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まっすぐ一途な年下男子×恋愛不信のアートディレクターがつむぐ、メルティラブ。
How to melt

なんと電子で311ページ!
嬉しい大ボリュームの、末広マチ先生の新刊です☺︎
頑なな受けの心をじっくりと溶かしてゆく、
ひたむき年下攻め君の想いが胸を打つ一作でした...良かったー...(語彙力)
マチ先生の社会人もの、と言えば『フェイクファクトリップス』が
大好きなんですが、こちらの後輩×先輩アートディレクターのお話は
「フェイク〜」とはまた違ったしっとりとした味わいがありました。
スピード感とパワーで勢いよく読ませてくれた「フェイク〜」とは異なり、
不器用な二人が本当に少しずつ、時間をかけて恋人になっていく”じっくり”系なお話。
読んでみてタイトルを見返し、うんうんと納得。
作中では攻めによる受けの「攻略」なんて言葉が使われていますが、
”How to melt" という名のとおり、一途な想いに甘く甘く包まれ押され(❤︎)、
溶かされてよくお話でした
キャラの名前も良い!
深雪(ゆきみ)先輩(受)と、芽吹(めぶき・攻)君。
(※深雪は名前、芽吹は名字です)
”雪深い”ところから何かが”芽吹き”、花開くー
そんなお話の流れとも繋がる、二人のネーミング…!素敵だなあ...(*´◒`*)
もともとマチ先生の絵柄が大好き、スーツ男子大好き!なんですが、
今回新たに”フーディー(パーカー)男子”が自分の萌えツボに刺さりまくり、
新たな癖に開眼した一冊でもありました(*´∀`*)
さてこちら。
恋愛シミュレーションゲームの制作会社の別チームで働く二人。
怪我で欠けてしまったメンバーの分を埋め合わせるため、
急遽深雪のチームに芽吹が入り、期間限定で手伝ってくれることに。
自らの両親が不仲で、最終的には離婚してしまったー
という経緯を間近で見てきた深雪は、恋愛に対し否定的で、
自分には全く無縁のものだと思っています。
しかし、同じチームで働くようになった初日から、
いきなり芽吹に「攻略してもいいですか?」と言われ、
積極的にアプローチされるようになりー
と続くお話です。
これ、まず!芽吹くんが可愛い!シンプルに可愛い...
というのも、初めはなんだかすごくクールな感じを装っているんですよ、
芽吹くん。
それがどんどん皮が剥がれて(笑)、ワンコみと一途な可愛さが増していく。
そのワンコ要素の出され方がなんとも絶妙で、
こんなの愛おしく思わずにはいられないよね!と、
深雪と共に私の心も絆され愛おしさで溢れていきました
一緒にライブに行った日、ちょっといい雰囲気になり
「じゃあ飛び込んで」と深雪に言われて駆け出すも、
コケッとこけて格好良く決まらない姿が特にツボ(*´艸`)
”攻略”なんて上級者っぽい言葉は使っていたけれど、
大好きな深雪に嫌われたくなくて、少しでも好感度を上げたくて内心わたわた、
水面下で足をバタつかせていることが伝わってきて、
可愛さ×100万倍ですw
どうしてそんなに深雪に想いを寄せるようになったのか、
という部分も丁寧に描かれています。
深雪が昔、芽吹に言った
「好きだから諦められなかった」という言葉。
この言葉がこんなふうに、芽吹から返って来るなんて・:*+
ずっと追いかけていて叶えたい夢にも、
誰かのことを好きだという気持ち・恋心にも通ずる
「好きだから諦められない」というシンプルでストレートな言葉に、
心をぎゅっと鷲掴みにされました。
恋なんていらない、自分には関係ないし必要ないー
ずっとずっと、そう自分に”言い聞かせてきた”深雪。
でもそれは実は、「恋がしてみたい」という気持ちの裏返しだったんだよね...
そんな自分の本当の気持ちに気付いた後、
芽吹との会話の時にふと見せる深雪の笑顔が優しくて柔らかくて!
”ああ、恋っていいなあ…!”と甘酸っぱい幸福感に包まれます
その後、ちょっとした誤解から来る二人のすれ違いターンもあるけれど、
それほど深刻ではなく。
むしろ、恋が始まったばかり、手探りで進む二人の可愛らしさ・いじらしさに
胸がきゅん、とする展開でした
芽吹きがまた、昔の友人と漫画を描き始めることにしたり。
(↑昔担当さんがついていた、って、よく考えるとかなり凄いことですよね...!?)
包丁もほぼ持ったことのなかった深雪が、
なんと終盤には可愛いりんごうさぎが作れるようになってたり!✨
恋する気持ちは、未知のこと・怖さや苦手意識のあることにも
勇気を出させ、挑戦させてくれるポジティブなパワーになるんだなあ...と実感。
電子で拝読しましたが、これから届く予定のアニメイトセット、
紙本でじっくりもう一度拝読するのが楽しみです(*´◒`*)
(小冊子もアクスタも♡)
ひたむき攻めによる”攻略”という名のメルティラブ、
読んでるこちらも蕩ける甘さの、素敵なお話でした・:*+
★修正:tnフチあり白抜き・anl白短冊(電子シーモア・紙本共通)
恋愛不信にある年上先輩の凝り固まった恋愛観を、年下ワンコ後輩が一途さと健気さでゆっくりと解きほぐしていく癒しと救済の一冊。
丁寧に紡がれる好きの過程と、どんどん大きくなる愛情の掛け算ラブに、萌えゴコロがキュンキュン疼きました( ´∀`)
年下ワンコ攻めはこうあって欲しいをたくさん詰め込んだ"理想のワンコ攻め"、ここにありです。
人好きする性格に、フットワークの軽さ。それに、人懐っこさとシゴデキのポテンシャル、爽やかなビジュアルも追加して、難攻不落な恋を応援したくなるようなキャラクター像でした。
尊敬する先輩で、しかも恋愛にトラウマがある深雪を攻略するのはかなり手強かったと思います。本人を目の前にして攻略を宣言しても、ガツガツもしないし、変に焦ることもしない。深雪を振り向かせる過程においてもマイペースに楽しみながらの攻略スタンスは好感度大でした♪
ナチュラルかつストレートな気持ちの伝え方に芽吹のカッコ良さが全て詰まってます。話す言葉1つ1つ、伝える想い1つ1つに誠実さが見え隠れしていて、そんなちょっとしたことにもトキメキいっぱいでした。
そんなアプローチをされるわけですから、深雪が絆されていくのも時間の問題です。芽吹に気持ちを傾けていく深雪の心には、恋愛不信の大きな壁が立ちはだかりますが、そんな壁すら乗り越えていくほどの恋心を芽吹に抱く恋愛過程は大きな見どころでした。
深雪の戸惑いや不安が、次第に安心に繋がっていく終盤は一気に甘い景色が広がるのでお楽しみ下さいね。深雪のデレにしても嫉妬心にしても、いいモノをたくさん見ることができて、良き読後感でした( ´∀`)
物語は終わってしまったけど、2人の恋愛は実はまだ始まったばかり。スタートしたばかりの2人の恋愛が、より盛り上がりを見せていくよう願っています。
過去の出来事から恋愛に対して興味を持てなかった雪深さんが会社の年下後輩、芽吹くんに出会いアプローチされ芽吹くんのまっすぐな思いや過去の出会いのお話を思い出してゆっくり距離を縮めていくお話でした。恋愛面でもちろんキュンキュンする場面が沢山あるのですが人としての成長もしっかり描かれていて読んでる私も一緒に人として成長できた気がします。勇気と元気をたくさんいただける作品です!
先生の『ちぐはぐなキス』『フェイクファクトリップス』が好きな作品。こちら作家様買いしました。全311ページ(大ボリュームでびっくり!)。以下少々ネタバレあります。
ゲームイラスト等の制作会社が舞台。
ある理由から、運命の出会いや永遠の愛は画面の中だけのもの、と思っている雪深(ゆきみ・受)。しかし後輩の芽吹(めぶき・攻)から、「攻略してもいいですか」と言われてしまい…というお話。
雪深はまるでゲームのキャラのように、スタイルが良くてクールな美人さん。芽吹は初めはダウナー系かと思いきや、実は一途な大型年下ワンコ(ちょっとクールめ)で、結構グイグイくるのが可愛いです。
ゲーム関連会社が舞台で、雪深のチームは乙女ゲームがメイン。お仕事の部分やイベントなども丁寧に描かれているので、乙女ゲームなどお好きな方はその辺りも楽しめそうです。
ページ数が多いだけあって、恋愛に興味を持てない雪深を、実はずっと雪深に憧れてきた一途な芽吹が、攻略しようと頑張る姿がじっくり描かれています。
お付き合いする前からえっちな展開になる作品も多いですが、本作は全くそのようなことはなく。一途な芽吹が雪深の凝り固まった気持ちを少しずつ溶かしていく、そんな恋がとても丁寧に描かれていて、好感を持てました。
恋愛に全く興味のなかった雪深も、そんな芽吹の一途で真っ直ぐな気持ちに絆されていく。
初めての恋を経験して、柔らかく変化していく雪深がとても可愛らしいです。
雪深だけでなく、なんと芽吹も初めての恋愛!キスだけで真っ赤になってる二人が可愛い♡
後半に攻め視点。
「絶対 誰にも取られたくなかったから」
そんな熱い気持ちが隠されていたのね、ときゅんとします。
終盤、誤解によってモダモダしちゃうけど、雪深が悶々とする気持ちを振り切って、「呪いは自分でとく」と芽吹に気持ちを伝えるシーンは、雪深の心の成長を感じられて、またまたきゅんとしました。
そして両想いになって雪深の家でキスするシーン。
雪深の「1回だけでいいの?」の後、玄関に入って激しくキスする!このシチュ大好きです!ドキドキしてしまう♡ 芽吹くんの雄味が良き♡ 我に返っちゃって残念〜w
しかしその後はなかなか手を出さない芽吹。恋愛初心者とはいえ10代じゃないんだからw
ラストにとうとう体も結ばれる。ここまで長かったな〜w
描き下ろしは、お互いに嫉妬し合う二人が可愛いです。そして長めな濡れ場が。本編はえち少なめなので、こちらで多めに描かれてます。エロティックな濡れ場で良きでした♡
恋愛不信だった雪深と、一途で恋愛慣れしていない芽吹の、ちょっと不器用な恋をとても丁寧に描いている作品でした。
ちょっと焦ったすぎる感じも受けたので、評価は神と萌2で悩みましたが、えちは少なめで、こんなふうにじっくり恋を描く作品もいいものだなと思ったので、神評価とさせていただきます。
シーモア 枠あり白抜き修正(最近真っ白な白抜きが多い中、形のわかる枠を付けてくれるのはありがたいなぁと思いました。)
マチ先生の作品は『フェイクファクトリップス』を読了済でスーツ男子のイメージが強かったのですが、今回もお仕事BLみもありながら、フェイク〜よりはリーマンリーマンしていなくてピュアみが多くじわじわ恋する気持ちが生まれてくるのがキュンっとしました!
両親の影響で恋愛に興味なく過ごしている雪深さんと、チームに加わることになった後輩の芽吹くんのお話。二人が女性向けゲームのアートディレクターの仕事をしている事もあって、始まりがまるで乙女ゲームの始まりのように『攻略してもいいですか?』という芽吹くんの衝撃的なセリフから始まります。
最初はお仕事BLみがあって、ゲームが作られるまでの裏の仕事内容や、絵を描く事の楽しさ、仕事にする事の大変さ…と、私自身も昔よくプレイしていた内容でとても身近に感じられました。それと同時に、漫画やゲームなどモノを創る仕事をされている方(この場合、マチ先生自身)もこんな思いで作品を作り上げているのかなぁ…と思いを馳せました。
恋愛に興味のない雪深さんをどのように攻略していくのかなぁと見守っていたのですが、芽吹くん…最初の無表情な印象とは全く違っていてとっても素直で真っ直ぐで……!!The☆年下わんこ!!の冠を被っているぐらい雪深さんの手を引っ張ってくれる気持ちのいい子でした(*^^*)
そんな芽吹くんも、学生の頃雪深さんのアドバイスによって心動かされた過去があり……!
ゲームの好感度『♡❤︎❤︎』がどんどん上がって行くように雪深さんの中で芽吹くんの存在が大きくなっていく様子。まさに、ガチガチの冷たい雪を温かい手で溶かしてすくい上げるように雪深さんに恋をしてみたいと思わせてくれるようになった芽吹くんの真っ直ぐな気持ちが澄んでいて素敵でした。
いざ恋人になってからのジレジレ期間も、芽吹くんの大切にしたい気持ちと先に進みたい雪深さんの気持ちのFIGHT!♡最後は雪深さんの年上らしいお誘いがこれまたキュンっとしました♡
えち中の雪深さんの名前呼び、こんなの全員悶絶でしょ……(最高)
電子白縁塗り
好きな作家さんの作品なので、よみました。
この作品も、期待以上に、たのしめました。
恋愛シミュレーションゲームの制作部アートディレクターと、同じ会社ではたらく後輩とのお話で、「年下攻め」のお話です。
ゲーム関連会社が舞台です。なじみのない世界のお話ですが、丁寧に描いているので、わかりやすいと思いました。
ページ数がおおめなので、ふたりの恋の行方も、丁寧に描かれている作品になっているとおもいました。
相変わらず、絵がきれいだとおもいます。
はうめる、芽吹くんの最初からグイグイっとくる感じがワンコみあってだいすきです☺️
雪深さんは動揺してたけど幸せを信じられない雪深さんにはこれぐらいまっすぐに気持ちをぶつけてくれる芽吹くんみたいな子が必要❣️
苦手なのにコーヒー飲んで我慢するのもかわいいですよね☺️ふたりをつなぐエピソードで好きなところです。芽吹くんは自分が苦手なものも、雪深さんが興味あるならって頑張るところも偉すぎます!
グッズを買ってライブ参戦するところも新しい一歩を踏み出すのに芽吹くんが背中を押しているところがすごくいいなと思いました。雪深さんいい表情してたなぁ。
少しずつ雪深さんの心の固まってしまったところがとかされていくのが良かった…!雪深さんとお姉さんの会話が1番心に残りました。過去の経験で受けた傷に拘っていつまでもその場で立ち止まるんじゃなくて乗り越えてその先の人生を切り拓いていくのは自分次第だなって。
雪深さんが一歩踏み出す瞬間にときめきました☺️
これからもふたりのペースでゆっくり絆を深めていってほしいなと思いました
タイトル通りのカップリング、王道っちゃ王道なんですが、とっても魅力的なふたりでとってもよかったですよー!
全編通して、なんとなくふんわりとしたゆるやかな優しい雰囲気が二人の間に、そして作品の中に漂っていて、それがとてもきれいで、さらに二人の優しい雰囲気が増していてとても良かったです!
ゲームの制作会社で働く雪深さんのチームに急な欠員が出たときに、ヘルプに来てくれたのが、イラストレーター芽吹くん。どうやら学生時代に合っているらしいし、なんか口説かれてでもいるようなことを言われて戸惑っていると、「攻略してもいいですか?」なんて言われてしまい…!?っていう始まり。
この芽吹きん、初めは緊張もしてるし年上の雪深さんに対して少し背伸びしてるところもあってこの「頑張ってる感」がかわいいなあなんて思うんですけど、少しずつ積極的にもなり、決めるところはしっかりと決めているところがかっこよくもあり、でもやっぱりかっこつかないところはしっかりあって、かわいいなぁなんて思わせてくれます…!結局芽吹くんはかわいい!w
一方雪深さんは初めはしっかり戸惑ってるし、自分の家庭環境で恋愛にいいイメージもないし、って感じだけど、かわいい芽吹くんに、一生懸命な芽吹くんに少しずつしっかり絆されていくのがとてもきれいに描かれていて素敵でした。
コミックスでの描き下ろし、嫉妬する雪深さんのかわいさに悶絶ですよ…これは!
1話の試し読みをしたときから単行本を買おうと決めて待っていました。
末広マチ先生の作品を拝読するのは2作目ですが、登場人物の嫌味のなさが読み心地良くて今作も楽しくあたたかに読めました。
職場で偶然同じチームになることになったふたり。
初っ端からぐいぐい迫っていく芽吹くんの勢いに、どんな過去があって雪深さんのことを想うようになったんだろうとすごく気になりました。
でも明かされてみたらえ、それくらいで?って正直思ってしまうようなほんの僅かに言葉を交わしたひとときで。
でも、恋ってそんなものかもしれないなぁ。
本人にしかわからない、本人だってわかっていないかもしれない小さな芽生えが心に根ざして育っていってたんだなぁと、芽吹くんのまっすぐさを見ていたら思えました。
雪深さんは育った環境から恋を信じられない、信じようとしないでこれまでやってきてたみたいだけど、だからってひねくれすぎているわけでもなく。
自分がどうして恋を避けているかを分析しながらも、それを決して環境のせいだけにしようとしないで心に向き合おうとするそんな姿勢が読んでいて好感を持てましたし、芽吹くんのまっすぐさを正しく浴びながら前向きになっていく雪深さんがいることが嬉しく思えました。
少しずつ心通わせていくふたりがかわいいなぁと思っていたので最終話というか、身体を交わすふたりのこと、欲を言えばもう少しじっくり段階を踏んで読めたら嬉しかったなぁと思いもしましたが、
その辺りは雪深さんの清々しいまでの受け入れ力が年上受けの醍醐味にも感じられて、微笑ましく読ませていただきました。
描き下ろしでは名前を呼ばれたい芽吹くん。(あ、芽吹って苗字だったのねと今更気づいたりもして)
名前を呼ぶ瞬間も含め完全に甘々な雪深さんの様子が嬉しく、恋に目覚めた恋愛初心者のパワーは良いものだなぁと感じられる一幕でした。
またこのふたりに会えたらうれしいです。
初めて、末広先生の話を読みました。表紙の色合いと一目惚れをして購入しました。付き合うにいたるまでのストーリーを長く楽しむことが出来て、芽吹の雪深に対しての一途の愛が素敵だなと思ってみてました。2人の恋愛の行方を応援しながら読んでいました。最後の方にすれ違っているところは2人はどうなってしまうのかと思ったのですが、最終的に勘違いが解けて、2人が幸せそうなところを見ることができて良かったです。一途な男はいいですね。