スーパー攻め様が受ける!!

僕のハイスペック彼氏様

boku no high spec kareshisama

僕のハイスペック彼氏様
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神81
  • 萌×253
  • 萌36
  • 中立11
  • しゅみじゃない18

--

レビュー数
34
得点
736
評価数
199
平均
3.8 / 5
神率
40.7%
著者
よつあし 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865891850

あらすじ

妄想力逞しい凡人リーマン×ハイパーセレブリティな男前社長。王道をブチ壊すハイテンション・ラブコメディ!

表題作僕のハイスペック彼氏様

横道勇,入社2年目の凡人なリーマン,Ω
烏丸厚,攻の会社のセレブリティな新社長,α

同時収録作品番外編

田中一郎,リーマン,横道の友人で同僚,24歳,β
マリク・ビン・サッタール,石油王の息子,α

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数34

とにかく笑った!

Ωだから受けるほうなんて誰が言った!!
そんなセリフを言ったのは、バリタチの主人公でΩ。


お相手は、ドバイからやって来た(しかも初対面での登場はヘリだった)勤務先の新社長でエリートα。

出会いは、暴れ馬から社長が主人公を守ったことからでした。

暴れ馬が出てくるマンガやアニメを見たのって、正直個人的には少○革命○テ○のアニメ以来なのですが、、、笑笑


とにかく随所にバラまかれたコメディのセンスにずっと笑いっぱなしのツッコミっぱなしで、最高か?!! と、何度も声に出していました。


なお、登場人物たちも主役2人以外も個性豊かで、社長の幼き頃の友達でアラブの褐色男、マリクや主人公の同僚で金のためにはなんでも遂行するメガネの田中、そして社長の父など、本当にその存在に笑わせてもらいました。


最後の2人が番となった、ともに首を噛み合うシーンは、主人公のΩがバリタチだからこそできる儀式のようなもので、ほかのオメガバではあまり見ることのない展開がとてもよかったです。


それにしても暴れ馬が出てくるBL…本当に笑ったなあ!(思い出し笑いをするまりあげは)

0

ただただ楽しんで!!!!!!

2022年6月22日のちるライブ、白米さんオススメオメガバース第一位!!!!
ライブ紹介中に気になるワードしか出てこなくて、試し読みもせずに購入。
オメガバはオメガバでも王道のα×Ωやα×αではなく、Ω×α、しかもそんなにΩが生きにくい世界線でもなく、どちらかと言うと喜劇映画を観ているよう。

Ωの横道くん普通の会社員、Ωだけどスーツを剥ぎ取り逞しいカラダを貪りたいバリタチだから、恋愛は最期の最後でいつもダメになる。
同僚の田中(β)と街中でカフェで休憩していたら、暴れ牛に襲われそうになる所を闘牛士の如くあしらう黒髪の男に一目惚れ!!!
その黒髪男は実は横道、田中の会社の社長の烏丸、これがまた、世間の普通の一般的からはかなりかけ離れた思考の持ち主だが人を疑わず妙に純粋。

深く考えずに、面白く、楽しく、誰かの何かの好きがどこかに散りばめられた作品。

暴れ牛ジョセフィーヌしかり、ヘリ登場しかり、アラブの石油王しかり、戦車登場しかり、
余りにも現実離れしているところがこの作品の醍醐味!!

作品には、別CPもあるが、田中(β)が無双するのがかなり面白かった!!

1

番外編も本編

題名だけだとあまり想像がつかないかもしれませんがα完受けのギャグエロ作品です。(ありがとうございます)以前ちるちるのホームページで目にしたときから気になっていたのですが、今日近くの書店でおすすめ本になっていたので喜んで購入させていただきました。

登場人物はバリタチリーマンΩの横道勇、天然ハイスペックα烏丸厚の二人がメインです。

ストーリーが最初からぶっ飛んでいて大好きです。
αの男性(モブ)といい感じになった横道でしたが、αの男性は横道がバリタチだと知った瞬間冷めてしまいます。幼稚園からの友人である田中にその出来事を話していると、突然町中に闘牛が(???)あらわれます。闘牛は横道目掛けて真っすぐ進みますが、そこに謎のイケメンが表れスーツの裏地の赤を闘牛士が使う布代わりにして闘牛をかわし、横道を守ってくれます。イケメンは闘牛が自分のペットであることと軽い謝罪をして帰ってしまいます。
後日、横道と田中は務めている会社の社長に呼び出しをされます。社長室に入るのを渋っていた横道と田中でしたが入ってびっくり、社長は昨日横道を助けてくれたイケメン、烏丸でした。烏丸は横道と田中に謝罪も兼ねて食事に誘います。天然+ハイスペック+α+社長という完璧な烏丸は横道のハートを射抜いてしまいます。烏丸は友人として横道と水族館へ社会見学に行きます。横道はことあるごとに烏丸をなんとかしてでも落とそうと頑張りますが…。

途中でアラブ人に拉致されたり友人が金で買収されたり、先の読めないストーリーで笑いが止まりませんでした。

番外編は田中と横道を拉致したアラブ人の話ですが、これはネタバレ無しで見てほしいです。この二人のストーリーがもっと欲しかったなぁ、と思うくらい私は好きです。番外編、とは書いていますが本私は編のうちの1つだと思っています。

亀頭球をしっかりとアップにした描写を描いていたのでオメガバースの中でもお気に入りの作品になりました。個人的には横道は受け側に回るよりもやっぱり攻めの素質のほうがあるように感じました(笑)

本作品はオメガバースの常識をブチ壊してくれるので、オメガバースを「どうせΩは受けだしな…」とか「βの存在薄いしな…」とかいうイメージを持っている方にも是非購入していただきたい作品です。本誌自体もなかなかの厚さがありストーリー性もしっかりしているし、読み応えがあるので購入して良かったと思いました。

2

オメガバースも多様性

 ここまで潔く抱かれるαと抱くΩという組み合わせが、とっても新鮮で面白かったです。横道もけっして雄々しい感じではなく、烏丸より体格も小さいし、やはり見た目はΩらしいんですよね。烏丸に取り入るまではΩらしいアピールをする。けれど、セックスになった瞬間に、タチ願望が強烈になるんです(初回はタチでありながら主導権は奪われていましたが)。この切り替えの潔さがいいなぁと。

 烏丸もまったく嫌みのないからっとした性格で、抱かれる時も素直で可愛かったです。悪役のマリクは是非誰かに責められて欲しいなぁと思っていたので、烏丸の友人・田中にハメられる展開は美味しかったですね。それも、簡単に甘い関係になるわけではなく、田中の方はまだマリクを調教しているだけというドライな感じも主役CPとギャップがあって良い。ギャグシーンも多いですが、ツッコミが皆冷静なのでそこまでうるさく感じることもなく、最後まで笑って楽しめました。

1

何を求めて読むかで評価が分かれる

正直好みじゃなかったです。
シリアスを期待していたわけじゃないんだけど、ギャグがことごとく自分の笑いのツボにヒットしなかった。

とはいえ、オメガバースのアルファ受けは珍しいと思うので
そういう意味では貴重な作品。
むしろいわゆるスタンダード作品を裏切り続けるというか、その裏をかきつづけるので、「流行ってるオメガバースはどうも合わない」って方は、
一度試してもらうほうがいいかもしれない。
確実に視野は広くなります。

2

黒髪の牛の人

1話から暴れ牛が出てくる作品です。そんなテンションが最後まで続きます。そのテンションに着いていけると確信があるときにぜひ。

横道(攻め)がさも常識人かのようにツッコミ役を担っているものの、彼もとんでもない非常識人なので、最早誰も常識ある人がいないので、オールボケ。体力を吸い取られる。

α受けに特別な思いもなく、こちらの作品、振り返ってみれば然程オメガバース設定が重要でもなく。単純に烏丸さんは可愛い上にカッコいい。受けでもいいし攻めでもいい。どっちでも魅力的だと思います。

萌〜萌2

1

この受け、男前すぎる…!

表紙の美しい夜景を背にした立ち姿がめちゃくちゃ格好いいですね♥
彼こそまさしくハイスペック彼氏様!と思わせる輝きがあります。

けれど、実は彼・烏丸は攻めではありません。
αとして生まれ、若くして社長に就任し、地位や能力にも恵まれ、
人柄も優れ、その全てにおいてハイスペック彼氏様なのに!!

というのも、全ては愛ゆえに。
彼が恋に落ちたのは会社の部下・横道でした。
性別はΩで、そのつぶらな瞳がとってもキュートな
ベビーフェイスはどこからどうみても〝受け〟そのもの。

しかし、意外にもその脳内はエロ親父の如くエロにまみれ、
その内に野獣のような性欲を持て余す彼は〝タチ専〟だったのです。

それでも世に蔓延る「αはタチ、Ωはネコ」という凝り固まった
価値観に揺らぐことなく、深い愛情とピュアな心で横道を包み込む烏丸。

姫抱きがここまで絵になり、逞しい胸板…
抱かれているのに、こんなに献身的なのに、
この溢れんばかりの攻め臭さはどういうこと!?
かつてこんなに格好いい受けがいたでしょうか?
受けにしておくのがちょっと勿体ないくらい男前な受けでした。

でも、事後の前髪を下ろしたレアな烏丸は可愛かったな…
いつもは堂々たる烏丸の「俺はちゃんと出来ていただろうか?」なんて
健気な発言と自信なさげな表情にハートを鷲掴みにされてしまいました。

個人的にはリバはあまり好きではないのですが、
この二人の場合は例外でいつかリバってほしいなぁ。
跡継ぎはいざとなれば烏丸が出産することも可能なんだろうけれど…
タチの烏丸が愛ゆえにネコを受け容れたように、横道に烏丸を受け容れて欲しい。

ついついハイスペックっぷりについてのみ書き連ねてしまいましたが、
本書のもう一つの魅力はシュールさ且つハイテンションギャグにあります♬

こちらのツッコミなどものともせず、際限なく容赦なくぶっこんでくるので、
よく腹筋の準備運動をすることをお勧め致します。
でないと、腹筋は無残にも崩壊し、後日、筋肉痛に苦しむことになるでしょう。

まず、初っ端の横道と烏丸の出会いから強烈ですから。
横道が友人の田中と街中のカフェにいるところに突如暴れ牛が乱入し、
颯爽と現れた烏丸がマタドールのように牛をいなし、庇ってくれたのです。

「街中のカフェに暴れ馬」ってどういうことやねん。
と、もう既にツッコミたくてうずうずしますよね。
けれど、こんなのはまだまだ序の口。

この一件で横道は自分を救った「黒髪の牛の人」こと烏丸に一目惚れし、
猛アタックを開始するのですが、二人の再会後も怒涛のギャグにツッコミが
追いつきません。

闘牛がペットだったり、自家用ヘリで出社したり…もう海外生活が長いから
ズレているとかの問題ではなく、もはやただのぶっとびキャラだよ(笑)

そして、本作でおそらく一番ギャグセンスが
光っていたのは横道の友人・田中ではないでしょうか。
この人、めちゃくちゃ好きでした。

βで、地味メガネにもかかわらず、存在感がはんぱない。
お前はひと昔前の悪代官かってくらいに金にがめつく、
金額次第では友人すらも裏切るゲスっぷり(笑)
逆に潔すぎて気持ちいいくらいでした。

当て馬のイケメンアラブ人(α)に対しては顔に似合わずドSを発揮し、
調教の末に処女を奪ってしまうのですが、この後この二人どうなったんだろう…?

1

終始愉快

こんな笑えるBL中々ない!笑
牛とヘリの衝撃からずっと笑いながら読んだ。
セリフのセンスが最高でギャグものとしてもテンポよいし
設定的には小×大で好物なのでBL的にも楽しめた。
メインCPも最高なんだけど脇キャラもぶっとんでるしいいキャラクターで
番外編で描かれている田中×マリクも最高!!!
田中のゲス具合と意外に素直な
スピンオフとかで続きないんですか!?
あのあと仕上がったマリクがどうなったか気になる(°▽°)笑

1

αが受けるBL

Ωが攻め!αが受け!!ということで気になり買いました。
オメガバース界隈の受けを妊娠させようという姿勢は好きですが、たまには逆転しないかなと常々思っておりました。

Ωの子はかわいいけれど、しっかり男性で攻めで受けのことちゃんと好きでいいですね。
あとΩにありがちな冷遇などあんまりなかったので暗くなくて良いです。

αが受けで外見設定スーパー攻め様なんですが、じつは世俗慣れいていない天然です。
めちゃくちゃプライドも高いαを堕とすのかな?と思ったら、意外にかわいいαで驚きました。

ふたりが無理やり…、ヒートで…などなし崩し的にくっつく感じではなく、納得してくっつくのが好感持てました。

あと番外編の眼鏡と石油王は番外編でおさまらないレベルです。
こっちの続きが読んでみたい…

ギャグテイストでかわいいお話でした。

1

新しすぎて唖然としました

斜め上の面白さとは聞いてはいたのですが想像以上でした。これを描かれた先生・・・天才だと思います。

最初は、このキャラデザでΩ×α?イメージじゃないわ〜。と、思っていたのですが・・・。読んでみたらおもしろすぎて全く退屈しませんでした。

というか、新しすぎます。
不用意に闘牛が出てきても違和感のない漫画ってすごいです。

最近は、他の出版社からもオメガバースは出てきていますが、やっぱりオメガバースと言えばふゅーじょんぷろだくとだわ・・・と、思わざるを得ない作品でした。

気になるのが、ページを追うごとに冴えて来る田中。石油王のハートを射止めた恋物語も読んでみたいです。

2

小ネタが笑える

紫の牛の人!
途中までは小ネタにクスリとし、突拍子もないギャグや横道の突っ込みに笑えましたがだんだんこちらのテンションも落ち着いてきて。

烏丸の超ハイスペックで常識知らずで純粋で懐の深い所や、横道の一途で烏丸を想う所や、横道と田中のやり取りなど面白かったです。

田中の活躍は必要?なかなか興味深い人物でしたがマリクに対してドMに仕立て、しかも自分はSMには興味ないとか。お金を集めるのが好きなだけで金持ちになりたいわけじゃないとか、あれだけ買収されといてなんだかなあ。

横道と烏丸が無事に番になれたのも良かったですね。葛藤や障害も少しだけで、とにかく烏丸が懐が深い!
横道の夢が叶ってハイグレードな男を抱いて、しかも愛し合ってぐっちょんぐっちょんに犯す願望も叶いました。

でもなんかすっきりしないのは何故かなあ。

1

Ωは受けだと誰が決めた?

面白かったです。
エロもギャグも良かったのですが、キャラクターの濃さに全部もってかれました。
テンポが良く、障害を乗り越えながら愛を育んでいく横道くんと烏丸さんが素敵。
横道くんは可愛いαですが、攻め志望のバリタチ男。出会った当初から烏丸を犯す妄想をしているような強かさが好きです。烏丸はハイスペックな完璧αですが、横道が「タチがしたい」と言ったら快く了承してくれました。優しい。
最初こそ烏丸が騎乗位で手綱を握ったセックスでしたが、5話でようやく横道くんが主導権を持つセックスになります。良かったね…!
烏丸さんはハイスペックイケメンだけど、ちょっと天然なところが可愛いですね。
欲を言えば、もっと烏丸さんのぶっ飛んだギャグ描写が欲しかった。
最初の暴れ牛止めとヘリで出社以外は結構大人しかったので、もっとギャグましましでも良かった気がします。もっとスパダリのところが見たい。
あと帯に「スーパー攻め様」って書いてあるけど、「攻め喰い男子的」な屈服感はないです。

恋のライバルが厄介な幼馴染石油王(α)で、その石油王を落とすのが金にがめつい横道くんの友人・田中(β)なのも面白い。
田中が一番キャラ濃いかもしれない…。
彼は名言メーカーです。

1

ギャグ基調のオメガバース。

恐らく、商業BLで初めて「Ω×α」及び「β×α」つまりは「α受け」のオメガバースを描いた作品だと思います。(違ったらすみません……)
ギャグ調で読みやすく、それでいてαとΩの地位の格差を、オメガバースの基本形を抑えた作品(但しα受け)だと感じました。
オメガバースの基本形を抑えつつも、ドロドロとした設定ではない為、大変読み易い作品だと思います。
「Ωが受けだと誰か決めた!?」という方に、是非読んでほしい作品です。

2

エロシーン最高です

オメガバースものです。
α受けでΩ攻め初読でしたが、エロシーンは最高でした!

αは「the・α」+「天然ボケ」なド直球キャラです。
タチなΩが今までαに虐げられてきたからこそ、
ぶっ飛んでるαが全てを受け入れる優しさが沁みた感じですねぇ。

全体的にギャグ調で、叫びツッコミ。
ボケも、言葉の面白さと言うより、キャラのぶっ飛んでるとこが押し出されていました。
ギャグの毛色は合いませんでしたがまぁ、まぁ面白いかなぁ…という感じで読み進められました。

とにかくエロシーン最高です。(2度目)
表紙と中身の作画ギャップ無いので、この絵柄のエロ読みたいなぁと思った方には自信を持っておすすめ出来ます( ◜ω◝ )

2

明るいオメガバース。

Ωというだけで疎まれ蔑まれる運命だったり、フェロモンに翻弄され苦しんだり、辛い過去を背負って生きてきた受けの前に運命のαが現れて過酷な環境から救ったり…というのがオメガバースの王道かなと考えていたし、そんなところが萌えポイントできゅんとくるのですが、この作品のΩ・横道はそんな暗さがなくて、底抜けに明るい!かなり暴走気味でメチャクチャ笑えます。
横道の幼なじみの同僚・田中がさらにイイ味出していて、ギャグ満載ですごく面白かった~!

しかしながら、能天気な横道でもさすがにハイスペックなαをガンガン攻めたいという望みはなかなか厳しくて、付き合っても身体の関係で破局してしまうのが悩みの種だったところに、理想の彼・烏丸の出現。これがまたハーレクインかってくらいにハイスペック過ぎて、かなりのズレに笑えます。

そんな二人ですが絡みはなかなか濃厚で、烏丸の襲い受けにはドキドキしました。ステキすぎ…。αが受けだっていいんだなぁ~と改めて実感。むしろ図体の大きい方が受けに萌える私としては、こっちの方がバクバクするかも(笑)

このカプもなかなか見応えあったのですが、田中の金の執着ぶりと冷静沈着さが、世間知らずでおこちゃまなアラブの石油王御曹司マリクを骨抜きにしちゃうあたりは緊縛、調教好きな私にはたまりませんでした。田中〰️なかなかやるなぁ~。

ハイスペックのαを受けにしちゃうという点は同じながら、全く逆をいくカプなので一冊で二度楽しめてお得感満載の作品でした!文句なしで面白かったです!

5

奇をてらっていながら綺麗な着地

どうしてもタチになりたい可愛い系Ω×ハイスペックなイケメンα
本来受けになる性別のΩでありながらタチじゃないとダメ!な攻めは可愛らしい容姿に似合わず童貞臭い妄想癖と暴走癖の持ち主で、
受けは超絶金持ちでスーパー攻め様の素養がありながら天然&誠実で可愛らしいところがある人物。
攻めは全然かっこよくないし暴走癖もあるけど人を思いやる気持ちがあって、水族館で子どもに声をかけるシーンはぐっと来ました。
受けはハイスペックなのに傲慢なところがなく、好きになった相手がΩだけどタチをやりたい!と言い出しらネコの経験もないのに快く受け入れるような人です(自分がない、というわけではないので主張すべきところではちゃんとします)。汚れたところがないというか、素直で誠実で心もハイスペックでした。
ギャグセンスはちょっと合いませんでしたが、この二人が最高過ぎて気になりませんでした。
このカップル大好きです。かわいい。そして締めのやり取りはじーんと来ました……。

ところで金にがめついβ×アラブ系自己中αというまた意外性のある組み合わせの脇カップル(?)はこれからどうなるんでしょうか……気になるようなこれ以上追わない方がいいような(笑)

ぜひまたα受けでよつあし先生の作品を読みたいです。

4

オメガバース色は薄め。だけど面白い!

評価は萌え×2寄りです♪


「Ωがネコみたいな風潮なんなの!?」(Ω攻め談)
う…た、確かにそうだ。
Ωだって攻めてもいいじゃない!ごもっともですな(´・∀・`)

という訳で、初めてΩ攻め×α受けを読みました。
ううーん…。オメガバースとしてはかなり薄めかな?

でもオメガバース抜きで考えるととっても面白かったです!
ギャグテイスト満載で、世間知らずの御曹司の天然発言に庶民がツッコむ形がコントのようw
1見開き:1ボケぐらいありそうな勢いでツッコミ所満載ですヾ(*´∀`*)ノ

突然の暴れ牛にJMP(ジャケットマタドールプレイ)が最高に笑いました。
JMPが無駄にカッコいいのがなんとも言えないw

ハイスペックα受けのキャラが魅力的ですねぇ。
上層階級では周りとも馴染んで素敵な紳士なんだろうなー。
優しくて大らかで裏表がなく素直で振る舞いがスマート。
庶民に混じるとちょっと浮いちゃって世間知らずが露呈するのが可愛いです( ´͈ ᐜ `͈ )

Ω攻めは庶民に混じると変わり者なのかもしれないけれど
御曹司相手に会話してるとまともに見えるから不思議だw
ピンチの場面でもボケ倒すのがツボでしたヾ(*´∀`*)ノ
謎のアラブ人に対するイメージが腐女子と同じじゃないかっていう…w

Ω攻めのバリタチ宣言に期待を寄せてたのですが、あまりバリタチ感がない気が?(ФωФ)
α受けがハイスペックに頑張りすぎて、挿れてるのはΩでも受け受けしいぞ??
2回戦は頑張って攻めてたけど、バリタチらしい余裕ある攻めも見たかったなぁ…と。

あと、上にも書きましたがオメガバース色が薄いです。
αとΩがあべこべになって発情期はどうなるんだろう?という疑問があったのですが、
やっぱりαの血の本能としてはフェロモンを前にすると挿れる方になり、それに対してΩは本能的に抗えないんですね。自分自身の意思とは関係なくざわつく本能を抑えて、Ω×αの発情セックスに触れてたのがオメガバースらしさがあって良かったです♪

番外編も良かった!
お金大好きでブレない謎の田中(β)×アホっ子アラブ人(α)
アラブ人ドM受けが乱れるの可愛いぃぃぃぃ(∩´///`∩)
これで愛があれば完璧だったなぁ…。
ブレない田中さんらしくて面白かったんですけどね。
アラブ人がちょっぴり不憫に見えなくも…いや、性癖開発されて結果オーライなのかも?(゚∀゚)

4

おそらく好みはわかれる作品

オメガバースだけどまさかのΩ×αという内容に、正直待ってました!という気持ちでした。
他のレビュアーの皆さんも言っていますが、この作品はオメガバース色はかなり薄いです。
また、ギャグ描写で笑えるかは人によります!(私はかなり好きです)
一途でややヘタレなバリタチΩの横道のために、スパダリ天然受の烏丸が彼の気持ちを汲み取ったうえで受け身に回ってくれるのはさすがスパダリといったところです。
思ってたよりはとんとん拍子に二人が幸せになりすぎて、烏丸の友人のアラブの石油王のくだりはちょっと蛇足だったかな?と思ってしまうところがあります。
ですが、この石油王と、横道(攻)の同僚・金のためなら友情も捨てるβの田中の話がとにかく強烈すぎて最後の最後で全部持ってかれました。
何て奴だ田中……!恐ろしい子!!

最初から最後まで本当に人を選んでしまいがちな作品ですが、ある意味最後まで気の抜けない作品かと思います。

1

ちゃんとラブコメでした!

想像以上に萌えました!社長がピュアピュアすぎて可愛いすぎてたまりませんでした。攻めの可愛い彼も、すっごい下ネタ熱くなりながらβの友人に、社長にあんなことしたいとか叫んでるところがおもしろ過ぎて何度読んでも好きです。
ただガツガツした攻めってわけではなく、ちゃんとすっごい好きって言うのが読んでて伝わってきてニヨニヨしました。社長のお父さんもチャーミングでどっきり仕掛けしちゃうところがとても好きです。ただアラブ王?みたいな友人が最終的にアレな感じで終わっているのが気になってしまいました。

1

Ωが攻めてもいいじゃない。

オメガバースでαをΩが犯すだと……!ということで、あらすじと帯に飛び付きました。表紙がまたかっこいい。

αを犯したいと思い続けているΩが主人公。容姿に恵まれているため恋人は次々にできますが、いざというときに尽く逃げられる。そんなとき、新たに出会ったαの烏丸に惹かれ、恋人に。
この烏丸が純粋天然培養と言いますか、αとしてのかっこよさは残しつつ、Ωの横道には全てを許してしまうところが可愛い。いや、ほんと、烏丸はハイスペック彼氏様なのでかっこよさが中心なのですが、だからこそ横道の前でだけ見せる可愛さが引き立ちます。連れ去られた横道を助けに行く場面は本当にかっこよかった!でも、ベッドの上では可愛かった!

「スーパー攻め様が受ける!」「ハイテンション・ラブコメディ」という言葉に偽りなしです。私にとっては初めての組み合わせ(Ω×α)でしたが、楽しく読めました。

4

BLの王道をブチ壊して、それでも愛の王道を行く

『スーパー攻め様が受ける‼︎』の帯に興味を持ち、購入しました。
私はオメガバース(以後OV)に特に苦手意識はなく、αだのΩだのも気にせず!ですが、OV作品に必ずある冒頭のOV設定説明ページは面倒くさくて読んだためしがありません。

さて本作。
冒頭からシュールなギャグテイストでかっ飛ばしてきます。暴れ牛だのヘリ通勤だの、ずっとこんな調子かな、と思いきやいきなりΩのかわいこちゃん系バリタチ思考の横道と、αの超ハイスペック社長烏丸が両想いになり…
所々荒唐無稽な設定(アラブ大富豪の当て馬とか)やギャグが挟まれつつも、育ちが良くて優しくて大らかな烏丸は、Ωなのに攻めをやりたいという横道を受け入れて、結構甘々な展開。
でも横道は欲張りで、ただタチ役になるだけではなく主導権を握って烏丸を『ぐっちょんぐっちょんに』したいと言う。
同僚の田中にΩフェロモンを使えと言われ、気が進まないながらも2人の温泉旅行にピルを飲まずに行ったら発情が起きてしまい……!
発情中の横道と烏丸のHは、非常〜に!刺激的です!
このHシーンはイイ!
ギャグに始まってストロングなラブストーリーに終わる、とても面白い一冊でした。

おまけ。田中とアラブ大富豪のエピソードも最高笑えますよ!

5

面白いけどな〜

オメガバースでΩ×αは確かに新鮮!

ただ…なんだろうか、何かが合わない。
キャラは良いと思うから、カップリングなのかな。

ストーリー的には「笑かす」に重点を置いた、非常にギャグ色の強い作品です。
オメガバースなんだけど、構えて読む必要は一切ないと言い切って差し支えないほど、オメガバースだということを忘れて読めます。
「発情期」とか「番(つがい)」というワードが出てきて、あ、これオメガバースだったっけかって思い出すレベル。
そういう意味では読みやすいかも。
笑いつつ、ツッコミつつ、サクッと読めました。

1

男前受けの極み(スパイスつき)

私のオメガバースの食わず嫌いの原因は
「いかにも受け(苦手)がフェロモンに逆らえず(苦手)に一方的にやられる(苦手)」
というもんなんですが、この話はオメガバースの発情の使い方が応用的過ぎたために自分にザクッと刺さってしまいました。
Ω側がα側に自分の発情を生かして発情させて、余計にメロメロなエロに持ち込むという形で・・・
もちろん烏丸さんは典型的αらしい体格もあるし発情も激しいのにそれ以上に優しく、Ωとしては珍品なタチ志向についていくし最後にはつがいにもなっちゃいますし。
よく考えりゃあα同士で結ばれる事が多いとかそんな時点でα受けはありなんだよ。

そうか、αとかΩとかは単に雄性(受精率)の高低だけでストレートに受け攻め固定フェロモン系は嫌い、と切り捨てるのは大間違いだったのでした。

10

なにものにも囚われない、格好良さ

田中の魅力に尽きる、と思います。

本編で脇役を務めている時から、面白さが光っていた彼が、番外編で主役に躍り出て、ぐいぐいと物語を展開させてゆく様に、夢中になりました。

名は体を表す、とのことわざのままに、平凡な容姿、ありふれた経歴で、どう転んでも「ハイスペック彼氏」、とはなり得ないように思われる田中。

メガネのために、その表情さえも読めないモブ顔で、本編初盤では、金や出世のためなら何でもする小物ぶりまで、披露してくれました。

ところがその田中が、徐々に本性をあらわにし、番外編では傲慢な王子マリクを、隠し持っていた性技と正論で屈服させるのですから、これが痛快でなくて何でしょうか。

さらに、彼が金を集めるのは単にそれが楽しいからに過ぎない、ということが明らかになり、その、なにものにも支配されない自由な心に、マリクも私も、すっかり魅了されてしまいます。

マリクが、惚れた男に言われるがまま、SM修行に励んでいるのを知っても、「適当なこと言っちゃったけど」「ほんとはSMとかあんま興味ねえんだよなぁ」「まぁ本人楽しそうだしいいんじゃね?」と、ひょうひょうと紫煙をくゆらす様は、紛うことなき一つの「ハイスペック彼氏様」の姿でした。

5

ギャグは真顔でいただいた


初オメガバース・プロジェクト。
ハイスペックだけど、スーパー攻め様!? え!? なこちら。始めに分かり易くオメガバースについて説明してくださっているページを読まなくても物語は読み進められると教えていただいてたのですが、思わず目で追ってしまいました。すごく…素晴らしい設定…!

スーパー攻め様という煽りに疑問を感じたのはそのスーパー攻め様(っぽい)受けが攻めにしては優しかったからだと思うのですが、全然今作では特例で受けになったαの攻めバージョンも読んでみたいと思いました。因みにこの御本では、オメガにあるらしい発情期がふたりの関係や事を進める要素になった以外、特にオメガバースでなくてはならない理由はみられなく…ただ!
最も、α攻めが読みたい!!と思う切っ掛けになりました!

受けが…性にあまり意欲的でないところが見られたのも逆によかったですむ腐腐

あとアラブねアラブアラブ最高でした…まさかのメガネガッツリ押しが展開的にとても美味しく、楽しかった…//

3

めっちゃ笑ったw

気になってはいたものの、イロモノ色が強そうでどうしようかと思っていたこの作品…。
意を決して読んでみると、ごいギャグ過ぎて読みながら何回も笑ってしまいました。面白かったw

なんかもうオメガバースの「かっこいい雄様×かわいい雌受け」というよくある概念をすべて覆す破壊力がすごい。
純粋にこの作家さんのギャグセンスがすごい。

かといってラブが少ないわけではなく、きちんとキスやセックスといったBLならではの展開もしっかり楽しむことができます。
毛魂一直線さんみたいな作風が好きな人におすすめしたいです。
(毛魂さんみたいに勢いとインパクトで笑わせる!って感じじゃなくてギャグが万人向けにちゃんと練られているところが私は好きです)

これからもいい意味でBLの固定概念を覆し続けていただきたいです。

5

ギャグ色がとても強い

ハイテンション・ラブコメディ!まさにそのとおり!!
ギャグ色がとても強いです、牛とか像とか出ます

オメガバースの設定を知ってからずっとα受けが読みたかったので
大変満足しています。
Ωだって攻めたいだって男の子だもん!みたいな
童顔可愛い系の×体格の良いかっこいい系でえろいシーンも見ごたえが有り大変良かったのですが、ただ受けへの前戯シーンが短かったりほぼ無いのがちょっと残念
冒頭にオメガバースの設定が解説書のような解り易いイラスト付きで
載っているので、オメガバースは詳しく知らないけど読んでみたいって人でも大丈夫だと思います。

スーパー攻め様のα受けといっても、お金持ち箱入り系天然キャラな受けに良くある雰囲気というか、ハイスペックで男前な包容力も持ち合わせているタイプのαなので
自分を攻めだと思ってる強気高飛車男に下克上
みたいなノリを期待している人にはオススメ出来ません。
番外編のカプにその要素がほんの少しある程度です
その番外編はイケメン褐色石油王αが金に汚いどS眼鏡βにえろいことされる話でこの組み合わせのスピンオフをもっと読みたくなるくらい良かったですが、
一番好きなのは書き下ろしの主人公ペアの話、ふたりともとてもかわいかったです。

6

ギャグはものすごく面白い!

帯に突っ込んじゃうと「スーパー攻め様」では無く「スーパー受け様」だったかな、と思います。
設定はハイスペックですが、性的にめっちゃ攻め攻めな描写が無かったし
この方の性格でヤリまくってきたって言われたら嫌なので…w
ハイスペック設定を付けたから=攻めではないかな…?
初っ端から受けの素質めちゃくちゃありました!!自分で解しちゃった!!

評価は中立になっていますが、
お気に入りの本です。
疲れた時に読み返したいですし、
普通のオメガバースに飽きた方が居たらぜひともオススメしたい。
ただただ萌えるかどうかの評価をした時に、
とにかく受けの社長の顔が好みでは無かったので私の中の中立となってしまいました。
天然な性格やムキムキの身体、すごく素敵で好きだし、どんなに絵柄が独特でも最後はハマってしまう事も多いのですが、今回はこの社長の表情だけが最後まで好きにはなれず…
受けの顔が自分の好みと外れるとエロシーンがどんなに素晴らしくても萌えに繋がらないので自分に正直な評価です。

脇キャラCP(CP…?)の受けは超ストライクなのですが、
この二人の設定だとまずオメガバースが関係無くなると思うので
オメガバースを銘打たない場でぜひその後を見たいです。

5

田中ぁ!

オメガバース設定だと知らずにギャグ臭がすごい表紙だ!と表紙買い。
オメガバース設定があまり好きではないので、最初にオメガバースの細かい設定が書かれてるのを見て「ゲ…騙された。表紙にオメガバースて書いといてよ…」と軽く後悔。
しかし、買ってしまったからには読まないと気がすまないたちなのでぺらぺらと読み始めると、数ページでオメガバース設定なんてどうでもよくなるほど笑わせてくれるインパクト!
笑いの中にもどっちが攻め受けになるのかな悩みもあり、セックスシーンもなかなか濃厚。いっぱいいっぱいで余裕のない攻めにノリノリで余裕の受け、少し余裕のできた攻めと余裕なしでめろめろな受けと楽しめたのも良かった。
最初の軽い後悔が嘘のようにすっと読めてしまいました。
ハッピーエンドで綺麗に終わっているのもとても良かったです。
一つひっかかる点はリバが平気な私としては、攻めの子がなんでそんなにバリタチに拘るのかが気になりますが。本当に愛してるならどっちでもいいんじゃないの?って。まあそれを言い出すと攻めぽい人が受けるという本のテーマを潰してしまうのでしょうけど。

そして、私は主人公CPより脇役CPがいつも気になってしまうのですが、こちらもまさにそれでした。
田中!お前一体何者なんだ。お笑いのツッコミポジの脇役だと思ったらとんだ下克上でそっちのツッコミもするんですかと。
二巻目でることがあれば田中周りの話をまた入れて欲しいです。

10

可愛いオメガ攻め×マッチョセレブなアルファ受け

オメガバース。
オメガなのにバリタチのサラリーマン・横道(攻め)は、ある日街で暴れ牛を御していた烏丸(受け)というアルファに出会う。一目惚れしたのだが、その烏丸が新しい社長だとわかって、これぞまさしく運命だと猛アピールを開始。アルファなのに純粋で、世間知らずな烏丸にのめり込み、また烏丸も横道を好きだと言ってくれるが、自分がバリタチで攻めたい、という本音をなかなか言えない。そこにマリクという、烏丸を好きなアラブの石油王まで現れて…?


オメガバースで、オメガ×アルファというカップルです。先日読んだ茶古ねぢおさんの新刊の同時収録作で初めてオメガ×アルファを読んだのですが、そちらでも思った通り、やはりヒート(発情期のオメガのフェロモンで突発的に起こるアルファの発情期)とかは受けくさいよなーとの思いを新たにしました。個人的には正統派のアルファ×オメガのほうが好みではありますが、オメガ×アルファもいいなと思います。

ひたすらハイテンションなギャグで、ゲラゲラ笑いながら読みました。受けのアルファがすごい変な人で、攻めのオメガも変で、脇キャラもみんな変、という作品です。普通の人が誰1人出てきません。まず出会いの「紫の牛の人」にやられました。受けが天然ボケで、そこにツッコミを入れる攻めも天然ボケで、Wボケの2人にひたすら突っ込む攻めの同僚・田中がすごくおかしい。ベータなのに他のアルファやオメガのキャラよりインパクトがありました。
受けを狙ってる? アラブの石油王マリクも面白い。攻めが拉致られたときのやり取りがめちゃくちゃ笑えました。「お前たち謎のアラブ人はいつもそうだ…!」謎のって、謎のって。(笑)

そして番外編はまさかの田中(ベータ)×マリク(アルファ)。この番外編にも大笑いでした。田中いいなぁ、田中。この本で一番好きなキャラは田中かもしれません。

表紙と帯のインパクトに釣られて手に取ったのですが、想像を上回るテンションでした。エッチもたっぷりあって非常に楽しめました。

6

スーパー攻め様じゃなかった

バリタチを受けにするというシチュは大好物ですし、それが更にハイスペック攻様で、更に更にオメガバースでαというから、かなり期待しました。
Ωの子も外見かわいい子なんだけど、本人はタチ希望。Ωがαを組み敷いてもいいんじゃないというのも、かなり好みです。
しかしマリクは、全然ハイスペック攻め様ではなかった。
確かにハイスペックだけど、天然で、童貞で、最初から受けOKで、なんの抵抗(精神面で)も無い。がっかりです。
一郎の方も「自称タチ」という感じで、自分がタチをやりたいという希望なだけで、別にテクニックがある訳でもなく、ただ童顔でかわいい子が「オレはタチだ」とキャンキャン吠えているようにしか見えない。
ギャグではあるけど、もうちょっとキャラを立ててほしかった。
せめて一郎が、ああ見えてもバリタチで、百戦錬磨のヤリチンくらいならよかったのに・・・それならかわいらしいΩが、スーパー攻め様のαを組み伏しても萌えたと思います。

8

アクセル全開でw

一言でいえば、パンチのある作品でした(*´ω`*)
なんだろうな、帯のパンチに負けない作品ってあんまり
お目にかかることがないのだけれど
帯の文句を凌駕するお話しでした。
ここまでやってくれると潔い。

主軸はオメガバース。
それ目的で買わせていただいたんですが、
予想を裏切るΩ×αものです。
Ωだから受なんてだれがきめたのさっ!
かわいい顔をしているΩくんはバリタチ!
好きな相手はやっぱり攻めたい!そんなときできた恋人は~
なお話し。
正直「攻様!」というわりには最初から受る気まんまん
だったので下剋上的な感覚はない。
ただ、受け入れている側であるにも関わらず攻の空気感を
感じられたのが好印象だったかな。
面白かったです。
ただ個人的にはやっぱりαにガン攻されるΩのほうが萌える気がする。

5

王道をブチ壊しまくり☆ラブコメ

すごく面白いオメガバース作品でした~~
コミカルというより、ハイテンションでギャグものっぽい感じですが、
絵もキレイだし、エロもしっかり、そして何より設定が面白い!

オメガバースといえば、
男前ハイスペックα × 不幸なΩ が王道の組み合わせですが、
この作品は、
可愛い顔をして押せ押せポジティブなΩ × 男前ハイスペックα 

攻めがしたい!!というΩの願望を、男前すぎる広い心でαが快諾、
可愛い攻めの上でガンガン腰を振って喘いでくれる、
ちょっと天然だけど超男前なα受けが見られます~~☆
(表紙の黒髪の彼が、そのハイスペックで男前なαの受け)

本の最初には、オメガバースの丁寧な説明が載っているので、
初めての方でも問題なく読めると思いますが、
多分、オメガバースを読んだ事がある人の方が、
この王道ぶち壊し設定を、より楽しめるんじゃないかな?

内容は、
Ωだけど攻めがしたい!!というリーマン(攻め)が、
会社の新社長のα(受け)に一目惚れをして、
秘書になり、友達になり…と受けとの距離を縮めながら、
アラブ人のαに拉致られるという艱難も乗り越え、
めでたくΩ×αとして結ばれる(でも、最初はめちゃ早漏w)。
そしてその後、
セックスの主導権を握るべく奮闘したり、
住む世界が違うと悩んだりしながら、幸せな番になるまで…が、
た~~っぷりと描かれています。
途中、攻めを拉致したアラブ人の俺様αが、
淡々とした平凡なリーマンに見えて実はかなりS!なβにヤられ、
Mの要素が開花~~という短い話も入っていて、そちらも楽しいです。

それぞれのキャラがみんな濃くて、
これでもかーーー!!と、たたみかけるように笑わせてくれて、
すごくすごく面白い1冊でした。
ただ、Ωの攻めの性格が、
逞しい玉の輿狙いの女性のように見える部分があって、
好み的に少々萌えづらさを感じてしまったのが、ちょっと残念でした…。

萌え×2寄りです☆☆

10

Ω(男の子)だから、攻めたい。

前から気になった作家さまです。初読みは確かアンソロジーの「攻め喰い男子」だった気がする。その時からずっと気になって気になって、単行本まだかなまだかな?と待ちつつ...初単行本おめでとうございます!
腐女子歴二十年の私ですが、もうフツウ(いわゆる王道)の作品から萌えとか、面白さとかが感じられなくなりました。よっぽどの設定じゃなきゃ、読もうとも思わなくて、読んでも「へぇ、やっぱりこんな展開、またか...」とガッカリするだけです。
最近お流行りのオメガバースを、地雷だと思ってるお姐様は意外と多そうですね。オメガバースの設定は個人的に割りとオッケーなんですが、カップはね、これを読んでもあれを読んでも(雄々しい)α×Ω(メス顔)ばかり、これじゃほかの王道作品とはあんまり変わりはないじゃないですか。番だのと、運命の相手だのと、クソ喰らえ!Ωだって攻めがしたい!エリートのα様を押し倒したい!という妄想を抱いているお姐様向けの作品です。まさにこの私にピッタリの一冊です。家宝として大事に扱っておりますとも(笑)
しかも逆体格差。細マッチョの上に長身なハイパーセレブのαさま受け、ちっちゃくてかわい子ちゃんのΩ攻め、これ以上そそられる設定はないとも言えますwww
ストーリーに戻ります。以下ネタバレ。
帯にプリントされてる、「ハイテンションラブコメディ」には偽りはなし。ラブは中盤からじわ~と湧いてきたが、始めから終わりまで、テンションは異様に高いです。トーンはほのぼのギャグです。
冒頭、モブと抱き合うΩの横道勇くん(ちっちゃくて可愛い)。Ωだから抱かれるのも当然だと思われるが、逆に相手を押し倒して、「え、ちょっと待って、君Ωだよね?」と困惑している相手にニコニコしながらこんな一言、「でも僕バリタチなんで!」
で、いきなり振られたwww当たり前ですよね。
同僚兼友達の田中くん(策士)との対話からみると、横道くんは格好いいセレブのαが好きそうで、でもセックスの時の役割に不満を抱いている。Ωがネコみたいな風潮ってなんなんねん、僕はαを抱きたいですぅ。と傷心している時に、
—暴れ牛が現れました!
といきなり横道くんに襲いかかってきた!横道くん危ない!
ピンチの時、颯爽に登場するαの人、烏丸厚(長身、ハイパーセレブ、カバーの人)が身軽にかつ華麗に身を翻して彼を救った。でも結局この暴れ牛、セレブさんのペットだって、なんてことやwww
運命の出会いだと信じ込んで、烏丸にひと目惚れした横道くんが、あの時助けてくれた人は実は自社の社長だとわかった途端、彼を手に入れようと決めた。α・セレブ・イケメン(しかもウブ!)の彼を落とすために、田中と同盟を組んだ。もしお前がバックアップしてくれるなら、僕が社長夫人の座を手に入れた暁に、お前の望む地位を与えてやる、と約束までもしたwwwそこまでしなくてもいいよwww素直に告白してこいよwww横道くんもシャイですな。
その後、謎のアラブが登場して横道を拉致する。この事件をきっかけにやっと(合意上の)セックスへ突入。「もう社長のケツの穴ぐっちょんぐっちょんに犯す妄想して何回もヌいてんだよ」の横道くんが、自分の気持ちをうまく伝えられなくて
—「でも僕、本当は、タチがしたいです!」
—「それはつまり、立ちの姿勢でしたいということか(照れ)」
誤解を解いたあと(日本語の壁をぶち壊したあとwww)、潔く自分の手でケツ穴を拡張してから、騎乗位で横道を受け入れる烏丸くんは真の男前!処女を奪われた、のではなく、俺の処女もらって、みたいなシチュエーションは美味しすぎwww社長さんの筋肉のラインも美しすぎて眼福。ありがたやありがたや。合掌
あとの内容は省きます。始終ハイテンションな二人のやり取りをどうかご自分の目で確かめてください。いろんな意味で貴重な逆王道作品です。Ωだから抱かれろと?ノーノーノー、僕は男の子だから、いつだって攻めたいもんね!
最後に、絵は綺麗です、作品自体にはとても丁寧な仕上げがほどこされています。逆王道作品をもっと!オネシャス!

17

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