「初めて本気で好きになった人なんだ」

愛してるって知っててね

aishiterutte shittetene

愛してるって知っててね
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神53
  • 萌×212
  • 萌6
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
11
得点
333
評価数
74
平均
4.5 / 5
神率
71.6%
著者
狼森圓 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758028615

あらすじ

大好きな彼氏に冷たく別れを告げられた大学生・紀月乃英は、
ナンパに絡まれ、自暴自棄になっていたところを後輩の大路松璃に助けられる。

高校時代から乃英を慕い、子犬のようについて回った、ただの可愛い後輩。
そんな松璃から突然「ずっと好きだった」と告白されて――。

ピュアで不器用なふたりの、〝お試し〟から始まる純愛ストーリー。

《収録内容》
◆『愛してるって知っててね』1~6話
◆描き下ろし4P

表題作愛してるって知っててね

大学生
大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数11

まつのえ

後輩が毎日可愛いって言ってくれて、愛されてる充実感に満ちたりれば、そら浮気もする束縛男なんて忘れられますよ!という作品。泣いちゃう攻めが好きなので、松璃くん(後輩、攻め、表紙にいない方)が泣いちゃったり赤面したりする様が可愛くてよかった。1話目で乱入できてたよかったね〜。乃英さん(表紙)はしっかり愛してくれる年上の穏やかな人と出会ってもうまくいきそうなので、次に誰に愛されるか次第だった感じが…良かったねぇ。

絵柄が可愛くて松璃くんも可愛くて、でもラストのベッドシーンで乃英さんに覆い被さったときの背中が大きくてむちっとしててキュンとしちゃった。

萌〜萌2

0

うるっときた作品

攻め君のまっすぐすぎる愛になんだか感動してうるっとした。

元カレがあまりにも悪いやつムーブするもんだから、危害を加えたりして大変な展開になるんじゃないかと勝手にヒヤヒヤした…
実際はそんなことはなくただただまっすぐな愛に絆された…というのかな。でもきっとこの方が受けにとっては合ってたんだろうなぁ。
とにかく2人とも幸せになって欲しい。

本編はえっちなあれは少なめだけど、愛情たっぷりで読み応えのある一冊でした。

0

「今日も大好きだよ」と伝え続けることの素敵さ

2人とも愛らしいのですが、松璃がとんでもなくかわいいです。
出だしからずっと甘酸っぱいです。
大好き、愛おしい、という気持ちが紙面からあふれでてくるような言動の数々にきゅんきゅんします。
最初は一目惚れ、それから中身を知ってさらに好きになったというエピソードにもときめきます。
子犬のようなかわいさがありつつ、しっかりオスらしい面があるところも素敵です。

失恋したところを、親しい後輩としか思っていなかった松璃に告白されて、お願いされて、お試し交際を受け入れた乃英は、戸惑いながらも、考えて、考えて、ちゃんと前に進もうとしているところが素敵です。
失恋は、自己肯定感を下げる体験だと思うけれど、乃英は、俺なんか、などと卑屈になることなく、松璃をちゃんと見て考えています。

松璃が別れ際に、いつも乃英に伝える、「今日も大好きだよ」は、作品の中のセリフとしてだけでなく、一個人としてとても好きな言葉で行動でした。
世の中の恋人たちは、毎回、別れ際に相手に言うようにしたらいいのに、なんて思いました。(余談)

ここまでは最高でした。
ここからは個人的に好ましくない展開になりました。

クズ元彼氏の言動がクズなのはいいとして、これまであれだけまっすぐに大好きで大事にしてきた乃英のことが急に信じられなくなる松璃に驚きました。前半の印象が良すぎたので、がっかりが大きかったです。
その後にクズ元彼が急にものわかりがよくなってしまうのにも拍子抜けしました。

中盤までが最高だったのに、そこからラストまでが急展開というか、気持ちぶれすぎというか。
セックスにページ数を割くより、問題があってから両想いを確認するまでの流れをゆっくり描いてほしかったと思いました。
今作に限らず、両想いになるまでが駆け足で、その後たっぷりセックス描写となる単行本が少なくないと感じています。作家さんの意向ではなくて編集部の意向なのではと邪推していますが、セックスなしでも心情表現がたっぷりな両想いハッピーエンドのほうが幸せが伝わるのに、と思いました。
あくまで個人の好みですが、同好の士は少なくないと思います。

2

涙と感情が溢れる

狼森圓先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ワンコ 5
一途 3
涙 2
エロ 1
な感じだと思います。

松璃くん×乃英くんのカプです。

彼氏に振られた大学生の乃英くん。そんな時、高校時代から懐いてくれてた後輩の松璃くんに告白される。お試しで1ヶ月頂戴と言われてしまい…。

ただの可愛い後輩だと思っていた松璃くんに告白された乃英くん。松璃くんなりの励ましだと思っていたが、松璃くんの一途で真っ直ぐな言動に、好意を寄せられていることを実感します。

乃英くんに一途な想いを寄せているワンコな松璃くん。乃英くんに可愛いや大好き、とハッキリ伝えたり、乃英くんが笑っていたりすると感極まって泣いちゃったりします。なので、物語り終盤まで絡みがないので、松璃くんと乃英くん、どっちが攻め受けなのか一見すると少し分かり辛いかもしれません。

松璃くんも乃英くんもお互いの言動に心が温かくなったり、救われたりして、2人共涙を流す描写がありますが、特にキスシーンとその後にボロボロ流してる涙が凄く綺麗で、涙と一緒に2人の感情が溢れているようで、こっちまで貰い泣きしそうな胸キュンと感動とが入り混じった描写は必見なので、是非とも読んでほしいです。

0

一途な片思いの勝利

王道ド真ん中な超ピュアな純愛模様にほっこりしました♪
まっすぐ猛アピールをしてくる一途な年下ワンコ攻めが
お好きな方にぜひ推したい1冊です。

恋人からフラれたばかりの大学生の乃英は
高校時代からの後輩・松璃から突然告白されてしまい…。

これまで後輩としてしか見てこなかった松璃からの告白に戸惑い、
断ろうとするも必死にお試しお付き合いするようお願いしてくる
松璃に絆され、1ヶ月限定の恋人同士になることに。

乃英に恋人がいても、フラれても脇目も振らずに乃英だけを
ひらすらに想い続けてきた松璃の一途っぷりに胸キュンが炸裂でした!

元恋人のことを引きずりながらも松璃にも惹かれてゆく乃英ですが、
こんなにもまっすぐに見つめられて、毎日「大好き」を連呼されれば、
落ちちゃっても仕方ありませんよね。

途中、元カレがヨリを戻そうと乃英の前に現れますが、
松璃への気持ちが揺らぐことなくはっきりと断れる乃英が
美人な容姿に似合わず男前でした!

0

これぞ、令和の恋って感じがした1冊!!

大好きだった恋人にふられたDDの乃英(のえ)。

ひとりで歩くなと言われていた場所を自暴自棄で歩いていたところ、ナンパされてしまう。
が、偶然後輩の松璃(まつり)に助けられ、しかも告白までされてしまい、、、
とりあえずお試しで1ヵ月間付き合うこととなり、、、
という冒頭です。

乃英が元カレと付き合ってたDK時代から、ふたりの仲睦まじそうな姿を見ていて、なんとも言えない感情を抱いていた、乃英一筋な松璃。

これだけ愛されていたら好きになるしかないでしょう!
と思っていたら、まさかの乃英に元カレからより戻そうと連絡が。

偶然その着信を目にしてしまった松璃。
当然、不安になってしまう。

けれど、乃英はその異変に気付き、、、
そして、乃英のもとへ元カレが現れて、、、


一途すぎる松璃の頑張りにより、間違いなく乃英の好きな人は、松璃なのですが、元カレにより誤解させてしまうシーンは辛かったです。
純愛BLだけに。

その誤解を解こうと松璃に気持ちを伝えに行き、一生懸命に告白するシーンのセリフが手描きなのと、ふたりの表情がホントにエモ…!
って、両手で顔を覆いながら悶絶しました。

……カ ワ イ イ ! !

憧れの綺麗なセンパイへの長年の片想い成就と、自分を愛してくれる人を好きになり、幸せを知った尊いお話が読みたい方には、とてもオススメの1冊です♪


追伸: タイトルも一途な後輩ちゃんからのダダ漏れ愛が大きすぎて、エモ…ですよね!

0

攻めくんの純愛が熱い

やなヤツがほぼ出てこない、やらしいのもちょびっとだけの、とても好きなキレイな作品だったです。
可愛い二人だったよ~

2

心がぽかぽか

恋人にフラれて沈みきっている乃英の危うい雰囲気にハラハラし、そこに現れたパワー全開な松璃にちょっぴり驚いて。
そしてそこからお試しのお付き合いまで…と一気に進んでいくので、冒頭数ページでかなり怒涛の展開にはなっていますが。
その勢いのまま流れていくのではなく、それぞれの気持ちがしっかり伝わる丁寧なストーリーとなっていたのがものすごく素敵でした…!

喜びを全身で表現する子犬みたいな可愛らしさと、後輩キャラから脱するため一生懸命に想いを伝えてくれる優しさと愛情たっぷりな松璃のキャラ、最高すぎました…。
自分らしく乃英を大切にしたいと考える松璃の真っ直ぐな愛を浴びて、乃英の心が解けていくのも納得。
一緒に過ごす時間が増えるほどにふたりの間にある空気も変化して、気持ちが交わるまでのドキドキ感もたまらなく良かったです。

乃英の元カレ・恭悟はやっぱりとても大きな存在で、ふたりがすれ違ってしまうキッカケにもなるけれど。
恭悟がまた乃英の前に現れたからこそ、ふたりが前に進めたところもあったのかな、と。
自分の不安を拭うために乃英にツラい思いをさせたことは許したくないけれど、本気で乃英のことを好きだったのはしっかり伝わってきたので、
不器用すぎた恭悟にもいつか幸せが訪れてほしいなと思いました。

恋人同士の甘さや、そこにたどり着いて感動して涙している姿など。
心が温かくなるような場面がたくさんで、ものすごく満たされた作品でした。

4

本当の愛とは何かを知っていく心温まる物語

乃英の元カレはバカですねー
乃英の気持ちを試そうとするから、こんな惨めな結果に……フフフ( ̄∀ ̄)ザマァ感ハンパないです。

1つだけ良いことをしたことといえば、それこそ乃英をフッたこと。…いや、解放してあげた、とでも言い換えた方が適当かも知れません。
乃英を自分好みに仕上げて、あれやこれやと束縛し個を捨てさせて、別に乃英じゃなくても良かったんじゃんと思う。乃英のどこが好きだったんだろうか……やはり顔?トロフィー彼氏的な感覚だったのかな、あの俺サマ態度からすると。
最後に執着を見せてきたけど、バカヤロウ極まりなし。実はちゃんと好きでしたよ風を吹かせてきたら、読者が哀れむとでも思ってるのかしら。試すマネをして別れを切り出したことや、それまで乃英の乃英らしさをテメーの自己満で縛り付けてきたことが大問題なんだと言いたいです。


松璃との交際で、自分が自分らしくあることの気楽さと生きやすさを知って、やっと心から自分に向き合えたと思います。ダメダメしか言わないモラハラ気質の元カレより、乃英自身の中身をちゃんと見てくれる松璃の方が何倍も良い男だったことが分かって良かった( ´∀`)
元カレとのヤな交際の記憶は引き算して、松璃との交際で素敵な感情をどんどん足し算していって欲しいです。そして、楽しかったり嬉しかったりの感情は掛け算して倍にして、悲しいことは割り算してと2人で良いことも悪いことも分かち合ってくれたらなと思います。松璃なら、どんな乃英との思い出も喜んで共有してくれそう♪


とっても素敵なストーリーで、胸があったまりました!
たまの2頭身サイズのデフォルメ画がめっちゃ可愛いくて癒されました^ ^
恋人同士なのに、未だ恋してる最中みたいな初々しい2人が可愛すぎて堪らんでしたヽ(´▽`)/

2

一途な年下攻めの惜しみない愛情が良すぎる…

まずはお試し読みを推奨…!
作品の良さがギュッと濃縮されてて読めば分かる。
「好きぃ~~~!」と思った方に太鼓判押します。

(ちるちるの試し読みは1話まるっとありました)
(「読めば分かる」は1話まるっと版です)
(その目で"良さ"を見てくれ~~~!!(;///;))

試し読みが刺されば間違いないです。
ずっとこんな感じが続くの。
ずっとキュンキュン出来る。
ずっとずっとピュアで尊い。
照れ顔が可愛くて可愛くて良良良~~~ッ!!!

いやもぅホントね。個人的には
一途で健気な攻めがお好きな方におすすめしたくて。

"自分に出来るのは愛情を伝えるだけ!"という攻めの
受けに対するひたむきな愛情がグワッと刺さります…!
愛情の塊みたいな子の癒やし力がハンパない。

受けさんが傷ついてる心にソッと寄り添って、
ひたすらひたすら愛情を注いで、
駆け引きも試し行為もない純粋無垢な愛情が深くて。

で。そんな攻めに愛情を注がれた受けが
少しずつ花が開いていく心の動きが美しかったです。
愛されるってこういうことなんだな~と実感します。

可愛くて素敵な恋に触れることが出来て大満足です!


さてさて。

受け:乃英
ずっと付き合ってた彼氏と別れて傷心中です。

自己肯定感は低めで育っていない印象を受けました。
元彼は束縛するタイプで、
乃英はいつも元彼の要望に合わせて生活しててね…。
それこそ服装の好みまで…( ˘•ω•˘ ).。oஇ

攻め:松璃
高校時代から乃英を慕っている後輩。
乃英が元彼の横に居るときからずっと近くで見てきて、
常に乃英の幸せだけを祈っているような優しい子です。

ずっと乃英のことが好きで好きで、
彼氏と別れたと聞いて初めて告白をしました。
1ヶ月だけでいいからチャンスが欲しい!と。

乃英は松璃の真剣な告白を無下に出来ず、
とりあえず1ヶ月付き合ってみるところから始まります。


松璃は素直で明るくて裏表のない年下ワンコで
めっっっっっっっちゃ可愛いです!(∩´///`∩)
常に感情ダダ漏れ、喜怒哀楽がすべて表にでちゃって、
感情豊かで、愛に溢れていて、惜しみなく曝け出せる。

全身全霊で「乃英くん大好き~~~!」を伝える姿が
もぉぉぉぉぉすっごくキュンキュンする!(∩´///`∩)
やっぱりね。素直さは最強の武器ですね。強い。

んで、ずっと好き好きしてるのに、
変に押しつけがましくないとこもとても良いです。

松璃が一番に望んでることは『乃英くんの幸せ』で、
好きを伝えることで苦しめたいわけじゃないんです。
松璃の『好き』の言葉にはそんな優しさを感じるから更にグッときます。

乃英の枯渇していた心の器は、
松璃の愛情でグンと満たされていくのが伝わりました。

で。愛情を注がれて育った心が花開くと、
これがま~~~~~~美しい。かわいい。いじらしい。
松璃の愛情あってこそピカピカ輝くのがめっちゃ良い。

ここまでくると「かわいい」以外の語彙が消える。
かわいい…ほんとかわいい…2人共かわいい…。
かわいくてかわいくてキュンキュンが止まらん。好き。

あとエッチが解釈一致~~~!ってなりました。

松璃にとって乃英はずっと特別な人なんですよね。
触れることすらままならない相手で、
神聖視している節も見受けられました。

だからどう触って良いかもわからないし、
DT全開でガチガチに固まってるのわかる~~~!

対して乃英はずっと彼氏がいたし、
多分元彼はヤリチンでプレイも濃そうだし、
まぁね。手慣れてるわけですよ。乃英はね。

だから必然と、
『ガチガチのDT×手慣れてる襲い受け』になるのが
萌え的にめっっっっっっちゃくちゃ美味しかったです。
ピュアなのにエロくて甘酸っぱくてかわいいエッチしゅごい…。

惜しみない愛情を注いで、注がれて、花開く。
綺麗な心と可愛さがジンワリと沁みる作品でした。好き!!!

4

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