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コミコミの、

コミコミの特典小冊子を読むべし。印象変わります。

ネタバレなし

雪花の章の方でもレビューしたのですが、やっぱり上下巻ではページ数が足りない。面白いんだけど、長編のダイジェスト版という雰囲気なので、ラストシーンがめちゃくちゃアッサリしている。ストーリーも絵も素晴らしいのに、題材が題材だけに長編では描かせてもらえないんでしょうか。人を選ぶと言うと言い過ぎですが皆が好んで見るネタじゃないですもんね。

『雪花』のほうではまだ明らかになっていなかったアレやコレが一点に繋がってなるほどそういうことなのね。前巻もそうですが時系列に沿って進まないので下巻も見ないと全てを理解できないし、雪花で心が折れた方がいるでしょうが是非こちらも読んでほしい…面白かったです。

まさかの学園潜入w

27歳の主人公が高校に潜入とかいうのにまず笑っちゃいましたが、流石の童顔なので大丈夫でしたw
今巻は全巻に比べ濡場が少なめに感じる。が、エロさはパワーアップしているような。このふたりはまだ恋愛関係にはないんですが、1巻を経てより気兼ねなくなった(?)のか、ひとつひとつが濃厚になっている気がします。

本編の事件は置いておいて、今回は雪也弟、映兄の登場に加えて、映の初めての男についても語られ、次巻を期待させるような内容でした。個人的に映兄が好きなのでもっと暴走してほしい…!なんたって兄は映がゲイであることも知らないはずですから、それがまさか信頼していた友人と関係を持っているなんて思いもよらないことでしょうw

このシリーズは気軽に読めるのにエロは濃厚な所だなあとしみじみ感じました。1時間強で読めるのに、萌が詰まっている…オススメです。

読む人を選ぶBL

個人的にはかなり面白かったが、神評価でないのは、やっぱり難解すぎるかな、と。
平安モノに親しい人であれば雰囲気を掴むのはそう難しくないと思うが、そうでなければかなり読みづらいと思う。というのも、そもそも上下巻で収めるには話が壮大すぎるんです。登場人物も多いし、勢力図が頭に描けなければ訳分からんと思う。それぞれがどういう立場なのか、それを説明するにはページが足りない。ので、あの辺の時代をある程度知っておくか、平安貴族社会についてなんとなく理解があるかしないと、読めないでしょう。

となんだか批判のようだけど、私はとても楽しめました。やっぱり稲荷家先生は絵が美しい!作中に陰陽師バトルシーンもあるのだが、独特な感じで、かっこいい。というか、よくこれだけ書けるなあという感じ。稲荷家先生はカラー絵が特にいいな、と思っていたけど、もちろん漫画もかっこいいし、読みやすい(コマ割りとか)。稲荷家先生の受けは本当に綺麗だなあと思います…。

自己愛

気になって調べたら『チョコストロベリーバニラ』の作者さんでした。納得です。それぐらい面白かった。引き込まれた。そしてめちゃくちゃエロかった…。2巻までのネタバレ含みます。

結局人って一人では生きていけないんだな〜と思いました。両親の愛を得られなかった育郎は典彦にそれを求め、異国の血が混ざっているために周囲から疎まれてきた健一は同じく嫌われ者の蘭蔵を拠り所にする。育郎も健一も、愛情を欠いた人達でした。育郎は幼い頃に母親が死に、父親は兄にばかり関心を向け、結局後継として認められることもなく。健一はその見た目から結局どこに行っても受け入れられるとこはない(混血キャラはいつでもここが萌える。自分のルーツがわからない、どこに行っても余所者扱い、っていう)。周囲と違うことで弾かれた健一は特にわかり易い。自己愛のような。愛されなかった自分と同じ存在を愛することで自分を愛する。蘭蔵に自分との同一性を求めてる。育郎も同じ。育郎の場合は典彦が度々口にする「同じですよ」に影響するところがあるが…方向性は違えど、どちらかと言うと典彦の方がその傾向があるかも。典彦は育郎を周囲と違う自分の所まで堕として同じになる、って感じ。蟷螂の共生の話もあるし…。典彦は共に生きて、共に死ぬ、っていうずるずると依存しあった関係になりたいのかなあ。この人も大概暗いですね。
蘭蔵は魔性です。本人の自覚がないままに。体は大人だけど、中身が子供で、どこまでも無垢な所が人を惹きつけるのかもしれない。父しかり健一しかり、育郎もまた。

演出が細部にあるので繰り返して読んでほしいです。育郎の握った左の人差し指だとか、他にもたくさんあるので。
伏線というか、まだ触れられていないものもあるので、そこも楽しみです。お父さんの義足とか、「あの男」とか。2巻最終話の男は誰なのか。
3巻まで一年待たなければならないのがつらい……

可愛いの一言に尽きます

一穂ミチさんの小説を読むのは2度目です。最初に読んだ『ノーモアベット』は、絵師さんに惹かれて購入したのですが、いまひとつ、という感じで、もしかしたら私には合わない作家さんなのかもしれないと今まで避けてきたのですが、表紙絵の可愛らしさ、美人強気受け、職業BL、と気になる要素満載で、軽い気持ちで手に取ったこの本。
控えめに言って、最高でした。いや、まじで。
なんで私は作家避けしてたんだろうとめちゃくちゃ後悔してます。それくらい素晴らしかった。素晴らしく萌えた。
まず受けが可愛いんですよね。外面がめちゃくちゃ良くて、ほとんど二重人格みたいな変わり様。自分の口や意地が悪いのを自覚しているから、処世術として外付けよく振舞っていたけど、完璧に作り上げた王子様な自分と、口が悪い自分、どちらが本当かわからなくなってくる。その中で攻めに出会い、「国江田計」と「オワル」、別人として攻めと親交を深めていく。素の自分を受け入れてくれる攻めに安心感を覚えつつも、攻めが嬉々として語る「国江田計」に嫉妬したりもする。かわいい。
なんやかんやあって、付き合うことになるんだが、本当に受けが可愛い。頭は回るけどちょっと鈍くて、素直じゃなくて。もうめっちゃ可愛いよ。

ストーリーやキャラが良いのはもちろんだが、共感できるセリフとかもある。「自分より活躍している同い年は皆嫌い」とかね わかる わかるよ……

究極の愛

すごいものを読んでしまった。これが究極の愛の形か。
肉体的に痛い漫画は苦手だと思っていたのだが、意外にもあっさり読めました。四肢欠損モノなのでかなりアブノーマルな雰囲気なのですが、作者の絵が美しく、グロさを感じさせない、いっそ綺麗に見える。
SMも、プレイとしてのソフトな物は割と好んでいたのだが、「傷つけたいS」と「傷つけられたいM」の感覚がなんとなくわかった気がする。トマの美しい指を愛でつつもそれを切断することに何よりも性的興奮を覚える都、傷つけられることを愛と感じるトマ。幼少期はいじめの加害者であり被害者だった。こういうの胸糞悪いなーとは思うのだがそれが愛の形と言われると…そういう考え方もあるのだなあと。
SMって結局同意の上でないと成立しないのだなあとわかってしまった。ドS、鬼畜、とかはよく聞きますが、受け入れられないとそれは愛じゃないものなあ、と改めて思いました。

個人的に両腕を無くしたトマの美しさをミロのヴィーナスで例えるシーンが好きです。
新しい扉を開いてしまった感じ。やっぱり痛い話は苦手ですが、こういった異常性癖物を見たのは初めてだったので、妙な感動を覚えています。これは2人が選んだ愛の形であって、決して一方的じゃない。究極の愛。究極のBL。だから後味も悪くないのだなあ。ぜひ読んでほしいです。

百目鬼の決意の表情に惚れる。

百目鬼の矢代への欲が1巻よりも更に増していてすごく良かった…
とにかく2巻は百目鬼がかっこいい巻です。1巻ではまだ矢代という未知の存在に対して自分でもよくわからないままに惹かれている、という感じでしたが、矢代が襲撃された事を通して、また1巻に続き影山に対する矢代の特別な想いを間近で見て、矢代が好きだ、守りたい、という気持ちが急に育ったのだなあ…と。矢代が襲われ目覚めるまでの過去の回想、矢代が目覚めて百目鬼の気持ちが固まる、という流れが上手すぎる。
過去の回想では組に入る前、19歳の矢代青年が描かれるのだが、その矢代がまた色っぽい。ある組員と関係を持った際、その男が矢代に本気でハマっていくのが矢代は受け入れがたく、他人からの好意を嫌う矢代の姿は、百目鬼の勃ったら頭は俺を側に置かなくなる」というセリフに確信を持たせ、またこれが上手い。

癖のないBLで良かったが、もう少し掘り下げて欲しかった

一つ一つのシーン(特に前半)はめちゃくちゃ萌えたのだが、このカップルが上手くいくための課題というか問題が根本的に解決してない気がした。直人は太一と関係を持つ度に自分たちの関係について明確な名前が欲しいと悩むのだが、結局彼らの関係に名前はついていないので、また些細な事で喧嘩してしまい、このカップルは別れと復縁を繰り返すのかもしれないなと思った。まあお互い愛し合っていると今回ではっきり理解したはずなので、喧嘩しつつもラブラブかカップルになるのだろう。
直人の「家族になりたい」という願望は、太一の親が離婚したことで、太一にとって唯一無二の決して離れない家族を与えたいし受け入れられたいのかな、と思ったが、「家族」の行をもっと深く描いて欲しかったな。

洋画風味。とにかく設定に萌え。

舞台はアメリカ。洋画のような雰囲気のある作品。
表紙の美形の青年達にドキドキしながら読むことしばし。めちゃくちゃ萌えました。BLに萌えたというか、BL抜きで面白い。
犯人は割と最初の時点で察しがついてしまったが、無法者たちが集まる刑務所での日々はかなりドキドキさせられるものがある。
お気に入りキャラはネト。予想外のイケメン。精悍な顔立ちで、野性味を感じさせつつも感じのいい人です。最高です。

エロもしっかりあるが割とあっさり読める。が、受けがレイプされるシーンがあるのでそこは注意。まあ文量も描写も、やってることはヒドイがかなり薄く終わっているので、そこまで気構えなくてもいいと思う。

続きを読むこと前提のような終わり方なので、そちらもまた買ってみたいと思った。今度は違う立場で再開するのだろうが、刑務所という舞台を離れて、2人がまたどんな活躍をしてくれるのか非常に楽しみです。