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紳士は華麗に、秘かに、恋をする!!!
tokyo ese shinshi club
極上の紳士たちをご堪能あれ!
閑を持て余す紳士たちが集う会員制の紳士倶楽部“ミモザ”を舞台に
御曹司たちの雅なる恋模様を描いた本作。
見目だけではなく中身まで麗しいイメケン大集合に
眼も心もたっぷりと満たされてしまいました。
個性溢れる紳士が総勢10名(SPも入れるともっと増えます)という
里つばめ先生の作品ではおそらく初めて?の大所帯でした。
その中でも数組のメンズたちがほんのりラブを匂わせていたものの、
本作ではミモザの会長である伊集院と彼の婚約者の弟・二条の恋に
焦点が当てられていました。
名家の御曹司である二条は幼い頃から伊集院に想いを寄せてきました。
けれど、不幸にも伊集院は彼の姉の婚約者でした。
それでも伊集院への恋心を諦められない二条は彼にアプローチし続けますが…。
二条の想いを受け容れたいと思いながらもその立場ゆえに
自分の気持ちを抑え込んでしまう伊集院と、
そんな彼の事情を理解しながらも想いを断ち切ることができない二条の
葛藤に胸が苦しくなってしまいます。
途中、二条姉の画策によって媚薬を盛られてしまう二条ですが、
そこでチャンスとばかりに伊集院を押し倒してしまわないところが
ほんと正真正銘の紳士でした。
半分くらいはこのまま押し倒してしまえ!と思ってしまわないことも
なかったけれど…。
そして、二条の純愛に応えるべく、伊集院が選びとった答えも胸熱でした。
ただの世間知らずのいつまでも煮え切らないボンボンと思っていたら、
最後の最後で男を見せてくれました…!
子供の頃からの恋が実ったと思うと感慨深いものがありました。
ただ、前半はミモザの面々に焦点を当てられた導入エピソードで、
二条と伊集院の恋が描かれ始めたのは中盤からとなってしまい、
ページ数的にもやや物足りなさがありました。
せっかくの子供の頃からの恋の成就なので、恋人同士になった
二人のその後ももう少しじっくりと堪能したかったなというのが本音です。
あと、ミモザに所属する他の会員たちの恋物語も
今のところはまだ匂わせ程度にしか描かれていないので、
彼らのお話も併せてぜひシリーズ化をお待ちしております♪
似非紳士倶楽部とありますが、会員制紳士倶楽部ミモザが舞台です。
登場人物がとにかく多くて、裏カバーにざっと主役cp以外ふたりのキャラ紹介が。
バツイチから人形とともにあるキャラや、ブラコンなど、とにかく年齢性格などバラエティ豊かで、期待が高まります。
で、メインは先にも触れた通り、お表紙のふたりです。
前半は、似非紳士倶楽部とキャラ紹介ですが、中盤よりそのお表紙を飾る、姉の婚約者である煌己に、幼き頃から惚れている大雅を主軸に進みます。
報われない恋をしている攻めに対して、受けの気持ちがまったかもって不明すぎて、ハラハラドキドキして心臓に悪かったです笑
ですが、まさかの結末に、
え?!!
って歓喜の声が出ましたし、そのバックで暗躍しようとしていた似非紳士倶楽部のメンバーもホント何者?!! 状態だし、とにかく全員のキャラが気になりすぎて、
このお話はずっと大雅×煌己メインでいくのか、色々気になって(二度目の言い方)しまった作品でした。
それにしても、大雅は一途で、まさに紳士的な攻めでしたね(◜ᴗ◝ )♡
何とも気になる作品タイトルですね
何故に「似非紳士」などと名付けたのでしょうか?
皆さん正真正銘の紳士達にお見受け致しますが・・・???
敢えての洒落っ気でしょうか?
セレブな人々の感覚が分からないので核心的な事は分からなかったですが、間違いなく興味を惹かれた世界観です
大人数のキャラなのに描き分けがしっかりあって気になります
既婚者メンバーも居るので全員が全員BLしていく訳ではないのか、それともその設定在りきで進むのか?!
そんな名家のご当主、ご子息やセレブな彼らの集う倶楽部名が「ミモザ」
ミモザの花言葉は、「友情」「感謝」「優雅」だそうですが、他にも英語圏では「秘密の恋」なんて意味もあるそうです!!
ついでにカクテル言葉では「真心」だそうです
今作はあんまりお酒のイメージが強い訳ではないので花言葉由来っぽいですね
そもそもこの倶楽部がどう発足したのか?などもすごく知りたいです
今回は浅草への大人の遠足でしたが、他にはどんな事をして彼らは過ごされているのでしょうか?
活動内容や目的もとても知りたいし、やっぱりなんで「似非」なんて作品タイトルに付けたのか?も知りたいです(≧▽≦)
めちゃくちゃ気になる1冊に出会ってしまいました
是非続きが読めますように!!
凄い‼さながら”図鑑”と呼んでしまいたくなる位にハイクラスなメンズ達がわんさか出て参ります
しかも単に「お金持ち」というハイクラスなメンズではなく、お家柄や職業に裏打ちされたノブレス・オブリージュ精神を備えたメンズ達です
ノブオブメンズ(勝手に略しますw)達だからこそのスマートな立ち居振る舞いが正に紳士でありながらも、紳士になり切れない部分もあったりする⁈そんな彼らの人間味を含めて観察をさせていただけるような1冊に、ずっと心がトキメイテいました
彼らの関係性や出自を会話劇の中で感じさせる面白さ、そしてキャラを反映したそれぞれのビジュアルの描き分け!
漫画としての面白さがギュッと濃縮されていますね♡
本当に素敵な作品(*´▽`*)
今回のお話しメインとなった2人も素敵でしたーーー♡
大雅さんの押し殺すような忍耐具合に萌え、煌己さんのいざとなった時の漢気に萌えました(≧▽≦)
2人の関係性や性格が現れたキスシーンもとても良かったです
きっと色んな事が想い巡ってしまったんだと思うのですが、躊躇する大雅さんを包み込むように迎える煌己さん!最高でした!!
2人もそうですが、他の会員さん達のお話しもこれで終わるなんて事…ないですよね?
絶対に続きが読みたいです!!
どうかよろしくお願いします!
待っています!
皆さまの素晴らしいレビューがあるのでストーリーは割愛させて頂きます。
1話で主人公が現れないという斬新なお話や、癖強すぎが8人も登場する。さすが里先生です。
そして皆さま苗字が3文字というセレブあるある?
中でも気になるのが人形を愛する、おきれいな加賀美様。それを密かに想っている五十嵐さん。
一番庶民に近い方ですね。
一番モテそうでだけど加賀美様の前では中学生みたいに。
スピンオフ待っております。
そして主人公の、紳士倶楽部ミモザの会長の伊集院様。(漢字多い)
皇族並みの本物のセレブ。こんな豪邸日本にあるのっていう、本当に楽しませてもらいました。
まさに深層の紳士。でも、意外と男前の部分を秘めていらっしゃいます。大雅様とのキスシーン。
大雅様がキスを我慢してハグにとどめようとしたのに自らキスを…
お二人の続きを見てみたい!きっとお二人共清い身体に違いないと思うので是非お願いいたします!何度でも読みたいジワジワくる作品です。
恋の進捗があったのは2人だけれど、恋に発展しそうな人々はそこかしこに、、、⁉
164ページでお名前と顔が分かるキャラは何と13人が出演しております‼
メモを取りながら読みましたw
出来る事なら人物相関図かキャラプロフが欲しい…‼という甘えた発言を許して欲しい位ですwww
そして、、、この作品は、、、つ…続き、、、ますよね???!!!
続いてくれないでコレだけの魅力的なキャラを登場させたとしたら、、、それは、もぅ神々の遊びでしかない(>ω<)
そんな贅沢な遊びは私にはまだまだ早いので、、、‼
是非とも続きを読ませてくだせぇーーーーーませ…ッщ(゚д゚щ)カモーン
男も女もクセ強キャラがいっぱいです…ヾ(●’∀’●)ノ
続きが来る‼と信じて私が読めた限りでの人物メモを自分用に残しておきたいと思います( ..)φカキカキ
会員制倶楽部〝ミモザ〟メンバー+α
~お名前登場順~
①北大路さん…ゆるふわウェービーヘアに眼鏡、スタンドカラーのフリルシャツを着ていても違和感のないフェミニンなタイプ♪ミモザ内ではムードメーカー的なポジションでしょうか?(一人称は〝僕〟)
②五十嵐さん…薄っすらお口と顎に髭を蓄えた黒短髪で、上背もあってガタイ良さげで胸筋ありそうな体躯に垂れ目三白眼の”攻めであって欲しい”イケオジさん♡硬派なキャラだけどミモザの中ではイジラれキャラっぽいのもかなり好みですが٩(♡ε♡ )۶(一人称は〝俺〟)
③西園寺さん…1番のダンディーさん♡年齢的に言うと1番上かしら???ミモザ内では副会長さんでバツイチだそうですが落ち着き具合が渋くて大人の色気を感じます
ミモザ会会長程ではないけれど俗世とは離れた世界の御仁で西園寺家ご当主様(一人称は〝私〟)
④早乙女さん…くりっとしたお目目で眼鏡キャラ♪甘いものが大好きで人懐っこそう!既婚者さんです(研究職か金融系ならエンジェル投資家か…???)(一人称は〝僕〟)
⑤綾小路さん…スキンヘッドにサークル系のお髭なので一瞬イカツいのですが、とっても人当たりの良いマッスルさんです 妻子ありですが放任家庭の様子 ご職業は病院関係…体を鍛えてるのも外科医とかかな?
⑥加賀美さん…儚げ美人さん風でいつも〝マリア〟と名付けられたドールと一緒です
本人曰くマリアは呪われた人形らしい…Σ(・ω・ノ)ノ!
⑦一ノ瀬さん(兄)…兄弟でミモザに在籍しています お兄ちゃんは恋多き明るいタイプのセミロングさん(恋は多いが実りは少ない、、、その理由は???(ΦωΦ)フフフ…以下へ、、、w)性格は素直そうです♪かわいい陽キャさん
⑧光晴さん…一ノ瀬兄弟の弟です お兄ちゃんLOVEですねw確実に!!!しかもブラコンの域を超えたアレコレを感じますwww拗らせ執着さんですね
見た目は五十嵐さんを清潔にした感じでシゴデキさん風(五十嵐さんはワイルドめ)女性には徹底してクールそうですね(ー_ー)スン…w(一人称は〝僕〟)
⑨伊集院煌己さん…ミモザの会長であり相当なセレブさん‼きっと爵位持ちのお家柄でしょう!(※婚約者あり)大変浮世離れした感覚をお持ちですが、ノーブル由来の大層柔和且つ好奇心旺盛な人物です 黒髪でセンターパート分けです(一人称は〝私〟)
⑩東さん…煌己さんの侍従(お守り役w)少々辛辣な所はありますが気配りも察しも良い頼れる存在‼(一人称は〝私〟)
⑪伊集院百合香さん…お名前とシルエットだけの登場です 煌己さんのお姉さま
⑫二条大雅さん…煌己さんの婚約者花蓮さんの弟さん 煌己さんに幼い頃に一目惚れしてから初恋を貫いております!眼鏡キャラさんで一途で強気な年下攻め!!グイグイしてますがこちらもお育ちが良いのでベースが硬派‼‼(一人称は煌己さんには〝俺〟、対外的には〝私〟)
⑬二条花蓮さん…煌己さんの婚約者で大雅さんのお姉さん 相当風変わりですが探求心に溢れたご令嬢とは思えぬアグレッシブなお姉さんw
⑭蘭子さん…二条家長女 手に負えない妹さんに翻弄されてるお姉さんw
ミモザのメンバーは①~⑨の9名です
そして匂わせ含めて恋の矢印模様は以下の通りかと…٩(♡ε♡ )۶
<確定>
⑫大雅さん⇄⑨煌己さん
今巻のメインCPですね♡
その後、、、めっちゃ気になりますっ|q•д•,,)チラッ♡
<ほぼ確>
②五十嵐さん→→⑥加賀美さん
加賀美さんに対しての温かな目線に恋心が無いとは思えない(o→ܫ←o)
⑧光晴さん➡➡➡⑦一ノ瀬お兄さん
お兄さんに届いてるかどうかは別として、弟からの重い想いはほぼ確間違いナシでしょーーー♡もはや恋ではなく「愛」ですね‼
これだけ魅力的なキャラをお披露目下さってココで終わりは〝ナイ〟と思うので!!!
続刊をどうかよろしくお願いいたします\\(づ ̄3 ̄)づ╭♡~//
修正|キスまで~♪
好きな作家様。同日発売の『落花と破鏡の』と一緒に購入しました。落花〜はしっとり、本作はセレブ達のお話でややコミカルな作風です。
全164ページ(落花〜と約100P違い!)。以下少々ネタバレあります。
あらすじの通り、多くのセレブな紳士達が集う会員制倶楽部ミモザが舞台。個性的な紳士達がたくさん登場して楽しいです♪
メインCPは会長の伊集院と、その婚約者の弟・二条大雅ですが、他にもBLっぽい人たちがいて。
硬派な五十嵐は人形を愛する天然な加賀美に恋してるみたいだし、一ノ瀬兄弟の弟は兄へ近づく女性を全て排除する、もはやヤンデレ気味なド執着を持つブラコンだし…。
本作ではそこまで深く掘り下げられなかったけど、この人たちメインの続編も密かに期待していますw
会長の伊集院は、この歳まで電車に乗ったことがない超セレブ。この人が刺激的な体験をしたいと言ってきて、皆で大人の遠足を計画。セレブな遠足楽しそうだなぁw
伊集院は20代くらいなのに、時々目をキラキラさせるのが可愛らしい。ちょっと浮世離れしていて、少年みたいなところがあるw
さてSPを引き連れ、貸切電車(東京の電車貸切できるの⁈w)で浅草観光へお出かけ。
多分SPに囲まれながら楽しんでたら、男前眼鏡の大雅が登場。
大雅は子供の頃から伊集院を大好きらしく、気持ちを全く隠さない、クールな年下執着攻め君。
遠足を楽しんでたら、あるトラブルに遭遇。それに冷静に迅速に対処する大雅、格好良いな〜!
なぜか大雅と伊集院、二人で喫茶店の店番をすることに。二人の仲を見守る、伊集院の侍従・東がさすがのフォロー。できた従者だな〜w
終盤には、伊集院の婚約者で大雅の姉・花蓮も登場して一悶着。花蓮もなかなか個性的な変わり者で、こちらも面白かったです。
そして花蓮に罠(?)にはめられても、自分を傷つけてでも紳士に徹する大雅が、大変格好良かったです!
セレブの知り合いなんていないので、浮世離れした人物達の言動は、まるでファンタジーみたいで楽しかったですw
実際のところ、セレブの家にLGBTQとして生まれたらどうなってしまうんだろう…とちょっと考え込んでしまいました。家を出たりするのかなぁ。それともやっぱり隠して政略結婚かしら…。
後半に豪邸がたくさん描かれたので、美しい室内を眺めるのも楽しかったです。
ミモザの面々がそれぞれ個性的で大変楽しい作品でした。ミモザの大所帯、本作だけで終わらせるのはもったいない!ぜひ他のメンバーを主人公にした続編が読みたい!
個人的には、硬派な五十嵐×人形を愛する加賀美のお話をぜひ読みたいです♪
(でも一ノ瀬兄弟も気になるww)
続編を期待して待っています♪
濡れ場なし(軽いキスのみ。伊集院と大雅のえち、ちょっと読みたかったw)
なんだかよく分からないままに大人数が出てきて、勝手に喫茶店を手伝うヘンテコな展開になり、あっという間に両片思いが成就してました。紳士倶楽部やキャラの背景とか見えないところは全スルーで、ふわっと読めば面白いと思います。
メインカプはどうやら煌巳と大雅っぽい??二人とも第一話には出てこない不思議な構成。でもビジュは突き抜けてる気がします。黒髪ふんわりお坊ちゃまとお堅いメガネ男子。姉の婚約者に惚れちゃう切ない設定は好き。
他にもBLフラグ立ってるキャラがいたけど、シリーズとして続くのかな?ハテナがいっぱい残ってるので、続いてくれると嬉しいです。
わーい里つばめ先生新刊だー群像劇だーー!
タイトル、表紙、世界観全てがたまらない。
楽しかったです。貴方の推しはどなたになりましたでしょうか?
以下ネタバレ含みます
会員制紳士倶楽部!セレブ有閑紳士達、もうかぐわしい。メンツが濃ゆい。
「非紳士」というタイトルから、怪しげな倶楽部を想像していましたが、
みんな総じて可愛い!世間しらずなウブさがあります。
「電車の何線にのろう、それがが問題だ」ってwww
すごい世界観に持ってかれます。
こちら側に来てくれてようこそ!
あとからめっちゃ可愛い会長が登場します。天然記念物感満載。
初遠足に貸し切り列車w
婚約者がデフォ。
分厚い札束、あんな簡単に賽銭箱通りませんから!w
登場人物の心情が多く語られなくても明確に分かるので楽しくて仕方ないです。
キャラが増える分だけ大変だと思うのですが
セリフのコマだけでも誰が話したのかわかるようになるの凄すぎます。
煌己のことを追っかけて現れたであろう大雅がまたかんわいい!
想い人が姉の婚約者という悲劇。耐える凶の男、大雅。萌えル・・・。
移動がヘリw いちいちセレブ描写がうけます。
おおげさでなく淡々と描かれるのがいいのです。
煌己の婚約者の花連、とんでもねぇ姉ちゃんだった。
煌己くんが勘当されてでも、自分の想いを主張したのとても良かったです。
大雅くん、告白を二度聞くのしつこくてよかった。積年の想いを感じました。
はじめのいっ~~~っぽ!という感じのキスも萌えました。
このピヨピヨカップル推せる~~~
いやこれからでしょう!!というところで終わりました。
推す推す推します~~続きお願いします~~~!
後書きに「初めての大所帯作品」と書かれてましたが、
GAPS・DOGSシリーズや銀行マンシリーズを読んでいるので初めてのような気がしなかったのは私だけでしょうか。
先生の十八番感を堪能いたしました。
私がメインカプ以外で気になったのは五十嵐さん。髭ダン~!
すぐに加賀美さんが好きってバレバレなとこ可愛いかったです。
お人形の由来も気になったし、東の気持ちも気になりましたね・・。
同時二冊発売ということで、本当に素晴らしい偉業に感謝しつつ
続編も期待してまちます!欲張ってすいません!
里つばめ先生の新刊『東京似非紳士倶楽部』。
もうタイトルからして好きです。
すべて漢字、しかも9文字の長さ、紳士と自称しつつ似非だとあらかじめ断りを入れる矛盾、そして加えられた “東京” イメージ。
もう絶対に楽しそうな予感しかしません。
東京と付くものには整然&無機質&洗練の仮面を被ったカオスと雑多と悪趣味とがある気がします。
その双方併せ持つさまこそが、ザ・東京(かどうかはわからない)。
物語はまさにその二面性の間を駆け巡ります。
第一話で登場する人々は皆ハイソサエティな地位にあるようですが、まず人数が多い上にそれぞれのキャラクターが際立ちすぎています。
それはもう、それぞれに1冊ずつスピンオフが出そうなほどです。
濃いキャラクター達が一堂に会し口々に話し始めるこれをカオスと呼ばずして何と呼ぼうか。
既に面白くてたまりません。
第二話、第三話にならないと主役陣が出てこないのも面白いです。
この主役の二人のキャラ設定もヴィジュアルもまた最高に良く、そして彼ら二人を取り囲む家族や使用人のキャラクターも味わいがありすぎます。
特に煌己さんの侍従である東さんが良いです。
大雅くんと煌己さんの関係性に巻き込まれてまったくその気が無いのに振り回される東さんの話とか、まったくその気が無いにも関わらずしらっと煌己さんへのスキンシップ多めな東さんの話とか(歯噛みする大雅くんの様子を見るのが面白いからわざとやってる)もっともっとあと100話くらい読みたいです……。
ぜひとも続きを拝読したい作品です。