ひだまりが聴こえる

hidamari ga kikoeru

ひだまりが聴こえる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神477
  • 萌×2181
  • 萌83
  • 中立31
  • しゅみじゃない27

--

レビュー数
82
得点
3389
評価数
799
平均
4.3 / 5
神率
59.7%
著者
文乃ゆき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784829685617

あらすじ

―――あいつ、耳聴こえねーの?

難聴せいで何かと誤解を受け
周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、
いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で
思ったことを何でも口にする彼から
「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」
と言われ、航平はその言葉に心底救われて……。

友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。

突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。

2017年には航平役・多和田秀弥、太一役・小野寺晃で実写映画化された。

表題作ひだまりが聴こえる

難聴の大学1年生
杉原の同級生

その他の収録作品

  • 今はまだ道の途中
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:【無題】お弁当の話

レビュー投稿数82

無理でした!

萌えるか以前に、この作品の世界と登場人物が苦手。

太一は思うままに行動して、言いたいことを言い、平気で人を殴る。貧乏でアルバイトしてるのに、クビになったら困るとか葛藤もしない。
航平とマヤは、自分の都合ばかりで、相手に伝えようとしない。知り合いに片耳が難聴の方がいますが、初めに、耳が聞こえにくいので、こういう風にして欲しいと説明してくれましたよ。
主要キャラ以外も単純に性格が悪い、おかしな言動が多くて、そんなことある?の繰り返し。航平視点でなくても向こう側は嫌な世界で、その度に、太一は特別みたいになって違和感。
ノートテイクも太一がすれば下手でも特別、太一が好きだから太一にして欲しい。結局、恋愛感情?そもそも、航平の過去のノートテイカーは変人しかいないけど。
BLにしたのも失敗だと思う。いきなりキスしたのは、航平が嫌った女性たちのセクハラと変わらないのでは?いくら太一が鈍感でも良くないでしょう。

あとがき読んで、書きたかったのはBLじゃなかったと知って。難聴というテーマで、後付けでBLにするって難しいと思います。穿ちすぎかもしれないですが、予期せず高尚BLと評価されて作者さんも荷が重いかも。

色々書きましたが、私には合わなかった!というだけです。自分、ひねくれてるのかな汗

3

心を開くまでの過程が尊い

すごく良かったです!感動しました。

突発性難聴で上手く周りと馴染めない航平と馬鹿みたいに明るく思ったことをなんでも言う性格の太一のお話です。

今までの経験から周りとの壁を感じ、自ら周りと一線引いてる航平が馬鹿正直な太一と出会って徐々に心を開き、すれ違いはあるものの距離が縮まり最終的には少し明るくなるまでの過程がすごく良くて…

あとがきであるように確かにBがLする部分がかなり少ないというかほぼないので、そこは好みかな〜と思うんですが個人的には着実に2人の距離が縮まる感じが最高でした♩

0

心が温まる

あらすじにある通り難聴の男の子と何事に対してもまっすぐな男の子の話。苦労ゆえにあまり周りに心を許していなかった航平が他人のことに全力で向き合って理解をしようとしてくれる太一と出会うことで自分の人生が難聴になってしまったとしてもいいものであると感じることができる。航平はわかりやすく太一のことが好きであるが、太一は超絶鈍感。そんなところも可愛いながらもすれ違いがあり、、。互いの好きを大切にする心温まる素敵なお話でした。

0

No Title

あまりのレビュー数に、これは読まねば!と
遅ればせながら。

おお……
これはまたハートウォーミング系BL。
キ、キッスが1回です、1回きりです。
それがまた尊いのですが。

あとがき見て笑っちゃいましたw
担当さんに「ボーイズをラブさせてもらえないでしょうか……」と言わしめた先生w

耳が聴こえにくい航平と、底抜けに明るい太一は同級生。
航平の持ってくるお弁当と引き替えにノートテイカーになる太一。

じっくり丁寧にふたりの学校生活が描かれていて
あったかい気持ちになる1冊。

エロはありませんよ!!w

0

温かく切なく

こちらのシリーズ、2冊目までで離脱してました、、メイトさんで新刊を見かけ、そういえば電子で買っていたな…と思い、読み返してみることに。

…いや、めちゃいいよ。。深いよ。。

自分が経験したことのない境遇とか、体のことに思いを至らせ、他者を思いやる。
言うのは易し…だけど、実際これって本当に難しいですよね。

聞き返されるのが面倒で「あ、いーやいーや」てなっちゃうのなんて、自分も実は過去にやったことある…と思い当たって恥ずかしくなり、改めて気をつけよう、と思いました。

ノートテイクも、社会人になってからとある講座に通った際にやったことがあるんですが、めちゃくちゃ難しかったな、、というのを数年ぶりに思い出したり。

航平が現在進行形で感じている孤独感や寂しさが身につまされるというか、心をキュッと掴まれ捻られたような痛みを感じて、やるせない気持ちになりました。

そして、一見ガサツでやんちゃな太一が、本当に素直でいいヤツで…!
航平が心を開くのが分かる。。裏表のない、愛すべき存在。

BL的な萌え、ラブイチャがないのはちょっと残念だけれど、その残念さをカバーする深みのあるお話だと思いました。

これからちょっとずつ、じっくり続編も読んでいきたいと思います。

1

手を取って共に進む

近々また新刊が出るのでシリーズ最初から読み返してみようと思い立ち、何年ぶりかに読みました。
人の温かさとその繋がりが心に沁み渡る、本当に素敵なお話だなーとしみじみ。

航平目線での世界は苦しいことばかりで、しかもその苦しみは他の誰もわかってあげられないモノなのが本当に歯がゆかくて。
でも。周りと隔たりができてしまった「始まりの日」から動けないままだった航平の手をグッと引き、彼自身を見つめる真っ直ぐな言葉たちで救っていく太一との出会いで、確実に航平は変わっていくんですよね。

後先考えない性格でトラブルもよく起こすけれど、無自覚に思いやりを振りまく太一の人柄に惹かれていく航平の気持ちの変化は「恋」以外の何ものでもないので、がっつりなBL!ではないもののしっかりとキュンは摂取できる展開となっています。

とてもドラマチックでのめり込んでしまうような世界観で、恋愛要素を求めるだけではないお話の中に学ぶところがたくさんあるなぁと改めて思いました。

1

何回読んでも感動する

BLとしての糖度は低いけど、人間ドラマ要素+ほんのりBLみたいなお話で感動するけど、航平が太一に対して壁がなくなっていきつつ好きになる部分にもキュンキュンできて、すっっっっごい良くて何回も読みたくなる!!

萌えるというより感動しながらBLを感じれる作品!

航平が太一の前で笑えるようになったり、

お弁当を他の場所で食べるのに抵抗感がなくなったり、

太一が好きなハンバーグを実はお母さんじゃなくて航平が作ってたり!!

分かりやすく信頼していく感じが個人的にはめちゃめちゃ刺さりました!

1

趣味じゃなかったです

主人公が周り見ないで殴り掛かるタイプなので私はあまり好きじゃなかったです。
人のこと殴ることが多くて、普通にその程度で他人に殴り掛かる?ってことが多いのが残念でした。
あと難聴の主人公の方は若干ひねくれてるなって思いました。でもそれは難聴なこともあってストーリー的にはしょうがないしそんなに突っかからずに読めます。
あと気になったのは、難聴の女の子はとにかくひねくれていて読んでいて難聴だからとかじゃなく性格に問題あるんじゃないかと思ってしまい、私は終始うーんって感じでした。
あとは、大学生がそんな友達に奢る!?ってなりました。ノリで奢るとかはあってもそんなしょっちゅう一人の人に対して奢ることある?って大学生の財布事情とかも気になってしまいました。
性格に難アリって感じで私は趣味ではありませんでした。

2

やっと読みました

超有名作なので買ってたんです。
でも積んでました。何故なら、エロがないって前情報があったから、[今は気分じゃないな]が、ずーーーっと続いてて。

作者さんのあとがきにありましたが、[BL誌なのでもっとボーイズがラブするところを]と編集さんに言われて頭抱えたと。

友情ストーリーとして読んだよ。

航平くんは、ルックスがいいので聴覚障害のサポートを理由に寄ってくる女子達、女子にモテる事で僻む男子達、巻き込まれるのが嫌で孤立して暗いやつになっちゃってた。そんなところに現れる小学生男子がそのまんま大きくなったような天真爛漫、脳直で言葉と手が出る太一くん。
航平くんの閉じこもってた殻をぶっ壊してくれるんだけど、これは友情の話だったのを後半で急速にBLに持っていった感じがした。
航平くんの太一への気持ちってラブなのかライクなのかって言うとライクだと思うんだよね。
性愛の対象としての好きではないんじゃないの?そこの葛藤を描いてないからモヤモヤが残ってしまってます。家で1人でいる時に太一を思って性的に悶々としたりするシーンがあったりしたら説得力があったのかも。
そんなシーンがあったらこの世界観が台無しになるのかもだけど、BLとして成立させるにはライクではなくラブであるという部分が欲しかったです。

ところで、最初の出会いのシーン、柵が壊れてて上から太一が落ちてきて屋根の上でお弁当食べようとしてる航平と会うのですが、次もどうやって上がるかわからんからとまた同じルートで会いに来るんですよ、危険!正規ルートはどうやって屋根に来てたのか教えて欲しかったですw

シーモアで購入
そもそも修正がいる描写は一切なし

3

キスも不要だと思うくらいなんだが。

BL初心者が参考にする人気、おススメコミックスに必ずランキングされている名作だって事は知っていましたが、私のような心の汚れた者にはなんとなく手を出しにくいような、近寄ってはいけないような、、
でやっとこさ電子版で読んでみました。

いやーもぅ良かったです!
さすが語り継がれている名作BLです。
この作家さんがこれがデビュー作っていうのもびっくりです。

今更私がなにも書き加えることはないだろう、必要がないだろうと思うので。

これはBLにしなくても良かったのでは、というか別にBLという形にしなくても名作には変わらないんだろうという気持ちです。
(あとがきにあるように作家さんはBLにこだわってはいなくて、多分自分のアイデアを買ってくれたのがたまたまBL誌だったのかな。)

私はこの後の続編はまだ読んでいないのですが、お話の展開でいろいろ濡れ場が出てくるのだろう?と思うと何故かこの2人のそういうシーンは見なくてもいいんじゃないか、見てはいけないんじゃないかと思うくらい。

何故か、と書きましたが2人が尊いからなんでしょうか。
清らかなままでいてほしいからでしょうか。

私はエロエロBLも大好きなんです。
それとは別にえっちじゃないBLがあってもいいと思う人間。
でもえっちがないBLは一般誌、少女漫画誌のものであってBLとは区別します、というならば従います、反論しません。
が、どっちも好き、こだわらないってヒトの方が案外多いのではないですか。
で、その方が今後のBLを含めたマンガ界に未来が有ると思ったりします。

やっぱり続き、読みたいな。
ベッドシーンあってもなくても読みます。

4

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