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tsumasaki no ajisai
エロス度★★
おやおや。高身長な男性の裸エプロン姿・・・・・・非常にドキドキしてしまいますね。
あおと想が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・第1巻開幕。
あおと想が前半パートになった経緯が後半パートで本格的に始動していく構成で、ふたりの身長・体格差に萌えまくりです。
威圧感たっぷりでありながらマイペースで優しすぎるあおのキャラ、そしてあおの傍に寄り添う猫のような想のキャラが魅力的で、あおの家の居心地の良い落ち着いた雰囲気やあおと想が惹かれあっていく様子がたまりません。
ふたりの関係が今よりも深まっていくのが楽しみ。
表紙書いしました。ほのぼのもありつつ、でも少しシリアスでもありつつ凄くまっちしててとても良かったです。ただ、少し物語が分かりづらい描写もあったので少し戸惑いましたが見れました!!早く続きが気になって仕方がないです!!シリーズ化は最近では珍しくなってきたので続いて欲しいです!!そして、いつかメディアミックス化してこの作品が広まってほしいと心から思っております!!凄ーーーーーく思いました!!!!!!!!
初めての作家様です
レビューきっかけで作品ページをチェックし、試し読みが出来たので覗いて…即電子サイトへ飛びました!
新しい作家様の作品を拝読させて頂く喜びも勿論ありますが、その作品が自分が求めていたのはこういう作品だったのだ…!というのを気付かせて下さるような出会いを果たせると跳びあがって喜びを表現したくなるような、静かに拳をギュっと握ってじーーーんと噛み締めたくなるような…静と動が共存するような感動が全身を駆け巡ります
この作品は私にとってまさにそんな出会いに喜びを感じる作品でした
1巻には7話が収録されています
あおの背景や性格は割と明かされていますが想にはまだ明かされていない所を多く感じます
それでも始まりが付き合っている所からなのは不安に駆られて読まなくてもいいかも知れない?という点は私にとっては身構えずに読める!という読み易さに繋がっていてありがたいです
あおのおじさんの存在やモデルだった過去なども気になります
そして出会いから一緒に住むようになったいきさつ、恋が生まれていく過程をこの後もじっくり追って行きたいと思います
この先もこの作品の世界を味わえるという喜び!
是非1人でも多くの方に知って欲しい作品だと思いました
久しぶり読んだ後余韻に浸ってしまいました。
じわ〜と奥から暖かくなってくような、
1冊を通して先生の絵や表現や言葉が
血のように全身を巡るようなそんな、なんとも
言葉には言い表せにくいのですが
とにかく読んでいて心穏やかになれました。
一コマ一コマ丁寧で細部まで美しい描写、
えっこんなコマ割りあるんだ!と思うところがあったり
先生の感性の高さが伺える1冊です。
なによりタイトルからが凄い。
それをそう表現するのか!!と
都心から離れた古い平屋での何気ない日々
都心の雑音から離れて帰る場所がある……
なんかほんといいですね、暖かい。
青の裸エプロンの後ろ姿が好きです。
単行本本当におめでとうございます。
そしてこれからも楽しみな作品です。
「神は細部に宿る」
この作品を読んでいる間も読み終わった後も私の脳内を支配した言葉です
特にあおと想が住む入曾にあるあおのお家の中の描写が素晴らしかったです
あおが裸エプロン(笑)で立つキッチン周り、シンク内の三角ごみの中にもちゃんと料理途中の処理ごみがちゃんと入っていたり、普段の生活感が感じられる冷蔵庫扉のマグネットとか、2人が並んで座る縁側から見たお庭の風景とか・・・
挙げ出したらキリがないけれど、とても創作の世界の創られた描写に全く見えぬページが続くのです
そんなしっかりとした世界を作画で感じながら読み進める丁寧な出会いを振り返るお話し
まるであおと想が本当に実在しているんじゃないか?という感覚で「読む」というより「感じて」ページを進みました
キャラとしてのあおと想ではなく、生きた「人」としてのあおと想がまるでそこに居るように錯覚してしまいそうになります
本当に魅せる力、伝える力が素晴らしかったです!
レビューランキングに入っていて気になって読んだ初めての作家様でしたが一瞬でファンになりました
2巻も楽しみにしています
初読み作家様。数年前単話で1話を拝読しずっと気になっていた作品。とうとう単行本化嬉しいです!初コミックスでしょうか。おめでとうございます♪
1巻ということで続きものです。
電子で216ページ。(以下少々ネタバレあります)
お話の構成が独特で、冒頭の3つの短編で、サラリーマンのあお(攻)と花屋バイトの想(受)が、郊外の一軒家で仲睦まじく生活する日常が描かれます。
77ページからは冒頭の短編の前日譚で、あおと想が出会って一緒に暮らすまでが描かれます。こちらは完結しないで2巻に続きます。
まずは表紙が美しくてキュンとしますね!
タイトルも素敵だなぁと思いました。
人物は、あおがかなりの高身長でガタイのいい男前、想は目の大きい美人さん、二人ともヴィジュアルがすごく好きです。全体的に素朴さの感じる絵柄も素敵です。あおの一軒家の雰囲気も懐かしさを感じられて好きだな〜。
あおは寡黙な溺愛攻めで、想は美人だけど中身は普通に元気な男の子で可愛いです。
あおはお顔は少々無愛想だけど、実は優しすぎるくらい優しくて誠実で、料理上手でスパダリ感もあり、こんなあおに愛される想は幸せだろうなぁと思いました。
あとあおの、「おうち」「お花」って言ったり、赤ちゃんの写真にほっこりしたり、所々でギャップ萌えを感じさせるところ、すごく好きです♡
さて二人の出会い編。
29歳であおが少し郊外の築48年の木造平屋の一軒家を購入したところから始まります。色々な偶然が重なって知り合いになる二人。
あおが想に恋する瞬間が描かれる場面。
想の仕草が綺麗で可愛いし、真っ赤になるあおも可愛くて、すごくキュンとするワンシーンでした♡
想にDMをもらって、あおが衝動的に半休取るシーンもいいな〜。恋は人を動かしますね。再会できてよかったね。
最後はまだまだ続くところで終わりました。
これから二人が恋に落ちていく様子を、少しずつゆっくり描いてもらえたらいいなと思いました。
作品に流れるゆったりとした空気感がとても好きです。
あと各話の間で描かれる小ネタ漫画が可愛くて楽しいw
素敵な作品に出会えて嬉しかったです♪
2巻も楽しみに待っています。
電子 白抜き+トーン修正(冒頭に数ページだけ濡れ場あり。だいたい白抜きで形がわかる修正)
日常系BLが大好物です。とても魅力的な登場人物のあおと想、二人の関係性が短い話の中に盛り込まれていて、読んでいてどんどん惹き込まれていきました。古い平屋の日本家屋に住む男二人。マンションじゃなく平屋(ここ重要)!!よく手入れされた庭に、攻めの作る美味しそうなご飯を囲む食卓。まるで文学作品を読んでいるかのような気分にさせてくれます。ものすごく性格のよい攻め(なんでも拾って帰る癖)と、気の強いニャンコ受け。とにかく浸りたい方にオススメです。
あー出たばかりなのに早く続き読みたい!
aioiuo先生
『ゆっくりあるいてじゅうごふん』を描かれた先生だと、最近になって一致しました。
表紙もタイトルも一線を画すセンスを感じますが、いざ開いてみると、もう呼吸も忘れてしまいます。
作画、余白、言葉選び......
何から何まで洗練された、aioiuo先生の比類なきセンスを全身で浴びるような一冊でした。
もう恋愛がどうとかの次元ではなく。
ただひたすらに、ふたりの生活を眺めていたい......
どこを切り取っても美しいです。
新人さんでこのレベルはすごい。単話の頃からずっと狙ってました。
素晴らしかった…!
冒頭で「あぁ~、最初から付き合ってる系かぁ~…(がっかり」とはなったものの、1話を読み進めていくうちに あっという間に
「いやいやこれでいいやん…てかこれがいいやん」
てなりました(マインド切り替えはっや
田舎の一軒家で暮らすリーマンと花屋の美しい青年が、近所の人々との交流を深めたり、美味しいものを食べたり…そんな何気ない日常が描かれています。
田舎好きなのでこの作品を見つけたときはすごく嬉しかった。
実質4話に該当する#1から出会い編がスタートするので、冒頭で感じた「過去が知りたい!」欲も満たせて、体の描き方もキレイで、なおかつえrくて、トータルで大満足です。
タイトル回収もイイ!
まだ1巻で話は続いていくので、今後が楽しみです。
迷ってる人はぜひ!
ただ一点、ひっじょーーーに細かい疑問が湧きました:
「飲み会かわって!」(コンパではなく、経理部の送別会に総務の社員が代わりに行く)
これは本当に意味がわからなかった。人数分予約してるからキャンセルできないということ?
<こんな方にオススメ>
・体格差CPお好きな方(頭一個分より高いので190cm台かな?x178cm)
・食べるシーンお好きな方(卵焼き、栗ご飯、おにぎり、焼きおにぎり、みたらし団子 etc.)
目力のある美しい少年に目を惹かれ購読しました。
圧倒的に美しくも可愛さと心のヒリつきがある作品、たまりません。
漫画の最初は同棲している2人の日常から始まります。
古い一軒家で営まれる2人の日常がまた甘くて可愛くてちょっと抜けてて本当に良いです。ずっとこの日常を眺めるだけの1冊でも大満足なくらい。でもちょっと劣等感を刺激されたりちょっとぶつかったり、そういうところもまた他人が一緒にいるのを感じられていいです。
そして2人の出会いから始まる馴れ初めへと物語は進むのですが、日常編の可愛らしさは残さしたまま、日常に非日常が混ざったが故に出会った2人やその再会の偶然性など派手ではないのですがすごくドラマチックな過去編がまた最高です。ナンバリングがあるようにこの1巻ではまだ恋の予感が匂わされるところで終わっているのでその点だけ要注意です。ただ先も気になりつつ、この1冊で満足もしてしまうような1冊なので、まずはぜひ1巻だけでも読んでみて欲しいです!!
4年越し、aioiuo先生のBL初単行本待ってました!!
そして、おめでとうございます!!
途中待ちきれず? イラスト集的な同人誌など購入させていただき、来るべき日を待っておりました。
そのお話は、、
超絶お人好しな背の高いアラサーリーマンのあお(青屋)と、派手髪のワケあり花屋店員の想とのお話です。
冒頭は、短編です。
二十代最後にあおが買った古民家で、ふたりは同居しております。
途中から、同居前の2人の馴れ初めエピソードが始まります。
馴れ初めから、あおの爪先は紫陽花になっていて(注意: ファンタジーじゃないです)、またそう表現する想の感性が、お人好しすぎるあおにぴったりだなあと感じましたし、偶然駅で酔っ払ったあおと想が出会したのも運命だと思ったし、出会うべくして出会った二人のようでした。
ゆったりとしたスローライフのなかで描かれる、二人の恋の芽生えや生活模様、バックグラウンド。
三十代を迎えるあおにとって、想との出逢いは転機だったようで、想の家のことなど早く続きが読みたくなるラストでしたし、 お人好しすぎるあおの人生がこの先報われますように! と願いたくなりました。(あおにとったら余計なお節介かもしれませんが)
ちなみに、あおのエプロン後ろ姿がめちゃ良きなのですが…♡
そして、匂い立つお弁当や料理描写がいつも美味しそうすぎて、そちらも見どころです!
美しい表紙が気になった方はぜひ購入してください…!表紙そのままの世界観です。
連載時から同人誌含めずっとずっと追いかけていた作品だったので、コミックスで拝読できるのが本当に嬉しいです( ; ; )
日々を堅実に生きていている優しい会社員のあおが、草生い茂る古い戸建てのマイホームを舞台に、花が似合うきらきらの瞳の美少年・想と恋に落ちて愛を育む物語です。
単行本の前半3話が恋人関係にある2人の短編、後半が2人の出会いからを描いた連載作品になります。
お人好しゆえに割を食いやすいあおが、どこか居場所のない想と惹かれあっていく様を見るのは本当に読んでいるこちらまで幸せになります。優しい人って損をすることが多いですもんね。
舞台となるあおのマイホームもザ・日本家屋という感じの木造平屋ですごく情緒があって印象的です。植物やお花の描写が特に良いです…。想はそんな素敵な家に寄ってきたきれいな猫という感じ。
aioiuo先生の画力が本当に素晴らしく、全体的に漂う雰囲気がまるで夢のようで本当にロマンティックな物語です。
“誰かの帰る場所になりたかった”あお、“なくならなくて変わらない場所が欲しかった”想がこれからどのようにして恋人関係になるのか、続きが本当に楽しみです。
とても叙情的な作品ではあるのですが恋人同士の描写は色気たっぷりで、歳の差&体格差BLがお好きな方にもぴったりな一品ですw
個人的には『つまさきの紫陽花』というタイトルが物語に添った秀逸なものでだいすき。引き続き応援しています!
お話しの内容に関しては単話の方に今回の1巻収録の7話迄についてレビューをしているので、今回はaioiuo先生への愛と、単話とコミックス版の違いをサラッと書かせていただきますので少し…だいぶw…感想感情ベースのレビューになっていますが良かったらお付き合い下さい(〃ω〃)
…っ‼と、とにかく大好きな作家さまなんです♡*:.。.(ღ˘͈︶˘͈ღ).。:*♡
aioiuo先生の作品が「商業化される…!」という事が本当に嬉しい…!
多くのBLが好きな読者さまの手に渡って欲しいし、知って欲しい作家さまです‼
先生の才能が世に知れ渡る日が来た…ッ!
特大の嬉しさとほんのちょっぴりの寂しさを感じつつも推さずには居られない
ー「BL界の至宝」ー
ほんと…言い過ぎじゃなく心から私もそう思います(帯書いたのは編集さんでしょうか?素敵な編集さんですね♡)
作品からの押しや圧の強さは一切感じないのに、存在感がしっかりと感じるんです
その存在感の源になるのが「感情に触れる」作画とストーリーです
最初に先生を知ったのは同人作品でした
支部をウロウロ徘徊していた時に偶然出会い、即ナンバーナインで購入!
そして同時にこの作品も知りました(´ ˘ `*)
同人作品はどちらも限られたページ数なのですが、その中で沸き起こる「愛おしい」という感情がきゅ~~~っと自然に生まれます
もっと読みたい…!先生の作品をもっと…!!!!!
となった私にはこの連載が本当に喜びでした♡
丁寧に、じっくり、ゆっくり進んで来たこの数年、とうとう単行本となりました!!
単話との差はほぼ無しでした
単行本用の描き下ろしのストーリー自体はナシ
違いとしては各話の扉絵(ほっこりかわいい~♪)と電子購入なので限定ペーパー付きでした
ストーリー部分で言えば完全な重複購入なのですが、、、
それでもやっぱり一気に読める嬉しさと、”早く続きが来ないかな?あ…!来た!続きが読めるよぉ~٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶”という単話追いの楽しさはまた完全に別物で、、、その両方を満喫出来る、、、それだけ何度読んでも飽きない、飽きさせない魅力がある‼そんな作品に出会えた幸せを改めて実感しています♡
そして、扉絵がほっこりかわいいだけじゃなく、何となく彼らのパーソナルな所を知れるような親近感の沸くイラストを置いて下さってるのでやっぱりココを読めたのはすごく嬉しかったです
尚、ペーパー内容に関しては想に完全同意でしたwww
作品から発生されるマイナスイオン、、、!!
電子なのに確実に感じます…!!
なんという萌えと癒し、、、!!!
愛おしすぎるあおと想٩(๛ ˘ ³˘)۶♡٩(๑ºั︶˘๑)۶
もっと深く、じっくりと2人を知っていきたいです!
次巻も(次話も)お待ちしています♡
修正|単話と同様の基本白抜きと簡易描写でした
年季の入った古い木造家屋で穏やかな生活を送る青屋の世界に突如として現れた1人の青年。偶然の出会いの中にも、必然の出会いであったかのような彼らの巡り合わせにドキドキしました(*´︶`*)♡
前半の短編3話は恋人編。後半の4話が2人の馴れ初めです。そして馴れ初め編はまだまだこの先も続く模様。先の恋人編に時間が追いつくのはどれほどの巻数になるのか予想がつきませんが、青屋の過ごす丁寧な暮らし同様にゆっくりと結末まで歩みを寄せていきそうな感じです。
絵柄の美しさと、纏う不思議な空気感が相まって、まるで映画を観ているかのような趣きにうっとりと酔いしれました。物語の中に描かれる植物や食事、生活雑貨といった小物の存在感のあしらい方も見事で、感情に訴えかけるような世界観の演出にはただただ魅了されるばかりです。
紫陽花の咲く季節からは季節を、彼らの居る生活の息吹きからは空間を、ホカホカの作りたての食事からは匂いと味覚を。……漫画という平面の世界を立体的に感じる空間の広がりを堪能することができました。
ただの日常風景なのに、すごくエモーショナルに感じるのは何故だろう……
日常であって日常でないような、現代的であって現代的でないような、すごく不思議な感覚です。青屋と想の2人が紡ぐ世界の尊さに浸りつつ、愛情深く慈しみ合う姿の美しさには何度も見惚れました。
肌を重ねるシーンも色っぽくて最高です^ ^
後半の4話は、出会いから惹かれ合っていくまでの途中経過となるため、恋人期の3話に比べて動きが目まぐるしく進んでいきますが、2人のキャラ性や関係性がよく分かって面白いです。まだ恋人同士と呼べる関係性には至っていないけど、期待を抱けるだけの惹かれ合いには十分な萌えみを感じられました。
淡々と日々を過ごすだけの青屋の日常に、想との出会いによって少しずつ生活に変化が生まれ、やがて恋に落ちていく瞬間には大いに胸が高鳴りました♪ これから先どうやって更に距離を詰めていくのか楽しみでなりません。
「つまさきの紫陽花」というタイトルにも使われているように、作中では"紫陽花"が結構重要なキーポイント。なぜ"つまさきの紫陽花"なのかの理由も分かりますし、紫陽花を通して接近していく過程を追うのにワクワクする作品でした。
ラブラブな結末が分かっていることもあり、気持ちに余裕を持って2人の恋を見届けることができるのは良かったかな。恋が始まり、恋愛へと繋がる青屋と想の2人の物語の軌跡を今後も見守っていこうと思います^ ^
表紙の受け・想(そう)君の視線、右下にきらめく紫陽花の花、
謎めいたタイトルに惹きつけられて手に取ったこちら。
シーモアさん先行配信で拝読しました。
もう、もう、たまらなく萌えて萌えて、読み終えてすぐ
コミコミさんの有償小冊子付き紙本を予約してしまいました。。
巻数が振られていませんが、続きものです。
ときめき、萌えとキュンが最高潮、心臓ドンドコドンドコ…というところでの、
To be continued..の文字に、「ああああ〜!!」と悶えました。
お話の構成も面白くて、始まりは二人が一つ屋根の下、恋人同士として
一緒に生活している風景から。
そして第3話(day.3)の後から、攻め・あお視点での二人の出会い、
馴れ初めが語られます。
自分の居場所が欲しくて、家族や周囲からの反対を押し切り
郊外に小さな平家を買った会社員・青屋太一(あお・攻め)。
ある日、満員電車で隣に立っていて、
自分が肘をぶつけてしまい倒れた青年・想(そう・受け)を介抱したあお。
その後偶然にも再会し、あおは酔いにまかせて想を自分の家に連れ帰ってしまいます。
優しくてまっすぐなあおの言動に惹かれていく想と、
想の瞳に吸い込まれるように好きになっていくあお。
それぞれの想いが交差してー
と続きます。
タイトルの「つまさきの紫陽花」って、そういう意味だったのかあ…と、
想の絶妙な言葉選びになんか、なんだか胸がきゅーっとしました。
想の言動を見て、交流を重ねて、どんどんどんどん
想へと気持ちが惹きつけられていくあおの心情が伝わってきて、
ときめきが止まりません。
攻めのあおもまた、ものすごく魅力的な人物なんです。
正しくて、清廉なんだけれど、そこに生真面目すぎるがゆえの”硬さ”みたいなものは
あまり纏っておらず、ふわっと受け止めてくれる優しさのある人。
ともすると、どこか頼りないような気もしちゃうんですが(あお、ごめん…!)
不思議な魅力に溢れた人で、自分は虜になりました。
特に印象に残ったのが、スーパーで子供が指でぎゅっとしてしまった
魚パックを、敢えて選んで買おうとするところ。あくまでも、自然に…
それを咄嗟に”嫌だ””別のにしよう”と言ってしまった想の気持ちもよく分かるし、
そんな自分に嫌悪感を抱いて落ち込む想にも、愛おしさを覚えました。
もう一つ、元モデルの想がカフェで女子たちにこっそり写真を撮られてしまった時の
エピソードも印象的。
彼女たちのところに歩いて行って、威圧感を与えないように(あおは身長が190センチぐらいあります)
跪いて写真を消すようお願いするところ。
そして想の隣に戻ってきて、
「君は 君自身を所有されることについて もっと危機感を持っていい」
「俺は嫌です 君が意図せず撮られるのは」
ーーーこのセリフ…!!!
驚いて息を呑む想くんの見開かれた目、
一呼吸置いて「ぶははっ」とはにかむように笑う反応、
一連の流れが心に刺さって刺さって、何度も何度も読み返してしまった…!
恋人同士の日常から始まり、
遡って二人の出会いと、恋の予感まで。
その間の”恋人となるまで”の過程がすっぽり抜けているのに、
こんなにも自然に二人の気持ちに寄り添って読ませてくれるなんて。。
ただただ、ため息(感嘆の!)しか出てきません。
これからどんなふうに、どちらからアプローチしていくのかー
続きが読みたすぎて、読み終えた今もうずうずしてしまう…
年齢差(年上溺愛攻め、大好き)×身長・体格差のある二人の甘い恋、
その恋の過程が次巻で辿るのを、楽しみにしています✧
★修正:tn白抜き(シーモア)