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o.b.
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1巻の響くんと有坂先生のお話の続きから、ソラノと原先生、草壁と佐条のお話が入ってます。
響くんと有坂先生のお話は呼んでいるこちらが切なくなってしまいます。
有坂先生と娘さんが会えて良かったし、それで有坂先生が色々と吹っ切って響くんを受け入れてあげるところが本当に良かったです。
ソラノと原先生はお互いにポジション争いをしているのが微笑ましいです。
5年も待ってるソラノが健気すぎます。
原先生がソラノを受け入れてくれる日が早く来るといいな。
草壁と佐条は清々しいほどにラブラブで見ていて安心感があります。
熟年夫婦のようなのに純情というところが良いです。
初めて名前を読んでバイバイするところが本当に最高で、それだけで神評価です。
詩的なリズムある作品!余韻がものすごくて、2巻も楽しかったです。
引き続き、オムニバス形式。
有坂×響蓮の後編と空乃×原の話、もちろん佐条と草壁のあまあまエピソードもありました。
草壁と佐条のメインキャラ以外の人物たちのドラマも本当に素敵でした♪
有坂×響は、「空と原」で響の両親から引き離されていたシーンがあまりにも衝撃で私は大泣きしてしまったので、2人の幸せな姿を見て心の底から嬉しいです。"あきらめていた"有坂が、自分から手を伸ばし幸せを掴めて本当に良かった。幸せな2人をもっと見たいです!
空乃と原は、ギャーギャー言い合いながらも認め合い想い合ってるのが最高です。
この2人はこれでいい。むしろこれがいい。
ここ!ってところは寄りかかれる存在って良いですね。
佐条と草壁の幸せの最上級の幸せやりとりで締めくくるの、くぅぅ〜…堪りません。佐条と草壁の周りには、2人の名前の意味「光」の通り、温かい光で満ちていて多幸感で満たされました♪
それぞれのエピソードの終わりが、「終わり」じゃないように見える描きが良いですね。読んでる者のエピソード解釈を呼び起こすような感じで、終わりなのに続きが見える。本当に不思議…不思議で魅惑的な作品だと思います。
読んだあとも、頭の中で色々と想像して、ああじゃないか、こうじゃないかとか妄想してしまいました。そして読み返すたびに、感じ方が変わるから、ずっとずっと魅了されっぱなしです(*´꒳`*)
なんてことない日常のやりとりや描きだと思うのに、こんなに心に響くのは何故なんでしょう。
どんどん無敵になる「同級生」シリーズ作品に、たくさんの元気をもらえました(*´︶`*)♡
冒頭、有坂先生と若き響くんのストーリー。
こちらはとてもシリアスで、いろんな障壁が重なってる。
同性愛者の苦しい側面がみんな詰まっちゃってるみたい。
響くんはなんで有坂先生だったんだろうね…
そんなことも考えてしまう。
続いてソラノくんの初恋と、原との攻防。
原先生とソラノに関しては、数年が経っているようです。
だから草壁と佐条も同じかな、と思ってたら、彼らはまだ18才の時間軸でした。
佐条からもプロポーズ。
なんか、ねえ。
高1で出会って、それが一生の人って。理想だね。
同級生からハマり、こちらも購入しました!ほんとに、音楽もいいし、絵も綺麗だし、エロ加減も含めて最高でした!Netflixで映画を見て、草壁くんの声が草壁くんでしかなく、初めて声優さんってすごい!って思いました!その後、囀る鳥は羽ばたかないも続けて見ましたが、矢代か草壁くんかっていうぐらいこの2作品は私が声優さんにも意識を向けたアニメーション作品になりました!どちらも映画(アニメーション)入りですが、面白すぎて所謂BL作品は初めてでしたが、全巻購入し、一気見しました!本当に神でした!
有坂先生と響くん
響くんがいいんだよ〜
この一連のシリーズ、キャラ被りがなくて、それぞれ別人格として一つの物事を考えているところが好きです。同じ事柄へのアプローチが違う。ただどこかに一貫した優しさはあるんだけれど。その辺りが中村先生なんだろうな。
佐条くん強くなったよねって思ってたら、「あしたかえる」で涙腺緩むところが可愛い。泣いてもいいのよって気持ちになっちゃう。でもいろんな辛いことより草壁の「あしたかえる」がとっても辛いんですよね。愛しい。
ずいぶん大人だけど彼らまだ20歳にもなってないのよねっていう。
ソラノが大変カッコ良いです。大人の顔になってしまった。年上と付き合うとこうなるのかな?んで、ハラセンはなんかちっちゃく見えました。こんなでかい男が。ハラセンは下だな!笑
同級生シリーズでおなじみの草壁と佐条をはじめとした複数のカップルの話が描かれた短編集。草壁と佐条は今まで以上に感動させられた。1番最後のエピソードは特に感動して号泣してしまった。
O.B.の1巻でも描かれていた響と有坂もかなり好きだったので、その続きを読んで感動。個人的に響が特にお気に入り。
空と原の2人のエピソードも切なかった。立場や年齢などの壁を乗り越えた先にある新たな壁をどう乗り越えるか葛藤する2人が切なかった。2人は2人らしく幸せになってほしい。
眼鏡を外して前髪を流した、事後の佐条の色気がとんでもないなぁと思いました。高校時代も爽やかさの中にふと滲む色っぽさはあったのだけど、何度も交わりを重ねて、草壁も佐条も出会った当時より断然艶やかになった気がします。気怠げな表情の2人がたまらないですね。そして、明日帰るという草壁の何でもない一言に、唐突に寂しさを感じ涙を滲ませた佐条。慣れたはずの会話なのに、急に寂しさが襲ってきたり、不安に駆られたりする時ってありますよね。誰にでも起こりうる日常の中での些細な変化を、さり気なく描くのが上手いなぁと思いました。
空乃とフジノの話もお気に入り。空乃はフジノから連絡をもらっても拒絶せず快く会って、穏やかに会話もできる。仲の良かった中学時代の話も、躊躇うことなくできる。それは、原と出会ってフジノを完全に吹っ切った証でもあると思うし、フジノがどこまでもいい奴だと分かっているからでもあるのかなと思いました。フジノの爽やかな笑顔を見た時、彼を好きだったことは空乃の中で綺麗な思い出として収まったのではないでしょうか。空乃×フジノにもちょっと興味はあるけれど、その後待ち合わせていた原を見てぱっと頰を染めた空乃は、もうすっかり原のものなんだなぁと感じました。
※1.2巻のカバー表紙イラストには登場人物が一クラスにいる風景なんだけど、これが本当にすごい素敵!
年齢差あるから実際はありえないけど、クラスにそれぞれがいる様が、仕草・視線・立ち位置等で、表紙だけでも完成していて、その空間がホント神でした。※
有坂先生のお話が1巻からの続きだったのですが・・・
なんて素敵な娘さん!
有坂センセ、良かったね。
ソラノくんの初恋も、いい思い出になったようで良かった。
ハラセンの短髪w
そして、どっちが攻か受かの攻防、ホントらしいというか、二人っぽい感じ。
そしてそして、ラスト!
「佐条は欲張りだなぁ」ってする一連のところ、もう大好き!
タイトルが、草壁と佐条だったのが光と利人ってなってるのには本当、号泣でした。
二人のキラキラした思い、本当に可愛くってピュアで素敵で心掴まれます。
後書きにもあるように、きっとこの先まだまだ色々あるだろうけど、二人なら大丈夫だと思える強さも感じられました。
彼らの素敵な青春の一ページを感じさせてくれてありがとうございます。
同級生シリーズ、最高です!
なんでもっと早く読まなかったのかと、今まで読まなかったの後悔です。
「同級生」再読もいよいよ最終巻・・・
再読で内容も知っていても、何度読んでも同じところで涙が・・・
「同級生」から始まって、最後のこの「O.B」まで、どれも本当にとても素敵でした!!!!
やはり、左条と草壁の2人は、もう本当に最高です。
2人の愛は神々しいまでに清らかで、心洗われる素敵な世界でした。
左条が、草壁が東京にそろそろ帰る・・・と聞いて、こっそり泣いちゃうところとか、それに気が付いて優しくフォローする草壁とか、「幸せにする自信もあるよ」という草壁の言葉とか、「結婚してくださいって僕からも言いたくなっちゃったから言っちゃった」というシーンとか、もうどれも涙なしでは読めないし、どれも本当に印象的で素敵でした。
「O.B」1巻ほどは左条と草壁のお話は載っていないのですが、2巻目はサブキャラ達の人生模様、恋模様もたくさん描かれてそちらも楽しめます。
ここまで書いてくれてありがとうだよね!
この本をここまで読まれた方は皆思うと思う。
こんなに愛おしくて
キャラクターたちがそれぞれの想いや時間の流れ
交差していくさまは、御馳走様でしたとしか言えない。
ここまで書くのか、いや、書いて下さったと
感謝でいっぱいですよね。
アニメ化されるし、今からもう楽しみすぎます。
是非読んでいただきたいシリーズです!
ここでの評価が高かったので、この同級生シリーズを読み始めました。
最初の「同級生」からぐっと引き込まれ、このO.B.(2)まで、3日間かけてイッキに6冊読破しました。
草壁君と佐条君はもちろんですが、どのカプも、どのエピソードも愛しい・・。
好きというより、愛しいという表現がしっくりくる感じです。
きゅんとしたり、切なかったり、どきどきしたり、しみじみしたり・・。
総てが愛しくてたまらない・・。
全巻を通して、どのカプも、時々交錯しながら、ゆっくりだけど確実に変化していっています。
その変化や感情が、独特なタッチの絵と、コマ運びと、多くを語り過ぎないセリフによって、見事に表現されていると思います。
ラストのタイトル「光と利人」
このタイトルのつけかた、ほんと心憎いじゃないですか。
あぁ、やっぱり愛しい。
出会えて、本当に幸せなシリーズでした。
『同級生』を読み終えた時、感動とかせつなさとか愛しさとかぐっちゃぐちゃになって泣いた。
数日間ボーっとしてたまに泣いたりしていた。
二人ともかっこよすぎて可愛すぎて、でも本編が終わっちゃったら、大好きな人が転校しちゃって2度と会えないような気になっちゃって、お話の世界の人なのに自分にとってはリアルで、だから本気で寂しかった。
そこへ刊行されたこの続編たち。
決して、今までのお話の「補足」や、「おまけ」ではなく、少しずつ、かわりばんこに、結末へと導かれていきます。
どの人物も、「あいかわらず」な部分と、「少しの変化」の発見が確認できて、すべてが心地よく胸にストンと落ちていきます。
そしてラストの『光と利人』は、言わずもがな、最高の、さいこうの最終話。
もう、『同級生』の読後のような、せつなさを含んだ感動ではなく、地に足のついた、満ち足りた幸せ感に包まれ、あたたかい気持ちで本を閉じることができました。
それにともなって、『同級生』を読み返しても、以前より安心して読めている自分がいました。
なので、この『O.B. 』は、私にとってすごく意味のある作品になりました。
明日美子さんに、心からの尊敬と感謝をあらわしたいです。
余談ですが、草壁が佐条に、暗闇でどこまで見えてるか試したとき、ヨーダの真似をしたのが超ツボりました!入学式のときのやつだー!って、嬉しかったです(^o^)
『O.B.』2巻はソラノとハラセン中心ですが、同級生コンビも出てきます。
私は『空と原』をよんでから……いや、『同級生』の頃からハラセンには幸せになって欲しいと思っていました。
なので、その後のその後の……と、まるで季節ごとに届く手紙の様に、中村明日美子先生の手により近況が伝えられる状況に幸せを感じます。
読むと、ほっこりする本代表という感じです。
BLっていいなぁと、お茶を飲みながらしみじみ考えてしまう1冊です。
「卒業生-春-」を読んだ時も思いました。
ラスト、全てが詰まってました。
思いがけぬ一言が待っていて、
なんか、スッと世界が入り込んできたというか…
分かりにくい表現ですが、まあそんな感じでした。
この巻もラスト、待っていました、そんなんが。
よく見ればよかったんですよね、目次。
題名が、今まで「草壁と佐条」だったのが、
「光と利人」になってるんですよね。
あああああああ。
ここに全てが集約されていた。
「そのうち、同じ名字になるわけだし」
って、もおおおおお!!!
初めてお互いを下の名前で呼び合った。
本当にここからがまたスタートだね。
最後のイラスト…
「同級生」のイラストでした。
ずっとこのままのふたりで、未来まで続くんでしょうね。
皆に幸多からんことを。
1の表紙もそうだけど、2の表紙もまたいいです。
表紙から想像力をかきたてられます。
このシリーズへの思いは、自分の思いをうまく言葉にできないっていうか、伝えきれないです。
好きなシーンはたくさんあるけど、やっぱり何と言ってもラストの「光と利人」ですね。
谷君のデキ婚報告を受けて、草壁君に対し父親になる未来もあったはずなのに、と言う佐条君に対して、「なにもかもは無理でしょ」「欲張りだなぁ」とほっぺをつねる。
こんな風に柔軟でかろやかな物の見方、考え方のできる草壁君だから、佐条君も安心できるんだろうなぁ。
ホント、男前ですね。
その後の佐条君からのプロポーズ。
「僕からも言いたくなったから言っちゃった」ってあの幸せそうな笑顔。
どんだけかわいいの。
草壁君じゃなくても抱きつくって。
それにしても、最後まで「愛してる」っていうセリフはなく、「大好き」まででしたね。
同級生から始まった二人には「大好き」の方がストンと胸に響くセリフできゅんきゅんでした。
二人の揺るがない想いや絆を見せてもらえて本当によかった。
これから先、いいことばっかじゃないだろうけど、二人なら手をつないで歩いていける、そんな未来を思い描けるラストでした。
中村先生、すてきな作品をありがとうございす。大好きです。
最後まで読むと、やっぱりそれなりに皆さんに思い入れはできてしまったわけで、空乃の初恋の彼が出てきてたじろいだり、その直後のハラセンの髪型にソラノと一緒にギャッとなったり、有坂先生の涙にもらい泣きしたり・・・
そして最後の高校時代の佐条と草部の明るい日向を笑って通り抜ける姿に胸を突かれたりしたのでした。
もうこの二人の先を見ることはないんだなと思えばやっぱり寂しい。
表紙ではみんなが若返って東府第一高の生徒になってるけども、中尾先生もいてほしかったなあ(笑)
ついに完結です。
有坂先生と響君の続きから。なれ初めの話で響君が先生にプリン作ってきたのにもう会えないんですかって泣くとこ良かったです。そしてまたステップを上がる二人。良かったねぇと涙が出そうです。
4.5の出だしで佐条が全裸なの萌えました。てか二人で裸で布団に入って(草壁は下に穿いてるけど)背中文字書くんですが、それで明日帰ると告げられる佐条。しかたないとわかってても寂しくて泣きそうになる。それを隠そうとトイレに逃げるけど察してついてくる草壁。そして励ますために踊ろうとしたら滑って爆笑。結果ちょっと元気になれて良かった。
ソラくんとかつての想い人フジノ。フジノの笑い方いいなぁ。ソラくんが惚れちゃうのもわかりますよね。そのあとにあった原センはやっぱり大人で色気があって、ソラくんがヤバイ!!と言っちゃうのわかります。
その後のソラくんと原センも順調にすすんでいますが、まだ未開通。いつになったら開通するのやら。それでも精神的には強く結ばれている二人。お前がいてくれてよかったというセリフは重みがありますね。そんな二人だから、セックスしなくても問題ないですね。
最後は光と利人。光と利人ですよ!!!これからも関係が進んでいくんだなと思わせるタイトルですね。草壁のうう~んいけずう~ってとこ好きです。可愛い。そのあとちゅってされてきゅんとなってるとこいいですね。もう最後まで最高でした。この作品に出会えて良かったです。
■響と有坂
1からの続き。
個人的には、響くんの視線が好きです。
なんだろうな、目は口ほどにものを言うといいますが
中村さんの描かれるこの視線で見せる表情が好きです。
たまらなくゾクゾクする(・∀・)
二人のすれ違うきっかけ。
恋に落ちた瞬間。
もう会えないのかと涙をこぼす姿。
たまらなくキュン。
かわいいじゃないか!かわいいじゃないか!かわいいじゃないか!
笑顔が見たい。うれしそうな笑顔が好き。
先生の見せる表情みてるとわかるな~と思ってしまう。
うんうん。幸せになってほしいな。
孫が生まれたら、先生と二人であぶなっかしく抱っこしてる姿が見たい。
■空乃とフジノ
先生!か・・・髪短くなってエロス増した!?
ちょっと薄く見える感じがまた老いを感じてGOOD!
先生エロス(*ノ∀`*)ハァハァ
にしてもやっぱりそうですか。攻守そっちですか。
見た目的にはオス度ました先生が乗っかる構図が自然ではありますが
やっぱりそっちですよね。そうですよねw
どちらもおいしいとは思いますが
ちゃんとスッキリ完結しない終わり方がその先を感じさせて好きでした。
妄想で補填イタシマス。
■光と利人
好き!好き!好き!
二人の笑顔と気持ちの強さにキュンがとまらない。
にやにやがとまらない。心ほっこりうれしいラストでした。
紆余曲折あってもずっと一緒にいてくれることを願います。
もっと年をとって、しわが増えた二人の姿がまた描かれても嬉しいなと思う読後でした。
<響と有坂>
1からの続きで後編。
娘さんは素敵な子に成長したようですね^^
「僕のしあわせは君だ」
ウルっときました。
やっと2人の距離が縮まりましたね^^
<草壁と佐条>
「明日帰る」と言うのを中々言い出せず、佐条の背中に伝えた草壁。
あーあーあーあーーーーこれ遠距離恋愛の切なさですよね;;
<空乃とフジノ>
久々に会った空乃とフジノ。
昔話でキスした事を話します。
こういう思い出は蒸し返したくなかったかもなのに、
笑い話に変えれて、これも空乃の性格あっての事なのでしょう。
そしてまた2,3年会わないんだろうなと言い別れ、
ハラセンと待ち合わせ♪
空乃はまたハラセンに惚れたようですね^^
<原と空乃>
ずっと気になってた夜の上下関係に決着が…?!
結局着いたような着いてないような(笑)
父親にカミングアウトする事を決意したハラセン。
それを止める空乃。
これはこの先も付き纏う悩みですよね。。
周りの環境や考え方によっても違ってくる。
結局父親に言えなかったハラセン。
「お前がいてよかったよ」の抱擁にジーンとくるものがありました。
<光と利人>
タイトル見ただけで感慨深いものがあります。
谷のビックリ結婚報告で、
もしかしたら…の未来を話した利人。
それをバッサリ斬ってくれた光。
いいバランスの2人^^
「20歳になったら 結婚してください」
利人からのプロポーズ。
「僕からも言いたくなっちゃったから言っちゃった」
利人の笑顔に胸がキューーっとなって涙が出ました。
最後「光」「利人」と名前を呼び合い、
学生時代の2人が空に映り、END。
すぐ次のページに繋がれたリボンが描かれているのもニクい演出!!
明日美子先生のあとがきが
すべてを物語ってくれてます。
ジーンときます。
1,2とカバー裏を見て
更にグっときました。
ハッピーエンドで終わり。じゃなくて、
リアルな人生のように悩みや困難を抱えながらも、
続いていく物語の欠片を見れたようでした。
2回、3回と読んでいく毎に
感動が増します。
本当に素敵なシリーズでした。
ずっと大切に読みたい本です^^
異性とか同性とかいうことは関係なく、人を愛して大切に思うこと
相手を大事に思うことを教えてくれた作品です。
ファンとしてはこの先の2人を知りたい気もちょっとしましたがここで完結となりました。
お互いを名前で呼び合って、なんだか2人がこれから幸せになることを予感させるような終わり方でした。
すごく幸せなエンディングだったのに、少し涙が出ました。
心に響く素晴らしい作品です。
人気作品ということで買いましたが
2冊買わないと駄目っぽいので購入w
完結とありましたが・・・これってまだまだ話が膨らむんじゃないかというぐらい
いいお話でした (*´∀`*)
なんで今まで手を出さなかったのかと
自分を攻め立ててしまうぐらいです
じょじょに 本編も購入して楽しみたいと思います
じゃないと これはどういう人なんだろうと気になりますw
じわじわ高揚感とともに感動が後を追ってやってくる作品でした
完結なんかな・・
1.2巻とも発売日に買っといて、勿体無くて読めずに今日までずるずるしてしまうくらい好きな同級生シリーズ。とうとう完結。おめでたい、けど悲しい。
今回はあまりネタバレせず、全体のぼんやりとした感想を書きたいと思います。
卒業した彼ら、成長した彼ら、確実に広くなっていく世界。
今まで、自分達の世界の中で恋愛してた彼らが自分たちの道を切り開きつつ、新しい世界に足を踏み入れていく。
成長しているけど、真面目にゆっくり恋しているのは変わらない。
突然自分達の世界に入ってきた、新しい登場人物に焦るわけじゃない。
自分が相手にどう思われるかよりも相手の幸せを願う彼ら。
性別とか本当に関係無い。
一人の人間として、愛し合う彼ら。
お互いがお互いを大切に思っている気持ちがひしひしと伝わってきて、悲しいわけでも無いのに涙が出てきます。
彼らの恋は愛に変わっていました。
パズルのピースのように、ぴったりと重なる。宇宙でたった1人だけ。
今までも、これからも彼らは唯一無二の存在であるお互いを大切にし続けるのでしょう。
彼らはずっと幸せです。
こんな素敵な作品を描いてくださった中村明日美子先生に心からの感謝を。
〈有坂と響〉(←1巻収録)と〈響と有坂〉は
二人の出会いと、有坂が娘にカミングアウトする話。
響の有坂大好きオーラが回想からダダ漏れで、
娘もすごいショックな筈なのにお父さん大好きで、
何だかんだ色んな若い子に愛されてる有坂は幸せだなぁと。
『空と原』では狡くてヘタレな大人という印象だったけど、
本書の有坂は、若い恋人にも娘にも愛情を見せ、
どちらに対しても誠実であろうとしていて、
響と出会ったことで有坂も変わったのかなと思えました。
〈有坂と響〉で、響の母(『空と原』にも登場)が出てくる。
こんな良いお母さん風な彼女が、『空と原』では
ああもヒステリックに有坂を詰るのかと思うと、とても悲しい。
彼女なりにめいっぱい息子を愛していて、
それでも息子が同性と付き合うことは彼女の理解を越えていたのか。
せめて現在は(あるいは未来では)心穏やかであってほしいと思うが
現実はそう甘くはないだろうか。
〈原と空乃〉は、二人の未だに続く攻防戦wと、
死が近いハラセンの親にカミングアウトすべきかという問題。
誠実でありたい、知っておいて欲しいと考えるハラセンと、
傷つけるくらいなら隠し通すべきと考えるソラノ。
二人の考えの違いは、『空と原』や〈空乃とフジノ〉でも
示唆されてきた。
どちらにも一理あるし、それぞれの年齢で見えるものも違う。
ただ、「…お前がいてよかったよ お前が いてくれて」
このハラセンの言葉が全てだと思います。
親は老い、自分もそう若くない。
人生に何も残せない漠然とした不安があったのかもしれない。
そんな中で、自分より若いソラノが自分のことを知っていてくれて
ずっと一緒にいてくれる。
その事実はきっとソラノが思っている以上にハラセンにとって救いだと思う。
最後の抱擁シーンには、そんなハラセンの物言わぬ想いが
こもっているようで、ただただ泣けました。
短髪ハラセンが渋すぎて、大人ソラノが格好よすぎて
正直もっと二人の話が読みたかったけど、
このもう一口足りない感がこの二人の魅力なんだろうなと思います。
最後に、再び〈光と利人〉
草壁が京都へ帰る日。
将来、一緒に暮らしたときの朝食の食べ方とか、
佐条の不意打ちプロポーズとか、何もかも素敵すぎて悶える!!
草壁の「なにもかもは無理でしょ」という台詞に、
この二人なら何があっても大丈夫と心から思えました。
有坂と響、ハラセンとソラノのように、
ときに何かを諦めたり、大切な誰かに打ち明けなければならないときがきても、マイノリティとして生きることに後悔はない、そう思えるほど強く想える相手と出会えたことは、この上ない幸福であり奇跡だと思います。
二人が思い描く幸福な「二年後」が浮かんでくるような
遥かに続いていく人生を思わせ余韻を残す作品でした。
明日美子さん天才だな。
ホントすごい。
ステキなお話の連続でした。
まずは響と有坂の後編。
響の高校時代の回想もあって。
響は本当に有坂のことが好きなんだなぁってつくづく思いました。
それで、だから、自分の存在が枷になってないか有坂が子供のことを大切にしているのがとてもよくわかったから特に心配になってしまったり。
きっと、それでも、響は有坂を手離せないんじゃないだろうかと思ったりもしたけれど。
ちゃんと有坂が受け止めて、それ以上にちゃんと自分も気持ちを伝えてくれてよかったなと思いました。
願わくば、この後の初エッチ?も見たかった。
それから、原センと空乃。
空乃はすっかり大人ですね。
っていうか、大人びましたねっていう感じでしょうか。
まだマウントの取り合いの段階なんですね。
それでも、ずっと離れず関係を結んでこれたのはお互いに気持ちがちゃんとあるからでしょうけど。
原センは以前より短髪にして男前になったような気がします。
そして、光と利人。
この2人はほかのCPと違って事件(?)がない分、穏やかというかバカップルのようなイチャイチャで流れていきますよね。
2人とも可愛い。
少しずつ成長して、少しずつ育んで、大切に大切にこれからも2人で過ごしていくんでしょうね。
幸せな未来がきっと待っていることでしょう。
1つめに引き続き、関連する作品でまとまっていました。
1巻・2巻通して、
ハラセンの「言えなかった」、有坂センセのカミングアウト、
そして1巻での、佐条くんのカミングアウト・・という
マイノリティでの苦しみ。
それからもうひとつ、
「僕と居ることで色々あきらめることになる気がして」
「いい父親になっただろうな、そんな未来もきっと」
という、未来への思い。
どちらも相手を思いやることから出てくるもの。
恋愛すると周りが見えなくなってしまったりするものだけど
相手を大事に思う気持ちから、優しくなれて、そして自分も強くなれる、
それぞれが相手を思いやる気持ちが詰まっている気がして
読み終えてあったかい幸せな気持ちになれました^^
これからもこの先もずっと好き。ずっと恋しい人で、そして愛していくんだろうなあって思いました。
心の支えの先にあなたがいて、心強くもあり愛しさを感じる存在で、その存在がやっぱり貴方で良かったと感じさせてくれました^^
何が正しくて何が間違っているか、お互い考えが違う二人でも一緒に考えながらこれからを歩んでいくんだろうね*
もっとこの物語を読んでいたかったので、終わってしまうことがとても寂しいです。
この物語に出てきた人みんなが一生幸せであるように!そう願わずにはいられないです。
中村先生、素敵な作品をありがとうございました!!
響くんの成長と、娘との邂逅。そして有坂先生の殺し文句…!
このカップル、と云うか響くんがとても好きです。
これも、致すまではなく…響くんのハダカが見られず無念。
ソラノと同衾して己の腹を気にするハラセン。
自分が好きだと思う人と、自分に必要な人って明確に違うんだなぁ。
て云うか何ハラセン其の髪型!カッコいいv
ソラノと同じテンションでやばい!ってなりました^^
目立つだろうな、この二人が並んでたら。
して結局、ハラセンはどっちなの…!
正直なところ、ハラセンのエロい顔を見たかったという気持ちがわずかに(いや、だいぶ)ありますが其処は抑制の美なのでしょう。
1巻でも竜一とコマっちゃんの絡みは若かりし頃しか描かれていなかったし、そういう掟だったのかな。
ハラセンが眼鏡かけてる…!もしかして老○○なのか。
もうこれ以上好きにさしてどうするつもりなの…。
これであれですよ、3カップルとも片方眼鏡っていう眼鏡好きにはたまらないあれですよ!(興奮)
2はなんといっても佐条の笑顔!!
普段大人びた表情なのに、草壁の前でしかあんな顔しないんだろうなぁそりゃあ抱えてぐるぐるしちゃうよねっていうv
私はやっぱりハラセンが佐条と草壁よりも好きだったんだなという事を再確認。なのでメインにはあまり触れてませんね…。佐条に会いに行くという視点で、草壁の日常が描かれてないのでもう一つ心残りはあれど。
「なにもかもは 無理でしょ」
とさらりと云って佐条の気持ちを軽くする。いい男です草壁は^^
一人の人間とちゃんと向き合って、選択していく其の過程。生きるとは、を真摯に描いた作品だと思います。
自分よりも大事な人に出逢った時に、人は大人になる。
登場人物みんなが愛おしい(谷くんもね!)、じんわりと沁みる後日譚に感謝を込めて。
同級生での佐条は弱くて脆くて自信もなくって、触れればもろもろと崩れてしまいそうな子でした。登場当初は線の細さもあってそういう印象が強い子でした。
彼は草壁光という「光」によって逞しく強く光ることができるようになりましたね。
最後、京町家の台所でプロポーズをするシーン。あの頃の佐条からはとても考えられないほどの力強さと逞しさを感じました。私、草壁でもないのに嬉しくって嬉しくってつい涙がこぼれました。彼らの恋愛のはじまりを、山を、谷を見ているからでしょうか、親のような気持になってしまっています(笑)
年を重ねれば彼らの置かれる環境は様々な変化にさらされるでしょう。
たとえばそれこそ、また草壁が長期で海外に行くかもしれません。佐条がこのままどこまで学問の道を進むのかは分かりませんが、彼だって彼の世界を創ると思います。
ほんとうに幼い子供のような約束。すぐそこの20歳が待ち遠しくなるような約束。その約束を遂げられるかどうかなんて、むしろいつになるかも、誰にも分らないことですがでも、彼らなら間違いないだろうと信じられます。なにがあるか、どうなるか、彼らそれぞれの未来もあるけれど、それでも信じていられます。
結びつきの強さを感じました。
草壁なんて、ほんとうにちゃらんぽらんなのにね。そういう子だったのに、佐条に出会ってからというもの彼もまた逞しくなりました。お互いがお互いの光であることを、今一度強く感じる一冊です。
これで終わりなのか、と寂しさを覚えるのはほんの少しでした。
もっと垣間見れたらいいのにと思う反面、かつて『同級生シリーズ』に登場したどのキャラクターたちの未来にも、不安を感じないから終わりを納得できます。終わり、というよりも彼らそれぞれが歩むだろう道を、いち読者である自分がきちんと見届けた感でしょうか。
ひととこにいた彼らの前に伸びる、未来への道が見えました。すごくホッとしています。別になにか大きな不安を抱えていたわけでも、そんなおこがましいことを考えたわけでもないのですが、安堵感がとても大きいです。
ああもう歩いているんだな、みんなそれぞれが幸せになるんだな。それを強く感じました。
(ことその安心感が大きかったのは、空原で登場した佐野君と有坂先生です。年の差って、なんてことないのが創作の世界ですがでもやっぱり、どうにもならないことだってたくさんあるのが現実です。彼らの存在が、空原では強烈だっただけに、その後を見ることができて嬉しいです。)
ああそれとなによりは! 004谷!! おめでとう谷!!
一生涯心に残り続けるシリーズです。明日美子先生、素敵な世界を見せてくださってありがとうございます。そして彼らの未来を見せてくださって、ありがとうございました。
カバー下で開けている手が、さようならではなく、またねに見える。終わりでも、終わりじゃないなと思える。
今は胸にじんわりと幸せが広がります。彼らみんなから、おすそ分けしてもらったみたいです。
自分以外の誰かを、大切にしたくなる作品です。
プラスやマイナスの感情をお互いにぶつけ合い、触れ合い、言葉を紡ぎながら、ゆっくり、ゆっくり、共に歩んでいく。
『きっと、何かはおこるだろうけど、何がおきても二人一緒なら、大丈夫。』
そんな恋人達に出会えるので、手にとって頂きたい作品です。
O.B.2です(^^)
表紙からみんなの高校時代が‼︎
1枚の絵なのに、キャラの個性が出てます(^^)
有坂×響カップルの後編からスタート。
ただのその後の幸せを綴ってる
だけではなく、ハッピーエンドからの
スタートが見られます。
同級生から卒業生、空原で終わっても
その後の幸せだけではなく、
悩みもちゃんと出していて、
終わってからも彼らのその後は
続いてるのが伝わってきました(^^)
特にこの2巻での見せ場は、
やっぱり原センの上下問題
ではないでしょうか‼︎笑
空原コンビも幸せそうで
とっても良かったです。
最終話、「佐条と草壁」
ではなく、「光と利人」
になっていて、また一歩
先へ進んだ2人が感じられました。
この2巻で本当の最後なのですが
もっと読みたいという感情が
ありながらも、物足りなさを感じない
満足いく1冊でした。
幸せな二人は、いつまでも幸せに。
幸せになる二人は、もっと幸せに。
そんなまるで良質のおとぎ話を読み終わった後のような、
幸せに溢れた読後感。
結婚するという娘に会いに行った有坂の話の続編、
#4 後編<有坂と響> から話は始まる。
娘に響を紹介して、自分の性癖を明かす有坂。
暖かな余韻を残す中、有坂と響の関係は一歩進む……
年齢も立場も違う二人が、改めて一緒の未来を選ぶ様にジーンとくる。
#4.5 草壁と佐条
共に寝ていた布団から、夜中に起き出した草壁。
それに気がついて佐条も起きるが、耳元に草壁が囁いたのは
「あしたかえる」……
分かっていても心のさざ波が収まらない佐条は……
こういう話が、さりげなくドラマチック過ぎずに描かれ、心揺さぶる。
#5 空乃とフジノ、#6 原と空乃
ハラセン達のカップルは、時間が大分経っている。
空乃は高校を卒業して、モデルとして雑誌にも登場するようになっているが、
二人の関係はまだプラトニック。
空乃が中学の時に密に思いを寄せていた野球少年との再会、
原センの親への思いなどを絡めながら、二人の今が描かれている。
攻め受けの攻防の、決着がつくのも間近?
そして最後は、再びあの二人。
#7 光と利人
共に過ごした数日の後、草壁が帰っていく朝の情景。
雑誌掲載時に読んだ時にも涙が溢れたが、
本当に本当に、感無量としか言えない姿が描かれている。
そこまで名字で記されていた章のタイトルが、
ここにきてファーストネームになっている意味は、読んで味わって欲しい。
ピュアな高校生の恋が、ちゃんと自分たちで選んだ大人の恋に向かって行く、
諦める事は諦めるけれど、試練もあるかもしれないけれど、
でも、足りないところを補い合って、共にいることで満たされ合って
共に生きていいく。
「大好き」「ぼくも」……。
大好き!!
メインの草壁と佐条については、草壁滞在の後半の日々を含みながら、
歳の差カプの響と有坂の後編、そして空乃の片想い相手だったフジノとの再会の話から原とのやりとりの話がメインになって入ってきているこの「2」です。
響と有坂の決着の付き方にしろ、空と原の在り方にしろ、そして最終に迎えた草壁と佐条にしろ、行きつく先は「互いだからこそ」
それぞれが選んだそれぞれがいるからこその二人同士。
実はあとがきで明日美子さんがうまくまとめられていて、もうそれにつきると思います(何と言っても作者さんですもんね☆)
それぞれ3カプに立ちふさがった”マイノリティ”となる恋人が男であるということも、相手であるからこそ、なのだと。
それぞれの必要性が、見事に描かれてそれをまとめとしているような気がしました。
有坂は、娘にカミングアウトします。
今まで彼は隠すことしかできなくて、臆病だった。
まっすぐぶつかって闘ってくれた響と向き合うことで
響がいたからこそ、自分に素直になることに決めたのです。
このエピソードのラスト、二人の抱擁がとても印象深く、ジーンと響きます。
空乃と原のエピソード編は空乃が20歳ということから、時系列的にメインカプの話より崎の時間になると思われます。
空乃が社会人になったフジノと再会します。
フジノは相変わらずの同窓会的ノリでいるのですが、空乃が随分大人びた感じがします。
もちろん、背が伸びモデルとして活躍しているという違いもあるでしょうが、初恋の痛みをしっているからかもしれません。
中学の修学旅行のキスの事から、接点がないのにどうして友達だったんだろう?とふと疑問に思ったフジノ。
もう空乃は、いつまでも過去にとどまっていません。
大好きで夢中な人がいるのですから。
その原との話では、原が亡くなった母親の墓参りに行くという話からカミングアウトをしようと思うということを空乃に語ります。
原のヘタレな部分、ずっとずっと今の今まで抱えてきた家族への性癖の隠し事。
空乃はそんな大人のしがらみを一切持たず、真っ直ぐに純粋な答えを原に言います。
有坂のペアと同じように、大人だからこそもっている色々なこだわりを、若い力がぐいぐいと引っ張っていく。
そんな姿を見せました。
彼等は一体受け攻めどっちなのか?謎でしたが・・・もう笑うしかない!
彼等はこれでいいんだ、いつかきっとという遠くない未来が見えるような気がするのです。
そしてラストはメインカプ。
元同級生だった谷がデキ婚をする話から佐条が漏らした、この道へ引っ張り込んだ少しの後悔。
でも草壁の態度と言葉はそんなことは何でもないという佐条の懸念を吹き飛ばすもの。
草壁だからこそ、佐条は許され安心できる。
そんな彼が2年後の結婚を申し込むシーンは圧巻の感動です。
にっこり笑って「僕からも言いたくなっちゃったから言っちゃった」
ああー何て素敵なんでしょう。
それぞれがマイノリティを抱えながらも、互いの存在があるから自分の存在があり互いにより赦される。
互いが互いのヒカリとなっているのです。
草壁が光、佐条がドイツ語で光を表わす利人(リヒト)
まさかこの名前が全ての指針をしめしていたとは、何とうまいまとめ方でしょう。
あの高校の入学式の場面から合唱の場面、炭酸のようなシュワシュワした恋の始まり
きっと彼等にはまだまだ色々な事が待ち受けているのかもしれないのですが、着実に恋人として実に【ゆっくり真面目に恋をしよう】
その言葉の如く、彼等は共の道を歩んで行くのでしょう。
番外的短編とあなどれない、恋も大人の階段を登るのだと魅せてくれたこの『O.B』でした。
ありがとう!