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「ろくでもない」が「いとしい」になってから――。
yatamomo
モモの母親が登場しモモの過去が明らかになる2巻でした。
モモが小さい時に母親の彼氏から金を渡されて身体にイタズラされたり、複数の男から輪姦される描写があります。
かなり読む人を選びますので、ご注意下さい。
子供のモモが身体を売っている描写が受け入れられず本当に無理でした。
彼氏へ向けるべき怒りをモモに向ける母親が最低で、レイプされて16歳でモモを産んだからといって同情の余地はありません。
須田とモモの出会いから別れるまでの話も嫌な話でした。
二人の玩具プレイもですが、複数人にボコボコにされたモモを須田が首を絞めながら抱くところは痛々しくて見ていられなかったです。
DMMは白抜き修正でした。
正直1巻は、倫理観なしビッチももちゃんのはちゃめちゃストーリーみたいなイメージがあったのですが、(それはそれで何も考えず読めるので好き)2巻でももちゃんの過去の話とか、隣人の栗田との絡みでかなり人と人の繋がり、みたいなところにフォーカスされた感じがします。
モモちゃんの感情が溢れ出るシーンはうるっときました...
やたくんがそばにいてくれて本当に良かった...
須田の話も後半にあって、それはそれで須田視点のストーリーで面白かったです。
読み返しです。くりちゃんに嫉妬するモモ可愛かった!2巻で明かされた因縁のモモと母親の関係。
2人は親子という関係だったものの、モモが金を貰う代わりに自分の男と寝ていたことを知り、女としてのプライドを壊された母親はモモを妬んだ。だから、モモが痛い目を見た時も見て見ぬフリをしていた。モモは大人ぶって嫉妬なんて見苦しいと言っていたが、母親のことを愛していたし、男と寝た金で母親とのペアリングを買った。
まさかこうやって母親との関係が崩れていったとは...。母親のこともモモのことも憎めないんです。母親とモモの気持ちがすれ違っていくのが、見ていて苦しかったです。親からの愛を受けられなかったからこそ、愛されたかった。そんな気持ちがこみ上げてきて、初めてやたちゃんの前で号泣するモモを見て切なくなりました。
どしょっぱなから出てくる新キャラの栗田くん、彼がもういい子で可愛くて大活躍の2巻
全部にゆるゆるそうなモモくんがやきもち焼くシーンが見どころです
一巻でちょっと出てきた母親との確執が掘り下げられる巻なので少し暗いところはありますがモモには八田くんがいるので安心して読めます
モモくんは八田と出会えたからペットから人間になれたんだなと実感する2巻でした
あとショタモモ可愛すぎる
体売るショタは多分一部のフェチに刺さる
1巻を読んで、モモちゃんの破綻したあばずれぶりにビックリして、どうなるのか展開が気になって2巻と3巻を読むと、・・
2巻で、突然訪れた母から、16才でシングルマザーになった事情や母が憎しみをぶつけてきた事情を知ることになり、人が好いモモちゃんはそのまま「自分が悪い」と受け止めて凹んで、笑ってごまかすことができなくなって、八田さんがモモちゃんの気持ちを受け止めて、初めてモモちゃんが「寂しかった愛してほしかった」と、本当に欲しかったものを言葉に出せて泣く・・このシーンを読んだら感情移入してしまって、涙があふれて止まらなかった。可哀そうすぎる。
3巻で、栗田さんが登場した意義を知ります。栗田さんと八田さんの計らいでモモちゃん母子の確執が解ける切っ掛けが作れました。栗田さんはその後、モモちゃんの体験をネタにして作品を書いて受賞。ハッピーエンド。
ツマミ程度に、須田さんがホントは、モモちゃんをとても深く愛していたという話が付いていましたが、ヤタモモのモモの母絡みの登場人物の愛し方はみんな不器用で分かりにくい。
八田さんは動物好き=言わなくても気持ちを汲める人という設定だったんですね。
はらだ先生の作品は、幸せな結末で〆られているので好きです。はらだ先生の作品には、サイコなどんでん返しが有ったり、展開にびっくりする仕掛けが仕込まれていますが、「やたもも」は思い切り泣かせる落とし穴が仕込まれていました。この漫画はただのBL本じゃないわ。
もし、モモちゃんが母に似ず可愛らしくなかったら、八田さんは、モモちゃんを受け入れる事ができたのか?モモちゃんは運が良いと思う。愛される人柄と容姿に恵まれたキャラデザでよかったと思う。カワイイだけでも運が良い。
〖DMM電子書籍〗
修正:白抜き
カバー折り返し:なし
カバー下:あり
帯:なし
裏表紙:なし
備考:1巻は修正甘めだったのに2巻はがっつり白抜き・・・エロいのに変わりはないけど残念。
〖紙媒体〗
未読
八田ちゃんが良い男過ぎて涙。涙です‼︎
八田ちゃんに寄生しているだけでは駄目だと一人暮らしを始めたモモですが、
会えば抱き潰さんばかりに盛ってくるのは相変わらず。
毎度毎度、喘ぎ声が煩いと隣人から壁ドンされる始末。
文句を言う筈の隣人の栗田くんは、行き掛かりでモモたちに関わる事になる。
ロクな生き方をして来なかったモモにとって。彼は初めての友達になって行く。
この2巻では、モモと絶縁状態になっていた母親や、須田とモモの出逢いなど、
周りの人々を描いていくことで、モモの生い立ちや、彼の生き様、堕ちていくまでを浮き彫りにしていく。彼が、どんなに苦境に遭っても、ただその苦しみや辛さ、哀しみをヘラヘラと
可愛いその笑顔でかわして来たことが明らかになります。
誰にも甘えることが許されなかった。幼ない頃からそのやり切れない孤独を抱いて
生きていたモモが初めて。初めて、その思いを吐き出すシーンは号泣です。
それをただ、そのままに。抱きとめる八田ちゃん。
八田ちゃんが良い男過ぎて。涙。
そして、隣の部屋で聞いていて、自分の無力さに泣いている栗田くん。
『見ないふりしてた方が楽なのになー。』
栗田くんも心ある子なので。モモの為にとその一歩を踏み出す。
自分は部外者で、余計なことかもしれないけれど。それでも。
「見て見ぬフリなんて、できないんです!」
須田をして「母親がまたクズで。」と言わしめた、モモの母親の壮絶な生活。
高校生でレイプされた上、周囲に守られる事なく、家を出て、モモを一人で産み、
水商売をしながら、子供に手を出すような男に寄生して生きていた母親。
母親の男を寝取る事になってしまうモモ。
母子にとっては業としか言いようの無い、縁。それでも母子で。
モモが母親と会っても、互いに憎しみ合ってまともに会話出来ないことを知った
栗田くんは、八田ちゃんと共に、モモの母親の話を聞きにいく。
栗田くんがボイスレコーダーに録音したという、その会話を聞き終えて。
「女の話は長い」
たった一言だけ。そこにモモの気持ちの全てが込められているようで。
とても切なくて。やっぱり涙。
モモが八田ちゃんという恋人や、栗田くんという友達を得た事で、
失くしていた心を取り戻していく、そんな物語でもあると思いました。
辛いことも何もかも。気にしないフリして、期待しないで生きてきたモモが、
八田ちゃんと栗田くんが親しくしているのを我知らず嫉妬して、その初めての独占欲に
自分でドギマギしている様子も可愛いです。
巻末には、「やたもも」ならぬ、須田モモこと「すもも」。
須田が歪な執着で、ぶつけていたモモへの気持ち。モモを失ってから気付く愛情。
醜悪だったけれど、やはり愛情だったのだと、とてもやるせない気持ちになります。
いや、私は痛いの無理なんで、大嫌いですけどね。
須田もまた、哀しい。寂しい人なのだと、作者の優しい目線を感じられます。
2巻。
2巻では冒頭から八田xモモのHの声に悩まされる隣人の「栗田」が登場。
小説家志望で書店員の彼は常識人でちょっと気弱で、八田xモモに巻き込まれて友人?になります。
そして2巻のメインは、モモの過去。
ビッチになるような子の子供時代としてすぐ頭に浮かぶような、悲惨な過去です。
お母さんからの愛を失って、完全に決別。
だけど心ではいつも泣いていた…
類型的で陳腐ですらある設定だけど、モモの泣き顔に心つかまれるし、八田の深い理解と思いやり、愛情が感じられて、それなりに感動的。
そんな辛い過去があったけれど、今は八田がいて良かったね…と思いたいのに、巻末に須田が出てくる!
須田は須田でモモを愛してた。でも間違えたわけで。
でもまだ未練というか執着心があって。
須田の孤独がモモの生活を脅かすフラグが立った。いや〜な予感です。
やたももの2巻目ですね。
1巻目に引き続き、ヤッておりますよォ~♡
開始早々ですからねー。
モモの隣人のクリちゃんの気持ちも十分分かります。
そりゃあ、毎日何回もヤってたら流石にうるさいですよね~(^_^;
そして、そのクリちゃんもいい味出してます!真面目なメガネ君らしい立ち位置ですね。
そして、モモがクリちゃんと八田ちゃんに嫉妬!!
モモの八田ちゃんへの思いの成長具合が分かります!
今回のメインストーリーはモモの過去のお話だと思います。
八田ちゃんと向かい合い、抱きしめながらモモが辛かった過去の気持ちを吐露するシーンなんか、こちらまで泣けてきてきまいます…(泣)
モモだってなんの事情もなく、今のようになった訳ではないとは思っていましたが、こんなにも辛く切ない過去があったなんて。
能天気な性格は、辛さや惨めさを隠して自分をそんな酷い環境に慣れさせるため。八田ちゃんも言っていますが、そんなモモは強いです。。。
これを知ってから1巻を読み返すと、また違った風に感じました。
でもでも、そんな沈んだお話ばかりではなく、ちゃんとコメディらしい雰囲気も健在です!
やはり、やたももは1~3巻までの合体作ですね!
2巻です。やはりモモの過去のお話が。
モモの隣人の小説が笑える!でも八田ちゃんは面白いってちゃんと読んでくれて。そんな二人に焼きもちをやくモモ。初めての嫉妬。
八田ちゃんにいっぱい初めての感情を芽生えさせてもらって最後は素直に泣けました。
モモ母も望んで生んだ子じゃなくても可愛がってたのに、次々と彼氏がモモに手をだして憎んで売って見捨てて。負の連鎖が辛いです。
栗ちゃんと八田ちゃんが本当にいい人でモモ母の話を聞いてくれてモモもやっと本当の気持ちを吐き出せて八田にすがり付いて泣きます。八田ちゃんじゃなければ、八田ちゃんに出会えて本当に良かった。
モモ母も幸せになれそうで良かった。
すももでは須田とモモの出会いからのお話。
やっぱり須田もモモを愛していたんですね。モモと家政婦の扱いを間違えた、結局二人とも手に入らなかった。モモは須田の事を本当にパトロンとしか思ってなかったのにホッとします。
最後は妻に電話してたのかな?世間体だけの結婚のつもりのはずが去られて堪えてるんですね。
モモの辛い過去や身を売るしか生きる術がなく笑ってヘラヘラしてやり過ごすしかなかったのが悲しいです。でももう八田ちゃんがいるので大丈夫!
二人が出会えて本当に良かった。
1巻で少しだけ触れていたモモの過去のお話が詳しく描かれていました。とても暗くて予想以上に重かったのですが今回から新しく登場した隣人のくりちゃんや変わらず優しいやたちゃんのナイスフォローで最終的にはみんな許せてしまいました。(あ、お母さんの元カレは全員不幸になれ!と思いました)
モモと須田との出会いや須田目線でのモモへの気持ちが描かれていたサイドストーリーも1巻ではモモ目線だけだったので須田を見直すまでには至らないけど、彼なりの愛しかただったんだなと思うと少し可哀想な気もしました。
モモがやたちゃんの前で素直に泣いて我慢していたことを吐き出せたシーンは、くりちゃんの隣で聞き耳たててわんわん泣いてしまいました。そこからのいつの間にかやってることについての「やるんかい!」の突っ込みもくりちゃんと一緒になってしていましたね。
幼い頃から愛を切実に求めていたけれど与えられなかった、というキャラクターはBL界隈にたくさん存在すると思いますが、この描き方は非常に新鮮味を感じましたし、さすがははらだ先生です恐れ入りました。もうただただキャラクターの表情に込められた凄まじい熱量に圧倒されるばかりでした。モモという人格がどのように形成されるにいたったのか、本当に丁寧に描き上げられています。1巻でモモの魅力を十分に理解できなかった私ですが、2巻を読みこの世界観にどっぷり嵌まることとなりました。
冒頭はモモの部屋の隣に住む青年と八田モモが知り合い、3人でわいわいコメディを繰り広げたり八田とモモ両方に嫉妬の種が蒔かれたりと、1巻の延長上のような展開です。しかし、途中でモモの母親が登場する辺りから、これまでよりずっとディープな方向へ話が進みます。モモとの関係を清算したいという身勝手な母親と会い、売り言葉に買い言葉で告げられた、モモはレイプされて嫌々産んだ子だという事実。それを聞いてからのモモの表情の変化が秀逸でした。直後の無表情、帰ってからの普段通りに振る舞う表情、俯きがちの表情、そして堪えていた感情が溢れ出す表情。「にくしみはらんだツラでみてくるわけだ」という台詞には胸が抉られました。
産んだ子供の面倒を見ない親や虐待する親が許されるべきでないのは当然です。でも強姦されて中絶するお金もなく犯罪者の子供を産み、片親で必死に愛そうと育てていた息子に恋人の男が皆手を出してしまう状況に、母親に全く同情しなかったかといったら嘘になります。もちろん嫉妬も大いにあったでしょうが、モモをまともに育てられない不甲斐なさで自己嫌悪しているようにも感じました。モモの方は子供らしくゲームを買うお金をくれる人、父親代わりの愛をくれそうな人という存在を受け入れていただけだったんですね。気付いた時には母親に憎まれ見向きもされなくなっている。モモがなぜここまで諦観しているのかよく分かる回想でした。男の汚いモノを挿れられるのも嫌だった、という言葉でとてもビッチ受けというカテゴリには入れられない受けだと思いました。
モモと須田との関係も、モモの幼少期から須田目線で語られます。須田もまた寂しい人間。モモの気持ちを見誤ったことですべて失ってしまった須田がとても哀れに思いました。決して根っからの悪人ではなくて、きちんと人を愛することができる人なんですよね。幸せを願わずにはいられない背中でした。
2巻を通してモモの麻痺した感覚を溶かしてくれる八田ちゃんが本当にモモと出会ってくれて良かったと思いました。母親との関係、須田との関係がどう清算されるのかが今後の見所となりますね。
モモちゃんの過去と、隣人登場ではじめての感情が芽生えるおはなし。
モモちゃんは、昔から色々なことがあって、やりきれないことがあっても、笑って、笑って流してきてしまったから、自分は幸せだって思い込ませて。愛が足りなかったんです。人にあって当たり前の感情さえ欠落している。人間が歌う愛も怒りも、悲しみも、愛を受けてこそ無償で与えられるものなのに。
甘えたい 泣きたい 慰めてほしい
誰か 誰か
愛をくれ!
モモちゃんの本音なんです。でも、本当によかったなと思います。確かにろくでなしビッチかもしれないけれど、そのぶんたくさんのことをこらえてきたもの。それでも、愛をくれて、愛せる八田ちゃんに会えて、
幸せなんだな…
今回は声をあげて泣いてしまいました…発売当日購入して、ずっと考えていました。はらだ先生さすがの人間ドラマだと思います。
はらださんの作品でこんなに悲しい気持ちになるのは初めてです。BLというよりも悲しい物語…萌えを求めて購入したのですが、涙がぽろっと出てしまうお話、王道のBLが好きな人はちょっと無理かもしれませんが、ももの話として読めばとってもシンプルな親子愛が見えてくるお話でした。ちょっと萌え不足な時に読んだので中立にしてしまいましたがはらだ作品の新たな一面がみれたとっても素敵な作品でした。応募者全員サービスのプレゼント応募があるので締め切り日を忘れないようにしなきゃ!
モモの母親が登場し、モモの過去が 初めて明らかになるお話です。
今までのお話の流れから「過去に何かあったのだろうな……」とは思っていましたが、実際作品の中で描かれていたモモの幼少期は僕の想像を遥かに超えた悲惨なものでした。
愛を受けられなかった子供が歪んだ大人になってしまう、とても胸が痛みました。
この巻ではモモの隣に住む「栗ちゃん」が登場します。
栗ちゃんが八田ちゃんとはまた違ったタイプの良い人で……
モモが普通の暮らしを送れるように、過去と向き合えるようにサポートしてくれます。
ネタバレは避けたいので、あまり多くは語りませんが……
2人にはこれから先もモモを見守っていてあげてもらいたい、そんな思いでいっぱいになりました。
今回はももの隣人の栗ちゃんや、ももの母親が出てきたりと新しい展開で、ももの過去は辛すぎてかわいそうで、子供の時に一番愛されたい母親からの愛を受けられずに育ったももが荒れた生活をしていたのも納得です。
八田ちゃんと出会えてやっと普通の人らしい生活を送れるようになったももですが、愛に飢えていたのですね。
本当に面倒見の良い八田ちゃんに出会えていなかったら今でもすさんだ生活を送ってそう。
ももの隣人の栗ちゃんも、ももの友達になってくれて出会いは最悪だったけど、やっぱり栗ちゃんも良い人で、ももは新しい出会いで変わっていけたのだと思えました。
母親との再会にも八田ちゃんと栗ちゃんついてきてくれて、和解できないにしても会おうと思ったのは二人がいてくれたからかな。
ももの母親はひどいけど、こうして会いに来たのは多少の愛情はあったのかもしれない。須田とももの母親の過去の出会いの話もあり、辛いけどとにかく八田ちゃんいい奴すぎてずっとそばにいてあげて欲しいです。
待望の『やたもも』の2巻。2巻と3巻と同時発売でした。今回も表紙が可愛い!2巻ではやたちゃんのオカンぶりがいかんなく発揮されている絵柄だったように思います。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
1巻の終わりで、エチしているときに「ドン!」と壁を叩いてくる隣人がちょびっと出てきますが、2巻・3巻とこの隣人くんが重要なキーを握る人物でした。
壁をどんと叩くとか、ちょっとクレイジーな人だったらどうしようかなあと思いつつ読み始めましたが、この隣人・栗田くんがめっちゃいい人…。はらだ作品てあくの強い人が多い気がしますが、この栗田くんは掛け値なしの良い人でした。
ラノベの作家を目指しているという栗田くん。
ひょっとして当て馬か…?と思いきや、そんな展開にはならずほっと一安心。
やたちゃんと仲良くなって、モモがちょびっとやきもち焼くシーンが!
めちゃ可愛い。
というか、きっとモモ本人は「焼きもちを焼いている」という自覚はないんじゃなかろうか。
そういう、「人として」持っていて当然の感情がモモには欠落している。
それがなぜなのか。
それが少しずつ見えてくる巻でした。
モモのお母さんの登場によって。
モモがまだお母さんと暮らしていた時。
過去の回想がちょびっと出てきますが、これがまたなんというか胸が悪くなる。
個人的に「親に売られる子」が地雷なのでちょっと斜め読みしてしまったほど。さすがはらださんというべきか、そういう描写が容赦ない。
母親と再会し、彼女に告げられた事実に打ちのめされたモモ。
過去に出会ったことがあるクズたちに再会したときのモモ。
どんなに悲しいことがあっても、蓮っ葉な態度で自分の気持ちを出さないモモにに、やたちゃんがかける言葉が胸に刺さる。
子どもの頃、母親に愛してほしくて、でも満たされなかった過去。
抱え続けた孤独を満たしてくれる人に巡り合うことができなかったモモだけれど。
モモは、やたちゃんと出会えたことで、人として再生してるんだなと思って思わず泣けた。
終盤に「すもも」の過去編が。
雑誌で読んだことがありましたが、これを読むと須田ちゃんが可哀想で。彼もまた、不器用で、モモに囚われた男だったんだな。
2巻では「モモの母ちゃん」という爆弾が落とされたところまで。
続きが超絶に気になるところで終わっているので、2巻3巻とまとめて購入することをお勧めします。
私は、はらだ先生の作品の中でやたももが一番好きです!
だからこそ、発売は楽しみにしていたのですが、トラウマになりそうな描写があったら…と2日程あらぬ心配をしてました…汗
やっぱり発売日に購入すれば良かった!笑 今では思っています!
ビッチなももと、おかんな八田ちゃん、相変わらずの二人が見れてとても嬉しかったです!
ももはビッチで可哀想と悲壮感が出過ぎる事が無く、ギリギリのところで愛着が沸く微妙なバランス!
はらだ先生は凄いですT^T
気がついたら泣いてた、というくらいすーっと感動が胸いっぱいに広がりました。読む前は前巻のような、なんでも吹き飛ばしてくれるポジティブ!を予想していましたが、二巻では胸にぐっとくるお話になっていました。
ももが暗い過去を持っているというのは一巻でも分かっていましたが、その全容が明らかになります。その壮絶さには言葉を失いました。でも、それ以上に、ももはあえて明るく振る舞い強がって心を殺していたという事実が、なによりも心に残りました。それだけではなく、母親との過去も悲しく辛いもので、どっときました。だからこそ今のももなんだ、と思いました。
ここまでだと、まるで救いのないお話ですが大丈夫です。最終的にはハートフルです!上手く文章にできないのですが、本当に気がついたら泣いていました。これ泣く本だったんだ!?って後から気づきました。親子愛って?家族って?と考えさせられましたし、親子っていいな、と(3巻の内容も含めて)改めて思えました。
やたちゃんがももに温かい言葉をかけるシーンも本当に、胸が熱くなりました。やたちゃんにしかできないことですし、それによってももの心が氷解するのが、今までの全てが報われた気がして涙が止まりませんでした。
でも、(良い意味で)やっぱりハラダ先生でした。うわーって泣いたのですが、その後いきなり濡れ場突入で泣きながら笑ってました。楽しかったです。泣いて笑って楽しめる最高の一冊でした。
このシリーズに泣かされる日が来るとは思いませんでしたよ!!!
はらださんは今でこそ紙と電子をダブル買いしてしまうほど好きな作家様ですが、「やじるし」でドハマりするまでは「やたもも」の人気っぷりを少し斜に構えて見ていたところもあったくらいで・・・もーめっちゃ土下座したい!!
八田ちゃんの愛情にめっちゃ泣かされた2巻でした。
嫌な気持ちも悲しい気持ちもぜんぶ笑ってごまかすのが癖になってるモモに、八田ちゃんが注ぐクサいほど分かりやすいまっすぐな愛情は涙が出る。
そんな八田ちゃんにまっすぐ愛されて、嫌なことは嫌なことで悲しいことは悲しいことだとちゃんと認められるようになったモモにも涙が出る。
ちっちゃなモモがちっちゃな文字で吐き出す
「甘えたい
泣きたい
慰めてほしい
誰か
誰か
愛をくれ!」
涙が止まらなかったなぁ。
はらださんの作品には私いつも長めのレビューを書きがちだけど、この2巻はなんだかもう言葉として上手くまとまらない。
実際に読んで、泣いてと。
ただそれだけです。
【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、特約店ペーパー(1p)付き
※2巻と3巻のペーパーは同じものです。