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mother
おお、これはまた。
mother、なるほど、納得。
天使、母が主たるキーワード。
見た目の美しさと人を疑わない純真さから天使とあだ名されてきた真治だけど、レイプされたことで
「汚さ」を知り、天使というあだ名には純粋な褒め言葉以外の意味が込められていると察する。
真治の周りに起こる事柄はすべて祐紀が仕組んでいたことだった。
母からの愛情に飢えていた祐紀が、天使に見出した母性。
狂おしいほどに求められることを、受け入れた真治。
私にとってはハピエンでした!
執着攻めの小説を探している時に見つけた作品。しばらく積んでいてやっと読みました。初読み作家様です。
あらすじだけ読んで、犯人はすぐ想像つくわけですが、物語がどう展開していくのか、ワクワクしながら読み始めました。(以下ネタバレありますのでご注意ください)
ずっと受け視点で、ラスト数ページのみ攻め視点です。
初めの方は、目隠しされて性被害を受けたり、数ヶ月後にはその時の写真が送りつけられたりと、苦しむ真治が大変痛々しいです。
こんなに苦しめてでも手に入れようという、執着や心の闇に怖さを感じます。
その後、自分のマンションに真治を住まわせ、どんどん真治を囲い込んでいく塚越。
この辺はだいたい予想通りの展開でした。
追い詰めた後に救いの手を差し伸べて囲い込むという…。
真治はレイプされた後、お尻で感じるようになり、アナニーが我慢できなくなってしまう。これは、いくら丁寧に犯されたとはいえ、恐怖の体験をしたのに後ろが開発されちゃうなんてことある!?と思いました。もっと恐怖感や嫌悪感が勝るものじゃないの?と。
(でも薬を使われたし、無意識に塚越と気づいたということかな…)
終盤までは、塚越の追い詰める手口や、他者を利用したり陥れたりする残酷さに怖さを感じて、またそんな塚越にまんまと囲い込まれて好きになる真治、どちらにもちょっと共感しにくいというか、萌えを感じにくかったのですが…。
最後、お仕置きのシーンと、攻め視点の「child」を読んだら、評価が神になりました!
塚越がただのサイコパスではなく、そうならざるを得ないような、不幸な生い立ち、特に母から憎まれた過去があることが、塚越という人物像に深みを与えるというか、しっくりくるというか、ストーリーに納得させるものがありました。
また真治も、ちょっと常人とは違い、人の悪意を感じにくい人物、少し変わり者として描かれていたので、最後真相が明らかになっても、塚越を受け入れることに違和感がなく、こちらもストンと納得できました。
最後は先生が後書きでも書いているように、バドエンではないですが、この先を考えると、こんな危うい二人が、ずっと幸せでいられるんだろうか…とちょっと心配な気持ちになります。特に塚越の強すぎる執着に。でも真治が天使だからなんとかなるかな〜。
最後は、割れ鍋に綴じ蓋というような二人で、これぞ共依存!と思いました。
大変面白い作品でした。
とても読みやすい文章で、心理描写も好きだなと感じました。たくさん執着攻めを描かれているようなので、他の作品も読んでみたいと思います。
門地先生の挿絵は、エロエロ多めでドキドキします。塚越が素敵に描かれていて好きです♡
執着攻めは大大大好きですが、ここまでの作品があるとは……!
ただかっこいい完璧な攻めより、気持ち悪さ漂うタイプの不完全な攻めが好きな私。まさにドンピシャでした。
濡れ場シーン多めですが、内容がしっかり濃かったです。攻め・受けそれぞれの生い立ちや高校時代の出来事などが丁寧に書かれていたので、複雑な心情をもつキャラクターへの理解がしやすく、結末にも納得できました。タイトル回収、鳥肌モノでした……!
うわー…ヤンデレにも程がある。執着・独占欲・嫉妬がいっぱい。
闇も病みも抱えた攻めは嫌いじゃないんですよね。頭イカれてるのに、言動に萌えをたくさん感じてしまい「神評価」にしました。ダークだしシリアスだし…好きなテイストじゃないのにハマるハマる。
天使のような真治へのド執着。あ、これは尋常じゃないね。と奥底で感じながら表向きは"良い人"の塚越にロックオンしながら読んでいました。何者かにレイプされトラウマを抱えた友人を救済しているテイの塚越の、真治への関わり方に注目しながら読んで下さい。
仄暗さを感じる甘さや幸せが、これから解き明かされる深い闇のカモフラージュです。めちゃくちゃゾクゾクしました。
最後のネタバレ描写は…なんかすごかった…。
薄々分かっていたのに、いざそれが明るみになると驚き通り越して感動すらしました。真治が感じていた違和感の謎が、同級生たちの会話から徐々に紐解かれていく進みが最高潮に気持ちが盛り上がりました。
闇・闇・闇です。
ヤンデレがえげつない。
でも好きかもーー…。うん、好きだわ。
クセになっちゃう面白さでした。
タイトルのmotherの意味が深いです。motherもいれば、childもいます。これらの単語の意味と、真治と塚越の関係とどう繋がるのか方々にアンテナを張りながら読んで下さい(^ ^)
甘い濡れ場も多い反面、ベースには常に不穏な空気が漂っている物語。人を疑う、悪く言うことがなく、見た目だけでなく性格もまさに天使な真治。しかし、大学入学前にレイプされてしまい、初めて人間不信に陥る。黒幕が誰かというのはとても分かりやすくて大まかな展開は序盤で予想がついてしまいます。ただ、塚越が真治に執着する理由、それが分かった時真治がどう行動するか、という点では興味深い作品でした。
「母」という存在。幼い頃母にまともに扱われなかった経験から、塚越はマザコンを拗らせていて、自覚もしている。マザコンって世の女性からは大概疎ましく思われますよね。良い歳して親離れできない子供のままの男。でも、普通に親に愛されて育った私は、彼のような子供がマザコンになってしまうことを責めることはできないなと思いました。やはり母親の愛って子供には必要不可欠だな、と数々の作品を読んできて改めて感じます。私達は生まれたいという意思を持って生まれてくるわけではありません。子供は皆、親のエゴから生まれる。勝手にこの世に産み落とされて戸惑うばかりの頃に、その存在を無条件に肯定してくれ、常に優しく包み込んでくれる母親がいるからこそ、自然と自らの存在価値を認めていけるようになるのかなと思います。
その経験が欠けている塚越は、同級生の真治に母の役割を求めた。正直、真治のような人間はリアルではなかなかお目にかかれないと思います。どんな他人の言動もすべてポジティブに解釈できる。疲れきった現代の日本のどこに、彼のような天使がいるでしょうか。ただ、家族に健全に愛されて育った子は、大人になれば自らも父性や母性を自然と持つようになるだろうとも思います。愛されて育った真治の溢れ出る優しさや母性と、塚越の無償の思いやりと母性への飢えがぴったり当て嵌まったのでしょうね。母性を与えることは本人も満たされる行為でしょうから、塚越ばかり得をするということでもないでしょう。依存というと危うい感じがしますが、この2人においてはむしろ互いに依存することで安定感を増していく、パズルのピースのような関係性なのだろうなと思いました。
いつもにこにこと笑い憎しみや怒りといった負の感情に囚われない天使と例えられる受けが、レ〇プされたことにより人間らしい闇部分の存在を自分の中に見出し、苦しみます。
更にア○ルセッ…の虜となってしまう。
攻めはそんな天使の親友。
初見だったらやっべぇ奴とビビった気もしますが、『モンスターフレンド』で耐性ついていたので諸々予想できました。
受けに対しての執着が露骨なんだけど、家柄の力もあるとはいえクラスの中心になれるようなタイプだから、異常ではなくいつもの事とすませられちゃう。
巧妙に隠すこともなく、怪しい部分が表面化されていても、それを日常に溶け込ませることができちゃう。
周りは無意識に、攻めの思うがままの駒として動かされている。
読者はもちろん気付いているのですが、この異様さがいいスパイスなんですよね。
あと普通に彼女はいるどころか人気で取っかえ引っ変えなのもやばいんですよね。
攻めがいつもと変わらない様子で放つ言葉も、聞き終えてから「ん!?」と引っかかる小さなおかしさが散りばめられていて、ちょっと怖くてちょっと面白い。
吐瀉物を受けに片付けてもらった幼馴染に嫉妬したと告げ「お前に体の中のもん、触ってもらえたじゃん」とか言ってくるんですよ?
えっ………はっ?…こわっ……てなりますよね?
ただそこまでキャラ萌えできなかったんですよね…。
攻めはガンガンいこうぜ!な一途さあるからまだしも、受けは恋愛ではなく依存と決めつけ、ほの暗い気持ちを抱えつつも、ベッドでは淫らにねだるところにキュンときませんでした。
攻めの振り切り感は好きなのですが、受けはヒットしなかったんだよな。
純粋な中身や美しい容姿はやっぱり直に接してこそ感じるものが強いと思うんですよ。イメージできてももちろん実感なんてないから、天使天使と言われ続ける受けに馴染めなかった。
そもそも自分好みの天使像ではなかったからだろうな。
基本的に受け側からストーリーが展開されていくんですよね。
なので天使のような子と言われる男の子の中身があらわになりすぎていて、いやそこそこ普通の男の子じゃね?とも思ってしまったんですよね。
終盤でタイトルの意味が分かります。
攻め側の気持ちも書いてくれているから事の経緯が分かりやすく、なんで!?がないところはスッキリですね。
これ、発売当時に読むと多分すごい衝撃だっただろうと思います
漫画の方ばかり読んでましたのでこちらまで手が回らなかった…病んでるほどの執着大好きなので過去の自分に早く読みなさい、と伝えたい
Kindleで購入しましたが挿絵がありません
それでも流石小説ですよね。頭の中で想像できるんですよ。なので問題はありませんでした
9割は受け視点、最後の最後に攻め視点が入ります
物語が進むにつれて読者も感じる違和感。
元カノらへんで、自分は勘づいた。多分遅いけれどそのあたりから受けと同じようにまさか?的な感じで読んでました
そして意外にもあっさり判明した真実…ゾワゾワしましたね〜
真実を知った後になぜか待ってる攻めがまた怖い!
でもそれくらいの執着求めてたのでめっちゃ萌えた
レイプした時と同じシチュエーションのところもよかったですね〜
二人のセッ描写ですがエプロンとか、母性を求めていたからか胸をたくさん攻めるところとか、攻めの愛の重さが半端じゃなく伝わってすごかった
攻め視点で初めて題名の回収ができます
素晴らしい執着。ここまでしてる作品もっとみたい
もっと早く読めばよかった…
最近はこのような展開も珍しくないけれど当時で考えると相当衝撃的だったんじゃないかなぁと。展開の翻し方が上手いなぁと思いました。
これぞ、聖母受け!!
そして聖母を汚す腹黒執着攻め。
財閥の御曹司で学園では王様のような攻めが、受けにだけ特別扱い。
もうこの時点で美味しいです。
ずっと隣をキープするし、周りの友人が不審がるくらい。
対して受けは自慢するでもなく、攻めの母親に似てるからだろうな~と楽観的に受け入れているだけ。
最初が圧倒的に、攻め→→→→→受け、です。
嫌がらせしてくる奴が嘔吐しても、率先して看護してあげる姿はナイチンゲール。
攻めは昔、吐いても誰も助けてくれなかった事と重ね、更に受けを神聖視します。
受けが欲しいと常に思っている攻め。
ある事件で傷ついている受けを今度は攻めが救い、攻めしか信じられなくなった受け。
無事、囲い込み成功です。
内容が印象的だったので数年、間を空けても覚えている作品です。
丸木先生はグイグイ引き込ませる世界観とその作品だけの濃厚なエロが毎度感嘆します。
でもこの作品が(同年発売の鬼子の夢より)一番評価が高いのは個人の趣味を抜きにしても疑問です。母性や執着のドロドロ具合が濃い目だからでしょうか。
読み進めるのが厳しいほどでは無かったのですが納得いかない点や萌えないことも多かったので申し訳ないけれど「しゅみじゃない」ボタンにしました。
まず(ネタバレ)が犯人だったことを許すことも、肯定的に捉えることも創作だろうが嫌でしかない。それに佐藤がずっと思い出さないようにした事や罪悪感、人から向けられる目をハッキリさせずずーーっとモヤモヤさせているので、良い感じのエロシーンも萌えません。
終わり方も後味が悪いというより良い終わり方でない気がします。
あと、飲み会でエスカレーター式学校の古参組がチェーンの飲み屋に行くわけない!誰かが経営に携わってる店とかだろうよ。佐藤の家の近くにそこしかなかったのかな…
ヤンデレ目的以外で先生の作品を読むのなら、私は「鬼子の夢」「いいなり」「ふたご」「アフェア」をお勧めしたいです。
ヤンデレ執着攻が読みたい時は丸木先生に限りますよ。やっぱり。
私は先生のゲーム作品も好きで何本かプレイしたんですけど、だいたい主人公の実兄がやべーやつなんですよね。motherの真治と塚越は血の繋がりこそないですけど最終的に疑似母子になりますから、これも近親相姦モノと言えるのかなぁ…
前半は彼らの高校時代の話が中心です。スーパーセレブの塚越が庶民の真治を見初めたのが2人の出会いらしく、そのせいで真治は塚越の取り巻きに睨まれたりするんですけど、もうね、花男かよと。お母さんの手作り弁当が嘲笑されるシーンなんてもはや様式美ですね笑 それでも持ち前の天使のような美貌と慈母の如き寛大な心で真治は周囲から愛され、楽しい高校生活を送ります。
こんな幸せの絶頂から突然奈落の底に突き落とされるんですから丸木作品って怖いですよねぇ… 前半が花男なら後半は善悪の屑の世界ですよ。塚越コワ〜ッてドン引きしたんですけど、当の真治は塚越がこうなったのは自分のせいだって責任感じててびっくり。人生めちゃくちゃにした相手のこと許せるものですか?フツー
真治の「俺が産んだ。だから憎くない」理論には?となりました。でも常人に理解できなくても仕方ないですよね、なんせ彼は天使ですから。
私は「child」まで読んでようやく塚越に少し同情を寄せることができました。終わり方が仄暗くて好きです。きっと真治は……
内容は面白かったので満足なんですが、育ちのいいはずのお坊ちゃんたちが意外と俗っぽい喋り方をしていたのに違和感を覚えたので萌萌評価で、、(多分花男の読みすぎだと思います)
10月4日は天使の日、と耳にして思わず再読。
未読の方、特に丸木先生の作品を初めて読む!という方には是非、ネタバレ、予備知識なしで挑んで頂きたい作品です。(有名な作品、有名な作者様という事は重々承知の上で念の為。)
丸木先生の独特の、陰鬱と言いますか仄暗いと言いますか…その世界観がたまりません。
本編「mother」
ショートで「child」が入っております。
motherは真治視点、childは塚越視点。
お話について。(塚越×真治)
あらすじにもある様に、真治が強姦された事により、他人を寄せ付けず、自分の殻に閉じこもった状態からお話が始まる為、初っ端からおもーい雰囲気。
お話の中の"現在"は塚越も真治も共に大学生で、"過去"は2人の出会いでもある高校時代。現在と過去を行ったり来たりしながらお話は進みます。高校時代のお話は、異常性の片鱗がチラチラ見え隠れするものの、比較的、可愛いトーンです。
真治は、本当に天使。疑う事を知らず、天真爛漫に真っ直ぐ育った子。その描写は、穢れなく、美しくもあるけど、残酷でもある。
ヒール役の神崎には少し同情しちゃう…。
正し過ぎるものって、確かに、畏れを抱く。
塚越は、お話の中で、生い立ちや周りからどう見られているか色々語られはするものの、私は、お金以外何も持っていないカラッポの子だな。って思う。でも、必要なモノは真治だけだから。他は必要ないから。それで良いのだ(*´꒳`*)
お話が変わる時の小タイトル(見出し?)、特に最後の小タイトルが秀逸で、読み終わって見返すと、最後の小タイトル→本編タイトルmotherへ繋がり、おぉー!なるほど!と唸りました。
エロは、…丸木先生らしい、なんだかいけない事を覗いているような…なまめかしいエロさ。
明るいお話では無いですが、私には1つのカップルの形として、大満足のハピエンでした。
万が一、ハッピーエンドに感じない方でも、お話がとても面白いので読後は満足感いっぱいになれると思いますよー♪
悪魔の笑顔は優しく美しい
慈母性とは違う、Stockholm Syndromeという病気
ジワジワくる、サイコパスの支配。真治が、母似の愛する対象ではなく、ただの標的に過ぎないなら、この物語はつまらないものになってしまう。
天使のような同級生を愛しすぎて、崇拝に似た気持ちを持つ加害者。どうしても手に入れたくて、手を尽くして深夜のレイプを計画して実行する。真治が、レイプされた後の後遺症が深いことを知って居るのに、定期的に写真を送り付けて恐怖を与える・・歪んだ病んだ愛。
真治は、加害者が誰なのか気づいても、ストックホルム症候群と作中に出ていますが、子供と同じといって、加害者から離れない。
終りの部分、塚越視点の回想。
暴力をふるうだけだった母が狂って、初めて優しく接してくれた数日後に自殺をしたことを思い出す。
真実を知った後の真治は、「いいこだね」とまるで母が子を慈しむように接する。
そして塚越は、真治も母のように失うのではないかと、不安になる。
なんとなく、崩れそうな予兆を感じる結末、歪んだ執着愛の物語でした。
真治の心のバランスが崩れた時、、次の地獄が訪れるのかな~。
塚越、真治を失いたくないなら、全うに生きろ!・・読後に呟きました、ホント そう祈りたい結末。
★この本で残念なのは、本文の描写とミスマッチな挿絵と表紙。イメージつかめないです。
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ストックホルム症候群:(Stockholm Syndrome)
ダメ男にはまりやすい女子は「ストックホルム症候群」 被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象
だめ男を守ってあげたくなるのは母性本能が強いから? ・・違う、違う・・それは、病気。
マザー=母性のタイトルがありますが、ダメ男に騙されることはと、慈母性や優しい性格は無関係らしいです。
終盤で突然ドカンときます。局所的な爆発力。そこまではサックサック読めるけど、特異な何かがあるかというと正直自分には響くものはなかったのですが、最後がすごい。助走が長い。
◾︎塚越×信治
キャラクター双方は全く好みでないです。最初にも書きましたが、なのにラストでもってかれた。そうだろうと思って読んでいて、仮に最後信治が塚越を糾弾したり泣いたり怒ったり引きこもったり監禁されたりするラストなら、普通すぎて何故こんなに人気なのか分からないな…ぐらいの気持ちでした。こんなに静かに塚越の策謀が判明し、こんなに静かにそれを信治が受け入れるとは…母だ…しかし狂ってしまっている…
少なくとも自分は塚越に魅力を感じず、会社を任されていて仕事はできるという要素の説得力が全然ないのが少々辛かった。childは塚越視点ですが地の文が頭良さそうに見えなくて。赤ちゃんだからしょうがないの?これがバブみ(死語)…?
小学校のときのケーキエピソードの薄さ…
本編最後の塚越の、花に例えるセリフはとても好きですし、childで塚越が変態地味だ要素に興奮したり勃起したりしてるとこは大変好きです。
もっと地に落としてくる作家さんなら、塚越は頭悪くて仕事もできないけど金はあるボンボンの天野みたいな設定にするんだろうなぁ。
優しい作品が好きなのですが、闇が深そうな作品にも触れてみたい!と思い立ち、拝読しました。
結果はすみません……草食動物が間違えてレアのステーキを食べてしまったような気分です。
作品の完成度や文章力は素晴らしかったです。登場人物の行動や言葉に説得力があり、ひっかかるところなく読み進められました。「天使」と「母」というキーワードが物語に絡められて見事に帰結する。その鮮やかさにも目を瞠りました。
だけど、いかんせん辛かった……
真治くんのトラウマも、塚越の異常性も、彼らが壊されてしまった経緯も、何もかもが精緻な筆致で生々しく描き出されていて、リアルに臓腑が掻き回されるような心地を覚えたのです。もうどこにも行けないふたりの閉塞感が息苦しくて堪らない。読み終えて数時間経ちますが、まだ胃のあたりがグルグルしています。
とにかくこの気持ちをどこかに吐き出さないと苦しくて眠れそうになかったので、感想をこちらにぶつけてしまいました。「しゅみじゃない」という評価にしましたが、作品のクオリティは本当に高かったです。しかし、私には合わなかった。
人は食べられるものと食べられないものがあるのですね……ひとつ賢くなれました。
目隠しレイプ&立ち直りかけたところで写真送りつけ。
冒頭で犯人分かりました!絶対コイツが犯人!!
最後まで読んで「あ、そういう読み方するんじゃないんだ、、」と気がつきました。
やっぱりBLですから攻めのヤンデレ具合、サイコ具合を堪能するべきでした。
かなりハイレベルのヤンデレサイコです。
超闇を抱えた攻めですが、受けにはとことん甘いです。
ただし受けが腕の中にいるのが最低条件。
受けが自立しようとすると
「僕の天使(ラブ)」→「天使は羽根があるから飛んで行ってしまうんだね」→「だったら羽根をもぎ取ればいいんだ!」→容赦なし長時間目隠し拘束レイプ→泣き叫び許しを請う受け「可愛いな(ラブ)」→受け引きこもり
本編は「マザー」ですが、その後に「チャイルド」があります。これがまた非常にいい味出してます。そっか!あれは、、あそこまで暗躍してたんだ!とスーパーヤンデレサイコに関心してしまいました。
それとイラストのモンチ先生ですが、、文章では受けは「明るいところで見ると瞳の色はすみれ色」と何度か表現されていますが、絵はフツーに茶色ですね。
文章は「雪の様に白いもち肌」と攻めが称賛していますが、絵はフツーに攻めと同じ色ですね。
気になります。
イカレた二人が出会って
幸せになるお話
だと私は思いました。
他人の悪意に鈍感で、疑いの心なんて持たずに、不幸な事はすぐに忘れてしまえる受け君。
皆に平等で穏やかで優しい、なにか輝きさえ放つような彼は、強く求める者、独占したい者にとって、ある意味とても残酷な性格だと思います。
それでなくとも幼少期に既に心が瀕死状態の攻め君の苦悩は、とてつもないものだったでしょう。犯罪行為にまで手を染めて、天使の庇護対象を踏み潰し蹴散らして、自分だけに手を差し伸べさせました。
君はよく頑張ったよ、とさえ思える程には私は攻め君寄りの思考の人間です(笑)
受け君はたった一人、攻め君だけを見て、まるで聖母の様に彼を慈しみ、爛れ腐った心を受け止め包み込んでくれます。なんてええ子や…
は?何言ってんの攻め君最低じゃん!
と言うのが普通の考えなのでしょうが、良かったね二人幸せになれて、と言うのが私の感想です。
好きになった人を射止めただけ、だと思うのです。
(歪みまくっていますが)受け君も幸せになれたからこそ、ですが、これも一つの愛の形なんだろうなあと私は思いました。
なんだかんだ書いてしまいましたが、ほとんどエロかったので最高でした(笑)
今まで格好つけてレビュー書いてましたが、実際受け君は攻め君の太くて長いのをブチ込まれた時点で身体は落ちてるんだと思うのです。攻め君に抱かれるのがヨすぎて本能が思い出すのを拒んでいたけれど、真実を知って、取り残されていた心の歩調も合ったわけです。めでたい話じゃないか!(なんてイカレたレビュー)
独占欲とか、執着、が理解できる方にはおすすめできそうな作品ではないでしょうか。
執着ヤンデレが好きな私は、丸木文華先生の作品がぴったりと友人に勧められ、評価の高いこちらの作品を購入。
純粋で可愛いタイプが苦手な私にこの受けは、うーん中身(性格)綺麗すぎてちょっとなぁってなりました。この性格だから攻めを受け入れられるんですけどね(苦笑)
逆に攻めは最高。優しく面倒見の良い攻めかと思いきや、終盤でヤンデレな部分が見えはじめ、今までが攻めの計画的犯行だったことを悟った時は、ゾクゾクッ。
受けは攻めの策略だとは知らずどんどんと罠に嵌り攻めに依存していく。共依存の出来上がり。
motherというタイトル謎だなと読み始め、最後はその意味が分かり、そういうことか。と納得しました。
途中まではとても良かったのですが、攻めは受けを母親と重ねているところがある。と分かると微妙な気持ちに・・・。そしてそんな気持ちにトドメを刺したのが「俺がお前を産んだ」と受けが攻めに言った言葉。
なに本当の母親みたいなこと言ってるの、気持ち悪い・・・微妙な気持ちから嫌悪感に変わり2人のことが駄目になりました。残念。
途中までは本っ当に良かったので萌の評価で。
私には最後の最後で合わない作品になってしまいましたが執着・依存が好きな方にはおすすめです。
マザコンといってもお母さんが好き過ぎて…というのではなく、愛を与えてくれなかった実の母親ではなく自ら創造した慈愛溢れた天使のような母性像に対してです。
美しかった実母の面影を持つ天使のような理想の母親を思わせる同級生への病的な執着です。
タイトルからどんなストーリーなのか想像できませんでしたが、読んで行くと主人公の身の上に起こった悲劇や日常の小さな出来事が誰の仕業かは想像つくのですが、行き着く先がまた病んでいるとしか言いようのない結末でした。
痛くて暗くて鬱々とした展開の果ては理解できないものではありましたが、二人にとっては幸せなことなのだとは思います。
お互いの求めるものが得られて閉じた世界で幸せに暮らして行いくことでしょう。
悪魔に魅入られた天使がやがて堕天使となりともに生きて行く姿を想像しました。
なるほど“母を求めて泣き叫ぶ子ども”というのは、一心不乱に泣いて、母親の関心を自分のものにしようと、全身でその愛情を獲得しようと必死になるものだな、と。
母親に愛されなくては死んでしまうから、一人では生きていけないから、泣き声でしか母親を呼べないから、火のついたように泣き叫ぶ、それが“母を求めて泣く子ども”か……と、しみじみ思わされた一作でした。
主人公の受けは、「天使」なんて呼ばれているほどの博愛精神の持ち主。人の悪意に鈍感で、深く物事を捉えない。
そんな受けの博愛精神と慈愛に母性と神聖性を感じた攻めは受けを溺愛し、執着するようになる。
そしてレイプされて初めて人の悪意に怯えるようになった受けを囲い込んで依存させていくというストーリーでした。
本作の攻めは、受けに対してはいつも爽やかな好青年なのに、裏では女を侍らして情報操作して、気に入らなかったり裏切ったりした奴は暴力制裁するというとても黒いキャラ。
そんな攻めが、本性がバレてからも受けにだけは優しくて愛情を注ぐというのが個人的にはかなり好みでした。
そんな攻めに溺愛された受けが依存度を深め、快楽地獄に二人して堕ちていく中で攻めが言った言葉がとても印象的で。
「花は咲いちまったら蕾には戻れないんだ。俺は蕾のお前に恋してた。花のお前には溺れてる。女だったら実らせて自分のもんにできるのに、お前は結実しない。お前はこんなに綺麗に咲いて男誘う香り垂れ流してるのに、実らない。他の誰にも散らされないように、大事に囲って、毎日世話して、愛して、それでも足りない。不安なんだ」
蕾を無理矢理こじ開けて咲かせた癖によく言う、と思うのですが、そんな身勝手さと愛情深さと執着と不安を共存させている本作の攻めを見事に象徴するセリフだなと感じました。
そして『mother』というタイトルのセンス。
神としか言いようのない作品だと思います。
ちるちるの記事の「不朽の名作2017」小説15作の中から選びました。
丸木文華先生は執着とかドロドロの怖い系のお話が多い、という先入観があって、今まで全く未読の作者様!
ここで初めて「ぶんげ」というお名前の読み方も知りました。汗)…
さて、ランキングに入った本作「mother」。
あらすじと前評判、読み進めての真治に起きた事件・真治の高校時代の描写を読むと、事件の犯人、背景、真相は一応想像がつき、実際いわゆる「犯人」と「背景」は想像通りでした。
しかし、タイトルの「mother」の意味が分かる最終ページに、そういう意味か!と震撼し、「真相」の見え方が、はじめに見えるものから全く違うモノに反転して視えてくる現象が起きる。ルビンの壺のよう。錯視の心理学とでもいうのか、絶対的被害者・弱者のはずの真治の存在感が一気に変容するイメージ。
そうか、丸木文華先生の描く怖さはこれか!と大いに納得いたしました。
「child」
塚越視点の「mother」の裏側。
「mother」を読んだ後なので、うんうんそうだったのね、という補完的なパーツでした。
門地かおり先生のイラストもとても良かったです。
設定も展開も落ちも文句ないんですが、終盤真相が分かってから落ちに至るまでの受けの心情が理解できないというか、言葉だけのやり取りに終わらず何か説得力のあるイベントを差し挟んでほしかったかなと思います。同じ作者の「言いなり」にも同じような感想を持ちました。ヤンデレに同調しても共依存でも構わないんですが、いきなり読者目線のキャラが伏線も説得力もなしにあっさり向こう側へ行かれると期待を外されたようで困惑します。受けが聖母だから、だけではちょっと苦しいでしょう
それとホラーもヤンデレも読者に訴えかける要素としてはどれも中途半端な気が。ヤンデレ物として見ると気持ち悪いし、ホラーにしては物足りない、サイコものだというならキャラに新鮮味がありません。
皆さまが仰っています通り、勘のいい人なら”オチ”は簡単に読める作品だと思います。
私も当サイトであらすじや傾向を確認してから購入したので、”オチ”の予測は最初からできていました。
しかし、ラストシーンにがっちり心奪われました。
ラストシーンの受けの台詞には、他には無い『mother』ならではの魅力がぎっしり詰まっていると思います。
このラストを見るために読んで欲しいくらいです。
オチがわかっているからこそ、ずっとぐるぐる気持ち悪いのに、読み応えのあるエロシーンで誤魔化されそうになってしまう←
攻めはヤンデレというより、独占欲が強く我慢の効かない子供。
それが『mother』の気持ち悪さをより引き立てているのかなと思います。
同時収録で攻め視点の『child』もかなり気持ち悪く(笑)こちらもまた、印象的なラスト。
ダークな作品の王道、といったお話でしたので、興味のある方にはぜひおすすめします。
あとがきに「(自分の)作品を読んだことがある方にはあらすじで出落ちかも」と作者さんご自身で書かれていたとおり、あらすじでオチも分かっていたし…好みの設定ではないので、「すごく読みたい!」と言うよりは「読まなきゃなぁ」とずっと思っていてようやく手に取りました。
小説としては最後まで熱中して読める面白い作品でした。とはいえ、如何せんヤンデレ×共依存×レイプ×執着エロの合わせ技一本=胸糞注意って感じで萌えることをうっかり忘れていました。はは…。
そういえば丸木文華さんの「モンスターフレンド」のハード版っぽい気がします。途中まで既視感があったのはこれですね。「モンスターフレンド」の方が新しい作品なので、あちらがソフト版なのかも。
二人は、周囲がどう思おうとどうでも良さそうなので閉じた世界で幸せになればいいと思います。意地悪な妄想ですが、年月を経て真治の容姿が大きく変わった時に塚越がどうするのか…楽しみです。
母性というより攻めはほんとに天使って感じ。理解の範疇を超える愛情で攻めを愛します。門地さんの挿絵が美しく、とても合っています。
レイプ設定は通常なら地雷ですが、レイプをした人が罪を感じているのとストーリー上必要なので受け入れられました。
攻めの指輪の設定が好きです。
攻めがはめている指輪は、母親の形見で大きくなる毎に指を変えて、今は小指にはめている…指輪の逸話が、攻めのキャラ設定に深見を出していると思いました。Hシーンが多いのは攻めの執着が強くなり不安もつよくなっていることの表れだなと思って読みましたが、濃厚な分、苦手な方もいるかもしれません。
その後、指輪は捨てられたのでしょうか。childを読んだあと、私はこの話の先にトラウマから抜け出した2人を想像しました。
好きな作家さんですが、これはだめだった。
好きで好きで執着、とか、執着の仕方が変態、というのはむしろ好物なんです。
が、タイトルの通り、何か必要な存在の身代わり、っていうのが全くぐっとこない。ただただ気持ち悪い。
といっても、ラストまではずいぶん楽しんで読みました。傲岸スパダリと流され受けの構図。そこから、スパダリが実は腹黒で嫌われ者、流され受けにだけは許されて甘える共依存の関係に持ち込まれます。
共依存は私としてはまあまあな地雷。生きる理由が愛する人っていうのが理解できないからかな。精神的に依存していても、自分のお仕事という本分があればよいですが、ただただ二人で閉鎖的、他はどうでもいいみたいな後ろ向きの関係が苦手です。そういう意味で宮緒さんは地雷。
というわけで、丸木作品の中で珍しく合わなかった作品。途中までは楽しく飲んだので星2つにしました。
結構アレですね…爛れた感じですね。
序盤で好きな子をレイプしちゃうけど、後でものすごく反省してその反動で急に優しくなったり、従順になったり〜、ていうありがちな展開じゃないんですよ。
塚越は多分最後まで反省してないし、もし今後真治が別れを切り出す様な事態になったら、レイプとか軟禁じゃ済まない気がします。受けの真治も、優しいというか…この子実は周りの人に興味がないんじゃ?と私は思ってしまいました。塚越を許し受け入れたのも、彼を本当に好きになったわけではない気がします。
時系列があっちこっち飛ぶので、少々混乱したのが残念です。
ところで…ここの人物紹介で塚越の名前が塚超になっておりますが。
攻めの病みっぷりが最高でした。
リーダー的存在で、たくさんの友人に囲まれて、頼りにされ、勉強スポーツなんでも出来て完璧な人・・・
と、思いきや、実はクラスメートからは恐れられていて嫌われていて、家族の愛情にも恵まれず、孤独な人で。
攻めの幼少期の話を読むと、そうなっても仕方ないかも・・・と思ってしまうほど可哀想。
でも他人には一切弱い自分を見せず、傲慢で俺様で強く完璧な部分しか見せない。
なのに受の真治には本当に子供みたいに甘える時があったり。
もうまさに、すがるように。
むしろ健気で、ある意味純真なのは、攻めの方だと思ってしまった。
めちゃくちゃなのに、なんか憎めない。
自分的には、とっても魅力的な攻めでした。
そして攻めの祐紀に尽くされ、甘やかされ、包まれて依存している真治のようでいて、実は大きく包み込んで、裕紀のすべてを許し、守っているのは真治の方・・・という展開も好きです。
ところで私はこの作品、電子で購入したんですが、買ったときはイラストがありませんでした。
不安だったので買ってすぐに確認したので間違いありません。
すっごくショックだったのも覚えてます。
で、他のまだ読んでない作品がたくさんあったので、この作品を読むのは後回しにしてて、さぁ、いよいよ読むか・・・と、今回やっと読みました。
そしたらイラストがある!!!(驚)
購入サイトを見てみると、以前はタイトルだけだったのが、現在はタイトルの後に(イラストあり)の文言が加わっていました。
私が購入直後、確認したのはPCからで、今回読んだのはタブレット。
新たにダウンロードして読んだということです。
買ったときはイラストなしでも、後でイラストが追加されれば、ダウンロードしなおせばイラスト付きで読めるということみたいですね。
電子ってそういうことがあるんだ~。
全電子書籍サイトがそうなのか分かりませんが、私が購入したのはhontoです。
門地さんの絵は好きなので、思いがけないプレゼントをもらえたようで、すっごく嬉しかったです!
初めまして。通りすがりですが とても貴重なお話でしたのでお礼のコメントを。(^^
電子書籍って後から追加というかバージョンップみたいなことがあるのですね~。
(hontoさんだけ、の事例なのかわかりませんが....。)
後からイラストが追加でダウンロードできたというお話は初めてお聞きしたので
とても参考になりました。ありがとうございました。m(_ _)m
うーん....
天然で健気で天使みたいな受けにどうも弱くて、キャラだけみて購入しました。お話し的には、ちるちるさんのレビューで見ていたので色々分かった状態から読み始めました。
受けはまさにその通り天使で可愛くていいんですけど、少しというかかなり意思の弱い感じがしました。なんというか、攻めに攻めに攻められ(笑)たから好きになっただけで、攻めのアクションが無かったら何にも発展しなかったラブなのだと思います。それがなんというか、ダークな感じを醸し出していました。そんな中での幾度にも渡るエチシーン。エロエロと書いてあったのでエロには期待しましたが、やはりそこまで萌えられず...。 受けがAVみたくアンアン喘ぐのにかなり冷めてしまいました。
あと、これは個人的になのですが、絵も私の好みではなく、話と相まって微妙でした...
ごめんなさい!好みに合わなかったということで!
うひゃあー!
となりつつ読みました。
最近読んだ別の作品のタイトル、「共依存」という言葉を思い出しましまが、塚越の執着ぶりがその言葉で収まりきらないほど激しかったです。
執着攻めさんというのは、どうしてこんなに静かに着実に用意周到に受けを覆い囲って来る人が多いんでしょう…
そして、それを受け入れてしま受けさん…
今回の真治はまさしくタイトルの母性で塚越を包み込んでしまいましたねー。
母からの愛情を知らなかった塚越は真治に母を重ね求めていたのでしょうか。ラストの涙でぐしょぐしょになった塚越に激しく萌えました(w*
塚越は真治がいないと生きていけないんだろうなぁ…
門地せんせのイラストが可愛くてえろえろでたまりませんでした(〃∇〃)
読み初めてすぐに受をレイプしたのは攻だろうなって薄々気付いていたけれど、まさかこんなに計画していたのは予想外でした。
今まで読んだ中でベスト3にはいるくらいな執着攻でした。私的には受だけを甘やかす攻は好きなのでドストライクでした。
ただアナルを肛門って書かれていたので、そこが少し残念でした。
私としては、近年稀に見る深いBLだと思いました。
攻めの計画通りに受けが堕ちていくと見せかけて、実は最初から、絡め取られていたのは攻めのほうだったんですね。
受けの大きすぎる母性に知らず知らずのうちに、出会った時から、狂わされていたのは攻めのほうだったのだと思います。
私は松本ミーコハウス先生の恋のまんなかが大好きなのですが、それとかなり似たような衝撃を受けました。
こういうBL、大好きです。
執着攻めに定評があると聞いて丸木さんの作品を手に取りました。
しかししっかりとしたテーマ性をはらんだ作品で読み応えがあり、とても面白かったです。
凄く魅かれた所は沢山あるのですが、大きくは2つあって、
1つ目は赤子の要素を残している塚越と、自分や人の闇を理解したうえで天使であり続けられる真治の関係性です。
この2人の場合、攻めと受けの立場が良い方向に逆転している印象を受けて、そこに救いを感じました。
攻めの支配ではなく、受けの包みこむ力ですね。
手綱裁きと言っていいのかもしれませんが、そんな真治に塚越は子供時代を取り戻すように一生懸命になっている様がなんだかたまらない気持ちになりました。
ヤンデレが抱えている物ってとてつもなく大きな不安なんですね。
塚越の場合、真治の博愛精神に大きな不安を感じているのだろうなと思います。
そして2つ目は2人が持っている2面性のコントラストが魅力的でした。
塚越は暴力性と愛を欲する純粋な部分とのコントラスが鮮やかで、暴力性だけを見たら不快でしかないのですが(旧友にヤクザとまで言われていたし)、一心不乱に真治を求める必死さに一気に毒気を抜かれました。
そして真治の天使の部分と、塚越が心配になってしまうほどのエロエロな部分とのコントラスト。
魔性性を隠し持った天使なんてそりゃ溺れてしまうわと思います(笑)
丸木さんのエロはただのエロシーンじゃなくて、ストーリーに沿ってエロがねっとり絡んでくるのでじっくり読んでしまいますね。
他の作品も凄く気になってしまいました(>_<)
「鬼子の夢」がよかっので、こちらも読んでみました。
BLで最も遠いところにありそうな母性、「mother」というタイトルに??と思いつつ、門地かおりさんの表紙にもあらがえず。
手に取って見開きカラーにうおわあああああとなりました(笑)
天使のように穢れない真治が光なんて何も持っていない塚越に絡め取られてゆくことだけでもたまらないシチュエーションなんですが、さらにそのやり方が悪辣で巧妙で、読んでて楽しかったです。そこで真治が抵抗するかと思いきや、意外にも抵抗しないんですよね。天使のような真治には、もしかしたら塚越の悲鳴のような愛を無視することはできなかったのかもしれません。
塚越をそうさせてしまったのは自分のせいだという真治はやはり、天使のようだと思います。求められていることに本当は気づいていたのに、無意識に常識という壁で否定してきた真治。本当はレイプされた後の混乱は、そこまでさせてしまった自分への嫌悪と後悔だったのかもしれません。その無意識にようやく気付いた時に、真治は天使である自分と本当に一つになったんじゃないかな、と思いました。
追いつめてしまった自分をそれでも求める塚越に対して、真治は心から愛しさを感じていることでしょう。真治が塚越を赦したように取れるけれども、否定する真治を赦し続けてきたのは塚越だったんじゃないでしょうか。
表紙の白百合然り、母性然り、モチーフであろう聖母は天使の女王でもあるそうで。その子供はキリスト、自己犠牲によって人を原罪から救った救世主なんですよね。
昔からずっと人間が惹かれてやまないモチーフを、BLとして素敵に仕上げてあります。丸木さんの心理描写は繊細で奥ゆかしくて好きだなぁと思いました。
読み進めていくうちに題名である「mother」の意味が気になって気になって(笑)すごく嫌な予感しかしなかったのですが杞憂でした!最終的になるほどっと納得できる題名でした。
ヤンデレが好きだったので購入したのですが、私の好きな病み具合でした。ストーカー、軟禁、執着、依存、溺愛は大好物なのですが、気持ちの悪い度を超えたものはあまり好きではないので少し不安だったのですが大丈夫でした。攻めのワンコな感じが可愛く、受けの天然?も嫌な天然じゃなかったです。「天使!」と思わず口に出してしまうくらい、受けは良い子で、攻めが惚れる理由も分かります。
受けに対しては優しく良い友人をして、裏では…っと溺愛している攻め!私にとっておいしいシチュエーションでした。
そしてその二人を描く門地先生の挿絵がエロい!…エロいです!もう最初の扉絵からエロ全開でした!大満足です。
ただ、話の内容に予想がついてしまうことと恋愛描写があまりないように感じたので評価を一つ下げました。けど、久しぶりに良いヤンデレを読んだと思います。
丸木先生の作品は初読みです。
ひゃーーー、びっくりさせられました(汗
まず、見開きのイラストに…
ネットで買って良かったです。
書店でカバーつけて貰っていたら、エライめにあうとこでした。
受けの真治はクウォーターで、『天使のような子』と言われ育ってきました。
しかしバイト帰りに何者かに襲われ、人生が一変し人間不信に陥ります。
攻めの塚越は真治の親友。
資産家の息子で、その外見で女性にもてます。
ひどく真治へ執着しています。
とにかく、真治に対するものへの塚越の嫉妬がすごい。
真治がつきあった相手にも、友人にも、血の通っていない道具なんかにも。
真治は塚越の母に似ているからというのが、大きなきっかけかな。
その辺りに影響したタイトルでもあり、また、ラストに別の部分もあります。
ただ、わたしは真治の性格には魅力感じられず。
悪く言えば鈍感と言いますか、空気読めないタイプでしたよね。
塚越の献身的なフォローで普通の生活へ戻れたのも束の間、真治のもとへ差出人不明の暴行時の写真が届けられ、塚越は真治を自分のもとで暮らさせることにします。
丸木先生の作品は他に読んでいないのでわからないですが、こちらは読みやすかったです。
誰が真治を乱暴したかはあらすじを読んだだけでわかってしまうのですが、問題なかった。
内容はあれですが、一応純愛と言えると思いますし。
中盤にえっちが出始めるまでは、真治の苦悩や事件に費やされています。
最初、真治は塚越に対して友情意外の感情は持ち合わせていません。
しかし数回体を重ね、自分自身が汚らわしいと感じる体を塚越が愛しさだけで包んでくれることに喜びを感じるようになるのです。
えっちもすごかったです。
特に最初のえっちは塚越の余裕がなくて良いのです。
最中に会話(?)があるのも。
吐息だけだったりするより、わたしは攻めも言葉を発する方が好き。
丸木先生の作品は痛いと聞いていますが、こちらは入門編くらいになった気がします。
他の本も読んでみたいですが、痛いのかなあ…悩ましいです。
私は本を買うとき、こちらのサイトでレビューを
見て、ネタバレ結構読んだ後買うんですが、
この作品のレビューで[ネタバレを見ない方がいい]
と書かれていて…。
いやー、ネタバレ読まなくて本当によかったです!!!
オチが本当に衝撃的でした!!!
確かにレイプ犯にしては山崎影薄いなーとは
思ってて、つい数日前に読んだ小説で、
レイプ犯が実はレイプ犯を探してくれていた
1番近しい人だった、というオチだったので
もしかしては…とは思っていたものの衝撃的でした!!!
あと、すみません。私ヤンデレなめてました笑
ヤンデレは、[失楽園のトリニティ]いう作品
の感じのものしか知らず、「これがヤンデレか!!!」と
痛感しました( ̄▽ ̄)
絵についてですが、さすが門地さんです!!!
[honey]で門地さんの絵いいなーと
思ってたんですが、
今回の作品でもやっぱり素晴らしかったです♡
私は本を買うとき、挿絵が好みな絵柄では
なかったら買うのを躊躇するんですが、
[mother]の表紙を見て、すぐに門地さんって
わかって即買いしました笑
私は強姦とかの類の話が好きなので、
この作品のあらすじ見た瞬間に
欲しいと思ったんですが、もう少しレイプ
されている時の場面が長くてもよかったかな、
と思いました。
最後の最後に“mother"の意味がわかり、
塚越が真治のことを天使と呼んでいた
意味もわかり、謎は解決したのですが、
この2人結局どうなっちゃうんですかね(-_-)
最後に真治死ぬフラグたってるけど…。
私は今まで[honey]や[八月七日を探して]
のように、ストレートにハッピーエンドの作品しか
見たことがなくて、この作品のようにバッドエンド風のハッピーエンドは初めて見ました。
だから、読んだ後の衝撃が本当に想像以上でした。
この作品、本当読んだ方がいいです(><)!!!
そして、ネタバレは絶対に
見ないことをオススメします!!!
こんな最後に言っても意味ないかもしれませんが笑
話も挿絵も素晴らしいので、損なしです!!!
一寸変則的に読んでみました。
表題作を少し読み進めたその後で併録作を読み、
そして再び表題作へ。
…見事ですね。微塵のぶれもがっかりも無い。
道具立てに些かの余分も無く、すっきりと収まっている。
主題が主題でも読めてしまうのは、その力量あれば
こそでしょう。
門地さんの装丁で程好い加減に中和されていたのも
良かったのかも知れません。
そう言う部分も含めて考えると見事さ故にこう言う
評価になるのかな、と。
テンプレート展開の様に見せかけて、かなり細かい
仕掛けがしてある物語だろうと評者は受け止めました。
ネタバレと言われた装丁の一部にも、実は底意が
潜ませてあるかと勘繰ってしまう程に。
とりあえず、結末は最後に読んでこその結末だなと。
今回はちょっぴり反省含めからのスタートでございます(´・ω・`)ショボン
や、結末読んでから読んでもスリルがある作風の方もあるんですが
正直なところ、盛り上がりがそこまでじゃなかったというか。
それが、答えを読んでしまった代償なのか、流し読み風味だったせいなのか
不徳の致すところは多々あれど、
言いたいのは一つ。
エロが素晴らしくよかった!!
何がなくてもエロスがよければ満足しちゃうってわけでもないですが
久しぶりにネチっとしたたらふくエロスでしたね。
どれだけレイプもので、一冊に複数回構成されていようとも
わりとタンパクだったり、朝チュン風味が多いなか、一度達してもまだ足りず
受もまた、、ねぇww
その点に関してはウマwでした。
ストーリーとしては~・・な部分。
設定は重く、近親相姦から生まれた攻の引きずる過去。
レイプのトラウマを抱える受。
設定としては面白いとおもったんですが、その謎がとけていくというか、
少しずつ明るみに出て・・・という盛り上がりにはちょっとかけたかなと思うのです。
乗り切れなかったのが残念。(私の読みも甘いので悪いとは言えないのですが・・
受が存外、悪いことは忘れてしまうという、ちょっとおめでたい頭だからなのでしょうかね・・・ある意味、知らない男にレイプされたと思っていたほうが
精神的にダメージは大きかったのか。ある意味、正体がわかって少し安心した・・とか・・?ん~・・
個人的には、お互いがよければ別に良しではあるんですがね。
とりあえずエロだけだったら神でもいいかな
ついさっき読み終わりました。…が、何でしょうか、この胸に残る重苦しいものは……!w
なんとなく犯人は最初から想像でき、全くその通りでしたが、真実が明らかになる小説の最後20ページくらいはちょっとドキドキしながら読みました。エンドはハッピーなのかバッドなのかそれは読者それぞれって感じです。
もともと執着攻めやヤンデレさんが好きだったので好みのジャンルです。
読み終わったあとに、この「mother」というタイトルが作品に本当にぴったりだなあ!と思いました。
執着さんが好きな人は読んでみて損はないですよー!
やっと読めました!
発売日から悶々としておりましたが、ようやく…!
噂に違わぬ病みっぷり、堪能させていただきました。
真治を愛するあまりの様々な言動が
やっぱりリアルでは引くんだろうけど(いや、絶対引く!!)
BLでは「…アリ、かも?」と思わせられてしまいました。
というのも、皆さんのレビューでそれなりに心の準備が出来ていたのでw
そして、レイプは萌えツボじゃないはずなんですが、
それこそ心の…(準備出来てたらなんでもいいのか!って感じですね;)
真治の能天気というか嫌がらせされてもダメージを受けない、
暖簾に腕押し的なキャラじゃないと無理だろうなとも思いました。
とにかくなんというか、淫らなカラダにされてしまった!っていうのが
良かったんです…。
塚越は金と権力にモノを言わせていっそ清々しいくらいw
何でも手に入るのに母の愛を受けられなかった事で
真治を神聖化していたのに自らの手で汚す。
うーん、本当にあれこれ病んでます。
門地さんのイラストがまたいやらしくてね!
昔、シリアス(ダーク?)な作品描いていらっしゃったのを
久々に読み返したくなりました(ショタじゃないものを;)。
なんかもう、ねっとりとした執着がたまらなかったから。
色々気にしたらたぶん楽しめなかったかもしれませんが
なんといってもエロい!!君等、ヤりすぎ!!w
塚越のおやじのような言葉責めも楽しかった。
しかも真治はかなり気持ちよさげだし。
でもエロだけじゃないのがまたすいすい読み進められる所以かと。
真治が塚越の側にいるのがあまりにも心地良くて依存してしまう面と
(それこそ塚越の策略どおりですが)
塚越が何を差し置いても真治が全てというところ。
それだけ真治を手に入れたかったんだね!と思えば
違和感は感じない…かもしれません。
私は読めて良かったです!
天真爛漫で他人の悪意を感じる事が出来ない、天使の様だった真治。
少し頭が弱いんじゃないか、もう少し物事を考えた方がいい、と言われるほど・・・
それが、レイプ事件を境に一変します。
すべての他人を疑い、殆ど引きこもり状態になる真治。
レイプ犯に対する恐怖、誰も信用できない事に苦しみますが、
それ以上に真治を打ちのめしたのは、快感を覚えた淫らな自分の身体でした。
真治は、レイプされた事で初めて「汚れ」という事を自覚します。
今まで皆に「天使」と言われてきたのは、
余りにも楽観的で物事を深く考えない真治に対する、
揶揄する意味もあったのだと気付きます。
「mother」というタイトルもそうですが、宗教的な含みのあるお話ですね。
――この馬鹿な自分に汚れというものを教えてくれるためのものだったのではないか
――レイプされた後に、何よりも汚らわしく思ったのは、己の体だった
――汚れとは自分自身だ。人そのものなのだ。
人は皆汚い。そんなことを、今更知ったのだ。
そして、高校時代は何も感じなかった吐瀉物を、今「臭い」と感じるのは、
自分が「天使」ではなくなり、恐れ疑う「人間」になったからだと真治は悟ります。
実は私は三浦綾子さんの小説が大好きなので、この手のお話は正に大好物です。
氏の作品を読むと、人間とは狡く汚く罪深いもので、
それを許す存在が「大いなるもの」だそうな。
ちなみに私はクリスチャンではありません、念のため(笑)
もちろん、この作品はあくまでもBLなので、それがメインの小説に比べたら
宗教色はかなり薄味です。エロも濃いですし(笑)
門地先生の挿絵も最高です!ファン必見!!
★作品未読でこれから読む予定の方は、ここから先は読まないで下さいね。
モロにネタバレです。
最後、レイプ犯はやはり一番信用していたあの人でした。
しかも知らない内に自分の手の内に入るように根回しされ陥れられていたんです。
でも、それを知った真治は、離れるどころかすべてを受け入れます。
――俺が、お前を生んだんだ。俺が、お前をここまでさせた
なんだろう、自己犠牲、とは違う様な気がします。
塚越は、きっと誰よりも母親の愛情に飢えていたんでしょうね。
ずる賢く自己中心的でありながらも、常に渇望していたんでしょう。
それが真治を初めて見た瞬間に、すべて彼に向けられてしまった・・・
そして真治に許され、欲しかった真治の「母性」が与えられた事で、
根深い塚越の渇きは癒されたんではないでしょうか。
「child」の最後の小指のリングの一文が、
許しを得た塚越がどれだけ満ち足りたのかを語っていると思いました。
丸木文華と言えば、ヤンデレに近親相姦、執着愛がお家芸の作家。ゲームシナリオ、果てはTLまでそこそこ読んでるけど、作風を知っていると帯であらすじがまるっとわかる。予想通りの話で、それ以上でもそれ以下でもなかった。私はあまりときめかなかったです。つまらない訳じゃないんだけど、ああいつもの丸木文華だなあーという感じ。
丸木文華には最初から個性があって、同じような関係性を繰り返し表現し続けている。それが悪いって訳じゃないし、そういうものを期待している読者に応えているんだとも思う。でも、だんだんとなれてきてしまってそれが物足りない。さらさらっと読めてしまう。昔の方が下手だけど、何回も読み返したくなるような勢いがあった気がするなあ。読み進めるのがつらくなるのに、どうしても読まずにはいられないような作品を丸木文華はすでに世に送り出しているので、そこまで期待してしまうんだよね。決してつまらない訳じゃない。でも、丸木文華ならもっとヒリヒリするような作品を読みたいです。
あとなんか、これはBLのテンプレだと思うんだけど、受け以外はどうでもよくてひとをひととも思わぬ攻めにはちょいとおなかいっぱいです。当て馬にされる女は良いツラの皮じゃねーか!受けの天使っぷりもなあ。最終的には母性愛に近いもので攻めの歪みさえも包み込んで癒そうとするんだが、なんかちょっともう十分わかったから勝手にしてくれよと思ってしまった(笑)。
清らかで美しい、天使のような存在だから、堕としたい。傍に置きたい。そういう欲望のベクトルはまあ理解できる。でも、まともな人間扱いしてないですよね。下に見るのも上に見るのも同じで、垂直方向じゃなくて水平方向で対人関係を築いて欲しいね、攻めには。ひっぱたいて目を覚まさせてやる気骨のある受けならスッキリしたかな?それでも良いよ、といって産みなおし、育てなおしをする受けの博愛精神は凄すぎる。そんな値打ちがあるか?その男に。まあそれが恋は盲目ってヤツなのか。天使というよりは聖母な感じでした。
キーワードに注目だと思います。なるほど…と思いますね。
いやあ、初めて丸木先生の作品を読ませていただきました。
ひしひしと出るダークな感じがたまりません。キャラクターも魅力的です。
計算高く執着があり頭が冴えて権力を持ち合わせる最強の攻めですね!逃げられるわけがない。当方はヤンデレが好きな為始終楽しんで読ませていただきました。
最後まで真治は天使でした。外見だけでなく、中身も。本編最後のchildも良かったです。目線が変わって語られるのがすごくツボなので、個人的にとても好きでした。
自慰のシーンもとてもよかったです。他人に見られちゃう展開もありきたりなのがまた美味しい。塚超を疑いながらも、自分を得るためには手段を選ばなかった相手をそのまま包み込んで愛するという結末には驚きました。闇堕ちとも言うべきなのでしょうが、それを感じさせない。やはり母性か…
深読みしすぎだろと言われるかもしれませんが、風呂での情交のシーンで出てきた「DNAの螺旋構造~」なる表現が、ふぅむ、作品全体のテーマとかけているのか…素晴らしい…なんて思ってしまいました。
二人の話がもっと読みたくなりました。エロ満載でお腹いっぱいです。満足~!
ヤンデレが読みたくて購入しました。
買って大満足です。
おもしろかった。
皆様の言うとおり、攻はなかなかのヤンデレ具合。
天使のような受を手に入れるためあれこれ手を尽くしています。
でもこの受もなかなかの変わり者。
どうしてここまで人を受け入れることができるの?というくらい優しい。
自分を敵視してる人にすら純粋に優しいです。
誰も彼もに好かれる受に攻は母親を重ねてしまいます。
ただ攻は受を完全に手に入れるためにあれこれ画策しますが、結局は受の優しさに取り込まれてしまいます。
帯には「天使の羽を折ることにした」と書いてありますが、実際は「折ろうとしたけどできなかった」という感じです。
こんなにひどい目に遭わせても自分を許し受け入れてしまう受に、攻はこれからもずっと歓喜と恐怖に駆られて生きていくんだろうなあ。
自分を捨てないでくれと何度も懇願する攻が、何だかかわいそうな気がしてしまいます。
それ以上にたくさんひどい事をしているんですが。
最終的に受は偶像化していた攻の母親をも超えてしまったみたいで、母親の形見である指輪すら捨てる決心をしてしまう。
閉塞的で狂気めいた、でも幸せなラストになっていて面白かったです。
執着ものやヤンデレものを読みたく探し見つけた作品でした。初作家さんでしたが門地さんって事とここのレビューを見て即買いしました。
ヤンデレ好きな私にはツボりました。
私は天然系受けが、は?っとイラつき苦手なのでそこだけ気になっていました。天使みたいな受けなら苦手なキャラかな~っと。
受けに嫌みが通じない場面もありましたが受けの心理描写がちゃんとあったのでイラつかず読めましたwこんなのは初めてでしたw
しかも天使というキーワードとmotherというキーワードはなるほど~っとなりました。
天使は受けの容姿説明や攻めが受けに汚れたって綺麗なのもお前ぐらいのセリフもあり綺麗な人って意味だなって。よくある例え的なやつだなってあまり気にせず読んでましたが、
後半の受けが自分がなぜ天使って呼ばれてたかを思い巡らしてる時にまた違った天使の意味があり、またmotherも攻めは母性愛に飢えてるな~って読んでいて思う場面がありそういう意味かなっと思ってましたが後半の受けのセリフにお前マジか!なるほど~となりました!
この受けに惚れましたw
攻めは用意周到で策略家で、でも赤ちゃんなんですw
それはもぉ~受けの彼女ともヤっちゃい挙げ句別れるようにしたり携帯勝手にいじったりたくさんたくさんヤンデレ的な描写がありました。
Hは攻めの気持ちも受けにまだ伝えられてない、レイプされた経験があるのに(レイプから快楽に目覚めてても)
自慰行為を見られた流れから友達と最後までいったのには最初うーんってなりました。ここは途中まででよくない?と私は思っちゃいました。
レイプ描写もあまりないので全体だと甘めでしょうか。
料理中やら風呂場でやら攻めは自分が使った玩具にさえ受けがそれでイってしまったので嫉妬してますw
内容もエロも読み応えありでとても良かったです。この作者の他の作品も読みたくなりました。
自分だけを見て欲しい。自分を受け入れて欲しい。
相手に焦がれる一方で、その醜い感情を持ったからこそ、対比的に自分の醜悪さに気付く。
そんな切ない想いが詰まったダークな作品でした。
心理描写が非常に丁寧なのが好感を持てます。
受の子は、一種異常とも言えるくらい「良い人」という設定なのですが、その「良い人」の心理描写をしっかり描く事によって、受の性格や思考をそこまで抵抗無く理解する事が出来ます。「共感」が出来るかどうかは人それぞれといったところでしょうが、BL小説の一般的傾向だと「もともとこういう性格なんです受け入れて下さい」と作者に強引に持って行かれる作品が多い事を考えると、本作は巧みに出来ていると感じます。
骨抜きにされている攻でさえ「こいつは頭が緩いのかもしれない」と思わさせる部分がリアリティあって良いです。自分のキャラクターに嘘をつかず、冷静な目で見つめる事が出来る作家さんなのではないでしょうか。
濃厚な性描写に入るまで本の半分を要するのも、他の一般的傾向と比べると非常に読み応えがあり、没頭しました。
この本で丸木作品を読むのは2冊目なのですが、それにしたって今回の作品は粗筋を見ただけで犯人は分かります。
「丸木作品を読んでいる人なら分かる」というより「BLをある程度読んでいるなら予想はつく」お話です。
しかし、他の方も仰っているように、だからこそ物語に没頭出来る面白さがあります。
犯人が分かっているからこそ、読者側の恐怖と好奇心は倍増するのです。
そして何よりエロい。門地先生のお陰でエロさ5割増し。エロを期待している方へも裏切らない内容になっています。擬音もなかなかなのですが、喘いでいるというよりは悲鳴をあげている受の声には好きずきあると思います。私はよりダークっぽさが出てる気がして好きでしたが。
また、攻が最中に格好付けておらず、全く余裕が無い感じも人間味があって、受の事を大好きな様子が伝わって来たのが高ポイント。イケメン超お金持ちスペックを持ち合わせつつの「これ」です。受攻両者ギャップが凄くて楽しいです。
難点をあげるとすれば、後半のお粗末ともいえる伏線回収にはちょっと不満を感じました。今までの謎が数ページで解けます。ページの都合なのでしょうが、もっとじわじわと追い込む恐怖を描いて欲しい。
また、「mother」というタイトルの意味も終盤で分かるのですが、ちょっと強引かな?と思える理由でしたが、後半の「child」にmotherの意味が集約されているので良しとしました。そんな人はいないでしょうが、このchildから読むと本編を読む意味が無くなりますのでご注意を。
ヤンデレ、異常執着、ビッチ傾向にある受、が好きな人にはたまらんな!っていう内容です。
ていうか私の事なんですけどね。たまりませんでした。既に他の丸木作品も購入しようと、どれにしようか検討中。
それにつけても、ダーク+エロ+門地かおり挿絵=最強の威力。
この本の魅力の4割は門地先生のお陰と言っても良い(個人的な趣味に基づき)。
そもそも門地先生自体大好きなものですから、俺得な小説過ぎました。非常にイケナイものを読んでる気分にさせられます。
本を開いた瞬間、ネット通販で購入した自分を褒めました。口絵カラーが、流石門地さんや!ってくらい凄い。これはレジに持って行けない(笑)
また、1冊目の本(野獣なネコ、流されるクマ)を読んだときも感じた事ですが、丸木先生のあとがきがどうもツッコミ待ちのように思えてなりません。この本はどうやら「太陽のない曇った日に悲しいロシア民謡でも聞きながら読むと合う気がします」との事なのですが。
へーなるほど.............そうか?(笑)
バラライカの奏でる悲しげなメロディが合うのかは分かりませんが、とてもお薦めです。
あらすじは割愛で。
丸木さんの作品ですしタイトルもタイトルなのでヤンデレが出てくるのかな?と思ったら案の定でしたw 丸木さんの作品は個人的に読後感がもやっとするものが多い印象なのですが、この作品は爽やかとは言えないものの、納得できる感じで終わったところが良かったです。
タイトルから真治(受)が母親、祐紀(攻)が子供のような存在という事なのだと思いますが、それほど親子のような関係ではないと感じました。真治が祐紀の亡くなった実母に似ていると言っても祐紀は真治に母のような存在として求めていたのでしょうか?私は祐紀は真治に天使のような存在として求めていたのではないかなぁと思いました。外見の綺麗さはもちろんの事、内面の綺麗さを求めて。祐紀には今まで自分のステータスを利用しようとする人間しか周囲にいなかったし、親からも充分な愛情を受けて育っていない事から真治の存在を神聖化し、好きすぎて好きすぎてヤンデレになったパターンだと思いました。その執着の仕方が病んでる訳ですが、そのくらいの力技を使わなかったら真治を自分のものには出来ないと思ったのでしょう...
タイトルや帯で最初からレイプ犯が誰であるかは想像がつきました。分からない様に演出していたらもっと怖い感じが出たと思うのですが、BLとしてはあまりにホラーっぽくするのは良くないと思ったのでしょうか?個人的には分からない様にした方がおもしろかったかなー?と思います。
あとタイトルですが、mother よりは angel の方が合っていたかな?と思いました。
天使という言葉がキーワードになっている作品なので。イラストが門地さんですが、真治の天使のような美しさがもう少し前面に出ていた方が良かったかな?と思いました。
蛇足ですが、佐藤真治という名前が普通でBL的に珍しい!と思いました。見た目が外人っぽいのにいかにも日本人的な名前はギャップを狙ったのかな?と思いましたw
執着攻め、ヤンデレといえは丸木先生!
本屋でこの新刊見つけたときは期待で思わずニヤッとしちゃいました(笑)
実際に読んで、期待以上でした!!
丸木先生の作品の中でも、特にお気に入りの作品になりました。
他の方のレビューがあるのであらすじなどは書きませんが、
少しサスペンス風味なので、事前情報を持たずに読んだ方が楽しめるかな。
帯のあおり文句に
『天使には羽根がある。だから羽根を折ることにした。』ってあるんです。
読む前には「綺麗なものを汚したい!」系の執着なのかな、
って推測してたんですが、違いました。
ラストシーンを読んで、「あー!そっちかあ」と納得すると同時に
攻めの想いが理解できて嬉しくなりました。
本のタイトルの意味もラストに分かります。
何回も読み返したくなる、そんな作品だと思います。
もちろん、エロもがっつりあるのでその点でもすごく楽しめますよ♪
天使と称される受け様を手に入れる為に手段を選ばない高い知能で悪知恵を駆使して
ジワジワ手に入れる、それも離れられないように欲しいと思っている相手を精神的に
どんどん追い込んで、裏と表の顔を巧みに使い分け受け様を手に入れる。
このヤンデレ攻め様は幼い日の実母との生活の中で心が歪んでしまっている。
神様の元に召された美しい母に死なれてから、母親に対する歪み切った愛情を知り、
亡くなってからマザコンになってしまったように、心の一部が壊れてしまって、
母に似た面影を持つ、天使みたいに綺麗な受け様に崇拝でもしているように傾倒する。
本当の天使みたいだと、攻め様はかなり受け様に依存的な様子になりますが、
この受け様も、子供の時から天使だと言われているのですが、心が綺麗だとか優しいとか
人を疑ったり、憎んだりするって事を知らないで育ったような稀有な人でしたね。
でもそれは、かなり危ういものを含んでいる気がするし、結果的に攻め様にハメられ
暗闇に落とされてしまう事になります。
似たような雰囲気を感じる作品が何作かあるのですが、普通の恋愛みたいに好き嫌いで
終わらせないストーリー構成で、本質的な解決と言うか、幸せなエンドとはかけ離れて
いるようなお話で、狂気の中で育った思いの行く末。
攻め様にジワジワ嵌められながら、騙されて、精神的に追い詰められ、身体まで奪われ、
人を疑う事を知らなかった受け様が全ての人を疑い、明るい生活をしていた時期とは
正反対の日々を送り、唯一信じていた攻め様の本当の姿を見た時に受け様のとる行動。
頼り頼られ、依存し依存され、堕天使になってしまったと思えた受け様の母性的な
愛を感じさせる、何処かに癒しが必ずあると思わせるような作品だったと思います。
ヤンデレ好きなので、レビューに釣られて、地元の本屋回って三件目にしてようやく見つかって購入しました。
レビュアーのみんなさんの言う通りネタバレ無しの方がいいですね。
丸木文華さんは私にとって初読みです。
暗いトーンのお話ですが、丸木さんの文が綺麗で、読んで心地よいです。
本編後の「Child」、攻めさまの視点で、攻めさまの過去と考えがいろいろ書かれました。
確かに攻めさまは受けさまの見た目に一目惚れしたけど、実際受けさまは母と違って、見た目と中身はギャップなし、汚い自分のすべてを受け入れる天使、まさに求めて欲しがったそのもの。
だから攻めさまはヤンデレになりました。
ヤンデレ = 暗い というイメージがありますが、自分はそうでもないと思います。
むしろヤンデレこそピュアな心の持ち主ではないか?(少々痛い発言ですがw)
心の底から愛する人に純粋な愛を求める、どんな方法を使っても振り向かせたい、自分だけを見て欲しい、他何もいらない。
こんな重い想い、誰もすべてを受け止める自信あるはずがないでしょ。
受けさまは恐れることより攻めさまのすべてを受け止めることを選びました。
受けさまの性格がゆるい(あるいは天然?)ので、真相を知ってもあんまり気にしていないみたい。(自分より他人のほうが大事だと思っているからね)
まぁ、攻めさまも救われるので、それはそれでいいんじゃない?と思ってしまいますw
エンジングの濡れ場の閉塞感がとてもとても好きです。
そして最後の最後、攻めさまの決意は何か弱い光が見えた気分です。
決してバッドエンドではないと思います。
ヤンデレお好きな方に是非!
丸木先生の門地先生の、両先生のイメージが合っている作品でした。
表題作「mother」(受け視点)と「child」(攻めの幼少期回想編)の2話構成です。
この2話のタイトルで、ヤンデレだけではない特異性を持たせています。
先の方のレビュー通りに、読み始めから先が想像できてその通りの展開ですが、だからこその安心の上で、この2人のプレイとこのタイトルを楽しむのが宜しいかと思います。
丸木・門地先生とも、いつも同様にツユダクでエッチです。
それを期待されるなら大丈夫、外してません。
門地フリークの自分なのでイラストの事を申しますと、この作品の自分の好みは、何枚もある濡れ場イラストではなく祐紀1人のものでした。
裏工作してきた祐紀が、それが真治にバレてどう思われたのか?不安の中で真治と目が合った瞬間です。
真治に赦しを乞えば良いのか?このまま監禁したら良いのか?と、低く暗い心の中で自分本位なグルングルンが見て取れる・・・^^
エロ絵はいつも流石じゃ~と思いますが、こういうのが良いですねv
丸木先生の文章も読み易くて、祐紀の真治の心情も分かるし、すんなり入ってきます。
ただ、読者が思った通りの展開なだけに、2人の心の黒い部分がもっとギドギドと汚く表現されていたら、より喰い付けたかなーと思います。
丸木先生の文がキレイでサクサク読めるだけにね。
丸木文華×門地 って最強じゃない?と強烈に期待値をあげて待っておりました!
しかして、
”ザ・ヤンデレ”がそこにありました。
安定の丸木文華品質ですが、何故か全然痛さを感じないのです。
そのヤンデレのほの暗さも、執着の激しさも、甘い甘いものにしか感じない。
そんなハッピーエンドがそこにありました。
高校卒業目前にレイプをされ、人と関わる事を避けてきた真治の苦しみは、自分がそこで犯されながらも快感を覚え、アナル感覚を覚えてしまったこと。
高校からの唯一の付き合いのある塚越でさえも遠ざけていたある日、
とうとう塚越につかまり彼の家に連れてこられる。
そこでレイプを告白して少しづつ気が楽になり、アナニーを見られたのをきっかけに身体の関係になり、そしてだんだんとそれに溺れていく。
そんな現在軸を見せながら、
高校時代のエピソードが交錯して入りながら、彼等の関係が綴られて行きます。
現在の彼等、過去の彼等、それらが描かれるのは全てはラストの為です。
それでもなおかつ、塚越を愛おしくて守ってあげたいと感じる真治は天使なのかもしれませんね。
それについても、高校時代のエピソードで物語られています。
人を疑うことをしない、結局自分の都合のよいように納めてしまう、純粋というより本当はどっか1本ネジが緩んだ鈍感なのかもしれません。
そんな彼を天使という塚越は、真治が赤ん坊の様とラストで思うほどに、マザコンの歪んだ姿のヤンデレでした。
果たして、塚越は真治の中に母性を見たのか?
本編後の【Child】にて綴られるので、それで彼のサイドを知るに十分でした。
出会って恋をしてとか、そういったありきたりの物語展開でなくて、キャラクターを語り見せる1冊。
そして門地さんのイラストは交わってる絵が多いのですが、カラー始めエロさがてんこ盛り。
つゆだくなイラストを堪能してください。
一番受けてしまったのは、風呂場でのエッチシーン♪
”ぐるぐるうずまき”まさか絵で表現されているとは!?
ものすごく面白かったです!
ただネタバレ無しの方が良い話だと思いますし(但し予想は簡単に付く)レビューを書いている自分が言うのも何ですが、レビューは先に読まない方が良いです。
ヤンデレ攻め好きには文句無くお勧めできる話です。
帯の文句で犯人の予想は付いて実際その通りだったのですが、自分の購入の決め手はその帯の文句だったりします。
以下ネタバレ含んだ感想につき注意
攻めの腹黒ヤンデレ具合が本当にやばいです。
特に攻めから受けの(元)彼女に対しての仕打ちが半端なかったです。
受けに対しては優しいですが、受け以外どうでもよく、受け以外の人間には本性がバレバレだったという…
同時収録の「child」は攻めの一人称の短編で、攻めの狂気がよく表されていたと思います。
攻めはヤンデレで明らかに異常ですが、受けもおかしい部分があるので、ある意味お似合いの二人だとは思います。
ラストはもっとバッドエンド寄りの物を想像していました(同作者の「三人遊び」みたいな)
作者さんはあとがきで「暗いけれどもバッドエンドではないと個人的には思っています」と書かれていましたが
バッドエンドではないどころか十分ハッピーエンドだと個人的は思います。
ヤンデレ(特に策士型)好きな方には本当にお勧めできます!
本当に購入して良かったです!
丸木先生の本って感じの本でした(笑)
予想通りの結末だったのですが、先が読めてつまらんっていう感じはなくて、むしろ思ったとおりになって安心しました。
安定感あります。
攻め様は大金持ちの御曹司で、策士で、腹黒、執着系。
受け様は純粋無垢の天使ちゃん。クォーターで見た目も天使ちゃん。
丸木先生の執着系のヤンデレは本当に秀逸だと思います。
あと、エロいです。
玩具あり、拘束あり、コスプレあり。
お風呂、台所、ソファ…いろんなところでHしまくってます。
暗いトーンのお話ですが、ハッピーエンドなので、読み終わった後に暗い気持ちにならない作品だと思います。
鈴碼さん、初めまして。東雲と申します。
門地さんの挿絵なので興味があったのですが
俄然読みたくなりました♪
わかりやすい展開の方がエロも安心して楽しめそうですしw
しまくってるんですね!?
更にそれを門地さんのエロいイラストで拝めると思うと
いてもたってもいられなくなりますよ!!
やばいやばい、落ち着かなくちゃ。
それでは失礼致しました☆