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saezurutori wa habatakanai
鸣鸟不飞 3
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
個人的な都合でもうBLは電子書籍でしか買わないと決めていたのに…
配信される7月まで我慢するつもりだったのに……
買っちまったじゃないかよっバカヤロウッッ!!!
発売から1週間と我慢できませんでしたとも!!!
それというのもみんなのレビューのせいなんですからねっプンプンッ!!
本当にみなさんのおっしゃるとおりで、もうこの作品は只のBL漫画ではなく完全なる任侠漫画なのです!!
801ヤオイではなく893ヤクザ!!!
と、いう冗談はさておき(笑)
じゃあBL漫画として読んでいた人はがっかりなのかというとそうではなく、むしろハードボイルドに急加速した3巻から一気に面白さが増すという神展開!!!
ドMの淫乱ヤクザの真骨頂である主人公の矢代。
1巻2巻でももちろん好きは好きだったのですが、その設定がどこかBLキャラクターとして作られた感が否めなかったのです。
それがここにきて、様々な人間の思惑が入り混じり、矢代が生きるしかなかった極道の世界がしっかりと描かれていることで、より一層キャラクターとしての厚みが増したように思います。
矢代が目障りな平田も、矢代本人さえも自分のことをボロ雑巾だと言っている。それなのに。
「雑巾じゃねぇって言ってんだろ」
矢代を敵対視しているはずの竜崎が放つこの台詞が素晴らしい!竜崎の魅力と矢代の魅力、そしてこの漫画の面白さが全て要約されている本当に切ない名シーンなのです!
男が男に惚れる極道独特の仁義の世界で放つ矢代の狂った魅力にグイグイと引き込まれていく。
その矢代に一番狂わされているのは、百目鬼よりも竜崎ではないかと…。
恋なのか情なのか。
もちろん矢代と百目鬼の今後も気になるのですが、竜崎の辿る運命がこの作品の今後を大きく占うようで目が離せません!!
とにかく皆様のレビューに後押しされたおかげで早々に購入し穴があくほど楽しんで読み返しているというのに、まだ読んだことのない人はこの作品を一気読みできるという面白さを今後味わえるのかと思うと羨ましい気もして、非常に複雑な想いを抱えてレビューを書いております(笑)
BLが読みたいのにBLだけの話は面白くない!
そんなジレンマを抱える私達の教本になる神作品です!!
(ちなみに後半の百目鬼が矢代にフェラするシーンはそんじょそこらのHシーンよりハンパなくエロいです!!!)
先日、連載の進行状況について先生がnoteで読者からの質問に答えていらっしゃいました。私はそれを見て少しだけ途方にくれる思いでしたが、まだまだこの物語が続いていくのだということに、とても歓喜しました。
あと数年は、新刊発売情報→既刊を読み返しながら発売日を待つ→発売日に即購入→徹夜で3回読む、という儀式を、興奮と共に執行することができる。
こうした喜びは、BLに関して言えば、私は初めての経験です。徹夜で3回読むなんてことも、すべての文芸作品を通じても、学生時代以来無かった気がします。
3巻の内容は、矢代襲撃の関係者たちの”実はあの時○○はこうしていた”的な回想シーン(でも非常に重要な回想)が多めの、本筋の時間軸で言えば正味2~3日の間の物語です。
描き下ろしで久我も言っていますが、矢代の惚れ方はますます分かりやすくなっているように感じました。2巻までは比較的冷静だった矢代のモノローグも、百目鬼に対して自分の感情がコントロールできない戸惑いに苦悩し始めます。百目鬼の言動を好意的に受け取れず不安材料にしてしまいがちなところなど、非常に少女マンガ的に乙女な矢代です。
対して百目鬼は、行動こそ大胆になりますが、「頭の手足になり 頭の望むことをするだけです そうすると決めています」という宣言の元、感情は完全に一線を引いたかのように見えます(あくまでも矢代の前でだけですが)。2巻では何度も勃ってしまいそうになっていたのに、3巻ではフェラをした後でさえ表情を変えようともしません(あくまでも矢代の前でだけですが)。ただただ忠実な舎弟を貫き通します(あくまでも矢代のm(ry)。ですから、少女マンガ的乙女な矢代が、百目鬼の気持ちに気付くはずもないわけです。
そんな二人を、私はじれったいとは一切思いません。
このままできるだけじっくりと、二人を描いていってほしい。
もしも、たとえ最悪な事態がこの先二人におとずれようとも、私は矢代を慕う百目鬼よろしく先生のお考えになる物語についていく、ただそれのみです。
余談ですが、初見の時に思わず涙してしまった1シーンがありました。
まさかの、百目鬼が矢代にフェラをする1回目のシーンです。
咥えられた瞬間の矢代の表情なのか、百目鬼の背中を「トン」と叩いた後に「ドン」と叩いたところなのか、理由は定かではありません。
でも、とにかく泣けました。
そして、その現場を杉本に目撃されてしまった時の、矢代の取り繕いきれてない表情が非常に色っぽく、マイベストオブ綺麗な矢代でした。
でももちろん、矢代は全編を通して「概ね綺麗」です。
硬質な描線、抑制の効いた展開、キャラクターの個性が絶妙!
暴力、混沌、欺瞞が蠢くヤクザの世界に身をおく彼らは生きることと死ぬことの距離がない。
その中でも矢代という男は諦念もなく抗うでもなく、かといって受け入れることもなく、そこに在るものを静観する男。
そんな本人の思惑関係なしに『矢代という男』に気がつくと誰もが群がり、挙げ句、誰かの不興を買った矢代は前巻で狙撃され、今巻ではその狙撃に対し不明瞭だった計略の輪郭がハッキリと姿を見せます。
登場人物がみんなしんどい(笑)
平田が台詞のないコマの中で三角と矢代の会話を聴く横顔の表情にゾッとします。
認めてほしい三角はいつも矢代の方を見ている。
その暗い嫉妬を原始的なパワー『暴力』に結ぶところはいかにもヤクザですが、平田の表情に浮かぶ、思いの外、静かな怒りに背筋を震わせてしまいます。
そして竜崎も切羽つまった夜に矢代と出逢った頃を夢に見ます。
恋ではないのかもしれないけれど彼も夢に見るほどには矢代に何かしらの思いはあるんです。
それでも死にたくはない。
まっとうな歪みが緻密に描かれています。
そしてやっっと!
やっとエロきました!!
矢代の性癖上、仕方がないのですが、これまでのセックス場面では痛々しさのみが残り、どこか喪失感が漂っていたんですが今巻はちょっと違いましたね~!!
部下の七原の危険を察知し病院を抜けた矢代がふいに欲情して、それを武骨に慰める百目鬼。
執着の意思をあらわにすれば傍に居られなくなると考えていた百目鬼が前巻で矢代に対する気持ちを認めたことで覚悟を決めたんでしょうね。
そんな百目鬼に照れてるのかアレコレ文句をつける矢代が印象的でした。
矢代も部下には手を出さないと決めているからか困ったような、そんな自分に戸惑うような顔にすべてをもっていかれそうになりました。
あんな顔はずるい。
部下の七原を救うために得た情報の見返りにゲスな刑事に抱かれた矢代を浄めるように口淫する時のアングル!!
エロい!!
ゲスな刑事を締め上げる時もでしたが、絵に打ちのめされるマンガならではの快楽を久々に味わいました。
ヨネダコウさんの画面構成の巧さを堪能できます。
本筋の息苦しさとハラハラ感と互いの懐に分け入るような矢代と百目鬼の関係性に身を委ねて楽しむことができました!!
巻末収録の影山と久我の話がまた楽しかったです。
影山の鈍さが矢代と友だちづきあいできるポイントなんでしょうが…久我は大変ですね。
口絵の小学生百目鬼も可愛かったですが、私は三角秘書の天羽さんが大好きです!
こんだけレビューされてると、こよなく愛する893物と言えど、私のコメントなど必要ないだろう神作品なのですが・・
もうレビュー祭りみたいになってるので、やっぱ感想書かせてもらいます!
今回は竜崎に身悶えました(笑)
もう〜〜っやっぱりお前〜〜ッ惚れてんじゃないかよ〜〜っwwwみたいな!
嬉しくってニヤけまくりでしたねっ
ぶっちゃけ、噛ませ犬なんですけど、でも彼が矢代に向けてる気持ちを知ると、こっちとしては嬉しくてしょうがない。
そんなこんなの、矢代の三角さんとの電話での「あんたは何も知らない方がいい」の辺りが、ドMど変態の矢代がめっちゃ男前でカッコ良い!!
私の解釈としては、『竜崎の事はオレがなんとかするから、手は出さないで下さい(ついでに平田も捩じ伏せます)』的な意志表示だったんじゃないかと思ってます。
2巻での色々な答え合わせをしてくれた3巻。
内容も絵も読み応えあり過ぎて、何度も百目鬼の尺絵ページ ガン見です。
尺りスーツ ネ申。
あと、だいたい股間からこんにちはがレギュラーですが、横座りから股間にINのこの尺り方、斬新でした。
すんごい屈強な漢ぶりフェラ。
また百目鬼の、矢代の足を抑えてる手が・・!グイッてやる手が!!
漫画なのに、こっちが息殺して見入ってしまいましたよっ(顔ニヤケてましたけどねっ)
いや〜・・もう一個ずつ上げてったらキリないくらい最高です。
表紙からSSまでいい緊張感に包まれ、最後までハイテンションで楽しませて頂きました!
毎度ボリューム満点、こんな どツボな893作品に出会えて、マジで幸せです・・(涙
不景気だけど!この先これが読めるなら、仕事がんばるワッ
もう何もいうことのない神作品。ヨネダさんて凄い作家さんだなあとしみじみ。
もう表紙からして素敵。ヨネダさん作品はどれも表紙がとても素敵ですけれど。
矢代を捕まえる百目鬼に、足で蹴ってるけど本気で拒否しているわけではないであろう矢代さん。何とも意味深な絵柄に真っ黒な背景。素敵だなあとしみじみ眺めてしまった。
さて内容はすでに書いてくださっているので感想を。
もうね、BLの枠を超えてると思います。
矢代さんを撃ったのは誰なのか。何のために?
道心会の複雑に絡み合った利益関係、そして人間関係。どうなるのかとページを捲る手が止められませんでした。
百目鬼の過去に絡んだ悲しい話も、ただ痛いだけではなくストーリーに深みを与えています。ただの過去話、ではなくて今の百目鬼を形成した過去であり、そして今後の矢代さんと百目鬼の関係にも深く関わってきそうな予感がして。
そして相変わらず矢代さんは綺麗だった。
「公衆便所」と呼ばれてなお、自分を貶めることなく、回転の速い頭でピンチを切りぬけていく。部下たちに愛され慕われるのも納得です。まあ、それゆえに彼を疎ましく思う輩が出てきてしまうのでしょうけれど。
百目鬼と矢代さんの関係も、気持ちの上ではだいぶ進んだんじゃないでしょうか。矢代さんは自分の気持ちに気づいたんでしょうかね…?自分の事は疎い彼なので。そんなニブチンの彼も可愛いのですが。
七原の彼女の部屋から矢代さんが車に向かって発砲するシーンで、発砲するときに百目鬼がさり気なく矢代さんを支えるシーンにはキュンキュンしました。あなたたち、既に意思疎通完璧じゃん、って思っちゃって。
三角さんは相変わらず渋いし、描き下ろしの影山と久我の話には爆笑したし、とにかく文句なく神評価です。早く続きが読みたいです。
描かれる時間と場所が前後し、
交錯するそれぞれの強い想いが心に響いて、
どんどん引き込まれ、食い入るようにして読んだ3巻でした。
でも実は、夢中になって読みながらも、
わたしはすごく不安で胸がドキドキしていました。
というのも、
2巻で百目鬼の矢代への想いがだいぶハッキリして、
それがさらに募るのだろうと予想されたこの巻。
そして矢代もまた百目鬼への想いが、次第に明確になっていく…
でも、ふたりのベクトルが互いへ向かうほど、
わたしの心は不安で波立ちました。
だって、
淫乱ドMの矢代があっさり百目鬼だけのものになるとは、
到底思えないから…
(それじゃ、矢代じゃないし…)
ってことは、
百目鬼は矢代がまた他の男に抱かれるのを、
苦しい胸の内を押し殺してただじっと我慢するのか…
そう思うと、
一緒に辛くなりすぎてしまわないか、心配だったのです…
で、やっぱり後半、そういうシーンがあって、
かなりいけ好かない男に乱暴に組み伏せられる矢代。
百目鬼の目の前で、
男の暴言を止めされるために矢代からキスも。
百目鬼の無表情の下にある、
湧き上がる苦々しい心中を思うと、やっぱり辛かった…
でも、
シーンの切り替わりの早さや、
時間を少し前後させて真相を明らかにする描き方、
それに、矢代を犯った男を百目鬼が事後にボコボコにする痛快さ、
そしてなにより、その後に、
矢代が百目鬼を求め、普通にフェラされているだけなのに、
身体を震わせて感じる姿に、辛い気持ちなんて吹っ飛んで、
矢代が困惑しながらも百目鬼への欲情を隠せなくなっている様が、
愛おしくてたまりませんでした。
そして、一度区切ってからの、影山と久我のシーン。
まるで、映画のエンドロールの後のよう。
昂ぶった気持ちがいつの間にか落ち着き、穏やかで温かな余韻が残ります…
ヤクザ物としても、とても読ませる!と思ったけれど、
ちゃんとBL本としても配慮がされていると感じて、
その心配りと繊細さが素晴らしくも流石…と思った1冊でした。
いやぁ...
凄かったです
矢代、百目鬼のエロス爆発でした
勿論、ヨネダさんですから、唯エロいだけでは無く
その前後の繋がり、二人の心境の変化を詳細に描いてます
まず、話は七原が単独で竜崎を殺ろうとする所から始まります
これは、平田に騙されて..ですが。
それを知った矢代は七原を止めようとし病院を抜け出します
七原と連絡はついたものの、肝心な事を伝えられないまま七原が携帯の電源を切ってしまいます
七原は、自分が竜崎の組員と揉めた事で矢代を狙われたと平田に吹き込まれ責任を負うつもりなのです
違うのに..
怪我が快復して無いのに動き回った矢代は熱を出しとうとう影山病院に運ばれます
矢代共々百目鬼も影山に散々怒られ、とりあえずベッドで安静にしてます
そして、暑くなった矢代は百目鬼に服の釦を外すように命じ、その仕草や触れる指先でエロスイッチが入ります
『スイッチ入った.. 前きつくなんだろ 』と百目鬼にベルトを外させます
オナニーを始める矢代ですが、左手なので思う様に動かせず、傷も少し傷みます
そんな矢代を見て『俺がやります 嫌なら言ってください』と矢代の棹を徐に扱きだす百目鬼
吃驚しながらも、その快感に声が漏れる矢代
でも、強がりからか照れからか『そんなんじゃいけねぇ 自分でやる』と言う矢代
そこで百目鬼かとうとう咥えました!!!
衝撃です きっと矢代が一番びびってます
もがく矢代を物ともせず咥え続ける百目鬼
そこで、突然帰ってきた杉本乱入
杉本もその現場を見て呆然..
続いて入ってこようとした影山、久我を何とか止める杉本
ふぅ いけませんでした..
でも、動揺を押しとどめてる二人にキュンキュンしました
こうして、矢代の自慰を手伝う様になった百目鬼
指も詰めて、矢代の手足になり、守り、矢代の為ならなんだってすると誓った百目鬼 その真っ直ぐ過ぎる愛に泣けました
そんな、百目鬼の変化に矢代も呼応するかの様に歪みが生じます
今迄なら百目鬼の前でも平気だった自慰をすることに抵抗が生まれ、百目鬼によってもたらされた快感に体が異常に反応し自慰が止まらなくなります
『なんだよ これっ..』って。
百目鬼も『大事にしたいのに 汚したい』と初めて矢代への想いに矛盾が生まれます
百目鬼はただ憧れだけでは無く一人の人間として対等な目線で矢代を愛し始めたのかも知れない..
矢代は初めて心の通った相手との行為がもたらす快楽を味わったのでは..と思いました
二人の関係が変化すると共に、腐れ外道平田が矢代の命を狙っている的はどんどん絞られ佳境に入っていきます
そして竜崎も又、矢代への情なのか恋なのかわからない狭間でもがき、平田に追い詰められていきます
竜崎と矢代の若かりしセフレ時代の回想シーンにも泣けました
竜崎はあの頃矢代にセフレ以外の何かを思っていたのでは?
そして、平田に組を任すと煽られた時に矢代を自分の手元に置けると思った気持ちに恋情は含まれてないのかと
竜崎も又辛い境遇です
抗争の行方と矢代、百目鬼の関係がどう変化し着地するかは全く読めませんが、ヨネダさんの事なので皆を大満足するラストを用意してくれるに違いないと次作も楽しみにしてます
矢代の健気な百目鬼への想い、百目鬼の真っ直ぐで特濃な愛がたまらなく沁みました
そして、官能過ぎました
ヨネダさんはやはり類稀な才能の持ち主であると思いました
最高でした
1.2巻読み返してから3巻読ませていただきました…
ほんとに、BL漫画なのか?と思えるほどの内容の濃さ!面白さ!作り込まれた世界観!!!
本当にいい作品と出会えたことを嬉しく思うのみです、
3巻での矢代はかわいいですよね…
今まではかわいいという気持ちよりも百目鬼のように綺麗だと思ってたんですけど、なんか凄いかわいかったですよね?
自分の気持ちに気付いてないけど、無意識に嫉妬しちゃうし側にいたいしいちいち相手の反応気にしちゃうし…
乙女か!!!!!!かわいすぎか!!!!!
百目鬼とのエロシーン(?)も今までよりも濃くて、何てったって百目鬼がフェラしちゃうし…しかも抑えつけちゃってるし…頭の犬のくせに…!!
その後の矢代オナニーも美味しかったです…
ただただ矢代が可愛いだけでなく、頭らしくカッコいい場面ももちろん沢山ありました。
マンションから黒塗りの車に向かって発砲するところ、好きです。躊躇無しなところが。
大怪我してるのに余裕綽々そうにしているところとか。
かっこいいです。綺麗です。
3巻の1番好きなシーンは、百目鬼が刑事や敵対グループ(竜崎サイドの人間)をぶん殴ってるところでした。
もう百目鬼もヤクザなんだな…と感慨深いのと、鉄仮面で瞳孔開いているところがすんごく…興奮します、
頭命で鈍感でちょっと天然入ってる百目鬼もかわいいです。
ヨネダコウ先生は素晴らしい作家さんなのだと改めて思わされた本でした。この人を本を読むたびに素敵な映画を見せられたような気持ちになります。どうして竜崎が矢代の髪の毛を見ているだけで彼の気持ちが分かってしまうんだろう…凄すぎです。
4巻、いつでるのか分かりませんが、ずっと待っています!
ありがとうございました!
待ちに待った3巻。
皆さんのレビューを斜め読みしながらとても心待ちにしてました。
1~3巻を通して読んで、
改めてヨネダコウさんの作品は本当に素晴らしいと思いました。
数々の伏線、よく練られたストーリー、
少しずつ変わっていく矢代と百目鬼の関係が繊細に描かれています。
神以外の評価なんてあり得ません。
まず表紙についてですが、
ちるちるのBLニュースでこの表紙絵を見た時、
矢代、扇情的すぎるって思いました。
服着てるのに何であんなに妖艶でエロさを感じてしまうんだろう。
表紙絵は今現在の私のパソコンのデスクトップ画面になってるし、
コミコミで買ったからファイルも持ってます!!
今回は主に矢代を銃で打ったのは一体誰なのか?そして黒幕は?
という内容が話の軸になっているのですが、
やはり私は主に矢代と百目鬼の関係についてレビューしたいと思います。
初っ端から矢代の切なげな表情・・・綺麗。
七原を探すため、矢代は百目鬼に着替えさせられるのですが、
その最中百目鬼の詰めた小指に触ります。
矢代も銃で撃たれてるので、
ある意味痛みを分かち合ってるシーンに見えました。
運命共同体のような・・・
まだ矢代は本調子ではなく、
よろけて百目鬼に支えられるのですが、
ったくヤリたくなっただろーが
と思います。
やっぱり百目鬼が好みなんですね。
矢代が熱を出して弱ってるからか、
百目鬼のネクタイを引っ張って行かないで欲しそうにします。
不覚にも矢代の本音が見えて可愛いと思いました。
矢代は弱ってるせいか百目鬼に触れるだけで
スイッチが入ったらしく左手でしごきます。
でもあの百目鬼が見ていられなくなり
俺がやります
と答えて矢代のをしごきます。
あの百目鬼が・・・驚きました。
矢代は百目鬼はそういうのは嫌だと思ってる、
頭だからやってると思ってるから背中を殴ってもう良いと言います。
でももう百目鬼は過去のトラウマを乗り越えられるほど
矢代を好いているんだと思いました。
だからやれるしフェラも出来る。
ついに百目鬼は自分の気持ちを認め、それを表現するようになりました。
矢代に見捨てられるかもしれないことよりも
過去のトラウマよりも何よりも
矢代を愛したいと私には伝わりました。
矢代は百目鬼がフェラしている姿に驚きます。
きっと予想外で衝撃的だったんでしょうね。
百目鬼は過去のトラウマで辛そうですが・・・
矢代の
びびってねえし
という言葉は、
百目鬼の予想外の行動、好意を持たれることへの複雑さでしょうか。
矢代は情報をくれたデカとセックスしに行くのですが、
百目鬼はもう気が気じゃなく、見たくないと言い放ちます。
矢代もお得意の自虐発言をするけど、
こんなことを言いたいわけじゃないのではないかと本当は思っています。
百目鬼への想いが少しずつ変わってきて、
嘘をつくのに違和感を感じてきたんだなと思いました。
矢代が素直になる日はもしかしたら近いのかも知れません。
デカが実は百目鬼のことを知っててかなり罵るのですが、
矢代がデカの口を塞ぐ・・・
私には百目鬼を守ったように見えました。
矢代は結局デカとセックスするのですが、
怪我してるし何かもう気持ちよさそうではなく痛々しくて。。。
靴紐で縛られて出せなかったからか、
一人でしようとしますが、百目鬼に見られたくない・・・
百目鬼は矢代の犯されてるところを見たくない、
お互い意識してる証拠ではないでしょうか。
結局百目鬼が矢代のをしごくのですが、とっても気持ちよさそうです。
やはり好きな人だから気持ち良いのでしょうね。
よく見たら二人で矢代の握ってるじゃないですか!!
そんな些細なところも萌です。
矢代がつい本能で舐めてと言いますが
(流石最強ビッチ受け、破壊力ありすぎる)
違うと百目鬼を止めさせようとします。
百目鬼は本当は嫌なはずだと勘違いしてるから。
でも百目鬼はもう違う。
少し過去に戻って、
百目鬼が矢代が寝ている部屋に入ることを杉本にお願いしています。
あの百目鬼がついに矢代への想いを自分自身で認め、
はっきりと他人にまで告げて、動き出したと思いました。
しかも「ー自分では どうにもできません」と矢代への想いを曝露する。
デカに「お前の親父はイタズラ目的で子供を引き取った偽善者」と
衝撃的な事実を聞かされ、おまけに矢代の悪口まで聞かされ、
殴るシーン・・・男らしいと思いました。
百目鬼もまた矢代を守ったんだと思いました。
シーンは戻って、百目鬼は矢代に抵抗されてもフェラを続けて、
本能が出てもっと吸ってと願う・・・
たまんねーなと思いました(オヤジくさくてすみません。。。)
そしてついに矢代がイッちゃう訳ですが、百目鬼が
…まだ抑まってません 続けますか
とかサービス良すぎだろ、おい!!って突っ込みたくなった(苦笑)
もうそれほど矢代が大好きなんだね、百目鬼!!
しかも矢代のザーメン飲んじゃってもーっ!!
矢代が百目鬼に女に飲ませたことがあるか聞いて、
ありませんの返答に矢代が微妙に笑ってるから
俺がいつか飲んでやると企んでるんじゃないかと思っちゃってます。
てか是非そうしてあげて下さい!!
百目鬼の矢代に対する想い
大事にしたい 傷つけたくない なのに 汚したい
百目鬼にとって矢代は本当に特別なんだと伝わって来たシーンでした。
そして矢代もきっと心の奥底では百目鬼に汚されたいと思っているはず。
矢代も百目鬼のフェラを思い出してオナニーをします。
影山でオナニーしてた頃と同じですね。
でもきっともっと気持ち良いでしょうね。
だってきっと好きな人だし、さっき実際にやられてたんだから。
矢代も百目鬼の想いを認められる日が来るのでしょうか。
今回とってもダークな展開の中、
BL漫画らしい展開も見えてかなり萌えました。
特にあの百目鬼がついに矢代への想いを表現して来たのが印象的でしたし、
矢代と百目鬼のエロシーンが沢山あって私も幸せになりました。
これからもっと二人には幸せになって欲しいです!!
今から4巻が待ち遠しいです。
この作品は余りにも神すぎて、1,2巻のレビューは書けていないんですが、3巻についてはもう書かずにはいられませんでした。
矢代!!
なんだこの表情は!!
今まで誰とやっててもそんな顔したことねーだろ!!
百目鬼も百目鬼だよ!!
矢代が離してって言ってんのに更に抑えつけてんじゃねーよ!!!
失礼しました。。
明らかに2人の関係に変化が起きてますよね。
ほんとうに少しずつですが。
矢代の抵抗してる姿なんて見たことなかったですしね。
快楽に貪欲で、それを与えてくれるなら誰でもいい。
でも百目鬼から与えられる快楽は、今までのそれとは何かが違っていて、その意味がわからず戸惑い抵抗しちゃったんでしょう。
百目鬼も確実に自分の想いを抑えられなくなってきてますね。
百目鬼が矢代のを咥えるとか!!
もう矢代に煽られたとか、そんなの関係ない。
明らかに百目鬼の欲望です。
今後、この2人の変化がどんな方向に向かっていくのか。
一筋縄ではいかないでしょうが、どうか良い方向に向かってほしい。
それにしても、後半の2人の絡みはエロかった。。
興奮がなかなか治まらなかったです(笑)
しかし、本編がシリアスだった分、書き下ろしで和みましたー☆
なんだかんだで影山x久我はラブラブねv