どうせ掘るなら深い穴。

douse horunara fukai ana

どうせ掘るなら深い穴。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神70
  • 萌×261
  • 萌24
  • 中立11
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
24
得点
677
評価数
170
平均
4.1 / 5
神率
41.2%
著者
りーるー 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801954137

あらすじ

都会から出戻った大樹は実家でレンコン作りを学び始めたばかり。

姉の夫であり幼なじみの豪を思いながらトラックの中で耽る自慰を、自己嫌悪しながらも止められずにいる。

そんな秘め事を見ていたのは、農家の若手支援のため東京から出向してきたという男・岩清水。
そのやさしい顔に似合わない強引さで、大樹の体は翻弄されてしまう。

岩清水の存在は、しだいに大樹の心にも変化をもたらして――。


本編に大幅加筆修正&描き下ろし漫画13ページ収録!!

表題作どうせ掘るなら深い穴。

農業支援の公務員
レンコン農家の息子

その他の収録作品

  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:相互紹介

レビュー投稿数24

エロ先行+過多

先生の作品読むの4作目です。こちらが初単行本なんですね。
オメガパンチ、プリンスノワールが好きだったので楽しみにしていたのですが、ちょっと苦手な面がありまして。
いい話ではあると思うんです。
傷心の大樹が複雑な心境から抜け出せないのはわかる。そんな大樹をかわいいと思った岩清水もわかる。
隠れゲイなので家業を継ぐとは言えないけどレンコン農業が好きで、その仕事ぶりやゲイであることも岩清水や姉や周囲に認められて、大樹が明るくなっていく。父親や豪の描き方もよかったです。

ただ、最初からエロ全開で、岩清水が大樹と会えばエロいことをする、無理矢理する。
大樹は怒りはするものの流されて結局岩清水を好きになる。
会えばエロ、どこでもエロ、性欲先行すぎん? エロマンガを読んでいるつもりはないんだけどなぁとあまりの回数の多さに途中から気持ち悪くなってしまいました。BのLなお話が読みたいものですか
ら。

0

この作家さんとの出会いの一冊

タイトルからして内容のうすいエロ漫画かなーと思って敬遠してたけど、レビュー評価の高さが気になって試しに読んでみたらすごく面白かったです。
田舎でゲイってだけでもつらいのに、実家住まいで、長年片思いしてきた相手が実の姉と結婚してひとつ屋根の下で一緒に暮らしているとか…どんだけ拷問なのかと。
そこへ外部からやってきた攻めと体の関係を持つようになり、行き場のなかったストレスを徐々に解消できるようになり、やがて恋人に。
農業に対する真剣さもうかがえて、まじめで一生懸命な受けが幸せになれてよかった(しみじみ)。
そしてなんといってもどエロいです。蒸れた感じまで伝わってきます。

0

お尻の形が良い

久々に読み返したので、レビューを書こうと思います。
やっぱりりーるー先生の作品に出てくるお尻は、最高な形だなぁと思いながら読みました。
想いを寄せていた幼馴染が自分の姉と結婚したのをきっかけに、家を出ていた大樹が、1年後戻って実家の家業であるレンコン農家を手伝うように。
そこへ、農家若手支援のため東京からきた岩清水に、トラックの中で自慰をしていたのをみられ、あれよあれよと言う間に掘られる大樹。
田舎、同居、農家。ゲイにはきつい環境ですが、岩清水の破天荒さが大樹を救っており、すべて円満に解決する流れが良かったです。
岩清水が色々な所で大樹に手を出してくるのですが、結構ヒヤヒヤな場面もあります。
私的には岩清水の方が受顔な気がしていましたが、読んでみると攻めで有!
悩んでいるときに、気付いてフォローしたり、将来の為にサラりと準備していたりと、スパダリな岩清水が格好良く、後半株が上がりました。

1つ残念なことが。。。
あんなに素晴らしいお尻を描くりーるー先生なのに、局部が白光りモザイクで消えてしまっている。悲しいです。

1

家族と愛と仕事とエロといろんなものがたっぷり詰まった最高の作品

Ebookさんで紹介されていて試しに1作購入し、衝撃を受けて残り全部もまとめて購入しました。

まず絵柄が綺麗。出てくる人がそれぞれ人間味が深くていい。
書き文字が生きている、というか文字であり絵であり感情表現のひとつなのもいいです。作家さんがそこまで意図されているかどうかはわかりませんが、文字の形や動きからも伝わるものが多くて楽しいです。

エロもエッチもあるのですが、物語がとにかくよかったです。
どっちもこんなに味わえるBL作品には今まで出会ったことがありません。
物語しっかりエロ少し、またはエロたっぷり中身薄、が多いように感じていたので。

主人公のお姉さんもかなり物語りに関わってきます。
親友に恋をしていて、身内になってしまう、という展開は珍しくないと思いますが、その結婚相手の女性がこれほど魅力的なBLは珍しいかと。
主人公とお姉さんが抱き合って気持ちを伝え合うシーン、読んでて涙が出ました。

メインカップルの2人の関係は突拍子もない出会いから始まり、エロエロあり、感傷的になったり、計算や躊躇あり、と進んで行くのも魅力です。
読み終えてタイトルを見返して、思わずひざを叩いてしまう爽快さも味わえました。

なぜ今までこの作家さんに出会っていなかったのか!!
自分にばかもの!と言いたい気持ちと、だからこそ今たくさん読める喜びとと、読み終えてしまったらしばらく次が出るまで身悶えしながら待つ羽目になるのかという切なさと、いろんな感情が一挙に到来して複雑な心境です。
それくらい衝撃的な出会いでした。

2

タイトルが好きで

タイトルのインパクトで読むものを選びがちなのですが、とてもよかったです。
まず、えっちが多い!終わり方がハッピー!!
家族、地域社会、周りの目があるから田舎でゲイとして生きるのはあまりに息苦しいというのが伝わってくる描写。想い人が自分の姉と結婚したらそりゃあきつ過ぎますよね。何事もない顔して一緒に暮らすとか無理すぎるので、大樹が一度出て行った理由もよくわかります。家業のことも嫌いじゃないのに自分の気持ちを持て余している大樹の心情が良く描かれていると感じましたし、岩清水と出会って大樹はちゃんと自分らしく生きられるようになれるのだろうなと思えました。
家族があの程度の騒ぎで落ち着いてくれるのはあまりに理解がありすぎるとも思いますが、私はそのくらいのやさしい世界のほうが好きなので心に刺さりました。
ラブラブえっちがたくさん見れますし、筋肉のある受けが大好きなのでたまらなかったです。
えっちでハッピーが作品で大好きです。

3

「掘るの得意です」

一見するとポップな農業漫画の表紙。線引きは人それぞれだとは思いますが、個人的にはゲイ漫画だと思います。ガチムチ感のあるガタイとか、ゲイであることの葛藤とか、キラキラ系ではない絵柄から。

以下ネタバレ含みます。自分は事前に知っておきたいNG事項ですが、知らずに読みたい方もいると思うのでご注意を。

好きだった幼馴染が自分の姉と結婚し一度は田舎を出たものの、出戻りする大樹(黒髪 受け)。民間企業から県庁に出向し農家の若手支援を担当する岩清水(メガネ 攻め)と出会い…というストーリー

岩清水の仕事をしっかり理解せずに読み進めたせいで途中気が削がれました。後半「公務員試験は初」とのセリフもある通り、岩清水は民間からの出向者です。

幼馴染である豪は大樹に恋心を抱く事はありません!これで豪→大樹の展開だったら無理でした。生来のもので男性が好きな男性と、女性が好きな男性がきっちり分かれているところもゲイ漫画と感じた要因かも。

かなり濃厚なエロですが、話がしっかりしていてとても良かったです!

※電子書籍
限定おまけ漫画1枚

4

エロの必然性を考えさせられる

タイトルがいいですね!そう、レンコンは深い穴を掘らないと?

包容力絶倫年上エロ攻めに捕まっちゃいましたね。

好きだった幼なじみ豪が姉と結婚し入り婿で実家で二世帯同居されちゃったら、そりゃあ大樹は居たたまれないし居場所も無いですよね。
それでも諦め切れずに大樹は豪の汗の臭いでオナニーするのですが、田んぼの中の軽トラの中でしたのに攻めの岩清水に見られてて。

この岩清水というのが飄々としてて、エロくて。エロの必然性を二回読み返して考えてみました。
エロエロですがそこにエロの必要はあるのか?
考えた結果、8割くらいは必要なエロかな?との結論でした。

岩清水の愛に包まれて大樹ももう豪の事で苦しむこともなく、二人で同居し岩清水は東京の仕事を辞めてこちらに就職を決めて。
素直になった大樹も可愛いですね。

岩清水、大樹をありがとう。

大樹の居場所のなさ、レンコン作りの必死さ、焦り焦燥がとても伝わってきました。
豪も何も相談してくれなくてもどかしかったんですね。でも岩清水と大樹の仲を知っても悪いことにはならず良かったです。

田舎のゲイカップルに幸あれ。

1

ガチムチとエロが満載です

表紙はポップな感じですが、中身はガチムチとエロが満載でした。

岩清水が大樹をホテルに誘う場面が好きです。
あたふたしてる大樹がかわいい…

田舎においてゲイという自分を隠さないといけない悩みだったり、親友(大樹の姉と結婚)への想いを抱えないといけない苦しみだったり、シリアスなシーンもあったので、読みごたえがありました。

二人の周りが優しく温かい人ばかりだったので、最後まで安心して読むことができました。
大満足の一冊です。

3

めちゃくちゃ好き!

可愛い表紙にちょっと惑わされそうですが(笑)、中身はやっぱりりーるーさんらしくむちむちボディ祭りでした!
筋肉大好き、ガチムチ大歓迎の私には、お尻のエクボとか、太ももにかけてのラインとか、(執拗な乳首攻めもめちゃくちゃ萌えるのですが)乳首だけじゃなくて全体を包み込んで揉み揉みしちゃいたくなるような、ちょっぴり柔らかさのあるようなボリューミーな雄っぱいとか、エロい身体を堪能できるおいし〰️い1冊でした。エロいのはもちろん身体だけじゃなく、濃厚なキスも、あんなとこや、こんなとこでの絡みもすごいよかった〰️!!

そんな悩殺ボディの持ち主もめっちゃいい!姉の夫となった幼なじみへの恋心を拗らせつつも家業のレンコン農家に戻ってきて黙々と働く大樹と、東京から派遣されてきた岩清水。

不器用に生きているタイプが大好物の私としては、悩める大樹ははまるだろうなと思っていたのですが、柔らかさを全面出しで、掴みどころがないようにも見える岩清水がめっちゃツボでした。

やり場のない想い抱える大樹を、時に柔らかく包み込むように受け入れてみたり、時に強引に快楽を与えてみたりと、どんどん自分にのめり込ませてしまうところは笑顔に隠されてはいるもののかなり強かでドキドキさせられるし、いざというときは自分が盾になって恋人を守る強さを持っているし、声を荒げたり、手を上げたりするのではなく笑顔でかわしていくところがめちゃくちゃスマートで、さらにきゅんきゅんしてしまいました。

そんな頭の良さを笑顔で隠してる岩清水が、大樹にはベタ惚れで、溢れんばかりの愛情と性欲を惜しげもなく注いでいるところがたまらない〰️(泣)それを戸惑いながらも受け入れていく大樹もめちゃくちゃ可愛い!身悶えしちゃうくらいはまりまくって何回も読みかえしてしまった1冊、すごいよかったです!

5

なんか暖かい

初読み作家さんです。
電子書籍で『電子限定描き下ろしつき』版で読みました。
表紙の絵からは割とスッキリした絵なのかな?と思ったのですが、中身の絵は服を脱ぐと結構すごかったです(笑)。
いわゆるイケメンはいないのですが(すみません、私個人の好みではという意味で^^;)、男性的な体つきのちょっと垢抜けしていない男性たちがいました。
主人公達が農業関係のお仕事をしていることもあってか、筋肉もガッチリついています。
実は眼鏡の一見おっとりしてそうな攻め様の体格良すぎなのがギャップでした(笑)。
実家はレンコン農家をしていて、姉が自分の幼馴染と結婚するのを機に上京した大樹が失業し、また実家に戻ってくるのですが、彼には隠し通してきた秘密があって…。
その秘密がとても切ないのですが、岩清水と出逢ったことで癒されることになります。
岩清水がなかなかクセ者です。当初は体目的の油断のならない奴という印象だったので、外見に似合わず強引でいつも自分の思い通りにしてしまうのですが、後半は男前に見えてきました。
大樹の家族、特に姉や親友の豪もいいキャラです。家族愛、いいな~と思いました。
色々な愛があって暖かい作品だと思います。

2

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