あらすじ
「恋なんてしたくねえのに」亜依人は一見普通の男子大学生だが、実は「人魚姫」としての前世の記憶がある。さらに前世のトラウマから、好きな人を前にすると立てなくなり声も出せなくなるという呪いにかかっていた。「非恋愛主義」を掲げ、10年恋をしていなかった亜依人だったが、同じ大学で他クラスの徹に一目惚れしてしまう。「これは恋なんかじゃない」と言い聞かせても徹を目の前にするとときめいてしまう。と同時に恐れていた呪いの症状も…しかし徹との恋を諦めるのではなく、呪いを克服しようと決意した亜依人。前世の呪いに打ち勝ち、徹との恋を成就させることはできるのか…?