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初のCanna×はらだ。衝撃の禁断愛、ついに解禁…。
niicyan
わたしはバッドエンドや不明エンドが大好きなんですが、「にいちゃん」は、初めからどこか暗い雰囲気があり、最終的に、両想いで、くっついたのにハッピーでは無い終わり方で、分かり合えるのは2人だけって言うのが本当にすきです語彙力が皆無なんですが、これだけは言えます‼️ほんとにはらだ先生に出会えて良かったです
しっかり犯罪的な内容だけど、ただ大人が子供に無理やり手出しかけちゃいましたーとかそういうレベルとか類の作品では無いです。寧ろどうレビューすれば良いのか、はらだ先生の作品の素晴らしさをどうやって表現すればいいのか分からなくてしばらくレビューが書けなかったくらい物凄い作品です。ただ好き嫌いはハッキリ分かれると思います。わたしは多少歪んだキャラや闇があるキャラが好きなのでとてもハマれました。攻めの危うさがとても良かったです。最終的に2人の世界で幸せにハッピーエンド?かと思いきや、やっぱり不穏。苦しくて読んでる途中何度も泣きました。これで続編がないのも逆に良かったです、綺麗な終わり方だったと思います。
児童を対象とした性犯罪の加害者と被害者の話です。
少し前に「流浪の月」を読んだのですが、テーマとしては流浪の月に近い物があります。加害者と被害者の関係からお互いの理解者に心情が変化していく話です。
ただ、流浪の月は美しく、2人の関係が描かれていました。しかし、こちらの作品は実際に身体的苦痛や精神的苦痛を受けている表現もでてきますし、
加害者は過去に、やはり同じ様に性犯罪の被害者であった、という話が出てきて。
加害者側も、被害者側もお互いにかなり苦しいながらも、恋愛なのか依存なのか分からないまま交流を持ち続けます。
そんな中で、ある女の子が二人に関わってきて、、
その女の子の登場でこのお話は閉塞的で不快な話から劇的に救いの物語へ変化していきます。彼女の活躍をぜひ見て欲しいです。
色々あった中で、加害者と被害者の青年と男子高校生は恋人同士になりますが、結局、二人だけが理解できる世界で生きていけると思っても、そこには常に社会のしがらみや世間の目などがじわじわと二人にストレスを与えている。そんな表現でラストは締めくくられていました。最後ハッピーエンドにはしなかったはらだ先生、凄いと思いました。逃げない表現です。
社会の悪とは、人間を壊す存在とは?社会全体の閉塞感、ごく「普通」の考え方の中にに生きている人がとても気持ち悪い存在としてでてきます。
「普通」に生きることが悪いことではないのでしょうが、普通から外れてしまった時の、人間の弱さ、苦しさ葛藤、家族とのしがらみ。そういう中で自分達はどうやったら心地よい生活を手に入れられるのか?また、逆の立場に立った時に、どの様に自分とは違う考え方の人を受け入れるのか?そうい深いテーマを投げかけているお話だと思いました。
絶対賛否両論分かれる作品だとは思うけど、私は読んで良かったです!とにかく内容が濃く、衝撃過ぎるので痛々しい描写が平気な方はぜひ読んで頂きたい!私はBLでリバが1番苦手なのですが、この作品だけは嫌悪感が無かったです。はらだ先生の作品には毎回予想外の展開で驚かされているのですが、今回は特に驚きました。
にいちゃんは小さい男の子が恋愛対象だからゆいが好きなのだと思いきっていたら、まさか自分が過去におじさんとしていた行為を正当化する為だったとは...。初めはゆいが可哀想で仕方なかったけれど、最終的にはにいちゃんも辛い過去を抱えていて、みんな幸せになって欲しいなと思いました。
小学生をレイプするなどとは……。
その描写の時点で私は本を閉じた。
神評価している人には哀れみすら感じる。
やっぱり犯罪だけれど結とにいちゃんの気持ちを考えると肯定も否定もできないのかなぁーと私は思いました
やっぱり賛否両論別れますね
読後、どうしようもなく引き摺ります。軽い気持ちで読むと読後何も手につかなくなります!、、普段、メリバ作品は読まないのですが、はらだ先生のハピクソや、ワンルームエンジェルを読んでたのでメリバ作品が気になりはじめ、どうせなら読んでみようと思って読んだのですが、あまりにも重かった…、、まずこの2人の圧倒的な「普通じゃない」人感、でもこの2人を見ると認めてあげたくなるんです不思議と、でも絶対に犯罪だし、「普通」に見ると異常者なんですよ、、でも、、それでも認めたい、でも自分がこの2人の親族だったら心底異常者だと思うと思いますし、矯正したがる親や、過保護な親になってしまう気持ちも痛いほどわかるし、こちらの方が「普通」だと思う。なんだろう、表現が難しいですが、ここまで人間社会に適応していない2人が人間社会で生きなければならないことに凄く焦燥感や悲壮感を感じました。景くんは自分の過去をゆいくんに重ね、ゆいくんを襲った異常者であることは間違いないんですが、ゆいくんも相当の狂愛。初めはゆいくんが圧倒的に被害者でした。景くんに狂わされ、人生を変えられたと、そう見えてました、、でも、、、是非読んでみて欲しい。
あと、最後のハピエンに見せかけた、崖っぷちの幸せが辛いです。親との縁を切るって相当ムリがある、ゆいくんも縁はいつでも切れると言いながら先延ばしにしている所に人間というものを感じます。読んでいる時は嘘つくなよ、と思ってしまうのですが、実際人間こうだなと、、。景くんも相当、相当ストレスかかってそうです。社会の「普通」と自分の利益の両方を優先することは出来ない。2人とも2人で生きていきたいのに絶対に生きては行けない、ということがもう分かっているんです。それでもこの関係を続けたいと、この幸せはほとんど続かないんだろうな、と思わされるラストが辛すぎます。
はらだ先生は凄いですね、、是非ハピクソみたいな軽くて楽しい〜みたいな作品読んでからこっちも読んで欲しい!はらだワールドハマりそうです。こんな性犯罪者臭プンプンの作品にこんな気持ちを持たせてくれるなんて、自分の「普通」という考えがなんなのか考えさせられました。メリバ苦手な人は後悔するかも!、、でも心に残り続ける作品になることは間違いないです!是非読んでみてください!
評価は萌2にしたけれど、そういう評価には入れられない読了感。
テーマ性と展開のうまさ、登場人物の設定の作りこみ、デッサン。すべてが素晴らしい。
きっとこの作品の評価が分かれるところは、テーマだと思う。
現実世界を思うと、このテーマはかなり重い。BLの世界では設定に入っているものはある。この作品は、その中でも現実に寄っている作品だと感じた。
レビューを見て、覚悟して読んだが、辛い、悲しい、苦しいとだけにならない、生きている人間の力を感じられてよかった。
はらださん全開のドロドロ歪んだ物語だった。中学生とか犯罪臭するのは好きじゃなくて読んでて良い気分ではなかった。ストーリー展開はにいちゃんの過去が予想外で驚かされたけど、まぁ、人間ここまで歪むのはやっぱ理由があるよなって納得。前の自分だったらこういう作品は地雷だし嫌いって思ってたけど、リバのシーンも可愛いなと思ったし萌えた。2人のこと異常だなって思ったけど、そうやって世間の目とか親から扱われて来たと思うと……私も所詮理解しきれない世間と同類なんだなって嫌になったな……この子達も歪まされた被害者だし……被害者という言い方もいいのか分からないけど、普通になりなさいと言われるけど、普通ってなんだろうなって考えさせられる。普通になれるならなりたいって泣いてたの見て辛くなった。最後の終わり方も「俺たちだけ分かってれば良い」って吹っ切れるんじゃなくて、「俺たちは間違ってない」って自分に言い聞かせるように言っててそこがリアルだなぁと……いくら自分が正しいと思おうとしても世間の目を無視するのは簡単じゃない。
1人で抱え込むのは重くて押しつぶされそうになると思う。これからは薬も徐々に減らして、頼らなくても良くなるようになればいいな……いっぱい傷ついてきたから2人で支え合って幸せになって欲しい。
この漫画はBLと言っていいのか…。
最後に大団円のハッピーエンドで終わらないのが流石はらだ先生です。バッドエンドに突き落とすわけでもなく、あぁ、いつか落ちるんだろうなー、というエンド。当てはめるとしたらメリバが近いのかもしれないけどそれもまた違う気がする…。幸せだと自分に言い聞かせるような主人公の姿を見ていると切ないような苦しいような。
鬱系BLが好きな人にとってはたまらない作品です。光のBLが好きな人は読んだらいけない。
この作品は、最初は小学生のゆいくんと近所のにいちゃんというとこから、ゆいくんが大学生になるまでを描いています。
レビューを見ていると、読むのに覚悟がいる作品だとか、他作品から読んで慣らしてから読むべきとかいろいろあったので正直ちょっと怖かったです笑そもそも、私ははらだ先生の作品は何個か読んでいて、世界観も好きだったので読んでみました。
実際読んでみて、鬱屈としたおもーい感情にずどーんと沈みました笑私はそういうカタルシス重めのやつ大好き人間なので大歓迎なのですが、ハッピー!イチャイチャ!エッチ!を求めてる方は趣味じゃないと思います。
世間的にダメなことはしちゃいけないと私は思いますが、せめて誰が誰を好きになるかは自由にオープンに喜ばしいこととして扱われるようになったら嬉しいですね。