たつのおとしご

tatsu no otoshigo

たつのおとしご
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神69
  • 萌×256
  • 萌22
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
34
得点
640
評価数
154
平均
4.2 / 5
神率
44.8%
著者
池玲文 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784344824928

あらすじ

山麓の集落で機械の修理・販売をしているメカ屋は、山奥で頭にツノの生えた不思議な少年を拾い育てることに。やがて少年は成長し!?
(出版社より)

表題作たつのおとしご

父さま,山奥で修理販売をするメカ屋
ツノ,拾われて育てられた雷公の息子

同時収録作品放課後、透明人間と

遠山尊,高校生,同級生
郁夫,高校生

その他の収録作品

  • たつのおとしご2
  • たつのおとしご おまけ
  • あとがき

レビュー投稿数34

2作品とも面白かったです

■たつのおとしご
池先生の人外ファンタジー。
メカ屋の父さま✕龍神ツノ。
着物を着た和風な世界観だけどメカが出てくる独特な世界観で面白かったです。
ラブラブあまあまで甘えたのツノが可愛くて萌えます。エロシーンの表情がエロくて興奮しました。

■放課後、透明人間と
学生ものの短編、ほんとに短いですが切なくてキュンとしました。
池先生には珍しくエロは少なめピュアラブです。

※あとがきにカバー下に4コマ漫画あると記載があったのですが、私が購入した電子版には収録されていないようで残念です。

0

初読みです。イメージと違って安心。

初読みの作家さんです。よくお名前や作品名を見かけてたので相当ベテランさんでシリアスな痛めのお話を書かれるのかなと勝手にイメージしてました。

思っていたよりも絵がマイルド?でお話も可愛らしくて。
子供のツノを拾って育てて十数年。
すっかりお互いに大事な存在になって。
父さまと慕うツノ可愛いですね。恋情を持て余して。
良い子に育ちました。

そこへ長年ツノを探していた実の父が現れ…。

揺れる父さまと揺るぎないツノ。
人外物のセオリー?寿命問題もクリアで、寿命が違うならなおさら一緒にいなきゃって。

もうツノが仕草もやることも言うことも可愛くて。
エッチなことも教えてないのになんだか積極的だし。

いつの時代のお話なのかな?
メカ屋でロボット作るところはとある大人気少年マンガのお爺さんを連想しました。

0

王道も意表をつく展開もお見事

◆たつのおとしご(表題作)
 親や仲間とはぐれてしまったらしき幼子を拾うところから始まるので、最初は切ないトーンで進むのかなぁと思っていました。が、すぐに軽快なギャグも挟みながらテンポ良く進んでいくストーリーだと気付き、池先生らしいノリを最大限楽しみながら読めました。子供から大人へと成長するツノが、何より素直で純情で可愛いんです。尚且つ弱々しさとか女々しさとかは感じさせず、そのラインも素晴らしい。そして、父代わりから恋人になったメカ屋も、さっぱりした態度と雄々しい体躯がとても魅力的。風呂場で自慰を始めた時の息子の大きさにはびっくりしました(笑)。最後まで明るくて楽しく読める作品でした。

◆放課後、透明人間と
 幽霊ものかと思ったら、まさかの比喩表現で、これには拍手。告白されて気まずく感じてしまい、相手を極力認識しないようにしている状況を、その相手を透明人間として描くという発想は、すごく端的に主人公の心の中を表しているなぁと。こちらもそこまでシリアスな雰囲気ではなく読みやすくはあったのですが、なんだか心が抉られるようでした。短いながらも非常に印象に残っています。もっと長編でも良かったですね。

0

表題作以外にも楽しめる。

池先生、前からファンでございます。
私は趣味趣好に偏りがありどんな好きな作家さんの作品でも苦手な設定のものは一切目を向けずに来ました。

しかしながら最近、私的に空前の人外ブーム来てまして…今更ながら初めて手に取らせていただきました。
人外といっても何でもいい訳ではなく、やはり絵の上手さは必須です。
そういう意味で池先生の作品なら、迷わず読む気になりますよね(^^♪
流石ベテランの安定感!作画のクオリティの高さ、その人気が物語るレビューの多さ。
素晴らしいレビューばかりですので特にもう書く事もございませんが、
今まで読んだものは攻めが人外なのが多かったので、受けの方が人外のこの作品は新鮮で面白かったです。

そして、ただひとつ言いたい事があります!

前の方も書いていらっしゃるのですが、ととさまが加賊さまにかぶります!

凶刀の最終巻あたりの本は修正が非常に厳しいことになっておりますが、こちらは前の発売のため修正が甘いです。
電子買いが苦手な私にはごちそうさまなシーンが…
ツノごめん…韮沢に変化しておくれ…
私のように電子苦手な方、是非、ととさまに加賊さまを重ねて、たつのおとしごの内容とまた違う視点からダブルで楽しんでいただきたい。




2

異世界ファンタジー(エロ)

和服。村落。日本昔話?
ツノの生えた子供。鍛冶屋ならぬメカ屋。時代感覚も謎な不思議設定。
ただだだ父さま(ととさま)がエロいです。
迷子になった拾い子を実の子の様に大切に育てるが、いつしかお互いに別の感情が芽生えて…というお話。
池 玲文先生ならでは。引き締まったカラダの父さま(ととさま)のタガが外れて、子供だと思っていたツノに欲望をぶつける様は本当にエロいです。また、「ととさま!」と言いながら抱かれるツノもエロい。ちょっとした背徳感もあり。
しかし。ととさま、「媚」の加賦さんに似てるんだよね、エロさも。男っぷりも。
なので、加賦さんのパラレルワールドの様な気がしてなりません。
妄想します。

0

可愛い和風ファンタジー

可愛い、可愛い、可愛い~!!!
ツノの子供時代、すっごく可愛いです~!
舌足らずな感じで「ととさま」とかもう超萌えます( *´艸`)

和風なんだけど、メカとか出てきてミスマッチさも味わい深いです~。
川の水量調整するロボット、超受けましたw

しかもしっかりエロもあって、初めての自慰を教えるシーンとか、性癖に刺さりまくりです。

実の親の竜神様やその従者の狐達、近所の総菜屋、ツノのお友達などなど、その他の人物も色んなところで楽しませてくれます。

とにかくツノちゃんがととさま大好きなのが可愛くて可愛くて。
ハードなイメージの強かった作家様ですが、こういうのも描かれてたんだ~っと。
ほっこりなお話でした♪
巻末&カバー下のおまけ漫画も可愛いです!

同時収録のお話は、透明人間!?って思ったけど、甘酸っぱい感じで田舎の男子高校生らしい悩みにキュンっとしました。

1

オジさん保護者×ショタ

ショタ系は興味ありありでしたが、なかなか読むことが出来ずにいました。が、この保護者x子の漫画で目覚めました。また、この作者様の漫画はこれが初めてでしたが、他の作品も読みたいと思いました。

受けのツノはどこまでも健気で純で可愛いかったです。実の父親ではないですが、メカ屋のことを父さま~と呼びます。メカ屋も子育てなぞしたことが無いのに、不器用ながら立派に父親しています。

ツノの実の父親やその側近達が神々しい厳かな恰好で登場しますが、ギャグで面白かったです。結構自由だな~。

硬派おじさんx可愛い健気ショタ。。。とても楽しめた作品で、これからも読み返します。


6

エロくてめっちゃ可愛い

【たつのおとしご】
頭に角の生えた奇妙な子供を拾い、ツノと名付けて一緒に暮らしはじめたけど、ツノは実は竜神の子で、父親の竜神 大雷公やらお付きのものまで天界から下界にわちゃわちゃやってきて…というちょいコメディー寄りのお話です。

いにしえの日本のような世界と思いきや、ととさま(攻め)の生業はロボットを作ったり家電を修理するメカ屋という組み合わせ。
そのファンタジーの世界をきっちりと支える池さんの美麗な筆致。
そして素晴らしい体躯のカッコいい攻めに、天空から落ちてきて現世の汚れを知らない超絶可愛らしい受け。小さい頃のツノは「ととさま」と呼んでいてそれはそれは愛らしい。親探しを続けるととさまにたいして「ととさまはツノじゃだめ…?」なんて言う場面は攻めじゃなくても愛おしさで胸が潰れそうになる!

文句なし!文句なしのはずなんですが…。どーしても引っかかる点が一つ。
大きくなったツノは「父さま(ととさま)」と響きは全く同じなのだけど、字面に「父」の文字が登場…。これがねぇ、私はダメでした。
小さい頃は「ととさま」で、わぁカワイイ♪と思ってたのに大きくなってからは「父さま(ととさま)」と漢字表記に変わっちゃった。
育ての親と性的関係になっても全然オッケー!問題なし!なんだけど、私はガチ親子が地雷なので、それを匂わせる字面の「父」だけで近親相姦関係を何だか呼び起こしてしまうというか何だかゾワリ…ときちゃうんです。(注:この作品は全然ガチ親子じゃないです。血縁でもないです)
ととさまは「お前に父さまて呼ばれると…興奮する」と言ってるし、多分、皆さまの萌えポイントの一つだと思うんだけど、こういう感想もあるということで…。
そしてととさまとツノの寿命の違いを考えるとなんだか心が痛みます。

【放課後、透明人間と】
こちらもファンタジーかと思って読み始めたけど、違いました。
友人に突然の告白をされた戸惑いや素直にYESと言えない後ろめたさ。
そういったものが透明人間という姿を借りて非常にうまく描かれていました。素晴らしい。神評価。

-------
2017/9/26
萌萌から神評価にあげます。
ツノがとにかく可愛くて何度か読み返しているうちに、だいぶ慣れて「父」がかなり気にならなくなってきました。ツノの可愛さと、ととさまの格好良さがとても好きで神にします。
ととさまもツノと交わっているうちに、何か竜神の力とか精みたいなものを知らず知らずに譲り受けて寿命がツノと同じくらいまで伸びたり、老いるのが極端に遅くなればいいなぁと妄想しています。だってととさまが死んだあと900年近くも一人で過ごすかと思うと本当に心が痛む。。。

3

ツノの可愛さととと様の男の色気に完全ノックアウト

「媚シリーズ」で池先生の耽美な絵に魅せられてこちらも購入。こちらはうってかわって、ほのぼのファンタジーでした。
とにかく竜神の子のツノが可愛いの一言に尽きます!こんな可愛いツノに涙目で「(オナニーが)うまくできん」って懇願されたら、そりゃ育ての親だって道を踏み外すよね、とコメディなりに納得のいく展開でした。そしてその育ての親のとと様が、さすが池先生と唸るようないい体!!!こちらも「とと様はツノじゃだめ?」とツノが言いたくなるのが当然の流れのように思えました。
ツノの可愛さととと様の男の色気に「ヤバイ」「ヤバイ」言いながら、一気に読み終えた感じです。

2作目は私には萌え要素がなくさらっと流し読み。表題作だけなら神作品だったのですが、総合的に萌え2とさせて頂きました。

2

竜神父子のかわゆさよ…!

明らかに文明開化前の日本昔ばなし的な山麓の村が舞台なのに、攻めのととさまが軽トラに乗って村人に洗濯機を納品していたりする時代錯誤感甚だしい和風ファンタジーで、楽しいです!
受けのツノは竜神の子なのですが、竜神親子が住む城の中なんて現代通り越して近未来ですし、パパの携帯はスマホだったりしますw

お話としては、笑いながらツッコミながら楽しく読めば万事オーライのドタバタラブコメディです。
ととさま、メカ屋なのに無駄にイイ身体してます。
ツノが最初子供だったのでショタなのかと一瞬焦りましたが、そこは大丈夫でした。(ツノの精通はととさまが手伝ってあげてますけどね←萌えた)
年齢差・体格差カプがお好きなら更に楽しめるかと。

お子ちゃま時代のツノが可愛いのは言わずもがなですが、成長したツノもこれまた超可愛いのですよ♪
竜の姿になってるツノも可愛かった〜♡
そしてツノのパパも超超超可愛い!!
何かあるとすぐに涙目になっちゃう可愛いパパは脇役の総菜屋とちゃっちゃとくっ付いて本格的に泣かされちゃえばいいのに!

タイトルの「たつのおとしご」ってそのまんま“竜の落とし子”ってことだと思うんですけど、タツノオトシゴって言ったらあのヘンテコリンで可愛らしいビジュアルの海の生物も思い浮かびますよね?
あいつらってメスじゃなくてオスが腹の中で卵を育てるんですよね。
作中では、ととさまが道端で行き倒れてた子供(ツノ)を拾ってきて親を探しつつ育てていくんですけど、もしかしなくてもタツノオトシゴの生態から膨らんで出来上がったお話だったりするのかな?

同時収録の短編は、またちょっと違った切り口の不思議なお話。
両片思いな高校生同士の切ないラブストーリーです。
短いけどぎゅっときました。

3

とにかく可愛くて

ととさま、と呼ぶツノの可愛らしいこと!
変わり者と言われて人との距離を置いてるようなメカ屋もメロメロです。
狼とか、猫とか犬とか、人外ものって色々あるけど、「たつのおとしご」とはまたえらいとこ見つけてきましたね!いわゆるふわふわの耳とか肉球とかあるわけでもないし、枝みたいな不格好な角があるだけなんですが、最初のあの言葉が通じない感じや無知なだけにはっきりと口に出してしまう天然さ、乱れがちな着物などなんとも色っぽいです。
一冊で終わるのが寂しい作品です。

2

同時収録作品も秀逸です!

 池先生の執事ものが好みだったので、手に取ってみたこの作品。日本昔話みたいなおとぎ話なのに、とと様が家電や農具を扱うメカ屋だったり、作った道具がロボットだったりと摩訶不思議な世界。何よりもツノと、とと様が最高に魅力的で、少し強引な展開も気にならなくなってしまいます。
 両親を早くに亡くし、変わり者で孤独だったメカ屋の元にやってきたツノ。メカ屋の淋しさがツノに癒されて行く様が切なくて泣けます。
 小さなツノの可愛さは超絶で、台詞も可愛くてきゅんきゅんします。つぶらな瞳で「ととさまはツノじゃだめ?」なんて言われたら、私だって泣いてしまいそうです。
 成長してからのツノも、相変わらず可愛いのですよ。そこに池先生の色っぽい絵柄が重なって、なんともエロいんです!私としてはエロ度「エロエロ」に設定したいぐらいです。
 とと様の男らしい身体がまたすごいんだな。やっぱり池先生の絵が好きだなーって思います。「おまえに父さまて呼ばれると・・・興奮する」って台詞に興奮した人は多いでしょう(笑)
 またツノと、とと様に会いたいので、続編、番外編を希望します!

・『放課後、透明人間と』
 透明人間の同級生が最初は「幽霊?」と思ったのですが、実は・・・。
友人の尊からの告白を無かったことにして、尊のことを見ないようにして、透明人間にした郁夫は、本当は尊のことがずっと好きでした。田舎の風景と激しい通り雨、そして重なる二人の気持ち。なんて上手い構成だろう!あとがきで「地味な作品」と書かれていますが、とんでもない!心に沁みます。途中から姿を現す透明人間の尊も格好いいんですよ。この作品をプラスして『神』評価です!

5

ツノちゃんの可愛さったら、もう♡

たまたま本屋さんでこの作品を見つけた時はビックリしましたよ!
池さんがファンタジーですと?!
しかも表紙の角生えた子がめちゃくちゃ可愛い!!!
迷わず購入しました♡

もう、買って良かったですー♪
拾った子供に角が生えてたからって「ツノ」と名付けるメカ屋が既に安直で笑っちゃったんですが、ツノがとにかく可愛くて萌えまくりました*^^*

ととさま、ととさまとメカ屋を慕いまくるツノの可愛いこと可愛いこと☆
小さい時も、大きくなってからも、竜の姿の時ですら可愛い☆
(実はツノちゃん、天を司る竜神の息子なのです♡)
そんな可愛いツノに迫られたら、ととさまも陥落ですよ☆

そんな可愛いお話なのに、エロいとこはとことんエロいから池さん凄いです!
ととさまがツノにオナニー指南するとこなんて、色っぽ過ぎてウハウハですよ(笑)
しかも初めては野外!!
可愛いファンタジーなのに勘弁してくださいよ(笑)

脇を固める、ツノの実の父ちゃんや従者の狐達、ととさまの幼馴染の総菜屋もみんな個性的でいい味出してました☆
総菜屋が最後まで不憫なんですけどね(笑)

カバー裏の4コマも必見!
昔馴染みであるメカ屋と総菜屋が、何故名前で呼び合ってないのか?!の謎も解けます(笑)

1

ととさまのカッコ良さとツノの可愛さにやられます

池玲文さんの作品の中で大好きな作品です。もう何回読み返したか分かりません。とにかく、ととさまのカッコ良さと、ツノの可愛さがキュンキュンして悶えます。

ととさまは、山奥で頭に角のある美少年を拾います。天涯孤独なととさまは、ツノと名付けて一緒に暮らすようになります。そんな中で、お互いに相手を意識するようになっていきます。

ツノは子供の頃は可愛いし、成長したら色っぽくて。ととさまだけを一途に慕っているのに萌えます。ととさまにオナニーを手伝ってもらう場面では、興奮して鼻血が出そうになります(笑)

ととさまは、身体がセクシーで、男の色気ムンムンです。お風呂場でのオナニーシーンは、鼻血ものです。ツノにととさまと呼ばれると「興奮する」の一言にニヤケます。

そして、ツノの本当の父親と母親の秘密に驚きます。意外と泣き顔が可愛い父親に萌えます。できれば、総菜屋とくっ付いたら面白いのに…と思っちゃいます。
面白くて、もっと読みたいと思う作品です。

4

ファンタジー

全部で2つの作品がはいっていました。

ファンタジーなBLって、あまり好みで無かったりすることが多いのですが、
今回この「たつのおとしご」はとっても面白かったです!
子供の頃の“ツノ”のカワイイ事といったら・・・^^
メカ屋が可愛くてたまらん!と思う気持ちに、うんうん、とうなずけますw

ストーリーとしては、比較的深刻なお話なのかと
な~んとなく想像していたのですが、
そうではなくて笑いがいっぱい入っています。

もうひとつのお話も秀逸!
最初はこれもファンタジー?と思うのですが、
すぐに???アレ???となります。
そして最後の3ページを読むと“おぉっ!”とw
そしてそして、もう一度最初から読みたくなる・・・。
という、短いのにスゴイ作りだな~と感動いたしました。

どちらも面白かったです♪

2

世界観が素敵

ツノがとってもかわいい♡
大きくなったツノもかわいいけど、小さい頃のツノはずっとあのままで見ていたかったです。
でも成長しないと、メカ屋との♡♡はないので …。

メカ屋が男らしくて、いいです!
ツノのことを大切に思っている姿かっこいい!
ツノに誘惑?!されて自分の気持ちを抑えられなくなるメカ屋、なんかかわいかったです。

一番の萌えどころは、方言!作品の雰囲気に合っていました。
それと、さすが池玲文さん。こんなかわいらしいお話でもエロはガッツリ!キャアー♡ってなりました♡

終始ラブラブな2人ですが、もっと2人を見ていたい。その後のお話が読みたい!
今度は2人でツノの実家に行って、ツノのお母(父)さんに会いに行くとか☆

とてもほっこりする作品です。

8

浮世絵みたいなカラー絵

 浮世絵のようなカバー絵がとてもきれいだなと思っていたら、これが本編の鍵を握っているなんて…(笑)

 ある日メカ屋は、山の中で角の生えた子どもを拾います。親探しも試みるのですが、いつしかメカ屋は、自分が父親代わりになり一緒に暮らし始めます。
 その後、ツノは剣御雷神という神だと分かり、天上からの迎えが来るのです。
 
 さらに、剣御雷神の本当の父である大雷公も、剣御雷神を取り戻そうと下界に降りてきますが、そのあたりは笑えて面白いです。

 メカ屋という職業、電信柱、携帯、拡声器、トラックなど、この時代にはなかったものが次々登場して、SF要素もあります。携帯電話を竜の神様達が耳にあてがうシーンはおもしろかったです。SFとBLの融合がとても印象的だった一冊です。

0

あの父親が。。。

BLアワードノミネート作品で既読のものは、せっかくだからレビューしよう♪
ということで、こちらもさせていただきます。
といっても、あまり加点にならない評価ですが・・・

池玲文さんの絵はとても絵画的で美しくて、一時期は集めていたほどなのですが、
この作品はその絵と、この本の軽い雰囲気が、
自分の中でど~~もマッチしなくて、苦手だ残念・・・と思ってしまいました。

ツノは文句なしに可愛いし、トト様はとても素敵♪
ふたりのエッチはエロいけど愛があるし、
だいたい、親子愛 → 恋になるというパターンはとっても好きなんです!
でも、そのすべてを帳消しにしてしまうほど、
ツノのお父様が出てきてから~の展開で気持ちが萎えてしまいました~~(;_;)
要は、
お父様の存在や設定がブッ飛んでて、単にわたしはついていけなかったのです。

もうちょっと柔軟な頭があればなぁ~~と思った1冊でした。。。

3

何もかも可愛い♡

昨年出逢った、ヒットのひとつ池玲文先生。
今まで読んだ物は耽美な世界を描いていらしたが、これはライトな和風ファンタジー。
日本昔話風なのに、車が走りスマホが出てくる楽しい世界w

エロかわいかった〜♡

山で角の生えた少年「ツノ」を拾って育てる「メカ屋」=父様(ととさま)。
ショタは苦手だし、紫の上も嫌いな私ですが、これはなんだかツボだった!可愛すぎ!
人型のツノも(10年前も成長後も)竜型のツノもペットに欲しい!!
そしてメカ屋も、色っぽくてカッコいい。そして可愛い。

大雷公や狐達もいいキャラだし、実際には出て来ない紅竜も見てみたい。
(竜のお城の大画面で、地上の様子を見ているのも笑った。)
お風呂での自慰場面も萌えました。

ただ、設定やキャラと美しい絵で惹き付けるけれど、話自体はどうってことない話。
ちょっと短い中に詰め込み過ぎで、折角のそれらが生かしきれていない気もします。
同じ世界観で、続編及びスピンオフを希望しま〜す。


後ろに「放課後、透明人間と」という短編がついています。
現代の同級生同士の繊細な感性の話で、こちらも好みでした。

4

この作家でなければ

絶対に買わなかったであろうファンタジー系。

絵は綺麗。

男の人が綺麗。

もうそれでいいのではないだろうか。

1

ラブリーなんで

ビックリしちゃう。

えっ?
だって、これが、あの池さん?
池先生いて、もっと、おどろおどろ系で、痛い作風の先入観があったから、ツノのラブリーさにびっくり。
ケモ耳尻尾系の人外キャラは数あれど、この、ツノの角の造形って、実に和テイストで、なかなか斬新。
不思議な形のあの角は、龍の角なのね。
それも、西洋式の火を吹く龍じゃなくて、日本式の水と雷を司る方の龍。

そして、ツノの実パパ、雷公が実に受けくさくて、これまた可愛いかった。

1

萌(*´∀`*)

和風ファンタジーでいわゆるパラレルワールド系。
こういう不思議系がお好きな人には素敵な設定でございました。

ツノを拾ってお世話するメカ屋ですが、
成長いたしますと、例の通過儀礼がww
もうwいわずもがな美味しいwww
すいません変態発言で失礼いたしました。

そして脇役たちも非常に美味しいのです!
特に雷公様♪ちょっとこんなところに美味しい人がッ
色んな美味しい脇役がいて、そちらとの絡みも楽しいのです。
ほのぼの、笑いあり、エロあり。
とっても面白かったです。

5

ツノの純朴さ、惣菜屋の不憫さ(笑)

私にとって、初・池玲文先生!!
…と思って居たのですが、あの『PINK GOLD』で掲載されていた方だと知ったのは、こちらを購入した後でした(笑)
あの雑誌での池さんの作品は、私にはあまりに衝撃的でグロく感じつつも、線や描写が綺麗で力強く、不思議な魅力だなぁと思って居たのです。
でも、他作品もあんな感じであれば、きっと単行本は買わないなと避けていたのです。

……いや、ヤラレてしまいました。

とある村に住み、天涯孤独のメカ屋と、山に落っこちていたたつの子・ツノのお話。
ツノの可愛さ最高に悶えますっ!!(*ノωノ)
純朴で素直、父(とと)様(=メカ屋)大好きっこに育ち、性教育なんざ習ってないから、拾われて十数年後、父様を見てドキドキし、勃起してもどうしたらイイか分からず恥ずかしがるツノ…
ましてや父様とお風呂だなんて…
『父様はツノのじゃもん!!』と心で呟くツノの姿にメロッとなっちゃいますよ。
しかも父様はその時、逞しい体を晒して髪をかき上げるとゆーね(笑)

子供だと思って居たツノが自分を好きな気持ちを隠し切れなくなる姿に、父様は動揺しまくります。
しかも、ツノが出来ないから自慰行為を手伝ったりして、自分も興奮してアノ部分が漲っちゃうんですね(笑)
そんな自分にも動揺する父様。

天界から、ツノの父上・大雷公や、それに仕える狐3人衆がやってきて、ツノを連れ戻そうとするんですが、ツノも父様も、お互いがどれだけ大切か身を持って知ることが出来ます。
ツノはともかく、父様は自分の中の気持ちを素直に認める事はきっと難しかったんだろうなと思いましたよ。
だって、自分の子供の様に育ててきた訳ですから、ね。

お初は何と山中!!外!!ひゃっほい!!(笑)
勿論致している所も良かったのですが、私の興奮ポイントを新たに発掘しました。
「体を曲げた時に出来る、お腹のシワ」をリアルめに描かれているという事に興奮し、何度もツノのお腹を見る始末でした(*ノωノ)

ツノがあまり素直で可愛らしいから、そんなツノにもっと父様は振り回されて欲しいなーなんて思います。


収録されていた『放課後、透明人間と』。
池さん自身は「地味で」と仰っておりましたが、私にとっては十分。
あれは実際に「透明人間」なのではなく、主人公が彼に対して、
「居ない人間なんだ」
という体で過ごしていくんですね。
ただの透明人間だと思って居たんだけれど、葛藤や恥ずかしさ等々伝わって来て、グッと来ました。
最後、主人公の彼が、自分を透明人間にして欲しいと神様に祈りながらキスするシーンは何とも苦しい気持ちに。

池さんは本来、もっと凄い、とどこかでお見かけしたので、この『たつのおとしご』で嵌ったからと言って簡単に手を出しちゃいけないのかな、と相変わらず躊躇しております(笑)

6

ツノの可愛らしさが!

山で偶然、ツノの生えた子供を拾ったメカ屋。
親が見つかるまで面倒を見る事にしますが・・・

ツノ、何歳なのかな?年齢の詳細はありません。(メカ屋と惣菜屋も)
とにかく、ツノが本当に可愛い!!
もぐもぐ食べている時、メカ屋にしがみついている時、
とにかくどのツノも反則の可愛さです。すでにこの時点で「神」。

仕事の合間にツノの親探しをしていたメカ屋、
ある夜寝物語に自分の生い立ちを語ります。
10歳の時に両親を流行り病で亡くしたという。
村では変人扱いだし、いったいどうやって生きてきたのでしょう。
本人に自覚があったかどうかは解りませんが、きっと淋しく孤独だったのでは?
「ツノととさまおるから淋しくない。ととさまはツノじゃだめ?」
純粋にととさまを慕うツノに、癒され涙を流すメカ屋。
この時、長年の孤独をツノが埋めてくれたんでしょうね。
メカ屋はツノの親探しを止めます。

青年となり、メカ屋に恋心を抱くようになったツノ。
一途で純粋で、これまた可愛いです!そして、天然の魔性だったりして(笑)
誑かされるメカ屋はもう限界。
そんな時、ツノの実父大雷公が現れます。

幼馴染でメカ屋の唯一の理解者である惣菜屋も、すごくいい味だしてます。
ツノの事で悩むメカ屋を、さり気なくフォローして背中を押してくれたり。
そしてツノの実父の大雷公も、最初はなんとかツノを連れ帰ろうとしますが、
それはツノを本当に想っての彼なりの親心だったんですよね。
人間と竜神という種族を乗り越えても一緒に居たいと願う2人を、
最終的には認めてくれます。

とにかく、ツノがひたむきにメカ屋を慕っている姿がいじらしかった。
そしてメカ屋も心からツノを大切に想っているのが良く分かります。
池玲文先生は初ですが、すごく良かったです!
あと4コマ漫画はすごくおススメ。続き、描いてくれないかな~。

8

タツノコプロ

トト様がええ男なのじゃあ。
肉体のエロ度が真に素晴らしい。フェロモン駄々漏れだよ。
あんなええ男に拾ってもらえるなんてツノはラッキーじゃあ!!
かわいい子は得よねっ!!
私なんかが落ちてたって誰もいらねえよっ。触るのもイヤだわ。
で 奇想天外の話。
いいですね。メカってやっぱり!! あれでしょ!?
ヤッターマン絶対に意識しているよね。この話。
トト様のメカをいじっているトコロは萌え萌えですよ~。
手が器用な男ってHも得意だろうしね。
面白かったです。

3

作者さまの好きなものがふんだんに盛り込まれた世界ですもの、面白くないわけがありません。

沢山レビューされていますので、簡単な感想になります。

読み終えた感想一言めは「あぁ、ツノがなんて愛らしいのでしょう!!!!」でした。

その一言に尽きる気がします。
小さい本当に押さない姿でも可愛かったのですが、成長して青年というにはまだ青い、少年と言う方が良いのだろうか?ぐらいの年齢に成長したツノ。
しっかりお家のことなどしているようだけど、見た目年齢よりも、ちょっぴり幼く感じました。
純粋な幼さとでもいいましょうか、スレていなくて初心で純真なツノが可愛くて、可愛くて。
何度でも言う、可愛いんです。
もう少し成長したら綺麗に変わるのかもなのですが、可愛いままでいてほしいそんなキャラでした。
そんな可愛いツノが「ととさま」と迫ってきたら、そりゃ避けようもありません。
どんと受け止め抱きしめます。
ととさまも、初めは息子のように育てたツノに性的興奮なんて感じちゃって戸惑うわけですが、結局本当のツノの親元からのお迎えが来て、いざ手放すとなった時の焦りようは凄かったです。
この時、ツノに感じる愛は家族愛でなくて恋情の愛だったと気が付いたのだなぁとむふむふしました。

ツノの本当のお父さんは雷神さんで美形なのにナマズようなおひげが残念キャラでした。
本当に、あのヒゲがなければ・・・

一番ツボで笑ってしまったのが、ツノをお迎えに来た狐三人が、ツノが帰らないと事になり、ととさま宅に居候、ご飯を食べているシーン。
文句を言うととさま、狐と猫と熊に~と指さされショックを受ける猫っぽい狐、熊っぽい狐。
すみません、私も狐、猫、熊だと思ってました・・・。

3

とにかくツノがカワイイ!

ツノが最初にととさまと森で出会ったシーンから、もうツノの可愛さにノックアウトです。
いや~、こりゃととさまじゃなくても、手放せなくなりますね。

ツノが成長して、初めての○○をお風呂でととさまに教えてもらった後、
布団の中で「上手にできん、手伝どうて」と、ととさまにスリ寄って行くシーン、
ととさまの表情に爆笑しました。
そりゃ、あんなに可愛くすり寄って来られたらねぇ・・・
いやいや、萌え楽しませて頂きました。ごちそうさまです。

あと、総菜屋やツノの父上など、他のキャラも魅力的でした。

池玲文先生初読みですが、絵も話のテンポも良かった。
他も読んでみたくなりました。

10

好きです、父さま

文句なしにカワイイ作品でした(*´Д`*)ノ
まさに、ほのぼの癒やし系。ちょっととぼけた風体がまた良い味を出しております。
「父さま・・・」
父に色気をつかう息子。ケシカランwwはぁはぁ

道行くとき、角の生えた子供を拾う。
角が生えているから「ツノ」と名付けよう。
安直すぎるまた設定が面白かった。
成長するにつれ~から始まる、お色気攻撃、よもや息子にムスコが・・・
ショタも可愛いのだけれど、案外見た目は大きくなれども
キャラクター的にふんわりしたキャラクターかわらずの受が良かった。
キャルン♪とした受あんまり最近は得意じゃないのだけれど
そういうイヤミがないのもまた良いですよね。

本当の父様は、髭が残念だったwww
というか、、、、頑張ればこれ父さまの子供産めるんじゃね?
と、、おもってみたりもするのだけれど、どーなのでしょ。
そしたら100年たった後も寂しくないよね☆ww

透明人間~な読み切り。
あーそういうことか。な結末、なるほどなるほど。
ある意味、透明人間との卑猥なプレイを想像した私は負け組だと思った。。

3

ムフフ

楽しーかわいいーかっこいい!

関係ないけど、メカ屋とか、ツノとか、名前がこんなんでも萌えるんだって思いました!

そして、池玲文さんの作品全てにいえることですが、画面が美しい!! 体もそうだけど、全部手の抜いたところがないと思うのです。

お話とか世界観も好きなんですが、視覚から得られる喜びも大きいです。

だから、何度も読んじゃいますね〜〜。

7

竜神さまだったのですね

皆さんの評価が高かったので読んでみたのですがとても面白かったです。
攻め役の主人公は昔の奇天烈な発明の人みたいだったし、その人がためらいも無く
小さな角がある子供を育ててるだけでもふんわりした優しさも漂ってくるお話で
とても引き込まれるお話でした。
竜神さまのパパさんの男女どちらでも変化できるのにもびっくりしました。
受け役のかわいさにも心惹かれます。
あんなかわいい子にトトさまなんて言われたらメロメロですね。

10

きれいな世界観

こりゃ、世界観の勝ちというか、
池玲文さんらしい世界が描かれていて、
そこに入り込める幸せを味あわせていただきました!

世界は、江戸っぽい農村なのですが、
メカ屋は、道端でツノが生えた子供が倒れているのを見つけ、
家に連れて帰る。
親も見つからないということで、自分のことを「ととさま」と
呼ぶように教え、育てることにするのですが、
実は、このツノは、記憶を失っていた龍神だったのです・・・。

こうやって、ストーリーを描いていると
「え?」て感じですが、違和感なく、
それを読ませる池玲文さんのうまさに脱帽です。

ツノが自分の世界に帰ってしまう際、
拡声器を使って、呼び戻そうとするメカ屋の様に
やられました。

4

かわいいんだけど男の子っぽい部分はがっつり。

道端で落ちてた子供は実は仔龍(剣御雷神)!
という時点でぶっとんでますが、昔話っぽい世界だから普通にすっと読んでました。
そんなに甘いお話ではなかったw やられた。

小さい時から溺愛して育てたせいかととさまーと追い掛け回すツノ、反抗期もなく思春期まで来ちゃって、そこで急に体の大人化を意識する羽目になってわたわたするのが凄くうぶうぶで可愛い。
もちろんそこで萌えたり、「修正とか知るかぁ!」な位美麗に書かれたツノのアレやどうどうと書かれたととさまのアレをめでるというのがBLらしい本当の楽しみ方だと思うのです。

・・・でも!

この本の世界がどうにもパラレル昔話なせいでそういう本筋じゃない所が突っ込みどころ満載なのが、自分には面白かったんですよ。
「メカ屋」という妙に近代的な設備を板葺な古~い家で作ってたりとか、天上に向かって飛び立つツノに向けてととさまが呼びかけるのが「メガホン」だったりとか、天上の大雷公とのお話手段が「携帯電話」だったりするいい加減さw

そして周りの人たちのクセがさらにツッコミどころ満載。
特にツノの本当の父親の大雷公。りっぱな大人で神様なはずなのにこれがまぁ大人げない。やっと見つかった自分の息子がととさまとお風呂でちちくりあってるのを見つけて怒るのはともかく、怒りすぎて泣いちゃってる。
それ以外の場面でもそりゃもう泣くわ怒るわで非常に幼いw ひょろっとした長ひげのおかげで威厳あるように見えるがよーみたらこのひと、相当若い顔に描いてるんよね。
結構ワガママさんだし、惣菜屋に慰められて「男色のけはないぞ!」と言い切っちゃう勘違いっぷりもアホ可愛い・・・。スピンオフするならこいつはヘタレ受けだね。

とまぁそれ以外の人たちが妙に気になる本でした。
どうせならツノの母親(でも男)も見てみたい…。
惣菜屋×大雷公 ←に乗り込んでくる赤龍(できれば♂バージョン)でどないだろうか?w

5

う~ん、なんてラブリーなんでしょう!

とと様連呼で萌え死にしそうになるほどラブリーすぎる受け様なんです!
イラストは違うんだけど、どこか、みろくことこ先生の受け様に通じる可愛さが
あって、この受け様は個人的には好みど真ん中で読んでる間萌えまくりました。

ストーリーは、時代背景はかなり古いのですが、出てくる攻め様の職業は
メカ屋なんて奇天烈な感じで、村では変わり者と呼ばれてる攻め様なのです。
古い時代に現代の職種や、昔の人柱なんて悪習もさり気に描いていたり、
竜神の神様が出てきたりと型にはまっていない設定も面白いですね。

そんな攻め様が山で行き倒れている角が生えている子供を保護した事から始まる。
始めは角もあるしで、親が直ぐに見つかるまでと思って家においていたのですが
一向に親らしい存在は見つからず、ある日人柱の身代りに作ったメカ人形で
村の水害を防ぐ道具を作り村人に感謝される出来事があり、攻め様は受け様が
いてくれたおかげだと言いながら自分の亡くなった両親の話を聞かせ、
受け様の両親はどうしているかと・・・でも受け様はとと様がいるから寂しくないと
そして攻め様は受け様の親探しを止めて、受け様を育てる事に決めるのです。

ほのぼのとしてたり、ジーンとしたりコミカルだったりと作品自体に深みもあり
なかなかどうして、読みごたえもあるのですよ。
そして成長したツノちゃんは、近頃トト様と一緒にいるとドキドキしちゃう。
お風呂に一緒に入って、何やら兆してしまうツノちゃんに男親として下のお勉強
純粋な気持ちだったはずがツノちゃんの痴態に煽られるトト様!
きっちり忍耐でやり過ごし・・・でも、ツノちゃんにありがとうトト様なんて
言われたら!もう、トト様たまらん状態ですよぉ~~
天然でトト様を煽りまくるツノちゃん、無自覚小悪魔です。

でも、そんな時に天界ではツノちゃんの本当の父親が探していて、ツノちゃんの正体は?
そして捜索隊がツノちゃんを迎えに来てしまう?
何処か禁断の匂いを漂わせつつ、最後は怒涛のハッピーエンド
ファンタジーな作品だけど、それだけじゃないって思わせるストーリー展開
これはかなりおすすめの1冊だと思いましたね。

同時収録の「放課後、透明人間と」は、かなり意表を突いた作品だと思ったね。
読み始めてこれもファンタジー?なんて読んでたら、受け様の心理状態の
なせる業なのねぇ~ってお話で、切ない系のお話でした。
ホントに色々堪能できるお得な1冊でしたね。楽しめました!!

7

ととさま~♪

和風なのにメカ屋とか、神様とか、無時代でファンタジーがいっぱいの本作品。
ととさまの色気にやられましたー♪
山で拾った頭にツノのある子供を、親が見つかるまで世話をすることにした山奥のメカ屋。
その子供にツノと名前を付けて親捜しをするも、中々見つからずそのまま育てることに。
メカ屋を”ととさま”と呼んで懐くツノは成長するに従って、ととさまにドキドキするようになる。

お話展開としては、もういうもがな♪なのであえて触れません。
ツノの初精通をしてからととさまも、もちろん意識するのですしね♪
そしてツノの本来の親とか出てきて、ツノを戻そうと色々画策したりと邪魔が入ったりなどなど、テンポよく楽しく進んでいくのがとっても面白い。
ツノの本当のお父さん・雷公もかわいい顔してるのにオヒゲがついていたり、ラストで明かされるビックリな真実にととさまとツノの将来もなんだか見えているようなwww
これ!すごく期待するんですが!!!是非出産をーーー!!!
ただ、やっぱり人と神様では寿命が違うので、それを考えるとちょっと寂しい(涙)
でも、さておき!
ツノの健気で一途で、ちょっと天然で可愛らしいのは勿論ですが、龍の姿もまた実に龍なのに、場面によってはとってもかわいらしくて、龍がこんなに上手く描ける作家さんというのは本当に上手い作家さんなんだと思います!
そして、ととさまの肉体に思わす目が釘付けーー!
久々に池さんの筋肉美を見せてもらいました☆☆☆(もちろん、そそり立つナニもw)
雷公も、怖い人かと思いきや、ツノにはデレデレで結構ヘタレな部分とか、奥さん(赤龍)に頭が上がらないとか、とっても親しみのもてるキャラクターで、彼等のあれこれも見てみたい気もしますよv
ツノとととさまを見守り、時にチャチャを入れる友人の総菜屋も、愉快なキャラクターでしたw
こういうほのぼのしていて、ちょっとエッチで、そしてファンタジーで、楽しくてあったかくて色んな要素がテンコ盛りで、どの要素も楽しめる作品。
欲張りすぎると、ともすれば薄っぺらくなってしまうのが、池さんの美麗な絵によって厚みが加わるという実に眼福でもあるお話でした。

もう一本は現代の学園モノ【放課後、透明人間と】
郁夫の同級生の遠山尊は透明人間だというくだりで始まるこのお話。
これ、上手いなー!!と思いました。
一瞬SFファンタジーなのかと思うでしょ?だけど・・・♪
そうです、この思春期の気持ち。
切ない片想い、相手の気持ちに真っ向向き合えない後ろめたさ。
時々、こうした作品を繰り出す池さん、大好きです!!
真実は、是非、本作を読んで感じてください♪

付けたしですが、このととさまの裸体ですが掲載は規制前なんだそうですが、単行本修正がかなり薄いです!
やったね♪出版社さん、ありがとう♪と言いたい☆☆☆

11

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