酷くしないで 小鳥遊彰編

hidokushinaide

请别太过分

酷くしないで 小鳥遊彰編
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神99
  • 萌×253
  • 萌17
  • 中立4
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
21
得点
762
評価数
183
平均
4.2 / 5
神率
54.1%
著者
ねこ田米蔵 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
酷くしないで
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784799724668

あらすじ

品行方正な大学生・彰には誰にも言えない秘密がある。
高校生の頃、教師と本気の恋をして破れたこと。
そして失恋の痛みが蘇る度、医学部でも有名な遊び人・縞川に抱かれにいくこと。
割り切って付き合える縞川とは体だけの大人の関係だった……が、彰に固執する弟・十太の行動が彼との心地よい関係を掻き乱して――。

大人気シリーズ、スピンオフで登場!

表題作酷くしないで 小鳥遊彰編

縞川直也,大学の先輩,医学部
小鳥遊彰,大学生,本編攻の真矢秀幸の従兄

その他の収録作品

  • 縞川 [ report:no… ](描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数21

勘違いのリカバリーが早くてイイネ

先に本編の方をまとめて読んだので、彰さんってこんなにドライだったっけ?!となりました(笑)
直也さんが彰さんのことを深く愛していて、直也さんもそんな感じだったんだ!!とも。(笑)


先生の気持ちも分かるけど、そりゃあ心が壊れるわ…と思いました。あのキスの背景等も分かり、【酷くしないで】本編のサイドストーリーとしてとても良かったです。

【酷くしないで】はHがエッチで最高で、【酷くしないで 小鳥遊彰編】も、変わらず最高でした。お上品なセッ○スも良かったですし、お上品じゃないセ○クスも最高でした。
思わず防いだ指の間から入れるのが、すっごくエロかったです。

後書きまで最高で、なるほど。熊ね。となりました。

1

最高だな!

なぜこうやって兄の彼女や彼氏を寝取ったりする性癖の弟っているんだろうか。

彰がそこまで思い詰めて弟から離れたくて反対されても関西の大学へ行こうとまでして。罪な弟だ。

彰がお姫様のようですね。大好きな人を忘れられず傷つき続けて囚われて。
助けを求めたのは正反対の露悪的な縞川で。

一途な彰は先生で頭がいっぱいになっちゃって。

きっと先生も縞川も弟には大丈夫だったと思うよ〜。

縞川が彰のことをセフレとして相手しながらもずっと手に入れる機会をうかがってて。
こういう策士で懐が深くて腹黒甘やかし執着攻め好きなんです!

傷ついたお姫様な彰を癒して抱きしめて愛してくれて。
最高だな!

しかし本編の彰は冷酷で容赦ない感じなのに別人ですね。

1

食い気vs色気対決!!

 私は真矢×眠傘編よりもこちらの作品の方が好きです。

 見るからに遊んでそうに見えるイケメン医学生の縞川と、真矢編では眠傘のことをあまり快く思ってなさそうな不穏な雰囲気のあった彰ですが、意外や意外。二人とも、一途を通り越して執着に傾いてしまう程の、ちょっと粘着質な(笑)人間でした。そして実の兄にキスまでしてしまうブラコン弟の十太ww。
 とにかく彰が、そりゃ引く手あまたの縞川さんも執着するわなってくらい色っぽくて、縞川さんが大人の雄臭い。でもちょっとしたことで二人とも焦ってしまうところは、年相応で可愛いかったです。とばっちりのネムネムはちょい可哀想でしたが。

 そして気持ちを確認し合ってからのエチシーン…、縞川先生(まだ学生だけど)の本気を見せて頂きました!ごっつあんです。

4

主人公2人とも印象が違いました

『酷くしないで』シリーズは1巻からずっと読んでますが、そこで結構登場している彰と4巻で初登場だった直也が主人公です。
この2人、私の中では第一印象が余り良くないんですよね。
だって1巻では彰は一見優等生に見えながらネムネムをクラブに誘って友人のお姉さんに食わせようとしていて、外見とは裏腹に結構ワル?という印象だったし、直也も4巻では裏で何を考えているのか分からないクセ者という印象でした。
自分では余り好きなタイプの2人ではなかったので、読む前は「まぁ、『酷くしないで』のスピンオフだから読んどくか~」と思っていたのですが、直也が意外に普通で一途だったのはイメージアップでした。
彰は高校時代に教師と何かあったということは以前から分かっていたのですが、それを引きずっていたという設定は意外だったかな。
私の中ではそれでもまだ性格と行動が一致しない印象があるのですが、2人ともこれからまた変わっていって幸せになればいいなと思います。
それにしても…登場からずっと十太だけは好きになれないキャラですね…。なんつーワガママ自己中キャラなんだと思ってしまいます(汗)。
彰が十太に甘いのが理解できません…。

3

幸せになってほしい

『酷くしないで』よりもこちら派です。
大人っぽいところとか、高校生をからかうようなところしかイメージになかったので、この巻での普段の彰が滅茶苦茶色っぽくて好き。本編最初の頃は真矢を可愛がっていて、眠傘くんを邪魔物扱いしてる感じだったから、勝手に雄っぽい攻め様体質かと思ってました。あ、真矢を組敷きたいと言う意味ではなくてね。
それなのに、高校生の時の彰とか直也の前での彰とか物凄く美人さんで受けっぽい雰囲気。あの沖野くんでさえメロメロになってがっつきたくなるような怪しい雰囲気がたまりません。
先生との恋はすれ違いというか、切ない話になったけど、そういう辛い経験も踏まえての直也との出会いだったと思えば、救われます。先生が心が残らないように綺麗に全部話してくれたのも良かった。直也が一見チャラそうで、見た目もタイプではなかったのですが最終的にはいい働きしてくれました。
弟は本編でも邪魔ばっかりしてましたけど、彰のことでもまたこれか!ってキャラでしたけど、その分可愛い沖野くんがちらちら登場してくれたので癒されました。沖野くん、早く真矢ちんみたいな彼氏出来るといいね。

3

いや~!よかったっ!!

本編の「酷くしないで」の受けである眠傘くんが個人的に好きではなかったので、2巻で諦めたのですが友達に面白いと勧められ本編を読まなくても普通に読めるからということで購入しました。
いや~!友達の言ったとおり、本当に面白かったです!個人的にはスピンオフの方が合っているのかもしれません。

縞川直也×小鳥遊彰の大学生ものです。
「酷くしないで」の攻めだった真矢のイトコの話しとなります。
正直、あまりセフレ関係から始まる話は好きではないのですが、この話は本当に面白かったですね!

真田も十太も酷いなぁ~と思いましたね。真田とは和解はしましたが、個人的には十太が何がしたいのかがよくわかりませんでした。
今まで当て馬は基本、救済してほしいと思っているのですが、十太に関しては真矢と眠傘も引っ掻き回してた気がしますし(ですよね?)なんかホントによくわかんなかったです。
ていうか、普通にブラコンが酷いというかストーカーみたいでした・・・。

で、濡れ場ですよ!!彰がまぁ~エロい!エロい!
最初の方なんて、セフレだったのにガッつかないで、ちゃんと彰の要望に答えるなんてすごすぎますよ!
しかもそのあとも、ちゃんとレクチャーしてから致していましたし・・・。大人だわ~って思いましたね!

6

偉大すぎる攻め様

過去の恋愛の傷が深く、次への一歩が踏み出せない彰。
そんな彰に想いを寄せるセフレの直也。
この直也がもう本当に大人で。
彰が大好きなのに本気で追ったら逃げるのが分かっているので、セフレのようなドライな関係を素直に受け入れているんです。
Hも優しく 彰の嫌がることは一切しなかった。
そんなセフレ関係が続いていたとき、彰の弟が、自分のトラウマとなった人と関係を持ってしまった。
弟に強いコンプレックスを持っていた彰の傷つきようは半端なく…
直也は甘やかせず彰に考えさせ
でも 裏では先回りして過去の人との話し合いのお膳立てをしてやる。
医学部といいつつ、心理士じゃないの?ってくらい気持ちを汲んで誘導してます(笑)
そこで初めて彰は過去と立ち向かい、心をさらけ出します。
そうか、なるほど。だから彰ではなく弟なのか。納得。そりゃ仕方ないわ。と、無理のない理由で読者も納得させてくれます。
さぁ、つぎは直也と向き合う番。
直也が大人すぎて、彰の話をしている時に思っていることが凄すぎます。もう、メロメロにしちゃっておくれ~。
うまく甘えることができず、感情が表に出せないのが愛おしいと思えるなんて、もう彰には直也しかいないよ!!
溺れた彰が本当に可愛い一冊でした~。

2

本編よりこっちが好き!

切ないね。
ネタバレ注意報
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しかし、彰さん(受け)はトラウマ儚げ受けでしたね。高校生時代の先生が好きだったんですが十太にその先生取られちゃうし・・・。
踏んだり蹴ったりな中、縞川直哉さん(攻め)とそういう関係だったんですね。
本編では語られなかった事実。

しかし、私の中ではドラマCD次回作では羽多野渉くんが受けになるとか想像できない。イメージも攻め。

でも私は嫌いじゃないです。久しぶりにやられちゃえ!渉くん!川原さんあたりに。

2

本編より好きになってしまいました。

「酷くしないで」のスピンオフです。
でも、本編を知らなくても楽しめると思います。

縞川(彰スキー)×彰(セフレから恋人へ)

「酷くしないで」本編初期の方が大好きだったのですが、最近中だるみかな~と、思っていた時にこのスピンオフ「小鳥遊彰編」が投下された結果、本編よりこちらの方が好きになってしまいました。

内容は、付き合っていた真田先生に別れを告げられ、それが恋愛トラウマになってしまった彰は、それを癒すかのように縞川をセフレに選びます。でも、縞川の方は彰にゾッコン(でも、あまり表現はしない)です。

一方で彰の弟である十太は極度のブラコンで、彰の欲しいものを自分のものにしてしまいます。十太は、彰が好きなまま別れてしまった真田先生と付き合い、体の関係を持っていました。それを知った彰は、自分は過去、真田先生に抱いてくれと求めても答えてもらえなかったのでショックを受けます。

縞川は完全に彰を自分のものにしたかったので、彰と真田先生との仲を精神的にもスッキリと清算させたいと計画し、彰と真田先生ふたりが話し合うところまで辿り着きます。

なんでも、当時、真田先生は彰の事が好きすぎて怖かったとか。が、なんと!付き合っていた時は彰が抱いてくれと言っても抱いてくれなかったのですが、この会話で真田先生は十太に抱かれたという発言があり、実は受同士で付き合っていた事が判明!先生はまだ彰の事が好きそうだし、これはもしかして、受同士じゃなかったらまた付き合ってしまい縞川の計画は台無しだったんでしょうか?

先生の本心が分かって彰もやっと次の恋愛に進めるようになり、彰と縞川は付き合うようになります。

もう少しだけキリっとした彰が見たかったような気もしましたが、素に近いところも見れて良かったです!これからも、みんなの前ではシッカリしたところがみたいです。

ところで重要な事が!
私はエロ重視派ではないのですが、この作品のエロは良い!
なんでもHのやり方については縞川はセフレの時は控えめにしていたらしいです。でも付き合うようになったら話は変わってくるよねって、自分がやりたかった事をガッツリやってきます!でも、よくありがちな自分本意ではないところがすごいです!

自分の欲求が相手への奉仕そのもので、SMの道具とかは全く使わないのですが、精神は「Sは相手へ奉仕をする事が大前提」の、SMに近いものがありました!ガッツリで自分本意だけど自分本意ではない!こんなのは初めてです!

7

小鳥遊彰の死んだ目

従弟や弟とも共通する、彰のハイライトのない冷めた目がいい。

医学生縞川×法学生彰 

過去の恋を引きずり、なかなか自分に向き合おうとしない彰を、医学部の羆・縞川が押したり引いたり、ときに余裕を失いながらも手中に収める話。

言うことやることと、腹の中で考えてることにギャップがある縞川のキャラクターがおもしろい。いっぽう彰は、いかにも慣れてるふうなのに割りとピュアなのがかわいらしい。

ねこ田作品は神様の腕の中シリーズ以来ですが、彼女はほんとうに表情を描くのが巧いなぁと改めて思いました。
彰の振れ幅すくないながらも繊細な表情はすばらしい。

3

この作品が収納されている本棚

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