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すべてを捨て去ってきたのに―― 一途に慕う後輩との再会ラブストーリー♥
aiyori aishi
【好きだ。お前のこと男として好きだっつってんの(新)】
エロス度★★★★★
おやおやおやおや、すべて捨て去ったはずなのに年下攻めが追いかけてくるのが垂涎ですね。
年下でひたむきなスプリンター・漣太郎とコスメ店員・新が紡ぐ恋物語で、碧く深く突き刺さるような切ない恋模様が魅力的。
後輩だった漣太郎に抱いてしまった新の劣情・・・それを発散するために選んだ道がさらに自分を追いつめ汚していく辛さがたまらなく、自分を変えるために漣太郎の前から消えたのに・・・再び目の前に現れた漣太郎に蓋をしていた想い・劣情が溢れ再熱していくのが素晴らしい。
個人的には、攻めの喘ぎが萌えツボです。
新の頬に口付ける漣太郎の表情から、その想いがすべてが伝わってくる表紙がすごく印象的。
シンプルだけどもグッと心を掴まれるような魅力がありました。
実際にこの表紙のシーンに辿り着くまで
ふたりはたくさんすれ違うし切ない場面も山程あって、久々の再会なのに楽しいより苦しいのほうが多いのでは…?みたいな感じなんですが。
そういう部分を一つひとつさらけ出せたからこそ闇から抜け出せて、お互いにしっかりと向き合うことができたのだろうなと思います。
そして。漣太郎への叶わない想いを抱えて、ひとり悩み続けていた新の心が壊れずに済んでホッとしています。
ずっと気を張って生きてきたと思いますが、これからは漣太郎のそばでたくさんの幸せを感じてほしいなと思いました。
想像していたよりもずっと苦しいストーリーでしたが、読み終わればスッと清々しさに包まれるようなすごく素敵な作品でした。
はなぶさ数字先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
一途 4
しんみり 3
ワンコ 2
エロ 1
な感じだと思います。
漣太郎くん×新さんのカプです。
陸上の先輩後輩だった新さんと漣太郎くん。しかしある理由から、陸上とも漣太郎くんとも、逃げるように離れてしまった新くん。それから4年ぶりの再会だが、漣太郎くんは故障により休養中。新さんはコスメ店員となっていた。
まず、受けの新さんですが、陸上から何故コスメ店員?とちょっと変わりように戸惑いましたね。自身もメイクをして接客していますが、別に女装趣味とか女性願望がある訳ではなく、過去の嫌いな自分からメイクで変わることが出来たのが理由のようです。
中学生の頃、新さんに見出され、陸上をするようになった漣太郎くん。それから新さんのことを慕い、共に陸上を頑張っていました。しかし新さんは陸上を離れ、自身も調子が悪くなってしまいます。新さんが陸上を離れた理由が漣太郎くんにあるのでは?と言われてしまっても、新さんに会いたいと一途に想い慕っている漣太郎くんが、口下手だけどほんのりワンコ感があって可愛いです。
新さんが陸上からも漣太郎くんからも離れた理由や葛藤など、しんみり要素がありますが、相手を想い慕い、懸命に走る姿に魅了される、2人の直向きさが素敵なので、是非とも読んでほしいです。
SNSで流れてきた試し読みで、受の新さんに一目惚れして購入。
眼鏡もキュートだしBA姿も麗しい…
好みの絵柄で、ずっと目が嬉しいので、紙で購入して良かったです。
(電子派ですが、これぞという作品は紙購入)
ただ、個人的にはストーリーについては、いまいち感情移入が捗りませんでした。
絵に見惚れすぎているからなのか、漣太郎くんがクールだからなのか、
少し急ぎ足にも思えましたが、時系列的には十分長い恋なので....読者が見えてる部分が少ないだけなのか…
もう一周してこようと思います。
絵柄がドンピシャ好みでしたので、先生の別作品もチェックしようと思います。
大好きな作家様✨
『初恋が牙をむく』など先生の初期作品の雰囲気が特に好きで、最近の作品は作風が変わったような気がして勝手に寂しく感じていたのですが......先生の描く再会モノの独特な空気感、切なさが凝縮された至高の作品でした!
陸上競技をやっている年下攻めというだけで既に最高すぎるのですが、受けの属性もストーリーにがっつり絡んできていて読み応えがあり、素晴らしかったです。
スポーツをやっている年下攻め。
再会モノ。
好きな設定オンパレードでご褒美すぎました......
ありがとうございます。
療養中の後輩スプリンター×全てを捨てて変わりたかったBA
すごく不器用でずっと囚われていてでも互いを大切に思って行動できる2人が切なくて愛しい。
高校生の時に自分が陸上に引き入れた中学生の後輩に対して欲を抱いて誰にも言えないでネットで知り合った他人に縋るしかなかったの一体どれだけの葛藤と苦しみがあったのかを思うとなんかもうたまらなかった…
メイクと出会うことで変われてよかったとすら思う。
それでもやっぱり漣太郎への恋愛以上に大切に思う気持ちがあって、漣太郎のケガとかを誰よりも心配して行動できるのとても愛だよ。ちゃんと応援してる気持ちがあるのが伝わってきました。
気持ちをちゃんと伝え合えて過去の自分を受け入れてきっとこれからは幸せになれるだろう2人。とても良い作品でした。切ない空気の中にクスッと笑える要素がたくさんあったのもとても読みやすくて面白かったです。
現役陸上選手と元陸上選手、後輩と先輩、性的対象も曖昧な子供とゲイの美容部員、と様々な要素が詰まっている2人でした。BAとして働く新は中性的なところはまったくなく、BAになった動機はメイクで変われることに感動したから。メイクが人に与える影響ってすごいなぁと改めて思うと同時に、彼が元陸上選手であることを知ると、どうしてこんな所に?と私も思わず問いたくなりました。大会の成績云々の前に、自分の恋愛対象の悩みの渦に飲み込まれて前にも後ろにも動けなくなっていた学生時代の彼があまりにも気の毒で。でも、こうして1人で思い詰めて、思い切った手段をとったり自棄になったりする子が現実にもたくさんいるんでしょうね。
そんな新に置いていかれたと思い悩んでいた漣太郎の気持ちもよく分かります。最初に陸上の世界に引き込んだのは他の誰でもない新であり、ずっと隣で見守ってくれていたのに、急にいなくなったらそう思っても仕方ありませんよね。でも、連太郎より年上でも、新もまだ子供だった。自分が悩んでいる時に周りのことまで考えられないのもまた、仕方のないこと。子供同士だった2人が抱えるにはお互い重い悩みでしたね。最後は新が漣太郎を追いかける積極性を見せてくれて嬉しかったです。長い間離れていた分、もう大切なものを見失わないよう悩みができたら相談できるカップルになっていってほしいです。カバー裏にあった今よりクールなキャラデザの2人もちょっと見てみたかったかも。
あらすじを読んで好きそう!と思い読みました
結果、確かにあらすじ通りの展開ではあったのですが、自分が思い描いていた作風よりもずっとシビアで痛々しさを感じるような所もありました
その描写や展開がダメという訳ではないのですが、勝手に思っていた先輩後輩の「再会ストーリー」よりももっと「思春期」の心情を抉る所に切り込んでいたな、という印象です
あらすじからだと「再会後」がメインに感じたのですが、この再会に向き合えばこそ描かなくてはならなかったのが「過去の思春期時代」だったのだろうな、と思えばとても納得のいく丁寧なストーリーではありました
でもやっぱり、丁寧だからこそ新の気持ちを考えると胸が締め付けられる痛さが伴います
2人が再会出来て良かったな、としみじみ静かに思う読後となりました
試し読みを読んでいて、コミックス発売したらぜったいに買おうと思っていた作品です。
もう最初の1ページからいいですね。すでにここから始まっていると感じられました。それまで表紙、カラー扉絵、モノクロ扉絵とあって蓮太郎が新を見つめています。でも物語のはじめの1ページで新が先に見つめている、その瞳がとても印象的になっています。
物語は過去と現在が交互に描かれて、ふたりの関係をうまく見せてくれています。
ふたりの出会いは、中学サッカーの試合を見に来た高校生の新(受け)が、足の速いフォワードの新(攻め)に陸上を勧めることからはじまります。
そして現在。陽キャギャル系BAとして仕事をしている新が、嫌なことからすぐに逃げ出してしまう自分に涙しながら走っていると、後ろから引っ張られます。後ろを振り返るとそこには怪我をした脚で追いかけてきた蓮太郎が。
それから1週間、蓮太郎の脚のケアのために一緒に新の部屋で暮らすことになります。
高1と中1の時に出会って、年上の新が拗らせて逃げ出したのを一途に想い追いかける年下の蓮太郎。ある意味、両片想いの王道の再会物語ですが、すれ違いも再会もわざとらしさがなかったです。
自分のせいで陸上を辞めたのか、陸上(と自分)以上に価値のあると選んだものを知りたいと思う蓮太郎のワンコぶりはとてもかわいいものでした。
受けが経験豊富でエチなことに積極的で、攻めが初心で流されてしまう感じは、はなぶさ先生には珍しいキャラだと思いました。時々出てくる新の過去のエッチ情報にめちゃくちゃ嫉妬する蓮太郎がとてもかわいくて好きです!
中学生に欲情してしまう自分と蓮太郎への罪悪感でうまく距離が保てず、周りの期待にもこたえられずに苦しむ新の過去は思春期にゲイだと気づく辛さがよく伝わってきました。誰にも言えずだれにも頼れず、ただすべて離れたいと思うことしか考えられなかった時に出会ったメイク。新しい自分になるためにメイクをして、他の人にも同じように喜んでほしいという、ただ逃げではない自分で選んだ仕事に出会えてよかったなと感じました。
ふたりともただ認めてほしかった、褒めてほしかった。まだ子どもだったんだよね、と少し切なく感じるシーンもありました。でも、これからはきっとふたりが互いを認め合って大事にしていくんでしょうね。そんなふたりのその後もぜひ見てみたいなと思ました。
タイトルは「青は藍より出でて藍より青し」からでしょうか?弟子が師よりまさっていることのたとえですが、この最後の「青し」が「愛し」になったんですね。
自分が見出した後輩が自分よりも陸上のセンスがあって、自分は陸上を辞めたけど、その理由は負けたからじゃなくて好きになってしまったから。すごく伝わってくるいいタイトルでした!
200ページ余りの作品ですが、体感的にはもっとページがあったような、そんな読後感でした。
見応えがあるという意味では間違いなし。
自分を慕っている後輩と再会するストーリーで、2人の出会いや親交の深まりといった過去の描きが非常に濃厚です。
過去回想がこの作品の肝の部分といってもいいでしょう。
新視点で進むストーリーからは、彼の苦しみだったり悩みといったものがギュギュッと濃縮。後輩の漣太郎との出会いは新にとって運命の出会いですが、このキラキラとした出会いが新の中で苦悩に変化していく心情の移ろいは非常に切ないです。
陸上にかける熱い想いをベースとして、そこから湧き上がる漣太郎への恋心の描きは苦しい感情が目立ちますが、それはとても丁寧に描かれているからこそ。こちらの感情が揺さぶられる思いで読み入りました。
陸上の挫折と恋心への罪悪感みたいなものとがごちゃ混ぜになった新の複雑な感情は、この作品の見どころだと思います。
物語の始まりから新にはどこかワケアリ感オーラが漂っていましたが、過去エピを読むと納得。漣太郎の短距離走者としての才能を見出したときの運命めいた世界が、恋心キッカケでどんどん暗くなっていく切なさは言いようがありませんでした。
新の告白から物語が大きく動いていく局面はすごく面白かったです。
新の陸上への想いも、自分の恋心への想いも、そこに繋がる感情がネガティブ寄りで胸が痛むシーンばかりでしたが、BAさんとの出会いが大きな救いになったのは喜ばしいことでした。
そのご縁で自分の仕事にしたことは素敵な話だなと思いつつ、今もあんだけ足が速いんだから漣太郎のサポートとかも似合うのになと思ってしまいました^ ^
それにしても漣太郎の一途さはキュンカワでした!そして新はエロい(〃ω〃)
漣太郎は、中身とか出会ったときからずっと変わってない感じで、真っ直ぐな純粋さが素敵ですね。
"かっこいいとこ見せて"のリクエストを見事にそれに応える有言実行なとこも好きだし、新のエロさに悶々としてる悩む姿も好き。
ウブみのある年下彼氏っぷりが大変に可愛くて、一生懸命さについ顔が綻びました^ ^
過去と現在の時間軸で展開していくストーリーにめちゃ引き込まれた一冊です。
先輩後輩の拗れたストーリーは切なかったけど、最高の読後感でした。