと思います。
発売当初コミックを手にし、本当に好きすぎて最近電子版も購入しました。
二次創作でもオリジナルでもオメガバースは好んで読む方ではなかったんですが、市梨先生の綺麗な絵に表紙買いして恐る恐る読み進めました。
買って大正解。
千夏が強くて、イジメ、陵辱などの対象だった今までのオメガの認識を覆してくれて、こんなに爽やかな気分で読めるとは思ってもみませんでした。
歳の差、年下攻め、大きくなってからの年下の身長・体格・体力の逆転とわたしの好きな要素が詰まっていて、読み返すたび震えてます。
遥が初めて千夏の学校に来た時、千夏が空き教室で抱きしめているところは、覗き見してるようでイケナイものを見てる感覚で好きです。
千夏が常識のあるコで、欲に抗えない体に翻弄されながらも必死に打ち勝とうとするので辛いというより応援したくなります。
男らしい千夏が遥の前ではメスになってしまうギャップも可愛くて、ショタ遥が予想通りの好青年に成長したのに嫉妬剥き出しのまだまだ子どもなところがとても可愛い…
運命の番ではなかったら7歳の遥に惹かれ執着することはなかっただろうし、11年後に再会するまでに心変わりする可能性も充分あったと思うと、オメガバースだからあり得たお話だなと思いました。読まず嫌いしなくてよかったです。
会えなかった11年間、千夏に遥の成長を近くでみて欲しかったとそこはとても残念。のぞみさん(遥ママ)が画像とか頻繁に送ってたらいいなぁと…のぞみさんと千夏がずっとやりとりしてたのはジン…ときました。
あと。CD化してほしい!!切実!!遥はショタから大学生までひとりの声優さん(自分の中では決まってますが)で…ぜひ!!!
最高です。電子書籍とコミックどちらも持っています。
インタビューでお話しされてましたが、相手がショタであるがゆえに千夏が抱き返すシーンすら描けないのがもどかしい。
大人になった遥も魅力的だけど、なによりショタ遥の魅力がヤバイ。この作者さんはエロい気分にさせるショタがとってもお上手ですね。千夏にあてられた遥が「いいにおいがします…」とスリッて頬ずりしたシーンにとても興奮しました。
もしショタのまま繋がっていたら、どうなっていたんでしょうか。
本当に、本当に気になります。
オメガバースはどちらかというと苦手なのですが、設定が気になってサンプルの続きも気になって…ということで買ってみました!
結果買ってよかったです!!
はるかくんが可愛くて可愛くて可愛くて仕方ないです。そして自分をアルファだと信じ込んでいた千夏さんも可愛い!
可愛いながらも切なくて、けど最後はハッピーエンドで良かったです。胸がきゅんきゅんしました。
※以下ネタバレになります
はるかが高校を卒業して迎えにきてセッ…な展開になるのは先にネタバレを見てしまったので知っていました。それを知った時にはどうせショタならショタ攻めでやってほしかった…なんて思っていたのですが、実際読んでみるともう!成長はるかくんもめちゃめちゃ可愛いし萌えました!!再会できてよかったねえ…と涙ぐみました笑
可愛くて切なくておすすめです。千夏がオメガだけどできる人間でかっこよかったのもすごく良かったです!
『3分インスタントの沈黙』で大好きになった市梨先生のオメガバースもの。
読んで見て、3分インスタントと同じくらいお気に入りの作品になりました。
以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
主人公の受けは、生まれてこのかた17年間、自分がオメガだということに気づかぬまま育ちます。自分のことをアルファだとずっと思っていたのに、ある日運命の番に出会い発情して気づくというというところから、物語が始まります。オメガバースの作品は何冊か読んでいましたが、まさかこんなタイプが来るとは!とビックリしました。しかも、お相手のアルファがなんとまだランドセル背負ってる小さな男の子。精通もしていないし、受けをまだ運命の番だと認識できていません。でもって、危ないところを助けてもらった受けには懐くこと懐くこと。受けにとっちゃ、こんな小さな子供に抱かれたいなんて言えるわけもなく、生殺し状態です^^;
オメガバースの作品って、どうしてもオメガが無理矢理襲われたりという場面があったりしますが、この作品では襲われても負けない、身体も心も強くあろうとするオメガが描かれています。皆の前で堂々と、「アルファでもオメガでも、俺は俺だ」という台詞は本当にカッコいい!周りの人たちが心温かい人達だったいうのも、良かったです。
後、『3分インスタントの沈黙』でも感じたのですが、市梨先生の描く攻めが受けに懐いている姿が可愛すぎる!今回は攻めが幼いもんだから、もうキュンキュンしっぱなしでした。はぁ、可愛さって罪ですね〜最後は、攻めが大きくなって二人のラブラブなシーンも見れましたし、大満足です。
元々オメガバース自体にすこし抵抗があったのですが、いい意味で予測を越えた作品でした。ショタ攻めなの!?と読む前に不安がありましたが、攻めの幼いながらの男らしさや、受けの攻めに対する純粋さが大いに描かれていて、読んでいる内に作品に引き込まれていました。
オメガバースは今までΩの方が女々しいことが多くて苦手だったのですが、この作品のΩは志しある高校生でとても嬉しかったです。
相手が幼いからこその葛藤やすれ違いが読んでいて胸が締め付けられました。オメガバースが苦手な方でもショタ攻めが苦手な方も楽しめるのではないかなと思いました。
何らかの形でその後のお話が読みたいなと思いました。
こちらと他に2冊市梨先生の作品(3分、飼い殺し方)を同時購入しましたが、この作品が個人的に一番好きでした。
はるかもちかさんも自分より相手のことを思いやっているのがヒシヒシと伝わってくる、表紙とはイメージの違う純愛系。
オメガバースだからこその理性と本能の葛藤が描かれていて、オメガバースの良さを久しぶりに強く実感できる作品でした。
ふたりが幸せになってくれて本当に嬉しかった
市梨さん作品はpixivで追っていて、
投稿作の進撃の巨人パロ「おれのアルファ」が、
基本ショタ苦手にも関わらず、ショタオメガバもので
どストライクだった為、発売日に迷わず購入しました♡
王道α×Ω、運命の番が子ども(α)だったというストーリー。
ショタというのもあって、ここまでランキングに
ずっとい続けているとは思いませんでしたが、
人気がでるのも納得の画力!
とにかくいい意味で汁っぽいです♡笑
こんなに濡れるんだΩって!( ˙-˙ )と散々オメガバ本を
読んできましたが、トップクラスのびしょびしょ具合
これでαが子どもだから、犯罪になっちゃうから
できないとか、かわいそう…不憫萌えです…
子ども相手にしちゃうとなんとなく犯罪臭が漂う
ので敬遠しがちなのですが、犯罪にならないよう
受け(Ω)がとにかくがんばるのがいいのかな、と。
体壊すくらい抑制剤飲んで、がんばる
最後はハピエンだし、受けは美人だし
オメガバものにしては軽く読めて、しっかりエロいので
ショタが地雷でなければオススメできます♡
(ショタ軽く苦手なわたしも楽しめました♡)
オメガバースには惹かれないんですが、年下攻めが好きで、チビ攻め、受けよりも小さい攻めに萌えるので、友人から勧められ、お試し読みもした上で購入。
結論としては、じぶんのもえつぼからは外れていてざんねんでした。
それでも、オメガバースという設定をいかしたストーリーで悪くないし、そこそこ読めました。
さらに、じぶんはカースト的な階級萌えがないので、オメガバースは好きになれないのかも、とわかってきました。
絵柄はきれいで丁寧、上手だと思いましたが、少々描きくせがあり、特に垂れ目がちになると頭が弱そうに見える顔が好みではありませんでした。
お話が全体的に可愛らしく虐めや残虐的なシーンもないのでオメガバース初心者でも楽しめる作品。
ショタ攻めって、どうなんだろう……と不安と期待でいっぱいでしたが
後半の展開に人気の理由が頷けますね。感動しました。
エロシーンも濃厚で、とても良かったです。
ぜひ音声化してほしい作品です。
今まで読んだオメガバースものでは一番好きです。と言うのも、オメガバースに有りがちな苛めやレイプまがいの事がない上に、オメガだった千夏が喧嘩が強くて安心して読むことができるのです。
さらに、運命の番が出会った当時小学生と言うのも面白かったです。小学生相手にあれこれしちゃいそうになる欲望をなんとか抑える常識と優しさのある千夏がかっこ良かった。まぁ、実際はとろとろ、ハァハァ状態なんですが。
抑制薬を過剰摂取し過ぎて、倒れてしまった千夏を思って、大きくなるまで会わないと決めるはるか。運命の番に早く会いすぎたために一旦は離ればなれにならないといけないと言う切ない設定に涙がでました。
高校を卒業して千夏に会いに来たはるかが予想通りかっこよくなっていて、ショタはるかもいいけど、こっちもね♪と二度美味しい思いをさせていただけました。
1冊全て一つのカップルのお話です。
容姿端麗頭脳明晰王子様タイプの主人公(高校生)が自分の完璧さにずっとアルファだと思い込んでたら実はオメガで、しかも偶然出会った小学生が運命の番だったという歳の差カップルオメガバースです。
歳の差カップルとなると先の展開が読めてしまいますが(成長してエッチ編)そこは萌える王道なのでまったく問題なし。むしろ読み進めればラブいエッチが待っていると思うとウキウキで、小学生×高校生編の健全なお付き合い期間がもどかしく萌えも高まります。
欲を言えばもうすこし離れてるときのストーリーも欲しかった(しかもそこで厄介な当て馬登場して二人をかき回してほしかった)
この方のイラストはショタはもちろん、攻め受け共に赤面や照れ顔が可愛いし、男らしい感じはほぼなく、また今回はバース設定のわりに大きな波乱もないため、順調に「運命の番」とラブラブになるという可愛らしいBLでスラスラ読めると思います。
多少バース性で歳の差ゆえの苦労も挟みますが、末永くラブラブで子作りとか育児を頑張ってほしいと思えるカップルです。
絵が上手くて&評価も高かったので電子で購入。オメガバースは特別好きでもないけど、嫌いでもないです。
オメガバースの運命の番設定なので、ショタコンではありません。はるかが成長した物語中盤からはイケメン年下攻めが出来上がります。小学生はるか×千夏さんのシーンは切なさもありますが、千夏さんのおバカ具合に軽さを感じて◎。おバカなイケメン受けダイスキ。
はるかが幼い時をしっかりページ数を割いて書いているので、成長したはるか×千夏さんの展開にドキドキ!&モットヤレ!と感じます。
どちらかというと腐女子が好きそうな設定な王道ストーリーですが、絵・話の勢い・人物設定がお上手なので惹き込まれてグイグイよめました。
電子は白抜き修正でした。
アルファ×オメガというカップリングのオメガバースです。
そう書くとごく普通のカップリングのようですが、特異な点は、攻めが初登場時に小学生であるということ。
というわけで、小学生アルファ攻め×高校生オメガ受けです。
受けは、優秀さゆえにずっと自分がアルファだと思い込んでいた男子高校生。でもアルファなはずなのに、街で出会った運命のつがい@男子小学生(アルファ)によって突発的に発情が起こり、ええっ俺オメガだったの⁉︎ と青天の霹靂。
一方攻めは、まだ自分がアルファであることも知らず、オメガバース的な性教育も受けていないショタっ子。さらさら黒髪、お目目キラキラの美少年です。11年後に高校卒業なので、初登場時は7歳とかそこら。
7歳のショタっ子に一方的に欲情してしまい、パンツの中がじゅんじゅん濡れ濡れ状態の高校生がエロい。運命のつがいと出会ってしまって本能に抗えない、心はアルファなオメガ受け。顔を真っ赤にして目を潤ませてじゅわ〜。それまで自分がオメガだと知らなかったので、抑制剤を飲むという頭も働かず、発情したオメガのフェロモン撒き散らしまくり。
切ないトーンで描かれているけれど、よくよく考えればギャグっぽい、えろえろ楽しい作品でした。
7歳児の攻めですが、本式のエッチは攻めが高校を卒業してからですのでご安心を。
決して、決してショタコンではありません!むしろ現実世界においてどちらかというと、子供が苦手なほうなのですが、「3分○○の沈黙」といい、今作といい、市梨先生が描いた小学生男子が何故こんなにも可愛いのでしょう( ^ω^)新しい扉が開きそうでちょっと怖いww
主役の二人とも一途で健気で真っすぐなところがあって、不安要素は殆どなかったのですが、それにしても11年間は考えただけでも気が遠くなりそうなぐらい長い。
ホテルの窓から花火を眺めながら、来年花火を一緒に見る約束をする辺り、千夏さんがはるかの頭をぐしゃぐしゃしながら、たこやきでもリンゴ飴でも、「何でも買ってやるからな!」といかにも子供扱いするようなセリフを嬉しそうに話したり、電子特典ではぬいぐるみをはるかに着せて写真を撮りまくったり、11年前のショタはるかとの時間を取り戻そうとする。一方のはるかはというと、子供時代の自分に嫉妬する羽目に。何とも微笑ましい二人。もう何回読み返したのか覚えていないぐらい、ずっと眺めていたい一冊でした。
オメガバースものは初めて読みました(世界観は知っていましたが)、面白かったです。
オメガで、優秀でカッコよくて人気者な生徒会長の千夏。アルファ(無自覚)な小学生はるかに出会う事で発情期を迎えます。はるかはまだアルファやオメガなどの性を知らなくて、無邪気に純粋に千夏に憧れて慕うのですが、それは千夏にとっては嬉しくもありある種試練のようなもので…。
小学生のはるかがめちゃくちゃ可愛い!いい子だし、千夏さん大好きな様子が健気で無邪気で、癒されます。
受でオメガの千夏も、普段は優秀でカッコいい生徒会長なのに、はるかを前にすると本能に抗いながらもふにゃふにゃに欲情しちゃうところが可愛かった。
ネタバレですが、小学生のはるかに手は出さない千夏が、理性総動員で大人としてちゃんとしてて良かった。はるかのお母さんも出てきて、公認で会うというのも、きちんとしてて好感を持てます。そして何より主役の2人の周囲の人達が良い人だらけ。千夏の両親のキャラが面白かった笑
切ないところもありますが、ちゃんとハッピーエンドのお話です。はるかも千夏も本当に良い子なので、安心して読むことができました。
私にとって初めてのオメガバースです。
他のオメガバース作品に触れたことがなかったので楽しめるか不安でしたが、冒頭に教科書のような図解と丁寧な説明があったのでオメガバースの世界観にすんなり入ることができました(笑)
個人的に萌えたのは、ショタはるかのまんまるお目目の可愛さと、それに負けず劣らず可愛らしさを爆発させて発情していたΩの千夏さん。この2人が運命の番として抱きしめ会うシーンは純愛というか、遺伝子レベルの相性の良さを感じました。
この可愛いショタが攻め…るのか!?と最初はその発想に驚きましたが、実際のエロシーンはちゃんと大きくなって包容力のある大人な男性になってからだったので安心しました。ついでにすごい雄感のある攻めに育って文句なしです(笑)
千夏さんははるかに会うと大抵発情するのですが、その発情した顔のエロいことエロいこと。表面上はキレイでかっこいい男が顔ぐちゃぐちゃにして欲情するのが個人的に大好きなので、終始その繰り返しの千夏さんに萌えました…!
はるかは小学生ながらも男らしい決断力で千夏と11年間も離れ離れになることを決めます。その時「さよなら俺のアルファ」という千夏さんのモノローグがあり、それが自身を「オメガだ」と周囲に打ち明けたことと二重での意味なんだなぁと思うと、この本の題名にも納得でき、作者さんほんとうまいなぁと思いました。
読んでいるこちらまで欲情しそうになるほどエロい千夏さんの表情と、お互い本能的に求めあっていることが伝わる余裕のないエッチシーンが最大の魅力かなと感じました。
ただ、出会っていきなり運命だ!と本能で恋に落ちているようなので、じっくりじっくり恋の駆け引きをする、というような描写はなく、そこがオメガバースの魅力なのだとは思うのですが、個人的には少し残念でした。
あと余談ですが、千夏さんがΩだと発覚し、そのことを隠して生活していた際に、モブの男たちに言い寄られるシーンがあり、その時のモブの「どうせΩなんてαやβに股開くぐらいしか能がないんだからさ」というセリフに非常にぐらっときました。というのも、私自身が身分違いの恋だとか弊害のある重いBLが好みであったからです。そこにオメガバースの魅力があるのではないか?と自身の新しい可能性を感じました。
オメガバース初心者の私の率直な意見なので、変なことを述べている部分もあるかもしれませんが、今後もっとオメガバース作品に触れていきたいなと思える良い作品でした。オススメです!
ショタ好きですが、αがショタはな〜と思ってましたが、読んでみたら堪りません‼︎‼︎
心配していた事全て問題なかったです‼︎(子供に手出しするのは犯罪です!問題とか、2人は致してるのかとか!)
運命の相手がお子様というお話は初めてで、こんな事もあるんだなとドキドキハラハラキュンキュンして読みました。
ショタの可愛さも、Ωの発情期の色っぽさも、攻めの雄さもしっかり堪能でき、脇キャラの人柄の良さもあり、安心して楽しめる一冊でした♪
発売日に大量重版が決まったそうです。そんな事初めて聞きました。売ってるかどうか不安でしたがラスト2冊のところを買えました。
ショタ攻って言っても、そういう関係になるのは、はるかが大学生になってからです。ショタではなく年下攻めに華麗にクラスチェンジしているので、敬遠がちな方でも読んでみたら楽しいんじゃないかなと思います。
ただ、エロ表現がエロ全開すぎて私には若干ヒットしなかったシーンがいくつかあるんですが、他はヒットしまくりでした。
特に私はショタ属性はないはずなんですが、話の中で一番好きなのは、小学生はるかと千夏のもどかしい関係性のところで、ここは何度も読み返してしまいました。
他には、千夏が小学生はるかに勢いでプロポーズしてしまった時、はるかのお母さんが反対する理由がかわいかったし、好青年のはずの大学生はるかが山崎(千夏の事が好き)にだけ冷たい態度をとるギャップがあるところも良かったです。
真面目に良かったところは、はるかがありのままの千夏を誉めたことで、千夏のαコンプレックスが氷解したところです。あんなに「Ωなんて…」と思っていた千夏でしたが、人前でも堂々とΩと公言するようになりました。ここはすごく感激したし、運命の番の呼吸感の良さを感じたところでもあります。
設定では、Ωの千夏の家柄が良くて、αのはるかの家の方が中流家庭(父親が不明なので、血筋的には違うかも?)で素朴というところも何だか好きでした。努力して結果を得たΩと、素朴でカッコイイαって良いです(*´∀`*)
帯に書いてあったランキングですが、Amazonを見るともう何日間もBL部門で売上一位になっていて評価も満点がほとんどでした。ここのレビューではそんなでもないのかな。媒体によって読者の趣向って違うようですね。
もし、続きがあれば、はるかの通い夫姿が見れるのでしょうか?一番読みたいのは小学生はるかの時代だったりするんですけども…次回があったらまた読みたいです。
オメガバースをライトに読めるのに、当て馬にもちゃんとしたキャラクター性を感じるし、真面目なところに笑い所があったりで細かいところにも気を抜いてない感じが好きな作品でした。
『運命の相手が子供』という設定に、そうきたかー!となりました。
今迄読んできたオメガバースの運命の番が皆大人だったから、それが当たり前な先入観あったので。
9歳差なんですが大人だったら大した事ないのに、高校生と小学生にしたら大問題ですもんね…。
ショタ攻めとありましたが、実際致すのははるかが高校卒業後なのでホッとしました。当たり前ですが(笑)
それにしても、千夏の理性を抑える心が強くてあっぱれです。
キス(ぎりセーフ…?)をしてしまったとはいえ、犯罪者にならなくて良かったね、と(^^;;
はるかも千夏をこれ以上苦しめたくなく、千夏から離れる決断するのが小学生低学年とは思えない強さ。
それから11年…長いです。
でもその長い11年、あっという間に経ってました(笑)
はるかが成長した後の2人はラブラブです。
エロもエロいです。
ただ全編通して、千夏がずっと発情してた印象しか残らなかったような気がしました。
切ない設定でもあったんですけどね…。
とはいえ、面白い設定で楽しく読めたので萌2寄りな『萌』で。