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boku wo konna ni shiteoite
私は普段ネタバレを気にしませんが、この作品は違います。知ってしまうと読む楽しみを大いに損ねてしまうと思います。
攻めの斧塚薫は訳あって8年ぶりに故郷に帰ってきた料理人、今は叔母さんのお弁当屋を手伝っています。配達先で出会ったのが小説家でお店の常連の受け石清水。M気味のビッチです。
交わされる荒い言葉や鋭い物言いとは裏腹に、一緒に過ごす時間が増えていく二人。相性の良さが伝わってきました。そこかしこに散りばめられたコーヒーの味や手紙の書き方などのエピソードがそれぞれの内面を控えめに語っていて、とても素敵です。
二人の見た目も行動も言葉のセンスもすごく好きです。物語の構造もどストライクでした。連載で読んで好きだった方、描き下ろしも最高なのでぜひ。特典付きを買われる方は、お店によって同月発売の「藍より愛し」とのコラボもあるので詳細をチェックされるのがおすすめです。
大好きでずっとコミック化を熱望していました。はなぶさ数字先生、Gilbert編集部様、Canna編集部様、本当にありがとうございます。
全身全霊全速力で叫びたい…!!!
オノくん、最高ーーーーーーだったーーーーー!!!!!
感情を上手くコントロール出来ない、そんな少年の心を抱えたまま大人になった24歳!
しかもちょっと屈折したままっていうのが良い
ものすっごい捻てるんじゃないんです…❝ちょっと❞っていうのが不器用さんさ加減を映し出してる!!
回想モノローグで母親の事を”お母さん”って言う24歳、、、好きだわぁ~~~
おっと…ヘンテコなテンションでレビューを始めてしまいましたが、、、作品の特性上あんまりお話し内容には触れないでおいた方がいいのかな~?と思うので、、、主に心を鷲掴みされた攻めのオノくんこと斧塚薫くんへの出会いの興奮を叫ばせていただきました♡
そんな訳で今回は念の為「ネタバレ」にチェックを入れてますが以下も作品内容の根幹に関わるような事は避けておりますので詳細レビューではありません
それでもレビューを書いておススメしたくなる!そんな素敵な作品です(о´∀`о)
魅力的なキャラが居るだけで読みたくなりませんか?|д゚)チラ♡
しかも、、、はなぶさ先生の作品です!
BLであるからこそ生まれる物語の名手のおひとりだと思います!!
キャラの強さだけで進むハズがないんですよね~
なぜキャラの魅力がこんなにも強いのか?
そこをしっかりストーリーに乗せてキャラ自身が動き納得させてくれます
始まりから「何かがある…」って思わせてくれます
その「何か」を見落とさないように読むのも良し!探そうと思いながらも目の前の物語の展開の面白さにただ無心で読むのも良し!読み終わってから再度読み直すのもモチロン良し!!!
すごく満足出来る1冊でした!
私自身は受けのそのビッチな登場シーンから気になった”ある反応”にちょっとの引っ掛かりを覚えたので、割と当て読みスタイルで読んでいけたのがすっごく楽しかったです♪
ここがフックになってのこの作品タイトルか…( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )ふふふ…♪と楽しめる仕掛けに、青春の甘酸っぱさを喉の奥に感じるエモさが広がります
どうやらもしかしたらコミックス化されなかったかも知れない?ようなコメントが表紙袖に書かれており大変驚きましたΣ(・ω・ノ)ノ!
こうして世に出て来てくれて、そしてオノくんに会わせてくれて…心からのありがとうございます‼をお伝えしたい作品です♡
気になる方は是非読んで下さいませ~~~
※地雷かも?書いておきます
作品情報にないですが受けの身持ちが緩めです、、、なので攻め以外とも致しますので、、、NGの方はお気を付けて
あと、攻めの方が体格小さい攻めです(オノくんがちびっ子設定って事じゃなくって受けが高身長って感じです)
修正|tnk白抜き、anl白海苔(シーモア)
斧塚×石清水
絡み合う過去と現在、
どこか歪み、虚無感に染まる2人の感情から、
滲み出るのは繊細さとほんの少し切なさ。
そんなはなぶさ数字先生の味わい深い作品が好き。
職場で人間関係に失敗し、
地元に戻って、叔母が営む弁当屋で働く斧塚が、
配達先で出会うのは、淫乱小説家・石清水。
石清水からの誘いで、
無意味な関係が始まる2人。
違う相手のはずの石清水に、
高校時代の先輩を重ねてしまう斧塚、
次第に芽生えるのは石清水への独占欲・・・という展開。
冒頭から漂う石清水のビッチ軽薄気性がとにかく絶賛すべき!
予想外の・・・!
カバー下を先に読んでなくて本当によかった!
斧塚も私も、石清水の正体がわからないまま読み進めて、
石清水の引力に抗えず引き寄せられていく
斧塚の少しずつ蘇る、忘れていたはずの恋(?)の気持ちに胸がざわつく。
ラストにならないと石清水の正体と恋心が明かされない設定が絶妙で、
描き下ろしでは、石清水の嫉妬と執着にドスンと刺さる!
タイトル回収も圧巻。
(コミコミスタジオ16P小冊子(有償特典)は必見!さらに刺さる!)
もう一度読み返すと、味が全然違う!
斧塚の石清水への意味不明な懐かしさや、
石清水への不器用な欲望に思わず焦れてしまって、
最初はただの空っぽビッチに見えていた石清水だが、
一つひとつの表情が虚しさが「寂しさ」に変わって、
全部が斧塚への深い感情、執着に染み込む表情か!だとわかって胸がキュッと締め付けられた。
特に石清水視点でさらに感情移入が加速し、
斧塚への痛々しいほどの想いが心に響いた!
斧塚のすぐ暴走する性格で 、
料理人としての腕前を持ちながらも、仕事人間関係も空回り。
石清水の存在にほんの少し救われていく感じが素晴らしい。
石清水が淫乱になったのは斧塚への想いゆえ?
斧塚のために見た目まで変えて、
密かに込められた特別な気持ちにグっとくる!
描き下ろしの最後の1ページだけで、
斧塚の全ての感情が凝縮されているように、
その無自覚なギリギリの恋心が、
最後の最後でキュンと胸を打ち──はなぶさ数字先生がすごい!
読めば読むほど新たな切なさと愛しさが溢れて、
発見が尽きない絶味な一冊でした。
とっても味わい深いお話…!
現在と過去のエピソードの織り交ぜ方がすごく自然で、ページをめくる手が止まりませんでした。
(他の方たちと同じように、ネタバレに気をつけながら書きます)
ひょんなことから始まった斧塚と石清水の関係ですが。
なんだか相性が良いとは思えなかったし、挑発されてズルズル続いていくような感じになるのかな?と思いきや。
ひねくれていて素直ではない部分に隠れた本当の彼らの姿が見えてくると、それぞれの印象はまた違ったモノになっていきます。
そんなふたりを追っていくうちに、ドキドキする場面があったりちょっぴり切ない気持ちになったりして。
小さな想いを重ねていく様子にキュンとしたのでした。
わりと爛れた感じから始まる関係なのに、
ヒリヒリしたやり取りを抜けるとなんとも瑞々しいところに着地。最高でした。
ふたりだけではなく周りの人たちのあたたかさも
とっても素敵な作品でした。
はなぶさ数字先生の作品が大好きなので発売日に購入。4,5年前に描かれた作品がこの度コミックス化したのだそうで、ちょっと絵柄と受けがいつもと違う感じがします。先生自身も「クセ強受け」と書かれていますが、わたしはそれほどクセ強いとは思いませんでした。アザラシが出てきそうなかわいい受けとは言えませんが、拗らせた様子はとてもかわいかったです。
帰ってこられない理由があった地元に帰ってきた攻めの薫。叔母のお店の弁当を配達した先で殴られて倒れている石清水を助けたら、いきなり「ちんぽ貸して」と言われます。クソビッチと言いながらも石清水が気になります。
それから薫に配達を頼みたいと叔母から頼まれ、通うことに。そこで石清水が作家であることや薫が地元に戻ってきた理由が描かれていきます。その後、石清水に口直しのキスを強請られて、薫は好みの顔に負けてキスをしてさらにセフレのような約束を結びます。
この辺りで石清水の違和感の理由がわかります。石清水は昔の薫を知っているようですが、その狙いがなんなのかはまだわかりません。
薫が地元に戻ってきたくなかった理由が明らかになって、石清水は薫を慰めてあげると言いふたりはセックスします。そこで薫も石清水になぜか懐かしさを感じます。
だんだん過去と現在が交差して感情が溢れていく薫。母親や今まで好きになった人たちと似ている石清水を好きになっていきます。でも石清水はのらりくらりと薫とは真剣に付き合おうとしません。
ふたりの関係がどう進んでいくのかな?と思っていると、変わるきっかけとして薫の同級生と再会します。当て馬とかではないので安心してください。
タイトルの「僕をこんなにしておいて」の意味がやっとわかります。なるほどね、こういうことね!と納得の回収。ふたりともかわいい拗らせになっています。
最後の描きおろしを含め、薫のピュアなところも石清水の素直なところも読めるハピエンになっていて、とても満足な終わり方になっていました。
やっぱりはなぶさ先生の受けはかわいいな!
好きな作家様です。
こちら2021年に電子配信された作品で、だいぶ前に読んで、大好きな作品です。
とうとう単行本化されて嬉しいです!
細かい伏線が多くて最後はあっと驚く展開があるので、ぜひともネタバレ抜きで読んでほしいです!
なのでネタバレ少なめでレビューします。
(他の方のレビューで決定的なネタバレをされている方がいるようなのでご注意を。)
8年ぶりに地元に戻った斧塚が、冒頭から子持ちになった元セフレに会ったり、配達先では男に乱暴されている?らしき男を見つけ、助けた後「チンポ貸して」と言われたり、1話目から波乱のありそうな幕開けで引き込まれます。
斧塚と石清水の出会いが最悪な感じで、斧塚は石清水をクソビッチ呼ばわりでぞんざいな態度。でも実は好みのタイプで、キスやエッチに誘われると満更でもなく欲情するのがエロチックで良きです。
キャラデザは攻めの斧塚が石清水より若干低身長です。逆身長差はそんなには好まないけど、斧塚が男前な外見と性格で、石清水が色白美人系なので、本作ではしっくりきました。
あと普段は前髪横分けの斧塚が、4話で濡れ場の後前髪下ろしてるのが可愛い!こっちのが好きだ〜w
石清水はビッチというほどではないけど、性欲処理のためにマッチングアプリで相手を探します。攻め以外と致してるシーンも短いながらあるので、苦手な方はご注意です。
数年ぶりに再読して感じたのは、こぢんまりとしたお話で派手さはそんなにないけれど、とにかく貼られた伏線が秀逸で、最後にはびっくりして、読後はすぐに初めから再読したくなる、そんな粋な作品だと、改めて思いました。
ラストシーンの二人には、何度読んでもキュンとしちゃいます♡
やっぱり面白かったです!
これはやはり、ぜひともネタバレなしで読んでほしいです。ぜひ!
電子 白抜き修正
先のレビュアーさんも言及されてますが、
ネタバレなしで読むのがオススメです…!
作者さんのインタビュー記事も絶妙なラインで
未読の方にも大丈夫な仕様になってました♪
詳しい内容が気になる方はインタビュー記事がおすすめです。
そして紙本購入が可能なら、
コミコミスタジオの有償特典小冊子付きを是非。
(本編に入っててほしいサブストーリーなんよ)
(特典の該当ページにてレビューしています)
さてさて。
初読時は少しピンと来ませんでした。
受けが何を考えているのかイマイチ理解出来ず、
なんかもぅ、読者ですら振り回してくるッ!!!
情報少なくない?もう少し補足をくれーー!…と。
しかし最後まで読み終わった後、
もう一度最初から読むと"あーー!"となるんです。
足りないと感じた部分が埋まっていく気持ちよさ。
散りばめられたストーリーの断片を拾い集めて
ストーリーの核や心情がジワジワと見えてくる…!
2回目、3回目の読み返しこそ本番。
ネタバレなしで読んで是非味わってもらいたいです。
以下、ネタバレなしで
少し内容に触れる個人的萌えポイント。
受けの方がデカい。
そんで「僕より小さい男に言われたくない」
と言われた攻めの意趣返しの堂々たる態度…!
(事実、身長なんて関係ないもんねぇ)
んで攻めは受けに一目惚れするけど、
何を考えてるのか掴めない男なので振り回されて。
モヤモヤしながらもズブズブにハマる姿がそそる。
でも心乱されてるのは受けも同じなんですよね。
どっちもが振り回されてる沼カップル良きです+゚。*
あと攻めは気怠げ系かと思いきや、
描き下ろしでピュア光の民が判明したのも好き。
素っ気なく見えるけど根が優しく純粋なんです。
(過去の保健室事件も純粋さゆえ…)
(ギャップに弱いのでキュンキュンした)
思い出の街に帰れない。顔を合わせられない。
そんな罪意識を抱えてながら戻った街の風景。
出会いが重なりながら溶け込んでいってーーー。
攻めの過去を見ていると
愛に飢えていたのかな…?と思う瞬間があって、
受けの激重な感情はちょうどいいのかも。多分。
そんで攻め自身もキチンと愛情を注ぐタイプなので、
描き下ろしで幸せそうな後日談まで見られて大満足!
良かったー!!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
うーーーわわわっっ!!((((;゚Д゚)))))))
なにこの結末。ビックリだし、素敵だし、最高すぎるのですがっっ!!!
ストーリーが超絶神ってます。ストーリーが、というよりキャラとか設定とか何かもう全部神。ものすごいドラマに軽く興奮しております。
はやぶさ数字先生のストーリーテラーぶりにただただ平伏。このオチはすごいですね、まさかまさかの真実に驚き通り越して超絶ブラボーでした!!(=´∀`)人(´∀`=)
この作品に関して最初に言っちゃうことは1つ。
とりあえずこれはネタバレ厳禁案件です。読んだ者からするとすっごい言いたい……これ知ったら周りにソッコーで言いふらしたいくらいの極上のネタですが、我慢我慢…ε-(´∀`; )
最後の驚きをダイレクトに味わいたい方は、ネタバレなしで読んでくださいね。
少々手が早い正義感とクソビッチ小説家とのただのBL物語じゃない見応え感に心酔した一冊でした。
出会いがやや物騒めいていて、ビッチ気質の石清水は、なんかよく掴めないキャラだなって思ってたけど、読み終わったらそのキャラ性の謎がよく分かります。何といいますか……読み返すと、初見のときに抱いていたモヤっとした"謎感"の視界がすごくクリアに見えてくるんですよね。
故にこの作品は再読マスト。読み返すと、ここってそうだったのか、あれってそんな意味が?と、色んなところの辻褄が合ってきて、パズルのピースがピタッとハマる読後感が最高にイイ……!!
タイトルの"僕をこんなにしておいて"もそうです。このタイトルは言い得て妙。斧塚と石清水との両者の立場からも当てはまるセリフとなっていることにご注目です。
この物語の根っこにある真実が全てが明らかになり、2人の関係を振り返ったとき、このセリフが深く刺さると思いますので、頭の片隅にちょびっと置いて読み進めると良いかもです^ ^
とにかくとにかく。ストーリーがの面白さと楽しさは100点満点の物語でした。
晴れやかな読後感はあっぱれ。これから何度も大事に読み返していこうと思います。
貞操観念がない面倒で厄介な人!大好きです!!
お弁当を宅配したら、ド修羅場に遭遇
「たすけて」と言ってきたくせに
実は自分で回避できた模様で煽ってくるくる。
こんな勝手なめんどくさい奴、関わりたくないのに関わりたい
宅配も続けて関りを持つようになってく中での
からかってるような辛辣なようなやり取りに
愛おしさやちょっとした優しさも感じられて
どうなってくのかワクワク見守ってました!
タイトルも最初のモノローグもキスの大切さも
最後まで読むと深みが増します!!
ネタバレなしで!!と言われる今作、
最初の方からヒントががっつり出てるのに
オノ君と同じタイミングまで気づきませんでした……
(小説のキャラ設定だけじゃなくて名前も!と気づいた時は
どんだけ好きなんや…と頭抱えました。)
伏線部分も嫌な引っ掛かりなく進んで(私がポンコツなだけかもですが)
そういうことか!!となる読ませ方でそういう面も面白かったです。
オノ君のやるせなさが
石清水の手助けで手紙を出して、消化されてくのも良かった。
このやるせなさも、高校生の頃からずっと怒ってたもので、
それを石清水が…と思うと感慨深いです。
不器用な優しさや好きが散りばめられてて、
掴みどころがない、一筋縄でいかないとこ好き〜〜〜って印象だったのが、
再読すると、石清水センセー、めっちゃ好きやん〜〜〜何これ、かわっ!!!に変わって最高でした!!!
オノくんの天然人たらしな、男前なところに
都度ツボってる石清水が可愛くて、
ご飯いっぱい食べて、仲良くね!!!!という気持ちです。
【・・・うち来る?これからもっと慰めてあげよっか(石清水)】
エロス度★★★★★
おやおや。
タイトル&伏線回収が素晴らしい作品ですね。
沸点の低い正義漢・薫とひねくれ股ゆる小説家・石清水が紡ぐ恋物語で、受けの方が攻めよりも身長が高いのが個人的にグッとキてしまいましたね。
薫も石清水も他キャラとの絡み場面がありますが、淡くて青い恋が残した傷痕や自分の願望を自覚させた罪などがツボに刺さり、薫の欲を煽り刺激する石清水のお誘いがたまりません。
また、石清水に対して態度を変化させていく薫の好きになった相手は甘やかすスタイルにキュンとしたり、石清水の面倒くさい恋心が最高でした。