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are ga shitai kore ga hoshii
文川先生初読みです。この後5作読みます。
他の作品の表紙の印象からふわふわかわいい系かと思ったら、シンプルにエッチなお話が多かったのが意外でした(この表紙はちゃんと見ていなかったw)。
□表題作
菱沼が見るからに平凡なキャラで、それが意外にも…なモノを持ち、久慈さんに食べられちゃう。
体の関係から、嫉妬をはさみ純愛になるよくあるお話。
でも菱沼がモノだけでなく思いやりから上手いのはいいなと思いました。
□アレコレ言っても始まらない!
央が米久保にいきなりキスしたのに驚きましたが、それを忘れていたことにうそ〜ん?とビックリしました。
央の顔はタイプなんですが。
□ウチの家政夫コワモテ系⁉︎
いちばん好きでした。
須田さんがタイプ。
オフの時の髪型も好き。
人柄もいい。
私が読んだ文川じみ先生の作品の中では、1番古い作品のようです。
先生の作品は「君ってやつはこんなにも」とか「不機嫌な君と気まぐれなキス」「あさってにキス」とか好きなんですが、こちらの本は短編集でそれぞれのCPの恋の様子が文川先生らしいテイストで楽しめました。
特に表題作の久慈兄と弟の「アレコレ言っても始まらない」が面白かったです。
兄の相手である平凡巨根攻の笹沼が意外にモテて、久慈兄がモヤる様子とかところどころクスッとくるんです。
久慈弟の節操の無さと酒癖の悪さとかは、結構引いてしまったて米久保の趣味がイマイチ理解不能でした。
「屋上から恋」は絵が古いですが、DKの可愛いらしい恋のお話でした。
文川じみ先生の色々なテイストの恋のお話を読めてお得な一冊だと思いました。
「アレがしたい、コレがほしい。」 約60ページ
女性人気No1の上司が、部下のムスコに一目惚れし、ところ構わず"挿れてくれ"と求めます。
「アレコレ言っても始まらない」 約30ページ
表題作の受の弟がこちらで受になっています。
表題作の2人も出てきます。
ストーカーとエッチして恋仲になっていきます。
「ウチの家政夫コワモテ系⁉︎」約30ページ
上2作と関係はないです。強面な家政婦とこっち側に沢山の男を引き込んだえっちなネコのお話です。受けくんに引き込まれたうちの1人の当て馬くんがひたすらに可哀想でした...個人的には1冊全部を通して一番好きなキャラです。
「屋上から恋」 約30ページ
死のうとしていたがどうせ死ぬなら好きな人とヤろうと思い立ち、好きな人に手を出すもいきなりはもちろんヤれず、友達になります。
展開が...はやいです...いつのまに攻めは受けのこと好きになったの・・・って感じです。
ちなみに他の作品はエロエロですがこちらはエロなしです。
最後は
「アレがしたい、コレがほしい。」 と「アレコレ言っても始まらない」の4人の番外編。8ページ。
「アレがしたい、コレがほしい。」 と「アレコレ言っても始まらない」の2作の兄弟がえっちで魅力的ですね!キャラ強すぎだしヘンタイですけど!
でも、全体を通して展開が早くてもったいない感じがします><
せっかくなのでじっくりそれぞれを読みたかった...なんでそれぞれ相手のことを好きになったのか、両思いになれたのかがないので...疑問が残り、萌えきれませんでした.....先生の作品は大好きで作者買いなのですがこちらはイマイチ刺さりませんでした......自分はストーリーとか展開重視なのですかね、単話はむいてないようでした......
頭の固い人間には、なかなか萌え難い設定ばかりで…。
【アレがしたい、コレがほしい。】 中立
会社の中でも女性にモテモテのスマートな上司だと思っていた久慈に、飲み会のときトイレでいきなり食われてしまった笹沼。
体先行の関係から、じわりじわりとお互いに相手にこだわる理由を探って、見つけて、向き合っていくストーリー。
なのですが、体先行期間の長さと冒頭からの久慈の強引さに引いてしまって、最後まで作品と自分の距離を近付けることができませんでした。
軽い気持ちでふんふんふーんくらいに読んだら、後半の久慈のモヤモヤ辺りを可愛く感じられるのかも。
【アレコレ言っても始まらない!】 しゅみじゃない
表題作でもチラっと出てきた久慈の弟と、兄と同じ会社の米久保。
兄の会社を訪ねた久慈弟に、突然キスされてメロメロになってストーカー化した米久保の不器用なピュアさは面白いけど、弟の緩さがなあ…。
【ウチの家政夫コワモテ系?】 中立
主人公の仕事がはっきりしないものの、PCの前で在宅+「修羅場」というキーワードから、作家?漫画家?脚本家?
最後まで明かされないので、何かの番外編かと思いました。
淫乱系は何があっても自業自得って思ってしまうんだよなあ。
苦労人っぽい家政夫には、もっと良い人と結ばれてほしいなあとまで思ってしまった時点で萌えることができず。
【屋上から恋】 中立
片思いに疲れてこの世を去ろうとしたとき、「好きな相手と1回してから!」と思い立ったDKの話。
健気と思えたら萌えると思います。
全体的に淫乱とか偏狂的な感じで、クセが強い設定ばかりで…。
好みと合えば、萌えるはず!
◆アレがしたい、コレがほしい。(表題作)
導入も久慈のキャラクターもかなりぶっ飛んでいましたが、完全にエロ重視かというとそうでもなく、思ったよりストーリー性もあって楽しめました。笹沼の巨根を見て思わず発情してしまう久慈の表情が、仕事のデキる普段の表情とギャップがあって可愛いんですよね。エッチの最中も最後まで主導権を握っているわけではないので、ビッチ受けが苦手な人でもあまり気にならない受けなんじゃないかと思います。
◆ウチの家政夫コワモテ系!?
タイトル通り強面な須田が、料理を美味しそうに食べてもらえるだけで花が咲いたような表情になるのが可愛かったです(笑)。こういう見た目で料理上手なのは反則ですよね。綺麗な顔をしているのに生活能力のない遥とは、なんだかんだ相性がいいんだろうなぁと思いました。
文川先生の他の作品は嫌いではないですが、ちょっとこれは…うーん…。
表題作、相手のどこをどう好きになったのか??という感じで、エッチしたから好きになったようにしか見えない…。そのエッチも、攻めのブツの大きさに一目ボレした受けに襲われての無理矢理なので、なんでそれで好きになっちゃうの?っていう…。
「アレコレ言っても始まらない」
表題作の受けの弟の話。弟くんに強引に唇を奪われた攻めが、それをきっかけに好きになっちゃって…というのもよくわからないが、そんな告白をされた弟くんがその場で即「じゃあやろうぜ」ってエッチしちゃうのはもっとわからない…。
「ウチの家政夫コワモテ系!?」
遊び人の受けは、家政夫さんの真面目さを好きになったのかな? お茶漬けを出された時? それとももっと前から好きだった? わからん。
ある夜媚薬を飲まされて帰ってきた受けとエッチしちゃった攻めは職務に反してしまった、と辞めてしまうんだけど……なんでそこで攻めは受けとエッチする気になったの? いつそんなに好きになってた?っていう…。
「屋上から恋」
自殺しようとしたが思いとどまり、どうせ死ぬならと、片思いの攻めを屋上に呼び出して襲おうとした受け(なんで??)
その後仲良くなり、いつの間にか攻めも受けを好きになっていてめでたし…だけど、いつそんなに好きになったのかはわからず…。鼻血を出した時に手当してくれたから?
なんか、作者さんの考えた「こういうシチュなら恋しちゃうよね?」っていう萌ポイントが、自分とまるっきり外れていた気がした一冊だった…。
昔々に読んでおりましたが、この度再読させて頂きました。
絵が稚拙だった印象があったのですが、今読んでみるとやはり文川じみ先生の作品!でした!!
何度読んでも、とても可愛くて面白かったです。
表題作を含む兄弟それぞれのお話に始まり、あとは様々なシチュエーションの短編集です。
何作か収録の作品集なので、一作品が短いものがあるのですが、それでも話の流れに全然不自然さがありません。
唐突なストーリーでさえキャラクターの個性とマッチしているので、自然な展開に思わせてくれます。
描き下ろしまで全て楽しく読ませていただきました。
何度読んでも面白いものは面白い!
ライトな感覚で読める、エッチなラブコメ。
表題作。
巨根の部下笹沼に襲いかかり、連日のように搾り取る美人でエッチな上司、久慈。
体から入った2人が恋人になる…というのはよくある話ですが、真面目でとってもいい子な笹沼と、出来る美人なのにどこか天然で抜けてるところのある久慈のキャラが明るく可愛らしく、楽しく読めました♪
深く追求しようとするとね、キャラにも展開にもツッコミどころは満載なんだけど、作品のテイスト的にそこは追求しないでOKでしょ!と思わせる、そんなノリの一冊です。
私、文川先生の描く美人さんが好きなので。
それ見るだけでほわ〜ん♡となっちゃうので。
●アレコレ言っても始まらない
久慈弟の話。
短いので展開も早く、突然告白してきた男をベッドに誘って童貞いただいちゃう、と、文字にしたら1〜2行なお話。
●ウチの家政夫コワモテ系⁉︎
在宅ワーカー(物書きさん?)と家政夫のお話。
受けの遥の友達のオカマさんと、ストーカーくんの後日談が好き。
●屋上から恋
ゲイであることに絶望し自殺を考える歩と、彼が恋するサッカー部員若槻くんの優しいお話。
作家買いで、電子版でサラッと購入したので、地味な色のスーツ着た美人受け♡くらいにしか認識してなかった…
おしりが!帯が!
表紙大切なのにぃ〜!なんてバカな私^^;
じみ先生の短編は、どのお話を読んでも「読んで良かった……」と思わせてくれる、素敵なお話ばかりだと、改めて感じました。
『屋上から恋』が切なさと温かさで溢れていて、堪りません……
「だから死ぬのはあと100年待って」「100年は長すぎるよぉ…」「ごめん 俺結構わがままなんだ」このお話の最終ページに、目頭が熱くなってしまいました……
描き下ろしがもう……良かったです笑
アレコレの久慈兄弟は酒癖が悪いというお話で、キスからのドヤ顔や、チン長測り(?)絶対に似なくていいところが似ている兄弟を見ることか出来ます。
描き下ろし作品を読み、ここまで笑ったのは初めてです!!
連載時に読んでいた方や電子単話売り等で「収録作品は全て読んだことがある」という方も、絶対に楽しめると思います!!
うーん。
表題作は攻め笹沼が久慈に翻弄されてるようで、今までの元カノたちとは違って自分から久慈に会いたがったり特別なのが良かったかな。
久慈も笹沼のアレだけじゃなく笹沼本人にキュンとしたりするようになり元カノにショックを受けたり自分が特別だとわかって嬉しかったり。
それだけかな。
最後の短編も別に特にふうんとしか。
弟編は弟がムシャクシャしてなんでキスするの?
告白されて何でいきなりエッチするの?
何もかも唐突で全く萌えませんでした。
ウチの家政夫コワモテ系!?
仕事熱心な家政夫さんですね。美味しそうに自分のご飯を食べてくれるところが良かったのかな?
受けがいつ家政夫を好きに?家で美味しいごはんを作って待っててくれるから?
でも最初男を連れ帰ったよね?お茶漬け出してくれてから?
うーん。なんとも萌えられず。
屋上から恋
主人公がシュールですね。死ぬ気になれば何でもできちゃうところとか、死のうとしたのに好きな子が鼻血出しててティッシュ鼻に詰めてあげたり。
なんだかんだで両思いに。
どのお話もとくに盛り上がりや萌えを感じられませんでした。そんな自分にもがっかり。
「あさってにキス」が好きで、好きで♡作家さん買いしました♬
表紙がまずエロくて…エロくて、綺麗です。きゃ、恥ずかしいですね、このポーズ!
こちらはリーマンものです。イケメンで爽やか、仕事も出来て上司の信頼も厚く、女子社員が放っておかない久慈さんは、実はオレの股間に夢中だった⁈
トイレで股間に一目惚れ(⁈)されて、押し切られ、襲われ、そのまま搾り取られるかと思う程にカラダの関係を持ってしまう。なんて、なんて爛れてるの⁈って設定なんですが、キャラの清潔感なのか、可愛いらしさなのか、その描写のさっぱり感なのか。とにかくエロエロな筈なのに、からりとした雰囲気のコメディになっています。
また、「オレのカラダだけが目当てなの⁈」って悩む姿も、BLあるあるなのは負担の大きい(筈の)受け様ですが、こちらは攻めが悩むっていうのもクスッて笑えます。「今まで酷使してごめんな…」と股間を(服の上から)なでなでしていたら、「笹沼、そういうのは家でやれ。」と、課長に注意されちゃう。誤解から自分の独占欲に気付き、恋になる(そして両想い♡)可愛いラブストーリーです。
同時収録の「アレコレ言っても始まらない!」はそんな巨根好きの久慈さんの弟カップルのストーリーです。1冊でスピンオフも盛り込まれていて楽しい♬描き下ろしもこの兄弟で張り合っちゃってます!
他2編はこちらとは関係の無い、家政夫×ややビッチくんの「ウチの家政夫コワモテ系⁈」と学園もの「屋上から恋」後輩×先輩。どちらもショートショートですが、とても可愛くて、その後のラブラブが気になってしまいます。
からりとしていてエロきゅん。1冊で盛りだくさんな内容です。
「アレがしたい、コレがほしい」、「アレコレ言っても始まらない」、最後の「ある日のあれこれ」
すごく面白かったです。表紙に負けず中身もぶっ飛んでいて面白いです。特に、ビッチなお兄さん。兄弟でキスして争って何してるんですかって、つっこみたいです。
「ウチの家政夫コワモテ系⁉︎」
まさに胃袋を掴まれるってこれか、というくらい掴まれてますね。これはネットで単話売りされていて、少し気になっていました。
「屋上から恋」
後輩くんの心の広さに感動しそうです。普通は何か仕返しを考えると思うんですけど。現実と違ってゲイをすんなり受け入れるのが漫画ですよね。まぁ、なんというか、かなりやんちゃなネコちゃんですよね。それまでのぶっ飛んだキャラが、後輩くんによって中和されたというか、後輩くんに癒されました。
表紙から分かる通り、表題作はエロ重視作品ではあります。しかし暗い粘性の高い空気は全くないカラッとしたコメディタッチの作品集でした。
中身は、美形淫乱上司と部下のオフィスラブもの、強面家政夫と雇い主のストーリー、悩める先輩と良い子の後輩くんの高校生ものの3シリーズ。
表題作は、そんなことあるかい!!?という無茶展開もあるエロティックなコメディ。
それに対して高校生カップルのストーリーは、キスだけでものめり込んでしまう…という純情なストーリーで両者のギャップがちょっとすごいですね。
どちらもかわいらしい絵柄のおかげで嫌味なく読めますよ。
目を引く表紙ですが、中身もキャラも表紙を裏切ってません!
「アレがしたい、コレがほしい」
結婚したい男性社員8年連続1位のイケメン上司・久慈は、俺(笹沼)のでかチンコに興味津々!日々、会議室とかに連れ込まれてエッチなことされてるけど、もしかして俺のチンコにしか興味がない?搾り取られて体調もアレなので、頻度を控えたいと言うと、久慈はアッサリ快諾。ふつうに仲良くしたいのに食事に誘っても断られ、距離を置かれてるようで…
久慈が笹沼を避けてた理由はそれか!って、エロBLらしいわかりやすいオチですが、笹沼だけを特別に感じてる久慈がかわいらしい1話でした。
2話構成で、1話は笹沼の攻め視点、2話は久慈の受け視点です。
2話では、お互い求め合う安定した関係になって、笹沼のエッチは意識を失っちゃうくらい良くて久慈も満足なんだけど、なんかモヤモヤ。また笹沼をゲッソリさせるくらいエッチしてもモヤモヤは晴れなくて…
このモヤモヤの原因は、セフレ以上恋人未満な関係だから起こる気持ちのすれ違いで、1話で笹沼が久慈に求めていたのと同じものを、久慈も求めていたって感じかな。
経験豊富そうな男が初恋みたいないじましさを見せる2話のほうが、ちゃんと恋してる感があって萌えました!
「アレコレ言っても始まらない」
久慈弟・央のスピンオフ。兄のストーカーだと思って捕まえた男・米久保は、兄の同僚で、弟が目当てだった!
米久保は絡まれてベロチューされてから央が忘れられなくて…それを知った央は、彼女がいるくせに、ヤるかと米久保を部屋に連れ込む。
央はちょいヒゲのやんちゃ系ワイルドな男なのに、童貞・米久保に、翻弄されちゃってるのが意外とかわいい。
この兄弟は兄が兄なら弟も…って呆れるところがあるけど、恋に落ちると変わってしまうところも似てます。
「ウチの家政夫コワモテ系⁉︎」
顔が怖い家政夫と、男を食い散らかしてきた美人雇い主。貞操ゆるい男が、真面目男にほだされてって、前の話とテーマは似てるけど、家政夫のまじめすぎる四角四面ぶりがおもしろくて飽きません。家政婦の年の離れた弟妹まで目つきがソックリでw
「屋上から恋」
ゲイで自殺を決めた歩は、最後に恋してる後輩とエッチしようと、屋上に呼び出して手錠をかけて襲うけど…
この後輩は素直なところが高校生らしいのだけど、気持ちを思いやれる包容力のある良い男!
これまでユルい男達が続いた最後に爽やかな話だったのに…
「ある日のあれこれ」描き下ろし
酔った久慈兄弟の彼氏自慢。背中から哀愁が漂う彼氏達、定規を誇らしげにかかげる兄(計ったのかw)、要はテクだ!と弟も負けず、いざテク実践へってところで…久慈兄弟は酒癖も悪かった。
最後の読切が爽やかだったのに、また表紙の世界観に引き戻されました。(良い意味で!)
何とも挑発的な表紙。
攻めである部下(巨根の持ち主)とそんな部下のあそこに惚れ込んでいる受け(絶倫上司)のお話。
トイレで巨根に一目惚れされ、個室に連れ込まれ乗っかられて以来、会社内でやりまくってる二人。(表紙でわかるから大丈夫だと思うけど、会社では仕事しろよと思う人には向いてません)
体から始まった関係だけど、攻めは、受けが好きなのは俺のあそこだけかなあと悶々します。
あまりにも回数が多くて精を吸いとられてフラフラになったので、ちょっと控えめにと提案したら 難を示すかと思ったのにあっさりokでオマケによそよそしくなる始末。
よそよそしくなった原因も、その後の展開も予想通りだったけど、元カノ絡めて気持ちに気付けたのが、なかなか新鮮でした。
元カノも嫌な子ではないので、元カノが地雷の人でも大丈夫だと思う。
絡みがあっても、エロくは感じません。
他の収録作もテンポ良く進んで読みやすいのですが、全体通じて悶える程の箇所がなくて、あっさり気味に感じました。
身体の関係から始まるピュアラブ大得意の作者さん、今回も外れ無しです。
オフィスものということで受け攻めの口調の差がかわいいです。敬語部下攻め・エロかわ上司攻めのバランスもとてもいい。積極的で少し強引な上司の久慈さん、魅力たっぷりでした。
同時収録は同じ世界軸(久慈さんの弟カップル)と、青春学生モノでした。テイストは違いますが、どちらも気持ちのいい作品でした。
文川先生の作品は総じて、表紙・帯が好みで気になった方は買ってみて損はないかと思います。
表題作ほか3篇 4CPの話が入っています。
「アレしたい、コレがほしい」 2編+オマケ
リーマン笹沼 × 会社の先輩 久慈
攻め目線と受け目線。身体目当てで関係を持っていたのが、いつの間にか好きになっていた受けが恋をしたことがなかったためか、よくわからなくてもやもやする話でした。巨根が好きで笹沼を搾り取るようにヤりまくる久慈ががビッチというより絶倫という表現がぴったりで面白かったです。
「アレコレ言っても始まらない」 1編
前作二人の同僚米久保 × 久慈の弟 央
前作で央が会社に押しかけてきたときに出会った米久保が央を好きになり告白します。で、試しに関係を持ってみたら結構よくて彼女としようとしてもできなくなって振られてしまい、それ以来気になって責任とって付き合うといった話。
これは受けが私にはムリ。猫が飼いたいなんて理由で会社に押しかける央の神経が信じられないし(仕事ナメてんのか)、彼女がいるのに寝てしまうところも受け入れられない。結局、飼いたかった猫を米久保が飼っていることを知って喜んじゃってるし、心は伴っているのか心配になりました。
「ウチの家政夫コワモテ系」 1編+おまけ
家政夫須田 × 作家の遥
すっかり胃袋から掴まれて知らぬ間に好きになってしまっている遥と世話しているうちに好きになってしまって・・・
なんか普通でとくに感想がない。
「屋上から恋」
後輩若槻 ×高校生の長谷川歩
ゲイであることに絶望して自殺しようとする歩が死ぬ前に一度だけと若槻と関係をしようとするけど、やり方がわかってなくてできなくて、若槻から友達になろう言われ仲良くなるけど、近々死ぬと勘違いさせていることに罪悪が‥
若槻くん流されてるけど大丈夫?いつか目が覚めて歩を傷つけないか心配。
エロエロかと言われたらそれほどでもないです。シーンはあるけどあんまりエロくは見えない。この中ではストーリーが1番しっかりしてる表題作が1番良かったです。この2人の話をもう少し読みたかったな。
面白かった〜〜!絵柄が既視感あるなぁ、はらださん寄りなんだと思いましたがえちもお話も安定してて面白かった…!です巨根、最高です笑 それだけでそのワードフレーズだけで明るい未来が予想できるので…最高…、!笑 有難うございましたァァ‼︎
表題のお兄ちゃん受けもその次の弟ちゃん受けもナイス受け攻め、その他2編もとっても面白かった(何度も云いますが)…きゅんきゅんしました。何だろう、まず端からテーマがいいんですね。ギャグセンスもあり。
描き下ろしの受け兄弟が張り合う件もボケツッコミと笑ってしまいました。
ただただ面白い、です。これに尽きます。
久しぶりに気になるタイトル。
表紙を見たら上手に挑発されてしまい購入してみました。
一目惚れされてしまう「アレ」の持ち主が理解できないまま翻弄され、体ばかりが求められる毎日。
きっかけがきっかけだけに気持ちが蔑ろになってしまい、何がなんだか分からないまま不安や焦りに追い詰められていく笹沼。
あどけない顔でひたすら即物的に求めまくる久慈にビッチなイメージを持っていましたが、つい期待したくなるエロはそれほど刺激的には描かれておらず物足りなくもあります。
けれど、程よくぐるぐるして初めてのお泊りとなるラストにじんわりとときめきました。
他同時収録「アレコレ言っても始まらない!」
久慈の弟編。
始まりの強引さに引いてしまいますが、変人カップルがかわいく見えてそれなりに面白く読めました。
「ウチの家政婦コワモテ系!?」
家政婦として働くコワモテな彼がだんだん大きな存在となっていくのは伝わりますが、いろいろ説明不足で話しの軸から逸れた部分が気になってしまいます。
「屋上から恋」
とんでもない発想の飛躍に思春期らしさを感じるほのぼのさ。
若槻の好意がどれ程のものなのか。
ついこれからのことを想像したくなりました。
表題作含め4本+オマケ
《アレがしたい、コレがほしい。》
女子社員の憧れの的の上司(久慈)は部下(笹沼)の下半身がお気に入りで、隙さえあればHを誘ってくる絶倫上司で、さすがに体力(精力)の限界を感じた笹沼は‥‥
下半身の使用頻度を減らしてほしかっただけなのに、久慈との距離まで空いてしまって『体だけが目当てだったんだ』と少なからずショックを受けている笹沼が何となく可愛かった。その時、久慈が自分ではない違う男と一緒にいるのを見て益々ショックを受けて可愛かった。(顔は可愛くなかったけど)一緒にいた男は久慈の弟だったんですけどね(よくあるパターン)お付き合い始まってからはラブラブで、笹沼の元カノが出てきたけど、特に何も無くラブラブのままエンディングでした。
《アレコレ言っても始まらない!》
久慈の弟(央)の話です。久慈と同じ会社の米久保に惚れられた央が、あっ!と言う間に米久保と関係を持ち、好きになり始めるまでのお話です。
《ウチの家政夫コワモテ系⁉︎》
確かにコワモテ系だったが、家政夫というだけあって家事は完璧でした。家政夫として、ちょっと役に立たないと寂しげにしてるのが可愛い。アクシデントで雇い主と関係を持ってしまって退職するというハプニングもあったけどハッピーエンドで良かったです。
《屋上から恋》
同性しか好きになれない歩が後輩の若槻を好きになり、報われないから屋上から飛び降りる前に無理矢理Hしてもらおうとするが、無理で友達から始める話。
Hは程よくあったけど、絵柄のためかなぁ?エロいってことは無かったです。
カバー下の漫画も面白かったです。