二重螺旋 4

nijuu rasen

二重螺旋 4
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
60
評価数
13
平均
4.6 / 5
神率
69.2%
著者
円陣闇丸 

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原作
吉原理恵子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
二重螺旋
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199610127

あらすじ

連続暴行事件の被害者は、人気モデルの弟だった──!! マスコミは一斉に飛びつき、取材は過熱!! 業を煮やした雅紀(まさき)は、報道陣の鎮静化を求めて、記者会見を開く。けれど、尚人(なおと)を守ろうとする毅然とした態度が、かえって興味と好奇心を煽ることに──。そして、雅紀の心配をよそに、退院した尚人が無事復学!! 一見日常が戻ってきたけれど、事件の後遺症は、尚人の心を蝕んでいて…!?

表題作二重螺旋 4

モデル、尚人の5歳年上の実兄
高校2年生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数6

待ってました!!

なんとも痛々しい姿の尚人に胸が痛くなる4巻。

前巻は尚人を狙った暴漢にあったところで終わっていたので、不吉な締めにやきもきしておりました。
(なおちゃんが心配で。)
冒頭の裕太のようになるのも分かる、そして
裕太の心の溝も深いなと。

そして今巻、まーちゃんの迫力というか威圧というものが
最高潮に達していて、しり込みしてしまいそう…
そんな中で桜坂くん、、強い!(笑)


そしてついに出てきたクズ父親。
いやいやびっくりですよ。え?!え?!
今更お父さんだよ〜って、そりゃ子どもも見捨てますよ。
俺たち家族にお前なんかいらないって
裕太の言葉が刺さりました。
次巻もまだなんか絡みそうだし
何やらクズ父親なんかやらかしそうだし、、、

とにかく今巻は、まーちゃんの圧がすごい!(笑)
さすが執着攻めナンバー1!(当社比)

0

全頁で惚れる

雑誌で追いかけてるのに、やっぱり1冊まとめて読むと、桃色吐息。素敵すぎるまーちゃん。その視線で射貫かれたい。と、まーちゃん賛歌しか書けなくなる気がした4巻、雑誌掲載分のみ+あとがき。カバー下コミックなどは無し。

ナオがケガして病院搬送された後からのお話~頑張って通学再開したところまで。
この巻、あれこれ転機だと思うんですよね。

++

転機1 
裕太。帰ってこないナオを心配する。まーちゃんとちゃんと向き合って会話する。
父と対決するし、ちゃんとナオに連絡する!
引きこもっていただけの裕太、今回ほんとに色々頑張ったと思います。
裕太も含めて「家族」になったよなー。

転機2
ナオ。まーちゃんと気持ち通ったよね?控えめ大魔王だから、もっと喜んでいいもいいはずなのに、まだ疑心暗鬼というか。しずかに涙されると読んでいるこっちもキツイ。幸せなはずなのにキツイ。

転機3
まーちゃん。家長として父としっかり決別したよねえ。あの帝王感たるや、素晴らしい。そしてこの巻も全頁、全コマ麗しい。また会えたことに感謝しかない。
もっとげろ甘になって、ナオに振り回されるところを早く読みたい~

幸せな巻でした。№1好きなところは、ナオが「抱っこして」と言うところかなあ。選び難いーっヾ(≧▽≦)ノ

0

2人だけの愛の強烈さに引き込まれる

雅紀×尚人


歪んでいて、背徳なのに、
実兄弟だからこそ、決して踏み込めない領域が感じられて、
その2人だけの愛の強烈さに引き込まれる。


変形した家族のかたちが引き起こした事件の被害。
後遺症に苦しむ心と体・・・ 切なく健気だけど、
雅紀という居場所があるからこそ、尚人は強い。
その強さがひしひしと伝わってくる。

そんな尚人を守る雅紀、
余裕のなくても冷静な内面、
尚人への強引ながらも優しい重愛、
裕太と桜坂の前の静かな攻撃的な独占欲、
父親の前の長男として釘付けになるような存在感、
シーンごとに放たれる圧倒的な迫力にグッとくる !

雅紀の「好き」に戸惑い、
雅紀のエッチに溺れる――
まるで麻薬に侵されたように体も心も迷っていく尚人。
そんな尚人の潜在的な感情さえも、
手加減しながら突き進んでいく雅紀の姿がお見事!
2人の関係に読んでいるうちに中毒になってしまう!

裕太、本当にいじらしい存在で。
どこか損な立場にいて、
兄弟たちの複雑な気持ちの交錯もたまらない。

絵が美しく、
不遇の連続に見舞われる2人の痛切な恋、
それでもその中にしっかりと息づく温かい愛しさが、
コミカライズでじっくりと追いかけ、その深みを味わい、
ますます楽しみになってきました。

1

心も体も蝕まれてぐちゃぐちゃに

【俺はナオにしか発情しないんだ(雅紀)】

エロス度★★

第4巻。おやおや。傷だらけの尚人の姿が非常に痛々しいですが、雅紀からの手当てが欲情に変わっていくのにゾクゾクしますね。

部屋に引きこもってばかりいた裕太の変化や雅紀とのやりとりが印象的であったり、尚人を守ろうとする雅紀の過剰な愛の尊さがたまらなく、〝ナオにしか発情しない〟という雅紀の口から出るパワーワードにご馳走様です。

体の傷は消えても心の傷は残る尚人がかなり心配になりますが、傍に寄り添う雅紀が少しずつ彼の心を癒していってくれるといいですね。
それにしても、父親は本当に度し難いロクデナシです。

1

ゲス・クズすぎて読んでるところに偏りが

なんの因果か文字だけを5ページ以上読めない呪いにかかっています たぶん

いや 絶対ッ!

お陰で小説はコミカライズだけがたより
だがしかし お恥ずかしい限りではありますが 想像力や妄想力以上に読解力と理解力不足でせっかくのコミカライズを読んではいてもいまいち何が起こっているのやら?と

そうなんです このお話1・2巻を何回読みなおしても 何が起こっているのかよくわかってなかったんですよね あたしったら

前触れなく急に父が別居 続いて三男の非行 身代わりの近親相姦 長女の拒絶 葬儀と鬱々としたもののオンパレード
明るい話ではないのはわかっても 父親が出ていってすぐ父方・母方の実家から早々に援助もなかったのに引き取る話は出とんのかい?と 呑気にツッコミをいれるほど何もわかっちゃいなかった

特に 長男の次男への執着癒着が ユチャーーーーーク! ←叫ぶか?

組み敷いて犯さなきゃいけないほどの情がどっかにあったか必死に探すもみつからず
ほんとは犠牲にしてきたものへの虚無を埋めたいだけなんじゃないかと思えるほど自分の欲だけを通す そんな卑怯な部分は見えるのに やっぱりそこに情はみえなくて 拘束も束縛もただのイヤガラセにしかみえなかったんですよ あたしには

なのにどんどんハメられ求め落とされていく次男の構図だけが浮き上がって

が やっとの3巻 三男目線で語られたところでやっっっと やっとちょびっと
すみません お復習に時間かかりすぎてw

いや面白いですよ? ガチ兄弟の愛憎も愛欲も ただ みえなさすぎるものにモヤり過ぎていましたからそれまで
3巻で明かされたものと追加されたキャラに浮足だったのは本当ですし 前のめるほどの嫌悪と憎悪にね わかるでしょ?


忘れていた父の影をひく女の登場に 自分達が過ごしてきた忌々しい日々を思い出し あろうことかその出会いを引き金におきた暴行事件を盾に真の目論見が動いた続き

あの 特段お話で進んだことがあったわけではないんだけど 三男ッ!
この子が地味に素直になってきてるところに新しい兄弟のカタチを形成しだしているのが見れて 彼の存在感を強めるお話になってたし あたしが1番気になってた長男の情が語られ

オマケの侵入者ッ!

長男が行使した有名税で弟を守ると同時に燻りはじめた身辺に
って 1つ1つ点でしかなかったものがなんか繋がってきた気がする あたしの中で

え? なんだろ すんなり飲み込めない部分はやっぱりあるんだけど
てか この父親ってこんなクズだった? いや1巻でチラッと出たときには既に不倫の真っ最中 淫欲まみれで自分と女のことしか頭にはなかったんだろうけど

ウヘヘ だがそこが良かった

自分のゲスさが露呈してしまうのであんまり詳しくは言えませぬが 自業自得 身から出た錆 不倫の代償にお釣りなんかでないのよ ばかったれ と親父のターンで小躍り
もうね 兄弟のアレソレより 父親と愛人が個人的にはメインディッシュだった ←まぢゲスでごめん

愛情をかけるべき方向がとことん狂ってる人たちの掛け違ったものと 事件からなかなか平常を取り戻せずにいる兄弟
同情か心配か同級生の微妙な立ち位置も気になるし 事件の発端でもある妹が野放しなのもイラつく

うん 次の巻までにとりあえず 兄弟のアレソレを上手く飲み込んでおかなければな

1

ますます複雑に絡み合っていく人間模様の4巻!!

全巻で、連続暴行事件の被害者となった尚人。

兄のまーちゃんが会見などを行ったことで、尚人の兄が人気モデルのMASAKIであることが世間へバレてしまう。
そのせいで篠宮家の周りにマスコミが。

尚人は事件の後遺症に悩まされつつ、復学することに。
桜坂のサポートもあり、学校では普通に振る舞う尚人。
けれど、桜坂は気付いてしまう。
家でも尚人は、「普通」に振舞っているのではないかと、、、


今巻は、まーちゃんも裕太へ尚人への想いを告げたり、今回の暴行事件の犯人と篠宮父が実は繋がってるのではないかとマスコミに嗅ぎつけられたり、実際篠宮父が家に侵入し、警察沙汰となったり、、、

人間関係の複雑さは、やはり相変わらずでニヨニヨしてしまいました。

展開に一切の凪が訪れない(褒め言葉)、ドラマティックな展開が続くのはさすが吉原先生作。
そして、その展開をどのページも美の迫力で(どんな日本語だよ?!! 褒め言葉です)魅せてくれる円陣先生(カバー裏返しのプロフィールで知ったのですが、明日お誕生日なのですね! おめでとうございます!!)。
両先生のタッグはステキですね。


ずっと電子で購入していましたが、今回メイトの小冊子特典読みたさに紙で購入しました。
で、やはり美しい画を手に取って読める紙コミックスはいいなあと実感したし、まーちゃんの尋常ではない尚人への執着愛は最高だなあとも実感した4巻でした。




4

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