花恋つらね (1)

hanakoitsurane

花恋长词

花恋つらね (1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神152
  • 萌×2106
  • 萌38
  • 中立10
  • しゅみじゃない15

--

レビュー数
35
得点
1308
評価数
321
平均
4.2 / 5
神率
47.4%
著者
夏目イサク 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花恋つらね
発売日
電子発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403665226

あらすじ

有望な若手女形の惣五郎と、立役の若手有望株の源介。
同い年で人気もある2人。しかし、惣五郎は源介をライバル視している。
ある日そんな二人が夫婦役で共演することになり……?
梨園の御曹司同士の恋絵巻、華やかに開幕!!

表題作花恋つらね (1)

新井源介(大谷屋御曹司・本名:野田淳平)
松川惣五郎(玉乃屋御曹司・本名:東周吾)

レビュー投稿数35

全巻大人買いしてしまった…!

シリーズ完結、おめでとうございます・:*+.

ずっとずっと読んでみたくて、でもなんとなく”歌舞伎”って身近じゃないしなあ…と躊躇していたこちらのシリーズ。

メイトさんで1巻〜10巻が綺麗に並べられていて、その表紙イラストと色遣いの美麗さに、気付いたら全巻カゴに入れてレジに持って行ってました//

現在完結記念フェア中で、美麗かつかわいい描き下ろしビジュアルボード(全4種)がもらえるのですが、これ、描き下ろしイラストがめっちゃめちゃ可愛かった…!!
これから少しずつ読んでじっくり歌舞伎の世界を楽しんでいきます◎

源介と惣五郎、同じ歌舞伎界で生きる男同士のバチバチか…!?と
”ケンカップル”を思い浮かべていたら。

惣五郎がほぼ一方的にライバル視してたのか!笑

源介が明るいわんこ系で素直に「惣五郎のファン」なんて言うものだから、そりゃ惣五郎としては照れ照れ、嬉しいうふふな気分になっちゃうよなあ〜、と読みながらニヤニヤ( ̄∀ ̄)

惣五郎のお兄ちゃん的存在に焼きもちを焼き、「妬いてるだろ」って惣五郎に言われて素直に認められる源介、攻めだけどなんだかかーわーいーいー!!
そんな独占欲を、どこか嬉しく思っている惣五郎の表情もまた良くて。
なんだこれは…めちゃくちゃ萌えが広がる…

歌舞伎の演目、役柄についてなども合間合間に分かりやすく解説してあって興味が湧きます。読後すぐネットで「歌舞伎 初心者 おすすめ 演目」なんて検索してしまった;今年中に一度、鑑賞に行ってみたいものです。

これからしばらくこちらのシリーズを読み耽り(特典を眺めてうっとりしながら✨)、日々の潤いにしたいと思います。2巻以降も楽しみ〜!

0

長期シリーズの1巻目としてはとても程好い均衡の導入口(о´∀`о)

ずっと興味はあったけど読めずにいた作品です
少々ご縁があり今から一気読みを…♪
なんと…!連載の方が完結を迎えたとの噂も聞き、これはもぉ読むしかないタイミングだと確信です
折角なので1巻毎にレビューを備忘録としてあげていこうと思います(*˘︶˘*)

芸能モノにもやっと抵抗が薄れてきた今日この頃
芸能モノと言っても「伝統芸能」の歌舞伎が題材の本作
正直私にとっては一般的な芸能モノよりも、更に期待値のハードルが高くなります!
と、言うのもそんなにリアルで芸能界に特別な思いを抱くタイプではないので何となく身近じゃないから、、、という感覚も多少あってそんなに元々芸能界BLは率先して読まなかったのですが、、、「伝統芸能」となると話は変わって参ります
なぜなら、、、単純に興味もあるし好きな界隈だからです٩(๑´3`๑)۶

特に「歌舞伎」なんて日本の伝統芸能の礎を担っていると言ってもいいでしょうし、日常に溶け込む歌舞伎由来の言葉や習わしも多い世界
更にBL好きだと諸々歌舞伎と男色は切っても切れぬご縁というか…だいぶ期待してしまうのも仕方ないかと…♡

そんなハードルを上げて読んだシリーズ
現在9巻迄が既刊の状態です
そんな長期シリーズの1作目
こちらの1巻読了後の感想は、、、受けがかわいい~♪という至ってノーマルな感想が1番強い印象です
これは決してマイナスな事ではなく、長期シリーズを読み進めるに於いてキャラに興味が持てなければ先は苦痛なだけなので私にとってはとっても良き導入です

肝心な「歌舞伎」に関しては、、、とても良く取材もされたでしょうし演目解説なども適度で丁度良かった!!と思いました
何と言うか、、、玄人好みの造詣の深さという感じまではいかないのですがいきなり本格的過ぎても読者が置いてきぼりになってしまう所もあるので、その辺の調整もあったのかなぁ~?と勝手に推測しております→つまり読み易い‼

まぁそもそも現時点では17歳のまだ2世としての若い役をこなすのに精一杯の2人からのスタートなのでこの内容はさもありなんかと納得の範疇です
9巻も出ている時点で読み始めるには先を大いに期待出来る良い1巻だと感じています(←何か偉そうじゃないですか…わたし…(¯―¯٥)ヤなヤツ感www)

キャラにも興味が持てて歌舞伎に関してもぞんざいな扱いはなく愛情を感じる
LOVEは攻めの匂わせにどんな事情がーーー???と気になる「引き」の演出
とてもバランスが良く先を急ぎたくなります♪

2巻も楽しみです‼

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強気な美人で天然な主人公

夏目先生が大好きで長い間積読していたこの作品、ようやく読みました。
やっぱり夏目先生の世界大好きです。
歌舞伎が舞台ということで憧れもありますが、自分に理解できるかなと不安もありましたが、いろんな所に注釈ありますし、私たちに興味のある演目とかを題材にしてくれてハマりやすい。歌舞伎見に行きたいなと思いました。

そうなんです。まだBでLな要素が少ないので、素直に歌舞伎の世界に浸りました。
歌舞伎の世界は本名じゃなくて役者名で呼び合うのが普通なのかな?学校とかでも?
そんな中、本名で呼び合う武兄との関係は源助じゃなくても羨ましくなりますよね。

夏目先生の受けさんは天然で人たらしが多い気がします。今回の惣五もちょっと強気なところが可愛い天然さんですね。可愛いなあ。こんな可愛い人が歌舞伎の女形だと、ますます歌舞伎が魅力的になりますよね。

この先、Lな雰囲気になれるのかな?源助がいつから惚れていたのか、まだ謎ですが、めちゃくちゃ今後が楽しみです。

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歌舞伎に一生懸命な姿が眩しい

初めて読む夏目イサク先生の作品になります。割引していた機会に1〜7巻まで一気に読破しました。読んだのは1年近く前ですが、もうすぐ8巻が出るのでおさらいで読み返したのでレビューしてみました。

最初は歌舞伎で萌えられるのか?(主に舞台上の見た目)と思いましたが確かにBL的に美味しい要素も多い世界だし、歌舞伎に詳しくないけど説明が簡潔で分かりやすいのでモタつくことなく置いてけぼりにもならず楽しく読めました。
源介も惣五も学生らしい爽やかさと可愛さ。二人とも歌舞伎が好きで頑張っていて微笑ましいです。
BL的には恋愛未満な1巻なので、サクサクした恋愛的進展を求める方には焦れったく感じるかもしれませんが、1巻完結で出会い、恋愛〜初エッチまで描かれることが多い商業BLの中でこんな風にゆっくりじっくり進展するのは貴重で楽しいと思います。

ケンカップル、ツンデレ受け好きなので、二人のやりとりが楽しかったり、惣五の性格が可愛かったり、あとはBがLしそうな気配が感じられたので、恋愛未満でも充分楽しく読めました。

0

メインキャラ二人がとっても良い

歌舞伎ものというと敷居が高く感じてしまいますが、さらっと読みやすくて良かったです。学生のメインキャラ二人がどっちも明るくて面白い性格で。特に主人公の惣五郎が単純で素直でちょろくて天然で、見ていて微笑ましい気分になってきます。
源介もカッコ良くてツボです。おおらかで飄々としつつたまに強引で、器がデカそう。この攻め、絶対将来いい男になるタイプでしょ~笑
一巻ではまだ二人の進展は少ないですが、源介の分かりやすい嫉妬とか、まっすぐ褒めたりするとことか、惣五郎に太めの矢印出てる感じがめっちゃ萌えでした!
稽古シーンが多く舞台シーンはあっさり終わってしまうので、歌舞伎の魅力がまだあまり分からなかったのはちょっと残念かも?そこは次巻以降に期待したいです。
二人のいいところで終わってるので、BL的にも次が楽しみです。

1

可愛いカッコいい二人

今更レビューですが、面白いです。
他の方が書かれていますので、内容は割愛します。
夏目イサク先生の作品はエロ全面の作品ではなく、ストーリー重視でキュンキュンするものが多く、少女漫画を読んでいるような感覚があります。
作品の中でもこれは特にキュンキュンしました。
先生の作品は主に社会人設定のものを多く読んでいましたが、これは高校生設定です。
攻受の高校生という未熟さとピュアさが萌えを引きたたせています。

歌舞伎の舞台を通して徐々に二人が成長していく過程が面白く、高校生らしい初々しさが合わさってキュンキュンします。

お互いがお互いを尊重し好きになっていく過程が丁寧に描かれているので、よくあるいつ好きになったのかという疑問や、エロ重視で内容薄めな作品とは一味違います。

これは・・続きが気になります。

0

歌舞伎とBLが融合した珠玉の作品

最近、リピートして読んでいる夏目イサク先生の作品です。
夏目先生はどの作品も絵が綺麗で読みやすいですし、ストーリーも面白いです。

歌舞伎は日本の伝統文化でありますが、ハードルが高くてなかなか一歩が踏み出せませんでした。
でも、この作品を読んで興味を持つようになりました。

梨園を舞台とした歌舞伎役者としての成長と高校生らしいラブロマンス。
大谷屋御曹司で立役の新井 源介(本名:野田 淳平)と玉乃屋御曹司で女形の松川 惣五郎(本名:東 周吾)のお話。

2人は同じ高校の芸能コースに通っています。しかも、同じクラスです。
惣五郎こと惣ちゃんは源介くんをライバル視しております。
一方、源介くんは中学1年生の頃から惣ちゃんのファンです。
歌舞伎では同じ舞台で共演することもなく、学校では惣ちゃんが源介くんを嫌っている…
そんな2人が夫婦役で初めて共演することになります。

最初は、源介くんに反発していた惣ちゃんでしたが、源介くんの歌舞伎に対する情熱と惣ちゃんのファンという事実を知り、だんだん心を開いていきます。
共演を重ねるうちに、距離が近くなる2人。
最後は、源介くんはずっと前から心に秘めていることがあるようで、惣ちゃんを抱きしめて「絶対 誰にもわたさねェ」と言い、次巻へ続きます。
果たして、その言葉の意味は?

この作品は確かにBLなのですが、歌舞伎に対して真摯に取り組み、切磋琢磨して成長する2人を見ているだけでも楽しいです。
惣ちゃんは普段から美人さんですが、歌舞伎の女形も美しい!
1巻では、源介くんの言動に惣ちゃんが意識し始めるところまでです。
源介くんの本当の気持ちは不明ですが、惣ちゃんの心の変化は必見です!

名門歌舞伎一家の御曹司、幼いころから人目に晒される日々を送ってきた「松川 惣五郎」は常に自信と不安のバランスを保って生きてきました。
その「松川 惣五郎」の前に現れたのが、同世代で、同じく名門歌舞伎一家の御曹司「新井 源介」だったのです。
最初はライバル視していた「新井 源介」に対して「松川 惣五郎」はどのように気持ちを変化させていくのか?

この作品は、脇キャラも魅力的です!
惣ちゃんと源介くんのご家族(歌舞伎一族)
武兄(惣ちゃんの従兄弟)
忠さん(内弟子さん)
惣ちゃんたちのクラスメイトで寛人くん(惣ちゃんの親友)と西田くん(源介くんの親友)など。

描き下ろしはシャチのべんけいが出てくる可愛いお話です。

夏目先生はどの作品もハズレがありません。
BLとしてはゆっくりと進みますが、2人の気持ちや距離感を丁寧に描かれているので気になりません。
歌舞伎に興味がある方はもちろん、まだ興味がない方も、ぜひ読まれることをおすすめします!

4

歌舞伎役者同士

予備知識全くなしで読んだのですが、歌舞伎のお話だったのですね!
相変わらず夏目イサク先生お得意の、"余裕のある大型犬×ツンデレ小型犬"。恒例のライバル関係。

源介(歌舞伎役者 立役)×周吾(歌舞伎役者 女形 惣様)
まだ全然ラブではありません!
BL的ラブはほぼ感じなかったので、編集もよくこの構成でOKしたな、と思いましたが、あとがきをみたら担当さんと相談して歌舞伎ネタに取り組んだようで。やっぱり夏目イサク先生がしっかり実績ある作家さんだから信頼感あるんだろうな。
こういう題材のの割には今のところ説教臭さもなくていい感じです!

1

躊躇なく自分を褒める惣五が見ていて気持ちいい

 夏目先生の強気受けの魅力がこれでもかと詰まっていましたね。プライドが高くて、同じ年齢で実力もある程度認められている源介のことを熱くライバル視していて、でも思ったことがすぐ顔に出てしまう可愛らしさもあって。そんな惣五の喜怒哀楽に、読者もすっかり引っ張られます。

 この1巻ではまだまだBLとしての展開は序盤に過ぎなくて、相手に対する尊敬や憧れ、役者としての実力への嫉妬心などもいろいろ混同されているので、これから2人がどのように恋心を抱き自覚していくのかとても楽しみです。精悍な顔立ちの源介と、涼しげな顔立ちで女形が映える惣五、しかも源介は昔から惣五のファン、惣五の兄貴分への嫉妬など、美味しい設定がごろごろ転がっているので、それらの調理にも期待したいですね。

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歌舞伎×青春

歌舞伎ものは初めてです。しかも17歳!青春ですね。

惣五はエゴサーチしてはプレッシャーを感じたり、同い年のこれまた名門の御曹司の源介をライバル視して強いコンプレックスを持ったりな御曹司です。

酷評された次の舞台で源介と共演することになり、二人で練習したり刺激を受けたり、舞台が上手くいっていつの間にか仲良くなったり純粋(単純?)な子ですね。

源介は子役の頃からの惣五の記事を集めていたり、二人きりの練習にも積極的だし惣五のいとこに焼きもち焼くし、惣五のただのファンなのかな?そんな源介に惣五もドキッとします。

二人の練習風景や芸に精進する様子が見ていて清々しいですね。

源介はスキンシップが多いですが惣五をどう思ってるんだろう。
続きが気になります。

1

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