こっちむいて、愛

kocchimuite ai

转向我这边吧 爱

こっちむいて、愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神204
  • 萌×2144
  • 萌75
  • 中立19
  • しゅみじゃない23

--

レビュー数
50
得点
1840
評価数
465
平均
4 / 5
神率
43.9%
著者
みちのくアタミ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865891287

あらすじ

どうして
オレが
好きなの?

もう傷付きたくない、
臆病な恋。

片想いを大切にしたいだけなのに、
少しずつ自分がすり切れていく。

ゲイであることをひた隠しにしてきた大学生の鈴原(すずはら)。
彼はその秘密を知る友人の中山(なかやま)にこっそりと恋をしていた。
どうしようもない想いを抱えながらも、
友人として傍にいられれば良いと鈴原は自分に言い聞かせる。
そんなある日、金欠の中山から恋人と使うラブホテル代わりに
部屋を借してくれと頼まれる。
非常識とも思えるお願いだったが鈴原は中山に部屋を貸す。
不毛な恋にかんじがらめになっていく鈴原。
彼はその場の勢いで隣人の西野(にしの)と身体の関係を持ってしまう。
性欲が強い西野は鈴原が男である事を物ともせずに
何度もセックスを繰り返すようになる。
二人の関係は心を伴わない爛(ただ)れた物だったはずが……
少しずつ西野は鈴原のことが放っておけなくなる。
短編1本を同時収録した、
みちのくアタミBLデビューコミックス。

表題作こっちむいて、愛

ヤリチンの大学生
人付き合いの苦手な大学生

同時収録作品非マニュアル恋愛

その他の収録作品

  • 贅沢な日(描き下ろし)

レビュー投稿数50

受け視点で描かれる、攻めの片想い

いやぁ……一気読みでした。

主人公鈴原→ノンケへの実らぬ恋のお話かと思いきや。

作者様のあとがきにもあるとおり、タイトルも含めて「ヤリチン攻めの片想い」の話なのだなあ、と。

お話自体はほぼ受け視点なのですが、途中に挟まれた攻め視点のストーリーがとっても刺さりました。

「俺のことちょいちょいよく見てる。なんだ、気になってるのか?」なんて思っていたけど、実は自分が恋の沼にドボンしていた、という……攻めの片想いって最高ですよね…

ちるちるさんの記事の中で紹介されており、電子で出ていないためどうしようかと迷ったのですが、アマゾンで紙書籍が買えて良かった!◎

表紙が、とても綺麗です…全体に点々と水玉模様?キラキラ装飾が・:*+.

表題作の他にもう一作短編があり、そちらはオネエのお話。
短い中にも「おおっ、そうきたか!」という展開があって、面白かったです。
(※個人的に女装・オネエ系があまり趣味ではないため、丸々表題作で読めたら最高だったな、という気持ちがありますが。。)

作画も美しく、攻め受け二人の姿を堪能しました。

度々読み返す作品になりそうです。

0

鈴原くんには抗えない

紙本の入れ替えをしようかな?と棚整理
鈴原くんがコッチを見ている……

…当然整理は一旦中止!笑
(ほんと毎回これで結局時間かかっちゃう…至福の時間♡)

久っ々に読み返しましたがやっぱりアタミ先生、好きだなぁ~
アタミ先生は「真夜中~」から読んで速攻コチラを買ったんですよね
今思えば先生のBLのデビューコミックだったんですね、この作品

表紙の印象を裏切らないとてもBLらしいお話しです
ノンケ×ゲイの切ない心情、抗えないカラダ、友情と愛情、渇望と孤独、、、
本当に上手く組み立ててくれてます

「こっちむいて、愛」が言わば王道のBLであるとするならば同時収録の「非マニュアル恋愛」は切り込みながらもどこか切ないお話し
すっごく好き!
この当時になぜか作品でオネエ攻めが増えたなぁ~って印象があって、その中でもすごくキャラの心象が短い中で丁寧に描かれていてとても好感の残る作品でした
その想いは今も変わらずすごく好きだなって思います

一生大事な作品です(´ ˘ `*)

因みにタイトルは「あっち向いてホイ」(←あのジャンケンで遊ぶヤツ)と同じリズムで読んで下さい
まさかココからタイトル着想が来てるとは思わなかったデスwww
先生の遊び心がステキですね

アタミ先生祭り、したくなって来たなぁ~♪←本棚整理、どうした??? 笑

0

葛藤からの愛

絵がきれいで素敵です。
エッチシーンもエロくて最高でした。
ゲイなことを悩んだり葛藤したり好きな人に彼女がいて苦しかったり、いろいろな感情が入り混じる受けくんが愛しい。
攻めもかっこいいんだ~!
第一印象は良くなくて、身体の関係からだったけど、だんだん絆されていく。
中山くんもその彼女も悪い人じゃなくて、むしろ良い子で(部屋借りるのはどうかと思うけど)、優しい世界でよかったです。

同時収録作品の非マニュアル恋愛は、抱かれたいオネエ×男前ゲイでした。
女として見られたい、男に抱かれたいと思っていたオネエのアキオが、初めて抱きたいと思った相手が雄介というところにグッときましたね!

0

タイトルの意味w

みちのく先生初読みです。
この後9冊読む予定です。

初単行本ながら、絵がめっちゃきれいですね。

お話としては、お隣さん同士というのはあるあるかな。
それでもLがないまま体の関係になっちゃうのは、あらそうなるのね〜と残念ながら萌えなかった。
後から考えると、鈴原が中山と彼女の声を聞きたくなくて、西野とああなったとわかり切なくなりましたけど。

西野が鈴原を好きなんだな、というのは早めにわかりました。そのように描かれているんですもんね。そりゃそうだ。

鈴原が中山を好きな気持ちは、そんなに?と、ごめんなさいあんまり感じられなかった。

西野が鈴原を好きな気持ちはずんずんわかってきて、見開きのキスはよかったです。

あとがきの、タイトルがあっち向いてホイとかけている、に笑いましたw

1

表紙に惹かれて買ったものの…


「こっちむいて、愛」 8.5割(表題作)
「非マニュアル恋愛」 1.5割

【こっちむいて、愛】
ノンケ女たらし×恋に臆病なゲイ受け

表紙をよく見かけたので購入しました。

アパートが隣同士の二人。
表紙の黒髪受け鈴原が別のノンケ友人の中山に片想い。
それを見かねた西野が初めは同情から、のちに好きになっていき…というストーリーです。

ハピエンでキュンとするような場面もあったのに、読んだ後は何故か印象に残りませんでした。

【非マニュアル恋愛】
レビューを見ずに読んだら少し地雷でした。

ゴツい美人女装攻めと、黒髪の受け。
どちらもゲイでいつものように馴染みのバーで「試してみる?」と言ってエッチすることに。

初めはどっちが突っ込むか曖昧で、リバの雰囲気もあり、流し読みしました。

2

可愛い、エロい、健気

◆こっちむいて、愛(表題作)
 ノンケの西野が鈴原と体の関係を持つまでの抵抗がほぼなく、最初から乗り気でスムーズにできてしまうところだけはちょっと引っかかりましたが、同性を恋愛対象として見ることに嫌悪がなさそうだったので、本人も自覚していないバイの気があったのかなとも思いました。それ以外はストーリーもエロも大満足。彼女とヤるために鈴原に部屋を貸してくれないか頼む中山にはかなり引きましたが、後々心から反省しているようでしたし、彼女の好奇心だったというオチもついたので昇華されました。本気の恋愛は面倒だと言いつつも、ちゃんと鈴原を追いかけて、腹を割って話そうとする西野には、元ヤリチンと思えないほど好感が持てましたね。乱れる鈴原もすごく可愛かったです。

◆非マニュアル恋愛
 オネエをBLで読む場合、攻めになってくれる方が萌えるのですが、この作品はまさにその流れに持っていってくれたので嬉しかったです。抱きたい、という感情が湧き起こるということは、秋生の心が完全に女性なわけではなく、男性性も残っていたということなんでしょうね。もし今後やっぱり女性側として愛されたいと思った時があっても、その時は雄介が心から慈しんで抱いてくれそうなので、相性の良いカップルだと思いました。

0

あとがきで「そうだったの!?」

初BLコミック、初連載、初シリアスとのことで、このクオリティ、すごい。
他の作品を先に読みまくったのに、作画のクオリティに全く違和感がないし、ストーリーの組み立て方も巧くて、才能ある人って最初からこういうレベルなんだなあと思った次第です。

安アパートの隣人同士のヤリチン西野とゲイの鈴原。
連れ込んだ女子の喘ぎ声のうるささに壁ドンならぬ壁ドンドンをしたことで接点が生まれます。

ヤリチンの騒音に抗議からの「お前が女の代わりしろよ」は初めて読むパターンではありませんが、自分に好意を持ってると勘違いしてくるヤリチンは初。
でもそんな勘違いをするほどの熱視線を注いでいたって、どれだけビールが好きなんだ、鈴原って感じです。
そしてここからが「はあ!?」な展開で、鈴原の親友でありこっそり好きな人・中山がホテル代がないから部屋貸してと…。しかも借りたあと、ゴミ箱にすら入ってないゴム…。いやもう最低。彼女もどうかしてる。もし他人さまの部屋を拝借していたすなら、当然シーツは替える、もしくは大きめにバスタオル持参、ゴミも持ち帰るのが当然じゃないかと。ひどい…。ひどいよ、こいつら…。
その後も急に「貸して。もうそこまで来てる」。はい!?ありえない…。その間鈴原はどこに行けと?たかだか4000円以下、割り勘すれば映画一回分に飲み物代くらいのお金も用意できないなら公園で盛っとれ!と中山呪いますゾーン突入ですよ。

こんな中山ごときを好きで、「ふつうであること」を意識して無理する鈴原…。He doesn’t deserve it!となぜか英語でツッコミたくなってしまう。
しかも友情の始まりが「取り繕わずに何でも言える友達がいたら良くない?」っていう中山の言葉だっただけに、言いたいことも言えない今の状態が悲しすぎました。

そして西野。この子の鈴原の対する想いを描くのにもう1話くらい増やしてほしかったです。
流れ的には十分ではあるけど、もうちょっと掘り下げて広げて引っ張っていただけると「攻めが先に落ちる」が大好物なわたし的にはおいしい展開だったかなと。ええ、ただのわがままです。
それでもヤリチンから一気にデレ彼にシフトチェンジした西野、楽しすぎました。

同時収録は女装子です。
女装子苦手なので多くは語りますまい。

あとがきでタイトルは「あっちむいて、ホイ」をもじったと書いてありました。
この切ない表情に表紙にこのタイトルで、何やら情緒的なものを感じていただけに「まじか!ダジャレ!?」という感じのネタバレですべてが吹っ飛びました。
みちのく先生のあとがき、結構好きです。

2

友達が生理的に無理。

メインの2人はとてもよかったです。
西野くん見た目によらず良い子だし、鈴原くん健気だし。
西野くんも鈴原くんも切ない気持ちは同じなのに、向かってる方向が違うのが辛かったね。
一通り読んでから、初めて身体が繋がったところに戻ってくると西野くんの切なさに磨きがかかります。

番外編?最後のおまけ?後日談?のところで、ラブホHのところは最強に萌えました。
初デートの行き先にホテルも可愛いし、ホテルを選んだ理由に嬉しくなってる西野くんも可愛い笑
西野くんが最初の印象と違って、意外と可愛い受け大好き攻めっていうのがよかったですね。

と、まあこの2人の関係性はとても良かったのですが、、、
鈴原くんの友達の中山くん。君は無理だ。
図々しいにも程がある。
彼女とのヤるために友達の部屋借りるって何?
彼女もだけど生理的に無理…。ありえない。
たぶん考えが至らないアホの子なんだけど、きっと良い子なんだろうけど、鈴原くんの気持ちを知ってるだけに、ニコニコしながら「部屋貸して」は本気で腹立たしかった。

最後ちゃんと謝りに来て、しかも鈴原くんの相談役みたいになってて、わだかまり解消ってことなんだろうけど。
でもやっぱり無理なので、評価は厳しめだけど萌です。
西野くん鈴原くんごめんね。

2

ノンケ×ゲイは、いいですね

シリアス。 
表紙からしてシリアス。
私あまりシリアスは好みではないのです。
でも、評価高めだし、みちのくアタミ先生の作品にハマったので手に取りました。

ヨイ!!
涙が美しい!
普段自分を押し殺している鈴原が西野の前で流す涙。
親友を好きでいることを隠し、頼られたらYESと言い、もしかしたら愛情に代わる何かが返ってくるのでは、と期待していた鈴原。
隣の部屋で、自分の好きな人が女を抱いている声なんて聞きたくない。
鈴原の心情を考えると泣けてきます。
西野は、ノンケなのに鈴原が自分の気持ちを押し殺す姿を見て耐えられなくなり、気づけば好き。
身体からの始まりでも、鈴原が幸せになれて良かったです。書き下ろしの、ラブホの話は、エロい!
みちのく先生の修正は少ないので、いいのかなぁ?と思うくらい。
セーラー服の似合わなさも、かわいいw

3

装丁が綺麗

絶版と聞いて、紙で入手してみようと手に取りました。
表紙の装丁が綺麗で、これがもう新しく世に回ることはないのだと考えると、残念です。

デビュー作でこのクオリティはすごいと思いました。絵もきれいで、狂いがない。
ただ好みの問題だと思うのですが、個人的に響くものがなく残念でした。

受けの心理描写は巧みで、幸せになって欲しいと思うばかり。
でも攻めの心情がいまいち掴みきれず、上滑りしていく感覚でした。

絶版とはいえ出版社を変えればまた世に出せる、というような発言を先生がされていたので、可能性はあるかもしれません。予定はなしとのことですが。

1

良かった

キュンキュンしました
いろいろ我慢してきた受けが、普通って何?って言うところホントに辛い

友達に部屋を貸すって、ありそうななさそうな絶妙な設定
そのありそうな展開からの、恋の進展

ストーリーの構成が秀逸でした
心情描写も繊細で良かった
2人の表情に胸が熱くなりました

同時収録の作品も良かった

どちらのお話も絵が綺麗で、ほんとに男同士の恋愛の残酷さとか、難しさとか、いろいろ散りばめられてるのに、重苦しくなく、暗くなく
それが絶妙のバランスで描かれてました

2

好みの問題です

※ネタバレ・辛口レビュー注意

みちのくアタミ先生の別作品を読んで良かったため、他作品もすべてまとめ買いしました。
こちらはその中の一つ。
全部で二つのお話から成っています。

内容についてです。
やはり絵が綺麗で、受けちゃん(鈴原くん)と攻め様(西野)の濃厚なエッチシーンがとても良い作品でした。
鈴原くんが大のビール好きで、そこがまた可愛らしい。
ただ何故この評価なのかといいますと、原因は鈴原くんの友人にあります。
実は鈴原くんは友人に想いを寄せているのですが、その友人はなんと、自分の彼女と行為をするために鈴原くんに部屋を貸してくれるようお願いをするんです。
しかも金欠を理由に。
最初は「そういうこともあるのかなぁ…」なんて思って読めたのですが、その後も二度お願いしにきて…。
いくら金欠とはいえ友人にそんなお願いをする人間がいるのかと疑問でしたし、何よりも好きな相手だからとお願いを飲んでしまう鈴原くんが本当に不憫でなりませんでした。
自分が想いを寄せている相手が、自分の部屋で他の女性と行為をして、2人が帰ってからその事実に打ちひしがれるという所がこの作品の魅力の一つだったのかもしれません…。
ですが正直、鈴原くんが友人を好きになった理由がそこまでしてあげるほどのものではないように感じました。
そのため、途中からモヤモヤしてあまり内容が入ってこなくなってしまい…。
もはや作品がというよりは、そういった考えが人として生理的に受け付けないという個人の問題だと思います。
ですので、こちらは読み飛ばしていただいて構いません。
私には合いませんでしたが、可愛そうな受けが好きな方には響くお話かもしれません。

二つ目のお話はゲイの男の子とオネエの子のお話です。
今私の中でオネエブームが来ているのですが、こちらはあまり響きませんでした。
というのもリバ表現があるためです。
最初はオネエの子が受けの雰囲気でお話が進むのですが、いざ行為が始まった際にやはり攻めたいと言い出します。
この時点で私の頭の中では既に受け攻めの構図が出来上がってしまっていたため、混乱したままお話が終わってしまった印象でした。

レビューは以上になります。
いつものことながら長文・辛口レビュー失礼しました。
ここまで辛口でレビューしておきながら、こちらは先生初めてのBLコミックスということで、最初でこれなら他の作品も…と期待せずにはいられないものになっていると思います。
ただ、今回は個人的に苦手が多かったためこちらの評価です。
少しでもご参考になりましたら幸いです。

2

鈴原くんにとっては、『普通であること』が大事だったから。

みちのく先生の初コミックスだったのですね⁈まず、その完成度の高さに驚かされます。
何度となく読み返す1冊ではあります。
ゲイである事を『普通じゃないから』と、息苦しく感じながら鈴原くん。
そんな鈴原くんに、熱い視線を向けられている?と、何となく勘違いから意識してしまうヤリチンの西野。そして、ここが一番問題なのですが、悪気無く、一人暮らしの鈴原くんの部屋をヤリ部屋として貸して欲しいと強請る中山くん。鈴原くんは、大学に入って、初めて親しくなれた中山くんを好きになってしまったから。中山くんの頼みを聞き入れてしまう。本当はすごく嫌だったのに。
ノンケ × ゲイ の結構深そうな溝を軽々飛び越えて、鈴原くんに寄り添いたい、頭の中を俺でいっぱいにしたいと、入ってくる西野が結構男前で。傘の中のキスシーンが好きです。
好きになってからは夢中‼︎ってのも良いですね。それから中山くんにもちゃんと「お前、それは違うぞ。」って言っている。鈴原くんが素直に『普通にしていられる』場所を作ってあげたこと。それが西野と恋をすること。後半の西野視点からが良いです。タイトルも西野視点なんですね。
そしてエチはさすがです! 西野は元ヤリチンだったので、超絶テクで鈴原くんを悦ばせてあげられることでしょう♡ 描き下ろしのラブホエッチも好き♡

同時収録はオネェ攻め。「非マニュアル恋愛」
みちのく先生、オネェ攻め好きですよねぇ。私は地雷という程では無いですが、そんなに好きでも無いかな。やっぱりBLは男の子同士を愛でたい派なので。

3

愛されたい男たち


作家先生買いです

先生の作画は本当に繊細で美しいですね…

登場する受け君は大人しめの健気わんこといった感じで、ノンケであればそこそこモテそうなのですが、男性に抱かれる事でしか喜びを感じられない子なので表情に色香と言いますか、雄の中に甘くて柔い部分が見え隠れするお顔なんですよ。
簡単に言うとエロ可愛いんです!

対する攻め君は、常に好かれていたい雄狐でしょうか。女の子を侍らせておかないと、誰かしらの好意を傍に置いておかないと居られない子のようでした。(きっと過去に何かあるにちがいない(笑)
釣った魚は…系なので受け君の事も一発ゲットしたらリバースするつもりが、健気なわんこちゃんと接するうちに愛やら包容力やらを萌芽させられていくわけです…。

エロスの方も、ペニスはすごくしっかり分かるし(単行本)
とろっとろで気持ちよさそうだし。
決して描写が多いわけではないのですが、受け君の肉厚な雄尻が、ほんともう、ワシッとしたくなるヤらしさで、はあはあ案件でした…!(語彙力)

表紙にピンと来たら買って損はないと思います。
この受け君の表情、私は非常にそそられました…。
耐え顔、憂い顔とか、我慢するとき唇きゅってしちゃう系受け君が好きならば墜ちますよきっと(笑)

しかし…
こっちむいて、愛
とは、深いタイトルですね…。
最高でした!

5

西野が意外と

表紙が凝ってますね。美しい鈴原の泣き顔にキラキラした点々が、涙でしょうか。

あらすじと表紙からすごく切ないお話なんだろうと思って読みました。
確かに鈴原が切なかったけど片想いの相手の中山のゲス?さにそこまで好きになるほどの人かなあと。
やり部屋を貸してとか、掃除しないでしかもあれを持ち帰ったりきちんと捨てずに帰るとかありえません。

鈴原が西野に唐突に抱かれたり、?でした。
西野もやりちんなのにいくら溜まっていても男といきなりできちゃうの?

西野は前から鈴原が気になってたんですね。自分を好きなのか?と。
西野が鈴原の心から中山を追い出したいとか、追いかけっことかだんだん鈴原を中山からすくいあげてくれましたね。

最後は西野とくっつくのかあ。意外でした。
しかも中山にバレてたとか。

初めてのデートでラブホテルとか!確かに声や音を気にせずにできますよね。部屋にはしゃいで鈴原が可愛らしいです。

ゲイやノンケ親友への片想いの悲哀もそこまでグッとこず。神評価が多いのにサラサラっと読み終わってしまいました。再読が必要かも。
西野が鈴原を大切にしてくれるといいな。

2

概念にとらわれない、2人の愛のカタチ

絵も内容も素敵!!
"こっちむいて、愛"と"非マニュアル恋愛"の2作楽しめます(^^)
表題の"こっちむいて、愛"は、ノンケのモテ男と親友に片思い中のゲイのお話です。
親友に片思い中の鈴原(受)の一途で健気な姿が、すごく切ないです。親友も自分をゲイと分かって仲良くしてくれてるだけに、好きとは言えず、でも親友は自分に"親友だから部屋を貸して欲しい"って言ってくるし…しかも理由が彼女とヤる目的だし…。嫌われたくない気持ちが強いから、鈴原の行動はすごく理解できました。"俺はこれが普通だと思ったんだよ"この言葉がずっしりときました。人それぞれ、自分の中での基準があり、他人の物差しで自分の行動は測れません。逆もしかり。
そんな時に、それをおかしいと言ったのが西野(攻)。多分違和感を感じているにも関わらず、惚れた弱みと嫌われたくない気持ちから、親友に本音を言えないんじゃないか…そんな気持ちを察し、それでも良いと折り合いをつけている鈴原を、気がついたら好きになっていたんですよね。モテ男のヤリチンかと思いきや、意外にも笑、かなりまとも!!!鈴原よりも、親友よりも、まともかも笑!!最初は鈴原をおちょくってるのかと思っていましたが、すごく西野には好感が持てました。特にお気にいりの言葉があって、鈴原に告白した時、"ゲイじゃなきゃ男好きになっちゃいけねーっての?"と鈴原に伝えるんです。すっごく素敵だなって思いました(^^)確かに、元々が性の対象が男性という方もいます。男性しか好きになれない方もいます。女性は嫌いで拒絶する方もいらっしゃるかもしれません。そして、西野のように、たまたま好きになった相手が男性だった場合もあります。鈴原は自分を"ゲイ"だと意識しすぎている気がします。だから西野の言葉を素直に受け入れられないのかなと。"ずっと"男性が好きな鈴原と、"たまたま"好きになった相手が男性の西野…ノンケとゲイの恋は、互いの気持ちや考え方にズレや違いがあると思いますが、この作品は、そのズレが表情や言葉でたくさん伝わり、それが段々と、歩み寄っていく姿が描かれていて、素敵だなと感じました。絵もすごく綺麗で好み!本編でも、付き合う前からヤりますか笑、描き下ろしではよりラブラブでヤラしい2人を拝めます(〃ω〃)
非マニュアル恋愛、こちらも短いお話ながら面白かったです!処女の秋生(攻)は、美しいのに"男性だから"抱いてもらえません。ネコの雄介(受)は秋生に"離れていったやつなんか忘れろよ"と伝えます。共に男性から"抱かれたい"2人でしたが、初めて"抱きたい"と感じた秋生は雄介とカラダから繋がり、心も結ばれるのでした(^^)心に響く言葉や考え方がたくさんあって、みちのくアタミ先生の作品をもっと読んでみたいなって思えました!!
両作品とも大満足でした(^^)/

3

段々好きになる二人

みちのくアタミ先生の絵が大好きです。登場人物の表情もいいですし、攻受の男らしい体の線にため息でます。

攻めの西野君は最初から冷たい表情をしていますが、まぁ最初からあまり感情を出さないクール系の人なのでしょう。上半身裸で訪ねてくるとか・・・。俺様な感じがします。しかし、受けの鈴原からの視線に気があると思い込んでいて、勘違いに気づいた時の顔や焦りをみると、ちょっと可愛いところあるんだなと思いました。人付き合い苦手な受け君の鈴原君を支えていってほしいです。

受けの鈴原君は、ゲイであることや失恋をしているということで、内気ではないけれども傷心中というのが分かります。まだ好きだからと失恋してるにも関わらず、中山君のとんでもないお願いを聞いてしまいます。

漫画だからそんなに気になりませんでしたが、非常識なことを頼んでいる中山君・・・。現実に友人からそんなお願いされたら、絶対に断ると思います・・・。中山君も好青年っぽいと思ってましたが、そのお願いのせいで、うーんちょっとこの人とは距離を置いてもいいんじゃない、鈴原君?と突っ込みましたが、鈴原君はすぐに判断、決断が出来てなく・・・

しかし、攻めの西野君が電話でキッパリと言ってくれたので、鈴原君にとっても踏ん切りがついてよかったと思います。二人ともまだ学生なので、これからの事がきになりますが、頑張ってくれ・・・!

7

王道ストーリー

久々にBL漫画をまとめ買いした中で一番の当たりでした。

受けがゲイと知っている親友を好きな黒髪受けなんですが、その親友に部屋をラブホ代わりに使わせてくれと頼まれます。現実で考えたらあり得ませんから(BLはファンタジー)と思い込んで読み進めましたが、事が終わって受けが部屋に戻ると使用済み・口も縛られていない精液入りのコンドームがゴミ箱横に……。正直、友達の家のゴミ箱に使用済みコンドームを捨てるのも抵抗ありそうなのにゴミ箱にちゃんと捨てられていない…。このせいで、なんで受けはこんなコンドームもちゃんと捨てられない男が好きなんだ?と疑問に思ったしまいました。

ですが、メインカップルのヤリチンと黒髪受けに引っかかるところはなかったので普通に萌えられました。

個人的にヤリチンがそれまでの女性関係を全て切って受けに真摯になるという流れが好きなので高評価です。

エッチシーンは擬音がそこまで多くなることもなく比較的コマがすっきりして汚い印象は受けませんでした。2回目のエッチのときにちゃんと攻めがコンドーム用意してたのが高評価でした(笑) BLってコンドームすっ飛ばしがちですが、ある方が攻めの愛を感じます。ので、それ以降つけている描写がなかったのが残念です……。

後書きで初連載・初コミックと知って本当にぴっくりしました。表紙もそうですが作品内の受けの表情がとても切なく何箇所かやられてたので…(笑)絵が上手い方ですね。何箇所か少女漫画を彷彿とさせるコマ割りがありました。

どなたからかツッコまれてしまいそうですが、おげれつたなかさんに近いと思います。

8

繊細で丁寧な雄×雄の教科書

ジャンル分け棚の「ゲイ受」コーナーで見つけて購入。

内容の満足感、文句なしです。シリアスめのストーリー展開ですが、何気ない日常パートがかわいいので疲れずに読めました。
同じくらいの体格、それも筋肉質な体を描くのがとても上手な作家様で、エロパートの臨場感、それでいてえぐさのない表現が絶妙なバランスでした。攻受それぞれの表情もとても良いです。

同時収録の「非マニュアル恋愛」も上に同じくですが、こちらを読んで新たにネコ×ネコという組み合わせを拓けました…

非の打ち所がない綺麗なボーイズラブでした。個人的にクセものが好きなので萌2ですが、かなりオススメです!

1

表情がバリエーション豊か

表紙の切ない表情に煽られて購入。

一昨目は好きな系統の話だし、絵も綺麗で色んな表情を描き分けてあって感情移入しやすかったのですが、ストーリーは無理矢理シリアスにしようとしている感じで、深みが今一つな印象を受けました。
親友への秘かな恋心を抱き、その身代わりのように隣人に抱かれる受けは切ないし、はじめは興味本位からだったけど、受けの親友への恋心を知りその健気さに惹かれる攻めも魅力的だと思うのですが、ヤリ部屋を借りて後始末しない親友や攻めが元々ヤリチンの設定には、ゲイの受けへの同情を集める作者の意図が見え見えで、逆に萎えてしまいました。攻めが受けを最初に抱いた時も、ちょくちょく目が合って気になってたからって、まだ好きにもなってないのにノンケが男を抱けるかな、と安易な印象付を受けます。
絵がいいだけにストーリーの重箱のすみが気になるのかもしれません。最後は、健気な受けが幸せになってよかったね、と手離しで喜べる読後感でした。

2作目はおネエの攻めに萌えれずさらっと流し読み。

これが初コミックというのは後書きで知ってびっくりしました。表現力豊かな漫画家さんだと思うので、これからに期待してます!

1

昭和の雰囲気が滲んで、そこが良い

「腐男子高校生活」や「いやよいやよも~」を先に読んでいたので、これが初コミックスとは知らず、新刊出たのかな?くらいで買って読んでしまいました。

大学生のお話なんですが、なんだか昭和の雰囲気も滲んでいるような、それがまたいい味を出してます。姐さまがたにも好まれそうな作品でした。

それぞれのキャラクターは好ましいし作画も美しいと思うんですが、ちょっとずつ設定とかエピソードに小さな『?』が付くときがありました。
イマドキの男子がそんなに『缶ビール』に心惹かれる?とか『ヤリ部屋』貸すとかまぁ百歩譲っていいとして、女の方が普通に『ありがと~☆』って言うのどうやねん・・・・とか、使用済みゴム放置して帰るとか・・・・いや~ないな。

いろんな要素は結構高めの評価で、減点法からちょっと評価下がった感じですが、でも好きです。
畳に正座してる鈴原とか、ラーメン作ってる鈴原とか、ベッドじゃなくてお布団に横になってる鈴原とか、可愛らしかったです。そういうちょっとした1コマが好ましいと思える作家さんなので、他の作品もまた読ませていただこうと思います!

3

まさかの地雷カップル

評価を下げて申し訳ないです。

この話の私の地雷は鈴原の親友のカップルです。
厚顔無恥すぎるでしょう。鈴原の部屋をホテル代わりに提供しろと。
それはまだ何とか許せる(許せないけど)としても、
やるだけやって、ベッドはぐちゃぐちゃ、
使用済みのコンドームはゴミ箱に入れる訳でもなく、畳の上に、濡れたまんまでろーっと置きっ放し。
(本当にあり得なくないですか?)
使用済みティッシュもそこらに散らばったまま、部屋を去れるお二方の神経がさっぱりわかりません!!!!ゴミ箱はすぐ近くにあるんですよ?
クズカップル過ぎます。
こんな下の片付けもできない彼女を好きだなんて、なんて男だ、そしてそんな男に恋している鈴原も・・・・となってしまい話にまったく集中できませんでした。
どうしてこんな描きかたをされたのか・・・。

そして西野(攻め)。
イケメンで女好きで女に不自由していないノンケですよね。
リア充くんが、ときどき会う隣人の男(鈴原)が自分のことを見ているからといって
俺に気があるのかも?と勘違いするまでは許せるとして→いきなり「やらせろ」と言えちゃう神経がわかりません。男とやる事に好奇心があったみたいですけど、クズすぎる。

その後、惹かれあった理由もいまいちわかりませんでした。
どうして受けの頭の中の大半を占めている中山くんを追い払ってやりたい、とまでに至る理由がわかりません。
攻め自身も「オレにもわかんねーんだよ、なんで男のお前にこんな必死なのか」「でもお前をほっとけない」と混乱しておりますが、私も混乱です。

全てのBL漫画が惹かれあった理由を詳細に描けとは、私も思ってませんし、なんとなく好きになっちゃった♪とかいうのもアリだと思うんですよ。
でもシリアス路線の漫画だと、「なんとなく」っていう理由はちょっとなぁ・・・って思うんです。

受けの言ってる「普通」と世間の「普通」がずれていて、それを聞いて攻めはくっと何か感じた様子は見せていましたけどね。
不憫だなぁ、という同情心がいつのまにか恋心に変わってしまったんでしょうか?

そして、泣くほど好きだった親友のことを諦めて、攻めのことで頭の中がいっぱいいっぱいになった受けの鈴原。
なんか全てにおいて理由が薄い。
理由もなく好きになるのが恋だ、と言われればそれまでなんですけど、モヤモヤ感とカップルへの嫌悪感が残るお話でした。

9

フランク

namruさま

初めまして。
コメントどうもありがとうございます!

忌憚なく書いたレビューなので投稿した後に、あまりにも作品にNG出しまくりだったかしら……と心配になっていたのですが、
そうおっしゃって頂けるとちょっとホッとします。

作品を読み返す事はないのですが、あのカプは忘れられないです……。

こちらこそレビューをお読みくださりどうもありがとうございました♪

namru

初めまして。突然のコメント失礼します。
先程こちらの作品を読み、割と好みの受け攻めなのにさっぱり萌えず、お互いなんで萌えなかったのだろう、お互いが好きになった理由がよく分からないから? ともやもやしていたのですが、フランクさまのレビューに私のもやっとした感情の全てが明瞭に書かれていて、ああそうこれこれ! これが言いたかった! ととてもスッキリしました。ありがとうございました!

もう泣かないで、鈴原。

これがみちのくアタミさんのBLデビュー作だったんですね。
絵柄も良いし、冒頭もカラダの線も良いです。
ですが!
鈴原の友人中山の彼女が心底イヤだ!
この彼女が信じられないほどヤだから、そいつと平気で付き合ってる中山もイヤだ。
だからこの女の存在を無い事にして読み返してみると、この女はいなくてもいいじゃん!いなくても話つながるじゃん。なので星一つ減です。残念。
でも、好きになるつもりもなかったノンケの友人に恋して、報われなくて、カラダだけで繋がった隣人(しかもヤリチン)に告白されて戸惑う。この流れはいい。すぐくっつかないところが特にいい。
オチたのは西野の方、そこがまたいい。

「非マニュアル恋愛」
女装男子攻め。
私の場合「真夜中ラブアライアンス」を先に読んじゃったんですが、この作品の方をはじめに読んでたらさぞかし衝撃的だったろうと思われる。
秋生ちゃんの、女性としても超絶な美人顔と脱いだ時の男のイイ体のギャップがすごい。
髪を結ぶと何故か男に見えるから、ちゃんとBLになってると思いました。

「贅沢な日」
「こっちむいて、愛」の後日談。いつもアパートでヤってるからお金を貯めてラブホに行きました、という話。西野も鼻息荒く『ちょうまんぞく…』だって。

5

鈴原(受)の生き方が辛すぎる…

「真夜中ラブアライアンス」が出て、今でこそ超ハイテンションで「みちのくさん大好き!!!(๑>◡<๑)」となっておりますが、このデビューコミックスはそこまでハマらず読み終えておりました。
…というか正確には、ゲイである鈴原の思考とか言動が辛すぎて楽しめなかった。



普通ってなんだよ
オレはこれが普通だと思ったんだよ
お前のいう普通って、何?

鈴原が西野に吐くこのセリフと、その後のシーン(自分の部屋に戻って泣いているシーン)が生々しく頭に焼き付いて離れないのです。
そして、
独りで泣いているその泣き顔を、西野が無理やり自分の方に振り向かせているのが表紙なのだ、と読み終わって気付くのです。
作中に実際に西野がこんな風にするシーンはありません。
だから表紙のこれは西野の心の中な訳ですよね。
そこに添えられるタイトルの「こっちむいて、愛」が一気にズシンときます。

初連載でドシリアスは相当ハードル高いチャレンジだとあとから担当さんに言われたことをあとがきで明かされてらっしゃいますが、みちのくさんのドシリアスの傾向はおげれつたなかさんと近いものがあると思います。
リアルに描かれ過ぎるあまりに、セリフやモノローグが突き刺さり過ぎてフィクションとして楽しめないところまで行っちゃう。
「切ないお話」で済まないこの生々しさは好きだけど、「辛い!!!」に尽きますね。
読む側からしても、ドシリアスを純粋に楽しむ難しさってあると思う。


同時収録の短編は女装攻め。
男性に愛されたくて、本物の女性よりも綺麗にしているのに報われない美人女装子さんのお話です。
こちらも結構シリアストーン。
「真夜中ラブアライアンス」のショータくんとはまた違った女装攻め(綺麗なお姉さん攻め)が読めます!

2

滅茶苦茶上手い

滅茶苦茶上手い。

タイトルがイミフだけど「あっちむいてホイ」とかけているらしい。
何故かけた…?
そんなあとがきから見える著者のズレっぷりも楽しいんだけど、
何より絵がキレイ!!

カメラアングルや演出にセンスを感じる。
話自体は100万回読んだやつだけど、無駄のない展開はストレスがないし。
BL初コミックスでこのクオリティは異常。

2

絵が綺麗でプロット素敵です。どれだけ感情移入できるか


みちのくアタミさんて絵が本当に綺麗だし
「そうそうそういう設定のが読みたかったんだよ!!」
と思わずにはいられない着眼点が本当に素敵な作家さんで
新作が出ると購入せずにはいられないのですが
ただ今回の作品は個人的にはうーん正直微妙かなってところです。


主人公の受けが密に想いを寄せるノンケの親友に
お金がなくてラブホ行けないから部屋貸してと言われる時点で
常識的に考えてそれってどうなの?
そんなことを頼んでくる男を好きな時点で
この受けってでどうなの?
といまいちお話に入り込めず、
冒頭から親友カップルが非常識なのは分かりますが、
使用済みゴムぐらい持って帰ろうよ。せめてごみ箱には入れよう。
使用済みテイッシュは床にそのままにしない!
と読んでいておいおいおいという時点で
「切ないシリアス」というコンセプトが成り立たず、
薄っぺらい感じが拭えませんでした。


そして攻めですが、
隣室の受けが自分をじっと見つめてくるから俺に気があるんだ!
と思い込んで「やらせろ」と言い出すのも正直理解不能でした。
この人物凄い女好きで有名なヤリチンなんですが
そんな男がジッと見られたぐらいで
「あいつ俺を好きなんだ」と思い込むその思考回路が本当に理解出来ず…
そして自暴自棄になった受けに「抱いて」て言われて寝るのが意味分からず。
別れ話で修羅場になるレベルの困った女好きなんですよねこの攻め。
なんの抵抗もなく男と寝れるのか?潜在的バイなの???
この二人の間に体から始まったとは言えどう考えたら愛が育まれるのか
よく分からないまま話が進みます。
深いこと考えたらいけないのかな?この話。



どうでもいいことなんですが
攻めの目がキツイというか正直死んだ魚の目みたいな無機質な目に見えて
心まで冷たい感じがしてどうしても今一応援する気になれず…




いまいち入り込めない設定と共感しづらいキャラクター達で、
私の頭は現実逃避をしたのか、
攻めを初めて見た瞬間に某バサラの光成様だ!と思ってしまい
「治部少輔様ここで何やっているんですか?!」と
自分でもよく分からない感覚に陥る私・・・
(両方のファンの方々ごめんなさい)
読んでいても「ばさらのじぶ様前髪が独特だよな~」と頭の片隅でずーっと
どうでもいいことがチラつく自分自身がツライ…


思考回路がよく分からない上に感情が乏しくて共感しづらい攻めですが、
受けが片想いしてる親友があまりにも非常識な行動を取るので
いつの間にか攻めのこと応援している自分がいました。
ああ旨いこと転がされてるな…て感じです


ただそこに萌えるかは正直別問題で、
だめんずに嵌っているヒロインのドラマや漫画を
読んでいる気分に終始させられました。
切ないのと意味不明なのは違うんですよね・・・



そして無邪気で無神経な親友を上回るキャラが、この親友の彼女。
この女性が余計駄目でした。
別にBLに女性が出てくるなとは言いません。腐女子ぽくてもいいです。
ただ隣からイケメン二人のエッチな声が聞こえてくるのが堪らんので
受けのお部屋借りてHしよ☆という思考回路が自分の中で壊滅的に無理でした。
だから親友が何度も受けの部屋借りてたなんて…なんじゃそれ
このお話のコンセプトそのものがヒックリ返るというか
「切ない系」て言っておいてオチそれかよ?!


というか冷静に考えて自分の彼女がエッチの途中で
「隣からホモの喘ぎ声聞こえるよ☆うひょ~♡超萌!!」とか言うなんて
嫌過ぎるでしょ普通…
そんな彼女に何の疑問も持たずに付き合ってる親友て一体…
そしてそんな親友のこと好きな受けって・・・
という堂々巡りの無限ループから抜け出せず仕舞いでした。




まあ最後はハッピーエンドで終わりますし
攻めが物凄く受けのこと好きていうのは伝わりましたから
細かいことが気にならなかったら楽しく読めると思います。




同時収録の作品は一作品だけなのですが
綺麗系のオネエとクール系の黒髪男性の二人がメインです。
このオネエさんはすっごく綺麗なのですが
でもやっぱりなんか男性なんですよね。
うーん綺麗なんですが男性が女装してる感が拭えず、
脱ぐとがっしりして筋張った男性の体つきで
そういうのを自然に書いているみちのくアタミさんは本当に凄いと思います。

ただエッチの時まで攻めがオネエ言葉で「あたし」とか「~のよ」
と言っているのが正直困惑したのは事実でしたが、
絵が本当に綺麗で話もサクサク進むし
ふたりとも幸せいっぱいな感じがとてもよかったです。


書き下ろしのこっちむいての二人ですが
ノリノリでエッチしていたので良かったね。と思いますが
ただひたすらエッチしているというかエッチしかないので
正直お腹いっぱい感も否めず。
エッチはもういいからさ~他のこともしよ?て読んでて思ってしまいました。
当人たちはとても幸せそうだったので、まあよかったね。とは思いましたが。
最後「そもそも金貯めて防音の広い部屋に引っ越すとかしないの?」
と冷静なツッコミというか至極まっとうな疑問を言ったのがあの親友で
それが正直びっくりしました。

うーんなんか読後の感想を聞かれると「正直なんて言ったらいいか分からない」
ていうのが本音です。
「ド・シリアスです!」て言わんばかりの表紙に、読むと切ないあらすじ。
でも読んで見ると不思議思考の登場人物ばっかり。
あれ?シリアスだよね??切ないんだよね?
せつない・・・? せつないって何だっけ・・・??みたいな。
素材としては申し分のないものでいくらでも感動作にできるのに
なんかちぐはぐになってしまって正直勿体ないなと思いました。


趣味じゃないて程嫌いでもないし、中立かなとも思ったのですが、
同時収録の作品が初めて見る系統だったのと
やっぱり絵がとても綺麗なので「萌」で。

6

せつない...

表紙からして切なかった...
やっぱり大切な友人、親友を好きになってしまうのはとても切ない... そして、その様子を見て気になってしまう......。鈴原はいい子なんだけどやっぱり報われないのが悲しい...

そんな切ない、悲しい内容だと思ってたら
最後にはイチャイチャのエロエロですよみちのく先生のえろは最高ですよ。
致してるだけ何だけどとても綺麗...
すべてがキラキラしてる...

あとタイトル名が一番好きですね(^-^)

4

表紙に惹かれて大正解!

表紙買いして成功することが少ないので、とても嬉しいです。
期待以上に面白かったし、漫画の絵も綺麗です。
そして、エロもガッツリ。むしろ、予想以上にエロくて、最初に読んだ時は全然内容が入ってきませんでした(笑)
が、この作品は「相手とちゃんと話し合うこと」が大切なんだよ、ってことも伝えたかったのかなと・・・短編の方も「見た目とか愛し方じゃない」とか、作家さんのテーマとかメッセージなのかな、と思いました。

内容は、あらすじや皆様が書かれている通りです。
友人に叶わぬ恋心を抱いているゲイの鈴原が、自棄で隣人の西野とセックスをしてしまうことから始まる恋のお話です。
設定自体はさほど珍しくないと思います。
が、登場人物の表情がいいんです!
私がこの作品で特に惹かれたのは、受けの鈴原の表情。隣部屋に友人がいるのに西野に抱かれている時や、西野に謝り損ねた時、雨の中で想いを告げる時の鈴原の表情にぐっと来ました。泣き顔が愛しい!
それと、西野が鈴原にベタ惚れなのも素敵です。俺様な雰囲気の西野が鈴原への想いに振り回されてるのが可愛いかったです。
西野も鈴原も二人とも、見た目はちゃんと大学生の体格でカッコイイのに、中身が可愛くてすごく萌えました。

同時収録の短編は、女装男性×男性です。
攻めが女装の男性(しかも美人!)、というのは初めて読んだのですが、これはこれでいい!
こういう設定のものも、もっと読んでみたいな、と思いました。

3

身体の関係から・・・

絵がめっちゃ好み!
それ以上にストーリーがすごく良かった。
身体のから入るんだけどだんだん好きになっていくって話、大好きです。
特に今回は第一印象悪かった攻めの西野の方から受けの鈴原を好きになっちゃうのと、鈴原がノンケの親友に報われない恋心を抱いているのがせつなくて良かった。
鈴原が謝ろうとして西野の元カノと出くわした時の鈴原の泣きそうな顔見たらこっちも泣きそうになりました…。
そして両想いからのラブラブHは最高!
描き下ろしのラブホHも可愛くてニヤニヤ。
エロさも切なさもキュンポイントもあって大満足!

3

身体から始まる恋もあり

みちのく先生はまだそんなに作品は発表されていないと思います2冊目かなと思います。こっちむいて愛はとても好き
この作品は私的に凄く良かった。安いアパートに住む雄介は隣に部屋からのエッチの喘ぎ声が我慢出来なくて壁を叩きます。静かなったところに隣人が現れ自分の事が好きで邪魔したから変わりに相手しろと誤解をして迫ってきますが誤解だと断ります。なぜなら彼には好きな男がいてその彼に彼女とのエッチに部屋を貸して欲しいと言われてOKしてしまいます。なぜなら彼は自分がゲイなのとコミュ障害で他人とうまく接する事が出来なくてその彼の初めての友人で有り、好きな相手だから断れない。普通の友情がわからないから。
部屋を貸した日まだ最中の2人に部屋の前で困っていると隣人の西野が帰って来ます。そして西野とエッチしてしまいます。隣の部屋には好きな男がいるそして彼女としている。好きな男がいるのに他の男に抱かれると思ったけど多分最初から西野が気になっていて、ヤリチンの西野は絶対一目惚れだと思います。
この続きは是非読んで見て下さい。雄介がガタイがいいの受けなのもちょっとツボかなと思います。巻末の話も良かったです、可愛いい雄介が見れます

1

泣ける!

親友の中原くんに片思いをしている鈴原くんと、ノンケでヤリチンで有名な隣人の西野くんのお話です。中原くんに彼女とのデートでラブホテル代わりに部屋を貸してほしいと言われ、鈴原くんは貸してあげます。そして、やるせない気持ちを抱え、勢いで西野くんとエッチをしちゃいます。

中原くんの非常識なお願いを聞いた時はなんで?好きな人のそんなお願い聞いちゃうの?と思ったのですが、段々と鈴原くんの人付き合いにおける不器用さ、好きな人と普通に接して、そのまま友達でいたいという思いが伝わって切なかったです。
特に中原くんの帰った部屋で一人泣いているシーンは、やっぱり平気じゃないんじゃん、と読みながら思ってしまい、つられて泣けました。
なんで中原くんが好きなんだろ?と思い始めたところで2人の過去のエピソードがあり、納得しました。
そんなどうしようもない気持ちを抱えている鈴原くんに関わって少しずつ本気の恋にのめり込んでいく西野くんが素敵でした。
ただもう少し西野くんが何故鈴原くんに惹かれたのか丁寧に描写してくれたらもっともっとキュンキュンしました!
エッチもがっつりです!
ストーリーが良いだけじゃない!エロいのにストーリーもしっかりしています!
また、短編として女装攻めのお話があるのですが、そちらは主にエッチ重視な印象でした。短いのでストーリーは特に何も感じませんでしたが、受けを見て欲情する様子などの描写が上手く、雰囲気や心情が伝わってきてエロいです。

7

BLならではの切なさ

ゲイならではの切なさですね。
鈴原の親友へのどうしようもできない思いや、ヤリ部屋提供し自棄になり隣人の西野と関係を持ってしまうのがっ・・・やるせない!!!!

しかしイレギュラーすぎた西野!!
保守的な鈴原の世界にズカズカ入り込んできます!
ヤリチンの、実は初恋的なあれも嫌いではありません(^O^)/
鈴原に恋をし、変わっていく西野も萌えです!

4

作画は上手いが話はアレ

いやぁーちょっと厳しめですけど萌えなかったですねー
作画は上手いと思うんです!思うんですが話作り壊滅的だなぁーあとキャラクター作りもいまいちですねー薄いなぁ

攻めがいきなり好きとか言い出して主人公の「なんだそれ ふざけんなよ」ってモノローグが入るんですけどそっれこっちのセリフだよーーー
でなかなか理由が来ないんで話に入っていけないしやっと理由来たと思ったら よく目が合ってたからって…「なんだそれ」
そして友がクズ過ぎて不快極まりない これがこの漫画で一番印象強い
なまじコマ割りとか演出がしっかりしてるだけに物語は盛り上がってるのはわかるけど話がアレなんで全く心に響かずよりコントラストを鮮明にさせてました
2話位で収まったと思うよ。

17

親友への片思いの次は肉食系隣人

表紙カバー絵の泣き顔に惹かれて内容が気になりました。

ノンケの友人や同僚に恋して、気づかれて嫌われたくないからせめて友人として側に居たいという切ない思いを隠して悲しみを積み重ねる健気な話に弱いんです。

デート代節約のために部屋を貸せなんて非常識なことを言ってくる親友に怒りを覚えた。
こんな無神経な男のどこがいいのか。
たくさん傷ついて、一人で泣いているんだと思うと切なすぎてもらい泣きです。

心理描写が丁寧で、登場人物の想いが深く伝わってきます。

短編はオネエ攻。
女の子になりたいわけではなくて綺麗になりたいから女装するゲイ。
かわいいモノ好きだからタチなんだってところは納得。

BLデビューコミックスなんですね、次回作も楽しみです。
どちらもエロエロで絵も独特で魅力的でした。

4

とても良かった

大学生の鈴原(受け)は、ゲイである自分と偏見なく仲良くしてくれる親友に片思いをしている。その親友が、彼女とホテルに行く金がないので、鈴原のアパートの部屋を貸してくれと言う。二重の意味でショックながらも部屋を貸し、その間以前ちょっとした諍いのあった隣人・西野(攻め)の部屋に行くことになるが…。


攻めの西野くんがよかったです。イケメンのヤリチンなのに、受けが自分に気があると思っていたのが勘違いだとわかるとカーッと赤面する可愛げとか、なんとも言えずいいキャラでした。
受けもよかった。片想いの相手が自分の部屋をヤリ部屋にしたいと言ってきても断れないくらいだから、てっきり気が弱いイジイジくんだと思っていたのですが、実際は隣の攻めが女の子とやりまくってうるさかったら「壁ドンウルトラEX」ってローリング壁ドンするし、攻めに対しては言いたい放題。好きな人や、人間関係の絡む人に対しては言葉を飲み込むけど、基本的には気が強い感じでしょうか。気弱なタイプじゃなかったのが、個人的にはかなりポイント高かったです。

攻めが受けのことを気にするようになったきっかけはわかるのですが、そこから恋愛感情になったのがなぜなのかちょっとわかりづらかった。気になってたのがいつの間にか愛に、というのはわかるけど、ガチガチの女好きのノンケだしなぁ。潜在的にゲイだったのかな。
でもまぁ、受けの視点の話だし、それほど気になる難でもなく、すべてにおいて楽しく読めました。ストーリー、キャラクター、画力どれもほぼ文句なしで、大好きです。

脇キャラの受けの親友が、友達の部屋をヤリ部屋にするなんて言う生理的に受け付けないタイプだと思いましたが、だんだん持ち直しました。親友の彼女も、腐女子なのかはわからないけど、受け攻めの関係を知っても吹聴しなさそうな子で良かった。脇キャラが、受けのことを利用しようという気持ちがないのはいいですね。

同時収録作の処女のオネエの話もよかった。BL単行本は初の作家さんらしいですが、今後もBL出して欲しいなぁと思います。

8

昭和臭がするものの、良作

初コミックスとは思えぬ良作でした。
グイグイと話しに引き込まれ、一気に読みました。
その後も何度か、再読。
画力もあるし、コマ回しも良い一作です。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

彼女のいる親友に恋しているゲイの鈴原(受け)。
ある日、その親友からラブホ代わりに部屋を使わせて欲しいと
お願いされ、部屋を貸してしまう鈴原。
その状況に耐えられなかった鈴原は、勢いで隣のアパートに住む
モテ男のヤリチン・西野(攻め)と一夜を過ごすことになって……?
というのが序盤の流れ。

話が進むたび、進むたび、どんどん傷ついていく主人公の鈴原が
憐れで、可哀想でした。
傷つく鈴原の表情描写がまた素晴らしく良くて、
唇を噛み締めて、涙を堪えるシーンなど、たまらなく胸にキます。


一番心に残ったシーンといえば、何と言っても西野(攻め)と
両想いになった雨の中のキスシーンでしょう。
大ゴマを使っての、鈴原と西野のキス。
雰囲気充分で、嬉しかったなぁ。


あと忘れてならないのが、エロシーン!
とにかくエロエロです。
エッチシーンも何回も出てきて、ニヤニヤします。
勿論、描き下ろしのエッチシーンも見逃せません。
何回ヤッてんだよ、おまえら……!!
西野ってめっちゃ絶倫だったんだねえ。

でも、モテ男のヤリチン西野は、今のところ主人公の鈴原に夢中だけど、
ノンケってところが怖い。
他の女に、また目移りしないかな……とか。
どうか、これから先も2人がずっと一緒にいられますように><

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

主人公の鈴原の顔や体つき、ファッション、あと何と言っても
女の子の顔が、昭和っぽさを感じました。
今時、キランキランのお星様が目にあって、上睫毛も下睫毛も
ふっさふっさの女の子ってどうなの……??
鈴原とかシャツをズボンの中に入れてるんですが、
このファッションもビミョー…。
部屋着が一番、ファッションとしては、見やすかったですね。
なんか裸体が美しいだけに、ファッションが古いのは勿体無い…。
でもまあ、それもこの作品の良さなのかな……とか思ったり。

「萌×2」か「萌」か迷いましたが、
これからの著者さんの飛躍を信じて、「萌」止まりで。

3

話し合い大切

高評価と中立の方のレビューを拝見して、これは自分はどうだろうと?気になって読んでみました。
まずは、主人公の鈴原くんがもっと大人しいひかえめな男の子だと勝手に思っていたのですが、それが、もう隣の部屋のえっちの声がうるさいからって、壁ドン、しかも連打(笑)しちゃうような人で。
個人的にはその点からもう意外で思っていたものと違う印象で、読み進めるのが楽しかったです。
心配してた、中山くんカップルもさほど、気にならず。
攻めの西野くんもやなヤツそうと思って読み進めてたら、こちらも意外にも鈴原くん好きなのダダ漏れで、なんだかもうねー。
鈴原くんが今までひた隠しにして、言いたい事も嫌な事も欲しいものもすべて全部飲み込んで来た気持ちに気が付いて、そんな鈴原くんが自分と話をしようとした重大さに気が付き、ふたりでこれからの話をしようって、鈴原くんと話し合うシーンが好きでした。
話し合い大切!
話し合わずにすれ違う本が多いから、こうして、話し合いしてくれると安心するわ(笑)
そして、タイトルの意味があとがきで書かれてますが、なるほど鈴原くん視点だけども、西野くんの恋の話だから、「こっちむいて」なんですね。
なかなか楽しんで読みました。
同時収録のオネェ攻めも好きでした。

9

うーん?

絵柄とか書き込みとか、とても頑張られて表現されていてそこは素敵なのですが、キャラの魅力が私にはいまいちでした。

切ないとも思わず、どうして高評価なのかわからずに読み終わりました。
ただ、頑張って描かれた感がすごく伝わって来て、そこが私にとっては魅力でした

6

ヘテロカップルの言動がどうも。

切ない話が読みたいなあと思って購入。
なんというか、違う意味で切なかったです。
エロも濃くて、視点は受け視点なのに攻め視点で読める不思議な感覚もよいのですが、片思いの相手の中山くんとその彼女のデリカシーのなさにげっそりしました。
結果、別の人とまとまったからよかったねでいいのかなあともやもやしたまま、中途半端に彼女がBL好きっぽいのが一番だめだったみたいです。
ギリギリ部屋を借りるのは良しとしても(正直この時点でかなりおかしい)人の部屋借りて、碌に後片付けもしないで使用済みのゴム置いていくってどういう神経なんだろう。あのシーンで片想い云々以前の問題で主人公が可哀想すぎて、泣けてしまいました。そういう意味で切ない。
正直、見た目は中山くんが一番好みだったのですよ。
自分が対象だって思いもしないだろうし、友人の恋愛を後押しするいい子かもしれませんが、知らないって本当に残酷ですよね。
常識ないし、色々がっかり。

話はもっと心情描写があればいいかなあという感じで、最後はちゃんと落ち着いたのでいいのですが、このヘテロカップルの言動で萌えから☆一つ引きました。

脇二人が気にならなければ、まとまっていてエロもありで高評価なお話だとは思います。絵は綺麗です。
ご参考までに。

10

最初から最後までセックスありき

もう少し片思いの切なさとか、気持ちの揺らぎとか心理描写が見れてたらもっと評価を上げれてたのですが、セックスに始まりセックスに終わるみたいな内容だったので…。
片思いの相手中山に部屋を貸したあと、彼女との情事の痕跡が残る部屋に一人戻る鈴原。使用済みのコンドームを見て泣いてるシーンは胸が痛くなりました。
最初は中山の彼女が、なんかちょっと嫌だなー思ってたら、まさかの同志!!一気に好感度が上がりました。

「非マニュアル恋愛」は女装攻めです。
顔は女性だし、口調もオネエですが、身体はガッツリ男でしかもご立派なモノをお持ちだそうで。こっちのストーリーもエロエロでした。

エロが嫌というより、ちょっと切なくて健気なBLが好きな私には微妙でした。でも、絵は綺麗です。

6

すごくすごくオススメ!

表紙も綺麗だし、表紙めくって美しいカラーを見た瞬間アタリだと確信しました。何より絵がとっても綺麗で、出てくる男の子全員イケメンでいい身体してます。笑
購入したきっかけは、あらすじを読んだだけでゾクゾクしたからです。そして何より鈴原の不憫な感じが私のストライクゾーンに命中しました。読後もその印象は変わりません。鈴原くんの不憫な表情に、西野君と一緒に何度も心臓を射抜かれました。笑
お話も、短いながらしっかりしていて分かり易いし、感情移入もできました。また、想像以上に西野君がいい奴でした。笑笑
また、エロシーンも最高でした。鈴原君がグチュグチュになっててかなりエロかったです。そしてヤってる時いつも泣いてます。お顔にも注目です。
二人の気持ちが通じてキスするシーンはコマが前面になっていて、とてもドラマチックで感動しました。こういうコマ割りもおしゃれな感じがして、とても良かったです。
非マニュアル恋愛の方は、ページ数が少ないのに主人公の心の移り変わりが丁寧に描かれていて良かったです。半分以上絡みのシーンでしたが、お話もしっかりしていました。こちらもオススメです。ちなみに、オネエ系が攻めです笑これも良い。

3

エロ!エロ!エーーーローーー!!

表紙がまず魅力的!よくみると水?涙?結晶?(あぁ!上手に表現できない(T_T))が印刷してあって更に素敵!そして、表紙を開くと、、。あぁ、とても丁寧に考えられて作られた本なんだということがわかります。
主人公の鈴原は思いを寄せている中山に、お金かないからラブホがわりに部屋を貸してほしいと言われます。普通ならそんなこと引き受けないんですが、『なにが普通かわからない』鈴原は中山に部屋を貸してしまいます。この心理、すごいせつないです。
まぁ、でも、お話自体はそんか特筆すべきものもなく、あらすじ通りです。
なんといっても、このお話の魅力はエロ!!エロ!!エロ!!!!(大事なことなので3回言いました笑)
こ、、こんなに濃厚なの描いてもらっちゃっていいんすか!!??アザーーーッス!!!って感じで、特濃エロエロ興奮しっぱなしでした。こんなエロエロでBL一作目なんて驚きです。
個人的にすごく良かったのが裸の書き方!!!作家さんの中で1番好きな裸体かも。かなり萌えました。
なんですが、西野があんまりすきなタイプではなかったんです、、!
おそらく、モテモテで女の子を取っ替え引っ替えしてるのでイケメンなんだと思うのですが、私の美形センサーに反応せず、、。なので、すいません、評価も萌にしちゃいました。。。

とはいえ、書き下ろしも面白いし本体に印刷してある漫画も可愛くて読み応えたっぷりです。
次回作は是非、美形ツンツン俺様系のお話を書いてほしいです!!!(個人的要求)

(´-`).。oO(何回も部屋を借りるリカがずぅずぅしい!と最初思ってたけど、隣から鈴原と中山のラブラブ声が聞こえるなら、私も何回も借ります、、すいません、、って思いました笑)

3

震えた!

やたらあちこちで評価が高かったので
どうしても読みたくなっての衝動買い。
表紙がエロスですな(*´∀`)クスクス

お話は2篇。どちらも好きですが
個人的には表題かなー。

自分がゲイだと知っている親友に恋をしている。
しかし、それは決して実らないことも知っている。
あるひ親友に彼女ができたから「部屋をかしてくれ」と
お願いされてしまった受は~というお話。
ま、そこでちゃんと貸して「それが普通だと思った」と言う受が
最初はどーなのよ。。と思っていたのですが
攻との掛け合いと話の進みによって、なんだかそれが
とても愛おしいものに見えてくる。
好きな相手を思ってお尻をさわっていた。
そこを別の男に開かれる。
そして震えるほどの快楽。。。。これを萌えずしてwwはぁはぁ

ストーリーもさることながら、絵柄がドンピシャ。
「好き」の一言に限る。
受と攻をカテゴリするのに、見た目だけならどちらがどちらか
というバランスのよさも良い。
声を殺していた二人の巻末、ラブホ~がすごくかわいくてよかったですな。

もう一篇
オネエの回。
美人なのにゴツイ。
やっぱり肉体関係はむり・・といわれ続けていまだ処女。
そんなオネエと~なお話。
まさかそうくるかwwな攻守交替も良かったんですが
所見受には見えない男がみだらに抱かれ手いる姿は正直そそる。
攻に目覚めたオネエもまたおいし。

エロもストーリーも満足。
おなかいっぱいな読後です。
次回作楽しみだなーv

8

二人とも可愛らしい

前々から気になっていたこの作品。
女遊び好きノンケ×ゲイとあったので、けっこう受けにとっては辛い展開になるのかな〜と思っていましたが、最初っからノンケくんが惚れてるっぽくて想像以上に内容甘々で驚きました。

とにかく絵が綺麗ですね…!これでBLで初のコミックスとは…恐ろしい。内容も甘々なら修正も甘々でした。ごちそうさまでした。もう本当エロかったです…。

ノンケくんゲスそうに見えて普通に不器用なだけでどっちかと言うとノンケくんの方が受けの子に振り回されてる感じがあって可愛いです。受けの子も純情で、ゲイだけれど男としたことがなく自分でお尻いじってたって告白するのが可愛くて!
表情の描写も丁寧でしているときの表情も格別ですが泣くのを耐えている顔や葛藤している顔もとても印象に残っています。

何て言えばいいんでしょう、全然ドロドロしてないっていうか、大学生ならではの爽やかさや疾走感があります。キラキラしてました…若いって素敵です。

もう一つの短編もエロかったです。オカマ攻め素敵。
この方のこれからの作品が楽しみです。

9

保存用にもう1冊買い足したいくらいのBL

「こっちむいて、愛」はふゅーじょんさんの試し読み広告を見て、その時点で気になって仕方がなく、発売すぐ買いに走りました。
結果。当たりでした(;▽;)
私的ベストBLのかなり上位に入りました!!

さて。内容ですが、ノンケで彼女ありの友人に、報われないと自覚しながらも片思いしている健気で不憫な受け(鈴原)を、隣人のヤリチン攻め(西野)がほうっておけなくて…2人はぶつかりながらも不器用な恋をする。ざっくり言うとこんな話です。
受けの鈴原くんも健気で可愛かったですが、個人的には西野くん好きです。
ヤリチンと見せかけて、"本命の鈴原くんに対しては"不器用になっちゃうし、誠実でとてもいい人です。
そしてタイトルのこっちむいて、は西野くん目線で「鈴原、俺のほうをむいて」という気持ちらしいので
余計愛しいです…(;▽;)

鈴原くんが片思いしている友人、中山くんも嫌味がないし、中山くんの彼女は腐女子なのかな?西野×鈴原の関係を聞いてテンション上がってます笑 ので、周りの人間関係にも不快な思いをすること無く読めると思います。

絵の綺麗さ、テンポ、話に無理がないところ…どれを取っても今回がBL初挑戦の作家さんの作品だとは思えません…凄い…!!

みちのくアタミ先生、これからもずっと応援していきたいと思います!

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何者……

表紙は最近多い一人のドアップだし(なんでBLって同じような表紙のデザインが続くんでしょうか)、あらすじで内容ばらし過ぎだし、初BLコミックらしいし、期待せずに読んだんですが……

何者!!! って思いましたね。

絵がうまい。(おげれつさん……?って思わなくもなかったですが)服もお洒落だし、男の子がそれぞれにカッコいい。女の子も可愛かったけど。何より裸の体が上手くて、エロい!! 修正も甘め。の割りに、受攻両方のうじうじ具合もいい!!! なかなか読み応えのある一冊でした。

短編のオネエ攻があるので、そちらがお嫌いな方はご注意を。

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ちょっぴり不器用同士がいい

ステキな表紙です。表紙の鈴原(受け・ゲイ)の頬に添えられた手は、アパート隣人の西野(攻め・ノンケ)の手。あとがきによれば、タイトルの一部「こっちむいて」はその西野の心の声であり、"実は西野の恋のお話"。

その攻め視点がよかったです。設定上ふたりの気持ちはストンと入ってくるわけじゃないので、途中までなかなかわかりにくいところがあるのですが、西野がちゃんと想いを伝えるシーンがきたのは意外でした。だって西野は普段オンナに引っ叩かれてばかりなんですよ(主に別れ話で)。性豪だしデリカシーなさそうだし、そしてタイミングも悪そう(笑)。今のところそんな付き合い方しかできていない、たぶん恋愛らしい恋愛をしていないんだろう男の、「真剣な想い」だったから。

Hシーンは、とてもエロかったです。壁の薄い部屋でその壁に手をついてとか、わざわざ声が聴こえるようにのシーンとか。焼き付いています(笑)。ふたりが向き合えるまでの部分はシリアスですが読後はとてもほのぼのとした気持ちになっている、そんな作品でした。鈴原が二年も片思いをしていた中山(キーパーソン)のおかげかな。

同時収録は短編『非マニュアル恋愛』。女装オネェのスーパーボディと整ったお顔がこれまた頭から離れません(笑)。次回作も楽しみです。それにしてもジャケットにホレボレしてしまう。パッと見、雪のようなきれいな白の表紙なのですが、実は形や大きさの違うホロっぽいものがたくさん散りばめられていて...夜など傾けて眺めるとキラキラ光って美しさ倍増でしたよ(装丁:野本 理香)。

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これでBL初コミックスとは驚き

初コミックスとは思えない画力で、話の持っていき方にも無理がない。キャラの表情も豊かで、タイプで言うならおげれつたなかさんっぽいかなと。

修正も最小限で、大変おいしいです。女装攻めも入ってますので、そちらが好きな方にもオススメできます。

少しでも気になったなら買って損はないです!

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攻め目線に萌える

初読み作家さんです。
絵がカッコいいです!身体はガッシリ描かれていて、体格差がない男同士で等身大の大学生というビジュアルが良かった〜ヾ(*´∀`*)ノ

内容は、表紙や帯の印象からキリキリと痛くツライお話かと思ったのですが
、登場人物それぞれの愛があって想像してたよりは切ない内容ではなかったです。失恋を抱えてても側に居てくれる人がいる、優しいお話にも感じました。
若さ溢れる不器用さに萌えです(^///^)


内容は書いてくださってるので感想を。

割と序盤から(ノンケヤリチンだったハズの)攻めの方から好き好きオーラが漂ってて、でも受けは気付かず「なんで俺とすんの?」ぐらいにしか思っていないのが不憫( ;´Д`)
無神経な親友相手に報われない片思いをしてる受けを振り向かせる術に体を使う不器用さと言葉の伝わらなさがもどかしい。。。

基本 受け視線のお話なのですが、攻め視線で読んだ方が断然面白かったです。「こっちむいて」「こっちむいて」「こっちむいて」という思いが伝わってキュンキュンです。

そしてそして…エロシーンが素敵なのです( ´艸`) ♡♡
受けがエッチになるとボロボロ泣いてトロトロになるのに萌え!
攻めも(ヤリチンだったくせに)余裕があるようでナイ、受けのことが好きなんだなーっていうダダ漏れ感にも萌え!
セフレ状態でヤることはヤッてたくせに、気持ちが繋がった後のエッチでは攻めの手が震えてるとか、、、、激萌えるっ(///Д///)

描き下ろしの後日談。
お付き合いを始めた後の2人ですが、やっぱり攻めの方がメロメロっぽいw
お外でデートしようと受けの行きたい場所を聞き、
「よっしゃ、ソッコーで(金)貯めるわ」と良い笑顔が素敵です(萌)
結局行き着いた先はラブホで、お風呂で〜コスプレで〜オモチャ使って〜とエロエロな描き下ろしでした(///Д///)〜♡

同時収録のオネエ攻め。
チャンと男の人が化粧してる絵なんです!
ガッシリした男の女装って表現されてるのに綺麗。
バッサバサの睫毛・ウルウルリップ・ロングヘア・女言葉が揃うと漫画だとほぼ"女"にしか見えないかギャグ寄りの女装になるのに、綺麗な男の人に仕上がってるのが単純にスゴイなーと思いました。

オネエ攻めはあまり萌えないので、こんな感想ですいません。
このお話は受けの方が好みでした。ガッチリした男がヨガるのを見れて美味しかったです+゚。*(*´∀`*)*。゚+


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切ない恋心に萌え

「BLデビューコミックス」とのことですが、みちのくさんのお名前は存じ上げておりまして。あれ?と思ったら『腐男子高校生活』の作者さんだったんですねえ。『腐男子高校生活』は既読で、絵柄もとてもきれいだし内容も面白かったので、こちらも読んでみました。

さて、内容をざっくりと。

主人公は大学生の鈴原くん。表紙の彼です。
鈴原くんの住んでいるアパートは学生たちが住む、安いボロアパート。なので、隣人・西野くんが女の子を部屋に引っ張り込んで励んでいる声は丸聞こえ。そんなときは壁をどんどんたたいて憂さ晴らしをする鈴原くんですが、それがきっかけで話をするようになります。

鈴原くんはゲイで、ゲイであることに葛藤を抱き、ゆえに人づきあいが苦手なのですが、唯一そのことを知っている友達でもある中山に恋心を抱いています。
けれどノンケさんの中山くんとどうにかなろうなどという気はさらさらなく、友達でいられればいいと想いを隠しているのですが、ある日中山くんに「彼女とラブホに行くお金がないから部屋を貸してくれ」と頼まれます。
恋愛感情を抱いている中山くんからの申し出に、傷つきながらも「友達として」部屋を貸すのですが。

そんな傷心の中、勢いで西野くんと関係をもつ鈴原くんですが、やっぱりノンケさんの西野くんに対して鈴原くんは心を開くことはなく…。

というお話でした。

中山くんへの恋心に悩む鈴原くん。
一回ヤレればいいと思って関係を持ったのに、そんな鈴原くんを放っておけなくなる西野くん。
なんというか既視感があるお話というかよくあるストーリーなのですが、その二人の気持ちがすごくよくわかり、感情移入しやすかった。

鈴原くんに「やり部屋」として部屋を借りる中山くんとその彼女さんに「デリカシーなさすぎじゃない?」という感情を抱きつつ、この二人がその後ナイスアシストするところもよかった。

ただ鈴原くんと西野くんの気持ちが近づいていく過程が、もう少しいろいろあってもよかったんじゃないのかなあとか思ったりしました。特に西野くんはノンケさんなわけで、なのに男の鈴原くんが好きになってしまった、その気持ちの変遷が少しわかりづらかったのが残念と言えば残念でした。

ほとんど表題作なのですが、終盤にもう一つ短編が収録されています。
『非マニュアル恋愛』
女性よりも美しいビジュアルを持つオネエの秋生。
綺麗すぎるがゆえに男性からモテますが、いざことに及ぼうとすると「男は無理」と言われ振られ続けています。
そんな秋生を慰めるネコ仲間の雄介。「自分を見失うなよ」と声をかける雄介に「アンタがタチだったら惚れてたのに」と答える秋生で。

それなら…、とホテルへ行くのですが、「初めて男を抱きたいと思った」と秋生がタチになって…。

というお話でした。

女装オネエ攻め☆良い!
しっかり男の体なので、激萌えしました。

初BLコミックとのことですが、絵柄もきれいでエロもがっつり。ストーリー展開もお上手で、なかなか良かったです。






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