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歪んだ双子とペット契約
ai to makoto
うーむ、表紙から分かりそうなものですが、さっくり言ってしまうと双子から愛されるオメガバースです(まとめすぎ)。
この双子が、イケメンでお金持ちでスパダリだったりするとよくある設定なわけですが、それに加えてちょっとゆがんでいるというのが独特です。
お金に困っているところ、体を買われたとわ(オメガ)。一夜だけでは終わらず、借金を返す代わりにしばらくセフレになる、という辺りの始まり方はいかにもな感じです。
しかし住み込んでみると、この双子の関係はどこかいびつで。。
双子でアルファとオメガである二人。お互いに愛し合っていて、しかし双子という宿命、許されない関係を打開しようと第三者のとわを使おうとする。。
結局は、絡みあっていた二人の関係をとわが解いてあげる、そんなお話でした。
出だしや、二人が悩んでいる理由の説得力が、ややうーんという感じです。
有名な作品だったので読んでみたいなぁと思いつつも、オメガバース、3P、近親相姦と個人的な地雷が多く・・・ずっと購入するかどうか悩んでいましたが、結果読んでよかったと思います。好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、ストーリーは王道です。満たされない穴を埋めるような関係性で、恋愛というよりお互いへの絆の要素が強く、BLに少女漫画要素を入れてほしくない私にとっては理想的なストーリー展開でした。
ただ、Hシーンはプレイ(道具など)特化型なので、ラブラブHに興奮するタイプの方(私もそうですが)は結構しんどいと思います。オメガバースの設定があるからこそ双子設定が生きていましたが、オメガバースに期待する番とのいちゃいちゃラブラブHはないです。
なので、BL的な萌要素があまりなかったという意味でこの評価にしました。ただ、物語としては斬新で魅力的だと思います!
これは個人の感じた印象ですが、(双子α×双子Ω)+黒髪Ωでした。
方程式のようになってしましまたが…(笑)
二人だけの世界で生きていた双子は、片方がΩで片方がα。
互いが絶対だし、何もかも一緒。見分けをつく人もいなく、それでいいと思っていた二人にある日、第三者である斗和が介入します。
イメージとしては某ホスト部の双子に近いです。
斗和は元彼に騙され500万の借金を負い、両親を小学生の頃に失っている…なんとも辛い境遇です。
そんな斗和を道端で買ったお金持ちの双子。
もちろん斗和も最初は判別できなかったのですが、三人で暮らしていくうちにだんだん知っていきたいと思うようになり、二人の違いを探します。
そんな斗和を好きになった二人…に思えたのですが、最後はそうでもなく…?
Ωの愛司はαの誠司に捨てられたくない一心で、斗和とくっつけようと画策しますが、そうではないと…。
結局、双子は互いを愛していて絶対無二、この双子は共依存です。
それでも斗和のことは好きだし、斗和を二人を好き。
そんな端から見たら少し歪な関係で収束。
描き下ろしは、その後のお話。
なんと誠司が見た目を変えたことにより、二人が固執していた”同じでないといけない”という思いが経ち切れたように感じました。
軽い軟禁?っぽいことはあったかもしれませんが、ヤンデレっぽさは見受けられませんでした。残念…。
あと私自身が”二人の関係がすでに確立していてそこに第三者が新たに介入し、三人で仲良く暮らす受け二人”パターンがあまり得意ではないため「中立」としました。
冒頭から誠司と愛司は"不思議な双子"という言葉が当てはまるような謎多き人たち。
お互いを求め合い、愛し合っているのに
ふと気持ちを取り繕うような素振りを見せてみたり…掴みどころがないなと思っていたけれど
斗和が間に入ることで少しずつその印象も変わっていきました。
途中、すれ違う双子たちにハラハラする場面もありましたが
でも斗和の存在が彼らを救って、お互い胸に燻っていた気持ちを吐き出せて本当に良かったなと思いました。
スッキリしたあとの3人の穏やかなやり取りを見ることが出来て嬉しかったし
斗和のにっこり笑顔に癒やされました。
双子や斗和の過去はツラいものでしたが、3人共が幸せそうなラストだったのがすごく良かったです。
タイトル通り主人公×双子の恋愛blです!
しかもこのお話、主人公と双子がいちゃこらするのはもちろん双子同士も愛し合ってるのが最大のポイント!!
不思議な内容ではありますが双子の悲しい過去を包み込む主人公や、自分の片割れを想う双子などが繊細に描かれており、ちゃんと感動します!
物語の最後は、どっちがどっちと付き合うとかはなくて3人幸せに、、って感じだったのでふわふわに終わる結末が嫌な方はあまりオススメしないです!
私は主人公×双子のカプより双子同士のカプが好きなので全然おけでした笑
3Pはあまり好んで読まないのですが、双子モノに興味があって読みました。
Ωの斗和が同じくΩである愛司と誠司の双子に拾われ、借金の500万の代わりに飼われる…という、BLには割とあるお話でした。
美しくて妖艶とも言うべき愛司と誠司がいいです。
個人的に双子という存在にミステリアスな魅力があると感じているので、この2人のような双子は性癖にグサグサきます。
森世先生の繊細なタッチがそれに相まって、すごく魅力的です。
うなじに噛み跡のあるΩの双子が実は…という展開は予想外で、その後の流れも意外性が良かったです。
誠司の罪悪感・責任、愛司の劣等感・不安などの心理描写が巧みで引き込まれました。
そこへ2人の関係と気持ちを理解しようとする斗和がからんでくる絶妙なバランスのトライアングル…。
オメガバース、3P、飼育とあまり好みでない設定なのにこんなに引き込まれるとは思いませんでした。
元カレに借金500万円を背負わされ途方に暮れていた斗和(Ω)のもとに、セレブな双子の誠司と愛司が「Ω同士なら安心だろ」と20万円で一晩、と声をかけてきます。
そして...借金返済のため、双子の「専属わんこ」となります。
しかし。双子がえっちしている現場を見てしまいます。「発情期」であり「番」でした。
Ω同士ではなく、誠司(α)×愛司(Ω)だったのです。
その後もペットとして双子と暮らしますが、双子は全く顔が同じで、見分けがつかず、"どっちでも一緒"という双子の言動に違和感を感じ始めます。そして斗和(Ω)は徐々に見分けることが出来るようになります...が、その違和感が徐々に膨らんでいきます。
双子×Ωの3Pかと思いきや、双子はα×Ωでちゃんと愛し合っている番です。そんな番×Ωなのです。3Pどこをとっても愛し合っているのです。
最高に素敵な純愛です。
……ここからはさらに完全なネタバレですが、書きたかったので…。
もともと兄弟として愛し合ってはいたものの、事故のような形で番になってしまったものですから、愛司(Ω)は劣等感に加えαに捨てられる恐怖を常に持っていたわけで、そんな中に斗和(Ω)が入ることで、愛司(Ω)はたとえ誠司(α)に捨てられようとも(そんなことは絶対にないでしょうけど…笑)1人でも自分を愛してくれる存在がいることになります。愛司(Ω)にとって本当に心の支えになるのでしょうね…。
もちろん双子は2人とも斗和(Ω)のことを愛していますが、斗和(Ω)がいることで、誠司(α)と愛司(Ω)も愛し合えます。なんて綺麗な3Pなんだろう…。オメガバースの良さをうまく生かしていて天才だなと感動しました……。
α×Ω×Ωによるオメガバース
この物語が伝えたかったことは、一体?
双子で番になってしまった誠司(α)と愛司(Ω)。
愛し合っているように見える双子ですが、2人は第三者である斗和(Ω)を飼うことに──。
双子は斗和を受け入れ、斗和は双子を受け入れ……
少しずつ変化していく、奇妙な三角関係の行方から目が離せませんでした。
今まで誰にも理解されなかった誠司と愛司。
その2人を理解しようと向き合う斗和によって、2人も今一度お互いと向き合っていきます。
無理やり番ってしまった愛司に負い目がある誠司、誠司を自由にしてあげたい反面手放せない愛司。
そこに斗和という存在が加わり、狭かった2人の世界が広がっていくのを感じました。
息が詰まりそうな2人の間に吹いた新しい風、それが斗和です。
一度壊して、また新しく作り直す……この作業にすごく意味があったように思います。
危ういバランスを保つことで、それぞれが自分らしくいられる関係……ここが絶妙!
誠司に新しい番を見つけようとした愛司は、本当は誠司の愛を確かめたかったんじゃないかと思います。
斗和もそうですが、やっぱりオメガバースにおけるΩの存在って切ないですね。
予想が次々と裏切られて面白かったーっ!
森世さんの作品は初読で、ずっと気になっていました。オメガバース作品でも代表格のひとつですよね。
単なる3P、オメガバース、双子(兄弟)、チャラチャラとキーワードとしてそれらを軽く取り上げる作品も多い中、テーマとしてではなくそれらを完ぺきに練りあげたこのお話は圧巻でした。
愛司と誠司の二人、見分けが付かないようで段々分かっていくけれどそこまで明確に分かりやすくは描かれていなくて、その謎解きの様な読み心地とその人の感情の波に押されてはぁ〜面白い…
ちゃんと一人一人の個性持った人間で、違うことを考え、人を思う気持ちがとてもドラマティックで、他の作品で出会った事のない感動でした。
三人それぞれ一人一人へ思う気持ちが直球で伝わってきて、最後にはとても切なくあたたかくなりました。
3P苦手というか嫌いで避けていたんですが友達に読め読め勧められで渋々購入しました
買って良かったとまではいかないけど読んで良かったです。
思っていたより読みやすかったし、最後いいなと思いました。
『運命の番』が愛し合う、オメガバースのテンプレでない所が好きです。
実は花が好きだったりする一面がある誠司とほぼ見た目通りの破天荒な愛司、
双子に愛されつつ借金も返済して何も問題無いのですが愛司は誠司の番。
ここで嫉妬で追い出すなら話は単純なのですが愛司も斗和が気に入ってる、誠司の番にするくらいに。
斗和は首を守り番は未遂に終わるのですが愛司は行方不明、とにかく複雑。
3人の未来を妄想しつつ幸せを祈りたい。
オメガバース物だったんですね。
途中までは双子がどちらがどっちか区別がつかず。
だんだん愛司の狂気ぽさに区別がつくようになりました。
悲しい過去ですね。仲の良い双子だったのに劣等感から抑制剤をすぐ返さずフェロモンに抗えず番になってしまって。あんな子供のうちでも発情期があるんですね。
そして親から双子を離れ離れにされそうになって、二人きりで生きてきて。
誠司の責任感や負い目もわかるし愛司の孤独感もわかる。でも愛し合ってるんだから腹を割って話し合えば良かったのに。
そのきっかけが斗和の存在だったんですね。
斗和だけが二人をありのまま認めてくれて。
斗和にも辛い過去や理不尽な借金とくずな元カレがいますが双子に会えてはからずも家族?彼氏?になれて一人ぼっちじゃなくなって良かったです。
双子と黒髪の男の子とが体からお互いをわかりあっていく物語です。
はじめから読むと、双子がどっちがどっちか分からなく読み流してしまうのですが、受けの子が「どっちだっけ」と聞くシーンがあり
よくありがちな最初から判別できます系が苦手な私には好感がわきました。
矢印の強さや重さがどれも等しく、そういった意味でのいざこざが起きませんし、いろいろな愛の形、誠実の形が丁寧に描かれていて、愛の過剰摂取で登場人物全員をどきどきさせたくなります。
最初からどっちがどっちかわかって読むとさらに物語を味わえ一石二鳥ではないでしょうか?
「ペット契約」のキャッチコピーに色んな意味でドキドキしつつ、先の読めない展開に惹き込まれ夢中で読み進めました。
基本3Pですがハードなプレイや残酷な描写は無いので、オメガバースが好きな方なら安心して楽しめると思います。
あっさりとした絵柄に加えコマ割りもスッキリしていて、漫画として個人的にとても読みやすいタイプでした。
また、登場人物の顔が大写しで描かれたコマでは、泣いたり笑ったりといった表情がリアルかつ繊細に描かれていて印象深かったです。斗和の柔和で屈託のない笑顔や、一見ミステリアスな千賀ツインズの意外にもめちゃくちゃ可愛い満面の笑み、感情の溢れた怒り顔・泣き顔など、どれも強く心に残るものでした。
両親を亡くして以来ずっと独りだった斗和と、悲しき種の性に翻弄され長らくふたりぼっちだった愛司&誠司。共通して孤独を抱えていたからこそ、お互いに心の隙間を埋め合って、三人揃って「恋人」あるいは「家族」といった温かい関係を築けたのかなぁと思います。
双子がお互いにきちんと向き合って本音をぶつける場面では、斗和がこの双子と出会ってくれて本当に良かった…!と心の底から感動しました。
読み始めた当初のイメージとは真逆で、恋愛だけではなく家族愛や兄弟愛も含んだ深い「愛情」が純粋に描かれていました。
読み終えたとき、温かく優しい気持ちになれる作品です。
キャラ設定の斬新さにとにかく驚き、魅了された1冊でした。『ロマンティック上等』で森世先生とオメガバースの相性が良いことは知っていましたが、この作品で更にオメガバースの可能性を広げ、森世先生の脚本力の高さを改めて知らしめることになったのではないでしょうか。
攻め受けが2人であればベクトルは2つしかありませんが、3Pものとなると6つにも増えてしまうので、本来受け1人を愛でたい派の私には結構ハードルが高いんですよね。ですがこの作品では双子に拾われる斗和も、拾う愛司も、どちらのΩも本当に魅力的で可愛かったです。唯一αである誠司でさえも斗和に諭されるシーンなどもあって、いい意味で完全無欠のキャラではなかったので、何でもでき余裕のあるαと、αに頼りきりのΩという典型を崩していたと思います。そして、Ωの相手を攻める時は双子はどちらもやはり雄らしくて魅力的なんです。特に愛司が、同じΩであっても斗和を好きだというのが堪らなかったです。
たった1人でいいから、自分たちのことを理解してくれる人が欲しいという双子の気持ちには痛いほど共感しました。どんなに虚勢を張って自分たち以外何もいらないと決意しても、1人でも第三者に認めてもらって救われたい、安堵したいという気持ちはなくならないですよね。双子が斗和を拾って本当に良かったなぁと思いました。また、斗和の方も可愛がりたいからとか好きな人だからとかではなくて、家族だから一緒にいたいと思ってくれる双子に出会えて本当に幸せだなぁと思いました。読み終わった後、自分も幸せな気分になれる、そんな作品でした。
森世さんのオメガバース作品2作目ということですが、1作目のロマティック上等にも通じるところがあるのですが、αとΩがヒートで‥‥‥!みたいなよくある想像に容易いストーリーではなく、一筋縄で行かない読み手の想像を軽く裏切ってくれるストーリーです。
そして何より登場人物が美形です。ずっと見てられます!
何回読んでも飽きない、たくさん読み返していくうちに登場人物の気持ちを理解していける感じを感じるので、大変にお得です!
オメガバースの、Ωってだけで虐げられるカースト設定も、フェロモンに支配されたαとΩが気持ちと関係無く”運命の番だ”って盛り上がるストーリーも、もう飽き飽きしてます!
そんななか、設定を取入れつつ、意外なストーリーを読ませてくれたのがこの作品!
あぁ、私はオメガバースじゃなくて、気持ちがこもってない設定だけ追ったストーリーにウンザリしてただけで、おもしろい話にはまだこんなに惹きつけられる。
元カレに騙されて借金背負ったΩの十和が、ソックリなセレブ双子(愛司と誠司)に拾われる不思議な始まり。
でも十和がピンチの時に、愛司は「家族の一員だ」と助けてくれた。
親を亡くしてから一人だった十和に居場所ができる、十和の物語だと思って読んでました。
でも違う、この話の主人公は双子の愛司、そして誠司、十和、それぞれの物語。
愛司と誠司、小さい頃は何でも分け合える子供だったのに、成長すると、愛司は社交的だから人気があって、誠司はαだから特別に見てもらえる。同じだった二人は違う二人になった。
そして抑制剤を隠され、発情期になったΩの愛司の首を誠司は噛んでしまい、二人は双子なのに番に。親は愛司だけを切り捨てようとしたけれど、抑制剤を隠されたことを知っていたのにすぐに対応せず、愛司の首を噛んでしまった誠司は二人で生きていくことを決める。
同じ髪型、ソックリな外見で、子供の頃のように区別がなく見えるのに、
Ωの愛司には、もうαの番・誠司しかいない、嫌でも誠司に依存するしかない。
誠司も負い目があるから、愛司がΩのペットを拾ってきても受け入れて、愛司の希望を叶えてきた。
二人ともお互いのことが好きだから一緒にいたのに、その大事な理由を見失ってる…
それと二人は二人だけで良いとシニカルに構えてるけど、やっぱり双子で番なのは異常だってわかっていて、でも自分ではどうしようもできないから、誰かの目を通して”異常だ”って確認したがってる。
そして、それと同じくらい自分達以外の誰かに、自分のことをわかって欲しいと切望してる。
そんな二人にとって、愛司と誠司を見分け、普通じゃないことより、好きだって気持ちを見ようとする十和はまさに”救い”!
十和だから、依存と負い目で繋がっていた双子に、”好きだから一緒にいる”って気持ちを思い出させて、お互いにそれをわからせることができたんだと思う。
愛司が暴走しなきゃならなかった理由、暴走する決心をくれた十和の理解、誠司の告白、十和はナチュラルになんてすごいことをやり遂げたことか!
双子で番の愛司と誠司、二人は二人で愛し合いつつ、十和を取り合ってるテイなのが楽しそう。そしてそれを受入れ、十和にも居場所ができた。
なんてパーフェクトなトライアングル!
オメガバースでこんなにも惹きつけられる話が読めるなんて、脱帽です。
三人とも可愛かったです…!!一言では感想を言えない感じで、オメガバース独特の辛さがあってよかったです…。初めて読んだときは、最後までよみたい気持ちでさらさら読んでたら、最後の最後まで双子の区別がつかなくて大変でした(笑)
もともとオメガバースが好きで、オメガの苦しみとか番になれないαとΩとか、βが番になれない辛さとかが大好きなのですが、この本は結構私の好みを網羅してくださいました!!
森世さんはオメガバースものをたくさん出していらっしゃいますし、これからも応援していこうと思いました。
オメガバースでした。
最近ではオメガバースも色々なパターンがあって、そのものに抵抗は無くなってきましたし、こういう番パターンもありなんだ!と新鮮でした。
双子の生い立ちがわかるまでは単なる変わった双子にしか見えなかったのに、そんな悲しい過去があったなんて!愛司の焦ったときのSっ気は、相当怖くて、痛いのが苦手な人にはお薦めできませんがそれを乗り越えて読み進めていくと、二人の生い立ちや絆なんかが描かれているのでなんとかそこまで頑張ってほしいところです。
実は斗和も相当辛い身の上なのに、双子の話に圧倒されて忘れてました。何気ない日常に幸せを感じてそれだけで周りのことも思いやれる斗和がいたからこそ双子もより一層絆が深まったし、いつまでも三人でいてほしいな。
3Pと言えば、一人の受けが、タイプが全く違う魅力的な二人の攻めに求められて…(私としては攻め二人の間にも恋心があると更に萌えるのですが)というのが王道の黄金パターンだと考えていたのですが、おおっ、双子攻めという手があったか~とウキウキしながら読みました!
美人の双子の番という禁忌さだけでもかなり萌えるのに、辛い過去を持ちながら可愛いペットのような斗和が、愛司と誠司の間にある恋愛感情を否定することなく、そっくりな二人に翻弄されながらも一人一人を理解しようとし、愛していく過程にきゅんときました。
相手を想うあまり臆病になったり、罪悪感にとらわれて本当の気持ちをきちんと伝えきれていなかった不器用な二人が、斗和を挟んで恋のライバルにまで発展するほど気持ちがピッタリ重なったんだなぁ~としみじみしつつ、やってることの子どもっぽさに可愛くて笑ってしまいました。
3Pもおいしかったですが、斗和をどんな風にトロトロにしてくれるのか愛司と誠司の絡みの違いも、うう〰️っ、見たかったなぁ〰️(切望)
森世さんのオメガバース2冊目は、1冊目(ロマンティック上等)とはまた全然違うタイプのお話ながら、これもとても面白かったです!
オメガバース設定はエッセンス的に上手く活かされていましたが、それがストーリーのメインにはなっていないので、あまり得意じゃないって方にも読みやすいのではないかと思います。
発情の描写は控えめですし、妊娠も出産もないです。
△ならではの関係性がもたらす面白味をめいっぱい堪能できるストーリーでした。
双子の〔愛司〕と〔誠司〕の関係は、見た目をそっくりにして、四六時中一緒にいて、双子ならではの一心同体という感じなのですが、そうしていることにはある理由が潜んでいて……一見仲良しに見える愛司と誠司の関係は、蓋を開ければ双子ゆえの雁字搦め。
個を殺して、一心同体でいなきゃいけないって呪いに囚われている2人。
そこに異分子の〔斗和〕が混ざることで、【双子ちゃんたち2人で1人×斗和】から次第に【みんなが1対1】に変化していく過程が描かれています。
3人の関係がとにかく絶妙なんです!
この三角のかたち、文字じゃなくて図で描いて伝えたい感じなんですが、
一般的に多い「1辺繋がってなくない?」ってやつ(図で表すならこう「∧」)じゃなくて、3人全員が右向きと左向き両方の矢印で繋がっているような感じ(リサイクルマークの矢印が右回りと左回り両方向ある感じ)。
そしてその関係性の妙を作り出すのにオメガバース要素が上手く活かされてるところが巧い。
あと、3人全員に固定された感じの“攻めっぽさ”とか“受けっぽさ”がないところもバランスの良さを感じさせるのかもしれません。
斗和が双子に飼われている形なんだけど3人の精神的な関係性はいつも対等で、リバップルっぽいというか、3人できゃっきゃしてる感じは百合ップルっぽくもあって、だからこの絶妙なバランスが成り立つのね!っていう説得力に繋がっている気がします。
やー、面白かった\(^o^)/
かなりナイスな三角関係モノでした!
三角関係好きさんに全力でおすすめしたい!!!
面白かった(●´Д`人´Д`●)いやこれ好き。
顔も声も仕草もそっくりな双子に出会った受。
なんとかして大金を手に入れなければいけないさなか、
なんとそのお金を肩代わりする代わりに双子に飼われることに。
一緒に生活していくなかで見え隠れするはたからみれば
異様な部分。
そっくりだと思っていた双子の実はな違い。
オメガバース設定含めの起承転結がすごく面白かった。
森世さんの作品らしい病み部分もあり。
これはぜひその後も読みたいと思わず思わせてくれる作品でした。
どうまとめるのかと思いながら読めたのがワクワクで楽しかった。
良作です☆
元から森世先生の大ファンなのですが、この作品を読んで改めて好きだな〜と実感しました。
作品のテーマは、斗和と双子の愛司と誠司の歪な三角関係。私は三角関係や3Pなどあまり好きではなく、最初はこの作品を読むことを躊躇ってしまったのですが森世先生の作品だからと読んでみたら、、、、何度読み返しても足りないくらい好きになってしまいました。
主要人物は三人とも魅力的ですし、それぞれ人間らしく足掻く様子が感動的でした。
愛司と誠司も外見はそっくりな双子なのに、実はアルファとオメガということや過去にあった出来事のこともあり、心の底の根本的な部分やそれぞれの行動の動機が少し違う気がして。読んでいて何だかとても面白かったです。
特に、最後の部分で『あいとまこと』タイトルの意味が分かった気がしてうわぁ〜となりました。
斗和との出会いを通して愛を(再)発見出来た愛司と、過去のしがらみを乗り越えて今まで抑えてきた『誠』の自分を表に出すことが叶った誠司。そんな意味が込められたタイトルなのかな〜、と思います。
終わりはみんな仲良くハッピーエンドで終わったので嬉しかったです。愛司と誠司が内心を打ち明け、どこか吹っ切れた感じがするところも。今まで必死に愛司に似せてきた外見を変えた誠司も。
これからも三人で幸せに日常を送って行くんだろうな〜と勘ぐる事が出来る安心感が高い終わり方でした。(でも続編期待してますあと出来れば斗和と誠司にくっついて愛司には他の大事な人が出来てほしいです(ブツブツ))
二回読みました。さらに読むほど神評価になると思います。そのくらい深くて読むごとに発見がある作品だと感じます。
双子ものってファンタジーすぎて遠ざけていたんですが。。この作品は、なんなんだろう、オメガバースでファンタジー、双子ものでファンタジー、でもどこか人間臭さを感じる登場人物たちです。そんなとこが好きなポイントだと思います。
私は最後に誠司と愛司が愛を確かめ合った後が消化不良です。私の読み取り不足かもしれませんが、誠司と愛司は結局行き過ぎた家族愛ですよね?そこがふわっとしてて。最後斗和と3Pでもあればまた話はかわりますが。。うーん。。切に続編求む!です!
また何度か読んで、感想が変わると思いますのでその時は修正します。
私は双子モノは初めて読みましたが、双子好きには絶対オススメだと思います。
双子って、描く側からしたらめちゃくちゃ大変だと思うのですが…
誠司と愛司、パッと見、そっくりですが、つむじだったり、仕草が逆だったり、するわけですが、そんな二人が、お互いに左薬指に指輪をしているのが大変萌えました…
最初は、3Pじゃなくて双子同士の話がガッツリ読みたいかも…とか思っちゃったりしましたが、読んでみたら、話の展開的に斗和の存在がとても大きいので、結果的に、読み終えて、斗和がいて、お互いによかったね…と泣きそうになりました。
ただ、初め読み終えて、愛司は結局何で花が嫌いになったのか理由がちょっと消化不良気味に感じましたが、これは私の読みが甘いからかもしれません…
それでも、双子同士でも、α、Ωであるが故にお互いに運命を左右され、依存しあい、倒錯的な関係性になっていく過去も今も描かれていて…
めくるめく官能的な双子愛にゾクッとしました。
先生の違うオメガバースも読んでみたくなりました!
ただ、「奥にち○こして…」の台詞には思わず笑っちゃいました…
森世さんによるオメガバース、3Pです。
陣形は攻め2人に対して受けが1人。カップリングは双子である愛司(オメガ)と誠司(アルファ)×斗和(オメガ)という組み合わせ。
元彼の借金を負わされた受けが、もう身売りするしかない、という瀬戸際でセレブな双子に声をかけられたのが始まりです。
一晩だけのはずが気に入られ、ペットのように首輪をつけられて豪華なマンションで飼われることになるのですが、双子がかなり訳ありだったり病んでいたりで、いろんな展開が起こります。
受けのオメガ・斗和くんが、癖のある双子たちに気に入られるのも頷ける、とても良い子でした。自分の育ってきた環境がひどかったのにひねくれもせず、世間的には忌避されそうな双子たちの事情を知っても見る目を変えません。元彼に騙されて借金を負わされたのに、「好きだったから」と責めることもしない。(クソみたいな元彼に大変ムカつきましたが、受けの代わりに双子が怒ってくれたので良しとします)
そして攻めの双子。アルファとオメガの双子で、そのために歪んでしまった人たちです。まったく同じ顔、同じ髪型、同じピアスを開け、インナーワールドのような世界で2人いちゃいちゃしていましたが、そこに受けの存在が入ってきたことによってその世界が壊れ始めます。
ネタバレになりますのであまり詳しい内容については触れませんが、受けを好きになることによって双子たちの仲が壊れるだけではなく、受けの存在が2人をつなぎもするという展開がとても良かったです。双子のどちらかと受けがくっつくよりも、双子両方に可愛がられる受け、という3Pのほうが個人的に好みだというのもあります。
とても美しい、いろんな方向を向いた愛に満ちた世界でした。
既刊『ロマンティック上等』と並ぶ、オメガバースの名作でした。
スピンオフというほどではないですが、前作と世界観のつながった作品のようで、カバー下のおまけマンガに前作のとあるキャラが登場していました。
オメガバースで3P、そのうち2人は双子…背徳的な雰囲気たっぷりな今作ですが、すっごく良かったです。
以下、あらすじ無視なざっくりとした感想を。
誠司の子供らしい嫉妬が原因の1つでもあった、あの不幸な出来事。
それにより、以後ずっとお互いが負い目のような物を持つ事になります。
根底に愛情はあるけど、なんとも悲しかったです。
歪な2人を唯一理解してくれたのが愛情に飢えていた斗和。
斗和の存在が、凝り固まった2人を楽にさせたんですね…。
最終的に誰が誰とくっつくとかではなく、皆それぞれ愛しあって仲良く暮らします。
最初は見分けがつかない程そっくりだった2人なのに、誠司が見た目変えるんです!
髪型を変えピアスを外し、見分けバッチリ。
そんな心境の変化は、2人が楽になれた証みたいでホッとします。
表紙はなんだか怪しい雰囲気ですが、愛がいっぱいなお話でした。
あ、カバー下はロマンティック上等の某キャラが登場。
双子が幼稚園、某キャラは大人(?)で年齢差あります。
某キャラ、相変わらずでした…(^^;;
あんな大人になっちゃダメよ〜(笑)
森世さんの2冊目のオメガバースは3Pならぬ愛があふれる三角関係
初っ端の展開に Ωが3人?!と思いましたがそれぞれが家族愛に縁が薄いワケあり
オメガバース大好きなんですが、ほんとに良かったです
そして裏表紙にはあの人が・・・
クズな男が登場しがちな森世さん作品ですが、今作はいません。
愛し愛されたい、理解し理解されたい。
2人の間に加わった異分子により徐々に変わる関係。
3人3様の愛が交錯するみつどもえストーリーです(﹡´◡`﹡ )
最初の印象で双子攻め×Ω受けの2:1の関係と思いきや、1:1:1の関係でした。
(3Pを期待すると少し違うかも…?)
三角関係にオメガバース要素が加わって、新鮮な三角関係を見た気がします。
特に双子の関係が萌えでした!(∩´///`∩)
元彼の借金を背負い途方に暮れる受け。
いよいよ体を売らなければ…と考えを巡らせるとこと、セレブな双子に拾われます。
双子は首に噛み跡があり、同じΩだと言われ、安心して飼われることに…。
見た目も言動もそっくりで区別がつかない双子に戸惑いつつ、受けは個々を理解しようとします。
そんな中、双子の秘密を知り、平和だった3人の関係に歪みが生じてーーー。
受けは不憫な生い立ちで愛に飢えてます。
双子はとても優しくて、受けを家族だと大切にしてくれる。
初めての経験に心を綻ばせる受けが健気で可愛くてキュンキュン( ´͈ ᐜ `͈ )
なので受けも必死で双子を理解しようとする。
最初こそ見分けがつかない双子でしたが、よく見ると微妙に性格の違いが見えてきます。
受けが双子を完全に見分けられる様になった時、双子の片割れに変化が…。
実は双子はΩとαで、番同士でした。
そうきたか!(ФωФ)
とても仲のいい2人だけど、その内面は負い目があり…。
番システムはΩにとっては番のαが唯一なるけれど、
αにとっては唯一ではないんですね。何人でも番になれる。
子供の時に発情期に遭遇して首を噛んでしまったことにより番に…。
Ω兄はいつか自分が捨てられるかもという恐怖感と、自分に縛られるα弟に申し訳なさもあり。
α弟は、Ω兄に「自分は裏切らない」と信じて欲しくて言動も何もかも同一化させてて。
純粋な愛情も持ち合わせているけど、根底にある愛はちょっと違ってたのが新鮮でした。
最初何もかもソックリでベッタリ依存しあってる様に見えたのですが
受けが間に入り、気持ちを素直に言い合った後の変化が無理をしてなくてとても良かったです!
双子の間にあった愛情は形を変えたけれど、子供の時から支え合った気持ちに偽りはなく。
受けを交えながらなんだかんだと仲良く暮らしてる姿にジンワリしました(;///;)
面白かった…!!
表紙は首輪で鎖に繋がれてますが痛いシーンはないので大丈夫です♪
たっぷり愛されてますのでご安心を…v