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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
滅多にないことですが
たまに原作より好きになってしまうコミカライズ作品があり
これはその数少ない一冊になってしまいました。
木原さんの作品は好きと苦手の振り幅が自分の中では異様なほどに大きいのですが
このシリーズはその両方が両方とも見事にがっつり入りこんでいて
総合評価で「萌え」の中間くらい。
いや、どっちもあるんですよ
あまりに「神」な部分も!
容赦ないまでに「趣味じゃない(悲鳴)」部分も~~!
神な部分と趣味じゃない部分の混ざり具合が絶妙なシリーズなんですね。
(自分にとっては)
原作もCDも完走してますが
このコミカライズは本当に絶妙。
一冊にまとめるなんて無理じゃないかな…と思ってたくらいなので
これを一冊にまとめあげて過不足なく表現しおえた手腕に大拍手。
素晴らしい漫画力をお持ちだと思いました。
表情や何気ない仕草で簡潔に繊細にキャラの内面まで見事に表現(再現)してくれて
改めて藤島さんや透(記憶ない頃の)が更に更に好きになってしまいましたでございます。
なんて魅力的なんだろう。
木原さんのキャラ造形力は他の追随を許さないところにある気さえしてきます。
怖い作者さまだけど、恐ろしいまでの魅力がある。
それを見事に漫画の中で再現してもらえて本当に嬉しい。
ふ~~~。それだけにここから先の地獄道が怖くて堪りませんが
美しい奇跡のようなコミカライズが楽しみなのも確かです。
原作怖くて足踏みしてる方にこそお薦めしたい。
ひとつ木原入門書としてどうでしょうか。
魅惑の最北(おい)痛い痛い桃源郷への入り口
この一冊はその魅力の一端に触れるには最適なきっかけに思えます。
木原さんの作品は痛いものが多いこともあって積極的に手を伸ばさないのですが、先日のちるちるさんで掲載されたBLニュースの『重めBL漫画5選』を拝見して、興味を惹かれ読んでみました。
原作は未読。小説1冊分をコミック1冊にまとめられているようで、もしかしたらだいぶ端折られていて、原作を読んでいないとわからないところも多いのかなと思いつつ読み始めました。
二人の過去。
高久の、もともとの性格。
高久と透の関係。
ちょっとずつ明らかになっていく展開にぐっと引き付けられました。そして何より、透の高久への愛情の深さにウルっとしつつ読み進めました。
相手を想うが故のすれ違い。なんともいろいろ深かった。
コミックでの終わりはほのぼのな終わり方でよかったと思ったのもつかの間、木原さんの書かれた小説部分の終わりに不穏な空気が…。ああ、ここからが木原作品の真骨頂か、と。
透が可哀想な目に合うのは読みたくないと思いつつ、まだまだ謎なところが多いし続きを読まなきゃな、とも思うし。
麻生さんは、実は個人的にあまり好きな絵柄の作家さんではないのですが(いや、失礼)、この作品にとても合っていました。麻生さんが描かれたことで確実に萌え度はアップしたと思います。木原作品の痛々しい感じも、もしかしたら小説よりも薄まってるのかな。原作は読んでないので比較はできませんが。
なので、続きをコミックのほうで読むか、原作で読むか、目下悩み中。なんてぜいたくな悩みなんでしょ。
作品は文句なく神評価。この1冊で終わりなら、萌えはあったけれど萌え×2くらいだったと思う。幸せになったところで、はいおしまい、でないところがすごい。これが木原作品のすごいところなんだな…。
『Season』を読んであまりに素敵だったので、すぐに麻生先生の買える作品を通販サイトでまとめて購入しました。この作品は原作があるので、麻生先生の作品に惚れた私としては、コミカライズってどうなんだろう?と不安があったのですが、とても面白かったです。いや面白いっていうのは変ですね。キリキリと胸が痛かった。
記憶喪失ってとても怖いことなんだろうな。最初、透はどうして藤島のところにお世話になろうと思ったんだろう。こんなに謎めいた知らない人によく付いて行くなぁなんて思っていたんです。だけど透はそうするしかなかったんですよね。すべて忘れて、すべてを無くして、自分が誰なのかすらわからない。だから自分を「知っている」という男に縋るしかなかった。
藤島は透の過去をリセットして幸せな未来をあげたいと思っている。その気持ちは透に対する贖罪のようだなとか、今の透を愛する気持ちは理解できるけど、他の人から聞く過去の透はまるで別人のようで、藤島がその頃の透のことも愛していたのか?など気になることだらけです。
透が藤島を好きになって、自分に対する藤島の献身に【藤島も自分のことが好きなんじゃないか?】と思いを募らせてゆく過程に【自分のことを好きでいて欲しい】という透の願いが込められているようで、その後に続く、早く「俺も好きだって言いたい」というシーンに私も心が急いて、胸が抉られるようなたまらない気持になりました。それで早く早くとページを捲ったら、事件が起きて…。
あぁ、事故の真相はそうだったのか。人から聞かされた別人のように荒れていた自分と、事故のあらましは透の中で繋がったんだろうか?今の善良な透にとってどれほど衝撃的なことだったんだろう。
透は過去をすべて忘れたけれど、藤島は過去をすべて捨ててしまったように見える。透に藤島しかいないように、藤島にも透しかいないようだ。どちらも同じぐらい悲しくて、どちらも同じぐらい孤独に見えた。
原作未読ながらも非常に痛いシリーズだという噂を小耳に挟んでいたので、おっかなびっくり読んでみました。
…あれ?
想定していた程の痛さがない。
もしや本領発揮は次巻以降?
…だとしたら続きを読むのが怖いなぁ…(ノД`)
でも気になるし、原作も読みたい。
それにしても麻生さんの繊細で綺麗な絵が話の雰囲気に合っていました~原作未読だから比較は出来ませんが、表情や仕草、行動が人物達の心情に迫っていて…苦しくて切なかった(´・ω・`)
そしてその逆も然り、ケーキを食べている藤島さんが可愛いくてたまらん(●´ω`●)
…透が記憶をなくす前の2人の関係ってどうだったんだろう?
どういう繋がりだったのかな?
藤島さんは透に「嫌われていた」らしいし…記憶喪失前の透は相当凶暴そうだから…戻った時が怖そう。
因みに事故被害者の遺族であるお姉さんに責められている場面で何かもう読んでて辛くなって涙出ました…。
是非一気に読むことをお勧めします!
次巻以降、辛いお話が好きな方にとっては、たまらないお話が待っています!
言わずと知れた名作が、コミカライズされたことによって手に取りやすくなりました。
このコミカライズがあったから、原作小説も買っちゃいました。笑
小説も漫画もどちらもオススメですので、興味を持たれた方、是非一読ください!!
記憶喪失の青年×サラリーマン。
記憶喪失ものなのであんまり内容に触れるとネタバレになってしまうのがもどかしいです。暗い話、切ない話がどうしても駄目な人以外は全員読んでほしい作品です。
木原音瀬先生の原作の小説を読んで感動したので、コミカライズ版も買いました。世界観のイメージを壊さず漫画で再現されてて素晴らしいです。ただ小説で読むのが辛かった暴力シーンは、絵で見るのはさらに辛すぎました。内容を知ってたのにショックで一旦ページを閉じてしまいました。
続編のCOLD HEARTも大好きなのですが、さらに辛い話なのでコミカライズは難しそう。
おもしろかったです。
ミステリー仕立てで、高久の過去が徐々に明らかになっていくにつれ、2人の心情の揺れが描かれていて、その流れがよかったです。
さすが元は小説なだけあって、プロットが緻密ですね。
それに相まって麻生先生の描写がいい。
藤島が何も言わないけど、高久のことを大事に思っていることがわかってくるし。
高久も混乱しながらも、藤島の気持ちがわかってきたり、藤島への思いが高まってくるところがドキドキしました。
特に、高久が藤島に好きだと言いたい、触りたいと思う場面は最高潮でしたが、同時に、あ、これはうまくいかんやつや、とわかってしまいましたw
ま、ドラマチックではありますよね。
細かいところで
藤島「すみません」
高久「すいません」
のキャラに合った言葉の使い分けもさすがですし、こういうところ好きです。
まだ明らかにされていない過去については続編で描かれるのでしょうか。
すぐに続編読みます。楽しみです。
あと、これは完全に余談ですが、シリアスな場面なのに
「私の弟を殺したのよ」の後の、高久が絵に描いたような(絵なんだけど)ガビーン顔で、暗闇で懐中電灯を下から灯らせた時のようでちょっと笑ってしまいましたw
追記
本作を読んだ段階では萌2でしたが、続編を読みシリーズ作品として神評価にさせて頂きました。
麻生ミツ晃先生の作品が好きで色々探していたところ、こちらの作品に辿り着きました。
…読み終わって、これはぜひ続刊&原作も読まなければ…!と燃えています。
記憶を失った状態で病室で目覚めた透。親族や友人などは誰も訪ねて来ず、唯一来てくれたのはバイト先の友人だったという藤島。藤島の好意で家に居候することになっり、必要なものはなんでも与えてくれる藤島だったけれど、透が自分の過去を探ろうとすることは嫌がりー
という内容で、透と藤島は本当に「友達」だったのか?
なぜ、藤島はただの「友達」であるはずの透に住まいを与え、お金も与え、尽くしてくれるのか?
なぜ、透の過去については嘘をつく&何も教えてくれないのか?
と、主人公の透と一緒に読者も疑問の渦に投げ込まれ、物語に惹き込まれていきます。
この巻で一応の顛末は明かされるのですが、二人の新しい関係は始まったばかり…
ということで、早速続刊を読んでこようと思います。
透が買ってきたケーキを美味しそうに頬張る藤島。口の端についたケーキをとろうと手を伸ばした透に、ビクッと反応する藤島のシーンが映画のコマのように繊細で美しくて、うっとりしました。
コミック掲載誌は未読です。
小説のコミカライズって、どうしても長くなるって先入観があったので、あの原作が、この普通のコミックス1冊にどうして収まっているのか不思議でしょうがなかったのですが(更に木原先生の書き下ろし小説部分まで入っているのに)、これが、なかなどうして、見事に1冊になってました。
確かに小説での描写のかなりな部分をばっさり落としていますが、お話の展開として必要なエピソードは網羅していて、かつ、マンガの表現として、これだけのシーンで充分に全体の流れや雰囲気が伝わってきます。
麻生さんの、硬質でひんやりした絵も、お話全体の雰囲気にとても合っている。
絵だからこそ伝えられること、伝わること。
原作未読の方は、このコミックスを足がかりに、どうぞ、原作にも挑戦して頂きたいです。