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q3
3P+総当たりリバをこれだけわかりやすく描かれるのさすが日野先生だなぁと感心。
(他の作家さんの3Pモノで、3人の気持ちや関係性がよくわからないのとかありますもん)
しかも、タイトルと構成の妙!
3話で3つのQuestionに対して、後の3話でAnswerを描く。おもしろい。
ストーリーもしっかりおもしろい。すごい。
ただ、BL的な萌えは個人的にはなかったです。残念。それでもおもしろいのがすごい。
だってレイプするエロ教師ですもん。萌えませんよ。
全編通してほぼ盛っていて、性欲か恋愛か…がテーマだと思うけど、恋愛要素が薄く感じてしまって。
エロ教師が具合が悪くなったり、両手に花かと思いきや2人を悪魔と思ったり…は、因果応報ぽくて日野先生こういうとこも好きだわ〜と思いました。
問四の答え、めっちゃ気になります。
性欲と恋愛心が満たされたらあっさり解消されそうな気もしますがw
日野雄飛先生の作品、ちょっと癖かある所が好きなんだけど・・・
うひゃ〜三角関係で、3Pで、リバ満載だった!
あとがきで、先生が〜総当たりリバを描きたいとの思い、確と受け止めましたwww
細かい事は気にせず読んだ。
ドロドロしてないし、それぞれが〜相手の事を思いながら進むから、どーしたって3人じゃなきゃダメなのよ。
綺麗な、三角関係なんだけど・・・
さすがに澤先生が逃げたのには、頷けたwww
26歳の澤先生からしたら、15歳16歳の彼らが悪魔に見えるのには納得。
そんな悪魔に魂を売った澤先生に幸あれ。
とても良い〜三角関係でリバっぷるでした。
表紙通りの内容で、びっくりです。
教師の澤は、1年の星野が好き。
星野は2年の和宮が好き。
和宮は、教師の澤が好き。
この三角関係よりも先に、身体の関係が別の三角関係で成立してしまい、そこからリバ天国です。
リバ苦手なんです私。でも、なんだろう。。。そんなに嫌じゃなかった。というのが感想。
可愛いから?エロエロだか?答えは分かりませんが、ドロドロさがそこまでなく、サラッとはしてないけれど、読みやすい。
ただ、相手は先生、そして生徒2人。
この関係はかなりヒヤヒヤします。でも、3人はあっさりしてるんです。外で会ったりするし、見てる方がヒヤヒヤです。
最後の問が読者の心の声とダブるんだろうなぁと思いながら読み終わる。
後味は悪くありません。
リバ苦手なのに、神をつけたくなった作品です。
3P!リバ!!総あたり!!
なんだか美味しそうなワードに釣られて買っちゃっいました。
貞操観と倫理観はぶっ飛んでるのに、3人の思いが交錯してキリキリ。
エロくて重いの大好き!!
DKは無邪気すぎて、ちょっと恐かったけど、それもまた味わい深い…
人を選ぶかもしれないけど、
ちょっとインモラルで、楽しい1冊でした。
14歳〜の男子高校生をいいようにする教師ってとこだけが自分の倫理観に反するものの、この構図は最高…
3人総当たりリバはなかなかお目にかかれませんね。
エッチだけど精神性も表現されていて、タイトルの妙も好き。日野先生だなぁ。
澤…加害者であり被害者の人。そうは言っても14歳に手を出すのはもう考えてもだめ。先生も26歳なんだなぁ。まだ若いのに、若いからこそ思い切ったことできるのか。
星野…魔性の可愛子ちゃん。何をしてもこの2人から許されてる感じ、可愛いからしかたないね。
和宮…一番常識人かと思ってたら結構ノリノリの人。健気可愛い。今後の人生を見たいナンバーワンは彼。
萌2〜神
シーモア カバー下有り,白抜き
このポップで肌色多めな表紙からは1ミリも想像していなかった、不毛な三角関係。まじまじと確認したわけじゃなかったので、単純に、濡れ場多めのオムニバスかと思っていましたが、まったく違いました。教師の澤と、生徒の星野と和宮。最初は澤と星野があっという間に体を繋げて両想いっぽくなるので、あれ?結構トントン拍子に進む話なんだな、と思うのだけど。実は、星野は澤のことなんか好きじゃなくって。そこから2人を取り巻く環境は面白いほど崩れていきます。
三角関係のBLもそこそこ読みましたが、この3人のタチが悪いのは、すべて綺麗に一方的な矢印で完結してしまっていることなんですよね。たとえば1人は、残り2人以外のまた別の誰かを好きだとか、そもそも誰にも恋していないとか、あるいはまた、3人の中で2人だけは両想いだとか。1つでも矢印の向きが違っていたら、物語はまったく違う展開になっていたと思います。でも、この3人はこの三角関係の中だけで、綺麗に皆が片想いなんです。和宮←星野←澤←和宮。誰か1人が報われれば他の2人は報われない、永遠の平行線。
澤と関係を持ちながら、やっぱり和宮が好きだから和宮とするのにもハマる星野。和宮が澤と接点を持つのを防ぎながら、自分は好きな人と繋がれたけれど、もちろん長くは続かない。1人だけ上手いことやれる、なんて都合の良い展開は訪れません。結局誰が誰と関係を持っているか、最終的にはすべてバレてしまう。もういっそ3Pでいいんじゃないかと思ったところで、まさに3Pが始まるわけです。攻め受けの向き不向きに関係なく、挿れては、挿れられて。体だけで繋がっていた関係も、いつの間にか情が湧いて、心も後からついてきたりして。2人同時に愛せるんじゃないか? 皆そういう思いに辿り着く。誰も犠牲者を出さない答え。今はまだ澤の腰が引けているけれど、星野と和宮が成人すれば、教師だったことや未成年が相手なことへの罪悪感、背徳感もなくなりますよね。そこから先は、もう流れに身を任せればいいと思う。外野が口を出すことではなく、この3人なりの幸せを見つければいいのだと思います。脱落者が出るまでは。
トライアングルで総当たりリバがテーマだけど、高校教師と15歳と16歳の可愛いDKの話なので、先生は犯罪者っぽいです。誘惑に負けてしまう人は教師になってはいけません。自分も掘られてるから、とか言い訳にならないし。
無理矢理ではないとはいえ、もしリアルだったらかなりやばい話だけどポップで可愛い絵柄になんとなくごまかされる感じ。劇画タッチじゃなくて良かった。日野さんの絵ってキャラの顔は可愛いのに体つきはエロい感じ。男性向けエロのロリっぽいのの女性向けっぽい。
3人とも受けも攻めもやってるけど、先生受けはちょっと…。小悪魔的な性格の高校生2人の受けはそれぞれエロ可愛いです。将来的に見た目がショタっぽくなくなったらどうなるんだろと思うけど。3PやリバOKでエロっエロなの読みたい方にはおすすめです。
ただの複数プレイでなく、三人の矢印の方向が交わらない綺麗な三角関係。
満遍なく受け攻め全ての組み合わせで最低1回はエッチがあります。
漫画を描くのがとても上手という印象。読みやすかったです。
画面がうるさすぎす、絵は派手では無いですがきれいです。高校生二人の、うわっ可愛いな……となる表情もあります。
各々が魅力を感じた部分がきちんと描かれていて、どうにかして手に入れたいと思う感情もわかるし、三角関係として良作。
途中教師と生徒にしては隠れて無さすぎるなと思う場面はありますが、話を進める為には致し方ないシーンなのでそこまで気にならなかったです。
結末もよかったので、知れて読めて良かったなとおもいました。
三角関係、複数プレイ、一方通行での行為、リバが苦手でなければ一読の価値あり。
リバ大好きなので、「完全リバ」の煽り文句に惹かれて読みました。
恋愛模様がこれだけこんがらがってるのに、リバになる流れも三人でする流れも無理がなく、最後まで破綻なく物語がまとまっているのがすごい!
先生→星野→和宮→先生という、完全に全員一方通行の片想い。
ある日和宮の想いを知った星野は「先生がいなくなればいいのに」と思い、先生が自分のことが好きだと気づいて、陥れるために肉体関係を持つ。
普通は好きな人の好きな人とエッチしようだなんて思わないし、まずここが間違ってるよなあ、と思うんだけど、このあたりの、目先の快楽に流されていく高校生の描き方がすんごくリアル。
二人の関係を知った和宮は、先生の代わりに自分を抱いてほしいと星野に言い、先生とするときは受けだった星野が攻めに。
そんな風にしてどんどんいろんな組み合わせでの行為が行われ、最終的には肉欲だけで繋がっていて、気持ちはなかった筈の関係(星野→先生→和宮→星野)にも愛が芽生え、ハッピーエンドと言える形に辿り着く。
個人的には先生のキャラが美形でも何でもなくて、地味でそこら辺にいそうな感じなのが生々しくてよかった。地味な大人が、若くて可愛い男の子二人に挟まれてるっていうのがあり得ないって感じで、自分でもそれをもて余して一旦距離を置く。勿論未成年者と関係を持って、駄目な人だなあと思うんだが、そのあたりの罪悪感とか背徳感が、一応はあるキャラなのがいい。
読み終わってみれば、リバがどうのこうのというより、三人でする必然性のある3P、という部分に萌えた。素直に面白かったと思えるお話だった。
こ~れ~は~…評価が分かれる作品だろうなあ…。
私は苦手です。ごめんなさい。
まず絵。あまり上手くないですよね。
何というか、こういう過激な内容の作品って、ある程度の画力が求められると思うんですよ。
上手いか、そこまで上手くなくても独特の世界観があるか。
この作者さんは、そのどっちでもない。
特に特徴のない、どちらかというとサラッとした絵。
なのに内容はドロッドロで背徳感満載。
絵とストーリーが合わないな、と思いました。
なのでHシーンは沢山あるのに、全く色気がない。
あとやっぱり、キャラ全員に共感出来ないというか、むしろキャラ全員に拒否反応を抱いてしまいました。
まず教師である澤。正直一番キモい。
ごめんねキモいとか言っちゃって。でもキモい。
いい大人が、未成年に恋して、しかもその少年は自分が勤める学校の生徒だとわかったのに、全然我慢出来ない。
そしてその相手・星野。
和宮のことがずっと好きだったんでしょ?
なのにキモいオッサンとしか思ってなかった澤まで好きになっちゃうの?
最後に和宮。
澤のことが好きだったのに、星野も好きとな…。
もうここまでくんずほぐれつになると、「心より体か?」ってなっちゃいますね。
だって星野→澤、和宮→星野の思いに関しては、「気持ちよかったから」としか思えないもん。
あとやっぱり、澤がキモいという感覚が終始あって…。
どこまでも「いい大人が」という呆れがつきまといました。
完全なリバ、3P、NTR系、教師と生徒、様々な要素が絡み合います。
日々多くのBLが生み出されている中、完全リバーシブルで、危うさが付きまとうトライアングルな関係が丁寧に描かれていて、本当に唯一無二の作品だと思います。
私は特にリバ好きで、攻めと受けが入れ替わるシーンが大好きなので、この作品では、3人全員がそれぞれ攻めから受けに回る場面があり、とてもテンションが上がりました。
生徒たちは突き抜けてますね。不安定で危うい選択も、自分の気持ちに素直だからできてしまう若さがキャラクターとしてとても魅力的でした。
年が10歳くらい離れている教師ですが、一応、二人との関係に悩んだり、一度は距離を置く選択ができる人です。まあダメな大人ではあるのですが、空きページにさらっとバックボーンがあったりして、そこまで引っかからずに読めました。
教師と生徒、生徒と生徒、生徒と教師。身体だけの関係の中で、変化していくそれぞれの気持ちや、少しずつ揺れ動いていく関係がしっかりと描写されていて、読み応えがあり、とても面白かったです。
うぅ〜ん。なんだろう。残念ながら肌に合わなかった…
高評価が多い中ごめんなさい!
リバ好き、3P好きなんだけどな。
性にアグレッシブな感じのBLは、一つのジャンルとしてとても見応えのあるものだし。
じゃあ何が合わなかったのかな?と考えたら、やっぱりこの先生のキャラクターでしょうか。
先生×生徒は嫌いじゃないけど、先生生徒共に背徳感漂う雰囲気、もしくは、逆に突き抜けて「この漫画の世界ではこれ犯罪じゃねーから!」くらいの勢いでモラル崩壊しちゃってるほうが、作品としてすんなり入ってくるのかな〜。
先生のキャラ的に、リアルな犯罪臭が漂ってくるのが何とも居心地悪く。
最初の行為後に星野くんが言った先生評。
「キモくてダサくて変な臭いする教え子にサカるようなおっさん」
って言葉が妙にしっくり来ちゃって、後にほかの先生から「澤先生は男前だから」と言われてるので本当は男前設定なんだろうけど、もうそうは思えず…
生徒2人がめちゃくちゃエッチで可愛いだけに、萌要素はたくさんあったのだけど、どうしても「この可愛い2人に何故この先生が挟まれるの〜?」「どこがいいのさー?」と不快感が勝ってしまった。
片想いのベクトルや三角関係の面白さ。
恋する気持ちは純粋なのに変な方向に行っちゃうエロエロな生徒たち。
このへんはすごくよかった!
総当たりリバなので、好きな人にはめちゃくちゃ性癖に突き刺さると思います!
今回はシチュ萌えするも、キャラ萌え出来なかったのが私の敗因です。完全好みの問題ですね。
前々から気になっていたものの、なんか複雑そうで後回しにしてました。
でも、みみみ。さんのレビュー「こんなに入り乱れるリバを読んだのは、定広美香さんの「無傷じゃいられねぇ」以来です」を読んで、即、電子をポチりました。
生徒Bに惚れちゃってる教師、教師に惚れちゃってる生徒A、生徒Aを取られたくなくて教師と付き合う生徒Bという、恋する気持ちと打算が入り混じった複雑な三角関係。
それに性的欲求の解消も加わって、3×3の総当たりリバーシブルに…
作中、何回エッチしてるか挿入ありで数えたところ、なんと13回!(217ページ中)
それ以外にも一人エッチや挿入なしのエロいこともしてるので、ページを開けばエロに当たるような本です。
でも、身代わりエッチの時も相手の表情に新鮮さを感じたり、好きな人のことを想っていたり、三人の気持ちが描かれているから、ただエロいだけじゃないんです。
こんなに複雑な関係を1冊に詰め込んでいるのに、気持ちの変化や展開に無理がないのがすごい!
最初は恋に純粋そうに見えた生徒二人が、欲望と快楽を知って、NOモラルなモンスターのようになってしまうこと、それに大人の教師が翻弄されちゃってるのもおもしろかった~。
生徒達がもう少し大人になったら、三人の関係性も違ってくるかもしれません。
残酷な若い二人にさらに翻弄されそうな未来が予想できる余韻も良いです。
本作とは関係ありませんが、みみみ。さんが触れている定広美香先生『無傷じゃいられねぇ』は関係は入り乱れているものの、一本筋が通った純愛とも言えるストーリーで読み応えがあります。そして、みみみ。さんのレビューが本当に素晴らしいのでそちらもぜひ一読を!
“完全リバーシブル”というパワーワードが凄すぎて逆にちょっと怯んでしまったのですが、リバ好きを豪語するならこれはやっぱり押さえておかねばなるまいと。
いや〜〜〜たいへんスバラシイ入り乱れっぷりの良きリバでしたね!
こんなに入り乱れるリバを読んだのは、定広美香さんの「無傷じゃいられねぇ」以来です。
一口に「リバ」といっても色々ありますが・・・
リサイクルマーク型三角関係の総当たりリバっていうのがね、必然的にNTR風味がプラスされますのでやはりたいへんおいしいです。
リバが好き!ってだけだとなかなか地雷たっぷりな1冊かもしれません。
個人的には、三角関係好きのリバ好きさんに絞ってオススメしたい作品。
本作はカップリングもなかなかのもの。
先生1人と教え子2人でしまくるわけですからね、なんとまぁダメ感たっぷりの関係だこと!
(以下、ネタバレ注意)
3人の関係性がややこしいので整理すると、
澤(教師)・・・星野が好き
星野(生徒)・・・和宮が好きだけど、澤に告白する
和宮(生徒)・・・澤が好きだけど、星野が澤と付き合っていると知って星野に抱いてほしいと言い出す
そんな流れで始まった関係は、
澤×星野
星野×和宮
中盤でまず生徒組がリバースして、
和宮×星野
その後、
和宮×澤
ここまででちょっと注目しておきたいのは、
3人ともが、好きな方がまずは「攻め」にまわっている点。
攻め視点が好きな私からすると、これがなかなかどうして切なくって萌える!
でもってこの循環で、相手の気持ちを想像できるようになる変化もいいなと思った。
これぞリバの醍醐味。
そして最終的には、
星野×澤×和宮 の構図で3Pして、完全リバースの完成。(バンザーイ)
やー、すごかった。
ストーリーも真面目に読むとめちゃくちゃヘビーな三角関係で、グッタリ消耗させられます。
だけどひじょーーーに面白い!
何がアレかって、3人揃ってなんという打算的な恋愛の仕方をしとるんじゃと。
先生が大人のくせに何やってんの?って呆れの矛先は一旦は澤に向きがちだけど、星野も和宮も冷静に見りゃあトンデモない子達ですよ。
最終的には【小悪魔2匹に絡め取られたおっさん】みたいな構図になっていましたね。笑
いつまでバランスを保てるトライアングルか分かりませんが、ひとまず3人で一件落着といったところでしょうか。
面白かった!
トライアングルリバをかなり理想的な形で堪能できるナイスな1冊でした。
【電子】シーモア版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙×
日野雄飛さんの作品が大好きで、特にテーマ関係なく買った本作品。
元々はリバも3Pも大好きなので結構期待していたんですが…軽く(?)NTR系…地雷でした。
最終的に3Pってことかぁ…!という感じです。
切なさに気がいってしまってなかなかHシーンが素直に楽しめず(+_+)
だからといってもちろんキャラはそれぞれ可愛いしとても良かったです!コウ可愛い!タイプ!!
買おうと思った時に書店で見つけられなかったので、電子で出たら買お〜と暢気に4ヶ月近く待ちようやく電子化!
本当、噂どおり見事に『完全リバ3P』でした。
歪みの発端はコウだけど、それを機に妙な関係になっていく3人。
大人として、そして教職者として先生は離れたが2人が離さないという…。
はじめは皆片思いだったんですが、結局皆がそれぞれを好きという状況になります。
あんな関係してたら、そりゃそうもなるわな…と思ったり。
地雷の方も沢山いるだろう『3P』と『リバ』というテーマですが、このぐるぐるした歪な関係がとても読み応えありました。
3P!総当たり!リバ!
この本はそれが全てではないでしょうか。
そしてこの本を手に取るものはそれを求める者(悟り)。
先生がなかなかダメな大人で、ある種この関係性の肝ですね。
いや、コウの淀みのない無邪気な欲望も罪深いです。
いやいや、それよりも和宮の存在がリバの発端なわけだし…
これ全員だ!全員ダメな感じだったわ!各々欲望に忠実で快楽に弱すぎる。
何にしろ3Pというのはいつ破綻するかわからないところが魅力高いですね!
「完全リバーシブル」に惹かれて読み出すリバ好きの私。
ですが、本作はリバに重要性はなくて、3人がどうしたら続けられるのかを子供の方の2人が試行する過程の話なのではないかな、と感じました。
「リバはまあどうでも良くて3Pを読みたい人」に合うのではないでしょうか。
リバ地雷の人には到底読むのムリそうだし、かといってリバ目当ての人にはコレちょっと違う、となりそう。
更にもう一つ危険要素。教師x生徒で、(一応)レイプ展開。
生徒の方が誘ってるんだけど、最後までしていいとは言ってないんですよね。でもヤっちゃう。
先生は全然オラオラじゃないし、優しくて愛があるんだけど、生徒の方はルックスがショタっぽいし一歩間違えたら児童ポルノ状態。
教師と生徒2人のカラダの三角関係がぐるぐる回ってて、結局「好きの気持ち」は全員片想いのままなのがなんともモヤるというか、解決させないところがイマ風な感じで新しい3Pなのかな、と思いました。
この3人、どんな形で存続するのか、或いはどんな破綻になるのか……
これぞ3P、見たかった3P。
登場人物のいろいろな感情はあれど、こんなにうまくバランスのとれた3Pを私は見たことがありません。
この人たち、リバしないかな…とか、そういう心配が一切ありません。
こんなにバランスがとれた3Pが今まであったでしょうか。
ある意味型破りなBLなのかもしれません。
さすが日野先生。
逆を言えば、何でもありがあまり得意ではない方には、微妙かもしれません。
でも3P好きさんには一度は読んでいただきたい
“完全リバーシブル3P”に惹かれて読ませていただきました。
高校教師の澤(26)→転校生・星野(高1)→星野の幼馴染・和宮(高2)で
和宮は先生が好きというトライアングルラブなわけですが。
星野が先生を拒絶した時の台詞に私が傷ついてしまいました…。
えー…そんな……先生だってダメだって自分でもわかってるから
好きだけど一線を引こうとしたのに
ぐいぐい来ておいてそれはないんじゃ…。
まだこどもだからね、
相手の気持ちより自分の気持ち優先しちゃいますよね。
だけど大人だって何言われてもいいわけじゃないし…。
それぞれが好きになった理由もわかりますけど
一番感情移入したのは和宮でした。
先生と星野(コウ)の関係を知って、
コウに抱かれても抱いても「先生とはいつもこうなのか…」と
思ってしまうのってツラいだろうなぁ。
好きなのに交換条件までつけて
自分としてくれるように先生に言うシーンは悲しくなりました。
ところが……和宮×先生が素晴らしかった……!!!
想いを伝えるような丁寧な愛撫でしたし、
痛い経験しかなかったネコ側なのに、
感じさせられて戸惑う先生の表情!!
後日、ねだってみたり上にも乗ってみたり…先生…いいじゃないですか…。
3Pでもあの乱れる姿が!!
ありがとうございました…。
ただ、どうしても高校教師と未成年二人の関係なので
先生からは罪悪感が消えないのがしんどそうでした。
背徳感という面ではぞくぞくするんですけども。
でも大丈夫、決して気の迷いではなく、
その時の気持ちと感じる体温は確かなものでしょうから…。
それにしても描き下ろしの『なかよし』でも健気な和宮で
どうしても私は和宮に肩入れしてしまうのでした…。
期待値を振り切った(n*´ω`*n)ひゃほぃw
エロ可愛いとはこのことでゴワス。
なんかエロそうだなと衝動買いな作品だったのですが、
これがかわいいのです。
道徳的な意味でも、リバはって意味でも
好き好きはあるのかなと思うのですが、これがうまい。
高校教師を務める澤は一人の少年に恋をする。
ずっと探していたのは自分の学校の生徒である星野。
ただ見ているだけでよかったのに、あれよあれよと
淫らな関係に。
ぐいぐいにせまってきたのは星野だったのだが、その裏には・・・
好きな人には好きな人がいて、その好きな人にも好きな人がいる。
見事なトライアングルが完成しているわけで。
かなわないのならと身体だけでもな関係がつづくうちに
あれよあれよな展開なのであります。
作者自ら「総当たり」を目指したと豪語するように
突っ込み突っ込まれ。攻守きめない混合戦なのであります。
なにより受が気持ちよさそうなのがよかった。
「もっともっと」とねだる星野が激マブ☆
まさかの先生受もあり。
数少ないリバでも定広美香センセ以来のいいリバだとおもうのです。
結論見事なトライアングルも綺麗な正三角形になったようで
結末もまた良い。
作画よし、ストーリーよし、エロよし。
表紙がもうすこしインパクトあればもっとよかったかな
とは思いますが、十二分にうれしい作品でした。
ショタ万歳v