条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
hana wa sakuka
不知道花开否
蓉一が藤本と共同制作したり、桜井と蓉一がすれ違ったりする4巻でした。
作中でホモという単語がよく出てきますが、2013年に出版なので昔だから許された表現だと思います。
桜井が3年も大阪にいることが分かり、蓉一と喧嘩になってすれ違うところが切なかったです。
藤本がすかさず蓉一に告白しますが、蓉一は桜井を選ぶのでキュンときました!
桜井と蓉一が仲直りして抜き合いもして一気に距離が縮まり嬉しいです!
桜井から蓉一への「好き」も聞けて大満足でした!
しかし、蓉一の不穏な台詞で終わってしまったので次巻が気になります!
修正の必要がないように描かれています。
流し目の蓉一が美しい表紙の4巻。
3巻までジワジワとではあるけれども、まずまず順調だった桜井と蓉一の関係が前半は停滞します。
仕事が忙しくなり会えない時間が増えて、転勤の話もできないまま。
桜井からではなく、別のルートから転勤の話を知ることとなってしまいました。
拗れちゃうパターンだコレ。
藤本に真剣な告白をされ、やっぱり桜井じゃないとダメだと再認識する蓉一が向かった桜井のマンションで初のお泊まりとなりました!
最後まではまだですが、ピュアな蓉一が遂に…反応がとても初心で萌えました。
事後に恥ずかしくなっちゃって不機嫌になるのとか、可愛すぎるよ、蓉ちゃん。
ピロートークで蓉一から明かされた驚きの疑惑!…という所でto be continuedでした。
2人のこれからや、菖太の進学問題、蓉介夫妻の死の真相…気になることが山積みに出てきた巻でした。
桜井(38歳 広告代理店勤務ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)
4巻、毎度藤本から始まるな笑
この作品、桜井と蓉一が主役のようで、藤本がかなり重要な人物です。ど真ん中に添えられていないだけで、必要不可欠かつ彼の成長物語でもあり、相当なページ数が彼に使われている。
あの蓉一が、藤本のこと「嫌いじゃない 好き」とまで思えるようになったの感動。溺愛攻めが好きなので、藤本のこと贔屓してましたが、いい奴だよなぁ藤本。でも蓉一が恋愛の意味で好きにならないのもわかるし、恋愛としてより友達としての方が2人は長く付き合えそう。
この作品はテキトーに人生考えているいい加減な奴がいないですね。みんな生きるのに必死だ。
中盤で蓉一が、まずは自分が変わらなければ桜井にも変わってもらえないと気付くところがすごいなぁと思いました。私からすると1巻の最初の頃と比べて、今の蓉一に至るまでの変化ってものすごく大きいと感じていたんですが、本人にはその自覚がないんでしょうかね。他人を変えることって本当に難しくて、自分の変わった姿を見せることで相手にも自分から変わろうと思ってもらわなきゃ、なかなかできることではないんですよね。このことに気付ける蓉一はできた人間だと思います。
一方の桜井については、私はやっぱり狡い部分が多いなぁと感じました。藤本が蓉一に急接近しているにも関わらず、忙しさを言い訳に蓉一を放任。転勤の話も後回しにして、蓉一は本人以外の口から聞く羽目になってしまう。桜井の心情もまったく理解できないわけではないんです。大人だからこそ全部綺麗に整理して、1つダメになった時の予備の道も用意してから駒を進めたいという気持ち、誰しも持つと思います。
でも、自分が手を出した年下の経験値もない相手が自分のことを真剣に想ってくれていて、その子の周りを複雑な家庭環境や恋敵が取り巻いているという状況で、しばらく何も行動を起こさないことへの言い訳にはならないんじゃないかな。まだまだ蓉一の好意に甘えているところがあるように思います。最終巻で桜井の印象が変わることを期待したいです。
いつの間にか、蓉一は桜井さんからマンションの鍵を渡されていて、部屋で待つようになっている。うっかり恋人同士の様になってはいるが、桜井さんは転勤が決まったのもあって、殺人的に忙しく、マンションに帰れる事はあまり無い。蓉一と会う事も無くなっていた。桜井さんがグズグズと転勤のことを言えなくなっていくうちに、柏木さんと吉富さんがその話をしているのを聞いてしまった蓉一は、たぶんショックのあまり苛立ちを桜井さんにぶつけてしまう。けれど、蓉一も後になって思うのだ。自分はこれまで父を慕う大人たちに甘やかされて、気を遣われて来たけれど、自分から先に変わらないと、桜井さんも変わってくれないのかも、と。
藤本といい感じに学校でも親しくなって来た蓉一は、藤本たちと共同研究のグループに入れて貰う。それは期間限定の店舗の内装を任せて貰えるというプランだった。スライドを使ったプレゼンで、教授の講評でボロクソだったというそれを実際に、視察してくれるというので、藤本と蓉一は店舗で教授から講評して貰う。あまり誉めてくれない、厳しい教授に褒められて、驚いていると、同行していた、彫刻科の教授に、声をかけられる。その柳原教授も蓉一の父、蓉介の友人だったという。彼は柏木さんから、蓉一に父、蓉介の陰が及ばない様に、蓉一に関わらない様にと注意されたという。そして、今、この一年の間に蓉一の絵を見て、気付いたのだと。「君はもう、蓉介の影を追っていないんだね。」ここ、感動しました! 蓉一も感激して礼を言います。この一年の間…、桜井さんと出会い、感情というものを知り。藤本ら、友人と呼べる人たちの間で、確かに蓉一は変化しているのです。蓉一の中に、蓉介の面影しか見ていないかの様な周りの大人たちの影響ばかりを受けて来た蓉一にとって。それは成長。何かが芽吹き始めた瞬間だったかと思います。
一方、藤本は教授に指摘されて気付きます。絵を描くよりも好きなこと、自分が本当にやってみたいこと、自分に向いていること。
蓉一といたから自分にも気付けたんだと、藤本は蓉一に何回めかの告白をするのですが、やっぱりフラれます。ここもちょっと切なくていい。桜井さんを好きな蓉一が好きだった、なんて言っちゃうんですよ。だからそんな蓉一が可愛いと思えた、なんて。うるさく付きまとっていた藤本ですが、ちょっと可愛いって思えて来ちゃいます。(そう言えば、この物語には嫌な人ってのは出て来ない。)
…そんなわけで、勢いで蓉一は桜井さんのマンションへ会いに行ってしまいます! 桜井さんは、大手の広告代理店を退社して独立するという柏木さんに、呼ばれている。三年後、その独立した会社に来ないかと、と誘われているのだ。柏木さんは業界での実力者にして、有名人でもあって。それは凄い事なのだと思う。しかも、関西支社での転勤を終えた三年後。そこで成果を上げて来い、という、これは桜井さんにとってもチャレンジで、新しい道なのだ。
一人、桜井さんは家路に向かいながら考えている。「蓉一に会わなくちゃ。」そして伝える決意をする。蓉一は蓉一のやりたい事を、俺に関係なく続けて欲しいこと。俺が頑張ればいい…。
マンションの前で待っていた蓉一と桜井さんは、その夜、ようやくキスより先に進みます。この時、最後まではしません。
そして、桜井さんは初めて、自分の両親の話し、父の話を蓉一に語ります。桜井さんの父も、桜井さんと同じく美大を出て、広告代理店に勤めていたこと。
父親というのはそんなにも子供の人生に影響を与え続けるものなのか。
ここで、蓉一は思いも寄らなかったことを口にします。蓉一の両親は自殺したのかもしれないと。
衝撃的なラストを残して、次巻へと続きます。
描き下ろしでは、竹生がまだ子供の頃、両親が蓉介叔父さんの遺品の形見分けを柏木さんに委託したという話を聞いている。急逝した蓉介は、遺書を残していたのだ。事故なのに⁈ 遺書⁈ という、蓉一の不穏な台詞を裏付ける様な。このことは本編にも描かれていて、それで蓉一の家は手入れをされ、土地もそれなりに管理されているのはこの遺言と蓉介を慕う柏木さんたち、友人のお陰なのだ。
それぞれの道、進路を丁寧に描いていて。皆んながバラバラの道を進むんだけど、それは明るい未来が見える様な気がして、とても清々しい。これから自分がどうして行くのか、特に大学生の頃って悩むと思うんだけど、それぞれが見つけていく兆しを感じていて。学生だけでなく、もういい大人の柏木さんや桜井さんも。そして、見えていない何かの中でうずくまっていた様な蓉一の中にも。
何度読み返しても私の中で神評価のままの作品です。
登場人物が皆それぞれ個性的で魅力的で、色々な年齢層の人達が出てくるので、物語に厚みがでて、読んでいて本当に楽しくて豊かな気持ちになれます。また男性キャラしか出てこないことも、読んでいて心地よく感じる理由の一つかなと思います。あとはもう、絵(表情も体も)も心理描写も物語も一つ一つが丁寧で、本当にすごい作品だな~としみじみ思います。
蓉一といよいよ一線を超える時の桜井さんが、まるで初体験(確かに男性とは初なのですが・・・)かのように、あたふたおろおろぐるぐるしている様が可愛かったです。ゲイビ見て萎えちゃったし、何もしない関係というのも良いのかもな・・・とか直前まで思っていた桜井さんが、お風呂上りの蓉一を見たらちゃんと欲情して・・・というエピソードも良かったです。
この夜は、いわゆる素股でのセックスで結ばれた2人ですが、直ぐ挿入に至らないで、じっくりじっくり進めていく感じも良かったですし、桜井さんがたまらなくなってひたすら蓉一をかわいいかわいい・・・と心の中で言っていて、やはりここでも初体験のような初々しさと余裕のなさがあって凄く良かったです。そして終わった後、すっかり浮かれモードで桜井さんが、これから先が楽しみで、次はジェルたくさん使おう・・・とか心の中で言っている姿も、初体験を終えて浮かれている子みたいな感じで可愛かったです。
その後に、桜井さんの家族の話、そして蓉一から衝撃の発言が出て・・・と、浮かれモードから空気が一気に変わるという緩急のつけ方も印象的でした。
この巻までドラマCD化されているのですが、ドラマCDの方も完結させて欲しいなぁ・・・
やっとこ、本懐遂げましたね(笑)
別にエロ重視じゃないのでいいのですが、やっぱり体を繋げないと想いを確かめられないですよね。特にこの二人は。
よかった、よかった。
タケさん、やっと勘ぐる。菖太くん、いつも何か勘違い。ここらもたまらんです(笑)菖太くん、可愛いなあ。
あとがきの親世代が、一番グッときました。
彼らの話も読んでみたい。
実は、蓉ちゃんよりもパパのが好みです(笑)
でもキャラはメイン二人よりも、タケさんと吉富さんが好きです。
表紙は蓉一です。裏表紙と一枚絵にして眺めると、蓉一を後ろから抱き締める桜井がいて、離れたところに藤本がいます。なんとも言えないシリアスな表情の二人と空を仰ぎ見る藤本。この作品の淡い色使いは本当に綺麗ですね。風に吹かれる蓉一は、なんて美しいのでしょう!
転勤のことをどう話そうか悩む桜井は仕事が忙しく、中々会えません。桜井を待つ蓉一は、真剣に課題に取り組んだり、藤本のことをきちんと考えて答えを出そうとしたり、ものすごく頑張っています。そして、藤本、タケさん、菖太が意識しているわけではないのに、それぞれが二人の仲を支えている。こういう関係性が本当に素敵だな~って思います。藤本なんて蓉一が好きなのに、わざわざ桜井の背中を押すようなことばっかりやっていて、蓉一を悲しませたくないという気持ちが、自分のことより先になってしまう、本当にいい子なんですよ。「桜井さんを好きな蓉一を好きになった」なんて泣けてしまいます。
タケさんは寡黙で、みんなに気を配りそっと見守ってくれているし、菖太は子供みたいに思ったことを口にするのだけれど、それが時にとても鋭くて、ハッとさせられてしまう。
やっと二人が向き合ったマンションで、桜井が「吉富さんに電話しとけよ」って言います。邪魔されたくないからって念をおして2回も言うんですよ!それに赤面する蓉一の可愛さ、たまりませんよ。そしてとうとう初めての夜を迎えるのですが、ここまで来ても桜井は「おれでいいのかな」なんてぐずぐず言ってます。こんな可愛い蓉一を前にして、駄目って言われたって今更やめられるわけないのにね。大人としての戸惑いとかずるさとか面倒くさい桜井です。覚悟を決めた蓉一が桜井の手を自分自身に導いて、ベッドに倒れ込んで、今度は蓉一がやめてって言ってもやめられない桜井なのでした。初々しい蓉一に心の中で何度も『かわいい』といい、ぎゅっとして「お前といるとどうにかなりそう」って口にするんですが、見ている私も萌え過ぎてどうにかなりそうですっ!
蓉一の抱える不安を取り除きたくて、ずっと父親に反発していたこと、それなのに父に似てきた自分のことを話す桜井に、蓉一は自分の両親が「自殺したのかもしれない」と衝撃的な発言をします。これまでまわりから聞かされてきただけで、蓉一から父親のことを聞くことはほとんどありませんでした。みんなが父親のことが大好きで、番外編で描かれてきたタケさん視点の『鼠』の話(1巻、4巻参照)で描かれる蓉一の父も、明るくて子供にも思いやりがあって、タケさんがあんな風になりたいと思うような人です。だけど蓉一が父親にいだいている印象は全然違って見えて、とても不安定な存在でした。この違いは一体どうしてなのかな?と思っていたのですが、蓉一のこの発言で理解できました。何年もこんな思いを抱えていたんですね。
大人が聞こえていないと思って話すことを、子供が聞いてしまって、それが心の棘になる。これすごくわかるな。子供の頃、自分に関するある重大なことを、大人達がこそこそ話していたときになんとも言えない気持ちになった。あの時は結局、何年も誰にも聞けなかったし、誰にも話せなかった。大人になった今でも覚えているし、あの頃、いつも同じ悪夢を見ていた。幸い解決したからよかったけど、そうじゃなかったらひどいトラウマになっていたかもしれないと思う。蓉一が桜井に話せて本当によかった。
攻め様も受け様も歳は違えど、自分の成長の岐路に立たされている感じでした
その中でも2人の会えない時間に
受け様はちょっとウソついたりと
寂しい気持ちを隠しながら、なかなか素直になれないし
攻め様は社会人として転勤問題にも巻き込まれながら
受け様に対する気持ちを考えています
受け様は若いなりのあたふたした感じの悩み方
攻め様は大人になっての落ち着いた目線で考える悩み方と
両極端で悩んでいる姿がすごく良かったです!
1巻を読み返してみたのですが・・・
けっこう受け様は柔らかくなった感じなんですね
1巻すごいツンツンしてたからw
桜井の転勤がどうなったのか。
そわそわしながら待ち続けた4巻。
気持ちを削がれる、蓉一の待ちの姿勢。感情の晒しっぷり。
その起伏の大きさに、ほだされてはときめき度数が上がってしまいます。
報告もないまま思わぬ伏兵に事実はあっさり周知され、ぐるぐると悩み続けた蓉一が一回りもふた回りも人間味豊かになっていて成長の著しさに嬉しくなります。
大人として理路整然と説明し理解されようとする桜井。
恋人として付き合っているなら対等でありたいと思う蓉一。
目線の高さを合わせようとする2人の言い合い。
子どものようなケンカは最初からしていたようにも感じましたが、互いを思いやり対等になるべくすり合わせているように見えてとても微笑ましく感じました。
人を好きになるエネルギーに圧倒され、放出される内なる熱が自分自信を変え周囲にも影響を与えていく。
そんな2人の好転がより良く循環してその度にお互いを強く意識する。
大人のエロスを存分に見せつけてくれた桜井に拍手しつつも、もどかしいほど遠まわしに2人の歩み寄りをじわじわと実感していくことが出来ました。
大阪転勤の話とか、主人公の桜井(攻め)が多忙だったりとか
藤本がめっちゃ蓉一に
モーションかけてきて
告白してきたりとか、
前半部分は、
本当にごちゃごちゃしてますねー。
この話でなんとなく分かってきたのですけど、
私は「多忙」ってのが
苦手属性みたいです。
自分自身が多忙だったりするのが
単に嫌いなだけかもしれないんですけど…
だから主人公の桜井(攻め)が
多忙になると、
「もー、また忙しくなっちゃってるの?
それで、屋敷林にいけなかったりとか
ましてや、蓉一に会えなかったりしたら、
ゆるさないよ?」
みたいな気持ちになっちゃいます。
ああ、でも後半、
ついにこの時が来ますね。
なんか、蓉一(受け)が何も知らない無垢で初めてなだけに、
一緒になって、ドキドキします。
桜井もきっと相手が
そんな状態だからこそ、
ドキドキしたと思いますよ…。
それに、その時のために
相手が男が初めてな桜井がローション?ジェル?とか
色々用意してあるのが、
可愛くて笑えます。
結局、アレは、膝で立ってのすまただったんですかね…?
肝心な部分が見えてないんで、
アレなんですけど…。
想像の域を出ないんですけど、
蓉一が照れの極地で可愛いです。
長いページを賭けて、
じっくりと描いてくれたこの蓉一の初めては、
ドキドキしました。
もうこの作品は好き過ぎて何度も何度もよみかえしているのですが!
ある時Hスィーンをよんだ時ふと、
「あれ…これって…す○た?…」
と、気付いてしまい…笑
より一層色んな意味で続きを待ちわびる羽目になりました。笑
うぅぉぉぉぉぉっ!!щ(゜▽゜щ)
生死に関わる問題じゃない。健康だし、危険が迫っているわけでもない。それなりに友人だっているし、他人から見たら何がそんなに苦しいのか分からないかもしれない。自分の恋愛相談なんて他人からすれば、退屈な話かもしれない。でも、自分達には一大事。それが恋愛。
桜井さんと蓉一くん。
同じ日本人で言葉の通じる同じ国に住んでる。約20歳の年の差はあるけど、老人から見たらそんな差は大したことない。同性だけど、それによって罰せられる国に住んでいるわけでもないし、誰かに強く反対されているわけでもない。桜井さんは転勤になってしまいそうだけど、新幹線で2時間半、飛行機で1時間の距離、大阪なんてそんなに遠くない。
でも本人たちにとっては大事です。
4巻分も使って、桜井さんも蓉一くんも悩んできました。蓉一君が若くて社会経験もないぶん、そして何かを期待したり強要したりする親もなく、しがらみもプレッシャーもないため、早くに桜井さんに対する気持ちに素直になりましたが、桜井さんは4巻たっても、まだウジウジと悩んでいます。痺れを切らしている蓉一くんに責められ気味ですが、まだ煮え切らない。桜井さんも天涯孤独で自由に生きていけるはずなのに、中年のプライドも臆病さもあり、結局格好悪いところばかり見せています。蓉一くんは早く桜井さんに好きにしてほしいし、ぐちゃぐちゃにしてほしい、普通の恋人同士になりたいのに、桜井さんはまだ「こんな若い子を」なんて考えてる。でも蓉一くんのこと大好きなので、ブレーキがきくわけでもない。要するにズルい大人。
二人の気持ち、両方解りすぎて辛いです。
第4巻でも結局素直な蓉一くんが桜井さんに追いすがって、やっと結ばれた感じです。あまりに健気で可愛くて不憫。
二人のエッチ成就シーンでは、この後に及んでまだ臆病な桜井さんに、蓉一くんたら彼の手をむんずと掴んで自分の股間に‥。いたいけな美少年にこのヨレヨレ桜井は何をやらせているのか、と凄い情けなく不憫ながらも、蓉一くんの必死さが微笑ましかったです。愛しの蓉一くんを前にすると、結局のところいつも流される桜井さんにちゃんと抱き締めてもらって、気持ちよくしてもらってました。
良かったね、良かったね、蓉ちゃん、やっと愛する人に抱いてもらえたね(T ^ T)
桜井さんも可愛い可愛い連呼してて、メロメロのご様子でした。エロティックではなかったのですが、とても感動的なシーンでした。
もっと早く読んでタイムリーに感動したかった!!!!!
これからは、年下の蓉一くんがヘタレ中年の桜井さんを引っ張っていくのでしょうか。桜井さんがシャキッと男前に変貌する日は来ない気がするのですが。なのに、助平な桜井さん、次はもっとジェル使ってエッチしよう、なんてムフムフしてます。もうなんておじさん! もっともっと触ってあげて! 明日にでも!
しかし、客観的に見るとヘタレで ヨレヨレな桜井さんですが、妙な色気はあります。いつも作画の強烈に面倒そうなストライプシャツに、仕事で疲れきってなんだかボサボサ気味の髪。夜はいつも汗臭そうです。蓉一くんはいつもサラサラの髪でいい匂いがしそうなのに、こんなヨレヨレの桜井さんの汗と脂の匂いとかにきゅんとしちゃってるんだろうなぁ。何が言いたいのかというと、蓉ちゃんが可愛すぎます。蓉ちゃん、あなたが一番です。桜井さん、どうにか幸せにしてやってください。
今まで同様、丸ごと一冊がひとつのストーリー入り。
桜井さんは、ほんっとに脳内発言多いですねー。
それ・・・全部とは言わないけど、蓉一に話してあげればいいのに~
とか思っちゃいますw
蓉一は、見事に成長してってますね。
今まで人への想いとか関心とかがなかったところから
180度変わっちゃったんですから、そりゃそーですね。
桜井さんの苦悩は、良く解る。
年を重ねると、やはり思慮深くなるし
相手が好きな人ならその相手の事を一生懸命考えたくなるしね。
そうすると余計な部分までも深く考えてしまう。
・・・ここで、うまく行かないのが2人。
だけど、前よりはちょっと進展あってホッとした一幕もあり、
この先がまた楽しみです^^
蓉一(*ノ∀`*) もうこの子タマランw
変化をきらい、周囲とも溶け込まず。
そんな子だったのに、どんどんめまぐるしく変わっていく様子がすごく面白い。
というか、人ってこんなに変わるんだなというか
本来はこっちがホントウなんだろうなと思うとなんだかとても萌える。
私もなんとかせにゃならんななんて思ってしまった。
言葉にするのは苦手。
だけど、自分をわかってもらうためには、
もっと近づくためには言葉にしなければならないこともある。
気づきからの変化がすごく面白い一冊でした。
いい男になりそうな予感ww
というか、3年の間にもっと成長して、攻守逆転とかしたら面白いと思うんだけどw
さて、今回は、初のお泊りですよ!!!
ジェルとゴムのはいった袋を覗く攻がリアルというか、シュールというかww
ただ、ちゃんと両想いからの初イチャエロは攻じゃないが読者としても満足でした。
かわいいwカワイイw可愛いのだ。
これは次回が俄然楽しみ。はやくこいこい
めぐる*さん
コメントありがとうございます*。(*´Д`)。*°
前回が、去年の4月なのでそろそろ出るんじゃないかなと
ワクワクしているわけですが、どーなんでしょうね。
楽しみですね!
「はやくこいこい」まったく無意識で
自分で見直してしまいました///
この二人には幸せになってほしい。
蓉一に横恋慕のあの子もいい人にめぐり合うといいな~と思います
蓉一の変化が予想以上にめまぐるしい・・・!
色んな人と接して成長しようと頑張る蓉一にほっこりします^^
最後のHは桜井さんがさすが余裕って感じで、ここが年の差カップルの萌えどころだよなァなんてニヤニヤ。
蓉一もどんどん色んな表情をするようになってきましたし、
今後さらに新しいお顔が拝見できることに期待がふくらみますねーv
そして4巻で私の中でかなり高感度が上がったお二人・・・。藤本と竹さんですね。
藤本が蓉一の気を惹こうと一生懸命な姿を見てて胸がツキツキしました;ω;
当て馬だとわかっているキャラの健気な姿は切なすぎます。
蓉一の反応に一喜一憂する姿見てるとどうしてもこっちを応援したくなるからやめてください(泣)。
そしてやっぱりフラれてしまった藤本ですが、
「よく考えたら、俺が好きになったのって、お前が桜井さんを見てる時の顔なんだよな。」
この台詞切なすぎませんかー!!;;
本当に誰か早くこの子をなぐさめてあげて、と思ってたところに竹さんですよ。
フラグ的には竹さんは菖太と・・・かな~なんて思ってたんですけど、
この二人も悪くないんじゃないですか・・・?笑
個人的に、結構本気でこの二人にフラグが立って欲しいと願ってやみません。
もちろん竹生×藤本ですよ^^v
菖太の時にしても、竹さんの男前っぷりにも惚れてしまった4巻でした!
蓉一が可愛いです。どんどん可愛くなっていきます。
ショーコさんの作品に登場するキャラクターはみんないい人で、みんな幸せになってほしいなと思うのですが、この桜井さんと蓉一のカップルはちょっとずつちょっとずつ近づいてくっついたと思ったら離れてしまう何とも言えないいじらしさがあり、もうほんとにはやくさっさと幸せになってほしいです!大好きです。次が最終巻とのことで、読みたい気持ちとまだ終わって欲しくない気持ちどちらもあります。
BLを読むようになったのはここ最近なのですが、
日高さんの本を読んでからBL本に対しての偏見がなくなりました。
こんなにも絵がキレイで、こんなにもドキッとする言葉や展開がたくさんあって、
雑誌掲載時に納得がいかないらしいところは単行本化の際に多数加筆されたり、
作家魂、のようなものを感じます。
大変そうだな、とは思うのですが…
雑誌も隔月なので次号発売までかなり読み込むので、
コマ割りはもちろん、ちょっと表情のニュアンスが変わってたりしても
割とすぐ気がつくんですが、
たしかに変更された表情の方がより感情が伝わってきたり、
ほんと微妙な感情を表すのが上手い作家さんだと思います。
そしてやっぱりこの巻で一番ズキュンときたのは、
アノ言葉を言われたときの蓉一の表情ですね。
縁側でぼんやり桜井さんに感じていたことがやっと叶って、
すごくジワーンときました。
『花は咲くか』の4巻です。
表紙が素敵すぎて悶えてしまいました。
今回、桜井の転勤話を人づてに聞き、蓉一が沸騰します。
自分とちゃんとつきあう気があるのかと詰め寄る蓉一。
そしてその後、自分が変わらなきゃ相手も変わってはくれないと気づくのです。
はあー、やっぱり蓉一は成長したなあ。
シミジミ…母親の気分です。
さて、当て馬の藤本ですが、彼は聡いので蓉一と桜井の気持ちにいち早く気づいてたわけですが、それでも藤本はふたりの年の差に、いつかどうにかなると思っていたのではないでしょうか。
ところが今回キッパリ振られてしまう。
どん底に落ち込む藤本を偶然帰宅してきた竹さんが慰める(?)ことになるのですが…
今回、色々なシーンで一番の被害者は竹さんでしたね。
竹さんのあまりの健全ぶりに、笑ってしまいましたけどね。
まあ、普通の男だったらそうだよね…(苦笑
ラストあたりにひじょうに萌え萌えシーンありです。
これまでキスはあっても意外に健全だったので、腹をくくった桜井の全開っぷりはドキドキでした。
はあああ、桜井がやっぱり大人の余裕で蓉一を翻弄してますね。
まあ、蓉一は何もかもが桜井が初めてですもんね。
しかーし、最後の最後に衝撃発言…
あーー、はやく5巻読みたいー!
待ちきれませーん!
私の大好きな花は咲くかの4巻です。
この4巻では蓉ちゃんが怒ったり、顔を真っ赤にして恥ずかしがったり、自分の意見をはっきり言ったリ、色々な蓉ちゃんが見れました!ツンツンしている蓉ちゃんも大好きだったけどなぁ。
桜井さんからマンションの部屋の鍵を渡されてから全然あえてない2人。
蓉ちゃんが拗ねて桜井さんのタバコをくわえているシーンがよかったです。その噛んだタバコを後で桜井さんは見つけてそのタバコを吸いながら蓉ちゃんのことを想うのですが、すごいキュンとしました。
桜井さん、かっこよすぎ♡
おっさん呼ばわりされてますが、仕事ができてかっこよくて
。桜井さんみたいな人がいたら好きになっちゃいます。
あと藤本、すごくいい子じゃないか!
いままでうっとおしいな、邪魔するな!なんて思っていたのに。
純粋に蓉ちゃんが好きだったのですね。ちゃんと自分の気持ちを蓉ちゃんに伝えてすごく男らしい!振られて泣きじゃくってる藤本もかわいい♡一気に彼の見る目が変わりました。
そしてそして一番大好きな場面は、蓉ちゃんと桜井さんが素っ裸で抱き合うシーン。上半身しか描かれていませんがその下はどうなってるの??なんて妄想しながら見てしまいました…。ガッツリ描かれていないのに、めちゃくちゃ胸がキュンキュンして、やばかった。日高ショーコさん、さすがです!
桜井さんの愛の告白もよかったなぁ。
終わりはかなり気になる感じで終わってます。
蓉ちゃんが、自分の両親は自殺かも知れないと桜井さんに言うシーン。5巻が待ちきれるかなぁ。
かなり萌が詰まった1冊でした!満足満足!
しかし予定では次の巻で終わりだそうです。もっと2人を見続けたいし、他の人たちも気になる!予定どうりになりませんように。
はじめて投稿いたします、黙ってられませんでした。
もう…もう何なのこの素晴らしすぎるお話はっ……!!
ゆっくりでいいのです。ゆっくりがいいのです。
とうとうここまできたんだけど、ここはほんの通過点で、もうエロとかどっちでもいいくらい話が素晴らしいんだけどでもエロも万歳…!(何がなんだか)
蓉一って笑った顔より怒った顔のほうがカワイイんですよね…あれどういうこと。
ゆっくりなはずなのに、でも桜井さんと出会ったころと比べて、別人みたいに変わってますよ蓉一。
たくさんがんばったんだねぇぇ(号泣)
つうか桜井さん、やっと好きだと言ってくれたな!もういいかげん言ってやれよとこっちが焦れてましたが(笑)
やっと言ってもらって、「だと思ってたぜ」くらいの勢いでドヤ顔でもいいのにヨウちゃんってば、また「俺のほうが」とか…!!
どんだけ張り合うの~(笑) いつも張り合うよね、キミ。
はーかわいい。マジかわいい。
個人的に、「この世にホモなんているはずないよあんなのドラマの中だけさ」って思っていそうな竹さんがすきです。
菖太と竹さんの健全さに、わたしとしてはとても癒されるのですが。
まぁたしかに藤本あのままじゃかわいそうだけども(笑)
きっとすぐいい子が見つかるよ!次も相手が男なら、藤本は受けたほうがいいと思う。
ほんと素敵。なにもかも素敵です。すきすぎて死ぬ。
次で終わりなんてさみしいけど、どんな花が咲くのかたのしみですねー!
ここまではかなり良い作品だって思ってます
でもまだわからない。。。どちらに転ぶか。
4巻は若干シリアスで萌え成分が少なかったように思いますが
最後の最後でどんでん返しされて
「ふわあああ」ってなりました。
とにかく面白かったから買ってよかったって思いました。
BLなんだけどBLっぽくないし
エロい描写すくないのにエロく感じるし。
とにかく不思議な本。
面白いのは間違いないんだけども!!!
とってもいい作品だと思います。
ついに一夜を迎える二人です。
まぁ、迎えるまでに喧嘩したり変な雰囲気にもなったりしたのですが、
そのぶん二人とも成長したし、必要な事だったのでしょう。
とにかくいつもは比較的無表情の蓉一が感情むき出しで表情がくるくる変わるのがとても良かったです。
怒ったときの顔、恥ずかしいときの顔、全てが可愛い。考えることも可愛い。
桜井さんと一夜を過ごす時の蓉一は恥じらいやら桜井さんへの愛やらで可愛いすぎます。
読者にとっては勝ち目無いと思われている藤本についても丁寧に描かれていてとても好感を持てます。
玉砕してしまって落ち込んでいる藤本をサラッっと慰める竹さん。
竹さんは水川邸における良心ですね。シメがとても笑えました。
天真爛漫をよそおって(?)人の事をよくみている菖太。
悶々としている兄貴分2人をよそにバリバリ煎餅をほおばるシーンがとても良かった。
「いらないならその服ちょうだい、煎餅あげるから」がとても菖太らしくて微笑ましかったです。
人の事をみる術は環境がそうさせてしまったのだろうけど。菖太は奥行きのあるキャラですよね。
本当、日高ショーコさんは人物を描くのがとても上手だと思います。
桜井さんの転勤はどうなるのでしょう?
次は最後までいって欲しいなー・・・ヒソヒソ・・・と思いながら次巻を待つことにします。
4巻になりました。が、相変わらず煮え切らない二人(笑)
前巻の最後に、やっと二人は通じ合ったのか、と思ってたんですが・・・
違ったみたいです。まだまだすれ違い続行中(笑)
マンションの合鍵を貰ったのに、全く桜井に会えないことに不満な蓉一。
そんな時に偶然桜井の転勤話を立ち聞きしてしまいます。
そして初めて二人は喧嘩してしまいます・・・
なんだか切ない二人ですね。
どちらも相手を好きだと思っているのに、なかなかそれが伝わらない。
でも、蓉一を好きな藤本は二人の気持ちに気づいているようで、
焦燥感からついに蓉一に強引に迫っちゃいます。
で、玉砕・・・。藤本の気持ちが真剣なだけに、可哀想でした。
今巻で一番感じたのが、この「花は咲くか」が始まった最初の時と比べ、
桜井も蓉一も本当に変わったということ。もちろん良い方向に。
桜井は、独立する柏木に「三年後」に誘われ嬉しく思うと同時に、
「どうせ」が口癖で諦める事が当たり前になっていた自分を顧みます。
そして蓉一と真剣に向き合って、ちゃんと気持ちを伝える決心をします。
一方蓉一も、藤本達との共同製作が思いのほか楽しかった事と、
その作品を見た父蓉介の友人だった教授に、
「君はもう蓉介の影を追っていないんだね」と言われて喜びを感じます。
そして、それぞれ素直な気持ちになった二人は無事仲直り。
で、やっと読者が待ちに待ったラブラブな展開になるわけです(笑)
今回も最後まではいきませんでしたが、初心な蓉一がすっごく可愛かったです!
続きが早く読みたい~!!
桜井の帰りを待つ蓉一は、桜井が帰ってこないことに少なからず苛立ち、嫉妬しているのです。そんな中、桜井は自分の異動話をどう蓉一に話したらいいのかで迷うのです。
学生のときに感じる3年と、社会人の3年…。もし蓉一が女性だったら、待っていて欲しいと言えたであろうという桜井。これは、同性同士の恋愛をテーマにしているから起こるだろう問題ではなく、実はNLのCPでもありえるんじゃないかなと思ってしまいました。だけど、そこまでに至る描き方が丁寧だったから、感情移入しながら楽しく、時にどきどきしながら読めたのだと思うのです。
一方、肝心の恋の行方ですが、上手くいく、いかないのかというあたりは全く予想できませんでした。『桜井さんは狡いですよね。俺が―先に謝ろうと思っていたのに』って、まさか蓉一の方から切り出すあたりは、蓉一が成長したなと思う場面でした。
「こーゆこと」は小声で話す二人、大声で自分の気持ち訴える蓉一などがとても印象に残って、私の一番の萌えどころでした。特に、このシーンの気迫にやられてしまいました(笑)
最後に大きな宿題を残したまま続いてしまうのですが、また楽しみが一つ増えました。
頑張ったな、藤本ォォォォ!
飄々と器用に日々を重ねていそうな彼が意外と不器用で、年相応な素顔を見せてくれました。
緊張のあまりマシンガンみたいに喋り続けてしまうヘタレ加減、喜怒哀楽そのままに表情を変える姿になんともいえない心の軽さを味わいました。
親近感ですよね、これ(笑)
フラれてベソかいてる上に竹さんにサックリとツッコまれてショゲる顔の可愛いこと!
蓉一は無理だよ…キミも受けでしょ?と伝えたい(真面目に)
桜井とは別の方向から蓉一を変えた彼のお役御免な巻に相応しい出番の多さで嬉しかった。
そんな彼に教授が将来について示唆する言葉にベタですが感動しました。
素敵な教授だー!
さて、今巻はたくさんの方々が待ち望んでいた桜井さんと蓉一の嬉し恥ずかしな夜が描かれて大きく話は動きます。
いきなりの風呂掃除や二度の『お泊まり電話』確認、初めてセット等の大人:桜井さんのやる気もニヤけてしまいますが、自分の意志で歩み出した蓉一にグッときました!
誤解やすれ違いは信じてもらえるかどうか、という部分もですが、本人が直接、解きに動くということが重要な気がします。
蓉一がお互いに信じられるように自分で動こうとする過程が描かれていることが嬉しい。
自分のことばかり<桜井な気持ちを自分で言っちゃうあたりで無意識小悪魔め!とジタバタしたくなりました。
父親の影を踏みながら育たざるを得なかった環境は少なからず蓉一の心を縛っていた。
偶然、知り合った桜井にどこか自分と似ている部分に惹かれ恋をし、藤本や同年代と交流を重ね『自分の生き方』を考える。
父親をなぞらわなくなった彼の解放された姿の伸びやかさが眩しかったです。
でも成長したようでいて事後、恥ずかしくてふててるだけでも可愛いのに桜井が笑ったことを『笑われた』って反応しちゃう慣れていない姿が、すごくツボでした。
カワイイカワイイって舞い上がる桜井の気持ちがわかります(笑)
菖太はにぎやかしながらも相変わらずの観察眼で蓉一の気持ちを的確に読むし、水川家の良心:竹さんは…藤村にツッコむ姿がもう最高でした!
竹さんファンが増えたと思われます(笑)
自分を守ってくれていた存在に気づき、そこから歩み出すまでの早春の季節を経て、次巻で彼らがどう咲くか、楽しみです!
遂に4巻発売ですね。
長かった。
毎度のことながら長かった。
しかし、それさえも表紙見た瞬間、うっとりしてしまうためのスパイスのようにさえ感じてしまう。
嗚呼、日高さんの絵ってなんでこんなに美しいの…。
さて、本編。
桜井と容一はもうなんていうか、もだもだしてなかなか収まりはつかないんだけど、なんかどうにもセット感満載である意味、痴話喧嘩のように見えなくもない感じがあって。
この2人がカップルとして動くことはないんだろうなっていうのがあって。
その中で、2人の中の恋愛速度とでもいいましょうか。
恋愛を前向きにとらえていくところが、やはり若さのある容一の方が寛容というか。
全ては性格だから桜井の性格がいろいろ悩んでしまうだけなのかもしれませんが。
自分の方から動かなきゃ、変わらなきゃ、と行動を起こしていく容一がステキでした。
もちろん、ベッドでも容一もステキです。
ステキすぎて参ってしまいます。
こんな子が目の前にいたらおじさんギュッてしたくなっちゃうよね。
押し倒したくなっちゃうよね。
ひとまず、どんな流れがあろうとこの2人はちゃんと収まるところに収まるだろうということでいいのですが。
問題は残りの3人ですよ。
元々、当初から私は藤本が好きだったのですが。
前巻では藤本×菖太妄想で勝手に盛り上がってたんですよね。
今回は、フツーになんか仲良さげな感じが見て取れてこれはイケるんじゃ(どこへ?)と思ったりもしたのですが。
ここに来て、タケさん!
ていうか、あの感じだと完全にタケさんは被害者?ですが。
そこで縋りますか、藤本!みたいな。
そして、その後のタケさんの言葉とかちょっと何かのフラグですか!?
最終的にはタケ×藤本になっちゃうんですか。
そうなんですか。
藤本って受だったんですか。
………とか新たなる妄想が止まらなくて困ってしまいます。
次巻で物語は完結予定のようですが、この3人の関係にも決着つけてくれるのでしょうか。
それとも、そもそも日高先生の頭の中にはこの3人でBLなんてことはないのでしょうか。
ああっ。
おおおー!蓉一が可愛い過ぎる!!ジタバタしてしまいました!悶えましたっ。
甘酸っぱ過ぎて死にそうになりました!
二人の喧嘩さえもノロケにしか見えないくらい、二人はしっかり愛し合っていると感じました。
愛し合っている者同士だからこそぶつかり合うことも時に大切だってこと、二人を見て思い出しました。
そして反省し合ったり、許し合ったりも。
そういうことは誰にでもある当たり前のことなんですが、そんな部分も丁寧に描いてある所が良いです。
そして丁寧過ぎて悶えます。軽く吐血です。
ゆっくりと二人の関係が進むところがじれったくて、
でも甘酸っぱくて、本を読んでいてこんなに強くときめいたり幸せを感じられたのは久しぶりです。
最初はこの二人、どうなるんだろう?と思っていましたが、
しっかり大地に根を張った関係がこの4巻で感じられました。
また、蓉一が桜井さんの家にお泊りのシーンで、
桜井さんがやる気まんまんでグッズを用意していたところで、
もしや今夜花開いてしまうんだろうか!?
と何故か焦ってしまった私ですが、花は開かれなかったようですw
ここまで来たらツボミがついたくらいと考えても良いでしょうか?
そして菖太の勘違いが面白い!
桜井さんと藤本って組み合わせ的にどうなんですか(笑)
菖太、その二人が付き合うとか無いから!
更に竹さんと藤本の二人の会話も面白かったです。
そこに菖太も現れて・・・。この三人の展開も笑えました。
内容は桜井さんの大阪転勤や蓉一の父親のことなど、まだまだ気になるところがたくさんあります。
そして次こそ桜井さんの用意したグッズが役に立ちますように!(笑)
次が最終巻になるのかな。
もう終わってしまうのかと思うと寂しいですが、次巻も楽しみに待っています。
広告代理店勤務:桜井和明×美大生:水川蓉一です。
前回は、やっと両思いになって、二葉くらいでしたが、今回は枝葉まで行きました!
桜井の転勤とか、藤本のアプローチとか、色々あって、すれ違いがありましたが、
藤本。。。ホントはいい奴なんだと思うのですよ(*'Д'*)ノシ
私の中では今回の話で藤本の株が急上昇しました!!
どうか彼を救済してやってください(´・ェ・`)
あと、柳原!!
今まで周りに愛されてはいたけど、周りは蓉一ではなく蓉介を見ていて、
無意識に父親に似せていたから、自分の父親を親しんでいた人に「君はもう父親の
影を追っていないんだね」って言われた時は本当に嬉しかったと思います。
あと・・・やっと、蓉一の替えのパンツがやっと必要になりましたよ!
この日をどれほど待ち望んでいたかw
もう蓉一が、めちゃくちゃ可愛かったです!!!
桜井さん早く色々、蓉一にやってください!と本気で思いましたね( *´艸`)
次巻で予定通りに行けば,最終巻らしいので、ちょっと残念な気もしますが、
続きも気になるので、楽しみですね。
ようやっと待ちに待った4巻。
全体的に堪りませんでした。
また少し歩み寄れた桜井さんと蓉一。
すれ違って喧嘩して仲直りして、もどかしいけど二人には大事な行程で。
より互いが互いに触れ合うためには、桜井さんの三年という期間も二人には大事なのかなあと思ってみたりもします。
藤本の「桜井さんを好きになった水川を好きになった」って言葉がとてもすきです。
蓉一の変化と蓉一にとっての桜井さんの大きさを第三者がほんとうに感じているんだなあと思いました。
そして、ようやく替えパンツの実現になった時にはもう辛抱ならんというか。
蓉一が可愛くて可愛くて…なんど読み返したことか(笑)
萌えすぎると無表情になるって本当だったんですね。ありがとうございます。
それと個人的に周囲のホモ関係に悩む竹さんがかわいかったです(笑)
藤本が泣いて言いたいこと竹さんに愚痴ってるのもかわいかった。
予定では次巻で最終回ということで。
寂しい思いで一杯だけど、花が咲けばいいなと思いつつ。
待ってます!
待ちに待った4巻。
読み終えた直後、蓉一の父・蓉介が蓉一に絵の描き方を教えていた光景が目に浮かびました。
歳を重ねれば重ねるほど妥協が増えるけれど、それと同時に敢えて口には出さないような、譲れないというか許せないと言うか、そういう部分も強くなる気がします。
その部分が如何に、どういう理由や影響で崩されるのかというのは、とてつもないことだと思うのですが。
桜井は、全て完璧な感情と言葉を揃えてから、蓉一に大事な事を伝えようとしていた訳で後回しにしているつもりは無かった。
気持ちが通じ合った直後に出てきた大阪転勤と言う大問題でも、彼は蓉一の立場や年齢、そして同性という事を考えているつもりで、自身の結論が出るまでは言うつもりはなかったのでしょう。
しかし、蓉一にはそんな思いは伝わっていなかった。
蓉一は蓉一で、彼の大人ぶる態度が気に入らなかった。
自分と同列に見て貰えないのは理解しつつも、何かあると口を閉ざすような、「大人」の態度が面白くなく、まるで自分ばかりが彼を好きなような、桜井が頭の中を占めるような感覚になる。
お互い頑固で、その上思いが伝わらないから腹も立つしで余計に深みに嵌ります。
そして、そんな時に二人に真っ向から向かっていく、藤本の存在。
彼の存在はとても大きい!
藤本は初めて本気で誰かを好きになって、真正面から恋敵に宣戦布告して、諦めるなんて出来なくて思い人に必死で思いを伝えて…
蓉一はもとより桜井は藤本が居て焚き付けられる事も多々あって、本当、藤本が居ないと、寧ろ桜井は自分の確固たる「大人」の部分を打破出来なかったんじゃないかとすら思えたりして。
きっと桜井は、5や6の時の考えを伝えるのは嫌で、10になって初めて言おうとしたんだと思うのだけれど。
その完璧な10を言える時って、いつになるか分からない気もするんですよね。
だからこそ、桜井も蓉一も、『自分が変わらなくちゃ』『自分が頑張ろう』と思うのって、物凄い変化な訳で。
モヤモヤしたものを抱えながら伝えるのって、実は凄く大事だと思うから。
その過程を思った時、まるで蓉一が父・蓉介に絵を教わった時みたいだなぁと思ったんです。
何重にも色を重ねて、そしたらいつか、自分の思った絵が描ける、みたいな。
気持ちも言葉も、積み重ねる事が大事であって、それはきっと、いくつになっても変わらない。
ガチガチに固めて無意識に守っている頑固な部分も、ぐるぐる考えて相手の感情をひとさじすくって、ただそれだけで溶かされて。
それが桜井にとって蓉一であり、蓉一にとって桜井である、という。
二人の肌が触れ合うシーンは、身悶えが半端じゃなかった(笑)
蓉一の赤面する顔だったり、桜井が力強くしっかり蓉一を引っ張って抱き締めるところだったり。
恥ずかしくなって一度シャワー浴びに行こうとしたり…いやもう蓉一…可愛過ぎてニヤニヤしちゃいます(笑)
何も言わなくても分かる、って凄いけど、言ってこそ意義があることって沢山あると思うのです。
だから、桜井も蓉一も、伝えようと努力し始める。
考えて居る事、過去のこと、家族のこと。
日高さんのあとがきに、「(予定通りいけば)次巻でおわり」と書かれていたのですが、この作品の着地点が全然わからない!
次は、また1年後になるでしょうか。
小さな蕾が満開になっているであろうことを期待します!
3巻の終わりで知らされた、いきなりの桜井さん大阪転勤。
切ない始まりだとわかっていたので、買ってからなかなか開けられなかった4巻です。
そして今、読み終えて……なんですぐ読まなかったのかと。
今回、蓉ちゃんをはじめ、桜井さん、藤本、柏木さん、それぞれに様々な変化が現れてきました。
特に藤本株は上がりっぱなしです。かわいいヤツやん!
ストーリー的にも登場人物ひとりひとりの人生を示唆するような「カギ」となるセリフや場面が多かったです。
それに、蓉ちゃんがひとりもんもん考えるシーンや、蓉ちゃんと桜井さんのケンカシーン。
自分的に好きなシーンが多くてドキドキしながら読み進めていったんですが、ラスト25話で心臓鷲掴みにされました。
まともなレビューになっていないのは承知で、これだけは言わせてください。
自慰シチュ大好き人間として、言わずにはおれません!
あの蓉一くんが、桜井さんを想いながら自慰してたんです、って!!
もうこれが興奮せずにおられましょうか!!
「どーやって…抜いてたのかな…とか」っていう誘導尋問(?)しかけた桜井さん!
なんていい仕事してくださったんですか!
それに素直に答える蓉ちゃん…もう心臓がいくらあっても足りません。
実際、そういうシーンが描かれていたわけではないですし、蓉ちゃん自身が「桜井さんで抜いてた」って言ってるわけではありません。
が、蓉ちゃんの告白とたどたどしい行為だけで脳内はエラいことに。
夢が叶いました、ありがとうございます桜井さん!
さらに、桜井さんの大事なところを蓉ちゃんの手が……もう萌え死にそうですスミマセン。
でも、これ書いてる本人は、いたって真面目です。心臓止まりそうですけど。
いろんなことが初めての蓉ちゃんに、
「出したばっかで今ここ感じやすいから、やなの?」とか
「お前ってさー、続けて出したことないんだろ?」とか
軽い言葉責めですか?もうホントにありがとうございます!
その後の蓉ちゃん、かわいかった…かわいかったです(大事なことなので2回言いました)。
蓉ちゃんをあんなにかわいがってくださった桜井さんに感謝してる人、私だけではないはずです、多分。
いや、実際は日高センセに感謝する方が筋が通ってる気もしますが、そこはまあ桜井さんの手腕ということでひとつ。
何度も言いますが、ストーリーはもう佳境に入ってきた感じです。
両親の死にまつわる蓉ちゃんの告白で終わったりして、もう既に5巻が待ち遠しい。
でもあえて言いたい。
この記念すべき4巻、なんなら10冊くらい買ってもいい!
それくらいいろんな意味でうれしかったです。
なんだか、そのシーンに特化したレビューでスミマセン。
次はジェル、たくさん使ってください、是非!
やっと4巻です。注目していた、今回の表紙もストーリーを彷彿させてくれるイラストになっていて良かったです。
やっと、花が咲き始めたのでしょうか?今回は、桜井さんの転勤話しでぶつかりすれ違う2人ですが、そこが見所でもありました。不安と不満な気持ちでいっぱいになった蓉一の、今までにみた事がないくらい、いろんな表情変化が可愛いくらい見られたから…驚くくらい成長が目覚ましかった巻でした。絵画についても、やっと父親の呪縛から解放されて、画家としても今から成長の兆しが見えてきた感じで、まるで芽吹いた双葉が、太陽の光を浴びてぐんぐん伸びていくような、力強い勢いを感じました。
可哀想だったのが藤本です。今まであまり好きじゃいキャラだったんですけど撤回です。「桜井さんを好きなお前を好きになっちゃったんだな」というせつない言葉が、一緒懸命に蓉一を思う恋心として深く伝わってきて、凄く可愛いいい奴じゃないかと思いました。今回は藤本の巻じゃないかと思うくらい際立ってます。
そんな藤本や大学の先生に背中を押された蓉一と、三年間の転勤と三年後の自分を思い描き葛藤をする桜井さん。やっと腹をくくり自分と蓉一2人の為にも頑張ろうと決心します。
2人とも三年後の幸せの為に、やっとスタートラインにたった感じがしました。
やっとといえば、やっと変えのパンツを使う事が出来て良かったです。はじめて過ぎる蓉一の反応も可愛すぎますが、オヤジ様の桜井さんの意外なエロさに萌えました。2人の裸で抱き合うシーン、桜井さんの「お前といるとどうにかなりそう…好きだ…大好きだ蓉一」と、蓉一の「俺の方がずっと先に好きになったんです」のセリフには、もう感動です。毎回思うのですが、不思議な魅力を持つ作品です。キャラはオヤジ攻めと無愛想な受と地味なお話なのに、読めば読む程引き寄せられていくんですよね。これは、日高先生がただひたすら、2人の恋愛話を丁寧に描かれているからだと思いますけど…凄いですよね。
順調にいけば次巻が最終回のようなので、桜井さん!今度は枯らさずに育てて下さいね。2人で育てた恋の花が、無事に咲き開くことを願ってます。次巻が待ち遠しいです。
冒頭の、桜井と蓉一の父親の会話シーン(桜井の夢か何かか?)。
なぜ面識のないこの二人?と思いましたが、その後の展開で納得。
蓉一を含め、水川家の人々がいまだ蓉介(父親)の呪縛にとらわれているように、
桜井もまた、仕事や恋愛において、色んな固定観念やしがらみの中で生きてきた。
それが水川家の人々との交流や、蓉一との恋愛を通して少しずつ変わってきて、
この4巻ではその変化が形になって現れたように思います。
大人らしく蓉一をリードするというよりは、
ぶつかっても取り繕うことなく自分の気持ちを伝えている。
それまでの「無難」な生き方から一歩前に進んだのと同時に、
仕事の面では、今までの堅実な働きが評価され、3年後の自分に期待をかけれられる。
社会人としても私人としても、人生に新しい種を蒔くときが来たなという印象です。
蓉一もまた、桜井や藤本と出会い、父親を介しない新たな人間関係を構築しつつある。絵に関しても父親のコピーを脱し、自分にしか描けないものを作り上げていきます。
そんな二人が身体的にも精神的にもぐっと近づいた4巻。
激しく情熱をぶつけ合うのではなく、気持ちを確かめ合うような優しい触れ合い。
ちょっとした表情や会話から互いへのまっすぐな気持ちが伝わってきて、
やってることは色っぽいんだけど、何だか清らかな気持ちになります(笑)
そして、今巻ラストで蓉一が打ち明ける、親は自殺だったのではないかという疑惑。
父親・蓉介は、生前は、皆を照らす太陽のような存在として常に中心にあり、
不審な死を遂げた後も、その才能や、語られない死の真相を含め、
いまでも一族の人々の心に陰を落としている。
彼の死の真相が、次巻で明らかになるのか?
それを知るときが、優しい殻から脱しつつある蓉一が真の意味で大人になり、
人としても芸術家としても自分の生き方を見出すときなのかもしれません。
次巻でおわりとのこと(予定)。
主人公二人だけでなく、彼らを取り巻く人々の群像劇でもあるこの作品。
ぜひ過去から解き放たれ、全ての新しい種が花を咲かすところまで
見届けたいです。
特に、最初は異分子的存在であった藤本。
今巻で水川家の面々ともだいぶ良いコンビを結成しつつあり(笑)。
進路や、親友としての蓉一との関係作りも含め、彼が出す答えも楽しみです。
「次はジェルたくさんつかおう」(by桜井)←これも肝心ですね
今回も皆々様の高評価に度肝を抜かれながらも抗うことなく読み始め、
やっぱり今回も最高に面白いと思ってしまった。
桜井さんのヘタリぶりもいまだに続行中で、前半はオヤジに振り回される蓉一くんが
憐れと思ったけれど、蓉一くんの容赦の無い桜井さんへの言葉が鬼気迫る感じ。
桜井さんの大阪転勤3年でもめたけれど、大人の桜井さんの辛さも解るし、
はっきり言葉にも態度にもしてくれない桜井さんに子ども扱いされてると怒る蓉一くんの
気持ちも解るからハラハラしてしまう展開なのですよ。
それに当て馬くんの藤本がちょっと情けなくも可哀想になりました。
桜井さんを好きな蓉一を好きになったことに気が付いた、そんな言葉は切ないですね。
今回は転勤騒ぎですれ違いながらもお互いが何をするべきなのか分からないまま
離れてしまうかと一瞬思われたけれど、そこはしっかり歩み寄りで愛を確認。
まだまだ、先には色々あると思える展開だしラストで蓉一くんが桜井さんに告げる
両親の死に対する疑問を語り続くになり、またまた気になる次回って感じですが
蓉一くんの精神的な成長が見えた感じの内容で今回も素敵で引き込まれました。
待ちに待ちました!!
毎回毎回すごく好みの表紙デザインで、表紙が見えるように
本棚に飾ってるのですが、4巻も早速コレクションに追加しました☆
ストーリーに関して、もどかしさが残るものの、かなり進んだ印象でした。
蓉ちゃんのカワイさに、ノックアウトです♪
替えのパンツの出番があって、よかったね、蓉ちゃん!(笑)
あと、登場人物の中で竹さんが一番ゲイっぽいと感じてしまいます...
私だけでしょうかね??(笑)
次の巻は、また1年以上かかるかもしれませんが
気長に待とうと思います♪
桜井さんと蓉一については他の方ががっつり素晴らしい感想を書いてくださっているので、
私はあえて脇役三人、特に雑誌掲載時と比較して大幅に加筆されていた藤本について書きたいと思います。
藤本は一巻から二巻の間まで徹底して桜井と蓉一の間に入って邪魔をする、(にも関わらず二人の仲を進展させてしまう笑)嫌な奴として描かれてました。
ですが、話が進むに連れ、ただの当て馬くんとは程遠い、彼の深い人間性が垣間見えときています。
三巻で彼が蓉一に漏らした「親友」に対するコンプレックスのようなもの、対人関係での隠し通している弱さ、絵の才能と現実、将来。
四巻では蓉一目線でより色濃く描かれていました。「喋って喋って不安を押し隠している」という蓉一の藤本評が何より彼を表す言葉だと思います。
メインの桜井さんに蓉一、そして藤本だけでなく、タケさんや菖太もそう。
見えないところで動いていく人間関係に葛藤したり、ちゃらんぽらんなようでいて本当は誰より人のことを敏感に感じ取っていたり。
この作品の素晴らしいところはBLの恋愛関係と同様に人物造形の繊細さにある気がします。
四巻の藤本は張り付いた作り笑いの印象は薄まり、蓉一の一挙一動にいちいち顔を赤くして一喜一憂していて非常に可愛いです。
藤本の最大の敗因は彼もまた「受け」キャラだったからかも(笑)。
桜井さんが好きになった蓉一を好きになってしまった藤本が報われることなどハナからなかった…
けれど、いつか時が経ったら、蓉一が望んでいるような「親友」という関係になれる日が来るのかもしれません。
そして四巻で微細に動いた竹・藤・菖の三つ巴について。
蓉一にフラれてぐずぐずに泣いている藤本を慰めるタケさん…蓉一に似てるし発言、「俺だって悪くない」とは一体…(苦笑) …あと、藤本の「竹生さん」呼びがなんか好きです。
藤本のことを蓉一・桜井・タケさんに手を出してるホモ野郎と勘違いし常に衝突している、にも関わらず「愛されたがり」な藤本の性格を誰より見破ってる菖太。
一巻同様今回も番外編で、周囲に敏感な作り笑いを浮かべる「鼠」である菖太を気遣うタケさん。菖太の女なら付き合う発言。
見事にキレーな三角形ができていますが、果たしてこの微妙で絶妙な三つ巴が動くことはあるのか…
次巻で最終巻とのことですが、是非この三人の関係もクローズアップしてほしいところです。
桜井さん!次回は用意したグッズ、異動前にちゃんと使ってくださいよ!
どれどれ今度の表紙は誰だい?と発売前にちらっと覗いてみて、また蓉一?それも一人かいな。いや、そう思わせておいて実はこれ蓉介だったりして。なんて思ってました。
実際買ってじっくり見てみたらあなた、蓉一単体じゃなくて3人の表紙でびっくりしましたよ。マーベラス!
そして今回の花はこれ、八重桜ですかね。素敵です。二人の関係の進み具合を表すかのような、この咲き誇りかた&舞い散る花びら…
すれ違う生活なうえに気持ちをぶつけない二人が、いったいどこまでこじれるかと思ったけど、案外あっさり進展してくれて、ホッとしたような肩すかしなような。
やっと初夜(あえてこう言わせてもらおう)を迎えることになった蓉一のテンパリ具合や恥ずかしがるポイントが、ほんとにもう「初めてです」といった感じで、可愛らしいったらなかったです。
こりゃ桜井さんはただのスケベおやじになってもしょうがないですね。うん、許す。
だって蓉一を女性だと考えたら、38歳と女子大生ですよ。おおっふ…途端にいやらしい(笑)
にしても、藤本のひとりよがりな失恋は、なんかこう恋に恋してる女子高生みたいで、おいおいおまい…と。ちょうどそう思っていたところに、これ以上無いというほどぴったりな竹さんのツッコミが入り、すっきりいたしました。
そして自分だって蓉一にそっくりって言われるんだとかいう、ちょっとよくわかんないとこでなにかに張り合う竹さん…(笑)私はこの人にも性格変わるほどのお相手が表れてほしいと願ってやみません。
いよいよ次巻が最終巻だそうで…。日高さんはお話のちょうどいい塩梅ってのをよくおわかりになってるなあ。
ええ~~( ;´Д`)もっと読みたい~~っ!となるほうが絶対イイ。
寂しいですけどね。
気持ちは通じあったはず…なのに、桜井の大阪転勤も本決まりになり
忙しいすれ違いの日々に、蓉一は不安や不満が募る。
お互い会いたいのは同じなのに、相手が大事なのは同じなのに、
ちゃんと伝え合う事ができない二人。
少しずつ変わっていくというよりは、方向性が分かってぐんぐんと大人になっていく蓉一、
まるで土の中から芽吹いたとたん、一気に太陽に向かって伸びていく植物のようだ。
怒ったり、悩んだり、赤くなったり、表情が豊かになった彼を取り巻く周りの人々が、とてもいい。
桜井もまた変わろうとしているのだけれど、倍も生きていると蓉一のような爆発的な変化は望めない。
仕事のしがらみもあるし、大人としてと考えてしまう分グルグルしている。
あて馬の藤本くんは、変わっていく蓉一をますます好きになってしまうが、
でも残念ながらその恋は実ることはない。
彼もまた恋の顛末は可哀想だけれど、方向性が見えて来た巻。
そして、竹ちゃんや菖ちゃんと、なんやかんやなんやかんや……
そのなんやかんや、はちょっとおかしくてそして含蓄がある。
すれ違いの悶々に終止符を打ちたいと思った夜。
あああ、蓉ちゃん可愛過ぎるっ!!悶えました。セミヌードも美し過ぎる!
蓉一にとっては文字通りの初めての恋で初めての人の体温、
実は桜井にとっても、ただ一緒にいららればいいと思えるのは初めてのこと。
互いを知ること、互いに触れること、抱き合うこと、
たどたどしく、初々しく、優しく、ああ、なんてキュンキュンすることか!
桜井の仕事、蓉一の絵、それぞれが脱皮と飛躍を求められている時、
誰にとっても大切な人であった父親の、大きな影から抜け出しつつある蓉一だが、
最初から伏線としてあった両親の死を巡る思いがハッキリ浮上してきたところで、続く。
次号は完結編だそうだが、さて、どのような花を咲かせるのか?
まずは、祝☆替えパンツ使用。
まだまだだけれどね(笑)
お次は、桜井がゴソゴソとベットの下に隠したグッズ登場か?!
桂木ではないと何度か自分に言い聞かせて
読みはじめましたw
連載もくいいるように読んでいるので新鮮味は
ないのですが
それでもコミックとなると
新しい気持ちになれるのはなぜだろう
4巻ですが完結してません
今回は、メインが転勤のこと
2人の距離感のこと
互いの親のこと
といった感じで
ラブラブな状態の話ではありません
日増しに桜井さんが老けていくのは気のせいでしょうか
おじさんすぎるのでは??
とだんだん桜井さんが苦手になりつつあります
一方でうるさいなと思っていた藤本いいやつでした
ないちゃっているシーン男前
今回も蓉一美しいです
美しくてかわいい
一回達してしまった後にそそくさと
シャワーをあびようとする
腰動かしてに、無理ですという
そしてなんといっても
今回つぼだったのが
ベットでまるくなり背を向けている
格好です
恥ずかしすぎて不機嫌って
どんだけかわいいんだろう
大きな体をすっぽりくるみ
体はまるくなり
黒髪サラサラヘアが流れている頭
なんてゆーかわいさ
192ページの一コマ最高
ちょっと仕事の話メインでさみしかったです
2人の対比ということで
仕事のことを描いているのかもしれませんが
詳しい会社の状態や背景はあまり
知らなくてよいなと思ってしまったり
桜井さんがどうでもよくなりつつある
自分にびっくりでした
なんで桜井さんを好きなんだろう
連載開始から読んでますが
桜井さんを好きな理由がぴんとこない
五巻で終わるのかな
多分終わらない気がする
桜井さんを好きになれるよう
もっと読み込むことにします
いよいよ4巻です!
もちろん、この巻には蓉ちゃんが「おパンツ」を使うかどうかが期待と一番の見せどころでもあるのですが(笑♪)
毎回題名にひっかけて蕾がついた、花が咲いた、等々の比喩を使ってまいりましたが
今回は、枝葉がついて根っこがしっかりと張り、雨や風にも負けないしなやかな強さを持ってきた、とでもいいましょうか。
一番の大きな障害になるであろう、桜井の大阪転勤の話が軸でもあるのですが、
今回は忙しい桜井とすれ違いを起こしている間に、蓉ちゃんに横恋慕している藤本がいい働きをしました。
内にこもって周りを見ていなかった蓉一だからこそ、周りが見えてきたことで、人の心を考えそして自分の心に決着をつけていく。
その過程が、枝葉がついて根をしっかりと張ろうとする今まで眠っていた植物に見えてしまうのです。
桜井を好きな蓉一が好きになった藤本だから、彼の失恋はちょっぴりかわいそうでもあるのですが、竹ちゃんの絡みがやけに愉快で(!?)
この周囲に目が、心がいくということ(勿論桜井が中心だが、藤本や従兄弟達も含め)で彼が囚われていた「父親」の存在から解き放たれとうとしている姿が鮮やかに描かれていました。
蓉一の父親は、遺される蓉一が困らないように用意周到に周囲を固めたのですが、それが蓉一を束縛していたことになってしまっていたんですね。
その父親の、両親の死がまさかのラストに疑問となって登場してくるとは!
さて桜井ですが、仕事が忙しくて蓉一とすれ違いの日々。
マンションで待っているのに、意地張っている蓉ちゃんが、かわいかったりも☆
彼が転勤の話をするよりも周囲の人によってそれは先に蓉一にもたらされる。
もちろん、彼等が恋人関係であることは周囲の人々は知らないから仕方ないのであるが、桜井だって悩んでいたのです。
たかが3年、されど3年。
桜井も仕事を通して本気が試されている時期がやってきたのです。
蓉一も、父親から解き放たれ自分のスタイルが見えてきた時。
二人とも真剣にその3年打ちこんで成果をあげられれば、もっとよりよい関係を迎えられるのではないだろうか?
その為に、もっと互いがエネルギーに変えられるような心の支えになれるような結びつきを!それが本当の恋人になるステップアップなのですね。
蓉一の初エッチシーンのコロコロ変わる表情がウフウフしちゃいました♪
淡々として、若干シリアスで進行している傾向が強い感じがしたこの作品でしたが、今回はかなり起伏があり、この作品の中では明るくて愉快な展開だったのではないでしょうか?
皆が本音を見せて、ヘタレたり落ち込んだり、怒ったりがっかりしたり、喜んだり、照れたり、泣いたり。
感情がたくさんありました。
蓉一の両親の話がきになりますが、彼等の未来は絶対に明るいものであると確信します!
藤本と竹ちゃんと菖太も若干気になりつつ・・・
次回は、桜井さんの用意したグッズが役に立つ事を願いつつ♪