君ってやつはこんなにも

kimitte yatsu wa konnanimo

君ってやつはこんなにも
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神251
  • 萌×2120
  • 萌32
  • 中立9
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
51
得点
1840
評価数
422
平均
4.4 / 5
神率
59.5%
著者
文川じみ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
B.Pilz COMICS
発売日
価格
¥694(税抜)  
ISBN
9784861238154

あらすじ

学校一モテ男の飯田(いいだ)は誰の告白も受けない。
ゲイだからでは…!?と密かに噂になっていた。
真相を確かめるため、友人とのじゃんけんに負けた紺(こん)は飯田を呼び出し告白! !
すると見事に玉砕し、逆にゲイだと勘違いされてしまう!
その後、誤解を解くと同時に仲良くなり、モテ男なのに性欲の薄い
飯田の性癖探しを一緒にすることになったのだが…性極的(セッキョクテキ)な
紺の提案から思わぬ展開に!?

拗れたトモダチの距離に葛藤する男子高校生の甘酸っぱいピュア恋

表題作君ってやつはこんなにも

飯田悠介(高校生・学校一モテ男)
安村紺(非モテの高校生)

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • 電子限定漫画

レビュー投稿数51

視点が入れ替わる楽しさ

今作、意外と攻めてると思います!
じみ先生作品で潮吹きがみられるとは(笑)

顔が良くモテるものの、誰からの告白も受けない飯田はゲイなのでは…?
確かめるために告白することになってしまった安村。
結果的に断られるが、真摯な態度の飯田に好感を持ち、告白は嘘だったと素直に打ち明けるのだった…

★ここまではよくありがちならお話だと思うのですが、ぶっ飛んでるのはここからです!
性に積極的な安村と対称的に淡白な飯田だが、そんな飯田の性癖探しを一緒にすることになります。


※1話は安村視点で、同じ内容で2話は飯田視点に変わります。
ここが面白い!
1話毎に視点が入れ替わるのです。
2話まで読んでまた1話に戻ったりすると、また違った気持ちで読むことができます。


2人は一緒に色々なシチュエーションのAVを観るのですが、ゲイの飯田にはもちろん響きません。
一通り見尽くしたあと、安村が勧めたのが「男の潮吹き」動画!
これはヤバイ気がする飯田(笑)
しかも、自分も試してみたいから飯田に手伝って欲しいと言い出す始末…

☆はい、やりますよ!
安村は後ろから飯田に激しく扱かれ、ついに潮吹きしてしまいます!!
飯田も勃っている事に気付くが強く拒絶されてしまい、それからよそよそしくなってしまう2人…

お互いに意識しだしていた時期だったので、余計に気まずくなってしまったんですよね。
時々飯田視点に変わるのですが、安村が可愛くて好きになっていく様子がよくわかり萌えます。
友だちから始め直す2人ですが、もうすでに友だちでは足りなくなっています。

一緒にいたいという気持ちが膨らんだ弾けて…ついに一線を超えてしまう2人…
順番は逆になったものの、付き合うことになった事に幸せを感じる2人が可愛すぎます。
ちょっとすれ違いもあったけど、全体的にほんわかした雰囲気が漂っており、とても面白くてかわいかったです。


描き下ろしでは、ついに中出しHが実現します!
普段からAVを観まくっていた安村がヒジョ〜にエロいです!!
描き下ろしまで読まなきゃ大損します(笑)

ストーリーもHも大満足です!
Renta!で購入しましたが、修正甘くて最高でした!!

そして、安村の兄がかなりの曲者だと思います。
兄の話も読んでみたいと思ってしまいましたので、是非とも機会があればお願い致します!


24

正直なところ勿体ないかも…

文川先生の持ち味が存分に発揮された、キュンキュンエロ作品ですがエロ強め。
エロ好きなので個人的には嬉しいんですが、
この作品はエロなしでも充分に面白い、質の高い作品なので、
エロ苦手な方が敬遠するのが残念で、勿体ないなぁという気持ちです。

単話配信で追ってましたが、1話目から当たり!と喜び、2話で神ボタン連打…
進むほどにオモシロ可愛くてテンションの上がる内容に、毎号ジレジレしながら配信待ちでした。

文川先生作品は、癖のある黒髪イケメン攻めに、カワイイおバカ受けが個人的にツボ。
この作品も好みのカップリングですが、
受け攻めの視線が変わりながら展開する、実は…なオモシロさだけでなく、
攻めのモノローグ使いが上手くて、飯田の心の声に笑わせて貰いました。
それぞれの感情変化、心情描写が丁寧で、気付けば恋のDK二人にキュンキュンでした。

モテるのにフリーのイケメン飯田。
ゲイの噂を確かめようと、友人とのジャンケンに負けてふざけて告白した紺が、
飯田にフラれたことから意識し始め、友達になり一緒に性癖探しを始める…。

可愛いおバカの紺ですが、性格がよくて天真爛漫な可愛さにやられます。
思春期のDKの性欲求は持ち合わせていて、飯田の性癖探しで一緒にAV鑑賞ですが、
実はゲイを隠している飯田…どんどん紺を性対象として意識してしまう。
紺に潮吹きを手伝わされ反応してしまい、それ以降、紺を避けて距離を取る飯田。

離れたことで意識して、自分の気持ちに気付いてしまう二人が、
お互いに向き合って友達として再スタート。
飯田が今までゲイを上手く隠してこれたのは、本当の恋を知らなかっただけと気付くシーンが好きです。
友達としての距離と、恋心の狭間でジレジレする二人の関係が堪らない…
お互いに気持ちが抑えられず、ごまかしながらもどんどん距離が近くなり、
友達でなくなってもいいと確認し、身体を重ねるまでのやりとりにキュンキュンさせられた。

二人の止まらない感じが良かったですが、繋がった後の紺の天然具合がさすがです。
友達じゃなくなっても話しかけていい?と泣く紺に、
付き合うんじゃないのか?オレまた騙された?と、紺の天然に振り回され動揺する飯田。
こんなズレたやりとりの面白さが、文川先生の上手さですね。

描き下ろしを楽しみにしていましたが、こんなご褒美があっていいのかという程のエロ。
「ちかちゃん…」以上にエロい、汁にこだわった描写でした。
序盤の性癖探しでは、紺のズリネタAVが中だしものだったんですが、
飯田が紺を性的に意識をするようになってからの妄想が、紺に中だしプレイ。
描き下ろしでは、こんな二人の念願中だしプレイが実現します…どエロでカワイイエッチでした。

もう最高のカップリング…もっと見ていたい二人です。

※Renta:修正はトーン描写に細い短冊です。潮吹きは白描写ですが、後半は修正が薄いです。
紙本も同じ修正でした。

17

今年1番かも

表紙で釣られて買いましたがこんなにも萌えとエロと笑いを提供してくださるとは思わず感動しております。久しぶりに良質なBLを買えて満足です。

視点の変わりようが上手くできていてテンポもいいです。最初の攻め視点で思わず「ゲイなんかーい!」とツッコんでしまったのは私だけではないはず...。何度も読み返したくなるおすすめの漫画です。

17

続きがもっとみたい

いや、良すぎてびっくりしました、、、
二人とも可愛い!!!!!可愛すぎる!!!!!!!!!

1話は紺視点、2話は飯田視点なのですが
飯田視点が予想外すぎて。笑
思わず1話を読み返しました。笑

ストーリーもギャグも面白くて、話も破綻することなく、飯田に対しても紺に対しても「なんで!?」と思うことなく、登場人物たちが自然に動いている。
それって凄いことですよね。。ありがたい。。
すれ違いはあるんですが読んでいて変なやきもき感はありませんでした。

個人的に大好きだったのは、電車で手を繋いだシーン。
なぜそうなったのか、どちらから繋いだのか、なんて説明は特にありません。でも、それがすごく良かった。
お互い友達になろうと決めたのに心が揺らいで、手を繋ぐのは友達がすることじゃないって2人ともわかっているのに
そのことについてどちらかが言葉に出してしまったら終わってしまいそうな、あのドキドキ感。
すごくリアルだと思いました。

それと同じですが、ふたりでベッドに寄り添って手を繋いでDVDを観るシーン。
友達以上恋人未満の探り合いとドキドキ感が伝わってきて本当に大好きなシーンです。

本当に良かっただけに、欲を言うならば
両想いだと気づいてからあと数ページ欲しかった、、、、、、、、!
まさかあんなにすぐ終わってしまうとは。
両片想いな2人にじれじれした分、もっともっとラブラブなシーンが見たかったです。
(特典のリーフレットで少しだけ見たい欲を補えたのですが。。)

続編や番外編が出たら何があっても買います!

14

洗われました

作者さんが好きで迷わず購入をしたのですが、本当に購入して良かったと思える作品でした。

視点が交互に変わっていくのがテンポがよくて、新しい発見や見方ができて面白かったです。
特に2話の飯田くん視点の「ゲイです」はとても笑ってしまい、お気に入りでした。
2人ともピュアで高校生らしい感じにきゅんきゅんして、読み終えた後は心が洗われたような気分でした。ちょっとアホですが素直で可愛い紺ちゃんの手探りな感じをもっと読んでいたいです。

10

控えめに言って「最高」。

レビューが高評価ばかりだったので購入。

うん。
高評価ばかりなのに納得。

めっちゃキュート。
めっちゃ笑える。
そして何より、二人のモダモダ進む恋心にギュギュ―ンと萌えツボ鷲掴みにされました。

腐女子の萌えツボがよくわかってらっしゃるな、と。こういった作品が苦手、という方は少ないんじゃなかろうか。

ゲイであることを隠し続ける攻めくん。
ゲイ疑惑がある攻めくんの性癖を探るべくゲイのふりをする受けくん。

どっちも可愛い…!
果てしなく可愛い。

少しずつ恋心が育っていって、でもそれを告げるのが怖くて。
笑いあり、笑いあり、爆笑あり、のストーリーですが、きちんとゲイならではの葛藤が描かれているのもこれまた良し。

受けちゃんは髪の毛が長いし、AV大好きっ子(友人曰く「オナニー戦士」らしい)なので喘ぎ声とかも女の子のそれっぽいのですが、なんだろうな、ちゃんと「男の子」っていう感じがする。

彼の中身が、あほなDKらしくって微笑ましいからかな。

控えめに言って

最高。

な1冊でした。

10

文川先生の高校生もの、外れなし❤️

はぁ~良すぎます。
文川じみ先生の作家買いです。
いやいや本当にいつも、外れがなく先生の作品大好きです!
特に高校生もの…このお話も、全然今まで接点がなかったクラスメート同士のお話なんですが、一言で言いますと『最高か…❤️』ですね!


何が良いって、最初はそれぞれが勘違いを繰り返して、実は勘違いがお互いを意識させる切っ掛けになっていたこと。

攻めの飯田くんは、女子にモテモテなんですが全然付き合う事がない。ちょっとしたいたずらで紺(受けちゃん)は、告白紛いの事をしますが断られ、あげくゲイでも頑張れと励まされる。

ここから、互いの心理がわかってくるのです。実はゲイだった飯田くん。
でも高校生だから、誰にも性癖バレしないで平穏に過ごすために、細心の注意を払っていたのです。なのに、突然の紺の接近が彼の平穏を、徐々に変えていくんですよね~❤️

紺は、ノンケだったのですが知らなかった飯田くんの一面を、知って近づいた事が嬉しくて。
自分の部屋に連れていくんですよ。

そこから紺は、自分のおすすめAVを飯田くんに見せて上げる事になるんです。それに付き合う飯田くん。

いやいやフラグたちすぎ。確実にエロい流れになっちゃう…って期待しました。そしたら、はい!正解。

紺が、えろくて可愛くて。飯田くんたまらなくなっちゃう。ですが、さすが平穏に過ごすために生きてきた飯田くん。
すぐ突っ走る事がなかった~❗

ですが…ちょっと二人が距離を取った間に恋に気がつくんです。
友達にはない感情が芽生えていて。

それからは、もう察する通り。私の期待した展開が待っていました…

本当に文川先生の受けちゃんは可愛い。快楽に素直。今回の攻めの飯田くんはちょっとだけ臆病なところ有るんですが、紺と出会えて良かったなぁと思います!

描き下ろしは、初めての中だし。すっかり慣れたえっちの新たな刺激❤️
でも、紺のお兄さん、そっとしたげて~❗

あ、でも毎回、飯田くん着衣なんで脱いだ方が良いと思います!

7

ほんとうに可愛い

めちゃくちゃ可愛いお話でした!
攻の飯田も、受の紺も、他登場人物、みんな素直で良い子たちばかりでした。

舞台は高校なのですが、高校生同士の初々しくピュアな流れにキュンキュンしまくりました。
まず、紺や友達が、学校一のモテ男飯田がなぜ告白されても女子と付き合わないのか…
実はゲイなのでは?と疑問に思い
それを探るために紺が飯田に告白するんです。
でも、飯田は、男をそういう目では見ない、と。
玉砕(ではないのですが 笑笑)した紺ですが、
色々あって飯田の性欲が薄いことを知り(実際は違う)性癖探しのお手伝いをすることになりましたが
実は飯田は本当にゲイだった……!
そんな2人が両思いになっていく、
みたいなお話。

いや……、可愛すぎるでしょ、みたいな。
本当に可愛いんです。
紺の手探りな感じと、飯田の困惑と、
何これ……みたいな、尊すぎる話でした。

ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★☆

読んでよかった

6

アホ可愛い2人

2人とも高校生で、同級生同士だけど、特別友達という関係では最初はありません。攻の飯田はモテるのに何故か彼女を作らない、実はゲイなのでは?という話題になった紺とその友達たち。何故か紺が告白してみることになり、その返事は…見事玉砕。だけど、だんだんと変な方向に話はすすみ…?というお話。

アホの子な紺だけど、とても素直で良い子。飯田も落ち着いて優しい性格。友情と恋の狭間な、ほのぼのとして、ピュアな可愛いお話でした。

6

きみたちってばとんでもなくかわいい。

 文川先生の「あさってにキス」がとっても私好みで、皆様のレビューを拝見して、コレは多分好きなヤツ、と購入を決めました。
ホント、大当たりでしたー。
受け様の安村、攻め様の飯田、ともにとてもかわいい。
1話目ラスト、2人して身体を寄せ合ってスマホを眺める後姿に、2人を見守る壁になれる、と思いました。
 
 1話ずつ受け攻め交互視点、ナイスですねー。
先生があとがきで書かれていた思惑通り、2話目を読んだらまた1話目を読み返して、なるほどー、とにまにまです。
あの時、冷静な顔してこんな事考えてたのかー、と飯田がかわいくて楽しいったら。
被っていない出来事も、飯田の表情にきっとあんな事やこんな事考えてるんだろうなぁ、と妄想が止まらない。

そして、安村の表情をはじめ、やることなすことのかわいいこと。
飯田と共に打ち抜かれまくりです。
ちょろいと言われようと、かわいいものはかわいい。
そのくせ、えっちの時はかわいいのにエロいのが上乗せされていてさ。
「友達じゃなくなる」という飯田の言葉に、真逆な解釈をしていた2人のすれ違いな反応にくすっとさせてもらって、最後までかわいかったです。
無事、ダイスキがあふれかえる恋人同士になった後の2度目のえっちはさぞかし、と妄想がふくらみまくりでした。


 書き下ろしは、中出し系が好きだという安村が納得のエロさで、爆発してました。
そして、最後の最後でのお兄ちゃん…。
ってか、どうして知ってるの!?経験者!?
最後までエロと笑いと妄想をありがとう、です。
 

 

 

6

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