条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
romantic joto
計がなぜああいう人になったのか…逆説的に描かれます。
子どもの頃にΩだといじめられ次継だけがかばっってくれた。主に次継に迷惑をかけたくないのでΩとしてのしあわせを第一に考えるようになった。
一般的なΩがしあわせになるイメージ通りに。
これってリアル社会でもよくあることですよね。自分主体ではない。世間から見た一般的なしあわせ像が自分にとってもしあわせなはずと思い込む。
たらればを言ってもしょうがないですが、次継が計から離れていったら計はどうなったんだろうと考えてしまいました。
発情期の計が駅人に襲われる。よくある作品だとここで次継が助けにくると思うんですが、そこは森先生、あっさりそのままレイプされ容赦なく番にされてしまう。
計が望まない番にされても、それをも乗り越え愛を貫く次継。いい男です。βでも関係なかった。
計が求めていたロマンティックはすぐそこにありました。
駅人はクズだけど、ああいう考え方を堂々とのたまえてしまう環境、社会なんだと思いました。
あれが許される社会がどうなんだって話ですね。現実社会でもそうか。
駅人はある意味、合理的な考え方だと思うので、あのままの人生を突き進むのか、本物の愛を見つけて価値観が変わるのか、バックボーンの会社が傾いて個人としての能力が問われるとか、彼の将来がちょっと気になりました。
相変わらずイジワルですね、森世先生。
どっちかがもう少し素直になったいれば―
あああああ めんどくせぇ奴らだな、まったく!!
(↑褒めてます)
今までαが攻める作品しか読んだことなかったので、
βxΩならではの悩みや苦痛が新鮮で面白かったです。
しかし あのクズαめ… 先生のお気に入りでも許さんぞ、ワシは。
次継と計が幸せならそれでだけで十分な仕返しかもしれへんけどよぉ~
個人的にアイツのボッコボコ姿が見たかったですねw
そこのモヤモヤのせいで今回は「神」が押せませんでした。
他の部分は非常に良かったです!
これがハッピーエンドだったと思うし幸せになれて良かったねと思うけど、私はとことん可哀想な展開が好きだからただ計が幸せになるだけで終わって物足りなかった。計が本気でおかしくなって駅人と一緒にいることになるとか、3Pになるとかその位のおかしさが欲しかったな~と思う
オメガバにおいてβの仲間はずれ感を取り上げる作品は少ないし、新鮮で面白くはあった。
BL読み始めた初期に読んだ作品。
ドラマCD聴いたので読み返しました。
森世先生作品、やっぱ好きです。
少し黒い感情(執着)があるところがよい。
オメガバースのド定番はα×Ωですが、私は違う組み合わせも大好き。
どんなお話なのか想像つかないから。
こちらは、目指せ!エリートαゲットで玉の輿!な計算高いΩの計ちゃんと腐れ縁でずっと計ちゃんの下の世話まで至れり尽くせりなβの次継、これぞ理想のα?!なハイスペックαな駅人の3人のお話。
森世作品だけに容赦ないです。番になりそうなギリギリのところで助かりました〜なんてありません。
計ちゃんと次継は相思相愛だけど、言葉では確認し合ってなくて表面上は幼馴染かつ、セフレ(ヒートの時の発散相手)こんなん付き合ってくれるの絶対好きだからに決まってるやん。
なのに、βだからとずーっと理想のαを探し続けて金持ちで複数Ω飼いで、将来自分の子ども達でサッカーリーグ作ってオーナーになりたいなんてクズの番にされちゃってさ。
でも、ここで終わりじゃねーんですよ。次継優しいから発情期にほったらかされて体調悪い計ちゃんの元に駆けつけるんですわ。
計ちゃんに番が出来たから、距離取ったのに発情期周期把握してんの愛以外にねーだろ。
番持ちのΩとのSEXがあんなに過酷だなんて2人が可哀想すぎました。ゲーゲー嘔吐しながらの行為だなんて。あの後すぐに妊娠したからなんて言ってたけど、何回かしたんだよね。大変過ぎる。
2年後のお話で発情期じゃない時には普通にSEX出来てたのでよかったねの気持ち。
普通の時には出来るけど、発情期は拒否反応が出る。Ωが別のオスと繁殖できないようにする森世オメガバース世界線恐るべし。
最後の2ページ漫画もとても余韻があってよかった。計ちゃんと次継の息子が11歳で同級生との帰り道のシーン。彼はとっても聡明な男の子ですね。
αの友達からお前がΩじゃなくてβなのが残念!番にならないって話されてるのを冷静に受け流してる。この子達の将来もどうなったのかなーなんておもってしまいました。α×βもなかなかなコンプレックスあるよね。運命の番が出てきたらどうしようっていう。
巻末に参考文献がずらり書かれていました。Ωの特効薬が効かない時の症状なんかを先生とても考えて描かれていたのだなと思いました。
紙本で購入。
ふっくらちんが細い短冊でほぼ見えてます。
私好みなちんがしっかり見えてて満足です。
身分格差の恋愛モノは王道ですが、オメガバースでは見たことなかったです。私は誰にも感情移入していなかったので大丈夫でしたが、計か次継に感情移入していたらかなり批判的な意見になる作品だと思います。(この作品はαがΩとβに対して差別発言をしているので)
駅人は予想の斜め上を行くクズで、初めの方は意外とまともだと思いましたが、後半からはクズっぷりを本領発揮していました。流石に嫌いになりましたね。駅人は自分の地位にとらわれすぎて普通に恋愛ができなくなってしまった可哀想な人なのかもしれない...。まさか駅人が計の首を噛むとは思ってもいませんでしたが計と次継が結ばれてよかったです。こういう刺激のある作品もいいなと思いました。レイプや胸糞の悪いシーンがあるので苦手な方は気を付けた方がいいかも。
オメガバースの黎明期だしこういう作品が新鮮だったのかなと思いました、今だと埋もれそうな気も。
とはいえ物語としては十分面白いです。
運命の番とは何かオメガバースとは何か、という事を根底から考えた作品ですね。
もしこのジャンルに苦手意識のある人がいたら、まず読んでほしいなあと思いました。
凄い作品ですよね!
私は、CD聴いた後に漫画を購入の逆パターンからなのですが、漫画でも後半泣きました…切なすぎて良いです。(…森世先生の最近の作品は読んでいるので、やっぱり原作も欲しくなりました)
森世先生の描くクズは最高です。
クズのなかでも責任感はしっかりあって(金銭面だけ)そこはアルファだなと思います。
カバー裏もとても良かったです。
2人とも楽しそうでなにより。駅人さんは衝撃なのにしっくりくるのが本当に不思議です。
紙本購入
修正は白短冊です。
幼なじみの次継(β)× 計(Ω)のオメガバースモノです...
性別からこの時点でなかなかにハッピーエンドの難しい設定です。ので、読むのに躊躇していました。ただ、一応ハッピーエンドと聞いたので挑戦!
作品はすごく魅力的で没入感もすごく、神評価をつけようか迷いました...ただ、正直読んでいてしんどかった......!
番持ちΩとβの拒絶反応だらけのセックス......こっちまで泣きそうでした......純愛上等!!!
「かわいいだけのお前の方は刻々と下がっていくんだからさ」
すっごい侮蔑発言。トンだゲスやろう
打算的なケイ。番になったのは想定外だったけれど、もらえるものはもらう。掴める幸せは掴む。それが偽りだとしても、何もないよりマシだ
ケイの番がゲスだと知って、自分のことなど顧みず掴みかかるツギツグ。公衆の面前でなんの躊躇もなく土下座するツギツグ。涙があふれて読めない、、、、!
好きなのに、身体がツギツグを拒否する。番以外は受け入れられないという。心と身体がバラバラになって、自分の意思ではどうにもできない、なんて、、
最後はちゃんとハッピーエンドです。発情期じゃなければちゃんとエッチもできるのね!よかった
萌というより、ストーリーが素晴らしかったので神評価です
最近オメガバースも避けずに読むようになりましたが、今まで読んだ(母体数は少ないですが…)オメガバース作品で一位二位を争うくらい良かったです。
オメガバースと言えばΩが発情期に振り回されて、可哀想な設定のものも多いですが、本作のΩ・計は自分の美しさやΩである事を武器に最高のαとのロマンティックな幸せに向かって貪欲に生きています。
発情期には幼馴染のβ・次継に頼りっきり。
この辺りがちょっと残酷な気がしますが、一応winwinな関係?なのかな。
実はお互いに心の奥底では思いあってるんですよね。
だけどβとは番になれないジレンマ。
そんな時、条件的には最高のα・駅人と出会うが…ってお話です。
この駅人のキャラ、本来はめっちゃ嫌な奴なんだろうけど妙に嫌いになれない。
子供198人のビッグダディ目指してるなんてワロてまう。
今まで読んだ作品のαが如何に良いαだったかが分かります。
そうだよね、番何人でも作れるんだよねと新鮮でした。
計と次継、お互いに好きだけど、バース性に拘っているというか翻弄されてしまうところが切ないですね。
駅人と番になっちゃったから、発情期に次継との関係が上手くいくのかどうか心配でしたが出産後しばらく発情期ない感じなのですかね?
なら子沢山になるのもアリかもですね。
駅人の子供達に負けないくらいにw
他のレビューアーさんがおっしゃるカバー下漫画ですが、DMM電子にはございません泣
他の電子はどうか分かりませんが、紙がオススメではないかと思います。参考まで。
何度か読んでます。そこそこ萌えるは萌えるんですが、やはり絵が綺麗じゃないとだめな私は絵の拙さが気になってしまいました。電子で読む分には大丈夫だけど、紙で読むのはきつそう。
ギリギリ表紙詐欺ではないレベルの絵だなと思いました。
絵柄以外の部分はそこそこ良いかなあと思います。ストーリーよし、設定よし、キャラよしです。
オメガバース黎明期に描かれた作品の割には設定がそこまで王道ではないので、オメガバース2〜3作めぐらいがいいかなと思います。
いろいろ考えてしまうお話
オメガバーズの設定がとても行かされたお話なのですが、それ故に読み心地の悪さを感じてしまうところもあったかな
受けのΩがなんとも計算高く、好き嫌いがはっきりわかれるタイプ
最初からβの彼が好きだったのか、αの彼には本当に惹かれなかったのか
そのあたりが、読み手の受け取り方で変わってくるのかたと思います
それぞれの生き方が描かれていて、どれも間違いではないけれど、もう少しみんな上手に生きれたらいいのになと思ってしまうのは歳のせいですねえ
ラストに2人の将来が描かれていて、それは幸せそうでほっこりしました
この作品は、長いことBLから離れた私を一気に引き戻すだけのパワーを持った思い出の作品。
店頭でオメガバースという聞きなれない単語に出会い、食指が動いた。
まだふゅーじょんぷろだくともオメガバースプロジェクトを始動して2年くらい経った頃だった。店頭では、かしこまりましたデスティニーの特設コーナーで大盛り上がり。最初からシリーズ物はな…と思った目先にあった漫画だった。
ピンクの表紙で目を引いたし、タイトルセンスもいい。絵だって嫌いじゃないどころか、美しい。
そして、私はオメガバース一作目にして、衝撃を叩き込まれたのだった。
あれから何年か経つのに、この作品はいまだ鮮明に私のBL史に名を刻む。
Ω、β、α。それぞれの特徴をよく捉え、Ωであるからこそ、βであるからこそ、αであるからこその設定と行動と思考がうまく交錯する。
この作品以上に、第二次性を巧妙に表現できている作品を他に知らない。
運命に抗ってまで、貫くβとΩの恋愛譚。自分の求めた幸せは、真の幸せではなく、当たり前に享受できているものがなくなって初めて気づく…。そういうの、マジ好きなんだわ、私……。
この作品に出合ってから今日まで、さまざまなオメガバースを見てきた。だが、ここまでストーリーの組み立て、設定がうまい作品を他に知らない。
オメガバースって、大概がαとΩの物語とか、全部が絡んでくるのって珍しい。
α×α、Ω×αみたいな、ね。でも、これはそれぞれの立場ってもんがあるんだよねっていうスタンスがツボにハマったの…かなぁ…たぶん。
他の森世作品に、同じものを求めても無駄だった。これこそが至高。
まさに神といっても過言ではない作品だ。
私の中ではね。
何年か経って、冷静に考えてみるけど、どこがどう性癖に刺さったかいまいち説明できないから、直観で好きなんだろうな、コレっていう本当に好きな作品のひとつ。
目次の時点で11年後が見れるのかと大興奮でした。本編まで待って興奮しなさいよと。早◯もいいとこ笑
◾︎次継(β)×計(Ω)
オメガバースはβが絡むCPではない方が好きなのですが、ハマりました。でもぶっちゃけ男同士である理由は全くないですね。オメガバースはそんなの多いけど。
計の魅力がすごい。人によって態度が変わるキャラが好きです。社会に適合しようともがく人間が描かれているのが好きで、計はそんなΩでした。
高校生の時も大人でも発情期の計可愛すぎる…
オメガバースの社会を描いてる作品、好きです。箱庭のオメガバースを描いてる作品も多いですが、序盤から会社シーンや、計の言葉の端々に広めの世界観が見えてくる。
千賀のスタンスも、こういうオメガバースの世界だよ〜って話だと思うので、なかなか興味深かった。苦手だけど笑
こういう展開にしたい、こういう関係性を見せたいっていうのは理解できるし、自分もそれを存分に楽しみはしたのですが、千賀と計が番になってしまう前に次継と計が素直になってさえいれば、こんなに計は吐くことにはならなかったと思うとしんどいです。
で、11年後はメインCPの話ではなかったという。◯漏…
徹頭徹尾萌えられたかというと、もやもやも残るのですが萌2じゃないな…やっぱ神だな…
内容がなく、ひたすらエロいばかりのマンガは読む気になれず、こちらの本も表紙に惑わされて手を出すのを躊躇ってました。
けれども!
オメガバースでしか描けない胸キュンなストーリーにページを捲るたびにトキメキました!
主人公でΩの計くんは、王子様のようなαと番になって優雅な結婚生活を夢見てる…ように思い込ませて実は…
Ωの抑制剤が効きにくい体質の計くんを思いやる常識あるβな攻めや、ゲスいのにどこか憎みきれない最低αが、計くんの本当のハッピーエンドへと導いていく様が読んでいてドキドキします♡
オメガバースは苦手…という方も、この本は表紙に騙されて最高によかった!と最後は思える内容ではないかと思います!
自信を持ってオススメします!
オメガバース要素が少なめ。
無理やりαに犯されて番になり、愛し合っているβと嘔吐しながらのセックスなどの表現あり。
ハピエンといえばハピエンなんだろうけど番持ちのΩとβで結ばれるのがほんとにハピエンかというと微妙なので個人としてはメリバかな…と思ってしまった。
あと、計くんがビッチ設定のわりには複数の人とヤっていたりしないのでそこの設定も薄い。ビッチ受けが好きな人には勧めないかも。
ちょっと寝かせてからの再読です。
他の方も触れている様に、時代感も旧めな婚活感覚で番探しをする、計がどうも苦手で。
一読してから放置していました。見つけた‼︎と思ったαに蔑ろにされ、ザマァ展開になるΩ。
ビッチを気取って、親友のβ、次継を性欲処理や迎えの足に使ったりしていて。
本当に嫌なヤツだな、と思っていたのです。
それが、番に放置され、発情期に苦しみ、番以外の人に拒絶反応してしまう、どうにも出来なくなった身体。それは 残酷過ぎるだろうとも、思っていたのです。
心は欲しているのに。次継に触られると吐いてしまう。確かに計は、嫌なヤツだったけれども。
これは惨過ぎるんじゃ無いかと。
もう一度、じっくり読むと。計の表情、細やかに描かれた台詞の一つ一つ。周りの人たちの反応に。
計が、自身のΩ性と、このオメガバースという残酷な世界の中で。
踠き苦しみ、それでも愛を貫こうとする物語だったのだなぁと。改めて涙。
計は、「運命の番」の様な「ロマンティック」をきっと探していて。けれど、心はどうしても次継だけをずっと愛していたんだと。身体がいくら拒否をしても、それでも次継と抱き合おうとする計が健気で、また涙。そうだった、オメガバースって、そういうある種残酷な設定だったな‼︎
オメガバースの設定を隅々まで駆使した、それこそ運命に逆らう世界観に魅せられました。
いや、私は「運命の番」めでたし!が、どうにもこうにも好きですけどね!
やっぱり愛に勝って欲しい‼︎ だから純愛上等‼︎ ロマンティック万歳‼︎ なのです。
ところで、たまに他の作品でも見かける、下衆αの番コレクション。駅人なんて、変な名前の いかにも「港に女あり」的なキャラ。彼は確かに下衆ではあるけども、愛こそすべてな 計と次継をどこかで羨ましがっているところが垣間見えて。何だか憎めないのだ。そこがニクい。
彼は責任感があるらしいので、番コレクションを勝手に解消したりはしないだろうけど、いつか愛を知って欲しいと願ってしまうのだ。
11年後の次継と計の息子がβとして、男前に育ちそうな予感。彼の運命の恋がまた、健やかであります様に。
オメガバース物と知らずに購入。
ビッチなΩの計。いい男を狙う年頃の女性のようですね。でも自分磨きに頑張るのは好感が持てます。
幼なじみの次継への態度がひどいと思ってましたが、子供の頃のエピソードなどを読むと本当は次継と一緒になりたかったんだろうなあと。でも次継はβだから迷惑かけたくなくて、早く愛し合える番を作ろうと努力してたのかな。
駅人が素の計を知っても面白がって発情期に番になる時は、次継は?どうなっちゃうの?とハラハラしました。
次継もきっと計を好きなんだろうに。
番になってしまっても番以外の相手と結婚して子供を生むのは初めて読みました。
幸せそうでなによりです。
オメガバースに新しい風を吹き込みましたね。
オメガバースのテーマって、普通αとΩが注目され、βの立場はけっこうさみしいです。その世界観の設定から見れば、一番特殊性のないβこそ、ある現実の醍醐味が現れると思う。この作品はβの切ない恋から展開し、また普段お決まりで、理想化されるαとΩの番を崩壊させ、真の愛を探究している、予想をはるかに上回る作品です。もっと現実的に考えると、既成の社会規範への挑戦という先生の考えも含めるのかなぁって思います。
先生はすごく真剣で、巻末で参考文献まで羅列して、これはBLを見る以来、初めて見た光景で、びっくりしました。そして先生がそこまで入念したこともわかりました。流石にこんないい作品を描いてくれましたよね。
また絵もすごく綺麗で、好きなんです。特にΩの顔がすごく気に入って、笑う表情になると、こっちも可愛なぁって思って、微笑んでしまいました。
どうか、βとΩのお二人お幸せに( ^ω^ )
バキバキな配色で綺麗なカバー装丁。
作品設定のえり好みは無い方ですし、
森世さんの絵も作品も好きなので、
評判と表紙で少し期待をしたのです。
Ωで派遣社員の計(けい)は、高収入・高学歴・超美形な
キラキラ王子αとの出会いを夢みて、
運命の人をオトすため、自分磨きに余念なし。
そんな計をひっそり支える、幼なじみのβの次継。
発情期でどうにもならない計の相手をするセフレだけれど、
計への気持ちは…
とにかく、困れば次継コールで、お願いされれば計を抱きます。
そんな中、合コンでαの駅人と計は出会う。
駅人は、計が夢見た理想のイケメンエリート!
この人こそが、運命か?と思いきや、
駅人は、Ωハーレムを望む、多数の「番」持ちだった。
運命と出会った、計に直面し、
次継は、コレが最後と、計を抱き、計の元を去る。
発情している、計のもと
ギラギラ駅人がやってきて、
計は初めてαとのセックスを知る
この上なく、気持ちよく溶ける計
あっさり「ガブリっ」で番?に
町中で計ではない、Ωを口説いている駅人を見かけ、
声をかけた次継は、駅人のハーレム事情を知る。
再び、計のもとに現れた次継は、これまでの気持ちを抑えず伝え、
計も運命も番も凌駕した、本当の愛に気付き、次継ぐ子が欲しいと切望。
2人は互いに求め合い、ずっと一緒にいる道を選び入籍した。
その後、次継の子を産んだ計は、幸せに満ちて暮らしている。
うーん。
計が言う程、ビッチじゃないし、
ハーレム設定は新しいが、
番の価値が予想以上に軽くなってて微妙。
健気奉仕の次継だけが、右往左往し、
βの軋轢な彼にだけは、同情というか。うーん。
駅人みたいなαだらけなら、Ωの悲劇って少なくなるとは思う。
途中迄、良かったんだけどなぁ
設定による、実験と解釈の勉強になりました。
オメガバースというくくりを、忘れて読めば、
作品を楽しめると思います。
好きすぎて何度も読み返してます。
この作品を読むまでオメガバースに対してかなり苦手意識がありましたが、読んでからは苦手どころかかなり好きになりました。
初オメガバースがロマンティック上等でよかったなと思います。
オメガバースが好きではなかった一因に、大体は攻めがαで受けがΩという設定なのが楽しくないというのがありました。一昔前のスーパー攻め様とか弱い受けみたいなのがお決まりのパターンに思えて。
ロマンティック上等はその王道パターンを裏切る展開だったので、受け入れやすかったです。
最初は典型的婚活スイーツOLみたいな計をなんだこいつという目で見ていましたが、読み進めていくとどうして計がこんな婚活OLの真似事をしているのかがわかってきて、なんかもう切なすぎて、計ーーーー!!!!と叫びたくなりました。
ほんと切ないんです、特に駅人に無理やり番にさせられるシーン…。
やめないで、やめて、しないでもっと、って心と体がまったく別の反応をしてるのがもうかわいそうでたまらなくて…オメガバースという設定の残酷さを感じました。
そしてベストオブβの次継!!なんかもう無償の愛ですよね!計には次継しかいないんですよ!!
子どもを作るってことは家庭を作るってことだろってセリフがもう…次継ーーー!!!!
好きすぎていつまでも語れそうです。欲を言えば子ども世代の続編が読みたい…。
オメガバースの設定がとても好きでこちらも読ませていただきました。
まず、オメガバースの作品はどれも運命の番に振り回される、というものが多いです。ですが、この作品は運命とかそうじゃなくて、気持ちで計くんと次継が結ばれた感じがして、いいなぁと思いました。
計くんの番である、駅人。この人は一見やなやつです。いい人ではなさそうな感じ。けれどとことん悪いやつなんじゃなくて、人間味があり、物語の最後には嫌いな気持ちはありませんでした。
そして、私は、とりあえず次継が好きです。笑
次継が計くんを諦めようと必死になっている姿や番になってしまったにも関わらずやはり計くんを助けに行く姿、切なくて、ないてしまいました。
そして、計くんはいい子です。表紙を見ると、ビッチ感があります笑それに読み始めはわがままな子やなって思いました笑
けど読んでみると全然でした。
Ωという自分の立場を受け入れて、
次継に頼りながらも、進み、
最後はまた次継に戻るところ。
もう可愛くて( ˙-˙ )
終わり方も自然で、後味の良い作品でした。
また、絵も綺麗なので森世さんの作品をもっと読んでみたいな、と思いました。
オメガバースって『運命の番』という言葉に振り回される展開が一般的だと思うのですが、こちら、運命とかもうどうでも良くなる展開がすごいと思いました。
打算的な愛、純愛、恋愛・・・全ての要素が一冊に詰め込まれている感じで圧倒されます。
そして一見嫌なヤツだった駅人ですが・・・読み終えるとそうでもなく、またカバー裏の「もしも計がαで駅人がΩだったら」という話を読んで、駅人の事も大好きになってしまったという(αでもΩでも駅人は駅人でした)・・・。いや、もちろん主役の計と次継が一番好きですけども。
作者さんのあとがきでも、駅人が悪というわけではなく、そういう風になっている社会が悪いという風に書いてあったので、なるほどな~と思いました。
一巻完結なのですが、読後の満足感が半端なく、何巻分もあるお話のようですごくお勧めの作品です・・・計と次継の学生時代と、子供の話がもっと読みたいなあと思いました。
オメガバースはあまり得意ではないのですが、評価の高い作品なので読んでみました。
まず、計ちゃんの「適当に仕事して、3Kの男つかまえて素敵な花嫁さんになるんだ~」という発想、一昔前の腰掛OLそのまんまじゃないですか。また口調も仕草もやたら女性的なので、私はどうしても計ちゃんを男性と思えず、女性だと思ってこの物語を読んでしまいました。BLが読みたかったのに、なぜ!?って感じです。
女性、男性が進化して、全員が妊娠出来るようになった世界という設定なので、計ちゃんは別に女性のΩで構わなかったと思います。
私は男性同士が社会的に認められにくい同性愛に悩んだり、葛藤したりする作品が好きなので、設定的に合わなかったんだと思います。(この作品では同性婚可能ですし)
好きなオメガバース作品もあるんですけどね。今回は合いませんでした。
オメガバース作品は、そもそもオメガバースというフィクションであるものに作者自身の設定を加えて、どこまでリアルさが出せるか、自分で決めた設定を貫けるか、というところが大事になってくるのかなと思っています。冒頭にこの作品におけるオメガバース設定の詳細が記載されていますが、周知されているものとかけ離れた設定は特にないので、オメガバースを知らない人向けですね。この作品ではうなじを噛むことで番になります。
森世先生の作品は初めて読んだのですが、主人公である計の繊細さと線の細い絵が絶妙にマッチしていました。計があまり弱々しい性格でなく、Ωに生まれたからには自分の可愛さを利用していい暮らしをさせてくれるαを捕まえるんだ、という強かな性格だったのでとてもとっつきやすかったです。オメガバース界隈ではΩが虐げられがちな世界観が多いので、この作品では偏見はあってもそこまでΩに厳しい世界ではないのが新しいと思いました。
計の幼馴染である次継は一見計に振り回されているようにも思えますが、芯が強くて真っ直ぐに計のことを考えてくれている強い男です。それでも計の意思を尊重して、αの駅人に一旦譲っちゃうんですよね。たとえ相手が自分でなくても好きな人には幸せになって欲しいタイプの攻めです。結局駅人に大事にされてない計のところに戻ってきてしまうのですが、その時のセックスで、計が心では次継を受け入れているにも関わらず嘔吐してしまう表現があったのが、番以外を受付けなくなってしまうという設定を徹底していて良かったです。同時に切なさも込み上げてきます。最終的にはこの2人は割れ鍋に綴じ蓋で、ハッピーエンドに終わって本当に嬉しかったです。テンポも速過ぎず遅過ぎずちょうど良いと思います。
駅人も次継からすれば最低な男かもしれませんが、なかなか憎めない男です。いろんなΩと番って子供を産ませ、皆にサッカーをやらせてJリーグを埋めたいというのはさすがに笑ってしまいました。確かに最低なんですが、あまりにも悪気のない顔で言うので恨めないんですよね。計も一度意思に反して強引に犯されてしまいますが、駅人には猫を被ることなくずけずけとものを言えるので、ある意味心を許しているようにも思えます。後味の悪くない当て馬という感じです。
オメガバース好きで、これは表紙買いでしたが、森世さんのファンになりました。以後コミックスは全部読ませて頂いてます。
森世さんの中ではコミカルなんじゃないかな?
がっつりΩとしての理想をこじらせちゃってる計くん。容量良くて、一見大人だけど、実は口も悪けりゃ自分の気持ちすらままならない。
絶対αと番になって、幸せな結婚生活!と、夢見るけど、ほんとは次継が好きで、次継がαだったら…なんて思わずには居られない。
そんなとこが妙に可愛らしくて、タイトルがぴったりな子でした。笑
全1巻で物語はめまぐるしく動くのに、無理がなくて隙がない。クオリティの高い完成された一冊でした。
森世さんほんとお話作るのお上手で…これからの活躍期待してしまいます!
表紙を見て最初の印象は「超ビッチ受けじゃん!」。何ページか読んでみても受けの計の言動は性格が悪そうで健気受け万歳な私は読むのを戸惑いました。
が!
作者さんの描き方が上手いからか、何故か続きが気になって読んでみると、ページを重ねるにつれあの性悪のビッチ(のはずだった)計が純粋な乙女に見えて来るではありませんか。
番になって愛し合える (無意識な願望) ステータスのあるアルファを探す計。その理由も実は、オメガだからと昔からクラスメイトなどに嫌われ関わりを持つことを拒まれていたこと。そんな自分に変わりなく接してくれる次継(β)に、早く番を作って周りに迷惑をかけないようにするからこれからもずっと遊んでくれる(友達でいてくれる)?と告げます。
幼馴染の次継を「足」と呼んで車で迎えに来るように頼んだり発情期の時は体の関係を持っているものの、利用しているわけではなく彼を慕っていた気持ちは本当だったみたいです。
そして、番になるためのアルファ探しの中で駅人という人に出会う。最初は「お、結婚まで行くか?」と思ったのですが、駅人は結婚するつもりはない、自分は番を集めていると言う。
それを聞いて、番は愛し合うものだと乙女な考えを持っている計は嫌悪感を剥き出しにして彼を拒みますが、なんだかんだで結局無理やり噛まれてしまいます。
また、次継は次継で計にゾッコンなので、駅人が番を集めているゲス(?)だとは知らずに計のためだからと彼に駅人と番になることを勧めます。
最終的に、計が発情期のはずなのに他のオメガと会っている駅人を目撃し、必死に計の元へ行った後に彼を「自分のもの」にすることを決めますが。
それがまた唐突ではなくて今までのストーリーの中で本当は二人ともお互いが大事で大事で仕方がないんだな、ということが伝わってきていたからこそ感動的!
長文になってしまいましたが、とてもオススメでキュンキュンの最高なオメガバース作品でした。
オメガバース色々定義? 設定?があるようで……今でそれっぽい作品を読んできましたが、感情移入できずでした。「男が妊娠」ってフレーズは、私的には萌えなんだけど……とまぁ……賛否両論。オメガバースどう広がっていくか期待はしておりました。
で! 出会ったこの作品ですよ!
主人公のいけ好かない女みたいなΩ計。その計に振り回されるいい奴β次継。
Ωの定めであるαでないと番になれないβの次継ではどうしょうもないって二人がわかっているから辛い。
そこに現れる絵に描いたようなαらしいクソな男、駅人。この三人の感情の動きがぐっとくる。注目なのは駅人αが当て馬なんですよね!
読んでいくうちに、計が一途過ぎて可愛くなってきます! これは泣きますよ! まだ読まれてないなら超オススメ致します!
オメガバースプロジェクトという、オメガバースを取り扱ったシリーズの1つ。
オメガバースと言えば、αだのΩだの発情期だの…と、二次創作でもかなりの数に使われている設定で、知っている人も多いかと思う。
まあ知らない人も多々いると思うので、オメガバースについてのものすごーくわかりやすい設定が数ページに渡り説明されています。これはめんどくさがらずに読んだ方がいい。オメガバースについては大まかに知っていたけど、二次創作では設定が取捨されていることが往々にしてあるので、きちんと読み込んでおかないと少々わかりづらいシーンもあります。
内容について。まず設定が凝ってる。Ωに対して社会保障がある程度進んでおり、Ωを雇った企業には政府がお金出すよ〜という法律だかの元、社会に出て働くΩ、Ωの人権が問題視されまるで腫れ物に触るように気を遣う人もいる一方で、Ωへの差別や偏見が蔓延っている。なんだか現代の働く女性に通ずるものがあるなあと感じた。
メイン攻めへの恋心から目を逸らし、体だけの関係、性処理相手として攻めと関係を続ける。昔からお互い隠して、目をそらしながらも、ずっと両思いな2人が、βとΩという理由で、結ばれない。結ばれないことは分かっているけど、戯れに「次継がαなら」と夢想する計。せつない…痛々しい……
当て馬αもかなり好きです。
発情期の計を本能のままに荒々しく抱こうとするんだが、計は、望む行為ではないのに、αというだけで感情をおいてけぼりにして体はどうしようもなく快楽を拾う。そして首を噛んだだけであっけなく番になってしまう。このどうしようもなさが作中一番好きです。
αに逆らえないΩ、本来生物的にあるべき形というのをまざまざと感じられて、メインカプの運命に抗って必死に一緒にいようとする姿をいっそう際立たせる。いい当て馬だなあ。
涙が出ました。
これまでも数作品、オメガバースなるジャンルに手を出した事があったのですが、このような展開のオメガバースは、自分としては初めてのものだったので、新鮮さも合わせてとても大好きな作品です。
以下ネタバレ含みますので閲覧にはお気をつけください
まず始めに。
自分にとってどういう点が斬新なオメガバースだったかというと、最終的にαとΩがくっつかないという展開です。Ωがβとくっつくという作品には出会ったことがありませんでした。ある一定の親しさをもったβとの関係だとしても、最後はやっぱりαとΩが夫婦となる形で終わる作品が多いのではないかと考えていました。
突如の自分のオメガバース作品経験語り、失礼しました。では改めて本編の感想を述べさせていただきます…!!!
物語の運びがちゃりふはへんと順序だってて、流れに違和感を感じることが一切ありませんでした。ね物語の構成とキャラクターがちゃんと組み立てられていからだと思います。オメガバースの世界の話ですので、Ωとαとβの立場の人間がいます。
各々が「自分にとっての幸せ」に基づくポリシーを持って、自分が与えられたα性β性Ω性を全うしようとします。
運命に定められた体と、心が求めるものとの相違に苦しむ主人公のΩが、とてもよいです。そんな主人公のことを誰よりも想ってるのだけどβだからと、自分から主人公との関係にピリオドを打とうと仕掛けるβの押し付けがましくない優しさに、心打たれます。これぞまさに献身的な愛ぶのか…
絵は素朴なタッチで丁寧に一つ一つが描かれているのがわかり、ことを致してるシーンも、心鷲掴みにされてのめり込むように拝読しました。エロの分量も、過剰でなく不足でもないとても適度だったと思います…!!!オメガバース作品において、せっせするシーンは欠かせない重要な要素だと思いますが、安心してください。
エロいシーンはとてもエロいです。何度も発情します。それでもしつこさを感じさせないのが、すごい。でもちゃんとエロい!!!
背負った性に抗えない悲しいトーンが漂いますが、決して陰鬱なものではなく、ちょっと田舎の故郷を思い出して、お味噌汁が飲みたくなるといった切なさと暖かさのある作品でした。要所要所にちょっとゾッとする描写もあるので、途中だれることをせずに読めます。
本編の後に収録されてるおまけ的なページでは、そこからさらに愛を深めている彼らの姿がお目にかけることができ、相思相愛大好きハピエン厨にはたまらない1冊だと思います。
表紙の絵がちょっと苦手…と思ってスルーしてたんですが、レビューも評価も良かったので買ってみました。結果、読んで良かった!皆さんの評価信じて良かった!!
主人公の計がその辺のOLよりも女子力高くて本当可愛いです。多分きっと計は次継の事がずっと好きだったんだろうけど、αと番にならなきゃ、ならなきゃと半ば呪いのように思い込んでしまって、側にいる次継が切なかった、、、
次継は良く言うと誠実、悪く言うと地味だけど、出てくるαより何倍もカッコ良い男でした!!
途中αと半ば無理やり?番になってしまった時はハラハラしましたが、最高のハピエンでした。
オメガバースは今増えておりますが、個人的には出産やら生○やらが男子に必要?と思っておりますし、なんだろ、暴力的な描写がオメガバース漫画には多いイメージがあって、両性具有系は買ってもオメガバースだとなんとなく避けていました。
が、今回これ読んで本当良かった!
間違えて買ったんですけど、自分グッジョブでした。
オメガバースについての詳しいお話は省きますが、今回のカップルは受けがΩの計で攻めがβの次継。
幼馴染の次継と体の関係を持ちながらも、お金があってイケメンのα(種のテッペン)と結婚し番になり幸せに暮らすことが夢…というか強迫観念の塊になっている計は、あまりに必死で、しかもそう見せまいと虚勢を張って生きています。
そんな計を愛しながらも、彼の夢を尊重する次継もほんと良い男でええええ!
もうなんだろ、次継みたいな男性は相手を幸せにできるよ、本当に。
わたしが結婚したい!(苦笑
なんかもう久々に漫画で泣いてしまいましたよ。
気持ちがとにかく純でいわゆる幸せな結婚を夢見てる計なのに、体は意思に反してα(番)とのセックスを求めてしまう。
そこの部分はかなりな変貌(ビッチ化)で微妙な気持ちになるんですが、それも丸ごと受け止める次継が最高にカッコ良かったです。
初めて出会ったオメガバースがこれでよかった…!!受けちゃんかわいいですね〜オメガバースの世界観では子ども産めますが、それを抜きにして考えればちゃんとBLしてます。ただ、子どもを産める男に抵抗ある人は無理でしょうね。強いて言うなら攻め様はなぜ受けちゃんを好きなのか、いつからなのか、全く分からなかったので評価は1つ下です❤️
なぜか電子書籍版の方が興奮したし、好きだったのはなぜ…??
この作品はYouTubeのドラマCDのCM動画で知り
ドラマCDは買ってないですが
漫画は興味があり買いましたが
とても感動しました。
というのもオメガバーズ物は
大体どちらかというと
バッドエンドの印象が強いのですが
ロマンティック上等は番の壁を超えて
βとΩの結婚して子供が生まれるという
とても驚きな結末でしたが
一度他のαと番になりながらも
本当に好きな人と結ばれるという
これこそロマンティックですね!笑
後はαの男はクズキャラといいながらも
クズキャラになりきれてない
憎めない所があったので
いつか本命のΩと結婚して
幸せな家庭を築けると良いですね♪
以上の理由で評価は神とさせて頂きます。
オメガバース初心者におすすめだと思います。
私も初めて読んだオメガバースはこの作品でした。
読み終わった後はとてもほっこりとした気持ちになります!
途中で少し絶望的な気持ちになりましたが二人の想いの強さに心が救われました。
オメガバース作品はさほど読んだ事がなかったのですが、説明文がきちんとあるので違和感なく読み進めることができました。
あらすじは上に書いてあるので省略します。
個人的な印象としては、オメガバースというファンタジーな設定ではありますが、オメガバースならではの切なさなどが繊細に描かれている。という感じです。
私がまず惹かれたのはキャラクターの綺麗さ。
一ページめくるごとにときめけるほど、線も細く見やすくて綺麗でした。計は特に中性的で、あざとさが滲み出てて良かったです 笑
そしてセックスシーン、発情期なのもありますが、ほんっとにエロいです!
一言一言にグッときて、かなり萌えました。
切ないセックスも多く、見てるこっちまで悲しくなってきました…(でもちゃんとしっかり萌える)
注意する点は、少し嘔吐シーンがあることですかね。全く汚い描写ではないので大丈夫だとは思いますが。
お話の全体としては、終盤までかなり切ない感じでした。現実にはありえないのに感情移入ができます。この作品を読んでオメガバースが好きになりました!
今まで同人でオメガバース設定のものは読んだことがありましたが、
よく理解できていない部分もあり、最初のページの設定がとても親切でした。
私はあまり当て馬キャラが好きになれないので(特に駅人のような性格だと)
読んでいる途中はう~ん…という感じでしたが、作者さんの最後のコメントを見て無理やり手に入れようとしなかっただけよかったかな―とも思ったり(笑)
逆にはじめっからゲスいキャラだったので後味がそこまで悪くなかったのかなとも思います。
次継はもうちょっと頑張ってくれたら、
番を持ったまま結婚なんてしなくてもよかったのにな…とも思いましたが
二人の子供の後日談が見れたので、この子は幸せになれそうな気がしてすっきり読み終えられました。
こちらも評価が高かったので購入してみました。
お話自体、とても好きでした。
終盤を除いては…
番を解消できないことをここまで呪うとは思いませんでした。
オメガバースの世界が実際にあるとしたら、
このお話の中で起こったことも普通に起こるんだろうな、と思いながら読みました。
好きではない人と番になってしまう。
他に好きな人がいたとしても。
そして、犯した方はレイプだとは思っていない。
いくつかオメガバースの作品を読んでいますが、
好きな人がいても、好きではない人と不本意に番になってしまうこともあるという、見落としていた設定が取り入れられていて、
ハッピーエンドばかり読んでいたせいか、
この犯した男を最後まで許せませんでした。
番になりそうなところで助けにきて未遂で終わるというのは読んでいたのですが、まさか防げず、無理矢理番になってしまうとは思いませんでした。
なので、このレイプをした駅人を私は好きにはなれませんでした。
作者さんは一番好きなキャラのようですが…。
無理矢理番になったあとに、レイプはしたくない、と駅人が言っていて、
いやいや、レイプして番になったんでしょうが…とツッコんでしまいました。
αの世界では、Ωへのレイプは認められていますしね。
なので、レイプとは思っていないのでしょう。
発情期とヒートが揃っていたら、レイプにはならないとかで…。
どこかでそう読んだような気がします。
オメガバースは、奥が深いんだな…と思った作品でした。
セックスシーンはエロかったです。
局部も真っ白なもので全て隠されているわけではないので、萎えません。
無理矢理番になったあと、βの攻めが助けにきて、両想いになってセックスをするのですが、
番になってしまうと、番以外だと拒絶反応を示し…
そのシーンも凄く見ていて悲しかった。
あのαの駅人が無理矢理番になったせいで…!と憎かったです。
そういうゲスキャラだとは分かっているのですが。
番が解消できないのが悲しすぎます。。。
拒絶反応を示し、吐きながらもβの次継と繋がるシーンはちょっとジーンときました。
その後に籍を入れて子どもも生まれてよかったのですが、
でも、番は解消できないのですよね…
無理矢理なのに…
ハッピーエンドだとは思うのですが、なんだかモヤっとしたハッピーエンドでした。
そこがなければとっても素敵な読み応えのある作品なのですが、
オメガバースの残酷な部分を描かれた作品だという見かたをすると、
こういう世界もあるんだよなぁと、考えさせられる作品でした。
全てがハッピーエンドな作品ばかりじゃ面白くないですしね。
ただ、αとΩのエロシーンは、今まで見たオメガバースの中では、
結構クルものがありました。
言葉にしにくいのですが、Ωの発情期の匂いに理性が飛んでしまい、
Ωも発情して理性をほとんど失っている状態でのセックスなので、
嫌なのに気持ちいい、というΩの言葉がなんともいえなかったです。
プレイに強姦とか入ってないのですが、やはり無理矢理番になるシーンは
αの世界じゃ犯罪ではないので、強姦には当たらないのかな…
オメガバースは結構好きなのですが、それはやっぱり番という特別な絆が好きなんです。
この作品は、受が不本意にも好きではない人から無理矢理番にされてしまうので、あんまり好きではありませんでした。
森世さんは他の作品でも残酷な展開になるものが多いように感じますね。BLでこの展開かあ。苦しい……って感じの。それがハマるんですけどね。大好きな作家様です。
この作品もそんな感じで。他の方がおっしゃるとおり、オメガバースの世界に潜む残酷さをあらわした独特な作品だと思います。ああそっか、そうなっちゃうのか……って悲しくなりながら読んでいました。
あまり変わった感想を抱いたわけではないのですが、一点、駅人があっさりしすぎという見方があるようですが、私はそのあっさり具合こそが駅人らしいと思いました。
世間がΩ性に対して抱くであろう下品で卑しい考えを、駅人もまた持っている。それこそ駅人のゲスさだと思いますし、そのゲスさを、夢見るΩに対してでさえ隠そうともしない。
本当に何とも思っていなくて、いくらでも替えが効くから、一つのΩにこだわる必要も感じていないし、ある特定のΩが自分のところにおちてくるように、と労力を注ぎ込んで手を尽くす気なんて全くない。たとえ番にしたΩでも、番なんていくらでも作れるんだし、本当に離れたければどうぞっと。そんな感じでどのΩが良いとかそんなこだわりはないんだろうなと思いました。
計に対する愛もやっぱり持ち合わせていない、やっぱりただのΩ、ただの子作りの道具としてしか見ていないような。駅人、ゲスいなあって。
もしも、自分から離れて幸せになる決意を示した計に少しでも執着を見せるようなら、計に対してちょっとは愛を持ち合わせているみたいじゃないですか。本気で愛し合う恋人どうしをわざわざ引き離そうとはしない、わざわざ苦しめようとも思わない、お好きにどうぞって感じの。そんなあっさり具合には、およそ覆らない駅人のΩ観、駅人の下劣さが現れていると思いました。
だから、私は駅人のあっさり具合にはキャラクターとしての特徴が込められていると思いましたし、好きです。
いやぁ、さらっと読めました。
オメガバース作品をちょこちょこ見てた私ですが、他の人同様、こういうパターンは初めてでした。うまい具合にオメガバースの世界観(?)をきちんと出して、他の作品とは違う周りが見落としがちな設定を取り入れたな〜…、と思いました。タイトルの通り、世界観にのめり込み本当にさらっと流れるように話を読んでました。作画(?)もストーリー性もとてもよかったです。あえていうなら…αである駅人や、βの次継の立場での世間の見方(?)をもう少し見てみたかったな、と。でもそれを踏まえてもいい話でした。
個人的な話なんですが…、ストーリーよりも私が一番衝撃を受けたと言ってもいいのが、本そのものでした(^^;
私自身、通販サイトから本を購入したので届くまでちゃんとした実物を見たことがなかったので…衝撃でしたね。想像以上に表紙、裏表紙、背表紙…全部真っピンクなんですよね…。目立つ、目立つ(^^;; でもとても綺麗なので結構気に入ってます(笑)
オメガバースの残酷な部分を躊躇なく描いた作品。
あえて残酷な部分から上手く逃げた表現をする作家さんが多い中
一番賛否が分かれるであろう表現を取り入れ
この作品の最大の特徴にした作家さんの勇気と技量に感服します。
あとどうにもオメガバースの中でβの立ち位置が美味しいと思ってしまうので
この作品はとてもドツボでした。
オメガバース作品が他社含め増えてきており、
こちらが描かれていたオメガバースプロジェクト自体もどんどん新作が出る中でも、未だ1、2位を争う好きな作品です。
難しい世界観にも関わらず、商業オメガバースが出始めた初期の作品とは思えない名作だと思っております。
ショッキングな部分がある為、初心者さんには勧められないのですが、
それでもオメガバースを知りたいならばラインナップの中に必ず入れて欲しい作品です。
神評価の中、ごめんなさい。
オメガバースは不得手でも面白ければいいかなあという立ち位置ですが、これじゃあ女子と変わらないのではと思ってしまいました。
男子が女子みたいな立場にいるのが醍醐味なんでしょうか。
こういう婚活とか毎月大変みたいなわずらわしさから解放されたいので、わざわざBLで読みたい内容ではなかったかも。
当て馬もゲスで駄目でした。ただゲスの割に中途半端にあっさりしているので、話としてはどうだろうと思いますが、これで本当にゲスの極み(笑)だったら読後感悪すぎたかもしれません。なのでこれで良かったかも。
ただやはり好きな人の一番になって欲しいと思うタイプなので、別の人と番っていうのが一番駄目かも。
受けも結構アレな性格なので、攻めだけがいい人で可哀想だなあと思ってしまいました。
まあ、当人が幸せならばいいんですかね。
末長くお幸せに。
私もオメガバースの作品で、今のところロマンティック上等が一番面白いと思いました。
CD化が決まったので、どんな作品なんだろう?と気になって読みました。
玉の輿を狙う猫被りブリッコの受けの「計」が思っていた以上に女々しく、この受けは女以上に計算高くてあざといなーと思ったけど、当て馬の前での態度はサバサバしており、ビッチっぽいが実は一途なツンデレだったりキャラとしては嫌いじゃないし、濡れ場でも可愛くてお気に入りになりました(≧∇≦;)
一見スーパー攻めっぽい当て馬の「駅人」がとんでもないゲスの遊び人だった訳ですが、自分のゲスさを隠さないオープンなゲスさと男らしさのおかげで憎めないキャラでした。
正直、当て馬のキャラが濃すぎて、メインの攻め役の「次継」の印象があまり残ってません;^_^A
あらすじは割愛しましたが意外性があり話は面白かったし、少し少女漫画っぽい絵柄で読みやすかったです
自分が見た数作の中でこれが一番面白かった!夢中でページめくっちゃいました。
確かに!表紙からして、もっとビッチかと思ったら悲しいくらい純愛って思っちゃった。
オメガバースなんて、BLをさらにこえた空想の世界の話だから、今まで読んだ作品はそこまで深く考えず、出てくる言葉を受け入れるってかんじだったけど、これはすごい感情移入しちゃいました!Ω、β、αの関係をちょっと深く考えました!
話の書き方がお上手だなーと思いました!わかりやすいし、余計なものがないというか、ホントに読みやすかったです。
森世先生に今後注目していきたくなりました!
最初にオメガバースについて詳しい説明があり、α・β・Ωの習性、設定などを理解してから読めたのが良かったです。これを読めば他のオメガバース話もスッと入っていけると思います。
優秀なαと番(ペア)になって幸せに暮らしたい玉の輿志向のΩ・計は、αに見せる猫かぶりな姿と、幼馴染のβ・次継に見せる計算高い姿がぜんぜん違う。作り物の自分と、本当の自分、どっちを出せる相手が一緒にいて幸せなのか?
α・駅人の利己的な傲慢さと、β・次継の献身ぶりも対比がクッキリしていて、計の選択は間違ってないと思います。
障害を乗り越えた二人は強くなるし、納得できるラストが良かったです。
表紙だけみてたら、もっとビッチな感じの作品なのかなと思ったんですが
読んでみればなんだよピュアな純愛じゃないかよwwww
オメガバースが美味しい一作。
お話の受は、薬が効きにくいオメガ。
ずっと発情期の苦しみを共有してくれている相手はベータ。
番になるためにはあいてがアルファじゃないきゃいけない。
ベータである彼のそばにいるためには番をさがさなきゃ。
そんなこんなで発情期を乗り越えつつ、
金持ちで愛してくれちゃう相手を探してた。
狙え玉の輿!!
でもそんなさなかに番になった意相手とは!?
なお話なのであります。
結局のところ、このアルファさんが無理やり番になっちゃったのは
わかるんだけど、そのあとがあっさり身を引いちゃってるのが残念。
や、もとっとわるくいこうぜよーとちょと思った。
のですが、や、うん。なんだろーね。
ラストに向けてのベータな攻との距離のつめ方が
一生懸命でかわいくて好きでした。
ベータとっていうのもこれまで無かった展開でもあり
番になった受は番になった相手以外とは・・・な設定を
乗り越えてのラストがすごく良かったです。
初オメガバース本。
β×Ω←α…って感じかな?
前からオメガバースって気にはなっていたんですが、特殊設定覚えるのも調べるのも面倒くさくて…←
なのですがやっぱり気になったので!
本編入る前にオメガバースについてのイラスト付き説明があったのでとても助かりました。
でもまー初心者なので何度か説明ページに戻ってみたりもしてましたが。
受けであるΩ・計は帯にあるようなビッチな印象は受けなかったです。
どちらかというと婚活を頑張っているあざとい女子。
男の前では良い顔してみせる!みたいな。
でも可愛さだけじゃなく、料理とかそういう家庭的なこともしっかり勉強して…好みの男を捕まえるために自分を磨く努力を欠かさない子。
もう…女子力ハンパない。
そして実はすっごい一途なんですよね…(´;ω;`)ブワッ
β・次継は普通に良い人です。
計のことを本当に大切に想ってる…。
土下座も辞さない覚悟です。
α・駅人はαらしく清々しいほどの傲慢さ。
正直、次継に土下座させたところは引いた…うっわ…的に。
でも逆に計の会社の常務のプライドへし折った時はスカッとしましたΣd(´∀`*)
番集めしてるとか何このクズ男(ノシ^ω^)ノシ☆バンバン!!って感じなんですが、本当にクズな男はやるだけやって自分が満足したら(・x・ノ)ノ⌒ポイッして後は知らんって感じのやつだと思うのです。
駅人は番全員の金銭的な面倒はしっかりと見るタイプ。
まープライドが許せないってのもあるんだろうけど。
それでもある意味責任感はあるよなーって思うのです。
…ただ発情期な計に半ば無理矢理番にした時の雰囲気怖かったけど。
一応それまでは計の意思を尊重しようとしてたし、多分Ω発情期フェロモンで理性ぶっ飛んでたんでしょうね。
同じく初めて発情期中にαと行為をした計も理性ぶっ飛んでました。
したくない、でもやめて欲しくない、違うやめて…ってわけわかんなくなっちゃって泣きながらの状態がもう…目を奪われました。
そんなこんなで駅人と番になってしまった後、大本命の次継との行為が痛々しかった。
心では次継のことが好きで好きで堪らないのに、解消不可能な番というシステムのせいで体が勝手に拒否反応を起こして嘔吐してしまったり…それでも尚、次継を求めるのが切なかった…。
オメガバースも進化している!
こんなオメガバースは読んだことがない!
Ωの男の子が「もうすぐアレなんだぁ」と言うのがこんなに萌えるとは!
革命!
そしてお通し的に受けちゃんからのフェ○で濡れ場が始まりますねw
そもそも強気受けが好きなので、オメガバースもΩが一方的に弱いだけじゃないのがイイです。
計ちゃんみたいな生意気ビッチで健気な子は本当に可愛い。
駅人も性格最悪でブレないし、βの彼もブレない。なんという愛!!
吐いちゃって泣きながら好きだと繰り返す受けちゃんが超絶可愛いし、入籍して子育てするβとΩ!!ラブい!!
後日談も幸せ満載!!
正直オメガバースはあまり得意ではないのですが、これは面白かった!
途中から涙で前が見えない···状態に(笑)
オメガバースの設定説明読むの面倒くさくて飛ばして読んだのですが違和感なく入り込めました。
計ちゃんが女子力高いというかほとんど女子。(一人称が『僕』という事とち〇こが付いてるという以外は)
なので余りボーイズである事の必要性を感じなかったのですが…
がしかし!オメガバースの必要性は存分に感じました。
いつか素敵なαと番になる事を夢みるΩの計。けれどそこには愛が無ければダメという考えを持っています。
後で分かるのですが、そう思っていられたのはβの次継の存在があったからこそなんです。
次継と一緒に居る時のような心地良さや安心感を番になるαに求めていたのだと思います。
本当は次継が番になれれば丸く収まるのですが、次継はβなので番にはなれません。
計もαと番になる事にこだわっています。
やっと見つけたと思った理想のαも実は計以外に何人もΩを囲ってる様なクズでした。
それでもΩの性には抗えずついに発情期に首筋を噛まれ番にされてしまいます。
この時の次継が何とも···(泣)
計の為に恋人が出来たと嘘を付いて身を引こうとしたり、好条件のαなら捕まえておけと助言したり、計の事をどれだけ大切に想っているのが分かります。
なのに番になったくせに計の事は放置のα。発情期にも会いに来ません。
一人辛い思いをしている計の為に次継は土下座してまで助けに行きます。ここの次継ホント恰好良かった!
結局計はαの番でありながら次継と結婚します。
地位やステータスよりも愛を選んだ、つまりロマンティック上等なワケですよ!
番という関係性じゃなくても幸せになれるし、愛し合っていればそれと同等の関係性は築けるという事なのでしょう。
ただ計と次継の場合がレアケースだとしても、番がいても他の人と結婚出来るならさほど番の重要性を感じないし、結婚が形式的なものだとしても番になるのとそう大して変わらないのでは、と思ってしまいました。(あとは物理的な拒絶反応を耐えられるかどうか)
番のαも悪気の無いクズというか嫌なタイプのクズではなかったので胸くそ悪さは無かったです。
泣きながら吐きながら、それでも次継との子供欲しくて耐えてセックスするシーンは辛かったけど愛を感じました。
オメガバースだからこその理不尽さやもどかしさ、辛さや甘さが上手く調理された作品でした!
BLを読んで久々に涙が出ました。幼なじみ、三角関係、ビッチ受け、一途攻め、クズ攻め、オメガバース……、わたしの好きな設定が軒並みめちゃくちゃうまく調理されていて萌えるし切ないし最高でした。
本作は他のレビュアーさんが書かれているとおり、幸せを掴むために努力を惜しまない肉食系Ω・計、計の幼なじみで一途に彼を思うβ・次継、階級主義的で享楽的なα・駅人の三角関係の物語です。途中、計は駅人に強制的に番にされてしまうので、本命攻め以外と番うΩ受けが苦手な方は注意が必要ですね。
こういう設定だと、計はもともと次継のことを意識していなかったけれど、駅人のクズな側面を知って辟易し、逃げ場として次継を選ぶ、という展開もあり得たと思うんですが、本作では、計は次継のことが昔からずっと好きなんですよね。でも、過去の経験や社会構造から、彼と夫婦になっても彼のことを幸せにはできないし、もちろん自分も幸せになれないという思いがあって、冷たいくらいの合理性で理想のαを探しながらも、「発情期の処理」という名目での次継とのセックスがいつまでも終わらなければ良いなって10代の女の子みたいにふわふわ考えてる。で、その「理想のα」と番になったあと、やっと次継に本当の意味ですべてを明け渡すことができるようになる。その一連の流れに説得力があって物語に引き込まれてしまうんですよね。というのも、幼いころ、計は、次継に「はやく番を見付けて他人に迷惑を掛けないようにするから、そうしたらずっと一緒にいて」と言ったことがあって、彼がずっと次継を愛しながらもαを探し続けていたのは(彼自身がどう意識していたかは別として)、その約束を守るためだったのかなあと思います。実際、計は番ができてから初めてのセックスで次継に生理的な嫌悪を覚えてしまうんですが、2年後にはそれも解消されているようで、彼らの約束は果たされ、計は真実の愛と幸せを掴むことができたわけです。結局、Ωがフェロモンの障害を乗り越えてβと幸せになるには皮肉ながらΩが別のαの番になるのがひとつの正解なのかも知れないですね。こう考えると駅人がクズ攻めというよりΩに道具化された気の毒なαということになってしまって彼の自負心を大いに傷付けそうではあるんですが笑
次継も駅人も魅力的なキャラクターですけど、本作は計の話だなあという感じがします。オメガバースという不可逆の階級社会で、彼みたいな強いΩが社会構造とαの抑圧に折れず愛に生きるストーリーというのは、BLというのを捨象してもなお胸を打つものだなと思いました。
オメガバースとピンク色の表紙に惹かれて購入。
Ωの主人公がただただ可愛い。
Ωである自分を恨むでもなく、必死に幸せを掴もうとする姿が健気です。他の方もおっしゃっていますがビッチですがとっても純粋です。Ωにとっての幸せはαと結ばれること。ですが主人公自身にとっての幸せとは?オメガバースの要素が生かされています。
ただαの男が最低すぎる…Ωの主人公への扱いがひどすぎて見ていて辛いです。もののように扱われてしまうのが見ていられなくて…。最終的にハッピーエンドなのでしょうが、やはりあのαがどうしても許せなくてですね…。β×Ωもの、オメガバース好きとしてはとても新鮮でよかったのですが、これは好みが分かれるかなあと思います。
オメガバース初読みでしたが、とても楽しめました。
Ωとして生まれ、最高のαと番になって幸せな家庭を築くのが夢、という計。発情期を乗り越えるためにβである幼なじみ、次継をセフレとしていたが、あるとき「もう寝ない」と言われてしまう。計が素晴らしいαと結ばれるように、と思ってのことだったが、離れている間に計はろくでもないαに無理やり番にさせられてしまう。計が番にさせられたα・駅人が複数の番を持つ男だったと知り、後悔した次継は…という展開。
オメガバース初読みだったんですが、最初に詳しい設定がきっちり書かれてあったので、無理なく理解できました。
恋愛感情にオメガバースの本能的な要素が加わってくるのですが、やはり結局は愛情がものをいうかんじで、割ととっつきやすいほうだったのではないかと思います。
面白かったです。ろくでもないα・駅人がなかなかいいキャラで、私は好きでした。
計はビッチだけど本当は(無自覚で)純粋。
本当に好きな人はすぐ隣にいた感じで…とても切なかったです。
崖っぷちになった時に素直になった計はとても可愛かったです。
次継の一途さにも乾杯!
ここまで見守って尽くして尽くして…いざというときは体をはって計を守る!
良い男です。
・ビッチゆえに実は純粋な受け
・情熱を隠し持って一途に受けを見守る攻め
好きな人にオススメ!
森世先生の「キレた」時の表情は鬼気迫るのがあります…。
色っぽい顔もカッコいい表情もステキですが…。
一本ねじが飛んでしまった時のキャラの顔…静かな迫力。
表紙のセクシーなイメージをいい意味で裏切られました!切なかったです〜
生意気ビッチと見せかけて強がってる計が大変かわいかった!
ただ…
======以下ネタバレ=====
最終的には当て馬になる駅人に計が無理にヤられてしまい、計と駅人とが「番」として結ばれてしまうけっこう辛いシーンがあります(そのとき計と次継は両片想い)。番になると、受けは番となった相手以外を受け付けない体になってしまう、というのがオメガバースの設定だそうで…計は駅人と解消できない肉体関係になってしまいます…そして駅人はとても性格クズです…笑
正直、「え!?こいつとこんなにしっかり結ばれちゃうのアリなの!?」とびっくりしました。それを乗り越えてお互いを選ぶ計と次継の姿がこの作品の山場で、そのシーンはとても良かったのですが、それでもやっぱり計が駅人と最後まで番のままなのはモヤモヤしました…
今回初めてオメガバースをちゃんと読んだので、この作品を読む前に、主人公が好きな相手と番になって心も体も結ばれるような王道オメガバース作品をいくつか読んだ後なら、
「こんな切ないオメガバースもいいな!番じゃなくても心が繋がってるし!」という感想持てたのかな〜と思います。
オメガバース初心者は、いくつか出てるオメガバースのアンソロでもちょっと読んで設定に慣れてから読んだ方がよかったかも。
前作品が痛くて苦しくて、そういう話は嫌いじゃないんですが、個人的にぐさっときてしまって作者さまの次回作(この作品)、楽しみなんですがまたあの感情味わうのかも・・・と読む前びびってました。
ページひらいたらずらーとなんか設定書いてあります。ん???
と思い読み飛ばして漫画をよむと、設定ありきの世界観でこの世界観の設定オメガバースていうんですね。(多分)
これ、設定説明しにくいです。でも読んでみればなんとなくわかるしそんな嫌悪感なく受け入れられました。
(男性同士で妊娠とかそういう設定)
みなさんかかれてますけど私も今後オメガバースというジャンルの本を好んで読むことは今のところないかなぁと。自分はBLで求めてるのはそこじゃないので。男同士の何も見出せない、でも離れない、お互いがすべて、そんな設定に萌え滾るので・・・。
ただ、この作品にいたってはアリ!!!です。ほどよい甘さと残酷な現実がうまく調合されていてほんとに絶妙です。そしてえろい。
作風としては作者さまのとこで書いていいのかな?と悩むのですが、はらださんが好きな方はきっとこの作者さまにもはまると思います。そして衝撃を受けるはずです(なにこれすごいBLやと)
痛甘い。そしてそれが癖になる(え、マゾだな)
デビューコミックスの「みっともない恋」がハマったので、この方の作品ならオメガバースの世界を初体験するのにいいかもと思って買ってみました。
で、読み終わった感想を率直に言うと…タイトルの通りですかねー。
そもそもこの設定自体、男尊女卑や格差社会などの差別意識を社会風刺的に反映しているので、そういうものに対して敏感だと容赦なく描かれる差別の世界に苛立ちの方が先立つんですよね。
ですが、その特殊設定を存分に活かしたうえでいかんなく発揮された森世節は素晴らしかった!
クソったれな世の中に反旗を翻すかの如く貫かれる純愛はまさに「ロマンティック上等!」です。
2冊目にしてすっかり森世ワールドの虜になりました。
冒頭のみっちり書かれた説明ページを読みたくない人のためにさらっと書き出すと、
─────
・性別ではなく、α、β、Ωで身体的に分類される世界で、適齢期の個体なら誰もが妊娠可能
〈身体的な設定〉
・Ωには毎月必ず発情期(約1週間)があり、発情中はαを惹き付けるフェロモンが出る
・αには発情期中のΩに近付くことで起こる突発的な発情期があり、発情したαは理性が飛び暴力的になってしまう傾向がある
・αとΩは、発情中にαがΩの首筋に噛みつくことで“番(つがい)”になれる
・一度成立した番は解消出来ない
・番の出来たΩは、発情期に番以外とセックスしようとすると目眩や嘔吐等を引き起こす(αにはそういったことは起こらない)
・βには発情期もなければ番システムもない、Ωのフェロモンに対しても理性で制御可能
〈社会的な設定〉
・αはβ、Ωよりも優れた存在と考えられており、社会的成功を手にしやすい
・βは努力次第でαと並ぶことも出来るが、基本的にはαに雇用される側
・Ωはα、βよりも劣る存在と考えられており、就職も難しい。故にハイスペックなαを掴まえることで一発逆転を狙うΩも多い。
─────
要するに“番”っていうのは、αが勝ち組の世界で、負け組Ωに与えられた敗者復活制度みたいなもんなんですけど、Ωが番を一人しか持てないのに対してαは何人も持てる時点で、結局それすらも諸刃の剣なんですよね。
この辺まで含めてなんとも風刺が効いています。
では、Ωが幸せを掴むためにはどんな生き方があるのか──
Ωの〔計〕を主役に、α〔駅人〕、β〔次継〕のトライアングルラブを通して描かれる森世流アンサーは皮肉もしっかり効いた展開と結末で、スカッとする読後感でした。
生まれながらに強者である駅人のクズ的思考もさることながら、発情期のΩを前に理性を失ったαの鬼畜っぷりはまさに鬼畜でしたし、発情期のΩとのセックスでのみ得られる特別な快感に溺れるその目はまるでジャンキーのよう。
駅人の清々しいクズキャラっぷりは引きますけど、人間の愚かさを絵に描いたようなヤツなんで、私は嫌いじゃないですね~
自分がαだったらこうなる可能性が絶対にないとは言い切れませんし。
その一方で、快楽の伴わないセックスで必死に愛し合おうとする計と次継の相思相愛なさまはズドンと胸にくるものがあります。
愛する人との生殖行為に不快感しかなくても、子をもうけるためになら我慢出来るか?というところまで問い掛けられた気がしました。
ラストの計ちゃんの台詞がバカみたいにカッコ良かった!!!
カバー下のもしも漫画も良いです。
もしも計がαだったら?もしも駅人がΩだったら?って話なんですけど、どっちも違和感なくて笑っちゃう。
優劣なんて気にせず前向きに生きたもん勝ちって感じですね。
1作品としてはとても面白かったので、評価は迷いなく「神」。
でもオメガバースに対する興味は特に沸き上がらなかったかな…
そこから生まれる悲劇性の白々しさが自分的には萎えでした。
ただ、ふゅーじょんぷろだくととは対極にいるようなレーベル(ディアプラスとか)だったらどんなオメガバース作品を生み出すのか、ちょっと見てみたい気もします。
正直こういった特殊設定に手を出すのはめんどうだなと思っていたところがあります。"オメガバース・プロジェクト" がどんなものなのか、読んでいない私にもなんとなくわかるぐらいには各所で知識も増えたので、同じような方も多いかもしれませんね。私の場合、あの "α・β・Ω" などというマークが邪魔だなぁと思っていたし、設定を理解しきらないと入れない世界に違いないと思っていたのですが、読んでみたところ案外すっきり、楽しめました。あ、でも今後この設定の本をじゃんじゃん読みたいかと問われれたら、うーん...どうだろう、という感じではあることも確か。お腹が大きくなったりするのがあるとしたら、そういうのはちょっと見たくないかなぁ。
それにしても、ジャケットはさすがFUSION PRODUCT!こちら、実物はネオンサーモンピンクのような色で、タイトルのブルーはメタリック系。靴と瞳はホログラム感漂っています。あと、私が興味津々だったのは参考文献。その中に「ミツバチの特徴的行動」という文献が載っていたのですが、これはどの部分に活かされたのだろうか。気になる気になる!(※追記)始めのオメガバースの説明で、蜂の絵が載っていました。女王蜂が発する階級分化フェロモンによって卵巣の成熟を抑えられた雌蜂たちは、「働き蜂」として女王蜂に仕えるのだそうです。これは聞いたことがあります。すごいなぁ。
この表紙の計くんはまぁビッチではあるけれど、たとえば女子っぽいねとか言われる女性よりもずっと、女の心を持つ子だと感じました。駅人は現実の世界では存在してはならないような権力任せのクズ野郎で、だけどこの世界ではしかたないのだろうなーと、ものすごく客観的にみられます。Hシーンになるとその豹変ぶりにびっくり、この描写が流石で、恐怖感ではなく冬草さんがレビューで書かれているとおりザ・"狂気"なのです。「これこそがオメガバースなのだ!」と見入ってしまうほど。そしてなにより、計くんの幼なじみで唯一信頼し続けるパートナー的存在・次継があの人柄や性格をもたなければ、まったくロマンティックにはならなかったであろうこのストーリー。次継が最後までいい男だったし、この名前もすごくよかった。だって、Hシーンのときに「つぎつぐう…っ」って言うんですよ、この響き◎でした。幼少期のふたりも、とってもかわいかった♡
第三者がいない段階で、心では愛し合ってるのにこんなにももどかしいのは、この世界ならではのものだなぁという感じでした。そこにクズの横暴さをうまく入れての表現力、そして全体的に森世パワーにやられてしまった。それでも、抑えきれない性欲にも、地位にも、どんなに楽な暮らしにも愛は勝つ。一番辛いときにそばにいてくれる人こそパートナー。特殊設定のなかにあってもちゃんと「愛こそすべて」にたどり着くのがとてもよかったです。なにより楽しみながら読めたので、初めて読むオメガバース作品がこの本でよかったと思っています。今作では出産の前後などが省かれているのも、個人的にはフラットに読み切れた要因だと思います。絵も大好きだし!勢いで神評価!作者の次回作が楽しみでしかたありません。
ちなみに、この設定を無視して頭の中で通常の世界に置き換えて読むことができないか試したのですが、そりゃーそうだよね、やっぱりできませんでしたよ(笑)。
詩雪さん
こんばんは:)
こちらの作品の詩雪さんのレビューが読めて、とっても嬉しいです!
(思わずコメントしてしまうくらい笑)
確かに、『今後この設定の本をじゃんじゃん読みたいかと問われたら』、うーん...となってしまいますね。
わたしは、こちらの作品以外でいくつかオメガバース設定のお話を読みましたが、この世界観ならではの切なさがすごく好きだと思う反面、それ以外で強烈に魅かれるところは少な目でした。流行病のように、簡単にありふれてほしくはない世界のような気がします。
ただ今作に関しては、森世さん圧巻の表現力に完全にノックアウトされてしまいました。森世さん、本当に凄いです!
この作品を越えるオメガバース作品が現れるのか、ちょっと楽しみに(遠巻きに)見守りたいと思います。
森世さん意欲作のオメガバース作品。
コミックス化をとても楽しみにしていました。
素敵なαの番を見つけて幸せになりたいと願うΩの計が、
Ωならではの苦痛や悲しみを乗り越えて
たったひとりの愛する人と幸せを掴むまでのお話です。
仕事はそこそこ、最高のα探しと花嫁修業に余念がない、
したたかに見せかけて実は一途なΩの計は
祖母や母親と同じように、特効薬が効かないΩとして苦労していること、
周りからΩというだけで白い目で見られること等、
明け透けにしていない苦痛を背負っていて。
そんな計が唯一心も体も任せられる相手がβの幼なじみ次継です。
次継は、これまでの森世作品の中でも異例と言えるフツメンの攻め。
序盤こそ、彼の存在感に物足りなさを感じましたが
回想や、ふとした時の計への優しさ、そして切なさを垣間見る度に
好感度はうなぎ上りにup、最終的に次継カッコいい!になりました(笑)
次継が計を誰よりも大切に想っていることは一目瞭然だし、
計の次継への想いも、語られるモノローグや、
次継の優しさに触れた時の表情から読み取れるように
早い段階で確定しています。
普通だったら、想いの通い合った者同士のはずなのだけれど
ここで悲劇性を発揮するのがオメガバースの面白いところ。
Ωの番はαしかなれないこと。
βである次継は、どんなにあがいても計の番にはなれない―
そこで投入されるα・駅人の存在もエッジが効いていてイイ!
駅人は、これぞ森世さん流クズ攻め!と高揚する程のクズっぷりで、
エリートのαとして、自分が人の上に立つことがさも当然、
αとΩは主従関係、βは蚊帳の外、と言い切ってしまう横暴タイプ。
普段はカラッとしているのだけど
発情期の計を前にした駅人の狂気には、すごく見入るものを感じました。
見応えと言う意味での一番のシーンは
αと番になってしまった計と次継の終盤のセックスシーンだと思います。
心は次継のものなのに、体が拒否反応を起こしてしまう描写は
辛い・悲しい・切ないで、目を背けたくなりますが
そんな中で、いつものように優しく次継になでてもらっているときが
”一番しあわせ”だと計が語るシーンは、熱い涙を誘います。
酷く辛いのに、とても愛情に満ちた描写で、
森世さんの力量をまざまざと思い知らされました。
”幸せになりたい”とずっと願ってきた計が
”次継を幸せにする”と笑顔で宣言するラストシーンがとても素敵。
計の笑顔が愛に溢れていて、ふたりがすごく幸せそうで
読み手もこれまでにない多幸感で満たされるはずです。
描き下ろしのふたりのイチャラブは必見♡だし、
ふたりの子供世代の小話、こちらは是非続きを読んでみたいです。
あと、”もしも設定”のカバー下漫画もお見逃しなく♪
どこもかしこも見どころ満載の森世さんのオメガバース作品、
隅から隅までたっぷり堪能させて頂きました。
評価は、ふたりの純愛上等!!の心意気と
駅人のクズエリートっぷりを加味しても余りある”神”評価、です!
「オメガバースプロジェクト」にて掲載されていた作品のコミックス化です。
オメガバースについて図解付きの詳しい解説もありました。
私はΩの発情期フェロモンがハンパないというゆるい理解しかなく、最初の解説をナナメ読みしただけでしたが難なく入れました。
もし設定で尻込みしてる方は深く考えなくても大丈夫ですよーっ
ストーリーの中でも上手く説明を入れてくれてます!
男性妊娠が地雷でなければレッツトライ(・∀・)b
森世さん前作が楽しめたので作家買いです。ですが、痛いのとクズ男が苦手なので緊張して新刊を開いたのですが、今回は殴り殴られはありませんでした+゚。*(*´∀`*)*。゚+ (でも安定のクズ男はおります。)
前作と同様、読み終わった後にお腹にズドーンとくる物はあったのですが、そんな部分も含めて楽しめました。
Ω・β・α 3人のトライアングルラブとなってますが、メインはΩとβです。当て馬のように出てきたαがクズヽ(#`Д´)ノ
優秀なαと愛もある結婚を夢みて努力を惜しまないΩの計は、発情期になると幼馴染のβ・次継に毎月助けてもらってます。
そんな中で出会ったのがα・駅人。家柄や地位は申し分ないんだけど、愛のある結婚は無理とわかって拒否をします。しかし次継は何を勘違いしたのか、計の夢だった優秀なαと上手くいくように身を引き、発情期に放っておいてしまい・・・。
計も次継も言葉が足りなーーーーーいヽ(;▽;)ノもどかしくて切ない。
駅人が現れ、取り返しのつかないことをされてようやくお互いが自分の気持ちに向かい合うなんて。・゜・(ノД`)・゜・。
番(Ωとαの間にあるシステム。番になるとΩは発情期に番以外とエッチをしようとすると拒否反応が出る)じゃない次継とエッチしようとするけど吐いちゃって、でも次継が大好きだからそれでも抱いてほしくて。大好きな人と触れ合うのに拒否反応が出るって見てる方もツライよーーー。・゜・(ノД`)・゜・。
それまでは発情期だから助けて〜といいつつ幸せなエッチしてたのに、駅人のせいで・・・駅人のせいで・・・(`言´)クズめ
しかーし!書き下ろしで救済有りです!!
ちゃんと気持ち良くなれて嬉しくてボロボロ泣いちゃう計に泣かされました。本当良かったねー!良かったねーーー!!ヽ(;∀;)ノ
やはり森世さんの腹にズドーンとくるけどキュンとなる読後感は癖になりますね。次回作もドキドキしながら買います。