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doku ni kuchizuke
こちらは下巻のみのレビューです。電子で179ページ。以下少々ネタバレあります。
上巻ラストで、真霜がクロウをかばい銃で撃たれ、また真霜が隠していたクロウの噛み跡が見つかった続きから。
上巻では徐々にクロウが真霜に惹かれつつある雰囲気だったけど、下巻ではさらにそれが加速します。
真霜が目を逸らすだけでイライラしたり、真霜に恋人がいないのか気にしたり、体を気遣ってゴムを付けたり。
クロウの部下ミヤビが滑った真霜を抱きとめると、すぐさま奪い取るクロウ。やきもちが子供っぽくてちょっと可愛いw
クロウが真霜に惹かれる速度が急に早まった感じを受けたけど、受けに惚れて甘くなる攻め様は良きものです♡
後半は敵対するハイエナ亜人たちと対決する。クロウに惚れていたハイエナ亜人のジンは、少々哀れだったな…。
クロウの弟のシオンがとうとう現れて、色々気持ちを語るんだけど…。ちょっとこの辺り難しかった。
2年前から仲違いしていたけど、シオンに兄を憎む気持ちはなく畏怖しているようなのに、周りに色々言われたからって敵対するというのが、ちょっとよくわからない。「もう終わらせたい」って結局どうしたかったのか。真霜を殺すことが終わらせることになるとも思えないんだけど。
シオンが結局どうしたかったのか、よくわからなくて難しかったな…。
とにかく兄弟の対立は収束。
終盤には、あまりにも無防備な真霜にクロウが問いただし、真霜の本心が語られる。
クロウを好きでその毒も大切な一部だから恐れないってことだけど、愛することと毒を恐れないことって、イコールにはならないんじゃ…。愛してても普通は毒は怖いもんじゃないのかな。と思ったけど、真霜は根っからの無鉄砲なのかもな。
真霜がいつからクロウを好きなのか、ちょっとわかりにくくて、そこは残念だった。亜人街で再会する前から好きだったってことかな?
両想いになって体を繋げる二人。
クロウがめちゃくちゃ甘〜〜い!別人みたいw
溺愛攻めはやっぱり良きですね♡
ラストと描き下ろしのその後の二人も、雰囲気がとっても甘やかでよかったです。
下巻は、特にシオンのくだりがわかりづらかったのですが、どんどん惹かれあっていくクロウと真霜の関係性は好きでした。
上巻であんなに自分本位だったクロウが、素敵な溺愛攻めになってくれてキュンとしましたし、最後甘えたになる真霜も可愛かったです。
シーモア 白抜き修正(濡れ場数回。下巻は短めだけど甘さのある濡れ場で良きです)
はーーーーーーこちらのシリーズ、良すぎてキュンとし過ぎて、
心臓がバクバクいっております。。
読み終えた今、秀逸なタイトルに唸る。
身内に追われるマフィアのボスで蛇亜人・クロウ× 元警察官の便利屋・真霜 柊
(ましも しゅう)というカプのお話、下巻のこちら。
長髪美形人外受け、大好き。
攻めの服装(チャイナ風)、最っっ高…!
ビジュ満点のヘビ亜人・クロウの”溺愛”っぷりが急加速し、
とにかく萌えて萌えてしかたない下巻でした✨
シリアス面では、クロウ(攻)を陥れようとする身内マフィアとの対決、
そして弟の奪還・再会なるか!?というところがメイン。
(実はこのへん、上巻を読んで復習&下巻も2回じっくり読み返して理解)
そしてそれ以上にどきわくさせてくれるのが、二人の恋愛面、
関係性の変化!!
上巻ではあくまで”契約”上の関係だったはずが
(最後の方、だいぶ互いに絆されていましたが...♡)
実は初対面ではなく”再会”だとクロウが気付いたこと、
そして真霜が躊躇うことなく毒牙を持つクロウにキスしたことによって、
クロウ→→→真霜への”離せない!離したくない!君は特別!”という想いが
一気に加速。
真霜に触れる従者のミヤビにまで嫉妬し、
独占欲を隠さないクロウにニヤニヤしてしまう..(。-∀-)♡
溺愛スパダリ化するその変化が、個人的な一番の萌えどころでした・:*+.
弟・シオンとは一体どんな経緯があって離れ離れになったのかな?と
上巻時点で「?」と思っていたのですが、この下巻でその謎も解決。
拗れた兄弟愛でしたが紆余曲折の末、また兄弟共に歩めるようになり、
なんだかんだ幸せそうな二人の様子を見ると頬が緩みます(*´∀`*)ノ
萌えがピークを迎えたのが、終盤の二人のすれ違い、からの…のシーンです。
なぜ、自分の命をなんなく投げ出そうとするのか。
なぜあまりにも無防備なのか。
それを問いただされた真霜が、「契約は終わりだ」と告げて
部屋を出て行こうとするとー
それを優しく手で引きとめ、
「夜風にあたってまた冷えた …温めてほしい」(いくらでもーーー!!と叫びたい!)
↑もうこれだけでも胸いっぱいに萌えが広がるのですが、
更にそこに追い討ちをかけるのが↓
「突き放さないでくれ」
「もう詮索はしないから…拒むな」
…受けを振り回していたはずの攻めの気持ちがいつの間にやら
受けよりも大きくなり、追い縋るー
最高にたぎってしまうシチュ、身悶えしました。。//
クロウ・真霜それぞれの過去、心の傷となっている出来事と
これまでの経緯がこの下巻で明らかになり深掘りされ、
キャラの解像度と二人に対する愛おしさが増した巻でした。
(首に蛇を巻いたちびクロウの姿が可愛すぎて悶絶…!
その境遇、家を追い出されてしまうという不憫さには涙;)
クロウの持つ毒ごと、全てを受け入れる真霜。
そんな真霜に対し、
”これからも体温を分け与えて欲しい、そばにいてほしい…”と
真摯に乞うクロウ。
二人の気持ちが重なり、確かめ合った後のエッチは
上巻の激しいエッチとは異なり、優しく愛に溢れていて最高に甘い…!✨
「死ぬときは俺を噛んで道連れにしろ」と常時の最中に告げた
真霜の覚悟と強さ、伝わる愛が刺さりに刺さります。
こんな美人で男前で一途健気な受け、手離せないよね!!
上下巻通して読み終え、もう一度読み返したのですが
一点だけ、ちょっと自分の中でハッキリしないというか、
「なんでだろ?」と思う点が。
それは二人の最初の出会い、縁がつながるきっかけとなった事件時、
なぜクロウは真霜を殺さず逃がしたんだろう?という点...
本来のターゲットではないSPを捕まえてしまったため、
情けをかけたーということなのか。
真霜が自分の命を大事に思っていないこと、
死にたがっていることをその言動から察し、
そう思い通りにはさせない(これ、実際にそ卯別れ際に真霜に対して言ってる)
と思ったのか。
結構なキーポイントになるかな、と思うこの点が
もやっとして気になりつつも..(自分の読解力の問題です;)
人外×再会×裏社会(マフィア)と元警察という敵対関係×
契約から始まる関係。
それが、「ずっとずっとそばにいて、温めて欲しい/温めたい」と
互いに思えるようになるまで。
(蛇亜人の攻めが寒いの苦手で、セックスで温まることで癒される設定、
最高です・:*+.)
その恋模様にたまらなく萌える、
読み応え&満足感たっぷりの上下巻でした(*´˘`*)
★修正:tn白抜き(電子シーモア)