狼への嫁入り~異種婚姻譚~ 3

ookami he no yome iri ~ ishu konin tan ~

狼への嫁入り~異種婚姻譚~ 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神85
  • 萌×231
  • 萌15
  • 中立9
  • しゅみじゃない3

45

レビュー数
20
得点
603
評価数
143
平均
4.3 / 5
神率
59.4%
著者
犬居葉菜 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
狼への嫁入り~異種婚姻譚~
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784396785918

あらすじ

つっけんどん跡取り狼族×強気な村育ち兎族  
人外結婚BL、完結!

狼族の練が、兎族の楓と番になってしばらく。
楓の家出をきっかけに、
練は人の心を感じるような
不思議な「糸」が見えるようになった。
これにより、練は電灯開発部の
同僚たちと向き合えるようになるが、
楓からの「糸」には問題があった。
楓と目が合うと、
練は動悸がして顔が熱くなり、
なんだかソワソワしてしまうのだ。
つまり練は番になってから初めて、
楓を直視できないほど
意識してしまっているのである――。

表題作狼への嫁入り~異種婚姻譚~ 3

玄依練、狼族、「玄依硝子」の跡取り
楓、玄依家に嫁いだ兎族、練の番

その他の収録作品

  • 描き下ろし:後日譚 明灯
  • あとがき

レビュー投稿数20

超可爱…

犬居老师这本用“线”来表示练的情感纽带特别巧妙…感觉跟随者练的视角在慢慢学会所谓“人”TAT,和是一部感觉还是变成野兽更轻松的练前后呼应这一点特别巧妙dT-Tb犬居老师的笔触一如既往的美妙…感觉每一帧都有喷涌的感情,读起来真的很感动…♥(。→v←。)♥看老师的作品从1的稚嫩到3的细腻,真的好像也看着枫和练一步步成长www枫和练的颜艺真的太赞了…怎么长得这么可爱呢两个宝宝…!!当然,真的很感谢犬居老师可以创作出这么完美的作品,很感谢老师把枫和练的故事带到我们面前(❀」╹□╹)」*・枫和练的故事告一段落了,但是他们的故事永远未完待续(笑)

0

楓ちゃん!

 1〜3巻通しての感想になります。
とにかく楓ちゃんがかわいい、かわいい、かわいい。みなさん、きっと満場一致でしょう!
 まず、あの華奢な体、ドロップのお耳、器用でパワフルな足。村のため、見知らぬ街、見知らぬ相手に嫁いできたのに、自らの居場所をつくっていこうと頑張る姿。楓ちゃんのお陰で練さんは、だんだん感情、というか情動を取り戻し、楓ちゃんだけでなく、様々な人との関わりの中で生きていることに気づき、相手のことを考えるようになっていきます。足で壁ドン?楓ちゃん、オトコマエ!
 ここからは楓くんって書いた方が合うような。えるくたりっとらいと、を機に、練さんの仕事に敬意と関心を持ち、自分も何かしら携わっていきたいと強く思うようになります。そこで、内助の功的な関わり方ではなくて、自ら勉強、制作、と頑張るところがすっごく好きです。共に同じ理想をもち、これからもずっと進んでいくんだろうな、ステキです。
 楓くんは「練さん」って呼んでるけど、練さんは「楓」って呼んでるけど、二人は番であり、同志でもあるんだと思います。
 温泉への出張も最高でした。できれば番外編、もっとください。よろしくお願いします。

0

ダウナー狼が恋を自覚する時

混乱に次ぐ混乱。
動揺に次ぐ動揺。
兎に角とっ散らかっていた。
先ずはお前が落ち着けと。

3巻は先祖返りしてしまっていた練が
ヒトとして成長していくお話し。

練の情緒が育つ上での楓の存在の大きさよ。
楓を嫁にもらった練は本当に幸運な幸せ者だね。

イチャイチャは少なかったけど
楓に対する自分の気持ちに混乱する練の
あからさまな好き避けが凄い!

楓の顔を直視できずキスしちゃうという
顔見るのは恥ずかしいのに人前でのキスはいいの?!と
感情が成長途中でとっ散らかっている練の行動の混乱具合はクーデレどころでは無かった…
それに巻き込まれる楓とのやり取りも最初の頃から随分形勢逆転してる感じ。
練が楓を頼ってるのもよかったなあ。
超ドライ狼からヘタレ狼へ。
そうそうおませなゆりちゃんと振り回される練もよい。

それにやっぱり絵がとても魅力的で一コマ一コマじっくり楽しめるし
作者の描くケモ耳は見るたびフカフカしていて触りたくなってしまう。
しっぽパタパタは可愛すぎ

狼は社会性が高く群れで生活する性質がある動物
うさぎは狼よりは社会性は低いだろうし狼より規律的にも緩そうだから
それが狼族社会と兎族社会との発展の差になったのかしらとか
狼族より兎族の方が奔放なのかな?などと想像するのも楽しかった。

0

面白かったです

2巻からのライト話、それぞれの得意不得意というかチームとかコミュニケーションの話の続編。
感覚がバラバラで苦しいってところからの糸、とても興味深かかったです!
バシュン!って楓ちゃんからのやつ、無茶苦茶好きv

おしむらくは見えるようになってどうなった?がちょっと大円団ぽくないところ。
余韻といえばそうなんだろうけど結局感覚がつながったのかなどうなのかな??みたいなのがフワッとしてるので「はぁ良かったーー!!」ってため息ついて閉じる感じには至らなかったかなぁって。

1

ラストの遺伝子のくだり

本当に面白くて満足するシリーズでした。番外編2篇も読ませていただいておりますし、物語としてのオチもとても良いと思いました。個人的にここに感想を書くことがあまりなく、ただ、ここにしか思いをぶつけられないと思い、ここに描かせていただいております。

線が見えるようになった展開は、賛否あるようですが、視覚的にわかりやすくて私はそこまで嫌いじゃないのですが、一番「ん?」と思ったのが、ラストの遺伝子のくだりなのですが、遺伝子配列が違う、そもそも別の種だった、というオチは、それは結局どう言うことだったのかなと思ってずっと考えているのですがなかなか難しいです。

そもそも番外編の2番目、ちょっとホラーっぽいお話で、空白期の話が出てきますが、それが人間が滅んだ、ということの示唆なのかなと思っていて、その後に出てきた幽霊はチャック懐いた服を着て耳も人間の耳に見えましたし。人間が消えた世界で、狼や兎が人になった世界。そこにある先祖返りとゆー存在。作者が事実は書くけど真実は書かないこと。目指して書いた、というニュアンスのことを言っていて、むむむっと悩む感じです。最近は読んだ話でここってどーゆー意味なんだろうと思うと、YouTubeで考察動画とか見れるけどBLってなかなかそーゆーのないからフラストレーション溜まりますけど、これが読書の醍醐味なんだろうかと思ったり。

BL的にはラストの「好きだ」のシーンで五年ぶり、って言ってたのが衝撃で「五年?!??!」となりましたが、作者の後書きであそこも自由に考えてくださいとのことだったので、考えてみようかなと思います。

とても面白くよくできたシリーズだったと思います。

誰か考察して私に教えてください。

1

きいろぞう

別の種だったことについて、上手く言えるかわかりませんが…練さんは投薬は終えたものの、ヒトの中で暮らしていくことにしんどさを感じることが度々あって、2巻の最後でもそのことを(ケモノのほうが楽だったと)呟く一コマがありましたが、自分のなかにはまだケモノとしての自分というものもあって、そこに逃避したくなっていたんだと思います。でも遺伝子配列が違う、別の種である。という事実を知った時、それまで心のどこかで思っていたことは間違っていたんだと。ヒトとしてのこの自分で生きていくしかない、覚悟を決めたという言葉はそれを指してるのかと。もしかしたら、この自分でいいんだと肯定された気持ちや、今の自分の事を悪くないと思い出したのかもしれないのかな、とも思いました。それは、別の種だからだけではなく、その覚悟が出来たのは、楓や家族、仲間たちとの繋がりを絶たずに頑張ってきた練さんだから辿り着いた答えだったのではないのかな、と思います。
それに、以前の自分をケモノと自称していましたが、元から練さんはヒトなのかもしれないですよね。(一度、先祖返りしたアレは練さんの場合は、一時的なものだったのかなー)すみません、長文になりました。

今回もまたまた

はあああーー!!!なんと今作が最終回だったんですね!びっくり!みなさんの投稿を見て知りました。そうかーなんだか感慨深いものがありますね。今までBLにおいて人外ものを食わず嫌いしていましたがこの、作品に出会って考えが180度かわらされた作品です。こんなに奥深くて愛に満ちてるのかーと。最終回、とても寂しいです。
けどこの2人なら大丈夫でしょう。練も楓もお互いに大事なのがひしひしと伝わってきます。そんな心温まる作品に出会えて感謝です。

1

終わっちゃった…

勝ち気で負けず嫌いな楓が可愛くて可愛くて夢中になった作品でしたが、まさかの3巻で終わってしまいとても残念ですが完結まで読めた僥倖に犬居葉菜先生には感謝しかありません。素敵な作品ありがとうございました。

2巻での楓の家出から2人の距離は更に近付いて、どちらも成長して頼もしくなったと感動しながら読みました。そして目の表情が凄く魅力的なんですよね。多くのことを読者に語りかけて来ます。

練と並び立つ為に頑張って来た楓ですが、暴走してるようで真理を突いてくるのは天性の感なのか、最後には練に進むべき道を示していました。

電灯開発部とのやり取りも面白くて、若者の柔軟さに掛けることの出来る練の父親の親としての信頼も素敵だと思ったんです。

彼等のこれからを想像させる描き下ろしの後日譚も凄く良かったです。それと成鳥になって巨大化したライデンたちに爆笑しました。www

2

余白を咀嚼して楽しめるかどうか

練も楓の物語もついに完結かあ…と、少々寂しい気持ちになりつつ読み終えたこちらの作品。
萌えたか萌えなかったかで言うと、萌え要素はちょっぴり薄かったです。
全3巻の中であれば、私は1巻が1番好みだったかも。
ただ、番としての…そして個人の成長物語だと思って読むとまた味わいが異なるかもしれません。

うーん、なんと言ったらいいのだろう。
あえて描かない余白の部分を読み手が想像をしながら楽しむ作品かなと思います。
分かりやすくこうだよ!と導きながら描いてくれているわけではないので、そこを自分でじっくりと咀嚼することを楽しめるか楽しめないかで読み心地が変わるかなと。
最終巻でこの2人の何が、どんな姿を見たいかによっても評価が分かれそう。

萌えどころとしては、糸という形で見える今まで知らなかったなにかと、初めての感情だらけの状況に戸惑う人間1年目の赤ちゃんのような練の姿がなんだかとっても微笑ましくて。
楓を意識するたびに、わたわたと忙しなくなる自分自身の思考と心臓に振り回される様は非常にかわいらしく感じました。
…と、少しずつ心が育つ攻めをゆっくりと追いかけられる作りと世界観は好みだったのですが、いかんせん2巻から続く電灯開発の話が長く、最終巻の内容としてはややインパクトに欠けるものだった気がします。
彼ら番ならではの、グッと萌えられる要素が詰まったお話が読みたかったのかもしれません。

ぽっと灯った光が、この先ももっと明るくなっていくのだろうなと想像したくなる結びはすごく素敵だったのです。
でも、どちらかというとほんの少しだけ描かれている先祖返りしてしまった彼らの方に目がいってしまった自分もいます。
これはまた別のお話になってしまうのでしょうけれど、ここにも深いドラマがありそうですよね。
野暮だとは思いながらも、あとがきに書かれていた内容をもう少しだけ見せてほしかったな、2人の恋や愛をもっと分かりやすく読みたかったなと、評価に迷いながら星3寄りのこちらの評価になりました。

2

う〜ん

正直書きますと、??と思いながら読みました。一巻がよかったからものすごく残念
2巻であったライトの開発を3巻もずっとやっています。むしろ3巻はこれが本編です。この話必要だったのかなぁ
人とあまり繋がりを持たなかった練が、楓をきっかけにどんどん人と繋がっていくということを描きたかったと思うのですが、糸が見える〜というのは突然どういう設定になったの?と混乱。
登場人物が多くなったせいかコマがすごく小さくて読みづらい、絵もクセが強くなったように感じたが魅力的な絵を描かれているのでそこは惹かれます

1

余韻に浸る素敵な作品

全てを説明するのでは無く間を読みとる、読み応えのある作品でした。

練が見えるようになった糸。あらすじを読んだときは新たな能力?とも思ったのですが、共感覚的な、実際に練が感じた思いが言葉の代わりに出てきた表現なのだろうなと思うとぐっときました。

1巻の練が楓に対してしばらく無関心よりマイナスな態度にもやもやしていたのですが、今回の楓の心情で納得できてスッキリしました。
感情を無くすのでは無く潰してきたんだなあ練は。切なくなると同時に楓と出会えて縁を紡いでこれたのがなんて尊いのだろうとじーんときます。

最後に出てきた森の舎での話。一匹のバンダナをつけた狼と看守がひとりになった後の呟きに切なくなり。きっと彼らにもストーリーはあるのでしょうけど暴くのは野暮ってものでしょう。
やさしいファンタジーの世界では無いけれどこの世界観が好きだったなあと最終巻でより感じました。

3

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