能美先輩の弁明

noumi sempai no bemmei

能美先輩の弁明
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神598
  • 萌×281
  • 萌15
  • 中立9
  • しゅみじゃない31

1

レビュー数
87
得点
3368
評価数
734
平均
4.6 / 5
神率
81.5%
著者
大麦こあら 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
光文社
レーベル
光文社BLコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784334104429

あらすじ

自堕落な大学生活を送る正孝(まさたか)は、教授に誘われ参加した読書会で、同じ哲学科の後輩・瑛人(えいと)に出会う。
学科内でも際立つルックスでクソ真面目。しかもゲイだが、人の目を一切気にしない瑛人。正孝は興味深々で近づくが…?!

超強気クール後輩×ゆるクズ先輩。正反対なふたりが「魂の片割れ」を探す。
知を愛し、愛を知れ!哲学科BL♡

表題作能美先輩の弁明

大学1年生、哲学科
大学3年生、哲学科

レビュー投稿数87

どハマりして100回くらい読んだ

過去の出来事を何度も挟む描き方(時折同じ出来事を別の目線からも)、
読み返せば読み返すほど、「そうか、この時間軸はあの時か…」
「ここで怒っているのはこう言われたからだ…」と発見があって
何度も何度も読み返してしまいます。

家に帰って読み返し始めると3時間くらい経ってます。
ほんわかとした線で描かれた背景も気持ちがいい。
人物、背景がきっちりと描かれていて、カメラの視点もコマの割り方も
ただただ心地よい。なんか善いリズムです。
そんな中で二人のそれぞれの真剣な思いに触れられる幸せ。
空気のようにずっと摂取してしまいます。
本当に面白い。ちょっと書ききれていない気がする…大好きです。

5

哲学を愛する者たちの恋愛

哲学を愛する者たちの恋愛。
魂の片割れを探すゲイの攻めと、クズだけど哲学を愛し、実は優秀受け。
最初は体の関係から、でも相性は抜群
人の懐に入るのがうまい受けになんだかんだ絆されていく攻めがなんだかキュンとします。最初はかなり辛辣に拒んでいたのにだんだん受けのすることなすことを許していくところが可愛い。
名前の無い、受けが書いた論文を好きだと感じる、、それって魂で惹かれてるってことじゃん!
哲学について全然知りませんでしたが、とても楽しめました。

4

ダメなところも含めて、キャラクターが愛おしい

哲学科が舞台のBL、初めて読みました。「魂の片割れ」というプラトンの言葉が作品の随所で光っています。題材の目新しさだけで終わることなく、しっかりと練られた物語です。

享楽的な能美先輩と、真面目な瑛人くん。正反対のふたりが結ばれるストーリーは、コミカルなシーンあり、能美先輩が抱える心の傷あり。重すぎず軽すぎず、ダレることなく惹きつけられました。

可愛らしい絵柄なのですが、手や腕の描き方などは角張っていて、男らしさを感じさせます。個人的にはとても色っぽいラブシーンだと思いました。

ギャンブル好きだったりして能美先輩はなかなかにクズいのですが、なんか憎めないというか。愛嬌があります。瑛人くんは塩対応の裏側に、能美先輩へのクソデカ感情があるのかと思うと、やっぱり憎めないですね。
哲学、青春、キャラクターの成長。この辺のキーワードに興味を覚えた方に強くオススメします。

3

高い評価騙されて

哲学者や思想家の発言を引用するシーンがちょくちょく出てきますが, 哲学者の言葉,名言だけ引用して, 主人公の思想を描いていない気がします。とにかく浅い。
セフレ関係から好きになることも微妙に描かれて、クズ受けの心境変化も微妙。
あと大学生なのにどうしても子供に見えるのも気持ち悪い。高い評価騙されて、買ったことを後悔した作品でした。

13

最高すぎました!!!

WEBで試し読みして本を購入させていただいたのですが、とにかく絵が好きすぎます…!!可愛い…。そしてキレイで繊細で、1コマ1コマじっくり見てしまいます。コマ割りも読みやすく、とにかく大好きです。ストーリーもしっかりしていてすごくて、読んだ後の幸福感と満足感がすごいです。買ってよかったです!!今年1番のBL本でした!!

4

今年1はこれ

流れるように自然で洗練されたストーリー展開、漫画としての完成度がとても高いなと感じた。無駄なコマが一つも無いというか、全てのコマに意味があるというか。特に場面の切り替え方が好き。アンバランスな魅力を持つ二人の主人公は、読み進めるほど情が移って行ったし、ラストの盛り上がりではいろんな感情がごちゃ混ぜになり鳥肌が立つほどで、すっかり世界にのめり込んでしまった。読みおえた後も余韻に浸りたくなる、ステキな作品でした。BLという枠に囚われず漫画好きの人達に勧めたくなる。

6

ずっと高順位なの嬉しー

発売されてからずっと高順位にいてらっしゃる気がする。私もこの作品好きなのでめっちゃ嬉しいです!
クール攻めとチャラ男受けたまらん。
実は優秀なチャラ男、能美先輩。
彼がなんでこういう性格になったのか続編決定してくださったのでもっと深く知れそうで今後も楽しみです。

5

読み終わったときには一本の短編映画を見終わったような満足感がありました。

BL初心者の男性読者です。
友人のおすすめで手に取ってみました。

起承転結がはっきりしていてとても読みやすい作品だと感じました。
複雑すぎる心理描写もないのでキャラクターへの感情移入もしやすいです。
特に能力に対する嫉妬は男性あるあるですね。
(このシーンが一番好きです。)
女性の読者が多いので「愛」という言葉を使うことでそれが分かりやすく表現されているところも素敵ですね。先輩や上司に認められるよりも人気のある後輩や優秀な部下に認められることのほうが嬉しいというのも男性には共感できるところじゃないでしょうか。
BLというジャンルの特性上、恋愛に目が行きがちですがそれ以外の表現もすごく考えて作られていると思いました。

あと、クズ大学生の解像度が高すぎるところも…w

短期間に何度も読み返すのではなく、古いアルバムのような「思い出」にしたい作品です。

7

合いませんでした……

評価が高かったので読んでみたのですが、私には合いませんでした……。

最近商業BLを本格的に読み始めたのでとにかくなんでも試してみよう!と手に取ったのですが、クズ受けというのが、あんまり……。

自分がクズ受けが苦手だとわかったことは収穫だと思います。

あと、絵に男性らしさが見当たらないので致しているシーンも成人男性がしているようには見えず、ちょっと成長が早い小学生がしているように見えてしまい、全然萌えられませんでした……。

この二人が幼少設定なら問題ないのですが、設定年齢に比べるとちょっと違和感があったので…。

その点もちょっと残念だったかなと。
BLならもう少し男性らしさが欲しかった気がします。

10

惹かれ合うとはこういうこと

すごく、すごくよかったです。2人の距離が少しずつ縮まっていく過程も丁寧に描かれていて、読みながらまるでパズルのピースを1つずつはめているような、ワクワク感とドキドキ感が混ざったような、そんな感覚になりました。久しぶりにしっかりと「恋愛」漫画を読んだ気がします。この2人に出会わせてくださって本当にありがとうございます。

6

この作品が収納されている本棚

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