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ずっとずっと気になっていた本作。ようやく実読。
こういうお話だったのか…
冒頭は、いつまで経っても好き好きアピの強すぎる攻めと、ちょっと辟易気味の受け、つまり愛の不均衡。
攻めのカズも基の淡白さは伝わってて、さてこれからどんな波乱が⁉︎と構えていたら。
来ました。人気俳優の歩登場〜。
これは当て馬ですよね、とかひとり早合点して読み進めるも、この歩がとってもヘンなヤツで。
ん?と思う間もなく本当の波乱が明らかになる…
この辺の展開法には脱帽しました。
そして、基が本当はすごくすごくカズを大事に思っていた事。ずっとずっと子供の頃から。
ところがここからまた物語が大きく動くのです。
そこに絡むのが、歩。
歩!トンデモなヤツ。
正直、この「スクリーン」は完全に歩にかっさらわれたね…これはこの後「あゆむくん」として彼が主人公になるのは必然ですよ。
「弊社所属の及川歩について」が正にその「あゆむくん」のプロローグ/序章。
歩のズレた感性と鴨志田さんの悲哀が凝縮してる。
絵柄はほのぼのとしてるけど、エロは結構しっかり。足裏フェチもあったりで実はエッチい。
ストーリー展開は物凄く面白い。ていうか独特。
総合「萌x2」で。
最初、カズのモトキへの愛が重いというより、ノリがウザいわねと思ってしまいましたごめんなさい。
すごく一途でモトキ思いのいい奴だった。
モトキが俳優なので、もっと芸能界っぽい感時になるのかと思いきや、さほど派手な展開はなく、いい意味で?日常の2人を描いたお話なんだなと。
モトキが大役を得るためにカズと別れを選ぶか…のくだりが盛り上がりでしたが、それも日常の延長のような描写が村上先生らしいのかなと思いました。
歩のカズへの仕打ちにドン引きしましたが、役者バカなんですね。
で、その後の行動がいい奴すぎて、逆に驚きましたw
そして、マネージャーとの恋人宣言は偽装ではなく事実だったとは。
歩が村上先生のひいきキャラだというカバー下もおもしろかったです。
先に「あゆむくん」を買って読み始めたところ、スピンオフだと分かったのでスピンオフ元のこちらを購入して先に読みました。
最初は芸能人とサラリーマンの恋愛ものだと思ってたんですが、2人の出会いやどういう風に今の関係になったのがが後に描かれているパターンでした。
その過程がいいんですよねー。
なんだかカズのモトキへの愛がめっちゃ重いように感じられますが、実は先に好きになったのはモトキで自分の役者としての成功よりカズがいればいいって思ってるほどにカズを愛してるところが良かったです。
主に子供時代から学生時代のエピソードが好き。
カズに似たキャラのマグネットを大切にしてたとか、
足をくすぐられて、恋心を自覚したとか、カズに彼女が出来たとかそういう甘酸っぱい記憶が可愛くてちょっぴり切なくて良かったです。
歩と鴨志田さんの話はなんかエロかった…♡
怒った鴨志田が関西弁になるのがなんだかキました。
これはスピンオフを読むのが楽しみだ。
モトキくんのことが大好きなカズ。
帯の紹介文には「デレデレイカレ攻」と書かれていたり、作中でも「愛が重すぎる!!」と感じる部分は多々ありますが……
恋人のことをこんなにも大切に思い、愛し続けられる姿は本当に素敵だと思います。
また、モトキくんはモトキくんで、不器用ながらにカズのことを想っていて……
学生時代の葛藤や、役者としての人生と、カズの恋人としての人生の間で揺れる描写には、胸を打たれました。
続編となる『あゆむくん』と併せて読むことで、この作品の面白さをより一層実感出来ます。
2冊同時の読破をオススメ致します!!
初・村上キャンプ先生でした。
カバーの賑やかさと、カバーからすでに溢れ出ている受けへの攻めのどでかい愛に面白い予感がひしひしと伝わって来る。
俳優とサラリーマンという同棲6年目のカップル。
恋人で若手俳優の基の事が愛しくてたまらない和央と、それをハイハイといなす基。
和央の家庭内ストーカーっぷりと、少しズレたプレゼント、基の事となると下手をすれば変態とも思える愛ゆえの行動の数々…と、何やら愛嬌のあるキャラクターが愉快です。
細かなところで笑えるものの、攻め→→→→→→←←受けくらいの好きの度合いに見えてしまっていたんですよね。
なので、基のどことなく浮かない表情と、それを察した和央の心のもやもやが浮かび上がるモノローグに、同棲5年ともなるとここから倦怠期に入るのか?なんて思っていたのです。
そんな事はなかった。どちらも非常〜に!愛が強かった!
読み始めからの展開が本当に予想が出来なくて、こ、こう持って来るのか〜!と、お話作りの上手さと構成の上手さにに驚きました。
重い!なんて言いながら、基は和央の事が大好きで仕方がないんじゃないか…
学生時代の回想シーンがすごく良くて、幼馴染BLの良いところをギュギュッと詰めつつ、6歳から成長するにしたがって基の和央への気持ちが緩やかに変化していく様子の描き方が自然で見事でした。
基のこの回想を読んだ後に、現代の和央の溺愛っぷりを見るとグッと来るものがあります。
芸能界・業界もの…と、基の職業が華やかなのだけれど、どちらかと言うと長年の気心知れた付き合いの幼馴染関係が「恋愛に発展するまで」と「恋人になってから」についてをクローズアップして、役者のお仕事も絡めながら丁寧に描かれたお話でした。
幼馴染同士の恋ってやっぱり素敵だな。
描き下ろしの基視点がえらい可愛かった。
同時収録の歩くんのお話も魅力的。
本編では当て馬…ではなく、2人をアシストしたようだった歩くん。
役者としてのプロ意識が高くて、掴みどころがなくて、少し危ういところもありそうな小悪魔な彼と、そんな歩くんに翻弄されながら執着している様子のマネージャー・鴨志田さんの恋の行方も気になります。
歩くんがメインのスピンオフも読んでみたいと思います。
ところで、映画チケットの半券で「モトキ」を作るのには笑ってしまった。和央は天才なのか?
私も今度やってみようと思う。
最後の短編大事です。
はぁ良かった~。
最初のうちはつれない基(受け)に愛情が冷めちゃったの?とドキドキしてました。
溺愛かず(攻め)に冷たくて重いとか言っちゃって。
でもでも実はかずのことが本当に大切で。
基がずっと出たかった監督の映画の主役をかけてもし受かったらかずと別れなさいと言われ悩んでいた基。事情を知ったかずは身を引くと言うのですが…。
ライバルの歩がいい人で良かったです。そこまで基の演技を評価して尊敬してるんですね。
同性恋人がスッパ抜かれたときに合わせ技で世間の評価を変えてくれました。
そして話は子供から高校時代に遡り。
幼なじみから恋人へ。かずに似たマグネットを大事にしてる基。かずに初彼女ができ初体験を報告され泣く基。切なかったです。
やがて二人は晴れて恋人になって。
そして故郷を逃げ出し冒頭へ繋がるんですね。
最後の短編は基視点で。いかにかずを好きか、かずが懐が広いか、そんなかずにメロメロかを描かれています。ここ読んで良かった!
家庭内ストーカーかず。面白いですね。一緒に住んでるのに追って追って追いまくって。
基のデレも貴重でした。
歩とマネージャーの話も良かったです。歩の気持ちは実際どうなんだろうとちょっと心配でした。
冷めていて、ゴリ押し俳優と卑下して変わり役をやりたがって。でもいいやつです!
これは素晴らしい溺愛攻めですね!
溺愛リーマン×ツンデレ俳優
はい、最&高!
15歳の頃から付き合いだし、駆け落ち同然で上京したカズと基。
同棲して6年になるが、いまだカズの基ラブは止めらない止まらない!
ずっとこんなに愛されたら幸せでしょうね。
基は恥ずかしがり屋なのでなかなか言葉にできないし、すぐ「重い!」って言ってしまうけれど、本当はカズにされて嬉しくないことなんてないのでしょうね。
こんなに揺るがない2人も珍しく、2人が仲良くすればするほど萌えました。
基の俳優仲間・歩も妖艶で、マネージャーの鴨志田との今後は大いに気になるところです。
受けの基が俳優なんですが、芸能界ならではのキラキラ感などはそこまで強くなく、あくまで幼馴染から恋人に発展し長年付き合ってきた2人の日常に寄り添った作品でした。何より、攻めのカズが基を溺愛していて、リビングでも盛大に基への愛を叫びながら自慰しちゃうくらい好意がダダ漏れなところが、本当に素敵でした。もちろん彼の元々の性格もあるだろうけど、甘え下手な基が「仕方ないなぁ」と乗ってこれるように、カズがあえてそういうワンコになってあげている、という関係性がたまらなかったです。
基が俳優として成功を掴むにあたって、2人の関係性にどんな影響があり、2人がどう壁を乗り越えていくのかという前半のストーリーも読み応えがありましたが、親友から恋人に変わっていく2人の学生時代のストーリーもとても良かったです。ちょっとしたくすぐり合いで相手にドキドキしてしまったことも、お互いちゃんと相手に気持ちを伝えようとしていたことも、探り探りで辿り着いた初エッチも、ザ・青春という感じですごく可愛かった。この回想を読んで、2人に対する安心感がより一層増しました。仕事面でもお互いがいることで成長しながら、この2人はいつまでも倦怠期なんかとは無縁の恋人でいられるんじゃないかなぁと思います。
読み返すたびに、何度も何度も胸が熱くなる作品。
表紙はコミカルな感じだし、正直絵柄は萌えや色気に溢れてるとは言えない…
でもそれで回れ右してしまうのは、本っっ当〜!にもったいないと思います。
読後に改めて見たとき、この表紙がいかに愛に溢れたものなのかを知ることになるでしょう。
攻めで会社員のカズと、受けでイケメン俳優のモトキは幼馴染で恋人同士。
1話目では、変わらずモトキにラブラブなカズと、なんとなく冷めたようなモトキの様子が描かれています。
二人の温度差を感じ切なくなったり葛藤したりするカズの姿に、一緒に胸が苦しくなる…
ところが2話目で予想以上に強い2人の絆を感じ、3話目からの幼少時の回想では、モトキの長く深いカズへの想いを知ることになるのです。
幼馴染への長い片思い。
どうしても立ちはだかるのが、相手に初めての彼女が出来る瞬間が訪れて、それを目の当たりにしてしまうこと。
ずっと一緒に過ごしてきてわかり合えている自分ではなく、ぽっと出の中身もあまり知らない子が恋人になる。
"女の子" というだけで。
大好きな人への失恋を親友として笑顔で祝福し、影で1人泣く姿は、幼馴染もので一番辛いシーンだなぁ。
だからこそ、それが後に成就すると本当に幸せにな気持ちになる。
本当に深い絆で結ばれた2人です。
倦怠期とか、マンネリとか、そんなありきたりな次元で2人の関係は語れない。
自分のことは二の次に、本当に相手の成功や幸せを願って生きることって難しい。
それが出来てしまう2人の愛の深さに、泣かされました。
何度も何度もお互いに恋をする。そんな感動に出会えたことに感謝。
1話目の切ないオ◯ニーシーンが、後日幸せ♡に回収出来たのは本当に良かった!ありがとうございます!
今迄村上キャンプ先生の作品には3つ""神"'"をつけさせてもらってましたが、本作も"'"神"'"とさせて頂きたい\(^o^)/
もうね、1話の途中から泣きっぱなしでした。
泣いてない所は、50枚、ペンダント、半券、ウ◯ー、モトキナイトだけかな。
あら、こうみると多いけど、あの半目のカズの飾らないモノローグに泣けて泣けて。
「基、君はこんなに心からカズに大事にしてもらってるんだね、気付いてないかな?気づいてるよね?」
と胸いっぱいに(/ _ ; )。
そして、3話目では基のモノローグが始まるんです。
それを読んでも胸いっぱいに(/ _ ; )。
そして、そしてあとは2人の大事に大事にしてきたモノをどうするか?
という所で胸いっぱいに(/ _ ; )。
最後に大事にしたものを助けも得ながら守りきった所で胸いっぱいに(/ _ ; )。
最近流行ってるカタルシスって言葉を使いたかったんでここに書きますが、本作は本当にカタルシスをガッツリ得ちゃったわー。
***** そして大切なエロ情報 *****
ナニとお袋さんは、形は残り細線グシャグシャですので、私的には
「あら、奥さん!よく見えるわ!」という感じです。
そして、大開脚で*が書かれ、IN時はナニは上記通りで*に入っていくので、○から◎のようになり、この村上キャンプ先生の絵柄からは想像できないほど、存在感ありまくりで.す。
流行の最先端?の直腸断面図、尿道攻めな、肝心な部分を吹き出しやシルで消すはありません。
何かで見たのですが、有害図書に引っかかるのは表紙が青少年が手にとりそうな、ポップでカワイイ表紙の中身に直接表現があると引っかかりやすいと書いてありしたが、本作もカワイイ表紙だけど中身を見れば結構ガバチョなんだけどなー。
ずっとガバチョじゃなければいいとか、ガバチョの累計ページ数によるのかしら?
ナゾだわ。
しかし、私は村上キャンプ先生のエロはどの作品でも大好きなんです。
どの作品のアホの子は言うまでもないけど、キリッとしたお顔のイケメンでもやや丸みのある裸。
なんか実在しそうなボディなのでドキドキしちゃう。
そして本作は特に本当に本当に相手の事を喜ばせようとしてる所があるのもドキドキ。
なのでまたまた、こちらも胸いっぱいに(/ _ ; )。
最後のアニーのつぶやきに大爆笑ψ(`∇´)ψ
読後感最高のお得でいいお買い物が出来ました。
村上キャンプ先生!
本作も楽しませていただきました!
ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
村上キャンプ さんてジワジワくる人だね。 この2人は本当に相手のことを好きすぎて、いろんな悩みが出てくるんだけど、その時も相手を離すのではなく一緒にいることを選ぶのがいい。 表紙からして、ののの方がストーカーキャラだけど、それが甘えるのが下手な基にとっていい感じ。 そしてこの2人を離すことなく、関係がバレても芸能界に残れる出来事を請け負ってくれた歩というキャラ。 嫌なキャラにもなりそうだけど、逆にめちゃくちゃ良いヤツでした。 考え方は寂しいけど凄い頑張りやさんなので、マネージャーといい感じに続いてくれたらいいな。
最初に読んだときも良かったですが割とサラリとしていて、時間が経つごとにジワジワときめいた作品です。
攻めの野々宮と受けの基は初めから既に出来上がっているカップル、基は芽が出始めたこれからの俳優。この二人のキャラがすごく良かった!
リーマン野々宮はパッと見が男らしいけど、実はけっこう乙女で天然、とにかく基ラブ❤︎ですね。愛する基の誕生日にロケット(写真を入れるネックレス、実際に着けてる人は見たことないやつ)を贈る場面はナイスでした。
受けの基は逆に最初はなよっとした感じなのが、芯が強く、役者としての才能もあってどんどん魅力が増していきます。
ストーリーは刺激には欠けるものの同棲生活が安定しているところに、有名監督の映画に起用されるかもしれないチャンスが基にやって来て、二人の関係にもさざ波が立つ、そんな流れでしょうか。私の駄文では全然ですが、キラッとしたときめきのある素敵なお話なんです。
いざエッチとなるとこれまたエロな雰囲気が出てますしね!
基のライバルになる、大手事務所所属の及川くんも良かった。番外編は及川くんとマネージャーの鴨志田さんの話で、萌えました。基も及川くんもシュッとした美形なとこがいいなー。
飄々として、爽やかな読後感が癖になりそう。村上キャンプ先生(このペンネームも好き)はこれからもっと読んでみたいです。
冒頭、カズ(攻め)の愛情を「重い」なんて茶化して(彼なりの愛情表現の一種だとは言え)言うモトキ(受け)に余り共感できなかったんです。
自分が「重い」と言われたら、確実に心折れるNGワードなんで・・・。
人から受ける愛情を、どういう理由であれ「重い」って表現するモトキはちょっと傲慢なやつだなぁと思って読み始めました。
しかし、モトキが何故、高校で演劇部に入ったのか、何故、芝居に興味を持ったのか、という理由を読んで彼に対する評価が一変しました。
なんて健気でいじらしい男なんだろう・・・。そうだったのか・・・。
カズの愛情のほうが大きいように最初思っていましたが、そうではなかったというところが本当に良かったです。
お互いがいてこその二人、という相思相愛ぶりでした。
二人のエッチシーンがまたいい。エッチシーンなのに癒されるんです。
付き合うことになってめでたし、めでたしのハッピーエンドではなく、
そこから先、いかに続けていくか、熟年カップルのお話でした。
読むたびにじわ〜〜〜っと目頭が熱くなってしまう神作品。
なかなかレビュー出来なかったんですが、読み返しは買ってから何度したことか。
「BL読んで癒される」っていうのがこの作品で分かった気がします。
キャラが可愛くて癒されるとか、モフモフに癒されるとか、先達の皆様方が言う「癒される」ってそういうことなのかなってずっと思っていたのですよ。
そうじゃなかった!こういうことかぁぁぁ!と、なんかね、ようやく仲間入りできた気がしました。
同棲6年目のカップルっていう熟年感が良いです。
これまでにも色々なことがあってこれからもきっと色々あるんだろうなっていう単なる経過点にいる2人を切り取った本作は、くっつくまでのアレコレを読むのが好き!という読者にはあまり面白いものではないと思うんだけど、相思相愛のカップルにだって当然日々色々とささいな問題は生まれ出てくる訳で、それが時には大きく膨れ上がったり弾けてしまいそうになったりもするけれど、でもそこにはちゃんと揺るぎない愛情の通ったお互いの存在があるから大丈夫なんだっていう安心感があって、じゃあその安心感って何が作り上げたの?年月?…かと言うとそうじゃないよねっていう。
そこをすごく丁寧に描いている作品。
想い合ってる2人の会話の一つ一つがジワっと沁みます。
エッチシーンがね、またいいのですよ。
これも含めてすごく癒されます。
電子限定の4p描き下ろし漫画は、モトキのエプロン姿と裸エプロン姿をカズが思う存分カメラにおさめまくり、最後はカッコよくオムライスを作っちゃうお話でした。
もちろんなだれ込みエッチはお約束♡
【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙×
絵が素朴な感じで、今まで読んだことのない作風でしたが、読んでみたらすごく良かった!
くすっと笑えるところあり、
キュンキュンさせられるところもあり、
切ないところもあり、
想いの詰まった心温まるストーリーがとっても魅力的です。
若手俳優のモトキと会社員のカズは幼なじみの恋人同士。付き合いも長くて。
カズのほうが大好きすぎて重いのかと思いきや、ちゃんとモトキも大好きで、相思相愛がすごかった〜
破局の危機も乗り越えて…。
2人の馴れ初めや初エッチのストーリーもあったのが良かった!
書き下ろしでは、珍しくモトキから求めたり、甘え下手なのも、デレるのも可愛い。
そして、電子限定漫画も付いてて、裸エプロンエピも楽しめました♪
途中の展開、ドキドキしましたよー!!
そりゃーもう、作者様の思惑にまんまとはまりましたよー。
何だよもー!!←良い意味で。
大抵、作者様の思惑には負けず、だろえね。って感じで先が読めちゃって、そういうときは思いっきり引いてしまうのですが、あら、不思議。
この作者様の展開は読めません!
話の構成が上手いのかな?描写が上手いのかな。
最後まで楽しく読めました!
スピンオフも受けの感情の矢印の方向が定まっていないっていう展開が珍しくて面白かったです!
あーー、癒されるうっ
この終始ラブラブ両思い!
攻→→→→→←受かと思いきや、攻→→→←←←受だったっっっ!
作者さんならではの、現在・過去・今後の展開にドキドキ萌え萌えムラムラしました。
はー。なんで今まで読んでなかったのか………
一緒に暮らし始めて6年が経つふたり、これがなんと「20年愛」。内容はあらすじやカバーにだいたい書いてあるのですが、ふたりはもともと相性がこんなによかったのかな?...つまり、一体なにがあったら今のような関係になれるのか、これがとても気になるのです。それが少しずつ見えてくる展開はとても魅力的でした。
登場するのはどこか愛おしく感じてしまうキャラばかりですが、このカズがとにかくいい旦那でした。そこにいるだけで安心できる人というか。そしてそんな空気が、ふたりの生活空間や表情にもよく表れています。この作品、設定欄にある主人公たちのフルネームは忘れても、呼び名はずっと心に残るだろうな。ほかにも登場するキャラクターグッズや生き物の名前もきっと忘れません←これ、すっごく可愛かった!
エロは多めと言ってよいと思います(Qpaだと知ってても、自分の予想以上)。でもなんでしょう、Hシーンのページが続いても癒されるこの感じは...カズ効果でしょうかねぇ(ふふ)。そういえばモトキはもともと美人さんだけど、表情がとても色っぽいのですよね。そしてこのツンデレが最高♡
完璧なストーリーライン、という印象でした。それだけに、個人的にはエロがもうちょい少なくてもよかったかなとも思ってしまうのですけど。いやエロが多いからこんなに楽しかったのかもしれないですね。200ページ以上もある確かに分厚い一冊には、まるで短期間でシリーズ作品を読んだような満足感がありました。そしてそして・・・ドキドキ&萌え萌え&キュンキュンの『too green』を番外として持ってくるなんて、心憎い演出。とにかく私にとっては癒され度の高い一冊でした。読めて、よかった!!
みんな大好きキャンプ先生の2冊目単行本。
幼なじみものであり、芸能界ものであり、他色々な要素がぎゅっと詰まった読み応えのある作品でした。
幼なじみものとしてはなかなか新鮮だったと思います。どうしても幼なじみものは学生ネタが多いからかもしれませんが…
イケメン俳優である基(受け)や歩を引き立てる、3枚目の和央(攻め)のぱっとしないけどどこか愛着のわくキャラクターが大好きです。
和央の愛は重くて方向がちょっとおかしいけれど、何より基の幸せを願っていて、決して我を通さないところも好印象で、キャラそれぞれに素直な愛着を持てる作品だと思います。
お話は至って真面目で、二人のこれからをめぐって様々な選択を強いられる展開に吸い込まれます。
ポエム風味のモノローグが得意な作者さんですが、今回もキレキレでした。
サブキャラで終わらない、歩さんと鴨志田マネージャーの魅力にも注目です。
自由奔放かつ賢い変人キャラと、それに振り回される真面目なキャラ(歳上)って、黄金コンビだと思います。
二人のエピソードももっと見たくなりました。
こちらで「イイ!」と思った方にはぜひ、同作者さんの「BANBA BURGER」も推しておきます。
デビュー作が大好きだったので、新作を待ち望んでいました。
ひゃーもう、ひゃああーもう!期待以上に面白かった!
表紙のこのお得感。でもここだけ読んだら若手人気俳優を好きすぎるファンがしつこく付き纏ってなんとか受け入れてもらった話だなうんって、全然違っててびっくりでした。
まさか基のほうが先に好きになってたとは!
幼馴染みから恋愛に発展パターンでこんなにうまい流れのお話は初めて読んだかも。
成長していくカズの手や背中に、基と一緒にドキドキさせられる不思議。カズのくせに。
役者の仕事やライバル歩君の絡ませ方など、お話に深みが出てよかったな~。
カバー下でも笑わせてもらいました。歩君のことどんだげ好きなんだ作者様(笑)
私も3人と同じ顔して見てしもたわ。
そんな歩君と敏腕マネージャーの先行きが気になってるので、ぜひスピンオフをお願いしたいです
小さいころからの幼なじみのカズオ(攻め)とモトキ(受け)は、付き合って9年、一緒に暮らし始めて6年になる熟年カップルだ。カズオはまだまだラブラブだと思っていたが、サラリーマンのカズオと俳優のモトキではなかなか時間が合わず、イチャイチャ成分が足りない日々。そんなある日、モトキに入った映画の大役の仕事のせいで2人の関係に危機が…?
レビュータイトルの答えは「Yes」でした。
昔からベッタリの幼なじみで、恋人になってからも長く、一緒に暮らし始めて6年になるという2人。なのに、いまだにちょっとのことで不安になる。信頼していないわけではないけれど、好きすぎて不安になる。
最初は攻めの気持ちの方が強いのかなぁ、と思いましたが、そこから過去の回想に入り、受けの愛の重さを知りました。ツンデレキャラの重い愛ってきゅんきゅんしますね。最後まで読み終えた後にもう一度読み直したとき、1度目は笑っただけだったギャグエピソード(カズオによるモトキナイト@モトキのDVDを見ながらオナニー、とか)さえもが、これ受けはうれしいんだろうなーと思えたりしました。
この本で初めて読んだカップルなのに、ずっと前から知っているような気分でした。何冊も続いているシリーズのような、そういうかんじ。なので2人の間に危機が訪れた時、あのラブラブな2人が…! と軽くショック。その危機を、友人の人気俳優の協力もあって乗り越え、バカップルに戻った時には、心底ホッとしました。攻めも受けもお互いの不安を口には出さない人で、こっそり悩んでこっそり浮上するのが健気だなぁ。
この友人俳優がまた面白い人でした。仕事の役作りのためなら2人の仲を引っ掻き回すのも平気なのに、逆に2人のために自分のキャリアに傷がつくのも平気。こういう人のマネージャーは大変だ…、と思いました。
そのマネージャー氏と友人俳優とのスピンオフが同時収録されてました。
この話も面白かった。怒ったら関西弁が出る、受けに振り回されっぱなしだけど有能なマネージャー攻めと、マジメで天然で変人、なのに小悪魔な受け。このカプの今後もぜひ読んでみたいです。
前作がツボだったので、思わず買ってしまいました。
この人のは地雷がないので、安心して読めます。
今回の作品で一番吹き出したのは、帯にもあった、「モトキー、愛してるよおおぉぉーッ!」のシーン。帯を見る限りでは、遠くから叫んでるのかと思いきや、なんと、DVDを見ながらのモトキナイト
暫定2016年上半期の個人的No,1。
きゅんきゅん&萌えすぎて辛かったです…。
村上先生のいつものお話の面白さもさることながら、キャラクターがとにかくかわいい!イケメン俳優の受けもそれを溺愛するストーカーちっくな攻めも、幼馴染という関係から始めたからこその愛情に包まれていて幸せでした。
お互いを好きすぎて読んでいるこっちが恥ずかしいほどにやにやしました。
エロも多いし、お話・かわいさ・きゅんきゅん・萌え・エロ全てが詰まっている超良作だと思います。
収録されているもう一つのお話もタイプの違うイケメン俳優が受けで楽しかった。
前作のバンババーガーがちょっと地味だなと思っていたのを上書きしてくれる、とても好きな本になりました。
村上さんの新刊。前作の『BANBA BURGER』が非常に面白かったのでこちらも楽しみに待っていました。
同棲している恋人の基にべたぼれのリーマン・和央。
6歳の時からの幼馴染で、中学生の時にめでたく恋人になり、そして今も重いほどの愛情を基に捧げる和央の視点でストーリーは始まります。
基が出ているドラマはもれなく録画し、そして彼の誕生日には自分の写真の入った35000円(税抜き)もするロケットペンダントを贈ってしまう(そして自分は基の写真入りのロケットを用意する)素晴らしいセンスの持ち主。
わんこ攻めの鑑といえる和央と、そんな彼の愛情を「重い」とつれなくかわす基の、ちょっぴりギャグ要素の入ったコミカルなお話。
なのです。が。
爆笑しつつ読み進んでいきましたが、途中から二人の、相手を想う気持ちゆえに少しずつすれ違っていくシリアスな展開へと移行していく過程が素晴らしかった。
途中、二人の過去の話や基の俳優仲間の歩の話が入って、それがまたうまく話に絡みストーリーに厚さを持たせていました。
歩も初めは当て馬か?と思ったりしたのですが、人気絶頂の俳優でありながら彼の持つ孤独とか優しさとか、そういうものが透けて見えて、なのに小悪魔的な魅力を持つ何ともナイスなキャラでした。
彼と、彼のマネージャーの鴨志田さんのCP、スピンオフで出してほしいなあと思いました。
表紙から、ストーカーまがいの愛情を受けに与える、チョイキモな(いや、失礼!)攻めのお話かと思っていましたが、いい意味で裏切られました。
あと、村上作品といったらカバー下を楽しみにしていたのですが、今回も面白かった!
そっか、和央の顔って10秒で描けちゃうのね、と爆笑し、歩のサービスショットに翻弄され…(爆)。
笑いあり、切なさあり。とても面白かった。
文句なく、神評価です。
久しぶりにレビュー書きます。
なんかもう書かずにはいられませんでした。
ここ最近で一番キュンキュンしました。
ちなみにちょっとネタバレあるんで、OKな方だけお読みください。
元々幼馴染の熟年カップルで、片や平凡なサラリーマン。片や今を駆け抜ける俳優。普通に一緒に同棲してる所から始まるんですけど、最初はサラリーマンのカズがストーカーばりに俳優モトキを溺愛してて、モトキはちょっと熟年カップルにありがちな冷め方してるんじゃないかなーと思わせつつ、二人の相思相愛っぷりがヤバい。モトキのツンデレっぷりパナい。途中さかのぼって子供時代から彼らがお互いをいつ意識しだしたのか、カップルになるまでどんないきさつがあったのかが丁寧に描かれていて、胃が痛い位キュンキュンしました。お互いがどれだけ気持ちが強いのかがすごく良くわかるストーリーで、実話?って位話の流れが自然でした。途中モトキの俳優仲間の歩っていう当て馬(?)が出てくるけど、中々癖のあるキャラで面白かったですね。寝取られ(?)してもモトキが歩に対して怒りをぶつけるとかがなかったのがちょっと残念だったけど、結果歩に助けてもらう事になるからいいの・・・かな?
番外編も盛りだくさんでしたねー。当て馬歩君のスピンオフも曲者感が出てて良かったなぁ。やっぱりなんといってもそのあとのカズとモトキの初めての時の話も最高だった!!初めてのキスのシーンも、モトキが可愛すぎて死んだ。初エッチの時もモトキの緊張具合がもう、もう!!もうむしろキュンキュンしすぎて胃が痛くて気持ち悪くなった位良かった!!(酒飲んでたせいかも)
もうストーリーが本当にモリモリ盛りだくさんだし、エロもかなり多かったのにそのエロシーンもなんか、ただエロというのではなく、その場その場の感情が伝わって良かったです。(でもエロい!)
正直ファーストコミックのバンババーガーよりももっともっと好きです。(10段階評価でバンババーガーが8だとするとスクリーンは20位。)
むしろ最近見た中で今のとこトップ。
あくまで私個人の意見ですが、超良かったです。